JP5288136B2 - 建築業におけるクライミングシュー又はガイドシューを備えたクライミングシステム - Google Patents

建築業におけるクライミングシュー又はガイドシューを備えたクライミングシステム Download PDF

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Description

本発明は、建築業におけるクライミングシュー又はガイドシューを備えたクライミングシステムに関する。
建築業の分野では、特に多層建造物、好ましくは特に高層建造物の建設にセルフクライミングシステムを採用することが知られている。ここでは、建造物の垂直壁の構築に必要な型枠が設けられている。新たに構築された壁が十分に硬化してから、型枠を担ういわゆる足場ユニットを持ち上げるため、揚重駆動装置が適当な形材を介して前記壁に支えられるので、その上に位置するエリアにおいて垂直壁は更に“成長”できることになる。この壁が構築される間、足場ユニットの駆動装置は、新たに構築された壁セクションが十分に硬化してから、この壁セクションから出発して足場ユニットを更に持ち上げるために上方へ“追走させられる”。
この種のシステムは、特許文献1から知られている。この場合、足場ユニットは必ずしも型枠を備えるとは限らず、例えば構築する構造物(続けて構築すべき天井を含む)への出入りのために、構築する構造物から外へ張り出す安全ネット及び/又はプラットフォームを備える。最後に挙げたエレメントは、足場ユニットに取り付けられている。更なる形材が構造物の個別の場所に取り付けできる。また、足場ユニット及び構造物に取り付けられるように設けられた形材のどちらかを持ち上げるために、切り換え可能な駆動装置が設けられている。
足場ユニットを持ち上げる駆動装置を支えることのできる垂直形材が構造物に取り付けできる形態である出願人のクライミング型枠システムは、SKEの名称で知られている。代替の運転位置にある時、駆動装置は、この時点で構造物に掛着及び/又は係着された足場ユニットに支えられることによって、新たなセクションにまで垂直形材を持ち上げることができる。
出願人による特許文献2は、既存の建物天井に取り付けできる片持ち梁の中に通された垂直形材を備えた保護装置及び接近装置を説明するものである。片持ち梁には、垂直形材を通すためにガイドシューが設けられていてよい。
特許文献3は、インタロックアームを備える非常ブレーキ機構が揚重機構内部のロッドに作用する形式のクライミングシステムを説明するものである。
特許文献4は、1つのクライミングブラケットと、1つのクライミング形材と、構造物に取り付けられた前記クライミング形材と協働するガイドシューと、を備えた安全ネットのためのクライミングシステムを説明している。更に、ガイドシューは1つの摩擦ブレーキを備える。
特許文献5は、構造物に締着された1つのクライミング形材を備え、これを基準として1つのクライミングブラケットを油圧式駆動装置と歯車で持ち上げることのできるセルフクライミングシステムに関する。更に、自動ブレーキシステムについて述べている。
米国特許第4962828号明細書 独国特許第102005045527号明細書 米国特許第4530648号明細書 米国特許第4838382号 独国特許公開第2366828号
本発明の課題は、安全性に鑑みて改良された、建築業におけるクライミングシステムを提供することである。
この課題は、請求項1の対象により解決される。
これによれば、クライミングシュー又はガイドシューを備えたクライミングシステムは、少なくとも1つのクライミングブラケットと、少なくとも1つのクライミング形材と、を備える。クライミング形材は構造物に普通に取り付けでき、クライミングブラケットは上昇時にクライミング形材に支えられる。また、クライミングブラケットが構造物に取り付けられた状態においてクライミング形材を後から引っ張ることができる。
クライミングシュー又はガイドシューは、構造物又はクライミングブラケットに取り付けできる。シューは、構造物に取り付けできる場合にはガイドシューとして働く。あるいは代わりに、シューがクライミングブラケットに取り付けできる場合には、クライミングブラケットがクライミング形材に支えられる時に介在するラッチ又は同様のエレメントを備えている限り、クライミングシューとして働く。クライミング形材が上昇する時、また、これを後から引っ張る時、クライミング形材とクライミングシューの間で相対運動が行われる。本発明によれば、クライミングシュー又はガイドシューに、少なくとも1つの、好ましくは直接的に、好ましくは摩擦締め合いでクライミング形材に作用するブレーキが設けられている。このブレーキは、操作ミス又はゆるみ止めラッチなどの故障の場合でも、有利な方法でクライミング形材の滑落又は墜落を防止する。このような状況の時、又は、故意であれ過失であれ、揚重機構に介入した時、クライミング形材が後から引っ張られて落下する危険がある。このような場合、本発明に係るブレーキが介入し、他の安全機構の故障及び/又は操作ミスがあった場合でもクライミング形材を保持する。
