JP5289152B2 - 生体認証装置および生体認証システム - Google Patents
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そして、判定結果の表示などのアクションが実行される。
画像として検出した指紋の特徴点を抽出する特徴点抽出手段。特徴点抽出手段が抽出した指紋の特徴点を暗証番号により検索した登録指紋の特徴点と照合し、両者が一致したとき同定判定を出力する照合手段。暗証番号により検索した登録指紋が無効指紋であるときに特徴点抽出手段の出力から特徴点を計数する特徴点計数手段。特徴点数値が予め設定された所定範囲値からはずれているときに特徴点数異常を出力する比較手段。
指紋照合装置は、照合判定手段による同定判定出力および特徴点異常判定による強制同定判定出力のいずれかを介して承認出力を発する。
即ち、指紋照合装置は、暗証番号と指紋の状態との組合せで、本人か否かを判定している。
登録者の生体情報を登録生体情報として記憶すると共に前記登録者を識別する文字列を登録文字列として記憶する登録者情報記憶部と、
利用者の生体情報を入力装置から入力生体情報として入力する生体情報入力部と、
前記生体情報入力部に入力された入力生体情報と前記登録者情報記憶部に記憶される登録生体情報との一致量を照合率としてCPU(Central Processing Unit)を用いて算出する照合率算出部と、
前記照合率算出部により算出された照合率に基づいて、前記登録者情報記憶部に記憶される前記登録文字列に含まれる文字列のうち前記利用者を識別する文字列と比較する文字列の文字数を比較文字数としてCPUを用いて決定する比較文字数決定部と、
前記利用者を識別する文字列であって前記比較文字数決定部により決定された比較文字数の文字から成る文字列を入力装置から入力文字列として入力する識別文字列入力部と、
前記識別文字列入力部に入力された入力文字列と、前記登録者情報記憶部に記憶される登録文字列に含まれる文字列とが一致するかCPUを用いて判定する識別文字列判定部と、
前記識別文字列判定部により前記入力文字列と前記登録文字列に含まれる文字列とが一致すると判定された場合、前記利用者が前記登録者であることを認証する利用者認証部と
を備える。
生体情報(例えば、指紋データ)と識別文字列(例えば、暗証番号)とに基づいて利用者を認証する生体認証システムについて説明する。
実施の形態1における指紋認証システム100(生体認証システムの一例)について、図1に基づいて以下に説明する。
以下、指紋センサ111で読み取られた指紋データを「読取指紋データ101」といい、タッチパネル112に入力された暗証番号を「入力暗証番号102」という。
実施の形態1における指紋認証装置200の機能構成について、図2に基づいて以下に説明する。
登録者管理テーブル291および暗証番号桁数閾値テーブル292は、認証装置記憶部290に記憶されるデータの一例である。
実施の形態1における登録者管理テーブル291および暗証番号桁数閾値テーブル292について、図3に基づいて以下に説明する。
「特徴情報」には、登録者の指紋データから抽出された特徴情報が記憶されている記憶領域のアドレスが設定されている。特徴情報は指紋の特徴を示す情報である。
「暗証番号」には、登録者を識別する8桁の暗証番号が設定されている。
以下、登録特徴情報291aが特徴情報そのものを示すものとして説明を行う。
「照合率」には、所定の照合率が設定されている。照合率とは、利用者から読み取られた指紋データから抽出された特徴情報と登録特徴情報291aとの一致率を意味する。
「暗証番号桁数」には、利用者に入力させる暗証番号の桁数が設定されている。暗証番号桁数は、照合率が高いと少なく、照合率が低いと多い。
また、暗証番号桁数閾値テーブル292は、照合率が「81%以上」の場合は利用者が登録者であると認証し、照合率が「60%以下」の場合は利用者が登録者であると認証しないことを示している。
また、認証装置記憶部290には、利用者が登録者であることを認証しない照合率の閾値として指紋照合下限値「60%」が予め記録されているものとする。
照合率202が指紋照合閾値以上である場合、指紋照合結果判定部232は「照合OK」を示す指紋照合結果204を利用者認証部250に出力する。
