JP5287590B2 - 省電力制御装置及びプログラム - Google Patents

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Description

この発明は、省電力制御装置及びプログラムに関する。
特許文献1には、ネットワークを介して特定のプロトコルに従うデータパケットを受信して処理を行うネットワークデバイスであって、受信されるデータパケットが従うプロトコルに対応する、省電力状態からデバイスを復帰させるための復帰条件を設定する設定手段と、特定のプロトコルに従うデータパケットを受信した場合に、前記特定のプロトコルに対応する、前記設定手段が設定した復帰条件において、ネットワークデバイスを省電力状態から復帰させる復帰手段と、を備えるネットワークデバイスが記載されている。
特許文献2には、ネットワークを介し、データの送受信を行う送受信手段と、データを処理する処理手段とを具備するネットワーク情報処理装置であって、所定の時間を計数するタイマ手段を有し、タイマ手段によって省電力動作中の処理手段を、所定の周期で通常動作に復帰させ、該通常動作に復帰した処理手段によって必要なネットワーク通信処理を行い、省電力動作に復帰するネットワーク情報処理装置が記載されている。
特開2006−309731号公報 特開2001−282398号公報
本発明は、通信不具合の発生を抑制しつつ省電力状態からの復帰頻度を抑えて節電効率を高めた省電力制御装置及びプログラムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明の省電力制御装置は、各々予め定めた更新期間毎に通信を行うための設定情報を更新する1又は複数の通信方式を用いて外部装置と通信を行う通信手段と、通信方式毎に前記外部装置と通信が行われる通信時間間隔を検出する検出手段と、前記通信手段により通信が行える通常状態、及び前記通常状態よりも電力消費を抑えて前記通信手段により通信が行えない省電力状態を含む複数の状態に動作状態を切り替える切替手段と、通信方式毎に、当該通信方式の設定情報を更新期間毎に更新するために必要な更新消費電力及び前記検出手段により検出された当該通信方式の通信時間間隔毎に設定情報を再取得するために必要な再取得消費電力を求め、前記切替手段により動作状態が前記省電力状態に切り替えられる際に、前記更新消費電力が前記再取得消費電力よりも小さい通信方式の設定情報を前記省電力状態においても情報が保持される記憶手段に記憶させ、前記記憶手段に記憶された設定情報の前回の更新から前記更新期間が経過しても前記省電力状態である場合に前記通常状態に一時的に復帰させるように前記切替手段を制御すると共に前記設定情報の更新を行うように前記通信手段を制御する制御手段と、を備えている。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記制御手段が、前記記憶手段に設定情報を記憶させて更新した方が当該設定情報を再取得するよりも節電効率が高い通信方式から順に設定情報を前記記憶手段で記憶可能な分だけ記憶させるように制御する。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の発明において、前記制御手段が、前記記憶手段に記憶された設定情報を予め定められた回数更新する間に通信が行われない通信方式について設定情報の更新を停止する。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3の何れか1項記載の発明において、前記制御手段が、前記検出手段により検出された通信時間間隔が更新期間よりも短い通信方式の設定情報を前記記憶手段に記憶させるように制御する。
一方、請求項5に記載の発明のプログラムは、コンピュータを、各々予め定めた更新期間毎に通信を行うための設定情報を更新する1又は複数の通信方式を用いて外部装置と通信を行う通信手段により前記外部装置と通信が行われる通信時間間隔を通信方式毎に検出する検出手段と、前記通信手段により通信が行える通常状態、及び前記通常状態よりも電力消費を抑えて前記通信手段により通信が行えない省電力状態を含む複数の状態に動作状態を切り替える切替手段と、通信方式毎に、当該通信方式の設定情報を更新期間毎に更新するために必要な更新消費電力及び前記検出手段により検出された当該通信方式の通信時間間隔毎に設定情報を再取得するために必要な再取得消費電力を求め、前記切替手段により動作状態が前記省電力状態に切り替えられる際に、前記更新消費電力が前記再取得消費電力よりも小さい通信方式の設定情報を前記省電力状態においても情報が保持される記憶手段に記憶させ、前記記憶手段に記憶された設定情報の前回の更新から前記更新期間が経過しても前記省電力状態である場合に前記通常状態に一時的に復帰させるように前記切替手段を制御すると共に前記設定情報の更新を行うように前記通信手段を制御する制御手段と、として機能させるものである。