なくとも1つのブレーキがクライミング形材に対してプリテンションをかけられていることによって、ブレーキの信頼性が高められる。ブレーキはこれで常にプリテンション下でクライミング形材と噛み合った状態にあるので、上記の機能が保証される。
更に進んだ好ましい形態が更なる請求項の中で述べられている。
摩擦締め合いによる結合に関しては、少なくとも1つのブレーキが少なくとも1つの交換可能なブレーキエレメントを備えると有利であることが分かった。これにより、自らの機能を果たすために特別な性質を備える必要があるブレーキエレメントは、それに適した方法で形成しさえすればよい。それ以外のブレーキ部品又はクライミングシュー又はガイドシューの部品についてはその必要が無い。
実験では、ブレーキの少なくとも一部分、特に少なくとも上述した通りの交換可能なブレーキエレメントが、特に硬い鋼から作られている時に特に良好な結果が得られた。これにより、摩擦締め合いによる結合に鑑みて、ブレーキ機能も耐久性も確保できることになる。この硬さは、50〜60HRC、好ましくは55〜60HRC、特に約58HRCが特に有利であることが判明した。このような硬さであれば、通常の圧延品質において、特にブレーキ又はブレーキエレメントよりも相当に軟らかいクライミング形材と協働する時、好ましいブレーキ効果が得られる。ここではブレーキが働く時、比較的長尺のクライミング形材に摩耗が生じ、比較的短尺のブレーキには摩耗が生じず、有利である。更に、クライミング形材及び/又はブレーキ及び/又はブレーキエレメントは、それぞれに適した他の材料から形成してよく、必ずしも鋼製である必要は無いことを指摘しておきたい。
ブレーキとクライミング形材の間の噛み合いに関しては、更に、クライミング形材に少なくとも1つのフランジを付け、そのエッジに少なくとも1つのブレーキが作用する形に形成すると好ましいことが判明した。
更に、クライミングシュー又はガイドシューとクライミング形材のフランジの間の結合については、この実施形態の場合、ブレーキの少なくとも1つのガイドエレメントがフランジを背後から掴み、少なくとも1つのガイドエレメントとクライミング形材の間に線形接触が存在することが好ましいとされる。これにより、試運転の間に特に良好な特性が達成できた。
上で述べたクライミングシューが2つのクライミングシューのうちの下シューとしてクライミングブラケットに取り付けできると、特に有利である。これにより、ブラケットを持ち上げる運転状態において下クライミングシューを後から引っ張ることによって、ブレーキ力を克服できるという利点が得られる。この場合、加えなければならない力は比較的僅少であるので、ブレーキ力を克服するためには通常予備として存在する(油圧)駆動装置で十分足りる。クライミング形材を後から引っ張る運転状態においても、ブレーキ力を克服しなければならない。それでも、クライミング形材はクライミングブラケットより軽量であるので、この場合も、ブレーキ力を克服するのに予備の駆動装置で十分足りる。それに加え、ブレーキが常に噛み合うことによって、上で述べた通り安全性を高めることができる。
好ましい一実施形態では、クライミング形材は構造物に取り付けでき、クライミングシューはクライミングブラケットに取り付けできる。これにより、クライミング形材の滑落又は墜落を防止するため、クライミング形材を後から引っ張る時に上述した通りのブレーキ機能が実行される。
代替の一実施形態では、シューはブレーキガイドシューとして構造物に取り付けできる。これにより、同様に、クライミング形材を持ち上げる時に必ずブレーキをかけることができるので、安全性を高めることができる。
本発明に係るクライミングシステムにとっては更に、クライミングブラケットが二つの形材を備え、その個々の形材両方の間にクライミング形材が配置できるようになっていることが好ましいとされる。これにより、クライミングブラケット全体を特に構造物に近づけることができ、トルクから生じる力を有利な方法で減少させることができる。これによって、クライミングブラケットをより軽量の細長い形に形成することができ、有利な軽量化につながる。二つの形材は更に、クライミング形材を中心とする一種の“フレーム”を作り、その中に、上クライミングシューを特に省スペースの接近し易い形で組み込むことができる。
本発明に係るクライミングシュー又はガイドシューの斜視図である。 前記クライミングシュー又はガイドシューの側面図である。 クライミングシューを備え、これと協働するクライミング形材を備えたクライミングブラケットの斜視図である。
以下、本発明を図面に示した実施例に則して詳細に説明する。
