JP5289737B2 - 陳列用台紙ならびに商品梱包方法および商品梱包物 - Google Patents

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本発明は、陳列用台紙ならびに商品梱包方法および商品梱包物に関する。
スーパーマーケット等の店舗では、日用品、文房具、電気部品、雑貨等の多くの商品を袋入りまたは箱入りにし、数個から数十個をまとめて陳列用台紙に固定し、これを吊り下げて陳列する方法が広く利用されている。このような商品陳列方法は、商品が目立つことや、台紙への印刷広告による効果から販売が促進される。
従来、陳列用台紙としては、図7および図8に示すような台紙101が用いられている(例えば、特許文献1)。台紙101には複数の商品固定部110が設けられている。この商品固定部110に商品120(図示例は袋状)を固定し、該台紙101を店舗内等に吊り下げることにより複数の商品120を陳列することができる。
しかし、従来の台紙101では、図8に示すように、商品120を商品固定部110に固定した場合に、台紙の中央部101bに位置する商品120の部分が他の商品120と重なり合うことにより膨らんでしまう。そのため、例えば、商品120を台紙101に固定した状態でダンボール箱内に収納して輸送する場合には、収納の効率が悪いという問題がある。
すなわち、商品120を固定した台紙101を、図8に示すように縦に2つ折りにし、さらにそれらをビニール袋に詰めた後、ダンボール箱に詰めて重ね合わせていくと、台紙の中央部101bに位置する商品120部分が膨らんでいるために、台紙の上部101a同士および台紙の下部101c同士が重なった部分に隙間が生じてしまう。
一般に、このような商品の輸送では、輸送物の占める容積により輸送費が決定されるため、商品の収納効率が悪ければ輸送コストに大きく影響する。
また、このような隙間が生じることにより、輸送中の振動等によって商品120が台紙101から脱落してしまうことがある。このような場合には、商品陳列時に商品120を台紙101に固定し直す手間が生じるだけでなく、商品120や商品固定部110が破損してしまい、商品として陳列できなくなることがある。商品120の脱落は、図8に示すもの全体をビニール袋に詰めることにより多少低減されるが、その効果は充分でない。
そこで、商品120を台紙101に固定せず、商品120のみを複数重ね合わせ、それを帯などで固定して輸送する方法が行われている。しかし、この輸送方法では、商品を陳列する際に、各店舗において商品120を一つ一つ商品固定部110に固定する必要があり、各店舗での作業負担が大きくなってしまう。
特開平10−80345号公報
本発明は、上記事情に鑑みて、輸送コストが低く抑えられ、また輸送中の商品や陳列用台紙の破損のおそれが少なく、かつ店頭に陳列する際に煩雑な作業を必要としない陳列用台紙を提供することを課題とする。
また、本発明は、輸送コストが低く抑えられ、また輸送中の商品や陳列用台紙の破損のおそれが少なく、かつ店頭に陳列する際に煩雑な作業を必要としない商品梱包方法および該商品梱包物を提供することを課題とする。
本発明の陳列用台紙は、複数の商品を陳列するために吊り下げて使用される陳列用台紙であって、商品が固定される面側に山折りするための山折用線と谷折りするための谷折用線とを、吊り下げ時の水平方向に沿って複数備え、商品を固定するための複数の商品固定部材が、谷折用線と、吊り下げ時に該谷折用線の直ぐ下側に位置する山折用線との間にそれぞれ設けられていることを特徴とする。
本発明の商品梱包方法は、複数の商品を陳列するために吊り下げて使用される陳列用台紙に、前記複数の商品を固定して梱包する方法であって、前記陳列用台紙を、商品が固定される面側に山折りと谷折りして、吊り下げ時の水平方向に沿って複数の山折線と谷折線を形成する折り畳み工程と、前記折り畳み工程により形成される各谷折線と、吊り下げ時に該各谷折線の直ぐ下側に位置する各山折線との間に、商品を固定する商品固定工程とを含み、固定された複数の商品を重ね合わせて梱包することを特徴とする方法である。
