JP2009039476A - 陳列用台紙ならびに商品梱包方法および商品梱包物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】商品が固定される面側に、山折りするための山折用線2と谷折するための谷折用線3とを、吊り下げ時の水平方向に複数備えた陳列用台紙1。台紙を商品が固定される面側に山折りと谷折りして折り畳む工程と、台紙に商品を固定する工程とを含み、固定された複数の商品を重ね合わせて梱包する商品梱包方法。また、該商品梱包方法により得られる商品梱包物。
【選択図】図1
Description
また、このような隙間が生じることにより、輸送中の振動等によって商品120が台紙101から脱落してしまうことがある。このような場合には、商品陳列時に商品120を台紙101に固定し直す手間が生じるだけでなく、商品120や商品固定部110が破損してしまい、商品として陳列できなくなることがある。商品120の脱落は、図8に示すもの全体をビニール袋に詰めることにより多少低減されるが、その効果は充分でない。
また、本発明は、輸送コストが低く抑えられ、また輸送中の商品や陳列用台紙の破損のおそれが少なく、かつ店頭に陳列する際に煩雑な作業を必要としない商品梱包方法および該商品梱包物を提供することを課題とする。
また、本発明の商品梱包方法および商品梱包物は、輸送コストが低く、また輸送中に商品や陳列用台紙が破損するおそれが少なく、かつ店頭に陳列する際に煩雑な作業を必要としない。
本発明の陳列用台紙の第1実施形態、および該第1実施形態に係る商品梱包方法について、図1〜4に基づいて詳細に説明する。尚、以下の説明における上下方向、水平方向とは、特に断りのない限り、陳列用台紙の吊り下げ時における方向を意味する。
本発明の陳列用台紙1(以下、台紙1という)は、複数の商品20を陳列するために吊り下げて使用される台紙である。
台紙1は、図1に示すように、商品固定部10が複数設けられている。これらの商品固定部10それぞれに商品20を固定し、台紙1を店舗内等に吊り下げることにより商品20が陳列される(図2)。
台紙1には、台紙表面1aに広告を印刷することが好ましい。この場合には、台紙上部表面1bに印刷が施されるのが好ましい。本実施形態では、台紙1に吊り下げた商品20を安定に支えるために、図2に示すように、台紙下部1cの下端1dが、最も下に吊り下げられた商品20の下端20aよりも下方にくるように設計されている。
台紙1の材質は、商品20を吊り下げる荷重に耐え得る強度を有するものであれば特に限定されず、例えば、コート紙、ボール紙、含浸紙等が挙げられ、加工性、取り扱い、コスト等の点からボール紙が好ましい。
山折用線2および谷折用線3は、筋押し、ミシン目加工線等により形成されているのが好ましく、印刷による目印線であってもよい。
商品固定部10は、図2に示すように、商品20を吊り下げるための吊り下げ片10aと、商品20の上端部を押さえるための押さえ片10bとを有している。吊り下げ片10aおよび押さえ片10bは、台紙1に切り込みを入れることにより設けられている。
これらは、台紙1の上下方向に沿って各折り返し部5に1つずつ、および最も下側の谷折用線3の下方に1つの合計5つが設けられている。
以下、本実施形態の台紙1を用いた商品梱包方法について説明する。
本実施形態の商品梱包方法は、陳列用台紙に複数の山折線と谷折線とを形成する折り畳み工程(以下、工程(1)という)と、台紙1に商品を固定する商品固定工程(以下、工程(2)という)とを含み、固定された複数の商品を重ね合わせて梱包することを特徴とする方法である。
工程(2)では、工程(1)により形成される各谷折線7と、吊り下げ時に該各谷折線7の直ぐ下側に位置する各山折線6との間に形成された商品固定部10に商品20を固定する。
