JP5287768B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5287768B2
JP5287768B2 JP2010047118A JP2010047118A JP5287768B2 JP 5287768 B2 JP5287768 B2 JP 5287768B2 JP 2010047118 A JP2010047118 A JP 2010047118A JP 2010047118 A JP2010047118 A JP 2010047118A JP 5287768 B2 JP5287768 B2 JP 5287768B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductive material
element formation
trench
semiconductor substrate
formation region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010047118A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010118711A (ja
Inventor
望 赤木
康宏 北村
哲夫 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2010047118A priority Critical patent/JP5287768B2/ja
Publication of JP2010118711A publication Critical patent/JP2010118711A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5287768B2 publication Critical patent/JP5287768B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Element Separation (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Thin Film Transistor (AREA)

Description

本発明は、複数の素子形成領域を絶縁分離する素子分離構造を有する半導体装置に関するものである。
従来、例えば特開平4−154147号公報に示されるように、分離された素子形成領域間で電気的なシールドを得るための構造が提案されている。具体的には、複数の素子形成領域をSOI基板上に形成するとともに、酸化膜で覆われた素子形成領域の間に形成したトレンチにポリシリコン層を埋め込んでいる。
特開平4−154147号公報
しかしながら、このような素子分離構造では、半導体素子を形成する素子形成工程において、既に、素子形成領域の下方及び側方に導体層が形成された状態となる。このため、素子形成工程における高温の熱処理に耐えるため、導体層として、ポリシリコンあるいはタングステンのような高融点金属を用いる必要が生じ、導体層の比抵抗が高くなる。さらに、従来の素子分離構造では、素子形成領域の下方に導体層を配置するためにSOI基板を用いており、高融点の導体層を用いることと相俟って、製造コストが高くなってしまう。
本発明は、SOI基板を用いずに、単に導電材料を堆積するだけで素子形成領域を導電材料によって取り囲むことができる半導体装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1による半導体装置は、
表面及び裏面を有する半導体基板と、
半導体基板における複数の素子形成領域をそれぞれ取り囲むとともに、当該半導体基板を貫通するトレンチと、
複数の素子形成領域を絶縁分離するために少なくともトレンチの内部の側壁表面に形成されるとともに、半導体基板の裏面にも形成された絶縁層と、
トレンチ内部において、絶縁層によって囲まれたスペースを埋めるように形成された導電材料と、
前記半導体基板の表面側において、複数の素子形成領域のそれぞれに形成される、少なくとも1つの能動素子または受動素子と、
半導体基板の表面上に形成された導電体と、を備え、
導電材料が、トレンチ内部から連続して、半導体基板の裏面にも堆積形成されており、トレンチ内部の導電材料と前記半導体基板裏面上の導電材料との電位を固定することによって、前記素子形成領域を電気的にシールド可能とし、
少なくとも1つのトレンチにおいて、トレンチ内部の導電材料が半導体基板の表面上に形成された導電体と接していることにより、導電体を介して、トレンチ内部の導電材料と半導体基板裏面上の導電材料との電位を固定し、
素子形成領域は、半導体基板の裏面側に電極が形成される縦型素子形成領域を含み、
半導体基板の裏面上には、素子形成領域を電気的にシールドするための導電材料と、縦型素子形成領域の裏面電極となる導電材料とが堆積されるとともに、素子形成領域を電気的にシールドするための導電材料と、縦型素子形成領域の裏面電極となる導電材料との間に絶縁層が形成されることを特徴とする。