本発明の商品梱包方法は、重ね合わせた複数の商品および陳列用台紙の周囲に帯を巻き回すことが好ましい。
本発明の商品梱包物は、前記商品梱包方法により、台紙に固定された複数の商品が重ね合わされて梱包されている。
本発明の陳列用台紙によれば、輸送コストが低くなり、輸送中の商品および陳列用台紙の破損のおそれが低減され、また店頭で煩雑な作業をせずに商品を陳列できる。
また、本発明の商品梱包方法および商品梱包物は、輸送コストが低く、また輸送中に商品や陳列用台紙が破損するおそれが少なく、かつ店頭に陳列する際に煩雑な作業を必要としない。
[第1実施形態]
本発明の陳列用台紙の第1実施形態、および該第1実施形態に係る商品梱包方法について、図1〜4に基づいて詳細に説明する。尚、以下の説明における上下方向、水平方向とは、特に断りのない限り、陳列用台紙の吊り下げ時における方向を意味する。
(陳列用台紙)
本発明の陳列用台紙1(以下、台紙1という)は、複数の商品20を陳列するために吊り下げて使用される台紙である。
台紙1は、図1に示すように、商品固定部10が複数設けられている。これらの商品固定部10それぞれに商品20を固定し、台紙1を店舗内等に吊り下げることにより商品20が陳列される(図2)。
台紙1の形状は、上下方向に縦長の形状である。
台紙1には、台紙表面1aに広告を印刷することが好ましい。この場合には、台紙上部表面1bに印刷が施されるのが好ましい。本実施形態では、台紙1に吊り下げた商品20を安定に支えるために、図2に示すように、台紙下部1cの下端1dが、最も下に吊り下げられた商品20の下端20aよりも下方にくるように設計されている。
台紙1の材質は、商品20を吊り下げる荷重に耐え得る強度を有するものであれば特に限定されず、例えば、コート紙、ボール紙、含浸紙等が挙げられ、加工性、取り扱い、コスト等の点からボール紙が好ましい。
また、台紙1は、図1に示すように、商品20を固定する面(台紙表面1a)側に山折りするための山折用線2(4本)と谷折りするための谷折用線3(5本)とを、水平方向に沿って交互に備えている。
山折用線2および谷折用線3は、筋押し、ミシン目加工線等により形成されているのが好ましく、印刷による目印線であってもよい。
山折用線2および谷折用線3の間隔は、固定する商品20の大きさ、配置によって決定される。本実施形態では、図1に示すように、山折用線2(谷折用線3)が等間隔に備えられている。大きさおよび形状が同じ商品20を固定する場合は、このように山折用線2(谷折用線3)を等間隔に備えることが好ましい。
台紙1の吊り下げ時の上部には、商品20の陳列時に台紙1を吊り下げるための穴4が左右2ヶ所に設けられている。例えば、穴4に紐を通し、その紐をフック等に引っ掛けることにより台紙1を店舗内の棚や壁等に固定することができる。
台紙1には、商品20を固定するための商品固定部材として商品固定部10が設けられている。商品固定部10は、台紙1に固定する商品20の数だけ設けられている。
商品固定部10は、図2に示すように、商品20を吊り下げるための吊り下げ片10aと、商品20の上端部を押さえるための押さえ片10bとを有している。吊り下げ片10aおよび押さえ片10bは、台紙1に切り込みを入れることにより設けられている。
商品固定部10は、台紙1の谷折用線3と、吊り下げ時に該谷折用線3の直ぐ下側に位置する山折用線2との間(以下、折り返し部5とする)に各々設けられている(図1および図3)。本実施形態では、図1に示すように、最も下側に位置する谷折用線3の下側にも商品固定部10が設けられている。この商品固定部10の位置は、これに固定した商品20が梱包時に他の商品固定部10に固定した商品20と重なり合うような位置となっている。
