JP4707486B2 - 展示兼用輸送箱 - Google Patents

展示兼用輸送箱 Download PDF

Info

Publication number
JP4707486B2
JP4707486B2 JP2005208395A JP2005208395A JP4707486B2 JP 4707486 B2 JP4707486 B2 JP 4707486B2 JP 2005208395 A JP2005208395 A JP 2005208395A JP 2005208395 A JP2005208395 A JP 2005208395A JP 4707486 B2 JP4707486 B2 JP 4707486B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
portions
box
surface portion
support member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005208395A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007022603A (ja
Inventor
恵一 今井
Original Assignee
日本トーカンパッケージ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本トーカンパッケージ株式会社 filed Critical 日本トーカンパッケージ株式会社
Priority to JP2005208395A priority Critical patent/JP4707486B2/ja
Publication of JP2007022603A publication Critical patent/JP2007022603A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4707486B2 publication Critical patent/JP4707486B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cartons (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

本発明は展示兼用輸送箱に関するものであり、特に、食品や飲料品を初めとする各種容器や日用品や雑貨などの商品を梱包して輸送する箱であって、輸送後に当該商品を陳列して展示できる展示兼用輸送箱に関するものである。
従来、店頭での商品展示に際しては、輸送箱から商品を一つずつ取り出してショーケースや陳列棚に並べる方法が一般的である。例えば食品や飲料品などの容器を展示する場合、同種類の商品が各社で多数同じ場所に陳列されるため、一つの商品の陳列スペースは1〜2列程度となる。
したがって、当該商品と他社の商品との区別がつきにくく、展示の見栄えもよくない。また、輸送箱から商品を一つずつ取り出して、ショーケースや陳列棚に一つずつ陳列する手間が大変であった。さらに、商品展示後には不要となる輸送箱の廃棄処理が無駄で不経済である。
このような不具合を解消するために、商品の輸送と展示とを兼用させた箱が提案されている。例えば、一枚の紙シートを材料とし、底板の四辺にそれぞれ折り線を介して前側板、後側板および左右妻板を連接するとともに、左右妻板の延長上にそれぞれ折り線を介して内妻板を延設し、その両側縁と前後側板の両側縁に折り込みフラップを設け、一方、前側板の延長上にそれぞれ折り線を介して内側板を延設し、また、後側板の延長上にそれぞれ折り線を介して接続板と商品保持部を有する中底板を順に連接し、さらに、中底板は底板とほぼ同じ大きさとし、接続板は高さを前後側板よりも低くして、中底板の三辺に支持脚を設けたディスプレイ兼用包装箱が知られている(例えば特許文献1参照)。
また、各一対の端壁および側壁からそれぞれ延出した内フラップと外フラップとを重ね合わせて封緘する段ボール箱において、対向する外フラップのうち、少なくとも一方の外フラップに、裏面に貼着したカットテープにより両側部分を残して横方向まで切断する帯裂部を設け、この帯裂部の両端の切り込みから外フラップの先端縁まで切れ目線を入れた梱包陳列兼用箱が知られている(例えば特許文献2参照)。
また、物品を適宜の配置で陳列保持するための係合部が設けられた陳列面と、上記陳列面の左右両端部からそれぞれ垂下する左右の側面とを有し、上記陳列面の前端縁から後端縁に至るほぼ全面が、上記係合部を除き、一定の傾斜角θで傾斜する上り傾斜面になっている物品陳列台を、左右の側面形状および陳列面の傾斜角は同一となり、対象とする物品とその配置が互いに異なる設定で、少なくとも一個ずつ複数種類用意し、上記物品陳列台を左右方向に隙間なく並べることにより、全体として一つづきの傾斜した陳列面を形成し、その並べる物品陳列台の数と種類に応じて、適宜の物品陳列形態を得るようにした物品陳列方法が知られている(例えば特許文献3参照)。
特開2005−22661号公報 特開2005−35615号公報 特開2005−52374号公報
特許文献1記載の発明は、一枚の紙シートを折り込んで、接着やホッチキス止めなどの固定手段を用いることなく製函することができ、輸送用箱を店頭で商品を露出できるディスプレイ箱として使用できる。しかし、中底板の穴に商品を収納するため、商品の陳列状態が平面的であり、リンゴやナシなどの果実類には適するが、他の食品や飲料品などの陳列には見栄えが悪く、購買意欲を高揚するものではない。
特許文献2記載の発明は、外フラップをカットテープの帯裂部から切れ目線に沿って切断することにより、カッターナイフを使用せずに店頭で簡単に所定形状に開口することができ、いくつかの箱の開口部を揃えて正面に向けて積み上げることにより、箱の内部に収納された商品を陳列することができる。しかし、箱の中に小さな商品が多数収納されている場合は、これらの商品が開口部から外へこぼれ落ちるおそれがあり、商品の形状によっては開口部から取り出し難いこともある。