素子形成領域間に絶縁層を形成すれば、電気信号のDC成分を遮断することはできるが、AC成分を完全に遮断することはできず、そのAC成分の伝播によって誤動作を引き起こす可能性も残る。しかしながら、上述した半導体装置によれば、トレンチ内部の導電材料と半導体基板裏面上の導電材料とを用いて、素子形成領域を電気的にシールドすることが可能になる。これにより、隣接する素子形成領域間におけるAC成分による電位干渉も抑制することが可能になる。
さらに、上述した半導体装置によれば、半導体基板の裏面側に、縦型素子形成領域の裏面電極を形成する場合であっても、それ以外の素子形成領域については、各素子形成領域を電気的にシールドするための導電材料を形成することができる。
請求項に記載した半導体装置は、半導体基板の裏面上に堆積された導電材料と接合される導体プレートを有し、縦型素子形成領域の裏面電極となる導電材料は、素子形成領域を電気的にシールドするための導電材料よりも厚く形成されることにより、導体プレートが、縦型素子形成領域の裏面電極となる導電材料のみに電気的に接続されることを特徴とする。これにより、導体プレートが、縦型素子形成領域の裏面電極となる導電材料のみに電気的に接続されるので、導体プレートを裏面電極の接続端子として利用することができる。
請求項に記載した半導体装置は、半導体基板の裏面上に堆積された導電材料と接合される導体プレートを有し、半導体基板の裏面上において、導電材料は絶縁層を介して2層に積層されるとともに、素子形成領域を電気的にシールドする導電材料は、絶縁層により、半導体基板に接する面と反対側の面に形成された導電材料の層と絶縁される一方、縦型素子形成領域の裏面電極となる導電材料は、絶縁層を貫通して半導体基板に接する面と反対側の面に形成された導電材料の層に電気的に接続されることにより、導体プレートが、縦型素子形成領域の裏面電極となる導電材料のみに電気的に接続されることを特徴とする。このようにしても、導体プレートが、縦型素子形成領域の裏面電極となる導電材料のみに電気的に接続され、導体プレートを裏面電極の接続端子として利用することができる。
請求項に記載した半導体装置は、トレンチ内部の導電材料と半導体基板裏面上の導電材料とが固定される電位は、接地電位であることを特徴とする。これにより、電力消費を抑制しつつ、隣接する素子形成領域における電位干渉を防止することができる。
請求項に記載した半導体装置は、導電材料の融点が1100℃以下であることを特徴とする。このように、導電材料として、比較的、低融点の材料を用いることができる。
請求項6に記載した半導体装置は、トレンチ内部の導電材料の中心軸付近に空隙が残っていることを特徴とする。トレンチ内部を導電材料で完全に埋めようとすると、導電材料の堆積に長時間を要しコストが高くなってしまう。ここで、トレンチ内の導電材料は、上述したように隣接する素子形成領域間の電位干渉を防止するためのものであるため、多少空隙が残っても、その機能に支障はない。
参考例における、素子分離構造を有する半導体装置の要部の構成を示す断面図である。 (a)〜(e)は、参考例の半導体装置の製造方法を示す工程別断面図である。 第1実施形態における、素子分離構造を有する半導体装置の要部の構成を示す断面図である。 第2実施形態における、素子分離構造を有する半導体装置の要部の構成を示す断面図である。 第2実施形態の変形例による半導体装置の要部の構成を示す断面図である。 第3実施形態における、素子分離構造を有する半導体装置の要部の構成を示す断面図である。 第3実施形態の変形例による半導体装置の要部の構成を示す断面図である。 トレンチ内の導電材料に空隙が残った状態を示した説明図である。 トレンチと素子形成領域の拡散層とが交差する状態を示した説明図である。 トレンチによって素子分離される素子形成領域の各種の配置例を説明するための説明図である。
(参考例)
以下、本発明の実施形態を説明する前に、実施形態の基礎となる参考例について図面に基づいて説明する。図1は、参考例における素子分離構造を有する半導体装置の要部の構成を示す断面図である。
図1に示すように、半導体装置1は、シリコン基板からなる素子形成用のウェハ基板2に、絶縁分離された複数の素子形成領域5を備えている。この素子成形領域5の各々には、半導体基板(ウェハ基板)としてのシリコン基板を用いた能動素子(トランジスタ、ダイオードなど)及び受動素子(抵抗、コンデンサなど)の少なくとも一つが形成されている。例えば、トランジスタの場合には、シリコン基板の導電型と逆の導電型を有する不純物を、シリコン基板の表面側から適宜導入することにより形成された不純物領域7を有する。この不純物領域7が、ソース領域及びドレイン領域となり、ゲート電極9に電圧を印加することにより、その間の領域にチャネルが形成されると、ソース領域とドレイン領域間に電流が流れる。
複数の素子形成領域5の周囲を取り囲むようにトレンチ3が形成されている。そのトレンチ3の内部及びウェハ基板2の裏面には、酸化シリコンなどの絶縁材料が堆積されることにより、絶縁層4が形成されている。この絶縁層4によって、複数の素子形成領域5は相互に絶縁分離されている。
