JP5287998B2 - タッチパネル付き電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、タッチパネル付き電子機器に関し、詳細には、表示パネルと、表示パネルの上方に配置されているタッチパネルとを備えるタッチパネル付き電子機器に関する。
近年、例えば、携帯情報端末や現金自動預金支払機(ATM:automated teller machine)などのタッチパネル付き電子機器が多用されるようになってきている。タッチパネル付き電子機器では、操作者が、タッチパネルに触れることにより、入力操作をすることができる。しかしながら、例えば、ボタン式の入力装置とは異なり、タッチパネル付き電子機器では、操作の際にタッチパネルが変形しない。このため、タッチパネル付き電子機器では、操作が確実に行われたか否かが分かり難い。よって、従来のタッチパネル付き電子機器では、タッチパネルが操作されたときに、音を発生させたり、画面を変化させたりすることにより、操作が行われたことを操作者に対して報知することが行われている。
また、操作が行われたことを操作者に報知する別の方法として、操作が完了したときに、タッチパネルを振動させる方法がある。この方法によれば、例えば、タッチパネル付き電子機器の周辺環境の光量が不足していたり、騒音が大きかったりした場合であっても、操作の完了を操作者に確実に報知することができる。操作が完了したときに、タッチパネルが振動する電子機器の例としては、下記の特許文献1に記載されているタッチパネルディスプレイ装置が挙げられる。
図10は、下記の特許文献1に記載されているタッチパネルディスプレイ装置の斜視図である。図10に示すように、タッチパネルディスプレイ装置100は、固定壁101aを有する支持構造体101を備えている。支持構造体101の上には、弾性体102を介して可動パネルユニット103が配置されている。可動パネルユニット103は、映像を表示する表示パネルと、タッチパネルとが一体に結合されたものである。
可動パネルユニット103と固定壁101aとの間には、圧電アクチュエータ110が配置されている。圧電アクチュエータ110は、法線が可動パネルユニット103の面方向xを向く圧電板を備えている。圧電アクチュエータ110は、面方向xに振動する。
このタッチパネルディスプレイ装置100では、操作者が可動パネルユニット103に触れ、入力が完了すると、圧電アクチュエータ110が駆動され、可動パネルユニット103が振動する。これにより、操作者に入力の完了が報知される。
特開2007−34991号公報
ところで、操作の完了を操作者に確実に報知するためには、可動パネルユニット103に十分な大きさの振動を付与する必要がある。可動パネルユニット103に十分な大きさの振動を付与するためには、圧電アクチュエータ110の出力を高める必要がある。圧電アクチュエータ110の出力を高めるためには、圧電アクチュエータ110の高さ方向Hに沿った幅寸法Wを大きくする必要がある。しかしながら、圧電アクチュエータ110の幅寸法Wを可動パネルユニット103の厚み寸法よりも大きくすると、タッチパネルディスプレイ装置100が大型化してしまう。このため、実際上、圧電アクチュエータ110の幅寸法Wを十分に大きくすることは困難であった。従って、可動パネルユニット103に十分な大きさの振動を付与することが困難であり、操作者への確実な報知が困難であった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、入力の完了等を操作者に確実に報知することができ、かつ、厚さ寸法の小さなタッチパネル付き電子機器を提供することにある。
本発明に係るタッチパネル付き電子機器は、表示パネルと、タッチパネルと、振動素子と、振動伝搬部材とを備えている。タッチパネルは、表示パネルの上方に配置されている。振動素子は、表示パネルの側方に配置されている。振動伝搬部材は、振動素子の振動をタッチパネルに伝搬する。振動素子は、振動素子の振動方向が表示パネルの法線方向と平行になるように配置されている。
本発明に係るタッチパネル付き電子機器のある特定の局面では、振動伝搬部材には、開口部が形成されており、振動素子は、振動伝搬部材の開口部に直接取り付けられている。この構成によれば、タッチパネル付き電子機器の厚み寸法をより小さくできる。