特許文献3記載の発明は、複数種類の物品陳列台を、店舗の規模や物品の種類に応じて適宜数組み合わせて並べることにより、並べられた陳列台が一定の傾斜角で一つづきの陳列面を形成するため、統一感のある陳列形態が得られる。しかし、商品の輸送に関しては何ら開示されておらず、陳列台の形状からしても、物品を陳列したまま輸送することは不可能である。
そこで、各種容器や日用品や雑貨などの商品を梱包して輸送し、輸送後の商品を簡単に陳列して展示できるような展示兼用輸送箱を提供するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、商品を横並びに適宜間隔で保持する保持部が一定の傾斜角で階段状に設けられている陳列部材と、前記一定の傾斜角を保持した状態で前記陳列部材が支持される支持部材と、この支持部材を載置する載置面が上方へ開放可能に形成された箱型の土台部材とからなり、前記土台部材の前記載置面を開放した状態で上下に反転し、前記商品を保持している陳列部材を支持部材に支持させた状態で、その上方から前記反転した土台部材を被せて梱包し、前記商品を輸送可能に構成した展示兼用輸送箱において、
上記陳列部材は、一定の傾斜角で設置される傾斜部と、該傾斜部の左右両端から該傾斜部に対して直角で上方向に延された左右の側面部と、前記傾斜部の上端から前記傾斜角に対して鉛直の上方向へ延された背面部と、前記傾斜部の下端から前記傾斜角に対して水平の前方向へ延された下面部と、該下面部の前端から該下面部に対して直角で上方向へ延設された前面部とからなる方形の箱体と、
商品を横並びに適宜間隔で保持して陳列する水平面と、該水平面の前端縁からほぼ直角に垂れ下がる垂直面とが階段状に連設されてなる保持部とからなり、
前記保持部の水平面または垂直面の少なくとも何れが、前記箱体の傾斜部または左右両側面部の少なくとも何れかの内側に係止されており、
かつ、上記保持部の水平面に適宜間隔で切り起こし部を設け、該切り起こし部が前記垂直面と一体面に切り起こされて上記商品を保持するように構成されたことを特徴とする展示兼用輸送箱を提供する。
この構成によれば、陳列部材に保持部が階段状に設けられ、該保持部に商品が横並びに保持される。商品を保持した陳列部材は一定の角度を保持した状態で支持部材に支持され、その上方から上下に反転した土台部材を被せて梱包することにより、商品を輸送可能な状態にする。
このように梱包された輸送箱で商品が輸送された後に、店頭などで商品を展示する場合は、前述の梱包とは逆の手順で、前記土台部材を引き上げてから上下に反転し、該土台部材の上部を閉止して載置面を形成する。そして、この載置面に前記支持部材を載置し、さらに商品が保持されている前記陳列部材を支持部材に支持させれば、陳列部材と支持部材と土台部材が一体的に安定した状態で積み重ねられ、商品が横並びに一定の傾斜角で階段状に陳列されて、見栄えよく店頭に展示することができる。
この構成によれば、陳列部材は、傾斜部と左右の側面部と背面部と下面部と前面部とからなる箱体の内部に、水平面と垂直面とが階段状に連接してなる保持部材を係止して形成され、該陳列部材に商品が横並びに適宜間隔でかつ階段状に収納することができる。
この構成によれば、保持部に設けられている切り起こし部により、商品が水平面から落下することなく、安定した状態で確実に保持される。また、切り起こし部が垂直面と一体面に切り起こされて垂直面から突出していないため、下段の水平面に陳列されている商品に干渉することがない。
請求項記載の発明は、上記支持部材は、方形の底面部と、該底面部の左右両端から垂直に立設された左右の側面部と、前記底面部の前端から垂直に立設された前面部と、前記底面部の後端から垂直に立設された背面部とからなる箱体であって、
前記左右の側面部の内側には、上記陳列部材を上記一定の傾斜角に保持して支持する受け部が設けられ、さらに、前記左右の側面部と前面部と背面部にはそれぞれ上方へ突出する係止部を設けて前記陳列部材を所定位置に係止するように構成されたことを特徴とする請求項1記載の展示兼用輸送箱を提供する。
この構成によれば、支持部材は、底面部と左右の側面部と前面部と背面部とからなる箱体に一定の傾斜角を有する受け部が設けられ、商品を陳列した陳列部材が一定角度を保持した状態で支持部材の受け部で支持される。そして、側面部と前面部と背面部に突出する係止部で前記陳列部材が所定位置に係止され、商品を陳列した陳列部材が安定した状態で支持部材に支持される。
請求項記載の発明は、商品を横並びに適宜間隔で保持する保持部が一定の傾斜角で階段状に設けられている陳列部材と、前記一定の傾斜角を保持した状態で前記陳列部材が支持される支持部材と、この支持部材を載置する載置面が上方へ開放可能に形成された箱型の土台部材とからなり、前記土台部材の前記載置面を開放した状態で上下に反転し、前記商品を保持している陳列部材を支持部材に支持させた状態で、その上方から前記反転した土台部材を被せて梱包し、前記商品を輸送可能に構成した展示兼用輸送箱において、
上記土台部材は、方形の底面部と、該底面部の左右両端から垂直に立設された左右の側面部と、前記底面部の前端から垂直に立設された前面部と、前記底面部の後端から垂直に立設された背面部とからなる箱体であって、
前記左右の側面部と前面部と背面部の上部が、それぞれで内側へ水平状態に折り込まれて方形の載置面が形成され、かつ、該載置面の四隅に係止部を上方へ突設させて上記支持部材を所定位置に係止するように構成されたことを特徴とする展示兼用輸送箱を提供する。
この構成によれば、土台部材は、底面部と左右の側面部と前面部と背面部とからなる箱体であり、左右の側面部と前面部と背面部の上部をそれぞれ内側へ水平状態に折り込むことにより、折り込まれた部分が水平状態の載置面となる。この載置面に、前記支持部材を載置し、さらに、前記商品が保持されている陳列部材を支持部材に支持させれば、陳列部材と支持部材と土台部材が一体的に安定した状態で積み重ねられる。そして、載置面の四隅に突設された係止部で支持部材が所定位置に係止され、安定した状態で商品を展示することができる。