絶縁層4が埋め込まれるトレンチ3は、後述するようにウェハ基板2の裏面側からエッチングを行うことによって形成される。そのエッチング工程において、ウェハ基板2の表面に形成された絶縁膜であるLOCOS膜6が、エッチングストッパとして利用される。このため、トレンチ3の底部(シリコン基板表面側の先端部)は、LOCOS膜6に接した状態で終端している。エッチングストッパとして、LOCOS膜ではなく、STI膜を利用しても良い。BPSG膜などの層間絶縁膜をエッチングストッパとして用いることも可能ではあるが、シリコン基板とのエッチング選択比を稼ぐためには、上述したLOCOS膜やSTI膜などのサブミクロン以上の厚さを持つ酸化絶縁膜を用いることが好ましい。
ウェハ基板2の表面には、上述した能動素子や受動素子の形成後に、熱酸化膜8が形成される。この熱酸化膜8上には、上述したゲート電極9が形成されている。このゲート電極9は、ポリシリコンやタングステン、アルミニウムなどの導電体からなる。その後、BPSG膜やNSG膜からなる層間絶縁膜10を、熱酸化膜8及びゲート電極9上に堆積形成する。さらに、素子形成領域5に形成した能動素子や受動素子の電極11及びパッド12が、層間絶縁膜10及び熱酸化膜8をエッチング除去した部分に形成されている。
次に、図2(a)〜(e)を参照して、上記構成を有する半導体装置1の製造方法について説明する。
まず、図2(a)に示すように、シリコン基板からなる素子形成用のウェハ基板2を用意する。そして、ウェハ基板2の表面側から、各々の素子形成領域5に所望の素子を形成する。その後、熱酸化膜8、ゲート電極9、層間絶縁膜10、電極11、及びパッシベーション膜13等を形成する。本参考例による製造方法では、最初に、このような構成を有する半導体素子が、ウェハ基板2の複数個所に形成される。
次に、図2(b)に示すように、ウェハ基板2の裏面側から、機械的研磨(Mechanical Polish)を行って、ウェハ基板2の厚さを薄くする(薄膜化工程)。この場合、従来のように、半導体基板と絶縁層とが混在した面を研磨するのではなく、半導体基板のみからなる面を研磨すれば良いので、単なる機械的研磨であっても、ウェハ基板2の裏面にクラックや段差を発生させずに、その裏面を均等に研磨することができる。ただし、研磨方法としては、機械的研磨に限らず、化学機械的研磨(Chemical Mechanical Polish)あるいはウェットエッチ、ドライエッチ等の技術を用いても良い。
また、薄膜化工程では、例えば、ウェハ基板2の厚さが150μm以下となるまでウェハ基板2を研磨する。このような厚さまでウェハ基板2を薄膜化することにより、トレンチ3の形成や、そのトレンチ3内部への絶縁材料の堆積形成を容易に行うことが可能になる。ただし、ウェハ基板2の厚さが薄くなるに伴って、ウェハ基板2の機械的強度が低下する。従って、ウェハ基板2に割れが発生したり、ウェハ基板2のハンドリングが困難になったりするおそれが生じる。
このため、ウェハ基板2の裏面を研磨することによって薄膜化する際に、通常はウェハ基板2の表面に支持基体を貼り付けて機械強度を保持しておいて薄膜化することが一般的である。しかし、支持基体を貼り付けなくとも良い。この場合、ウェハ基板2の全面を研磨するのではなく、外周部2bによって取り囲まれる中央領域2aだけを研磨することが好ましい。これにより、中央領域2aの厚さだけが薄くなり、外周部2bは、その厚さが薄くされることなく残される。その結果、ウェハ基板2を薄膜化しても、機械的強度の低下を極力抑えることができる。
また、支持基体を貼り付けたプロセスでは、貼り合わせに用いられる接着剤の保持温度の制約により、200℃以上の温度をウェハに施すことが困難となる。しかし、上述したように、ウェハ基板2の外周部2bを厚いまま残すことで、支持基体を省略することが可能となるので、200℃より高温の処理を施すことも可能となる。なお、機械的強度の低下を抑制するためには、外周部2bの厚さは250μm以上であることが望ましい。
次に、図2(c)に示すように、薄膜化されたウェハ基板2に対して、その裏面側からドライエッチング処理を施して、トレンチ3を形成する。このトレンチ3は、各々の素子形成領域5を取り囲むように形成される。このエッチングは、トレンチ3がウェハ基板2の表面側の絶縁膜(LOCOS膜6)まで到達すると、その絶縁膜によってほぼ停止される。
ここで、本参考例では、トレンチ3の形成時点においては、既に、熱酸化膜8や層間絶縁膜10がウェハ基板2の表面上に形成されている。このため、複数の素子形成領域5をそれぞれ取り囲むように、ウェハ基板2を貫通するトレンチ3を形成しても、複数の素子形成領域5を含むウェハ基板2の各領域は、ウェハ基板2の表面上に形成された熱酸化膜8等を介して連結された状態を維持する。従って、従来のように、素子形成領域5の抜け落ちの問題も防止できる。
