JP5288232B2 - 粉状化粧料容器 - Google Patents

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Description

本発明は白粉、パウダーファンデーションなどの粉状化粧料を収容する容器で化粧料収容部、化粧料取出し蓋を容器本体より外すことなく粉状化粧料の補給を可能にした粉状化粧料容器に関する。
従来白粉、パウダーファンデーションなどの粉状化粧料をパウダーパフに移し取って使用するコンパクト容器等が知られている。これらコンパクト容器はシート状の網体または多孔体からなる化粧料取出し蓋にパウダーパフを載置してコンパクト容器を傾けるあるいはコンパクト容器内の粉状化粧料に押圧するなどして使用していた。そこで粉状化粧料が残り少なくなった場合、シート状の網体または多孔体からなる化粧料取出し蓋を化粧料収容部より一旦外し粉状化粧料を充填し続けて使用するか廃棄し再購入されていた。
続けて使用する場合、シート状の網体または多孔体からなる化粧料取出し蓋に付着する粉状化粧料は充填の際周囲に飛散して汚すことは勿論取外しの際に手指を汚していた。また周囲に飛散しないように細心の注意を払いながら粉状化粧料を充填しなければならなかった。
また、コンパクト容器の粉状化粧料をシート状の網体または多孔体からなる化粧料取出し蓋を介して取り出そうとする場合、化粧料取出し蓋が剛体で構成されていると大きな変形は形成できない。そのため僅か深い化粧料収容部でも粉状化粧料を充分に取り出せなくなり、高価な化粧料を充分に使用できない場合があった。
粉状化粧料の補給時に周囲を汚すといった問題を解決する手段として化粧料収納部となる容器本体の底部より粉状化粧料を充填する化粧料容器例が特許文献1に記載されている。また特許文献1は開口面に粉末化粧料が通過可能な複数の小孔を分布穿設する伸縮シートを被覆し化粧料収容部内の底部や隅部に残る粉状化粧料を有効に取り出せる化粧料容器を提案している。
また粉状化粧料を有効に取り出す手段として化粧料取出し蓋を深い化粧料収容部内に落し込む構造にし、化粧料を最後まで均一に使用することができるようにする化粧料容器として特許文献2が提案されている。
特開平08−131249号公報 特開平09−234111号公報
特許文献1は容器本体と複数の小孔が分布穿設された伸縮シートを備え、容器本体の上面に化粧料収納部を形成し粉末化粧料を充填した状態で伸縮シートを被覆する化粧料容器に関するものである。また化粧料収納部となる容器本体の底部に貫通穴を設けた化粧料容器に関するもので、化粧料容器内の粉状化粧料が漏出しないように上下逆さまにして貫通穴から粉状化粧料を充填する。貫通穴は蓋材で閉蓋されて粉状化粧料の後方漏出は防止される。この貫通穴は小さく開口されているため充填時に粉状化粧料が貫通穴を介して飛散する量を少なくする内容も記載されている。
特許文献2は脱落自在に懸垂固定された落し蓋型の化粧料取出し蓋を備えた化粧料コンパクトで、使用時に落し蓋の型化粧料取出し蓋を化粧料表面に落し込むことにより深い化粧料収容部でも粉状化粧料を取り出せ、高価な化粧料を無駄なく利用できるようにする。そうしてコンパクト容器の中皿内に収容した粉末化粧料の表面に網皿を常に平らに接しさせ、パフへの粉末化粧料の付着量が一定となるようにし、化粧料を最後まで均一に使用することができるようにする。
しかし、化粧料容器に粉状化粧料を充填する操作で特許文献1では化粧料容器を上下反転する操作が必要になる。化粧料容器を上下反転するには粉状化粧料が漏出しないように化粧料収納部の開口面に張られたシートが化粧料容器内に残存する粉状化粧料の自重で押し広げられることのないよう硬質の平板あるいはフィルムで上面を密着して遮断する特別な必要がある。