また、台紙1に商品20を固定した後に(工程(2))、台紙1を折り畳んでいき(工程(1))、図3のように商品20を重ね合わせる方法であってもよい。
また、工程(1)と、工程(2)とを同時に並行して行う方法としてもよい。この場合は、たとえば、台紙1の下から順に、商品20を2つずつ固定し、商品20を固定した直ぐ上の谷折用線3と山折用線2とをその都度折り畳む工程を繰り返していく方法が挙げられる。
帯30で台紙1と商品20との回りを巻き回すことにより、これらをより強固に固定することができ、輸送中の振動等で商品20が台紙1から脱落し難くなる。
本実施形態では、このように台紙1を山折用線2と谷折用線3に沿って折り畳むことにより、商品20のみを複数重ね合わせるのと同じように、複数の商品20を台紙1に固定した状態で隙間なく重ね合わせることができる。特に、本実施形態では、商品固定部10が台紙1の上下方向に沿って直線状に並べて設けられているため、商品固定部10に固定した複数の商品20を容易に隙間なく重ね合わせることができる。したがって、該商品梱包物Iは、商品20のみを重ね合わせて帯等で固定したものと同様に、同様の収納密度でダンボール箱等に収納できる。
次に、本発明の陳列用台紙の第2実施形態、および該第2実施形態に係る商品梱包方法について、図5および図6に基づいて説明する。
(陳列用台紙)
陳列用台紙41(以下、台紙41という)は、複数の商品50を陳列するための台紙である。
台紙41は、図5に示すように、商品固定部60が複数設けられている。これらの商品固定部60それぞれに商品50を固定し、台紙41を店舗内等に吊り下げることにより商品50を陳列する。
台紙41には、台紙表面41aに広告を印刷することが好ましい。この場合には、台紙上部表面41bに印刷が施されるのが好ましい。本実施形態では、台紙41に固定した商品50を安定に支えるために、図6に示すように、台紙下部41cの下端41dが、最も下に吊り下げられた商品50の下端50aよりも下方にくるように設計されている。
台紙41の材質は、台紙1と同じものが使用でき、好ましい態様も同じである。
山折用線42および谷折用線43は、筋押し、ミシン目加工線等により形成されているのが好ましく、印刷による目印線であってもよい。
商品固定部60は、図5に示すように、商品固定部10と同様の構成である。
すなわち、商品固定部60は、下側谷折用線43bと、吊り下げ時に該下側谷折用線43bの直ぐ下側に位置する山折用線42との間(以下、折り返し部45bという)に各々設けられている。
これらは、台紙41の上下方向に沿って各折り返し部45b(折り返し部45)に1つずつ、および最も下側の谷折用線43の下方に1つの合計5つが設けられている。
以下、本発明の台紙41を用いた商品梱包方法について説明する。
本実施形態の商品梱包方法は、第1実施形態と同様に、台紙41を折り畳む工程(1)と、台紙41に商品50を固定する工程(2)とを含み、固定された複数の商品50を重ね合わせて梱包することを特徴とする方法である。
工程(2)では、工程(1)により形成する各谷折線47と、吊り下げ時に該各谷折線47の直ぐ下側に位置する各山折線46との間に形成された商品固定部60に商品50を固定する。
また、台紙1に商品50を固定した後に(工程(2))、台紙41を折り畳んでいき(工程(1))、図6のように商品50を重ね合わせる方法であってもよい。
また、工程(1)と、工程(2)とを同時に並行して行う方法としてもよい。この場合は、たとえば、台紙41の下から順に、商品50を2つずつ固定し、商品50を固定した直ぐ上の谷折用線43と山折用線42とをその都度折り畳む工程を繰り返していく方法が挙げられる。
帯で台紙41と商品50との回りを巻き回すことにより、これらをより強固に固定することができ、輸送中の振動等で商品50が台紙41から脱落し難くなる。