照合率202が指紋照合下限値以下である場合、指紋照合結果判定部232は「照合NG」を示す指紋照合結果204を利用者認証部250に出力する。
暗証番号桁数決定部233は、暗証番号に含まれるN桁の番号の入力を促すガイダンス(文字、画像、音声などのメッセージ)を指紋認証端末110に表示させる。
指紋照合結果判定部232は、暗証番号判定結果203が入力暗証番号102と登録暗証番号291bに含まれるN桁の番号との不一致を示す場合、「照合NG」を示す指紋照合結果204を利用者認証部250に出力する。
例えば、利用者認証部250は認証結果209を指紋認証端末110に出力し、認証結果209をタッチパネル112に表示させる。
また例えば、利用者認証部250は、所定の処理(例えば、電気錠で施錠されている扉の解錠)を行う。
実施の形態1における指紋認証装置200の指紋認証方法について、図4に基づいて以下に説明する。
抽出特徴情報201の照合結果が「OK」の場合(S131)、利用者認証部250は利用者が登録者であることを認証する(S162)。
抽出特徴情報201の照合結果が「NG」の場合(S131)、利用者認証部250は利用者が登録者であることを認証しない(S163)。
抽出特徴情報201の照合結果が「OK」でも「照合NG」でもない場合(S131「保留」)、照合率202は照合率202に基づいて暗証番号の入力要求桁数「N」を決定する(S140)。
暗証番号入力部240は暗証番号(N桁)を入力し(S150)、暗証番号判定部234は入力暗証番号102を登録暗証番号291b(N桁)と比較する(S160)。
入力暗証番号102の比較結果が「一致」の場合(S161)、利用者認証部250は利用者が登録者であることを認証する(S162)。
入力暗証番号102の比較結果が「不一致」の場合(S161)、利用者認証部250は利用者が登録者であることを認証しない(S163)。
認証を受けたい利用者は指紋認証端末110の指紋センサ111に指を当てる。
指紋認証端末110の指紋センサ111は利用者の指を撮像し、撮像して得られた画像データを読取指紋データ101として指紋認証装置200に出力する。
指紋データ入力部210は、指紋認証端末110から出力された読取指紋データ101を入力し、入力した読取指紋データ101を特徴情報抽出部220に入力する。
S110の後、処理はS120に進む。
特徴情報抽出部220は、読取指紋データ101を画像処理し、利用者の指紋の特徴を示す特徴情報を抽出特徴情報201として抽出する。特徴情報抽出部220は、指紋データから特徴情報を抽出する従来の方法を利用して、読取指紋データ101から抽出特徴情報201を抽出する。
特徴情報抽出部220は抽出特徴情報201を指紋照合部231に入力する。
S120の後、処理はS130に進む。
指紋照合部231は、抽出特徴情報201を各登録特徴情報291aと順に照合(比較)し、抽出特徴情報201と各登録特徴情報291aとの照合率(一致率)を算出する。但し、指紋照合部231は、照合率が所定の指紋照合閾値(例えば、80%)以上の値である場合、抽出特徴情報201と照合していない登録特徴情報291aが残っていても照合を中止して構わない。
以下、指紋照合部231から指紋照合結果判定部232に入力される照合率を「照合率202」と記し、照合率202に対応するユーザIDを「対象ユーザID」という。
照合率202に対応するユーザID(対象ユーザID)とは、照合率202を算出したときに抽出特徴情報201と照合した登録特徴情報291aに対応するユーザID(登録者管理テーブル291の設定値)のことである。
指紋照合結果判定部232は、照合率202を指紋照合閾値と比較する。
指紋照合結果判定部232は、照合率202が指紋照合閾値未満の場合、照合率202を指紋照合下限値と比較する。
指紋照合結果判定部232は、照合率202が指紋照合閾値と指紋照合下限値との間の値である場合、照合率202および対象ユーザIDを暗証番号桁数決定部233に入力する。
照合率202が指紋照合閾値以上であった場合(OK)、処理はS162に進む。
照合率202が指紋照合下限値以下であった場合(NG)、処理はS163に進む。
照合率202が指紋照合閾値と指紋照合下限値との間の値であった場合(保留)、処理はS140に進む。
暗証番号桁数決定部233は、暗証番号桁数閾値テーブル292に基づいて、照合率202に対応する入力要求桁数「N」を決定する。