本発明の展示兼用輸送箱は、上述したように、階段状に設けられた陳列部材に商品を保持させたまま支持部材に支持させ、該支持部材と陳列部材に土台部材を被せて梱包し、前記商品輸送するように構成され、輸送された後に店頭などで商品を展示する場合は、前記土台部材を引き上げ、土台部材に載置面を形成してその上に支持部材を載置し、さらに陳列部材を前記支持部材に支持させることで、きわめて簡単に陳列部材と支持部材と土台部材が一体的に安定した状態に組み立てられる。
陳列部材には、予め輸送時から商品が横並びに適宜間隔で、かつ、一定の傾斜角で階段状に保持されているので、陳列された商品の視覚効果が良好であり、商品を一つずつ並べるような労力が不要で、該陳列部材を支持部材に支持させるだけで、きわめて見栄えよく商品を陳列することができる。
また、支持部材が土台部材の上に載置されているので、商品の陳列高さを最適な高さに確保でき、より効果的に展示することができる。土台部材は載置面を開放することにより、商品を保持している陳列部材と支持部材の上方から被せることができ、梱包時の収納スペースを最小限の大きさにすることができる。
このように、各種容器や日用品や雑貨などの商品を梱包して輸送し、輸送後の商品を簡単に陳列して展示できるとともに、商品の陳列状態の見栄えが良好で、ユーザーに対するインパクトが大きい。
以下、本発明に係る展示兼用輸送箱について、好適な実施例をあげて説明する。各種容器や日用品や雑貨などの商品を梱包して輸送し、輸送後の商品を簡単に陳列して展示できるようにするという目的を、商品を横並びに適宜間隔で保持する保持部が一定の傾斜角で階段状に設けられている陳列部材と、前記一定の傾斜角を保持した状態で前記陳列部材が支持される支持部材と、この支持部材を載置する載置面が上方へ開放可能に形成された箱型の土台部材とからなり、前記土台部材の前記載置面を開放した状態で上下に反転し、前記商品を保持している陳列部材を支持部材に支持させた状態でその上方から前記反転した土台部材を被せ、さらに、この状態で上方から外装カバーを被せて梱包するように構成したことにより実現した。
図1は各部材が組み立てられて商品を展示した状態の展示兼用輸送箱10の斜視図であり、該展示兼用輸送箱10は段ボールにて形成され、商品50を横並びに適宜間隔でかつ階段状に収納保持する陳列部材20と、該陳列部材20を一定の傾斜角を保持した状態で支持する支持部材30と、この支持部材30を載置する土台部材40とから構成されている。また、展示兼用輸送箱10の背面上部に上部POP60を取り付けてある。
図2は前記陳列部材20を示し、(a)は斜視図、(b)は側面図である。この陳列部材20は、一定の傾斜角で設置される傾斜部21と、該傾斜部21の左右両端から傾斜部21に対して直角で上方向に延設された左右の側面部22a,22bと、前記傾斜部21の上端から傾斜部21に対して鉛直の上方向へ延設された背面部23と、前記傾斜部21の下端から前記傾斜角に対して水平の前方向へ延設された下面部24と、該下面部24の前端から下面部24に対して直角で上方向へ延設された前面部25とから箱体20Aが形成されている。
また、この箱体20Aの中には、前記商品50を横並びに適宜間隔で保持して陳列する水平面26aと、該水平面26aの前端縁からほぼ直角に垂れ下がる垂直面26bとが、前記傾斜部21に沿って階段状に連設されてなる保持部20Bが設けられ、この保持部20Bの水平面26aまたは垂直面26bの少なくとも何れかが、前記箱体20Aの傾斜部21または左右両側面部22a,22bの少なくとも何れかの内側へ係止されている。
前記保持部20Bの水平面26aには、適宜間隔で切り起こし部27を設け、該切り起こし部27が前記垂直面26bと一体面に切り起こされている。したがって、前記水平面26aに商品50を載置したときに、この切り起こし部27により商品50が水平面から落下することなく、横並びに適宜間隔で安定した状態で確実に保持される。また、切り起こし部27が垂直面26bと一体面に切り起こされて垂直面26bから突出していないため、下段の水平面26aに陳列されている商品50に干渉することがない。
本実施例では、前記箱体20Aは1枚の段ボールを所定の形状に裁断し、前記傾斜部21に相当する部分の左右両端をそれぞれ直角に内側へ折り曲げ、その先端をさらに内側へ折り返して二重構造の左右の側面部22a,22bが形成される。また、前記傾斜部21の上端を前述の鉛直となる角度で内側へ折り曲げ、その先端をさらに内側へ折り返して二重構造の背面部23が形成される。また、前記傾斜部21の下端を前述の水平となる角度で内側へ折り曲げて下面部24を形成し、つづいて、該下面部24の前端を直角に内側へ折り曲げ、その先端をさらに内側へ折り返して二重構造ので前面部25を形成するとともに、さらに、該前面部24の先端を前記下面部24の内側に沿って直角に折り返し、該下面部24を二重構造にして箱体20Aが構成される。
なお、前記左右の側面部22a,22bの両端と、背面部23、下面部24、前面部25の各両端は、相互に差し込みあって箱状に固定される。また、前記傾斜部21には、箱体20Aの内側から別部材で方形の段ボールを装着して二重構成とする。
一方、前記保持部20Bは、1枚の段ボールを所定の形状に裁断し、所定部分を山折りして水平面26aと垂直面26bとからなる段部を形成し、この段部の水平面26aの反対側を谷折りして上段側に隣接する段部の垂直面26bを形成するとともに、垂直面26bの反対側を谷折りして下段側に隣接する段部の水平面26aを形成する。
ここで、切り起こし部27を形成するために、前記水平面26aには適宜間隔で、山折り部分を除く方形の三辺に切り込みを設けておく。山折りして水平面26aと垂直面26bを形成する際に、前記方形の残りの一辺は山折りされず、前記三辺が水平面26aから切り離されて、方形の切り起こし部27が垂直面26bと同一面でかつ水平面26aより上方へ突出して切り起こされる。