本発明に係るタッチパネル付き電子機器の他の特定の局面では、タッチパネル付き電子機器は、表示パネルとタッチパネルとを収納する筐体をさらに備え、振動伝搬部材が振動素子を介して筐体に支持されることにより、タッチパネルが筐体に支持されている。
本発明に係るタッチパネル付き電子機器の別の特定の局面では、筐体には、開口部が形成されており、振動素子は、筐体の開口部に直接取り付けられている。この構成によれば、タッチパネル付き電子機器の厚み寸法をより小さくできる。
本発明に係るタッチパネル付き電子機器のさらに他の特定の局面では、振動素子は、圧電体からなる圧電板と、圧電板に電圧を印加する一対の電極とを有する。
本発明では、振動素子は、振動素子の振動方向が表示パネルの法線方向と平行になるように配置されている。このため、振動素子の出力を大きくするために、振動素子の幅寸法を大きくした場合であっても、表示パネルの法線方向に沿った振動素子の厚み寸法が増大しない。よって、タッチパネル付き電子機器の厚み寸法の増大を抑制しながら、入力の完了等を操作者に確実に報知することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る電子機器の略図的斜視図である。 図2は、振動伝搬部材の略図的斜視図である。 図3は、図1の線III−III部分の略図的断面図である。 図4は、圧電素子の略図的断面図である。 図5は、第1の変形例に係る電子機器の略図的断面図である。 図6は、第2の変形例における振動伝搬部材の略図的斜視図である。 図7は、第3の変形例に係る電子機器の略図的断面図である。 図8は、第4の変形例に係る電子機器の略図的断面図である。 図9は、第5の変形例に係る電子機器の略図的断面図である。 図10は、特許文献1に記載されている、振動により操作の完了を報知する電子機器の斜視図である。
以下、本発明を実施した好ましい形態について、図1に示すタッチパネル付き電子機器1を例に挙げて説明する。但し、タッチパネル付き電子機器1は、単なる例示である。本発明は、タッチパネル付き電子機器1に限定されない。
図1に示すように、タッチパネル付き電子機器1は、表示パネル11と、タッチパネル12とを備えている。
表示パネル11は、文字や画像を表示させる機構である。表示パネル11の表示物は、特に限定されない。表示パネル11は、例えば、数字、文字、矢印、再生ボタン、停止ボタン等を表示するものであってもよい。表示パネル11は、定められたパターンの表示物を表示するものであってもよいし、状況に応じて適宜の表示物を表示するものであってもよい。
表示パネル11は、例えば、液晶表示パネル、プラズマ表示パネル、有機EL(ElectroLuminescence)表示パネルや無機EL表示パネルなどのEL表示パネル、LED(Light Emitting Diode)表示パネルなどにより構成することができる。表示パネル11は、複数の表示素子の複合体であってもよい。
タッチパネル12は、表示パネル11の上方に配置されている。本実施形態では、タッチパネル12は、表示パネル11に接触していない。タッチパネル12は、表示パネル11からの光を透過すると共に、操作者が情報を入力するための機構である。具体的には、タッチパネル12の特定の部分を操作者が触れることにより、操作者が触れた部分に応じた情報が入力される。
タッチパネル12の種類は特に限定されない。タッチパネル12は、例えば、抵抗膜方式のタッチパネルであってもよいし、静電容量方式のタッチパネルであってもよい。また、タッチパネル12は、例えば、弾性波方式、赤外線方式または電磁誘電方式のタッチパネルであってもよい。
タッチパネル12と表示パネル11とは、筐体10内に収納されている。筐体10は、タッチパネル12と表示パネル11とを保持できるものである限りにおいて特に限定されない。筐体10は、例えば、樹脂製または金属製であってもよい。具体的には、筐体10は、例えば、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂などからなるものであってもよい。また、筐体10は、アルミニウム、鉄、アルミニウム合金、ステンレスなどの鉄合金などからなるものであってもよい。なお、本明細書において、「金属製」には、合金製が含まれることとする。
筐体10には、表示パネル11が固定されている。一方、タッチパネル12は、筐体10に直接固定されていない。タッチパネル12は、タッチパネル12を支持する支持部材としての機能と、後述する圧電振動素子20の振動をタッチパネル12に伝搬する機能とを有する振動伝搬部材15,16を介して筐体10に取り付けられている。なお、タッチパネルは、弾性体を介して筐体に間接的に固定されていてもよい。