例えば、照合率が「75%」である場合、暗証番号桁数決定部233は図3に示す暗証番号桁数閾値テーブル292を参照し、「4桁」を入力要求桁数に決定する。
また例えば、照合率が「65%」である場合、暗証番号桁数決定部233は「8桁」を入力要求桁数に決定する。
S140の後、処理はS150に進む。
利用者は、指紋認証端末110に表示された暗証番号入力ガイダンスに従い、暗証番号の先頭N桁をタッチパネル112から入力する。
指紋認証端末110は、タッチパネル112から入力されたN桁の暗証番号を入力暗証番号102として指紋認証装置200に出力する。
指紋認証装置200の暗証番号入力部240は、指紋認証端末110から出力された入力暗証番号102を入力し、入力した入力暗証番号102を暗証番号判定部234に入力する。
S150の後、処理はS160に進む。
暗証番号判定部234は、対象ユーザIDに対応する登録暗証番号291bを登録者管理テーブル291から取得する。
暗証番号判定部234は、入力暗証番号102と登録暗証番号291bの先頭N桁とを比較する。例えば、入力要求桁数が4桁である場合、暗証番号判定部234は、入力暗証番号102と登録暗証番号291bの先頭4桁とを比較する。
S160の後、処理はS161に進む。
暗証番号判定部234は、入力暗証番号102と登録暗証番号291bの先頭N桁とが一致する場合、「一致」を示す暗証番号判定結果203を指紋照合結果判定部232に入力する。
暗証番号判定部234は、入力暗証番号102と登録暗証番号291bの先頭N桁とが一致しない場合、「不一致」を示す暗証番号判定結果203を指紋照合結果判定部232に入力する。
入力暗証番号102と登録暗証番号291bの先頭N桁とが一致した場合、処理はS162に進む。
入力暗証番号102と登録暗証番号291bの先頭N桁とが一致しなかった場合、処理はS163に進む。
指紋照合結果判定部232は、照合率202が指紋照合閾値以上であった場合(S131「OK」)または暗証番号判定部234から「一致」を示す暗証番号判定結果203を入力した場合(S161「一致」)、「照合OK」を示す指紋照合結果204を利用者認証部250に入力する。
利用者認証部250は、入力された指紋照合結果204が「照合OK」を示す場合、利用者を登録者であると認証したことを示す認証結果209「認証OK」を指紋認証端末110に出力する。指紋認証端末110は、利用者認証部250から出力された認証結果209を入力し、認証結果209をタッチパネル112に表示する。
さらに、利用者認証部250は、所定の処理(例えば、電気錠で施錠されている扉の解錠)を行う。
S162により、指紋認証方法は終了する。
指紋照合結果判定部232は、照合率202が指紋照合下限値以下であった場合(S131「NG」)または暗証番号判定部234から「不一致」を示す暗証番号判定結果203を入力した場合(S161「不一致」、S150でタイムアウト)、「照合NG」を示す指紋照合結果204を利用者認証部250に入力する。
利用者認証部250は、入力された指紋照合結果204が「照合NG」を示す場合、利用者を登録者であると認証しないことを示す認証結果209「認証NG」を指紋認証端末110に出力する。指紋認証端末110は、利用者認証部250から出力された認証結果209を入力し、認証結果209を入力暗証番号102に表示する。
S163により、指紋認証方法は終了する。
実施の形態1における指紋認証システム100の動作について、図5に基づいて以下に説明する。
入力された暗証番号(4桁)と登録されている暗証番号の先頭4桁とが一致する場合(S232「一致」)、利用者を正当な利用者であると認証する(認証OK)。
入力された暗証番号(4桁)と登録されている暗証番号の先頭4桁とが一致しない場合(S232「NG」)、利用者を正当な利用者であると認証しない(認証NG)。
入力された暗証番号(8桁)と登録されている暗証番号(8桁)とが一致する場合(S242「一致」)、利用者を正当な利用者であると認証する(認証OK)。
入力された暗証番号(8桁)と登録されている暗証番号(8桁)とが一致しない場合(S242「NG」)、利用者を正当な利用者であると認証しない(認証NG)。