また、前記水平面26aの反対側にもいくつかの小さい切り込みを設けておき、谷折りして隣接の垂直面26bを形成する際に、切り起こし部28が隣接する垂直面26bと同一面でかつ水平面26aより下方(保持部20Bの裏面側)へ突出して切り起こされる。なお、保持部20Bは水平面26aと垂直面26bが階段状に連設されているので、二重構成としなくても十分な機械的強度を備えている。
前記箱体20Aの傾斜部21の内面および左右側面部22a,22bの内面には、予め所定位置に切り込み(図示せず)を設けてあり、前記保持部20Bの裏面側へ突出している切り起こし部28を前記傾斜部21の切り込みに差し込んで係止するとともに、前記保持部20Bの水平面26aまたは垂直面26bの左右端に設けられた突起部(図示せず)を前記左右側面部22a,22bの切り込みに差し込んで係止することにより、階段状に形成した保持部20Bは前記箱体20Aに確実に固定される。
このように、前記箱体20Aを構成する各部材が段ボールの二重構造となっているため、軽量でありながら十分なる強度を具備しており、例えば商品50が飲料水を収容したガラス容器であったとしても、これらの商品50を階段状の前記保持部20Bに多数載置して、安定した状態で陳列することが可能である。なお、本実施例では、陳列部材20の背面部23にPOP29として商品の商標やキャラクターなどを表示してある。
図3は前記支持部材30の斜視図であり、この支持部材30は、方形の底面部31と、該底面部31の左右両端から垂直に立設された左右の側面部32a,32bと、前記底面部31の前端から垂直に立設された前面部33と、前記底面部31の後端から垂直に立設された背面部34とからなる箱体であり、左右の側面部32a,32bの上端は、前記陳列部材20を一定の傾斜角で保持するために同じ角度に傾斜しており、左右の側面部32a,32bの内側には、前記陳列部材20を受けて支持する受け部35が設けられている。
この受け部35は、前記陳列部材20の傾斜部21を受ける左受け部35aおよび右受け部35bと、前記陳列部材20の下面部24を受ける下受け部35cとからなり、下受け部35cの前端縁には前記前面部33が下受け部35cよりも上方へ突出して、前記陳列部材20の前面部25を係止する係止面部33aが延設されている。前記左右の側面部32a,32bの上端は左右の受け部35a,35bの傾斜にそって前下がりとなり、左右の側面部32a,32bの前端部近傍は、前記下受け部35cよりも徐々に高くなって、前記前面部33の係止部33aと同じ高さまで突出している。
また、前記左右の側面部32a,32bと前記背面部34との角部には、前記左右の受け部32a,32bよりも上方へ突出した係止部36a,36bが設けられ、さらに、前記背面部34の上端中央部にも中央係止部36cが突設されている。なお、前記左右の側面部32a,32bには、水平方向に長い長円形の切り起こし部37a,37bを設けてある。この切り起こし部37a,37bは、長円形の前後端および下端を切り離して左右の側面部32a,32bの内側へ切り起こされており、後述するように、商品を陳列した陳列部材20を支持部材30に載置した状態で、支持部材30を持ち上げて移動する際に、運搬者の手を差し入れて把持しやすいようにするためのものである。
本実施例では、前記支持部材30は1枚の段ボールを所定の形状に裁断し、前記背面部34に相当する部分の左右両端をそれぞれ直角に内側へ折り込んで左右の側面部32a,32bが形成され、左右何れか一方の側面部、例えば左側面部32aの前端を直角に内側へ折り込んで、前記背面部34に対向する前面部33が形成される。前記背面部34の上端は内側へ折り返されて二重構造となっている。
前面部33の上部分には、前述したように係止面部33aが一体面にて延設され、その上端を内側へ折り返して係止面部33aを二重構造とし、その先端を直角に内側へ折り返して水平面の下受け部35cを形成するとともに、さらに、先端を直角に下方へ折り曲げて内側前面部33bを形成し、該内側前面部33bの下端を前記底面部31へ係止させる。すなわち、前面部33および係止面部33aは、水平面の下受け部35cとそれにつづく内側前面部33bとから箱状に構成されている。
一方、前記左右の側面部32a,32bの上端は、所定の傾斜角度に設けられた折り線にて内側へ直角に折り曲げ、さらに、所定の平行幅を残してその先端を内側へ直角に折り曲げることにより、所定の幅で一定の傾斜角を有する左右の受け部35a,35bが形成される。さらに、左右の受け部35a,35bの内側に折り込まれた左右の内側側面部38a,38bは下端が底面部31と平行な三角形状であり、該内側側面部38a,38bの後端はそれぞれ背面部34の内側へ折り込まれている。すなわち、左右の側面部32a,32bは、所定幅の受け部35a,35bとそれにつづく内側側面部38a,38bとから断面コ字形の箱状に構成されている。
なお、前記左右の側面部32a,32b、前面部33、背面部34のそれぞれの下端は直角に内側へ折り曲げられており、適宜形状に切り込みを施されて重ね合うことにより、テープや止め金具などの接合手段を用いることなく、一体面化されて前記底面部31が形成され、箱状の支持部材30が構成される。
このように、前記支持部材30を構成する各部材が段ボールの二重構造あるいは箱状の構造となっているため、軽量でありながら十分なる強度を具備しており、前述の商品を保持した陳列部材20を安定した状態で支持することができる。なお、図示は省略するが、支持部材30の前面部33や左右の側面部32a,32bに、商品に関する注意書きやPOPを表示することもできる。
図4〜図6は前記土台部材40を示し、図4は上部が開放された状態の正面図、図5は上部が開放された状態の側面図、図6は上部を内側へ折り込む途中の状態の側面図、図6は上部を水平に折り込んだ状態の斜視図である。