本発明に係るクライミングシュー又はガイドシューの構造は、全体として、1つの上面30と、後述のブレーキ18により形成される2つの側壁又は側面と、を有する一種のハウジングをなしており、そのうちの1つがクライミング形材14により覆われる。図示した例では、それぞれ開口部34を有する2つの当て金32が上面30に設けられており、クライミングシューは、後述するように、これらを介して駆動装置と連結される。ブレーキ18はそれぞれ、クライミング形材のフランジ16を背後から掴むガイドエレメント36を備える。図示した実施例では、ガイドエレメント36はある程度二重に波形を付けているので、内側を向いた波底の領域にクライミング形材との線形接触が存在する。この波底は、図示した例では、それぞれガイドエレメント36の上端と下端の領域にある。
フランジのエッジには、図示した例においてそれぞれ交換可能な形でブレーキ18に取り付けられた帯状のブレーキエレメント20(図1では認識できない)が作用する。図示した例では、クライミング形材14に対してブレーキ18にプリテンションをかけるために板ばねアセンブリ38が設けられている。特に、ブレーキ18は互いに向き合う方向でプリテンションをかけられているので、クライミング形材14はこれらブレーキの間に“挟み込まれる”ことになる。ブレーキ18を水平方向で動かすことができることにより、クライミング形材に生じ得る寸法公差を補正することができる上、後述のラッチの噛み合い部域のほぼ真ん中にクライミングシューを常に確実に留まらせることができる。図示した例では、ブレーキ18の下部域にも上部域にも、板ばねアセンブリ38を介してプリテンションがかけられている。
図2では、クライミングシューの内部において2つのラッチ40のうちの1つが認識できる。クライミングブラケットを持ち上げようとする時には、クライミングシューはこのラッチを用いてクライミング形材に支えられる。ここで、図示した例においては、クライミング形材14がI形材として形成されており、センタウェブ26の他方の側には、同様に開口部44を有するフランジ16の突起部が存在するということを述べておきたい。この領域においては、クライミングシュー側に更なるラッチが設けられている。また、同じ領域には、図1で認識できるブレーキ18に対して左右逆に形成された更なるブレーキが存在する。あるいは代わりに、クライミング形材を後から引っ張ろうとする時の運転状態においては、クライミングブラケットに設けられた駆動装置とクライミング形材の間の力伝達も同じラッチを介して行われる。
図2から、クライミングシュー10のラッチ40とクライミング形材の間の協働は、いっそう明白である。まず、図2の上部域においては、油圧シリンダの形式の駆動装置42が、クライミングシュー10の当て金32にどのように設けられているかということを認識されたい。クライミングブラケットが構造物に取り付けられている運転状態においては、油圧シリンダ42を引っ込めることにより、図2に示した下ガイドシュー10を持ち上げることができる。ラッチ40はここで、クライミング形材14の中に形成された開口部44に入り込むことにより、上エッジにより該クライミング形材と噛み合っている。ここで、自明のことながら、この噛み合いが突出するカムなどを介しても達成できるということを述べておきたい。ラッチ4は、切り換えレバー46を用いることにより図示した位置に到達させられている。切り換えレバー46とラッチ40との間の連結は、下クライミングシュー10がクライミング形材14を基準として下方へ移動できるように、ばね様式に形成されている。これは、油圧シリンダ42が完全に引っ込められていて、クライミング形材が上クライミングシューに保持される時に実行される。実行の目的は、油圧シリンダ42を引き出すことにより、クライミング形材14が更に持ち上げられていく出発位置に、クライミングシュー10を到達させることである。図2においては、ラッチ40によって、クライミング形材14の下方への墜落が防止されることを認識されたい。しかしながら、これは操作ミス又はそれ以外の異常事態には当てはまらない。このような場合には、投影面に垂直な方向に開口部を有するクライミング形材のフランジに作用する本発明通りのブレーキが墜落を防止することになる。
ラッチ機構の切り換えは、切り換えレバー46を死点経由で下方へ旋回させることによって行われる。これによりラッチ44は、続いてその下エッジによりクライミング形材14と噛み合う。これで、クライミングシュー10は、この運転状態において構造物に取り付けられているクライミング形材14に支えられることになる。このように支えられた状態で油圧シリンダ42を引き出すことにより、クライミングブラケットが持ち上げられる。続いて、クライミングシュー10を上方へ後から引っ張ることにより、ブラケットを更に上昇させることのできるもっと高い出発位置にクライミングシューを到達させる。