他方メッシュや複数の小孔を穿設するシートを被覆するリフィール容器を粉状化粧料容器の容器本体に直接装着し、粉状化粧料に触れることなく交換しようとする場合、メッシュや複数の小孔を穿設するシートの被覆でリフィール容器を高価にする。
また、化粧料容器に充填される粉状化粧料を無駄なく有効にしようとするため特許文献1では化粧料収納部の開口面に張られたシートを伸縮性シートとし、化粧料収容部が深くとも化粧料収容部内の下方や隅に残る粉状化粧料を含め取り出せるようにしている。
しかし伸縮する繊維やシリコンゴムなどの弾性体は経年変化が大きく、パウダーパフを上面に載置収納したまま長期に亘って緩みのない状態を維持することは困難でありへたった弾性体は粉状化粧料の漏出原因となる。
特許文献2では化粧料収容部が深くとも化粧料取出し蓋を化粧料収容部内に落し込む構造とすることで少ない伸縮でも粉状化粧料を充分に取り出せるようにする。しかし、落し込みに係る摺動部は滑らかな摺動が求められるため傾斜防止も必修用件であり構造も複雑になり高価になるばかりか粉状化粧料の漏出原因となる隙間を皆無にできない。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは化粧料取出し蓋に触れずに粉状化粧料の充填を可能にし、手指、周辺を汚すことなく粉状化粧料容器に粉状化粧料を充填できるようにすることにある。また化粧料収容部が深くとも化粧料収容部内の粉状化粧料を無駄なく有効に使用できるようにすることにある。さらには容器本体にリフィール容器収納部または粉補給部を設け、リフィール容器収納部に収納されるリフィール容器あるいは粉補給部に粉状化粧料を充填するための補充用具の外観、構造の簡素化を可能にし、総合的に安価な粉状化粧料を提供することにある。
本発明粉状化粧料容器は、上記目的を達成するため粉状化粧料100をアプリケータ等に取出せるよう収容する化粧料収容部31に対し化粧料取出し蓋を外すことなく化粧料収容部31の側部から補給用化粧料110の補給を可能にするものである。同時に化粧料収容部31の底部35と化粧料取出し蓋との一部間隔を狭く構成するものである。
すなわち化粧料収容部31に補給する補給用化粧料110を充填すると共に側部に化粧料供給口75を設けたリフィール容器11と、リフィール容器11を収納するリフィール容器収納部51と、リフィール容器収納部51と化粧料収容部31との間を分離すると共に中央下部を開口し、リフィール容器11の化粧料供給口75を通って化粧料収容部31内に補給用化粧料110を導入する導入口13を有する第1の仕切り壁71とを有し、化粧料取出し蓋を粉状化粧料容器より外すことなく化粧料収容部31に補給用化粧料110を補給可能にするものである。
また化粧料収容部31に補給する補給用化粧料110を充填すると共に上方から該補給用化粧料110を充填する上開口部57を設けた粉補給部53と、粉補給部53の上開口部57を閉蓋する閉止蓋55と、粉補給部53と前記化粧料収容部31との間を分離すると共に中央下部を開口し、粉補給部53の側面から化粧料収容部31内に補給用化粧料110を導入する導入口13を有する第2の仕切り壁73とを有し、化粧料取出し蓋を粉状化粧料容器より外すことなく化粧料収容部31に補給用化粧料110を補給可能にすることも良い。
さらに化粧料取出し蓋を化粧料収容部31の上縁部33と略平行に設け、化粧料収容部31の導入口13近傍を除く底部35を浅く形成した浅底部37とし、化粧料取出し蓋の小さな変形でも化粧料収容部31内の粉状化粧料100を取り出し可能にするものである。
また化粧料収容部31の底部35を化粧料収容部31の上縁部33と略平行に設け、化粧料収容部31の導入口13側に対向する側が低くなるよう化粧料取出し蓋を傾斜させ、化粧料取出し蓋の小さな変形でも化粧料収容部31内の粉状化粧料100を取り出し可能にするものである。