指紋で認証NGの場合、一定の照合率を満たし、かつ個人が持つ暗証番号(例えば、12345678)の数桁(例えば、先頭4桁の1234)を入力することで、指紋+先頭4桁の暗証番号(1234)の照合が実現される。これにより、照合時の操作性を向上できる。照合率に合わせて桁数を変更することで、利便性とセキュリティ性とを実現できる。
つまり、本人の指紋照合時に限りなく本人に近いが、照合率が閾値に満たない場合、数桁の暗証番号で本人照合を追加で行い、本人と判定する。照合率毎に入力する暗証番号の桁数を可変とすることで、操作性を向上できる。
また、「暗証番号」は利用者を識別する識別情報の一例であり、「暗証番号」を「パスワード」や「ID」などのその他の識別情報に置き換えても構わない。
また、暗証番号桁数決定部233は、暗証番号に含まれる連続するN桁の番号(先頭N桁または末尾N桁に限らない)を入力させるガイダンスを指紋認証端末110に表示させてもよい。この場合、暗証番号判定部234は、入力暗証番号102と登録暗証番号291bに含まれる連続するN桁の番号とが一致するかを判定する。
指紋データの照合率(一致率)と暗証番号の入力回数とに基づいて暗証番号の照合桁数を決定する形態について説明する。
また、暗証番号の入力回数に応じて暗証番号の変更を促す形態について説明する。
以下、実施の形態1と異なる事項について主に説明する。説明を省略する事項について実施の形態1と同様である。
実施の形態2における指紋認証装置200の機能構成について、図6に基づいて以下に説明する。
暗証番号管理部260は、カウントした入力暗証番号102の入力回数が所定値になった場合、登録暗証番号291bの変更を促すガイダンスを指紋認証端末110を用いて出力する。
認証装置記憶部290には、図7に示すような登録者管理テーブル291Bおよび暗証番号桁数閾値テーブル292Bが記憶されている。
暗証番号桁数閾値テーブル292Bは、「照合率」と「暗証番号入力回数」とに応じた「暗証番号桁数」を示す。暗証番号桁数は、照合率が高いまたは暗証番号入力回数が少ないと少なく、照合率が低いまたは暗証番号入力回数が多いと多い。
実施の形態2における指紋認証方法について、図8に基づいて以下に説明する。
実施の形態1と同じく、指紋データ入力部210は読取指紋データ101を入力し(S110)、特徴情報抽出部220は読取指紋データ101から特徴情報を抽出し(S120)、指紋照合部231は抽出特徴情報201を登録特徴情報291aと照合する(S130)。
S110〜S130の後、処理はS131に進む。
指紋照合結果判定部232は、実施の形態1と同じく、照合率202を指紋照合閾値および指紋照合下限値と比較し、照合率202が指紋照合閾値と指紋照合下限値との間の値である場合、照合率202および対象ユーザIDを暗証番号桁数決定部233に入力する。
照合率202が指紋照合閾値以上であった場合(OK)、処理はS162に進む。
照合率202が指紋照合下限値以下であった場合(NG)、処理はS163に進む。
照合率202が指紋照合閾値と指紋照合下限値との間の値であった場合(保留)、処理はS141に進む。
暗証番号桁数決定部233は、登録者管理テーブル291Bに基づいて対象ユーザIDに対応する暗証番号入力回数を特定し、暗証番号桁数閾値テーブル292Bに基づいて照合率202と暗証番号入力回数とに対応する入力要求桁数「N」を決定する。
また例えば、対象ユーザIDが「B」で、照合率が「75%」である場合、暗証番号桁数決定部233は「65」を暗証番号入力回数と特定し、「8桁」を入力要求桁数に決定する。
また例えば、対象ユーザIDが「C」で、照合率が「65%」である場合、暗証番号桁数決定部233は「45」を暗証番号入力回数と特定し、「8桁」を入力要求桁数に決定する。
暗証番号桁数決定部233は、入力要求桁数「N」と対象ユーザIDとを暗証番号判定部234に入力し、対象ユーザIDを暗証番号管理部260に入力する。
S141の後、処理はS151に進む。
暗証番号管理部260は、実施の形態1のS150と同じく、指紋認証端末110から入力暗証番号102を入力する。
暗証番号管理部260は、入力暗証番号102を入力した場合、登録者管理テーブル291Bの対象ユーザIDに対応する暗証番号入力回数に「1」加算する。
S151の後、処理はS152に進む。
暗証番号管理部260は、対象ユーザIDに対応する暗証番号入力回数(登録者管理テーブル291Bの設定値)と所定の変更ガイダンス閾値とを比較する。