明瞭にするため、図3において、クライミングブラケット12は、構造物(図示しない)に面した方の側に、二つの形材48、50として形成された垂直形材を備える態様で描かれている。クライミングブラケット12の上側には水平形材52が設けられており、これに、例えば1つのスライドが水平方向に摺動自在に取り付けていてよい。これにより、そこに設けられた型枠エレメントを壁のコンクリート打設のための位置に到達させることが可能になる。水平形材52は筋交い54により支えられる。
図3では、上部域においてブラケット12に取り付けられた上クライミングシュー28が認識できる。これは、油圧シリンダ42の駆動装置を介して下クライミングシュー10と連結されている。図示した例において、クライミング形材42は、クライミングブラケット12の垂直形材である形材48、50の間で受け止められると共に、これらの形材によってある程度包囲されている。上述した通り、これによって、生じる力とトルクを僅かなものに抑えるように、配置全体を特に構造物に近づけることができる。完全にするために述べておきたいのは、クライミングブラケット12の垂直形材である個々の形材48、50は、図示した例ではI形材として形成されており、そのセンタウェブがそれぞれ、水平形材52の延びる方向とほぼ平行な方向に走っていることである。この作りは、図示した例ではクライミング形材に同様に当てはまる。構造物と反対の側にあり、クライミングブラケット12の方を指すフランジには、図示した例では2列の開口部44が設けられているが、図ではそのうちの1列だけしか認識できない。前述した通り、クライミングシュー10、28の互いに並んで配置された2つのラッチがこれらの開口部に入り込む。ここでは、クライミングブラケット12の図示されていない下部域にクライミング形材を通すために補完的なガイドシューが設けてあってよいことを補足しておきたい。

Claims (10)

  1. 少なくとも1つのクライミングブラケット(12)と、少なくとも1つのクライミング形材(14)と、少なくとも1つのクライミングシュー又はガイドシュー(10)と、を備える、建築業におけるセルフクライミングシステムであって、
    前記少なくとも1つのクライミングシュー又はガイドシュー(10)は、構造物又は前記クライミングブラケット(12)に取り付けできると共に、上昇するために前記クライミング形材(14)と協働し、
    前記少なくとも1つのクライミングシュー又はガイドシュー(10)は、前記クライミング形材(14)に作用する少なくとも1つのブレーキ(18)を備え、
    前記ブレーキ(18)が、前記クライミング形材(14)に対してプリテンションをかけており、常に前記クライミング形材と噛み合っている、クライミングシステム。
  2. 少なくとも1つの前記ブレーキ(18)が、少なくとも1つの交換可能なブレーキエレメント(20)を備えることを特徴とする、請求項1に記載のクライミングシステム。
  3. 前記ブレーキ(18)の少なくとも一部分が、鋼から作られていることを特徴とする、請求項1又は2に記載のクライミングシステム。
  4. 少なくとも1つの前記ブレーキ(18)の少なくとも1つの交換可能なブレーキエレメント(20)が、鋼から作られていることを特徴とする、請求項3に記載のクライミングシステム。
  5. 前記鋼が、50〜60HRCの硬さを有することを特徴とする、請求項4に記載のクライミングシステム。
  6. 前記クライミング形材(14)が少なくとも1つのフランジ(16)を備え、少なくとも1つの前記ブレーキ(18)が前記フランジ(16)の少なくとも1つのエッジに作用することを特徴とする、請求項1〜のいずれか1項に記載のクライミングシステム。
  7. 前記ブレーキ(18)の少なくとも1つのガイドエレメント(36)が前記フランジ(16)を背後から掴み、少なくとも1つの前記ガイドエレメント(36)と前記クライミング形材(14)の間に線形接触が存在することを特徴とする、請求項に記載のクライミングシステム。
  8. 前記クライミングシュー又はガイドシューが、前記クライミングブラケット(12)に、2つのクライミングシュー(10、28)のうちの下クライミングシュー(10)として取り付けられていることを特徴とする、請求項1〜のいずれか1項に記載のクライミングシステム。
  9. 前記クライミング形材(14)が前記構造物に取り付けでき、前記クライミングシュー又はガイドシュー(10)が前記クライミングブラケット(12)に取り付けできることを特徴とする、請求項1〜のいずれか1項に記載のクライミングシステム。
  10. 前記クライミングブラケット(12)が二つの形材(48、50)を備え、個々の形材(48、50)の間に前記クライミング形材(14)が配置できることを特徴とする、請求項1〜のいずれか1項に記載のクライミングシステム。
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