本実施形態では、このように台紙41を山折用線42と谷折用線43に沿って折り畳むことにより、商品50のみを複数重ね合わせるのと同じように、複数の商品50を台紙41に固定した状態で隙間なく重ね合わせることができる。特に、本実施形態では、商品固定部60が台紙41の上下方向に沿って直線状に並んで設けられているため、これらの商品固定部60に固定した複数の商品50を容易に隙間なく重ね合わせることができる。したがって、この商品梱包物は、商品50のみを重ね合わせて帯等で固定したものと同様に、同様の収納密度でダンボール箱等に収納できる。
本発明の陳列用台紙に固定する商品の個数は、前記実施形態のものに限定されない。例えば、20個の商品を固定する台紙であっても、30個の商品を固定する台紙であってもよい。
また、第1実施形態、第2実施形態ともに、折り返し部に2つの商品を水平方向に並べて固定する例を示したが、折り返し部の水平方向に並べて固定する商品の個数は、陳列用台紙と商品の大きさの関係等により適宜決定すればよく、1つとしても3つ以上としてもよい。
1つの折り返し部には、その上下方向に商品を1つのみ固定するのが好ましいが、上下方向に2つ以上並べて固定してもよい。
また、第2実施形態では、商品固定部60を各折り返し部45bに設ける例を示したが、上側谷折用線43aと、吊り下げ時の該上側谷折用線43aの直ぐ下側に位置する下側谷折用線43bとの間(以下、折り返し部45aという)に設けてもよく、折り返し部45aと折り返し部45bとの両方に設けてもよい。
また、台紙への商品の固定方法は、前記商品固定部材を用いる方法に限定されず、例えば、商品をホッチキス、糊等で固定する方法としてもよい。
また、山折用線および谷折用線は、図示したような台紙の端から端まで形成されている形状には限定されず、台紙を山折りと谷折りして折り畳み易くできるものであれば、必ずしも台紙の端から端まで形成されている必要はない。
たとえば、所定の場所に商品固定部材を有する平板状の台紙を用い、予め設定した通りに山折りと谷折りを行える専用の装置を使用して、台紙の折り畳み工程と商品固定工程とを行う方法等が挙げられる。
さらに、商品を陳列用台紙に固定した状態で輸送できることから、輸送後、ダンボール箱から商品梱包物を取り出し、陳列用台紙を店舗内に吊り下げるだけでそのまま商品を陳列できるため、各店舗での作業が軽減される。
2 山折用線
3 谷折用線
6 山折線
7 谷折線
10 商品固定部
20 商品
30 帯
41 陳列用台紙
42 山折用線
43、43a、43b 谷折用線
46 山折線
47 谷折線
50 商品
60 商品固定部
I 商品梱包物
Claims (5)
- 複数の商品を陳列するために吊り下げて使用される陳列用台紙であって、
商品が固定される面側に山折りするための山折用線と谷折りするための谷折用線とを、吊り下げ時の水平方向に沿って複数備えることを特徴とする陳列用台紙。 - 谷折用線と、吊り下げ時に該谷折用線の直ぐ下側に位置する山折用線との間に、商品を固定するための商品固定部材を有する、請求項1に記載の陳列用台紙。
- 複数の商品を陳列するために吊り下げて使用される陳列用台紙に、前記複数の商品を固定して梱包する商品梱包方法であって、
前記陳列用台紙を、商品が固定される面側に山折りと谷折りして、吊り下げ時の水平方向に沿って複数の山折線と谷折線を形成する折り畳み工程と、
前記折り畳み工程により形成される各谷折線と、吊り下げ時に該各谷折線の直ぐ下側に位置する各山折線との間に、商品を固定する商品固定工程とを含み、
固定された複数の商品を重ね合わせて梱包することを特徴とする商品梱包方法。 - さらに、重ね合わせた商品および陳列用台紙の周囲に帯を巻き回す、請求項3に記載の商品梱包方法。
- 請求項3または4に記載の商品梱包方法により梱包された商品梱包物。
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