図4および図5に示すように、この土台部材40は、方形の底面部41と、該底面部41の左右両端から垂直に立設された左右の側面部42a,42bと、前記底面部41の前端から垂直に立設された前面部43と、前記底面部41の後端から垂直に立設された背面部44とからなる長方形の箱体であり、各面の稜線の比較的高い位置に切り込み部45が設けられている。該切り込み部45は各面で左右対称に設けられ、稜線から一旦内側に向けて水平に切り込まれ、下方へ湾曲するR形状の切り込み部分を経て、斜め下方へ切り込まれている。左右の切り込み部45,45の内側端部間には、水平の山折り線46が設けられている。
前記切り込み部45の切り込み長さは、前面部43と背面部44で同一にし、左右の側面部42a,42bで同一にしてあるが、左右の側面部42a,42bの切り込み部45は、前面部43と背面部44よりも切り込み長さをやや長くしてある。また、前記山折り線46の長さも、前面部43と背面部44で同一にし、左右の側面部42a,42bで同一にしてあるが、左右の側面部42a,42bの山折り線46は、前面部43と背面部44よりも山折り線長さをやや長くしてある。これは、本実施例では当該土台部材40が上面視で正方形ではなく、前面部43および背面部44の幅よりも左右の側面部42a,42bの幅の方が大である長方形であるためである。
一方、前面部43と背面部44の上縁部43a,44aは直線で、両端に斜めの隅切り部43b,44bが設けられている。これに対して、左右側面部42a,42bの上縁部42aa,42baは直線であるが、前面部43と背面部44の上縁部43a,44aよりも高さが低く、かつ、その中央位置に方形の切り欠き部42ab,42bbが設けられている。さらに、この切り欠き部42ab,42bbの内側角部から前記切り込み部45のR形状部分まで谷折り線47が設けられている。前記切り欠き部42ab,42bbは、後述するように、左右の側面部42a,42b、前面部43、背面部44の上部をそれぞれ内側へ水平状態に折り込む際に、左右側面部42a,42bの上縁部42aa,42ba同士が干渉しないようにするためのものであり、各面の大きさや山折り線46の位置などによっては必要ない場合もある。
商品を陳列する際は、図6に示すように、前記左右側面部42a,42bの谷折り線47を谷折りするとともに、各面の山折り線46を山折りすれば、左右の側面部42a,42bの上部が内側へ折り込まれると同時に、前面部43および背面部44の上部が内側に折り込まれる。各面にはそれぞれ切り込み部45を設けてあるので、各面の上部がきわめて円滑に内側へ折り込まれる。
かくして、図7に示すように、折り込まれた左右の側面部の上部(図示せず)の上に、前面部43および背面部44の上縁部43a,44aが重ね合わされて、折り込まれた部分が水平状態の載置面48となる。そして、載置面48の四隅には前記切り込み部45の下側に残された部分が上方へ突出して係止部49となり、後述するように、当該土台部材40の載置面48に前記支持部材30を載置する際に、支持部材30を所定位置に係止するように構成されている。
本実施例では、前記土台部材40は、前面部と左右何れか一方の側面部、背面部と他方の側面部が、それぞれ1枚の段ボールを所定の形状に裁断して形成される。例えば1枚の段ボールを上面視で直角のL字形に折り曲げて前面部43と左側面部42aが形成され、同様に他の1枚の段ボールを直角に折り曲げて背面部44と右側面部42bが形成される。そして、前後面部あるいは左右側面部の何れかの端縁部を直角に内側へ折り曲げて接合代を形成し、この接合代を接着や止め金具など適宜な接合手段にて接合することにより、上面視長方形の箱体が形成される。
なお、前記左右の側面部42a,42b、前面部43、背面部44のそれぞれの下端は直角に内側へ折り曲げられており、適宜形状に切り込みを施されて重ね合うことにより、テープや止め金具などの接合手段を用いることなく、一体面化されて前記底面部41が形成され、箱状の土台部材40が構成される。
このように、前記土台部材40を構成する各部材が段ボール箱状の構造となっているため、軽量でありながら十分なる強度を具備しており、左右の側面部42a,42bと前面部43と背面部44の上部をそれぞれ内側へ水平状態に折り込むことにより、折り込まれた部分が水平状態の載置面48となり、前述の商品を保持した陳列部材20を安定した状態で支持することができる。なお、本実施例では、土台部材40の前面部43にPOP43cを表示してある。
次に、本発明の展示兼用輸送箱10にて商品を輸送し、輸送後に商品を展示する手順を説明する。先ず、図2に示す前記陳列部材20において、保持部20Bのすべての水平面26aに商品50を横並びに載置し、階段状に商品50を保持させる。つづいて、図3に示す支持部材30の受け部35へ、前記商品を保持した陳列部材20の傾斜部21および下面部24を受けさせる。
したがって、図8に示すように、前記商品50を保持した陳列部材20が、一定の傾斜角で支持部材30の上に安定した状態で支持される。そして、斜め上方から段ボール製のカバー70を被せて、陳列した商品50を被蔽する。該カバー70の正面部70aには左右方向に複数の切り込み部71が設けられ、正面部70aの左右両側は下方へ直角に折り曲げられて左右の側面部70b,70cが延設されている。
そして、前記陳列部材20の保持部20Bに並べた商品50の上縁の一部分を該カバー70の切り込み部71で抑えるとともに、前記陳列部材20の左右側面部22a,22bと支持部材30の左右側面部32a,32bとの隙間に該カバー70の左右側面部70b,70cを差し込めば、該カバー70が固定されて、輸送中の商品50が振動して落下もしくは破損するのを防止する。
つづいて、図9に示すように、載置面48が開放された状態の前記土台部材40を上下に反転し、前記カバー70で被蔽された陳列部材20の上方から、前記開放された土台部材40を被せれば、商品を保持した陳列部材20と支持部材30が土台部材40にて覆われる。また、前記支持部材30の下面に段ボールで形成した外装用底板85を敷き、この外装用底板85の折り返し部85aを上方へ直角に折り曲げて、前記土台部材40の内側へ差し込む。