請求項1、及び請求項5に記載の発明によれば、省電力状態時に各通信方式の設定情報を全て記憶し、更新期間毎に通常状態に一時的に復帰させて設定情報を更新する場合と比較して、通信不具合の発生を抑制しつつ省電力状態からの復帰頻度が抑えられて節電効率が高まる。
また、請求項2に記載の発明によれば、設定情報をランダムに選択して記憶手段に記憶させた場合と比較して、電力消費が抑えられる。
また、請求項3に記載の発明によれば、設定情報の更新を継続して行う場合と比較して、電力消費が抑えられる。
また、請求項4に記載の発明によれば、通信時間間隔が更新期間よりも短い通信方式の設定情報を記憶しない場合と比較して、電力消費が抑えられる。
実施の形態に係る画像形成装置が接続されたネットワークの全体的な概略構成を示す概略構成図である。 実施の形態に係る画像形成装置の概略構成を示す概略構成図である。 実施の形態に係る管理情報のデータ構造の一例を示す図である。 実施の形態に係る省電力状態移行処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態に係る省電力制御処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。なお、以下では、本発明を、画像形成装置に適用した場合について説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係る画像形成装置10は、ネットワークNETに接続されている。ネットワークNETには、複数のコンピュータ12(本実施の形態では3台)が接続されている。コンピュータ12Aは、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバとしての機能を有しており、ネットワークNETに接続された各機器へのIPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、DNS(Domain Name System)サーバのIPアドレス等のネットワーク情報の設定を行う。画像形成装置10及びコンピュータ12B、12Cは、コンピュータ12Aによりネットワーク情報が設定される。
また、画像形成装置10は、各コンピュータ12とパケットを暗号化して通信を行っており、通信方式としてIPsec(Security Architecture for Internet Protocol)を用いている。IPsecでは、IP(Internet Protocol)層(ネットワーク層)のパケットを暗号化しており、通信相手とSA(Security Association)と呼ばれる論理的なコネクションを確立して通信を行う。IPsecでは、SAを確立するため、IKE(Internet Key Exchange)と呼ばれる鍵交換プロトコルを用いて暗号化のための鍵データを通信相手と交換しており、安全性確保のために鍵データ、ライフタイムを含んだSAに関する情報(以下「SA情報」ともいう。)を定期的に更新する。本実施の形態では、ネットワーク情報及びSA情報が設定情報の一例に相当する。
図2には、本実施の形態に係る画像形成装置10の概略的な構成を示すブロック図が示されている。
画像形成装置10は、装置全体を制御するメインコントローラ20を備えている。
メインコントローラ20は、装置全体の動作を司るCPU(中央処理装置)22と、後述する省電力状態移行処理プログラムを含む各種プログラム等が予め記憶されたROM(Read Only Memory)24と、各種データ等を一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)26と、後述する設定情報を含む各種情報を記憶する不揮発性メモリ28と、を備えている。
CPU22、ROM24、RAM26、不揮発性メモリ28は、不図示のシステムバスを介して相互に接続されている。従って、CPU22は、ROM24、RAM26、及び不揮発性メモリ28へのアクセスが行える。
また、画像形成装置10は、画像形成装置10の動作状態を切り替える動作状態切替部40と、ユーザからの入力操作を受ける操作パネル等の操作入力部42と、ネットワークNETに接続され、ネットワークNETを介して外部の端末装置(例えば、コンピュータ12)と情報の送受信を行なう通信I/F部44と、各種情報を記憶して保持するHDD(ハード・ディスク・ドライブ)46と、を備えている。