次に、図2(d)に示すように、ウェハ基板2の裏面側から、酸化シリコンなどの絶縁材料を直接酸化あるいは化学気相合成法(CVD)等によって堆積形成する。この結果、トレンチ3の内部が絶縁材料によって埋め込まれることにより、トレンチ3の内部に絶縁層4が形成される。このため、ウェハ基板2の複数の素子形成領域5の間に絶縁層4が配置され、隣接する素子形成領域5同士が素子分離される。さらに、トレンチ3の内部から連続する絶縁材料が、ウェハ基板2の裏面にも堆積され、絶縁層4が形成される。これにより、ウェハ基板2の裏面を保護するとともに、絶縁性も確保することができる。
なお、本参考例では、上述したように、ウェハ基板2の各領域が、ウェハ基板2の表面に形成された熱酸化膜8等によって連結された状態を維持できるので、トレンチ3に充填される絶縁層4によってウェハ基板2の各領域の連結を維持することは必ずしも必要ではない。そのため、トレンチ3内に密に絶縁材料を充填する必要はなく、例えば、トレンチ3の内表面に絶縁材料を堆積させた結果、トレンチ3の内部の中心軸付近に空隙が残っても良い。
最後に、図2(e)に示すように、ダイシングによりウェハ基板2を複数のチップ20に分離する分離工程を行う。この分離工程において、厚いまま残された外周部2bはチップ20から切り離される。以上のような工程を経て、本参考例による、素子分離構造を有する半導体チップ20が完成する。
(第1実施形態)
次に、本発明の第1実施形態について説明する。図3は、第1実施形態における素子分離構造を有する半導体装置の要部の構成を示す断面図である。
第1実施形態と参考例との相違点は、第1実施形態による半導体装置が、トレンチ3の側壁表面に絶縁材料を堆積させつつ、その中心軸付近の空洞に、比較的低融点の、例えば1100℃以下の融点を有する金属(銅又はアルミニウムなど)からなる導電材料14を充填し、一部のトレンチ3内の導電材料14をウェハ基板2の表面に設けられた電極9aと導通させたことである。ただし、導電材料14として、比較的高融点のポリシリコンなどを用いても良い。その他は、第1実施形態による半導体装置の構造及びその製造方向に関して、参考例と異なるところはない。
ここで、素子形成領域5の間に絶縁層4を形成すれば、各々の素子形成領域5に生ずる電気信号のDC成分を遮断することはできる。しかしながら、電気信号のAC成分を完全に遮断することはできないため、そのAC成分の伝播によって誤動作を引き起こす可能性が残る。しかしながら、上述した構成を利用して、素子形成領域5を囲むトレンチ3内の導電材料14の電位を固定することで、隣接する素子形成領域5の間におけるAC成分による電位干渉も抑制することが可能になる。
なお、従来でも、例えば特開平4−154147号公報に示されるように、分離された素子形成領域間で電気的なシールドを得るための構造が提案されている。具体的には、複数の素子形成領域をSOI基板上に形成するとともに、酸化膜で覆われた素子形成領域の間に形成したトレンチにポリシリコン層を埋め込んでいる。
しかしながら、このような素子分離構造では、半導体素子を形成する素子形成工程において、既に、素子形成領域の下方及び側方に導体層が形成された状態となる。このため、素子形成工程における高温の熱処理に耐えるため、導体層として、ポリシリコンあるいはタングステンのような高融点金属を用いる必要が生じ、導体層の比抵抗が高くなる。さらに、従来の素子分離構造では、素子形成領域の下方に導体層を配置するためにSOI基板を用いており、高融点の導体層を用いることと相俟って、製造コストが高くなってしまう。
それに対して、本実施形態では、素子形成領域5への素子形成後にトレンチ3内に導電材料14を充填することができる。従って、導電材料14として、アルミニウムや銅などの比較的低融点の金属を用いることができる。また、単に導電材料14を堆積するだけで素子形成領域5を導電材料14によって取り囲むことができるので、製造コストを低減することができる。
トレンチ3内に導電材料14を充填するには、まず、トレンチ3の中心軸付近に空洞を残しつつ、トレンチ3の側壁表面に絶縁材料を堆積させることによってトレンチ3内表面に絶縁層4を形成する。このとき、ウェハ基板2の裏面にも絶縁材料が堆積されて絶縁層4が形成される。
次に、ウェハ基板2の表面側に形成された電極9aと熱酸化膜8を介して対向しているトレンチ3において、ウェハ基板2の表面側のトレンチ3の底部に絶縁材料が堆積されていれば、その絶縁材料とともに熱酸化膜8をイオンビームエッチングなどの異方性エッチングにより除去して、トレンチ3の底部において電極9aを露出させる。そして、電極9aが露出されたトレンチ3を含むトレンチ3の中心軸付近の空洞に導電材料14を充填するとともに、ウェハ基板2の裏面上にも導電材料14を堆積させる。これにより、ウェハ基板2の表面側の電極9aと裏面側の導電材料14とがトレンチ3内部の導電材料14を介して電気的に導通可能となり、その結果、ウェハ基板2の裏面側の導電材料14に接続され、トレンチ3内部で終端している導電材料14も、ウェハ基板2の表面側の電極9aと電気的に接続された構成を得ることができる。