このように、土台部材40を被せた状態でPPバンド(図示せず)を掛け回して梱包し、当該展示兼用輸送箱10にて商品を輸送することができる。梱包された当該展示兼用輸送箱10を持ち上げて移動する際は、土台部材40の左右両側に設けた切り欠き部42ab,42bbから露出している前記支持部材30の切り起こし部37a,37bに運搬者の手を差し入れて、当該展示兼用輸送箱10を把持することができる。
さらに、図10に示すように、上方から外装カバー80を被せて梱包してもよい。この外装カバー80は段ボールにて形成され、前面部81と左側面部82と、右側面部および背面部(いずれも図示せず)と、上面部83とからなる下面が開放された立方体の箱である。左右の側面部の下部中央に、下縁部が開放された方形の切り欠き部84が設けられている。該切り欠き部84は前記支持部材30の左右側面部32a,32bに設けられている長円形の切り起こし部37a,37bに対応する位置に設けられ、図示したように、前記外装用底板85の折り返し部85aを外装カバー80の内側へ挿入した状態で外装カバー80を被せたときに、前記支持部材30の切り起こし部37a,37bが切り欠き部84から露出する。
前述の土台部材40を被せた場合と同様に、この状態で、前記外装カバー80および前記外装用底板85にPPバンド(図示せず)を掛け回して梱包する。梱包された当該展示兼用輸送箱10を持ち上げて移動する際は、外装カバー80の切り欠き部84から露出している前記支持部材30の切り起こし部37a,37bに運搬者の手を差し入れて、当該展示兼用輸送箱10を把持することができる。
このように、商品を陳列保持した状態のまま梱包して、販売店や展示会場などへ輸送した後に、店頭や会場などで商品を展示する場合は、前述とは逆の手順で梱包を解体する。先ず、図9あるいは図10で説明したように、土台部材40あるいは外装カバー80に掛け回されたPPバンド(図示せず)を切断し、外装カバー80がある場合は先ず外装カバー80を上方に引き上げて取り除く。そして、どちらの場合も、図9に示す土台部材40を引き上げて取り外し、支持部材30の下面に敷いた外装用底板75を取り除けば、図8に示すように、商品50が陳列保持されている陳列部材20および支持部材30が露出する。
取り外した土台部材40は、上下に反転して底面部41を下にして設置し、前述したように、図6〜図7に示す手順で各面の上部を内側へ折り込んで水平状態の載置面48を形成する。そして、前記陳列部材20を支持している支持部材30の底面部31を、この土台部材40の載置面48に載置すれば、載置面48の四隅に設けられている係止部49により、支持部材30が所定位置に係止され、商品50が保持されている陳列部材20および支持部材30を土台部材40の上に安定した状態で載置することができる。
そして、前述のカバー70を取り外せば、図1に示すように、前記展示兼用輸送箱10をきわめて簡単に組み立てることができ、陳列部材20には、予め輸送時から商品50が横並びに適宜間隔で、かつ、一定の傾斜角で階段状に保持されているので、陳列された商品50の視覚効果が良好であり、商品50を一つずつ並べるような労力が不要で、該陳列部材20を支持部材30に支持させるだけで、きわめて見栄えよく店頭や会場に商品50を陳列することができる。
また、当該展示兼用輸送箱10は、構成されている各部材の材料が段ボールであるので、展示後に不要となった場合はリサイクル材として再使用することが可能であり、廃棄処分による公害発生や資源の無駄使いを防止できる。
なお、本実施例では当該展示兼用輸送箱10に展示される商品50として、飲料水を充填したガラス容器を一例にあげたが、ビンに限らず金属製の缶や合成樹脂製の容器など種々の容器を陳列することができる。また、飲料品や食品に限らず日用品や雑貨などの商品を入れた容器であってもよく、さらに、袋詰めされた商品なども展示することが考えられる。
このように、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
商品を展示した状態の本発明の展示兼用輸送箱の斜視図。 図1に示す陳列部材の説明図。 図1に示す支持部材の説明図。 図1に示す土台部材の上部開放状態を示す正面図。 図1に示す土台部材の上部開放状態を示す側面図。 図1に示す土台部材の折り込み過程を示す側面図。 図1に示す土台部材の載置面を示す斜視図。 図1に示す陳列部材を支持した状態の支持部材の斜視図。 図1に示す土台部材を上方から被せる過程を示す斜視図。 梱包状態の本発明の展示兼用輸送箱の斜視図。
符号の説明
10 展示兼用輸送箱
20 陳列部材
20A 箱体
20B 保持部
21 傾斜部
22a 左側面部
22b 右側面部
23 背面部
24 下面部
25 前面部
26a 水平面
26b 垂直面
27 切り起こし部
28 切り起こし部
29 POP
30 支持部材
31 底面部
32a 左側面部
32b 右側面部
33 前面部
33a 係止面部
33b 内側前面部
34 背面部
35 受け部
35a 左受け部
35b 右受け部
35c 下受け部
36a 左係止部
36b 右係止部
36c 中央係止部
37a 切り起こし部
37b 切り起こし部
38a 内側側面部
38b 内側側面部
40 土台部材
41 底面部
42a 左側面部
42b 右側面部
42aa 上縁部
42ab 切り欠き部
42ba 上縁部
42bb 切り欠き部
43 前面部
43a 上縁部
43b 隅切り部
43c POP
44 背面部
44a 上縁部
44b 隅切り部
45 切り込み部
46 山折り線
47 谷折り線
48 載置面
49 係止部
50 商品
60 上部POP
70 カバー
70a 正面部
70b 左側面部
70c 右側面部
71 切り込み部
80 外装カバー
81 前面部
82 左側面部
83 上面部
84 切り欠き部
85 外装用底板
85a 折り返し部