これらは、台紙1の上下方向に沿って各折り返し部5に1つずつ、および最も下側の谷折用線3の下方に1つの合計5つが設けられている。
また、商品固定部10は、各々の折り返し部5の水平方向に2つずつ設けられている。水平方向に並んだ各々の商品固定部10の間隔は、それらに固定された商品20同士が重なり合わない間隔となっている。水平方向に複数の商品固定部10が設けられることにより、台紙1に固定する商品20の数を増やすことができる。
(商品梱包方法)
以下、本実施形態の台紙1を用いた商品梱包方法について説明する。
本実施形態の商品梱包方法は、陳列用台紙に複数の山折線と谷折線とを形成する折り畳み工程(以下、工程(1)という)と、台紙1に商品を固定する商品固定工程(以下、工程(2)という)とを含み、固定された複数の商品を重ね合わせて梱包することを特徴とする方法である。
すなわち、工程(1)では、台紙1を、図1に示すように、山折用線2および谷折用線3に沿って山折りと谷折りして、水平方向に沿った複数の山折線6と谷折線7とを形成する。
工程(2)では、工程(1)により形成される各谷折線7と、吊り下げ時に該各谷折線7の直ぐ下側に位置する各山折線6との間に形成された商品固定部10に商品20を固定する。
工程(1)および工程(2)の順序には特に限定はなく、台紙1を折り畳んだ後に(工程(1))、台紙1に商品20を固定していき(工程(2))、図3のように商品20を重ね合わせる方法が挙げられる。
また、台紙1に商品20を固定した後に(工程(2))、台紙1を折り畳んでいき(工程(1))、図3のように商品20を重ね合わせる方法であってもよい。
また、工程(1)と、工程(2)とを同時に並行して行う方法としてもよい。この場合は、たとえば、台紙1の下から順に、商品20を2つずつ固定し、商品20を固定した直ぐ上の谷折用線3と山折用線2とをその都度折り畳む工程を繰り返していく方法が挙げられる。
本実施形態の商品梱包方法では、さらに、図4のように、台紙1と重ね合わされた商品20との回りを帯30で巻き回す(帯封工程)。
帯30で台紙1と商品20との回りを巻き回すことにより、これらをより強固に固定することができ、輸送中の振動等で商品20が台紙1から脱落し難くなる。
このような商品梱包方法により、図4に示すように、台紙1に複数の商品20が固定されて重ね合わされた商品梱包物Iが得られる。
本実施形態では、このように台紙1を山折用線2と谷折用線3に沿って折り畳むことにより、商品20のみを複数重ね合わせるのと同じように、複数の商品20を台紙1に固定した状態で隙間なく重ね合わせることができる。特に、本実施形態では、商品固定部10が台紙1の上下方向に沿って直線状に並べて設けられているため、商品固定部10に固定した複数の商品20を容易に隙間なく重ね合わせることができる。したがって、該商品梱包物Iは、商品20のみを重ね合わせて帯等で固定したものと同様に、同様の収納密度でダンボール箱等に収納できる。
本実施形態の台紙1は、図2に示すように、厚みがあまり大きくないシート状の商品の梱包に適している。このような商品としては、例えば、プラスチックのシート材からなる袋体に収納された商品が挙げられる。
[第2実施形態]
次に、本発明の陳列用台紙の第2実施形態、および該第2実施形態に係る商品梱包方法について、図5および図6に基づいて説明する。
(陳列用台紙)
陳列用台紙41(以下、台紙41という)は、複数の商品50を陳列するための台紙である。
台紙41は、図5に示すように、商品固定部60が複数設けられている。これらの商品固定部60それぞれに商品50を固定し、台紙41を店舗内等に吊り下げることにより商品50を陳列する。
台紙41の形状は、縦長の形状である。