暗証番号入力回数が変更ガイダンス閾値未満の場合(YES)、暗証番号管理部260は、入力暗証番号102を暗証番号判定部234に入力する。処理はS160に進む。
暗証番号入力回数が変更ガイダンス閾値以上の場合(NO)、処理はS153に進む。
暗証番号管理部260は、登録暗証番号291bの変更を促す暗証番号再登録ガイダンスを表示させる命令を指紋認証端末110に出力し、指紋認証端末110は暗証番号再登録ガイダンスをタッチパネル112に表示する。暗証番号再登録ガイダンスは音声出力してもよい。
暗証番号再登録ガイダンスの表示後、暗証番号管理部260は入力暗証番号102を暗証番号判定部234に入力する。
S153の後、処理はS160に進む。
実施の形態1と同じく、暗証番号判定部234は入力暗証番号102と登録暗証番号291bの先頭N桁とを比較し(S160)、比較結果に基づいて暗証番号判定結果203を指紋照合結果判定部232に入力する(S161)。
実施の形態1と同じく、指紋照合結果判定部232は指紋照合結果204を利用者認証部250に入力し、利用者認証部250は認証結果209を指紋認証端末110に表示させる(S162、S163)。
S162またはS163により、指紋認証方法は終了する。
実施の形態2における指紋認証システム100の動作について、図9に基づいて以下に説明する。
入力された暗証番号(4桁)と登録されている暗証番号の先頭4桁とが一致する場合(S232「一致」)、利用者を正当な利用者であると認証する(認証OK)。
入力された暗証番号(4桁)と登録されている暗証番号の先頭4桁とが一致しない場合(S232「NG」)、利用者を正当な利用者であると認証しない(認証NG)。
入力された暗証番号(8桁)と登録されている暗証番号(8桁)とが一致する場合(S242「一致」)、利用者を正当な利用者であると認証する(認証OK)。
入力された暗証番号(8桁)と登録されている暗証番号(8桁)とが一致しない場合(S242「NG」)、利用者を正当な利用者であると認証しない(認証NG)。
指紋データの照合率(一致率)と暗証番号が登録されてから経過した期間とに基づいて暗証番号の照合桁数を決定する形態について説明する。
以下、実施の形態2と異なる事項について主に説明する。説明を省略する事項について実施の形態2と同様である。
登録者管理テーブル291Cは、実施の形態2(図7参照)の「暗証番号入力回数」の代わりに、現在の登録暗証番号291bが登録された年月日を示す「暗証番号登録日」を含む。「暗証番号登録日」は登録暗証番号291bの初回設定時に設定され、登録暗証番号291bの更新時に更新される。
暗証番号桁数閾値テーブル292Cは、「照合率」と「暗証番号使用期間」とに応じた「暗証番号桁数」を示す。
実施の形態3における指紋認証方法について、図11に基づいて以下に説明する。
暗証番号桁数決定部233は、登録者管理テーブル291Cに基づいて対象ユーザIDに対応する登録暗証番号291bが設定されてから経過した期間を暗証番号使用期間として計算する。
暗証番号桁数決定部233は、暗証番号桁数閾値テーブル292Cに基づいて照合率202と暗証番号使用期間とに対応する入力要求桁数「N」を決定する。
また例えば、現在の日付が「2009年3月15日」で、対象ユーザIDが「A」で、照合率が「75%」である場合、暗証番号桁数決定部233は「2009年2月1日〜2009年3月15日」の期間「43日」を暗証番号使用期間として算出し、「8桁」を入力要求桁数に決定する。
暗証番号桁数決定部233は、入力要求桁数「N」と対象ユーザIDとを暗証番号判定部234に入力し、暗証番号使用期間を暗証番号管理部260に入力する。
S142の後、処理はS154に進む。
暗証番号管理部260は、実施の形態1のS150と同じく、指紋認証端末110から入力暗証番号102を入力する。
S154の後、処理はS155に進む。
暗証番号管理部260は、暗証番号桁数決定部233から入力した暗証番号使用期間と所定の変更ガイダンス閾値とを比較する。
暗証番号使用期間が変更ガイダンス閾値未満の場合(YES)、暗証番号管理部260は、入力暗証番号102を暗証番号判定部234に入力する。処理はS160に進む。
暗証番号入力回数が変更ガイダンス閾値以上の場合(NO)、処理はS153に進む。
Claims (5)
- 第一のテーブルと第二のテーブルとを記憶する認証装置記憶部を備え、