Claims (3)

  1. 商品を横並びに適宜間隔で保持する保持部が一定の傾斜角で階段状に設けられている陳列部材と、前記一定の傾斜角を保持した状態で前記陳列部材が支持される支持部材と、この支持部材を載置する載置面が上方へ開放可能に形成された箱型の土台部材とからなり、前記土台部材の前記載置面を開放した状態で上下に反転し、前記商品を保持している陳列部材を支持部材に支持させた状態で、その上方から前記反転した土台部材を被せて梱包し、前記商品を輸送可能に構成した展示兼用輸送箱において、
    上記陳列部材は、一定の傾斜角で設置される傾斜部と、該傾斜部の左右両端から該傾斜部に対して直角で上方向に延された左右の側面部と、前記傾斜部の上端から前記傾斜角に対して鉛直の上方向へ延された背面部と、前記傾斜部の下端から前記傾斜角に対して水平の前方向へ延された下面部と、該下面部の前端から該下面部に対して直角で上方向へ延設された前面部とからなる方形の箱体と、
    商品を横並びに適宜間隔で保持して陳列する水平面と、該水平面の前端縁からほぼ直角に垂れ下がる垂直面とが階段状に連設されてなる保持部とからなり、
    前記保持部の水平面または垂直面の少なくとも何れが、前記箱体の傾斜部または左右両側面部の少なくとも何れかの内側に係止されており、
    かつ、上記保持部の水平面に適宜間隔で切り起こし部を設け、該切り起こし部が前記垂直面と一体面に切り起こされて上記商品を保持するように構成されたことを特徴とする展示兼用輸送箱。
  2. 上記支持部材は、方形の底面部と、該底面部の左右両端から垂直に立設された左右の側面部と、前記底面部の前端から垂直に立設された前面部と、前記底面部の後端から垂直に立設された背面部とからなる箱体であって、
    前記左右の側面部の内側には、上記陳列部材を上記一定の傾斜角に保持して支持する受け部が設けられ、さらに、前記左右の側面部と前面部と背面部にはそれぞれ上方へ突出する係止部を設けて前記陳列部材を所定位置に係止するように構成されたことを特徴とする請求項1記載の展示兼用輸送箱。
  3. 商品を横並びに適宜間隔で保持する保持部が一定の傾斜角で階段状に設けられている陳列部材と、前記一定の傾斜角を保持した状態で前記陳列部材が支持される支持部材と、この支持部材を載置する載置面が上方へ開放可能に形成された箱型の土台部材とからなり、前記土台部材の前記載置面を開放した状態で上下に反転し、前記商品を保持している陳列部材を支持部材に支持させた状態で、その上方から前記反転した土台部材を被せて梱包し、前記商品を輸送可能に構成した展示兼用輸送箱において、
    上記土台部材は、方形の底面部と、該底面部の左右両端から垂直に立設された左右の側面部と、前記底面部の前端から垂直に立設された前面部と、前記底面部の後端から垂直に立設された背面部とからなる箱体であって、
    前記左右の側面部と前面部と背面部の上部が、それぞれで内側へ水平状態に折り込まれて方形の載置面が形成され、かつ、該載置面の四隅に係止部を上方へ突設させて上記支持部材を所定位置に係止するように構成されたことを特徴とする展示兼用輸送箱。
JP2005208395A 2005-07-19 2005-07-19 展示兼用輸送箱 Active JP4707486B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005208395A JP4707486B2 (ja) 2005-07-19 2005-07-19 展示兼用輸送箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005208395A JP4707486B2 (ja) 2005-07-19 2005-07-19 展示兼用輸送箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007022603A JP2007022603A (ja) 2007-02-01
JP4707486B2 true JP4707486B2 (ja) 2011-06-22