台紙41には、台紙表面41aに広告を印刷することが好ましい。この場合には、台紙上部表面41bに印刷が施されるのが好ましい。本実施形態では、台紙41に固定した商品50を安定に支えるために、図6に示すように、台紙下部41cの下端41dが、最も下に吊り下げられた商品50の下端50aよりも下方にくるように設計されている。
台紙41の材質は、台紙1と同じものが使用でき、好ましい態様も同じである。
また、台紙41は、図5に示すように、商品50を固定する面(台紙表面41a)側に山折りするための山折用線42(4本)と谷折りするための谷折用線43(10本)を有している。前記山折用線42および谷折用線43は、1本の山折用線42と2本の谷折用線43(43a、43b)とが交互に設けられている。また、山折用線42および谷折用線43は、台紙41に水平方向に沿って設けられている。
山折用線42および谷折用線43は、筋押し、ミシン目加工線等により形成されているのが好ましく、印刷による目印線であってもよい。
山折用線42および谷折用線43の間隔は、固定する商品50の大きさ、配置によって決定される。本実施形態では、図6に示すように、上側谷折用線43aと下側谷折用線43bとの間隔d1が商品50の厚さ50bと略同じになるように設計されている。
台紙41の吊り下げ時の上部には、台紙1と同様に、商品50の陳列時に台紙41を吊り下げるための穴44が左右2ヶ所に設けられている。
台紙41には、商品50を固定するための商品固定部材として商品固定部60が設けられている。商品固定部60は、台紙41に固定する商品50の数だけ設けられている。
商品固定部60は、図5に示すように、商品固定部10と同様の構成である。
商品固定部60は、図5に示すように、台紙41の谷折用線43と、吊り下げ時に該谷折用線43の直ぐ下側に位置する山折用線42との間(以下、折り返し部45という)に各々設けられる。
すなわち、商品固定部60は、下側谷折用線43bと、吊り下げ時に該下側谷折用線43bの直ぐ下側に位置する山折用線42との間(以下、折り返し部45bという)に各々設けられている。
本実施形態では、図5に示すように、最も下側に位置する谷折用線43bの下方にも商品固定部60が設けられている。この商品固定部60の位置は、これに固定した商品50が梱包時に他の商品固定部60に固定した商品50と重なり合うような位置となっている。
これらは、台紙41の上下方向に沿って各折り返し部45b(折り返し部45)に1つずつ、および最も下側の谷折用線43の下方に1つの合計5つが設けられている。
また、商品固定部60は、折り返し部45b(折り返し部45)の水平方向に沿って2つずつ設けられている。水平方向に並んだ各々の商品固定部60の間隔は、それらに固定された商品50同士が重なり合わないような間隔となっている。水平方向に複数の商品固定部60が設けられることにより、台紙41に固定する商品50の数を増やすことができる。
(商品梱包方法)
以下、本発明の台紙41を用いた商品梱包方法について説明する。
本実施形態の商品梱包方法は、第1実施形態と同様に、台紙41を折り畳む工程(1)と、台紙41に商品50を固定する工程(2)とを含み、固定された複数の商品50を重ね合わせて梱包することを特徴とする方法である。
すなわち、工程(1)では、台紙41を、図5に示すように、山折用線42および谷折用線43に沿って山折りおよび谷折りして、水平方向に沿って複数の山折線46と谷折線47とを形成する。
工程(2)では、工程(1)により形成する各谷折線47と、吊り下げ時に該各谷折線47の直ぐ下側に位置する各山折線46との間に形成された商品固定部60に商品50を固定する。
工程(1)および工程(2)の順序には特に限定はなく、台紙41を折り畳んだ後に(工程(1))、台紙41に商品50を固定していき(工程(2))、図6のように商品50を重ね合わせる方法が挙げられる。