動作状態切替部40、通信I/F部44、操作入力部42及びHDD46は、メインコントローラ20に接続されている。また、操作入力部42及び通信I/F部44は、動作状態切替部40に接続されている。
メインコントローラ20は、HDD46へのアクセスを行うと共に、通信I/F部44を介した外部の端末装置との情報の送受信の制御、操作入力部42により検出された操作情報に基づいて操作入力部42に対する操作内容の把握を行う。
動作状態切替部40は、不揮発性メモリ46と、マイクロコンピュータ等により構成され、電力制御を行う制御部48を備えており、操作入力部42及び通信I/F部44を除くメインコントローラ20及びHDD46などの各デバイスへの電力供給を管理している。
動作状態切替部40は、メインコントローラ20から不揮発性メモリ46に休止期間が設定されて省電力状態への移行を指示する移行指示信号が入力されると、各デバイスへの電力供給を停止して動作状態を省電力状態に切り替える。また、動作状態切替部40は、電力供給を停止してから不揮発性メモリ46に設定された休止期間が経過した場合、通信I/F部44から後述するデータ受信信号が入力した場合、及び操作入力部42から後述する操作入力信号が入力した場合、各デバイスへの電力供給を再開してメインコントローラ20を通常状態の動作状態へ復帰させる。
通信I/F部44は、ネットワークNETより自装置宛のデータを受信した場合、データを受信したことを示すデータ受信信号を動作状態切替部40へ送信し、メインコントローラ20の通常状態への復帰後、受信したデータをメインコントローラ20へ出力する。
操作入力部42は、ユーザから操作入力が行われた場合、操作入力が行われたことを示す操作入力信号を動作状態切替部40へ送信し、メインコントローラ20の通常状態への復帰後、操作内容を示す情報をメインコントローラ20へ出力する。
次に、本実施の形態に係る画像形成装置10の作用について説明する。
DHCPサーバから設定されるネットワーク情報に含まれるIPアドレス及びIPsecのSA情報は、それぞれ更新期間が定められている。DHCPでは、更新期間内にDHCPサーバと通信を行ってIPアドレスのリース期限の更新を行う必要があり、IPsecでは、更新期間内に通信相手と通信を行ってSA情報を更新する必要がある。
メインコントローラ20は、DHCP及びIPsecのように通信を行うために設定情報を定期的に更新する通信方式毎に、各通信方式を用いて外部装置と通信を行った際の外部装置の情報(本実施の形態では、ネットワークホスト名、IPアドレス、MACアドレス(Media Access Control address))、アクセス時間、複数のアクセス情報に基づいたアクセス頻度、処理内容、及び設定情報の更新期間を管理情報としてHDD46に記憶している。
図3には、HDD46に記憶された管理情報のデータ構造の一例が示されている。
また、メインコントローラ20は、予め定めた期間(本実施の形態では、10分間)操作入力部42に対して操作が行われず、通信I/F部44を介してネットワーク12からデータも受信しなかった場合に、後述する省電力状態移行処理を行い、設定情報の更新を行うために必要な更新消費電力が当該設定情報を再取得するために必要な再取得消費電力よりも小さい通信方式の設定情報を不揮発性メモリ28に記憶させた後に、動作状態切替部40に対して省電力状態への移行を指示する移行指示信号を出力する。
図4には、CPU22により実行される省電力状態移行処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートが示されている。なお、当該プログラムは記録媒体としてのROM24に予め記憶されている。
ステップ100では、HDD46に記憶された管理情報に基づいて、通信方式毎に外部装置と通信を行った平均的な通信時間間隔を検出する。なお、本実施の形態では、通信方式毎に平均的な通信時間間隔を求めるが、通信方式毎に外部装置と直近に通信が行われた通信時間間隔を検出してもよい。
次のステップ102では、通信方式毎に、設定情報の更新を行うための更新消費電力、及び設定情報を再取得するための再取得消費電力を導出する。
ここで、更新消費電力及び再取得消費電力は、ハーウェアとソフトウェアでどのように処理を分担するかによって変化し、また、装置構成、省電力状態時の電力制御によっても異なる。
以下では、IPsecのSA情報の更新に必要な更新消費電力X、及びSA情報を再取得に必要な再取得消費電力Yの計算の一例を記載する。
SA情報の更新に必要な更新消費電力X及びSA情報を破棄し再取得に必要な再取得消費電力Yはそれぞれ下記の式のような項目の加算によって求まる。