Family

ID=37783890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005208395A Active JP4707486B2 (ja) 2005-07-19 2005-07-19 展示兼用輸送箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4707486B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101899873B1 (ko) 2017-05-24 2018-09-19 유한책임회사 도요엔지니어링 즉시 진열형 포장박스
KR102080718B1 (ko) * 2018-08-30 2020-02-24 광동제약 주식회사 슬라이드형 디스플레이 포장박스
KR102074750B1 (ko) * 2019-07-29 2020-02-07 (주)아토즈 진열용 포장상자

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH053135U (ja) * 1991-06-26 1993-01-19 株式会社吉野工業所 小型容器収納ケース
JP2004059079A (ja) * 2002-07-30 2004-02-26 Yotsuya Kaki Oroshiuri Shijo:Kk 展示機能付花用梱包箱
JP2005052374A (ja) * 2003-08-04 2005-03-03 Kanebo Cosmetics Inc 物品陳列方法およびそれに用いる物品陳列具

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59168333U (ja) * 1983-04-25 1984-11-10 大日本印刷株式会社 デイスプレイ
JP3221604B2 (ja) * 1997-12-29 2001-10-22 押谷フエルト化成株式会社 陳列用包装容器

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH053135U (ja) * 1991-06-26 1993-01-19 株式会社吉野工業所 小型容器収納ケース
JP2004059079A (ja) * 2002-07-30 2004-02-26 Yotsuya Kaki Oroshiuri Shijo:Kk 展示機能付花用梱包箱
JP2005052374A (ja) * 2003-08-04 2005-03-03 Kanebo Cosmetics Inc 物品陳列方法およびそれに用いる物品陳列具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007022603A (ja) 2007-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8607987B2 (en) Packaging system
US8025209B2 (en) Stacking strength carton with an easy opening feature
US20110121011A1 (en) Product Dispensing System With Anti-Theft Engagement
US20120074164A1 (en) Product Dispensing System
RU2494024C1 (ru) Разъемная упаковочная система для демонстрационных контейнеров
JP2008541885A (ja) 吊り下げ及び陳列用バスケット
US20140054360A1 (en) Dividable tray
CN103313914A (zh) 框架面展示和运载容器
US20060168915A1 (en) Resealable clear flexible package for shoes
JP4707486B2 (ja) 展示兼用輸送箱
JPS636418B2 (ja)
RU2445245C2 (ru) Транспортировочная и продажная упаковка
KR101705019B1 (ko) 포장 용기
US6386366B1 (en) Shipping and display container
US20150041364A1 (en) Container With Kick-Back
US20110259765A1 (en) Display carton
US20150239601A1 (en) Backer card for providing container support
US20210245943A1 (en) Packaging systems
US20060113363A1 (en) Shelved display package
JP2012006611A (ja) ディスプレイ兼用包装箱
GB2530339A (en) Tilting Packaging
JP2007055653A (ja) 商品包装箱
US20050127152A1 (en) Lid for packing box with display feature
RU119329U1 (ru) Ящик из гофрокартона для хранения упакованного продукта (варианты)
JP2002362627A (ja) 差込み取付け片及びそれを使用したマルチパック包装物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070720

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100317

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100622

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100820

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100909

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101019

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101102

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110215

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110315

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4707486

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140325

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140325

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250