さらに第1の仕切り壁71若しくは第2の仕切り壁73に導入口13を開閉するスライドシャッター77を設けるものである。
本発明粉状化粧料容器にあっては次に記載する効果を奏する。
すなわち第1の仕切り壁71若しくは第2の仕切り壁73は化粧料収容部31リフィール容器収納部51若しくは粉補給部53との間を分離し、第1の仕切り壁71若しくは第2の仕切り壁73の中央下部に設けられた導入口13を介し補給用化粧料110を化粧料収容部31に補給する。そのため化粧料取出し蓋を粉状化粧料容器より外す必要はなく化粧料取出し蓋に付着する粉状化粧料100で周囲を汚すことはなくなる。
閉止蓋55は粉補給部53の上開口部57を封口するもので粉補給部53内の補給用化粧料110の漏出を防止する。また閉止蓋55補給用化粧料110を充填する際に取り外されるが閉止蓋55の上面に指先で摘み引き上げられるようにすることで開蓋を容易にし、閉止蓋55に付着する補給用化粧料110で指先さらには周辺を汚すことはなくなる。閉止蓋55を上開口部57に設けた粉補給部53補給用化粧料110を上方から直接充填可能にする。そのため補給用化粧料110の容器は袋詰めも可能になりより安価に補給用化粧料110の充填が可能になる。
リフィール容器11はリフィール容器収納部51に収納する際に化粧料供給口75を封鎖する密封シールを剥がす必要があるが密封シールは廃棄されることから付着する補給用化粧料110が周囲を汚さない。またリフィール容器11はリフィール容器収納部51に収納されることにより外部応力から保護される。またリフィール容器11の外観も容器本体必要最低限の意匠デザインがあれば充分で安価なリフィール容器11の供給を可能にする。
また化粧料収容部31補給用化粧料110を補給するリフィール容器11若しくは粉補給部53は第1の仕切り壁71若しくは第2の仕切り壁73によって分離されていることから化粧料収容部31内の粉状化粧料100の残量に関係なく充填することができる。また替えは化粧料収容部31の開口側から導入口13の開閉を行うスライドシャッター77の操作を行え、さらに同一面上から挿脱できるため替え操作も容易となる。
図1は本発明粉状化粧料容器の第1の実施例説明図で図1(A)は側断面図、図1(B)は上蓋9を除いた平面図を示す。図において粉状化粧料容器1は容器本体7と上蓋9とより構成されている。容器本体7には粉状化粧料100を収容する化粧料収容部31とリフィール容器収納部51とが第1の仕切り壁71で仕切られ設けられている。化粧料収容部31には粉状化粧料100が収納され、粉状化粧料100の上方は化粧料取出し蓋3で被覆されている。化粧料取出し蓋3と上蓋9との間の空間には化粧用アプリケータであるパウダーパフ5が収納されている。
リフィール容器収納部51は容器本体7にリフィール容器11を収納固定するため凹部を形成している。そのためリフィール容器11はリフィール容器収納部51によって強度を保護されると共に周囲を見えないように収納される。したがって剛性は充填された補給用化粧料110で容易に変形しない程度であれば良く、外観も容器本体必要最低限の意匠デザインがあれば充分であり安価なリフィール容器11の供給を可能にする。リフィール容器11は補給用化粧料110を充填する容器で図1(A)に示されるようにリフィール容器収納部51の第1の仕切り壁71反対側上端に設けられるスプリング59でリフィール容器11をリフィール容器収納部51の第1の仕切り壁71側に押圧固定される。
リフィール容器11の側部下端には化粧料供給口75が開口されている。化粧料供給口75は流通段階では充填された補給用化粧料110の漏出を防止するため一般に簡素な密封シール等(図示せず)が貼付けられる。化粧料供給口75には密封シールに代わり開閉可能な開閉扉(図示せず〕を設けることも良い。