前記第一のテーブルは、登録者の生体情報を登録生体情報として示し、前記登録者を識別する文字列を登録文字列として示し、前記登録者が文字列を入力した回数を文字列入力回数として示すテーブルであり、
前記第二のテーブルは、生体情報に対する一致量の範囲と、文字列の入力回数の範囲と、入力すべき文字列の文字数を示す文字列文字数とを対応付けるテーブルであり、
利用者の生体情報を入力装置から入力生体情報として入力する生体情報入力部と、
前記生体情報入力部に入力された入力生体情報と前記第一のテーブルに示される前記登録生体情報との一致量を照合率としてCPU(Central Processing Unit)を用いて算出する照合率算出部と、
前記第二のテーブルに示される文字列文字数のうち、前記照合率算出部により算出された照合率を含む一致量の範囲と前記第一のテーブルに示される前記文字列入力回数を含む入力回数の範囲とに対応付けられた文字列文字数を、比較文字数としてCPUを用いて決定する比較文字数決定部と、
前記利用者を識別する文字列であって前記比較文字数決定部により決定された前記比較文字数の文字から成る文字列を入力装置から入力文字列として入力し、前記第一のテーブルに示される前記文字列入力回数をカウントアップする識別文字列入力部と、
前記識別文字列入力部に入力された前記入力文字列と、前記第一のテーブルに示される前記登録文字列に含まれる文字列とが一致するかCPUを用いて判定する識別文字列判定部と、
前記識別文字列判定部により前記入力文字列と前記登録文字列に含まれる文字列とが一致すると判定された場合、前記利用者が前記登録者であることを認証する利用者認証部と
を備えたことを特徴とする生体認証装置。 - 前記生体認証装置は、さらに、
前記第一のテーブルが示す前記文字列入力回数が所定値になった場合、前記登録文字列の変更を促すガイダンスを出力するガイダンス出力部を備える
ことを特徴とする請求項1記載の生体認証装置。 - 第一のテーブルと第二のテーブルとを記憶する認証装置記憶部を備え、
前記第一のテーブルは、登録者の生体情報を登録生体情報として示し、前記登録者を識別する文字列を登録文字列として示し、前記登録文字列が登録された登録日を示すテーブルであり、
前記第二のテーブルは、生体情報に対する一致量の範囲と、登録文字列の使用期間の範囲と、入力すべき文字列の文字数を示す文字列文字数とを示すテーブルであり、
利用者の生体情報を入力装置から入力生体情報として入力する生体情報入力部と、
前記生体情報入力部に入力された入力生体情報と前記第一のテーブルに示される前記登録生体情報との一致量を照合率としてCPU(Central Processing Unit)を用いて算出する照合率算出部と、
前記第二のテーブルに示される文字列文字数のうち、前記照合率算出部により算出された照合率を含む一致量の範囲と前記第一のテーブルに示される前記登録日から経過した期間を含む使用期間の範囲とに対応付けられた文字列文字数を、比較文字数としてCPUを用いて決定する比較文字数決定部と、
前記利用者を識別する文字列であって前記比較文字数決定部により決定された前記比較文字数の文字から成る文字列を入力装置から入力文字列として入力する識別文字列入力部と、
前記識別文字列入力部に入力された前記入力文字列と、前記第一のテーブルに示される前記登録文字列に含まれる文字列とが一致するかCPUを用いて判定する識別文字列判定部と、
前記識別文字列判定部により前記入力文字列と前記登録文字列に含まれる文字列とが一致すると判定された場合、前記利用者が前記登録者であることを認証する利用者認証部とを備えたことを特徴とする生体認証装置。 - 前記利用者認証部は、前記照合率算出部により算出された照合率が所定値以上の値である場合と、前記識別文字列判定部により前記入力文字列と前記登録文字列に含まれる文字列とが一致すると判定された場合とのそれぞれの場合に、前記利用者が前記登録者であることを認証する
ことを特徴とする請求項1〜請求項3いずれかに記載の生体認証装置。 - 利用者から生体情報を読み取る入力装置である生体読取装置と、
利用者を識別する文字列の入力に用いられる入力装置である文字列入力装置と、
請求項1〜請求項4いずれかに記載の生体認証装置と
を有することを特徴とする生体認証システム。
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