詳細には、筐体10には、保持プレート13,14が設けられている。保持プレート13,14は、表示パネル11の短辺側の側方の両側に配置されている。保持プレート13,14には、後述する圧電振動素子20を介して、振動伝搬部材15,16の一方側端部15a、16a、15b、16bが取り付けられている。端部15a、16a、15b、16bは、接続部15c、16cを介して、他方側端部15d、16dに接続されている。この他方側端部15d、16dによりタッチパネル12の短辺側の両端部が支持されている。より詳細には、端部15a、15bは、タッチパネル12の主面と平行に配置されている。端部15a、15bは、表示パネル11の短辺側の側方に配置されている。端部15a、15bには、接続部15cの一方側端部が接続されている。接続部15cは、表示パネル11の短辺側の側方に配置されている。接続部15cは、板状に形成されており、タッチパネル12の側面と対向している。接続部15cの他方側端部には、端部15dが接続されている。端部15dは、タッチパネル12の端部に接続されている。接続部15cと端部15a、15bとは、L字状に形成されていることが好ましい。この場合、圧電振動素子20が大型である場合であっても、圧電振動素子20が大型化した分だけ、タッチパネル12の主面に平行な方向に端部15aを延ばすことで、圧電振動素子20を好適に保持することができる。従って、筐体10の厚み寸法の増大を抑制しながら、操作者に大きな振動を与えることができる。
なお、保持プレートの配置は、特に限定されない。保持プレートは、表示パネルの両長辺側の側方に配置されていてもよい。また、保持プレートは、表示パネルの1辺または3辺の側方に配置されていてもよい。
なお、保持プレート13,14は、筐体10と一体に形成されていてもよいし、別体に形成されていてもよい。保持プレート13,14は、高剛性を有するものであることが好ましい。このため、保持プレート13,14は、金属製であることが好ましい。よって、例えば、筐体10が樹脂製である場合は、保持プレート13,14は、筐体10とは別体に形成されていることが好ましい。
次に、図1〜図4を参照しながら、圧電振動素子20の取り付け態様及び構成について説明する。
圧電振動素子20は、振動伝搬部材15,16を介してタッチパネル12に振動を付与するための素子である。なお、本実施形態では、タッチパネル12に振動を付与するものとして、圧電振動素子20を用いる例について説明する。但し、本発明において、振動素子は、圧電振動素子に限定されない。振動素子は、例えば、磁石やコイルなどを用いた電磁式のアクチュエータであってもよいし、バネなどを用いたアクチュエータであってもよい。
図3に示すように、圧電振動素子20は、弾性板21と、圧電素子22aとを備えている。本実施形態では、圧電振動素子20は、ユニモルフ型の圧電振動素子であり、弾性板21の一方の表面上に圧電素子22aが設けられている。但し、本発明において、圧電振動素子は、ユニモルフ型に限定されない。圧電振動素子は、例えば、弾性板の両方の表面に圧電素子が設けられたバイモルフ型の圧電振動素子であってもよい。また、圧電振動素子は、エキサイタ型の圧電振動素子であってもよいし、圧電素子が複数積層された積層型の圧電振動素子であってもよい。さらに、圧電振動素子は、弾性板を有さず、圧電素子のみからなるものであってもよい。
本実施形態では、弾性板21は、略円形に形成されている。また、圧電素子22aも、同様に、略円形に形成されている。但し、本発明において、弾性板、圧電素子の形状は特に限定されない。弾性板及び圧電素子のそれぞれは、例えば、矩形状や多角形状に形成されていてもよい。なお、本明細書において、「略円形」には、真円が含まれるものとする。
弾性板21は、弾性を有する板である限りにおいて特に限定されない。弾性板21は、例えば、ガラスエポキシ樹脂などの樹脂製または金属製であってもよい。なかでも、弾性板21は、金属製であることが好ましく、黄銅製、ニッケル合金製またはステンレス製であることがより好ましい。
図4に示すように、圧電素子22aは、圧電基板24を備えている。圧電基板24の両表面には、電極25a、25bが形成されている。これら電極25a、25bにより圧電基板24に電圧が印加される。その結果、圧電素子22aと共に、弾性板21が振動する。