更新消費電力X=SA情報の保持に掛かる消費電力A
+SA情報の更新処理に掛かる消費電力B (1)
再取得消費電力Y=SA情報の破棄に掛かる消費電力C
+再接続(ネゴシエーション)に掛かる消費電力D (2)
上記(1)(2)式の消費電力A〜Dはそれぞれの以下の項目の加算によって構成される。
消費電力A=不揮発性記憶装置への書き込み及び読み出しに掛かる消費電力A1
もしくは揮発性記憶装置へ情報を保持しておくために掛かる消費電力A2 (3)
消費電力B=暗号鍵の生成に掛かる消費電力B1
+暗号鍵生成のための情報を取り交わす為に掛かる通信電力B2 (4)
消費電力C=A情報の破棄を通知する為に掛かる通信電力C1 (5)
消費電力D=暗号化アルゴリズム等の通信パラメータを決定する為に掛かる通信電力D1
+秘密鍵の交換に掛かる通信電力D2
+認証用乱数の生成に掛かる電力D3
+認証処理に必要な情報の交換に掛かる通信電力D4
+ハッシュ値算出処理に掛かる電力D5
+認証用データの暗号処理に掛かる電力D6
+認証を行う為に掛かる通信電力D7 (6)

ここで、消費電力B1及び電力D3は(ハーウェアで処理を行うか又はソフトウェアで処理を行うかによって異なる)
上述した消費電力A〜Dの各項目について消費電力を算出する方式について具体的な一例を記載する。
消費電力A1=不揮発性記憶装置への単位データの書き込み、読み出し処理電力
×SA情報のサイズ (7)
消費電力A2=揮発性記憶装置のデータ保持のための単位時間電力
×更新間隔(時間) (8)
消費電力B1はハーウェアでの処理の場合とソフトウェアでの処理の場合で以下のように算出される。
消費電力B1(ソフトウェア処理)=
CPU単位処理電力×暗号鍵の生成に掛かる処理数MIPS
+記憶装置書き込み読み出し処理電力×処理数 (9)
消費電力B1(ハーウェア処理)=暗号鍵生成消費電力
+記憶装置書き込み読み出し処理電力×処理数 (10)
通信電力B2=単位通信電力×セッション数
+記憶装置書き込み読み出し処理電力×SA情報のサイズ (11)
通信電力C1=単位通信電力×セッション数
+記憶装置書き込み読み出し処理電力×SA情報のサイズ (12)
通信電力D1=単位通信電力×セッション数
+記憶装置書き込み読み出し処理電力×通信パラメータサイズ (13)
通信電力D2=単位通信電力×セッション数
+記憶装置書き込み読み出し処理電力×(鍵交換データ+認証用乱数)サイズ (14)
電力D3はハーウェアでの処理の場合とソフトウェアでの処理の場合で以下のように算出される。
電力D3(ソフトウェア処理)=
CPU単位処理電力×認証用乱数の生成に掛かる処理数MIPS
+記憶装置書き込み読み出し処理電力×処理数 (15)
電力D3(ハーウェア処理)=認証用乱数生成消費電力
+記憶装置書き込み読み出し処理電力×処理数 (16)
通信電力D4=単位通信電力×セッション数
+記憶装置書き込み読み出し処理電力×認証処理に必要な情報のサイズ
電力D5はハーウェアでの処理の場合とソフトウェアでの処理の場合で以下のように算出される。
電力D5(ソフトウェア処理)=
CPU単位処理電力×ハッシュ値算出処理に掛かる処理数MIPS
+記憶装置書き込み読み出し処理電力×処理数 (17)
電力D5(ハーウェア処理)=ハッシュ値算出消費電力
+記憶装置書き込み読み出し処理電力×処理数 (18)
電力D6=単位データの暗号処理に掛かる電力×認証用データサイズ(ハーウェアで処理を行うかソフトウェアで処理を行うかによっても異なる) (19)
通信電力D7=単位通信電力×セッション数
+記憶装置書き込み読み出し処理電力×(ID+認証用ハッシュ)のデータサイズ(20)
このように電力を消費する項目を求めて計算を行うことにより、各通信方式で更新消費電力及び再取得消費電力が求められる。
次のステップ104では、設定情報の更新期間、上記ステップ100において検出した各通信方式毎の外部装置との通信時間間隔、及び上記ステップ102において導出した各通信方式毎の更新消費電力、再取得消費電力に基づき、設定情報を記憶して更新期間毎に更新を行う方が設定情報を通信時間間隔毎に再取得するよりも節電となる通信方式を求め、節電効率の良い順に通信方式の優先順位を決定する。
本実施の形態では、通信方式毎に、更新期間となる毎に設定情報を更新する場合の平均的な消費電力M(消費電力M=更新消費電力×(1/更新期間))と、通信時間間隔毎に設定情報を再取得する場合の平均的な消費電力N(消費電力N=再取得消費電力×(1/通信時間間隔))とを求め、消費電力M≦消費電力Nとなる通信方式を抽出する。
そして、消費電力N−消費電力Mの値が大きいほど節電効率の良いものとしても優先順位を決定する。