第1の仕切り壁71は化粧料収容部31とリフィール容器収納部51との間を分離し、仕切り壁71の中央下部はリフィール容器11の化粧料供給口75に合わせて導入口13が開口されている。導入口13はリフィール容器11内の補給用化粧料110を化粧料収容部31に補給するための流路である。
第1の仕切り壁71には導入口13を閉鎖し補給用化粧料110の移動を防止するスライドシャッター77が設けられている。スライドシャッター77の上部には図1(B)に示されるように矢印A方向に手動操作して一体にスライドするシャッター操作部79が設けられ導入口13を開閉する。尚、導入口13の開閉度合いは手動で任意に設定する事も良い。
化粧料取出し蓋3は化粧料収容部31の開口側に設けられて化粧料収容部31の内外を仕切るもので化粧料収容部31内の粉状化粧料100の必要量を取り出すシート状の部材である。図1(A)において化粧料取出し蓋3は化粧料収容部31の底部35に対して傾斜するよう張設し化粧料取出し蓋3と化粧料収容部31の部35との間隔を狭めている。
化粧料取出し蓋3と化粧料収容部31の部35との間隔を狭くすることは化粧料取出し蓋3を大きく変形させずに化粧料収容部31の部35に接触できることになり、残り少なくなった粉状化粧料100でも無駄なく有効に取り出すことができる。それは従来化粧料取出し蓋3が伸縮の小さな金属線を編んだ網体、伸縮の小さなプラスチックフィルムに複数の小孔体を穿設した多孔体等でも化粧料収容部31の開口側に位置決め設定することも可能にするものである。
補給用化粧料110はリフィール容器11の側面下端に形成された化粧料供給口75から第1の仕切り壁71に形成された導入口13を通って化粧料収容部31に供給される。化粧料収容部31に収納されている粉状化粧料100が減少した場合、シャッター操作部79を矢印A方向に操作しリフィール容器11と化粧料収容部31を通じる導入口13を開口するようスライドシャッター77をスライドする。リフィール容器11内の補給用化粧料110はスライドシャッター77で導入口13の開口面積を調整することによって補給量を調整可能に化粧料収容部31内に補給される。
スライドシャッター77はリフィール容器11の交換に際し導入口13を閉鎖し僅か残る粉状化粧料100のリフィール容器11側への漏出を防止する。そこで空になったリフィール容器11は化粧料供給口75から僅か残留する補給用化粧料110が漏出しないようリフィール容器収納部51より取り外され、補給用化粧料110を充満する新たなリフィール容器11と容易に交換される。
リフィール容器11は化粧料供給口75を封止する密封シール等を剥がされリフィール容器収納部51に収納される。リフィール容器収納部51にリフィール容器11を収納した後スライドシャッター77を開口し補給用化粧料110の化粧料収容部31内への移動を可能にする。したがって粉状化粧料100の付着する化粧料取出し蓋3に触れることなく補給用化粧料110を補給することができ周囲は勿論手指を汚す事がない。
図2は本発明粉状化粧料容器の第2の実施例説明図を示す。図2はリフィール容器11に代わり容器本体7に着脱可能な閉止蓋55を有する粉補給部53を設けたものである。図2において第1図と同一記号、名称は同一部材を示す。この粉補給部53の上開口部57には閉止蓋55が着脱可能に嵌合して粉補給部53内を閉鎖している。この粉補給部53は、化粧料収容部31との間を第2の仕切り壁73により仕切られ、この第2の仕切り壁73に粉補給部53と化粧料収容部31とをつなぐ導入口13を設けている。更にこの第2の仕切り壁73には、前記導入口13を閉鎖するスライドシャッター77を設けている。このスライドシャッター77は、外部に突出したシャッター操作部79が設けられ、導入口13の開度を外部より操作可能になっている。