圧電基板24は、圧電体からなる。圧電体の具体例としては、例えば、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)などが挙げられる。電極25a、25bは、例えば、Au,Pt,Ag,Cr,Niやこれらの金属を一種以上含む合金により形成することができる。
次に、主として、図2,3を参照しながら、圧電振動素子20の取り付け態様について説明する。なお、図2,3には、振動伝搬部材15を代表的に示しているが、振動伝搬部材16も、振動伝搬部材15と実質的に同様の構成を有するものであるため、振動伝搬部材15,16について、図2,3を参照して同時に説明する。
図3に示すように、端部15a、16a、15b、16bのそれぞれには、略円形の開口部が形成されている。この開口部に圧電振動素子20の弾性板21の周縁部が取り付けられている。具体的には、端部15a、16a、15b、16bのそれぞれに形成されている開口部は、径方向外側に突出する複数の凸部と、径方向内側に突出する複数の凹部とが周方向に沿って交互に配列されている歯車状に形成されている。そして、複数の凹部に弾性板21が取り付けられている。このため、開口部と弾性板21との間には、隙間が形成されている。よって、弾性板21の上下間を空気が流動可能となっている。従って、圧電振動素子20の振動が阻害されにくい。その結果、圧電振動素子20を高効率に振動させることができる。
なお、端部15a、16a、15b、16bのそれぞれに形成されている開口部の形状は、歯車状でなくてもよい。開口部の形状は、弾性板が取り付け可能な形状である限りにおいて特に限定されない。開口部は、例えば、開口部と弾性板との間に隙間が形成されないような形状であってもよい。
また、開口部に圧電振動素子20を取り付けることにより、振動伝搬部材15,16と圧電振動素子20とが接触することを抑制することができる。従って、タッチパネル12の駆動音を効果的に低減することができる。
また、本実施形態のように、コンタクトパッドを利用せず、開口部に圧電振動素子20を直接取り付けることにより、保持プレート13,14と端部15a、16a、15b、16bとの間の距離が増大することをより効果的に抑制することができる。
図3に示すように、圧電素子22aの弾性板21側とは反対側の表面の略中央部は、コンタクトパッド23を介して保持プレート13,14に接触している。このため、圧電振動素子20が駆動されると、振動伝搬部材15,16が振動し、その結果、タッチパネル12も振動する。
なお、コンタクトパッド23の材質は、特に限定されない。コンタクトパッド23は、例えば、ABS樹脂や、ガラス布基材エポキシ樹脂などの樹脂、ステンレスなどの金属などの硬質の材料により形成することができる。コンタクトパッド23を硬質の材料により形成することにより、圧電振動素子20の振動の損失を低減することができる。なお、コンタクトパッド23は、保持プレート13,14と一体に形成されていてもよい。
図3及び図1に示すように、圧電振動素子20は、表示パネル11の側方において、圧電振動素子20の振動方向D1が、表示パネル11の法線方向D2と平行になるように配置されている。ここで、圧電振動素子20の出力は、圧電振動素子20の圧電素子22aの面積に相関する。具体的には、圧電素子22aの面積を大きくすることによって圧電振動素子20の出力を高めることができる。従って、表示パネル11の側方において、圧電振動素子20の振動方向D1が、表示パネル11の法線方向D2と平行になるように圧電振動素子20が配置されている本実施形態では、圧電振動素子20の振動方向D1に沿った厚みを厚くすることなく、圧電振動素子20の出力を高めることができる。従って、圧電振動素子20の厚みを表示パネル11の厚み以下にしつつ、出力を高めることができる。その結果、タッチパネル付き電子機器1の厚み寸法の増大を抑制しつつ、入力の完了等を操作者に確実に報知することができる。
また、本実施形態では、圧電振動素子20が、表示パネル11の側方において、圧電振動素子20の振動方向D1が、表示パネル11の法線方向D2と平行になるように配置されているため、圧電振動素子20を複数配置することもできる。また、圧電振動素子20の形状及び寸法の自由度が高い。さらに、振動伝搬部材15,16の形状を変更することにより、圧電振動素子20の配置位置を自由に変更することができる。