次のステップ106では、上記ステップ104において決定した優先順位の順に各通信方式の設定情報を不揮発性メモリ28に記憶させ、不揮発性メモリ28に設定情報を記憶可能な記憶領域が無くなった場合、それ以降の優先順位の通信方式の設定情報を破棄する。
次のステップ108では、不揮発性メモリ28に設定情報が記憶された各通信方式の残りの更新期間を示す情報を動作状態切替部40の不揮発性メモリ46に記憶させる。
次のステップ110では、動作状態切替部40に対して省電力状態への移行を指示する移行指示信号を出力し、処理を終了する。
これにより、例えば、更新期間が短く、通信が行われる通信時間間隔が中程度もしくは長い場合は、アクセス頻度のわりに頻繁に更新処理が必要になり、電力消費の観点から非効率であるため、SA情報が破棄される。
また、更新期間が中程度で、通信が行われる通信時間間隔が長い場合は、アクセス頻度に比べ比較的更新作業が多く必要になり、電力消費の観点からは非効率であるため、SA情報が破棄される。
また、更新期間が長く、通信が行われる通信時間間隔も中程度もしくは長い場合は、更新が必要な時間内にアクセスが発生して更新処理があまり発生せず、電力消費の観点からSA情報を保持していたほうが効率的であるため、不揮発性メモリ28にSA情報が記憶される。
また、更新期間が中程度で、アクセス間隔も同様に中程度の場合は、電力消費の観点からSA情報を保持していたほうが効率的であるため、不揮発性メモリ28にSA情報が記憶される。
動作状態切替部40は、メインコントローラ20から移行指示信号を入力されると省電力制御処理を実行する。
図5には、動作状態切替部40の制御部48により実行される省電力制御処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートが示されている。なお、当該プログラムは不揮発性メモリ46又は制御部48に内蔵されたROM等のメモリに予め記憶されている。
ステップ200では、各デバイスへの電力供給を停止する。
次のステップ202では、通信I/F部44からデータ受信信号が入力したか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ210へ移行し、否定判定となった場合はステップ204へ移行する。
ステップ204では、操作入力部42から操作入力信号が入力したか否かを判定し肯定判定となった場合はステップ210へ移行し、否定判定となった場合はステップ206へ移行する。
ステップ206では、上記ステップ200において電力供給を停止してから不揮発性メモリ46に記憶された何れのかの通信方式の更新期間を経過したか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ210へ移行し、否定判定となった場合は上記ステップ202へ移行する。
ステップ210では、各デバイスへの電力供給を再開する。
メインコントローラ20は、電力供給が再開されて通常状態に復帰すると、不揮発性メモリ28に記憶された前回の更新から更新期間が経過した通信方式の設定情報の更新を行う。そして、メインコントローラ20は、通信I/F部44又は操作入力部42から情報の入力が無い場合、不揮発性メモリ46に各通信方式の残りの更新期間を示す情報を再度記憶させた後に、動作状態切替部40に対して省電力状態への移行を指示する移行指示信号を出力する。
これにより、メインコントローラ20が省電力状態へ移行しても、不揮発性メモリ28に設定情報が記憶された何れのかの通信方式で更新期間となる毎に、メインコントローラ20が通常状態に一時的に復帰して更新期間となった通信方式の設定情報の更新が行われる。
なお、上記実施の形態では、画像形成装置10に本発明を適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、通常状態及び省電力状態を含む複数の状態に動作状態を切り替える制御を行う装置であれば何れのであってもよい。
また、本実施の形態では、不揮発性メモリ28に設定情報を記憶させる場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、動作状態切替部40が省電力状態においてもRAM26への電力供給を継続し、RAM26で情報が保持される場合、RAM28に設定情報を記憶させてもよい。一般的にRAMなどの揮発性記憶装置は、読み出しが早く、容量が大きく、消費電力が大い。一方、フラッシュメモリなどの不揮発性記憶装置は、読み出しが遅く、容量が小さく、消費電力が小さいもしくは電力が不要である。設定情報を退避させる記憶装置として揮発性記憶装置も使用可能な装置では、上記優先順位に加えて設定情報の更新間隔も加味してその退避先を切り分けてもよい。例えば、設定情報の更新間隔の短いものは揮発性記憶装置に退避し、ある予め定められた回数以上の設定情報の更新中にアクセスが無い場合は設定情報を破棄し、全ての設定情報が無くなった時点で揮発性記憶装置への通電もカットするなどの処理を行ってもよい。