このような構成において、ウェハ基板2の表面側の電極9aに所定電位を印加することにより、この電極9aに電気的に接続された、トレンチ3内部及びウェハ基板2の裏面側の導電材料14は全てその所定電位に固定される。従って、隣接する素子形成領域5の間におけるAC成分による電位干渉も抑制することができる。なお、所定電位は、接地電位に固定することが好ましい。これにより、電力消費を抑制しつつ、隣接する素子形成領域における電位干渉を防止することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図4は、第2実施形態における素子分離構造を有する半導体装置の要部の構成を示す断面図である。
本実施形態においては、素子形成領域5の1つが、縦型素子形成領域16となっており、ウェハ基板2の表面側に表面電極9bが形成され、裏面側に裏面電極15が形成されている。さらに、裏面電極15は、導電性の接合部材18を介して、導体プレート19に接合されている。その他の構成は、図示していないが、ウェハ基板2の表面側に形成された電極9aによってトレンチ3内部及びウェハ基板2の裏面上に堆積された導電材料14を所定電位に固定する構成も含め、第1実施形態による半導体装置と同様である。
ウェハ基板2の裏面側に堆積形成された裏面電極15は、例えば導電材料14と同じ材料によって形成され、裏面電極15と導電材料14との間には、絶縁を確保するために絶縁層17が形成されている。このような裏面電極構造を得るためには、まず、ウェハ基板2の裏面全体に導電材料14を所定の厚さだけ堆積形成する。その後、縦型素子形成領域の裏面電極15の形成位置及びその周囲の領域の導電材料14をエッチングにより除去する。次に、酸化シリコンなどの絶縁材料を化学気相合成法(CVD)等によって堆積することによって絶縁層17を形成する。そして、裏面電極15の形成位置の絶縁層17をエッチング除去した後に、再び、ウェハ基板2の裏面に導電材料を堆積させ、裏面電極15を形成する。なお裏面電極15の形成位置の絶縁層17を除去する際、以前に形成された絶縁層4も同時に除去される。
その後、例えばはんだ、銀ペースト、もしくは金属ナノ粒子からなる接合部材18により、裏面電極15を導体プレート19に接合する。なお、導体プレート19は、半導体チップ20がパッケージ化される際に、半導体チップ20を支持する金属フレームであったり、半導体チップ20がマザー基板に実装される際の、マザー基板表面に設けられた銅箔などである。
つまり、第2実施形態の半導体装置では、ウェハ基板2の裏面上において、導電材料が絶縁層17を介して2層に積層されるとともに、素子形成領域5を電気的にシールドする導電材料14は、絶縁層17により、ウェハ基板2に接する面と反対側の面に形成された導電材料の層と絶縁される一方、縦型素子形成領域16の裏面電極15となる導電材料は、絶縁層17を貫通してウェハ基板2に接する面と反対側の面に形成された導電材料の層に電気的に接続されている。従って、ウェハ基板2に接する面と反対側の面に形成された導電材料は、裏面電極15の一部となる。
以上のように構成された第2実施形態の半導体装置によれば、ウェハ基板2の裏面側に、縦型素子形成領域16の裏面電極15を形成する場合であっても、それ以外の素子形成領域5については、各素子形成領域5を電気的にシールドするための導電材料14をウェハ基板2の裏面に形成することが可能になる。そして、裏面電極15に導体プレート19を接合することにより、導体プレート19を裏面電極15の接続端子として利用することができる。さらに、導体プレート19により、素子形成領域5,16の放熱が促進されるので、放熱性を向上することができる
次に、第2実施形態の変形例について説明する。図5は、第2実施形態の変形例による半導体装置の要部の構成を示す断面図である。上述した第2実施形態では、導電材料が、絶縁層17を挟んで2層に形成されていたが、図5に示された変形例では、素子形成領域5を電気的にシールドする導電材料14は一層構造であり、縦型素子形成領域16の裏面電極15aは、導電材料14よりも厚く形成されている。裏面電極15aと導電材料14との厚さの差の分だけ、導電材料14上に絶縁層17aが形成されている。従って、裏面電極15aと絶縁層17aとは、ウェハ基板2に接する面と反対側の面において、同一面を形成している。この裏面電極15aと絶縁層17aとからなる面が、接合部材18を介して導体プレート19に接合されている。
このような構成しても、裏面電極15aは、絶縁層17aによって導電材料14と絶縁され、かつ縦型素子形成領域16の裏面電極15aは、素子形成領域5を電気的にシールドする導電材料14よりも厚さが厚いため、導体プレート19が、縦型素子形成領域16の裏面電極15aのみに電気的に接続される。従って、導体プレート19を裏面電極15aの接続端子として利用することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。上述した第1及び第2実施形態では、ウェハ基板2の表面側に設けた電極9aとトレンチ3内の導電材料14とを導通させることにより、トレンチ3内の導電材料14及びウェハ基板2の裏面側の導電材料14の電位を所定電位に固定した。しかしながら、ウェハ基板2の表面側には、各素子の電極配線等を形成する必要があるため、電極9aの配置箇所は制限される。すると、トレンチ3内における導電材料14の径は細く、インピーダンスが相対的に高くなるので、特に、電極9aに直接接続されていないトレンチ3内の導電材料14の電位が、安定して所定電位に固定できない場合がある。