以下、本実施形態の変形例について説明する。なお、以下の変形例の説明において、第1の実施形態と実質的に共通の機能を有する部材を共通の符号で参照し、説明を省略する。
(第1の変形例)
上記第1の実施形態では、圧電振動素子20がユニモルフ型である例について説明した。しかしながら、本発明はこの構成に限定されない。図5に示すように、圧電振動素子20は、例えば、バイモルフ型であってもよい。すなわち、圧電振動素子20は、弾性板21の圧電素子22aが設けられている側とは反対側に圧電素子22bが設けられたものであってもよい。
(第2の変形例)
上記第1の実施形態では、振動伝搬部材15,16が別個の部材として設けられている例について説明した。但し、本発明は、この構成に限定されない。例えば、図6に示すように、振動伝搬部材15と振動伝搬部材16とが架橋部17により連結されて一体化されていてもよい。
(第3及び第4の変形例)
上記第1の実施形態では、振動伝搬部材15,16に形成された開口部に圧電振動素子20を取り付ける例について説明した。但し、本発明はこの構成に限定されない。例えば、図7に代表的に示すように、振動伝搬部材15,16の端部15a、16a、15b、16bに開口部を形成せず、振動伝搬部材15,16の端部15a、16a、15b、16bと圧電振動素子20とをコンタクトパッド26を介して接続してもよい。また、図8に示すように、保持プレート13,14に開口部を形成し、保持プレート13,14の開口部に圧電振動素子20を直接取り付けてもよい。
(第5の変形例)
上記第1の実施形態では、圧電振動素子20の圧電素子22a側が保持プレート13,14側を向くように圧電振動素子20が配置されている例について説明した。但し、本発明は、この構成に限定されない。図9に示すように、圧電振動素子20の圧電素子22a側が振動伝搬部材15,16側を向くように圧電振動素子20が配置されていてもよい。
1…タッチパネル付き電子機器
10…筐体
11…表示パネル
12…タッチパネル
13,14…保持プレート
15,16…振動伝搬部材
15a、16a、15b、16b…振動伝搬部材の一方側端部
15c、16c…接続部
15d、16d…振動伝搬部材の他方側端部
17…架橋部
20…圧電振動素子
21…弾性板
22a、22b…圧電素子
23、26…コンタクトパッド
24…圧電基板
25a、25b…電極

Claims (5)

  1. 表示パネルと、
    前記表示パネルの上方に配置されているタッチパネルと、
    前記表示パネルの側方に配置されている振動素子と、
    前記振動素子の振動を前記タッチパネルに伝搬する振動伝搬部材とを備え、
    前記振動素子は、前記振動素子の振動方向が前記表示パネルの法線方向と平行になるように配置されており、
    前記振動伝搬部材には、開口部が形成されており、前記振動素子は、前記振動伝搬部材の開口部に直接取り付けられている、タッチパネル付き電子機器。
  2. 前記表示パネルと前記タッチパネルとを収納する筐体をさらに備え、
    前記振動伝搬部材が前記振動素子を介して前記筐体に支持されることにより、前記タッチパネルが前記筐体に支持されている、請求項1に記載のタッチパネル付き電子機器。
  3. 前記筐体には、開口部が形成されており、前記振動素子は、前記筐体の開口部に直接取り付けられている、請求項2に記載のタッチパネル付き電子機器。
  4. 表示パネルと、
    前記表示パネルの上方に配置されているタッチパネルと、
    前記表示パネルの側方に配置されている振動素子と、
    前記振動素子の振動を前記タッチパネルに伝搬する振動伝搬部材とを備え、
    前記振動素子は、前記振動素子の振動方向が前記表示パネルの法線方向と平行になるように配置されており、
    前記表示パネルと前記タッチパネルとを収納する筐体をさらに備え、
    前記振動伝搬部材が前記振動素子を介して前記筐体に支持されることにより、前記タッチパネルが前記筐体に支持されており、
    前記筐体には、開口部が形成されており、前記振動素子は、前記筐体の開口部に直接取り付けられている、タッチパネル付き電子機器。
  5. 前記振動素子は、圧電体からなる圧電板と、前記圧電板に電圧を印加する一対の電極とを有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載のタッチパネル付き電子機器。
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