図2において化粧料収容部31に収納される粉状化粧料100が減少した場合、シャッター操作部79を操作しスライドシャッター77により導入口13を閉鎖し僅か残る粉状化粧料100の粉補給部53側への漏出を防止する。そこで残り少なくなった補給用化粧料110を有する粉補給部53の閉止蓋55は取り外され、上開口部57から新たな補給用化粧料110を充填される。補給用化粧料110を充填された粉補給部53は再び閉蓋される。粉補給部53を閉蓋した後、スライドシャッター77を操作して挿入口13は開口され補給用化粧料110の化粧料収容部31内への移動を可能にする。したがって粉状化粧料100の付着する化粧料取出し蓋3に触れることなく粉状化粧料100を補給することができ周囲は勿論手指を汚す事がない。
図3は本発明粉状化粧料容器の第3の実施例説明図を示す。図3は化粧料取出し蓋3を化粧料収容部31の上縁部33と略平行に設け、化粧料収容部31の導入口13近傍を除く部35の一部を浅く形成した浅部37としたものである。図3において第1図と同一記号、名称は同一部材を示す。図3において浅部37は導入口13の反対側が浅くなるように傾斜して形成されて、化粧料取出し蓋3と化粧料収容部31の部35との間隔を狭めている。化粧料取出し蓋3と化粧料収容部31の浅部37との間隔を狭くすることは図1、図2同様化粧料取出し蓋3を大きく変形させずに化粧料収容部31の浅部37に接触でき、残り少なくなった粉状化粧料100でも無駄なく有効に取り出すことができる。
尚化粧料取出し蓋3は金属、プラスチック線を網状に編んだ網体、プラスチックフィルム、ゴムシートに複数の小孔を穿設した多孔体は勿論金属、プラスチック線をスダレシート状に配し形成したスダレシート、あるいはさらにこれらに植毛したものを使用することも良いものである。植毛したスダレシートは隣接するモール線に植立される毛羽同士が互いに重なり合うように配列されると共にスダレ状に構成され、化粧料収容部31から粉状化粧料100が不用意に漏出することを防ぐ。
特にスダレシートを構成する複数のモール線はパウダーパフ5等の化粧用アプリケータの摺接されることにより捩じられ粉状化粧料100の化粧料取出し蓋3上へ掻き上げる。そのため大きな圧力をかけなくとも粉状化粧料100の取り出しが可能になり、粉状化粧料100を押し固めたり、パウダーパフ5に染み込んだ汗、他の液状化粧料等が押し出されて粉状化粧料100を変質させたりする事がなくなる。
ここでスダレシートの毛羽とはモール糸(図示せず)を構成する花糸を切って形成されたものあるいはフロッキー処理されたパイル糸を云うもので毛羽の伸長方向はモール線材の伸長方向に直交する。またモール線材とは一般にモール線を構成する芯線であり、プラスチック線材、金属線材等からなるモノフィラメントあるいはマルチフィラメントであるが、本発明では平行なスリットを形成した弾性ゴムシート、プラスチックシートを含むものである。
以上説明のとおり、本発明粉状化粧料容器にあっては発明の効果の欄に記載する効果を有する。なお本発明について図面に示した特定の実施の形態をもって説明してきたが、これらの実施の形態に限定されるものではない。たとえば図1、図3に示したスプリング59については図2に示すようなOリングやリフィール容器11の側面とリフィール容器収納部51の内面に互いに係合する突部、凹部を形成することも良い。また化粧料取出し蓋3に用いられる多孔体の孔にはスリットも含む。さらに化粧料取出し蓋3にスダレシート状を用いる場合、スダレシート状を構成するフィラメントの断面形状等は拠り方の異なる各種拠り線、各種断面形状の単線は勿論、これらに植毛し実現されるものは全て含まれること言うまでもない。