また、台紙1に商品50を固定した後に(工程(2))、台紙41を折り畳んでいき(工程(1))、図6のように商品50を重ね合わせる方法であってもよい。
また、工程(1)と、工程(2)とを同時に並行して行う方法としてもよい。この場合は、たとえば、台紙41の下から順に、商品50を2つずつ固定し、商品50を固定した直ぐ上の谷折用線43と山折用線42とをその都度折り畳む工程を繰り返していく方法が挙げられる。
本実施形態では、さらに、第1実施形態と同様に(図4参照)、台紙41と重ね合わされた商品50との回りを帯で巻き回す(帯封工程)。
帯で台紙41と商品50との回りを巻き回すことにより、これらをより強固に固定することができ、輸送中の振動等で商品50が台紙41から脱落し難くなる。
このような商品梱包方法により、台紙41に複数の商品50が固定されて重ね合わされた商品梱包物が得られる。
本実施形態では、このように台紙41を山折用線42と谷折用線43に沿って折り畳むことにより、商品50のみを複数重ね合わせるのと同じように、複数の商品50を台紙41に固定した状態で隙間なく重ね合わせることができる。特に、本実施形態では、商品固定部60が台紙41の上下方向に沿って直線状に並んで設けられているため、これらの商品固定部60に固定した複数の商品50を容易に隙間なく重ね合わせることができる。したがって、この商品梱包物は、商品50のみを重ね合わせて帯等で固定したものと同様に、同様の収納密度でダンボール箱等に収納できる。
本実施形態の台紙41は、図6に示すように、厚みの大きな商品の梱包に適している。すなわち、上側谷折用線43aと下側谷折用線43bとの距離d1を商品50の厚み50bと同じとなるように設計することにより、台紙41に固定した商品50を容易に隙間なく重ね合わせることができる(図6)。商品50としては、例えば、ボール紙からなる箱に収納された商品が挙げられる。
[その他の実施形態]
本発明の陳列用台紙に固定する商品の個数は、前記実施形態のものに限定されない。例えば、20個の商品を固定する台紙であっても、30個の商品を固定する台紙であってもよい。
また、第1実施形態、第2実施形態ともに、折り返し部に2つの商品を水平方向に並べて固定する例を示したが、折り返し部の水平方向に並べて固定する商品の個数は、陳列用台紙と商品の大きさの関係等により適宜決定すればよく、1つとしても3つ以上としてもよい。
1つの折り返し部には、その上下方向に商品を1つのみ固定するのが好ましいが、上下方向に2つ以上並べて固定してもよい。
また、第2実施形態では、商品固定部60を各折り返し部45bに設ける例を示したが、上側谷折用線43aと、吊り下げ時の該上側谷折用線43aの直ぐ下側に位置する下側谷折用線43bとの間(以下、折り返し部45aという)に設けてもよく、折り返し部45aと折り返し部45bとの両方に設けてもよい。
また、陳列用台紙に設ける山折用線および谷折用線の数にも限定はなく、台紙に固定する商品の個数や配置によって適宜決定すればよい。
本発明の陳列用台紙の形状は、図示例のような縦長の形状には限定されず、商品が目立つこと、台紙表面(商品を吊り下げる面)に施す広告による効果等を考慮して適宜決定すればよく、例えば、子供向けのキャラクターの形状をしていてもよい。
本発明の商品固定部材は、図示例のものに限定されず、台紙に切り込みを入れて形成する場合には、商品を固定できるものであればよく、従来公知の形状のものを使用できる。また、商品を固定できるものであれば、切り込みを入れて形成する以外に、後からフック等を取り付けて形成してもよい。
また、台紙への商品の固定方法は、前記商品固定部材を用いる方法に限定されず、例えば、商品をホッチキス、糊等で固定する方法としてもよい。
また、山折用線および谷折用線は、図示したような台紙の端から端まで形成されている形状には限定されず、台紙を山折りと谷折りして折り畳み易くできるものであれば、必ずしも台紙の端から端まで形成されている必要はない。