その点に鑑みて、本実施形態による半導体装置では、ウェハ基板2の裏面側に接合した導体プレート19を利用して、トレンチ3内部及びウェハ基板2の裏面の導電材料14を所定電位に固定するものである。
図6は、第3実施形態における素子分離構造を有する半導体装置の要部の構成を示す断面図である。図6に示すように、導電材料14が、トレンチ3内部及びウェハ基板2の裏面に堆積形成されている。本実施形態では、このように堆積形成されたウェハ基板2の裏面の導電材料14に、接合部材18を介して導体プレート19を接合する。この導体プレート19には、例えば所定電位として接地電位が与えられる。これにより、導体プレート19を介して、トレンチ3内部及びウェハ基板2の裏面の導電材料14の電位が所定電位に固定される。
特に、本実施形態では、ウェハ基板2の裏面において、少なくともトレンチ3の形成位置を網羅するように接合される導体プレート19により、導電材料14の電位を固定している。換言すれば、トレンチ3内の細径の導電材料14を経由して、他のトレンチ3内の導電材料14の電位を固定する必要がないので、低インピーダンスでの電気的接続が可能になる。このため、トレンチ3内部及びウェハ基板2の裏面の導電材料14の電位を安定して所定電位に保つことができる。
次に、第3実施形態の変形例について説明する。図7は、第3実施形態の変形例による半導体装置の要部の構成を示す断面図である。図7に示す変形例では、素子形成領域5の一部の領域が縦型素子形成領域16となっている。このような縦型素子形成領域16の裏面電極15をウェハ基板2の裏面に設けつつ、同時にウェハ基板2の裏面側の導体プレート19を用いて、トレンチ3内部及びウェハ基板2の裏面の導電材料14に所定電位を与えるべく、導体プレート19が、裏面電極15に接続される電極プレート19aと導電材料14に接続される導電プレート19bとに分割されている。そして、電極プレート19aと導電プレート19bとの間には絶縁部19cが設けられており、電極プレート19aと導電プレート19bとは絶縁分離されている。
このような構成を採用することで、導体プレート19を用いて、トレンチ3内部及びウェハ基板2裏面の導電材料14の電位を固定しつつ、縦型素子形成領域16の裏面電極15の接続端子としての役割も発揮させることができる。
なお、導体プレート19は、電極プレート19aと導電プレート19bとが絶縁部19cを介して連結された構成のものを予め用意して、ウェハ基板2に接合しても良いし、導体プレート19をウェハ基板2に接合した後に、絶縁部19cに対応する領域を除去し、その除去部分に絶縁材を挿入して形成しても良い。
以上、本発明による好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
例えば、図8に示すように、トレンチ3内部に導電材料14を堆積させた結果、トレンチ3内部の中心軸付近に空隙が残っても良い。トレンチ3内部を導電材料14で完全に埋めようとすると、導電材料14の堆積工程に長時間を要しコストが高くなってしまう。また、トレンチ14内部の導電材料14は、上述したように隣接する素子形成領域5間の電位干渉を防止するためのものであるため、多少空隙が残っても、その機能に支障はない。
また、図9に示すように、トレンチ3をウェハ基板2に形成する際、トレンチ3は、素子形成領域5における不純物の拡散層7aと交差しても良い。これにより、素子面積を小さくすることができるので、半導体チップ20のコストを低減することができる。
さらに、例えば、素子形成領域5を取り囲むようにトレンチ3を形成し、そのトレンチ3の内部に絶縁層4を形成して素子分離する場合であっても、種々の素子形成領域の配置例が考えられる。
例えば、図10において、素子形成領域21は、その回りを絶縁層が形成された1本のトレンチ22で取り囲まれているが、他の素子形成領域と隣接しておらず、その間に分離領域(フィールド領域)23が設けられている。この場合、フィールド領域23と素子形成領域21との間に電圧を印加して、トレンチ22の絶縁性を確認する試験を行うことが可能である。さらに、フィールド領域23の電位を固定することにより、素子形成領域21の電位干渉を抑制することも可能となる。
また、素子形成領域24のように、一本のトレンチ25で仕切られつつ、複数の素子形成領域24を隣接して配置しても良い、この場合、高い密度で素子形成領域24を配置することが可能となり、一枚のウェハ基板2からより多くの半導体チップを得ることができる。
さらに、素子形成領域26のように、複数本のトレンチ27,28で素子形成領域26を取り囲むことにより、素子分離を行っても良い。この場合、複数本のトレンチ27,28に電圧を分担させることができるので、素子形成領域26には、高い電圧が印加される素子を配置することができる。
1 半導体装置
2 ウェハ基板
3 トレンチ
4 絶縁層
5 素子形成領域
6 LOCOS膜
7 不純物領域
8 熱酸化膜
9 ゲート電極
10 層間絶縁膜
11 電極