本発明粉状化粧料容器の第1の実施例説明図である。 本発明粉状化粧料容器の第2の実施例説明図である。 本発明粉状化粧料容器の第3の実施例説明図である。
1・・・・粉状化粧料容器
3・・・・化粧料取出し蓋
5・・・・パウダーパフ
7・・・・容器本体
9・・・・上蓋
11・・・リフィール容器
13・・・導入口
31・・・化粧料収容部
33・・・上縁部
35・・・底部
37・・・浅底部
51・・・リフィール容器収納部
53・・・粉補給部
55・・・閉止蓋
57・・・上開口部
59・・・スプリング
71・・・第1の仕切り壁
73・・・第2の仕切り壁
75・・・化粧料供給口
77・・・スライドシャッター
79・・・シャッター操作部
100・・粉状化粧料
110・・補給用化粧料

Claims (5)

  1. 白粉、パウダーファンデーション等の粉状化粧料(100)を収容する化粧料収容部(31)の上部に化粧料取出し蓋(3)を設け必要量を取出せるようにした粉状化粧料容器において、
    前記化粧料収容部(31)に補給する補給用化粧料(110)を収納すると共に側部に化粧料供給口(75)を設けたリフィール容器(11)と、
    該リフィール容器(11)を収納するリフィール容器収納部(51)と、
    該リフィール容器収納部(51)と前記化粧料収容部(31)との間を分離すると共に中央下部を開口し、前記リフィール容器(11)の側部から化粧料収容部(31)内に補給用化粧料(110)を導入する導入口(13)を有する第1の仕切り壁(71)とを有し、
    化粧料取出し蓋(3)を粉状化粧料容器(1)より外すことなく化粧料収容部(31)に補給用化粧料(110)を補給可能にしたことを特徴とする粉状化粧料容器。
  2. 白粉、パウダーファンデーション等の粉状化粧料(100)を収容する化粧料収容部(31)の上部に化粧料取出し蓋(3)を設け必要量を取出せるようにした粉状化粧料容器において、
    前記化粧料収容部(31)に補給する補給用化粧料(110)を収納すると共に上方から該補給用化粧料(110)を充填する上開口部(57)を設けた粉補給部(53)と、
    該粉補給部(53)の上開口部(57)を閉蓋する閉止蓋(55)と、
    粉補給部(53)と前記化粧料収容部(31)との間を分離すると共に中央下部を開口し、前記粉補給部(53)の側面から化粧料収容部(31)内に補給用化粧料(110)を導入する導入口(13)を有する第2の仕切り壁(73)とを有し、
    化粧料取出し蓋(3)を粉状化粧料容器(1)より外すことなく化粧料収容部(31)に補給用化粧料(110)を補給可能にしたことを特徴とする粉状化粧料容器。
  3. 前記化粧料取出し蓋(3)を化粧料収容部(31)の上縁部(33)と略平行に設け、化粧料収容部(31)の導入口(13)近傍を除く底部(35)を浅く形成した浅底部(37)とし、化粧料取出し蓋(3)の小さな変形でも化粧料収容部(31)内の粉状化粧料(100)を取り出し可能にしたことを特徴とする請求項1、請求項2いずれかの項記載の粉状化粧料容器。
  4. 前記化粧料収容部(31)の底部(35)を化粧料収容部(31)の上縁部(33)と略平行に設け、化粧料収容部(31)の導入口(13)側に対向する側が低くなるよう化粧料取出し蓋(3)を傾斜させ、化粧料取出し蓋(3)の小さな変形でも化粧料収容部(31)内の粉状化粧料(100)を取り出し可能にしたことを特徴とする請求項1、請求項2いずれかの項記載の粉状化粧料容器。

  5. 前記第1の仕切り壁(71)若しくは第2の仕切り壁(73)に前記導入口(13)を開閉するスライドシャッター(77)を設けたことを特徴とする請求項1、請求項2いずれかの項記載の粉状化粧料容器。
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