帯封工程においては帯の形状は限定されず、例えば、細い紐状であってもよい。また、帯封工程を行わなくてもよい。
本発明の商品梱包方法は、台紙1または台紙41のように、山折用線および谷折用線を有しているものを用いて行うことが好ましいが、山折用線や谷折用線を有していない台紙を使用してもよい。
たとえば、所定の場所に商品固定部材を有する平板状の台紙を用い、予め設定した通りに山折りと谷折りを行える専用の装置を使用して、台紙の折り畳み工程と商品固定工程とを行う方法等が挙げられる。
以上説明したように、本発明の商品梱包方法によれば、商品を陳列用台紙に固定した状態で、商品のみを複数重ね合わせるのと同様に隙間なく重ね合わせることができる。そのため、得られた商品梱包物をダンボール箱等に詰めて輸送する場合には、ダンボール箱内に無駄な空間を作らずに済むため、輸送コストを低く抑えることができる。また、従来、輸送時に商品と台紙とを収納するために用いられていたビニール袋を使用する必要がなくなることも、輸送コスト削減に繋がる。
また、本発明の商品梱包物によれば、隙間なく商品を重ねた状態で商品梱包物を輸送できるため、輸送中の振動等で商品が台紙から脱落してしまうおそれが少なく、不良品の発生を抑えることができる。
さらに、商品を陳列用台紙に固定した状態で輸送できることから、輸送後、ダンボール箱から商品梱包物を取り出し、陳列用台紙を店舗内に吊り下げるだけでそのまま商品を陳列できるため、各店舗での作業が軽減される。
その他、本発明の商品梱包方法により得られる商品梱包物を用いることは、在庫商品の保存空間の削減にも効果がある。
本発明の陳列用台紙の第1実施形態の斜視図である。 図1の台紙に商品を吊り下げた様子を示した斜視図である。 図2の台紙を折り畳んでいる様子を示した斜視図である。 重ね合わせた商品と台紙とを帯で巻き回した様子を示した斜視図である。 本発明の第2実施形態の陳列用台紙を示した斜視図である。 図5の台紙に商品を吊り下げ、折り畳んでいる様子を示した斜視図である。 従来の陳列用台紙を示した斜視図である。 図6の陳列用台紙を縦に半分に折り畳んだ様子を示した斜視図である。
符号の説明
1 陳列用台紙
2 山折用線
3 谷折用線
6 山折線
7 谷折線
10 商品固定部
20 商品
30 帯
41 陳列用台紙
42 山折用線
43、43a、43b 谷折用線
46 山折線
47 谷折線
50 商品
60 商品固定部
I 商品梱包物

Claims (4)

  1. 複数の商品を陳列するために吊り下げて使用される陳列用台紙であって、
    商品が固定される面側に山折りするための山折用線と谷折りするための谷折用線とを、吊り下げ時の水平方向に沿って複数備え
    商品を固定するための複数の商品固定部材が、谷折用線と、吊り下げ時に該谷折用線の直ぐ下側に位置する山折用線との間にそれぞれ設けられていることを特徴とする陳列用台紙。
  2. 複数の商品を陳列するために吊り下げて使用される陳列用台紙に、前記複数の商品を固定して梱包する商品梱包方法であって、
    前記陳列用台紙を、商品が固定される面側に山折りと谷折りして、吊り下げ時の水平方向に沿って複数の山折線と谷折線を形成する折り畳み工程と、
    前記折り畳み工程により形成される各谷折線と、吊り下げ時に該各谷折線の直ぐ下側に位置する各山折線との間に、商品を固定する商品固定工程とを含み、
    固定された複数の商品を重ね合わせて梱包することを特徴とする商品梱包方法。
  3. さらに、重ね合わせた商品および陳列用台紙の周囲に帯を巻き回す、請求項に記載の商品梱包方法。
  4. 請求項またはに記載の商品梱包方法により梱包された商品梱包物。
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