Claims (6)

  1. 表面及び裏面を有する半導体基板と、
    前記半導体基板における複数の素子形成領域をそれぞれ取り囲むとともに、当該半導体基板を貫通するトレンチと、
    前記複数の素子形成領域を絶縁分離するために、少なくとも前記トレンチの内部の側壁表面に形成されるとともに、前記半導体基板の裏面にも形成された絶縁層と、
    前記トレンチ内部において、前記絶縁層によって囲まれたスペースを埋めるように形成された導電材料と、
    前記半導体基板の表面側において、前記複数の素子形成領域のそれぞれに形成される、少なくとも1つの能動素子または受動素子と、
    前記半導体基板の表面上に形成された導電体と、を備え、
    前記導電材料が、前記トレンチ内部から連続して、前記半導体基板の裏面にも堆積形成されており、前記トレンチ内部の導電材料と前記半導体基板裏面上の導電材料との電位を固定することによって、前記素子形成領域を電気的にシールド可能とし、
    少なくとも1つの前記トレンチにおいて、前記トレンチ内部の導電材料が前記半導体基板の表面上に形成された前記導電体と接していることにより、前記導電体を介して、前記トレンチ内部の導電材料と前記半導体基板裏面上の導電材料との電位を固定し、
    前記素子形成領域は、前記半導体基板の裏面側に電極が形成される縦型素子形成領域を含み、
    前記半導体基板の裏面上には、前記素子形成領域を電気的にシールドするための導電材料と、前記縦型素子形成領域の裏面電極となる導電材料とが堆積されるとともに、前記素子形成領域を電気的にシールドするための導電材料と、前記縦型素子形成領域の裏面電極となる導電材料との間に絶縁層が形成されることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記半導体基板の裏面上に堆積された導電材料と接合される導体プレートを有し、
    前記縦型素子形成領域の裏面電極となる導電材料は、前記素子形成領域を電気的にシールドするための導電材料よりも厚く形成されることにより、前記導体プレートが、前記縦型素子形成領域の裏面電極となる導電材料のみに電気的に接続されることを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
  3. 前記半導体基板の裏面上に堆積された導電材料と接合される導体プレートを有し、
    前記半導体基板の裏面上において、前記導電材料は絶縁層を介して2層に積層されるとともに、前記素子形成領域を電気的にシールドする導電材料は、前記絶縁層により、前記半導体基板に接する面と反対側の面に形成された導電材料の層と絶縁される一方、前記縦型素子形成領域の裏面電極となる導電材料は、前記絶縁層を貫通して前記半導体基板に接する面と反対側の面に形成された導電材料の層に電気的に接続されることにより、前記導体プレートが、前記縦型素子形成領域の裏面電極となる導電材料のみに電気的に接続されることを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
  4. 前記トレンチ内部の導電材料と前記半導体基板裏面上の導電材料とが固定される電位は、接地電位であることを特徴とする請求項乃至請求項のいずれかに記載の半導体装置。
  5. 前記導電材料の融点は1100℃以下であることを特徴とする請求項乃至請求項のいずれかに記載の半導体装置。
  6. 前記トレンチ内部の導電材料の中心軸付近に空隙が残っていることを特徴とする請求項乃至請求項のいずれかに記載の半導体装置。
JP2010047118A 2007-08-27 2010-03-03 半導体装置 Expired - Fee Related JP5287768B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010047118A JP5287768B2 (ja) 2007-08-27 2010-03-03 半導体装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007220240 2007-08-27
JP2007220240 2007-08-27
JP2010047118A JP5287768B2 (ja) 2007-08-27 2010-03-03 半導体装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008106014A Division JP4687742B2 (ja) 2007-08-27 2008-04-15 半導体装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010118711A JP2010118711A (ja) 2010-05-27
JP5287768B2 true JP5287768B2 (ja) 2013-09-11