また、不揮発性メモリ28に各通信方式毎の設定情報に加えて、各通信方式毎に前回通信を行ってからの設定情報を更新回数を記憶し、前回通信を行ってから予め定められた回数設定情報の更新が行われてる間に通信が行われない通信方式のSA情報を破棄し以降更新を行わないようにしてもよい。
また、上記実施の形態に係る省電力状態移行処理プログラム、及び省電力制御処理プログラムは、ROM24及び不揮発性メモリ46に予め記憶しておく形態の他のメモリやHDD等の記憶装置に記憶させる形態、CD−ROMやDVD−ROM等のコンピュータで読み取れる記憶媒体に格納された状態で提供される形態、有線又は無線による通信手段を介して配信される形態等に適用してもよい。
10 画像形成装置
20 メインコントローラ
28 不揮発性メモリ
40 動作状態切替部
44 通信I/F部
46 不揮発性メモリ
48 制御部

Claims (5)

  1. 各々予め定めた更新期間毎に通信を行うための設定情報を更新する1又は複数の通信方式を用いて外部装置と通信を行う通信手段と、
    通信方式毎に前記外部装置と通信が行われる通信時間間隔を検出する検出手段と、
    前記通信手段により通信が行える通常状態、及び前記通常状態よりも電力消費を抑えて前記通信手段により通信が行えない省電力状態を含む複数の状態に動作状態を切り替える切替手段と、
    通信方式毎に、当該通信方式の設定情報を更新期間毎に更新するために必要な更新消費電力及び前記検出手段により検出された当該通信方式の通信時間間隔毎に設定情報を再取得するために必要な再取得消費電力を求め、前記切替手段により動作状態が前記省電力状態に切り替えられる際に、前記更新消費電力が前記再取得消費電力よりも小さい通信方式の設定情報を前記省電力状態においても情報が保持される記憶手段に記憶させ、前記記憶手段に記憶された設定情報の前回の更新から前記更新期間が経過しても前記省電力状態である場合に前記通常状態に一時的に復帰させるように前記切替手段を制御すると共に前記設定情報の更新を行うように前記通信手段を制御する制御手段と、
    を備えた省電力制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記記憶手段に設定情報を記憶させて更新した方が当該設定情報を再取得するよりも節電効率が高い通信方式から順に設定情報を前記記憶手段で記憶可能な分だけ記憶させるように制御する
    請求項1記載の省電力制御装置。
  3. 前記制御手段は、前記記憶手段に記憶された設定情報を予め定められた回数更新する間に通信が行われない通信方式について設定情報の更新を停止する
    請求項1又は請求項2記載の省電力制御装置。
  4. 前記制御手段は、前記検出手段により検出された通信時間間隔が更新期間よりも短い通信方式の設定情報を前記記憶手段に記憶させるように制御する
    請求項1〜請求項3の何れか1項記載の省電力制御装置。
  5. コンピュータを、
    各々予め定めた更新期間毎に通信を行うための設定情報を更新する1又は複数の通信方式を用いて外部装置と通信を行う通信手段により前記外部装置と通信が行われる通信時間間隔を通信方式毎に検出する検出手段と、
    前記通信手段により通信が行える通常状態、及び前記通常状態よりも電力消費を抑えて前記通信手段により通信が行えない省電力状態を含む複数の状態に動作状態を切り替える切替手段と、
    通信方式毎に、当該通信方式の設定情報を更新期間毎に更新するために必要な更新消費電力及び前記検出手段により検出された当該通信方式の通信時間間隔毎に設定情報を再取得するために必要な再取得消費電力を求め、前記切替手段により動作状態が前記省電力状態に切り替えられる際に、前記更新消費電力が前記再取得消費電力よりも小さい通信方式の設定情報を前記省電力状態においても情報が保持される記憶手段に記憶させ、前記記憶手段に記憶された設定情報の前回の更新から前記更新期間が経過しても前記省電力状態である場合に前記通常状態に一時的に復帰させるように前記切替手段を制御すると共に前記設定情報の更新を行うように前記通信手段を制御する制御手段と、
    として機能させるためのプログラム。
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