Family

ID=40611499

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008106014A Expired - Fee Related JP4687742B2 (ja) 2007-08-27 2008-04-15 半導体装置の製造方法
JP2010047118A Expired - Fee Related JP5287768B2 (ja) 2007-08-27 2010-03-03 半導体装置

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008106014A Expired - Fee Related JP4687742B2 (ja) 2007-08-27 2008-04-15 半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (2) JP4687742B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012182336A (ja) * 2011-03-02 2012-09-20 Toshiba Corp 半導体装置
JP5902010B2 (ja) * 2012-03-19 2016-04-13 トランスフォーム・ジャパン株式会社 化合物半導体装置及びその製造方法
JP6077252B2 (ja) * 2012-09-28 2017-02-08 エスアイアイ・セミコンダクタ株式会社 半導体集積回路装置

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4612408A (en) * 1984-10-22 1986-09-16 Sera Solar Corporation Electrically isolated semiconductor integrated photodiode circuits and method
JPS62130537A (ja) * 1985-12-03 1987-06-12 Toshiba Corp 集積回路の素子間分離方法
JPH0817177B2 (ja) * 1987-11-16 1996-02-21 日産自動車株式会社 半導体装置
US5354695A (en) * 1992-04-08 1994-10-11 Leedy Glenn J Membrane dielectric isolation IC fabrication
JPH0770587B2 (ja) * 1991-09-05 1995-07-31 工業技術院長 半導体集積回路構造の作製方法
JPH1027767A (ja) * 1996-07-11 1998-01-27 Sanyo Electric Co Ltd 半導体装置の製造方法
JPH11195712A (ja) * 1997-11-05 1999-07-21 Denso Corp 半導体装置およびその製造方法
FR2782840B1 (fr) * 1998-08-25 2003-09-05 Commissariat Energie Atomique Circuit electronique et procede de realisation d'un circuit electronique integre comprenant au moins un composant electronique de puissance dans une plaque de substrat
JP2001144173A (ja) * 1999-11-17 2001-05-25 Denso Corp 半導体装置の製造方法
JP4271625B2 (ja) * 2004-06-30 2009-06-03 株式会社フジクラ 半導体パッケージ及びその製造方法
JP5048230B2 (ja) * 2005-03-30 2012-10-17 オンセミコンダクター・トレーディング・リミテッド 半導体装置およびその製造方法
JP2007035729A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体集積回路装置
JP2007165693A (ja) * 2005-12-15 2007-06-28 Denso Corp 半導体装置
JP5217348B2 (ja) * 2006-12-06 2013-06-19 株式会社デンソー 半導体装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4687742B2 (ja) 2011-05-25
JP2009076848A (ja) 2009-04-09
JP2010118711A (ja) 2010-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10541230B2 (en) Semiconductor device and method for manufacturing same
US7833876B2 (en) Semiconductor device having multiple element formation regions and manufacturing method thereof
JP5048230B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
US8466054B2 (en) Thermal conduction paths for semiconductor structures
US7994048B2 (en) Method of manufacturing a through electrode
JP5154000B2 (ja) 半導体装置
TWI397972B (zh) Semiconductor device manufacturing method
US20090149023A1 (en) Method of fabricating semiconductor device having three-dimensional stacked structure
US20160172301A1 (en) Semiconductor device and manufacturing method therefor
CN103137566A (zh) 用于形成集成电路的方法
JP5287768B2 (ja) 半導体装置
TWI643304B (zh) 具貫穿接點的構件及其製造方法
JPH08509841A (ja) 高い集積密度のための電流接続部分を有する半導体素子
US7375397B2 (en) Semiconductor device having an SOI structure and method for manufacturing the same
JP2005158959A (ja) 半導体装置
JP2009099841A (ja) 半導体装置及びその製造方法
US9698103B2 (en) Semiconductor device and manufacturing method therefor
JP4696152B2 (ja) 半導体装置の製造方法および半導体装置
CN112563241A (zh) 半导体装置
TW200937574A (en) Semiconductor device and method for manufacturing same
JP3786429B2 (ja) 複数の素子を有する集積回路装置およびその製造方法
CN108511415B (zh) 电子组件制造方法
JP2017120851A (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法
JP2013058525A (ja) 半導体装置、及びその製造方法
JP2000216367A (ja) 集積回路デバイス

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100304

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120613

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120828

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121018

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130520

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5287768

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees