JP2011039770A - 省電力制御装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】省電力状態から通常状態に一時的に復帰して設定情報を更新する際の消費電力を抑えた省電力制御装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】動作状態が省電力状態に切り替えられた場合、通信方式毎に、当該通信方式の設定情報の更新期間となる毎に動作状態を通常状態に一時的に復帰させると共に、当該通信方式の設定情報の更新に必要な機能部を動作させて当該設定情報を更新する。
【選択図】図8

Description

この発明は、省電力制御装置及びプログラムに関する。
特許文献1には、ネットワークを介して印刷処理を要求するクライアント装置が接続される画像形成装置において、機能ごとに待機状態のときに消費電力を低減させるための省電力状態と、稼動可能な状態である通常状態を持ち、電力状態間を遷移させる制御手段を備え、制御手段は、全機能が低電力状態になっている場合に、クライアント装置から処理要求が入力されたとき、要求されたデータ処理に必要な機能のみ通常状態に復帰させる画像形成装置が記載されている。
特許文献2には、コンピュータ端末と通信可能なデータ処理装置であって、コンピュータ端末から送信されたデータを受信する受信手段と、所定時間の経過後、データ処理装置を省電力状態に移行する移行手段と、コンピュータ端末から送信された特定のデータに従って、省電力状態を解除する解除手段とを有し、移行手段は、解除手段によって省電力状態が解除された後、受信手段により受信されたデータが第1の種類のデータである場合には、第1の所定時間の経過後、データ処理装置を省電力状態に移行し、受信手段により受信されたデータが第1の種類とは異なる第2の種類のデータである場合には、第1の所定時間とは異なる第2の所定時間の経過後、データ処理装置を省電力状態に移行するデータ処理装置が記載されている。
特開2007−320138号公報 特開2006−25212号公報
本発明は、省電力状態から通常状態に一時的に復帰して設定情報を更新する際の消費電力を抑えた省電力制御装置及びプログラムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明の省電力制御装置は、予め定めた更新期間毎に通信を行うための設定情報を更新する1又は複数の通信方式を用いて外部装置と通信を行う通信手段と、前記通信手段により通信が行える通常状態、及び前記通常状態よりも電力消費を抑えて前記通信手段により通信が行えない省電力状態を含む複数の状態に動作状態を切り替える切替手段と、前記切替手段により動作状態が前記省電力状態に切り替えられた場合、通信方式毎に、当該通信方式の設定情報の更新期間となる毎に前記通常状態に一時的に復帰させるように前記切替手段を制御すると共に、当該通信方式の設定情報の更新に必要な機能部を動作させて当該設定情報を更新するように前記通信手段を制御する制御手段と、を備えている。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、設定情報の更新を行う通信方式の指定を受け付ける更新指定受付手段をさらに備え、前記制御手段が、前記更新指定受付手段で指定を受付けた通信方式の設定情報の更新期間となる毎に前記通常状態に一時的に復帰させるように前記切替手段を制御すると共に、当該通信方式の設定情報の更新に必要な機能部を動作させて当該設定情報を更新するように前記通信手段を制御するものである。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の発明において、前記制御手段が、前記通信手段により通信が行われる全ての通信に対する各通信方式毎の通信割合が予め定めた閾値以上となる通信方式について、設定情報の更新期間となる毎に前記通常状態に一時的に復帰させるように前記切替手段を制御すると共に、当該通信方式の設定情報の更新に必要な機能部を動作させて当該設定情報を更新するように前記通信手段を制御するするものである。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記通信割合に応じて設定情報の更新するか否かを切り替える通信方式の指定を受け付ける切替指定受付手段をさらに備え、前記制御手段が、前記切替指定受付手段で指定を受付けた通信方式の前記通信割合が前記閾値以上となる場合に設定情報の更新期間となる毎に前記通常状態に一時的に復帰させるように前記切替手段を制御すると共に、当該通信方式の設定情報の更新に必要な機能部を動作させて当該設定情報を更新するように前記通信手段を制御するものである。
一方、請求項5に記載の発明のプログラムは、コンピュータを、予め定めた更新期間毎に通信を行うための設定情報を更新する1又は複数の通信方式を用いて外部装置と通信を行う通信手段により通信が行える通常状態、及び前記通常状態よりも電力消費を抑えて前記通信手段により通信が行えない省電力状態を含む複数の状態に動作状態を切り替える切替手段と、前記切替手段により動作状態が前記省電力状態に切り替えられた場合、通信方式毎に、当該通信方式の設定情報の更新期間となる毎に前記通常状態に一時的に復帰させるように前記切替手段を制御すると共に、当該通信方式の設定情報の更新に必要な機能部を動作させて当該設定情報を更新するように前記通信手段を制御する制御手段と、として機能させるものである。
請求項1、及び請求項5に記載の発明によれば、設定情報を更新するために省電力状態から通常状態に一時的に復帰する際に、当該設定情報の更新に関係しない機能部まで動作させる場合と比較して、省電力状態から通常状態に一時的に復帰して設定情報を更新する際の消費電力が抑えられる。
また、請求項2に記載の発明によれば、全ての通信方式で更新期間となる毎に設定情報の更新を行う場合と比較して、節電効率が高くなる。
また、請求項3に記載の発明によれば、全ての通信方式で更新期間となる毎に設定情報の更新を行う場合と比較して、通信不具合の発生を抑制しつつ節電効率が高くなる。
また、請求項4に記載の発明によれば、全ての通信方式で通信割合によって設定情報の更新を行う場合と比較して、通信割合が低くても重要度の高い通信については通信割合に応じて設定情報を更新する指定を行わないことにより、通信不具合の発生が抑制される。
実施の形態に係る画像形成装置が接続されたネットワークの全体的な概略構成を示す概略構成図である。 実施の形態に係る画像形成装置の概略構成を示す概略構成図である。 実施の形態に係る画像形成装置の各通信方式で通信を行う際に、他のどのような通信方式を使用するかを模式的に示した模式図である。 実施の形態に係る使用通信方式情報のデータ構造の一例を示す図である。 第1の実施の形態に係る管理情報のデータ構造の一例を示す図である。 第1の実施の形態に係る省電力状態移行処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態に係る省電力制御処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態に係る設定情報更新処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 DHCPの設定情報の更新する場合に動作する通信方式を模式的に示した模式図である。 IPsecの設定情報の更新する場合に動作する通信方式を模式的に示した模式図である。 FTPの設定情報の更新する場合に動作する通信方式を模式的に示した模式図である。 Kerberosの設定情報の更新する場合に動作する通信方式を模式的に示した模式図である。 第2の実施の形態に係る設定情報更新指定画面の画面構成の一例を示す図である。 第2の実施の形態に係る管理情報のデータ構造の一例を示す図である。 第2の実施の形態に係る省電力状態移行処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 第3の実施の形態に係る自動切替指定画面の画面構成の一例を示す図である。 第3の実施の形態に係る管理情報のデータ構造の一例を示す図である。 第3の実施の形態に係る更新履歴情報のデータ構造の一例を示す図である。 第3の実施の形態に係る通信履歴情報のデータ構造の一例を示す図である。 第3の実施の形態に係る設定情報自動切替判定処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 第3の実施の形態に係る画像形成装置の通信方式毎の通信割合の一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。なお、以下では、本発明を、画像形成装置に適用した場合について説明する。
[第1の実施の形態]
図1に示すように、本実施の形態に係る画像形成装置10は、ネットワークNETに接続されている。ネットワークNETには、複数のコンピュータ12(本実施の形態では5台)が接続されている。コンピュータ12Aは、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバとしての機能を有しており、ネットワークNETに接続された各機器へのIPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、DNS(Domain Name System)サーバのIPアドレス等のネットワーク情報の設定を行う。画像形成装置10及びコンピュータ12B〜12Eは、コンピュータ12Aによりネットワーク情報が設定される。
画像形成装置10は、各コンピュータ12とHTTP(HyperText Transfer Protocol)やFTP(File Transfer Protocol)、Telnetなどの各種の通信方式を用いて通信を行っており、また、必要に応じて通信の暗号化を行っている。暗号化の通信方式としては、例えば、IPsec(Security Architecture for Internet Protocol)がある。IPsecでは、IP(Internet Protocol)層(ネットワーク層)のパケットを暗号化しており、通信相手とSA(Security Association)と呼ばれる論理的なコネクションを確立して通信を行う。IPsecでは、SAを確立するため、IKE(Internet Key Exchange)と呼ばれる鍵交換プロトコルを用いて暗号化のための鍵データを通信相手と交換しており、安全性確保のために鍵データ、ライフタイムを含んだSAに関する情報(以下「SA情報」ともいう。)を定期的に更新する。なお、暗号化の通信方式は、これに限定されるものではない、例えば、ケルベロス(Kerberos)などもある。本実施の形態では、ネットワーク情報及びSA情報が設定情報の一例に相当する。
図2には、本実施の形態に係る画像形成装置10の概略的な構成を示すブロック図が示されている。
画像形成装置10は、装置全体を制御するメインコントローラ20を備えている。
メインコントローラ20は、装置全体の動作を司るCPU(中央処理装置)22と、後述する省電力状態移行処理プログラム及び設定情報更新処理プログラムを含む各種プログラム等が予め記憶されたROM(Read Only Memory)24と、各種データ等を一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)26と、後述する設定情報を含む各種情報を記憶する不揮発性メモリ28と、を備えている。
CPU22、ROM24、RAM26、不揮発性メモリ28は、不図示のシステムバスを介して相互に接続されている。従って、CPU22は、ROM24、RAM26、及び不揮発性メモリ28へのアクセスが行える。
また、画像形成装置10は、画像形成装置10の動作状態を切り替える動作状態切替部40と、ユーザからの入力操作を受ける操作パネル等の操作入力部42と、ネットワークNETに接続され、ネットワークNETを介して外部の端末装置(例えば、コンピュータ12)と情報の送受信を行なう通信I/F部44と、各種情報を記憶して保持するHDD(ハード・ディスク・ドライブ)46と、を備えている。
動作状態切替部40、通信I/F部44、操作入力部42及びHDD46は、メインコントローラ20に接続されている。また、操作入力部42及び通信I/F部44は、動作状態切替部40に接続されている。
メインコントローラ20は、HDD46へのアクセスを行うと共に、通信I/F部44を介した外部の端末装置との情報の送受信の制御、操作入力部42により検出された操作情報に基づいて操作入力部42に対する操作内容の把握を行う。
動作状態切替部40は、不揮発性メモリ46と、マイクロコンピュータ等により構成され、電力制御を行う制御部48を備えており、操作入力部42及び通信I/F部44を除くメインコントローラ20及びHDD46などの各デバイスへの電力供給を管理している。
動作状態切替部40は、メインコントローラ20から不揮発性メモリ46に休止期間が設定されて省電力状態への移行を指示する移行指示信号が入力されると、各デバイスへの電力供給を停止して動作状態を省電力状態に切り替える。また、動作状態切替部40は、電力供給を停止してから不揮発性メモリ46に設定された休止期間が経過した場合、通信I/F部44から後述するデータ受信信号が入力した場合、及び操作入力部42から後述する操作入力信号が入力した場合、各デバイスへの電力供給を再開してメインコントローラ20を通常状態の動作状態へ復帰させる。
通信I/F部44は、ネットワークNETより自装置宛のデータを受信した場合、データを受信したことを示すデータ受信信号を動作状態切替部40へ送信し、メインコントローラ20の通常状態への復帰後、受信したデータをメインコントローラ20へ出力する。
操作入力部42は、ユーザから操作入力が行われた場合、操作入力が行われたことを示す操作入力信号を動作状態切替部40へ送信し、メインコントローラ20の通常状態への復帰後、操作内容を示す情報をメインコントローラ20へ出力する。
次に、本実施の形態に係る画像形成装置10の作用について説明する。
データ通信を行う各通信方式には、設定情報を定期的に更新する必要があるものがある。例えば、DHCPでは、更新期間内にDHCPサーバと通信を行ってIPアドレスのリース期限の更新を行う必要があり、IPsecでは、更新期間内に通信相手と通信を行ってSA情報を更新する必要がある。
また、各通信方式は、通信を行う際に動作させる必要があるソフトフェア及びハードウェアがあり、それぞれ異なる場合がある。また、各通信方式は、階層的に構成され、通信を行う際に他の通信方式を使用する場合がある。以下、各通信方式の通信を行う際に動作させるソフトフェア及びハードウェアをモジュールという。本実施の形態では、モジュールが機能部の一例に相当する。
図3には、各通信方式が通信を行う際に、他のどのような通信方式を使用するかを模式的に示した図が示されている。
本実施の形態では、各通信方式毎に、使用するモジュール及び通信を行う際に使用する他の通信方式を使用通信方式情報として不揮発性メモリ28に記憶させている。
図4には、不揮発性メモリ28に記憶された使用通信方式情報の一例が示されている。
使用通信方式情報には、通信方式毎に、使用する他の通信方式及びモジュールが記憶されている。
また、メインコントローラ20は、設定情報を定期的に更新する各通信方式毎に、設定情報の更新間隔、前回の更新日時、次回の更新日時を管理情報として不揮発性メモリ28に記憶している。
図5には、第1の実施の形態に係る管理情報のデータ構造の一例が示されている。
ところで、本実施の形態に係るメインコントローラ20は、予め定めた期間(本実施の形態では、10分間)操作入力部42に対して操作が行われず、通信I/F部44を介してネットワーク12からデータも受信しなかった場合に、省電力状態移行処理を行う。
図6には、CPU22により実行される省電力状態移行処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートが示されている。なお、当該プログラムは記録媒体としてのROM24に予め記憶されている。
ステップ100では、不揮発性メモリ28に記憶された管理情報から各通信方式の次回の更新日時を読み出す。
次のステップ102では、上記ステップ100において読み出した次回の更新日時を示す情報を動作状態切替部40の不揮発性メモリ46に記憶させる。
次のステップ104では、動作状態切替部40に対して省電力状態への移行を指示する移行指示信号を出力し、処理を終了する。
動作状態切替部40は、メインコントローラ20から移行指示信号を入力されると、電力制御処理を実行する。
図7には、動作状態切替部40の制御部48により実行される省電力制御処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートが示されている。なお、当該プログラムは不揮発性メモリ46又は制御部48に内蔵されたROM等のメモリに予め記憶されている。
ステップ200では、各デバイスへの電力供給を停止する。
次のステップ202では、通信I/F部44からデータ受信信号が入力したか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ210へ移行し、否定判定となった場合はステップ204へ移行する。
ステップ204では、操作入力部42から操作入力信号が入力したか否かを判定し肯定判定となった場合はステップ210へ移行し、否定判定となった場合はステップ206へ移行する。
ステップ206では、不揮発性メモリ46に記憶された何れのかの通信方式で次回の更新日時となったか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ210へ移行し、否定判定となった場合は上記ステップ202へ移行する。
ステップ210では、各デバイスへの電力供給を再開する。
メインコントローラ20は、電力供給が再開されて通常状態に復帰すると、設定情報更新処理を実行する。
図8には、CPU22により実行される設定情報更新処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートが示されている。なお、当該プログラムは記録媒体としてのROM24に予め記憶されている。
ステップ300では、不揮発性メモリ28に記憶された管理情報に基づき、次回の更新日時を経過した通信方式を特定する。
次のステップ302では、不揮発性メモリ28に記憶された使用通信方式情報に基づいて、上記ステップ300において特定された通信方式の通信で使用される他の通信方式を特定する。
次のステップ304では、上記ステップ300において特定された通信方式及び上記ステップ300において特定された通信方式の各モジュールを動作させ、ステップ300において特定された通信方式の設定情報の更新を行う。
次のステップ306では、上記ステップ304において設定情報を更新した通信方式について、不揮発性メモリ28に記憶された管理情報の前回の更新日時及び次回の更新日時を更新する。
次のステップ308では、通信I/F部44又は操作入力部42から信号が入力したか否かを判定し、肯定判定となった場合は処理を終了し、否定判定となった場合はステップ310へ移行する。
ステップ310では、不揮発性メモリ28に記憶された管理情報から各通信方式の次回の更新日時を読み出す。
次のステップ312では、上記ステップ310において読み出した次回の更新日時を示す情報を動作状態切替部40の不揮発性メモリ46に記憶させる。
次のステップ114では、動作状態切替部40に対して省電力状態への移行を指示する移行指示信号を出力し、処理を終了する。
これにより、メインコントローラ20は、再度省電力状態に移行する。
すなわち、本実施の形態によれば、省電力状態へ移行しても、何れのかの通信方式で次回の更新日時となる毎に、更新日時となった通信方式の設定情報の更新に必要な機能部を動作させて設定情報が更新される。これにより、本実施の形態によれば、一時的に通常状態に復帰する復帰期間が短くすみ、また、設定情報の更新に関係しない機能部が動作しないため、電力消費も抑えられる。
これにより、例えば、DHCPの設定情報の更新が必要な場合は、図9に示すように、DHCPとIPと物理層(PHY)に関するモジュールが動作する。また、例えば、IPsecの設定情報の更新が必要な場合は、図10に示すように、IPsecとIPと物理層に関するモジュールが動作する。また、例えば、FTPの設定情報の更新が必要な場合は、図11に示すように、FTPとIPと物理層に関するモジュールが動作する。また、例えば、Kerberosの設定情報の更新が必要な場合は、図12に示すように、KerberosとIPと物理層に関するモジュールが動作する。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態に係る画像形成装置10の概略構成は第1の実施の形態と同様であるため、ここでの説明は省略する。
第2の実施の形態に係る画像形成装置10は、操作入力部42に設けられた表示部に設定情報更新指定画面を表示させて、ユーザが通信方式毎に省電力状態で設定情報の更新を行うか否かの指定が行えるものとされている。
図13には、設定情報更新指定画面70の一例が示されている。
設定情報更新指定画面70は、通信方式毎にボタン72が設けられており、ボタン72にタッチ操作を行うことにより、設定情報の更新を行う(ON)と設定情報の更新を行わない(OFF)が切り替わる。本実施の形態に係る設定情報更新指定画面70は、ONの場合にボタン72の色がグレーとなり、OFFの場合にボタン72の色が白となる。
ユーザは、設定情報更新指定画面70から設定情報の更新を行う通信方式の指定を行う。
メインコントローラ20は、設定情報更新指定画面70で指定された各通信方式の設定情報の更新を行うか否かに関する情報(ON/OFF)を不揮発性メモリ28の管理情報に記憶する。
図14には、第2の実施の形態に係る管理情報のデータ構造の一例が示されている。
管理情報では、設定情報の更新を行うか否かに関する情報(ON/OFF)が設定情報の更新設定として記憶される。
第1の実施の形態と同様に、メインコントローラ20は、予め定めた期間操作入力部42に対して操作が行われず、通信I/F部44を介してネットワーク12からデータも受信しなかった場合に、省電力状態移行処理を行う。
図15には、第2の実施の形態に係る省電力状態移行処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートが示されている。なお、第2の実施の形態に係る省電力状態移行処理プログラムでの新たな処理については符号の後に「A」と付して説明し、上記第1の実施の形態の省電力状態移行処理(図6)と同一の処理には同一の符号を付して説明を省略する。
ステップ100Aでは、不揮発性メモリ28に記憶された管理情報から設定情報の更新設定がONとされた各通信方式の次回の更新日時を読み出す。
すなわち、本実施の形態では、不揮発性メモリ28に記憶された管理情報から設定情報の更新設定がONとされた各通信方式について、次回の更新日時を示す情報を動作状態切替部40の不揮発性メモリ46に記憶させた後に、動作状態切替部40に対して省電力状態への移行を指示する移行指示信号を出力する。
これにより、設定情報更新指定画面70で設定情報の更新を行わない指定がされ、管理情報の設定情報の更新設定がOFFとなった通信方式については、設定情報の更新が行われなくなる。
[第3の実施の形態]
第3の実施の形態に係る画像形成装置10の概略構成は第2の実施の形態と同様であるため、ここでの説明は省略する。
第3の実施の形態に係る画像形成装置10は、第2の実施の形態と同様に、操作入力部42に設けられた表示部に設定情報更新指定画面70を表示させて、ユーザが通信方式毎に省電力状態で設定情報の更新を行うか否かの指定が行える。
また、第3の実施の形態に係る画像形成装置10は、操作入力部42に設けられた表示部に自動切替指定画面80を表示させて、ユーザが通信方式毎に通信状態に応じて設定情報の更新のON、OFFを自動的に切り替える自動的切替の指定が行えるものとされている。
図16には、自動切替指定画面80の一例が示されている。
自動切替指定画面80も、通信方式毎にボタン82が設けられており、ボタン82にタッチ操作を行うことにより自動的切替を行う(ON)と自動的切替を行わない(OFF)が切り替わる。本実施の形態に係る自動切替指定画面80は、ONの場合にボタン82の色がグレーとなり、OFFの場合にボタン82の色が白となる。
ユーザは、自動切替指定画面80から自動的切替を行う通信方式の指定を行う。
メインコントローラ20は、自動切替指定画面80で指定された各通信方式の自動的切替を行うか否かに関する情報(ON/OFF)を不揮発性メモリ28の管理情報に記憶する。
図17には、第3の実施の形態に係る管理情報のデータ構造の一例が示されている。
管理情報では、自動更新に、自動的切替を行う(ON)の場合は対象、自動的切替を行わない(OFF)の場合は非対象として記憶される。
また、メインコントローラ20は、通信方式の設定情報を更新した場合、当該設定情報を更新した日時を更新履歴情報としてHDD46に記憶する。また、メインコントローラ20は、全ての通信方式で各通信方式を用いて外部装置と通信を行った日時を通信履歴情報としてHDD46に記憶する。
図18には、HDD46に記憶された更新履歴情報のデータ構造の一例が示されており、図19には、HDD46に記憶された通信履歴情報のデータ構造の一例が示されている。
本実施の形態に係るメインコントローラ20は、定期的に、自動切替を行う設定情報自動切替判定処理を行う。なお、メインコントローラ20が設定情報自動切替判定処理を実行するタイミングは、例えば、予め定めた期間毎としてもよく、特定の時刻してもよく、月の開始日、末日などの特定の日付としてもよく、これらを組み合わせてもよい。
図20には、CPU22により実行される設定情報自動切替判定処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートが示されている。なお、当該プログラムは記録媒体としてのROM24に予め記憶されている。
ステップ400では、HDD46から通信履歴情報を読み出し、自動更新の対象とされた通信方式毎に、それぞれの設定情報の更新期間内において、全ての通信方式での通信回数に対する当該通信方式での通信回数の占める通信割合を求める。
次のステップ402では、自動更新の対象とされた通信方式毎に、上記ステップ400において求めた通信割合が予め定めた切替判断閾値(本実施形態では、30%)以上となった通信方式の設定情報の更新設定をONに切り替え、占める割合が切替判断閾値未満となった通信方式の設定情報の更新設定をOFFに切り替え、処理を終了する。
図21には、通信方式毎の通信割合の一例が示されている。
通信割合を示す分数の分母は、設定情報の更新期間内の全ての通信方式での通信回数を示し、通信割合を示す分数の分子は、設定情報の更新期間内のその通信方式での通信回数を示している。例えば、IPsecの通信割合1/20(=5%)は、設定情報の更新期間(1時間)内の全ての通信方式での通信回数が20回であり、IPsecでの通信回数が1回であることを示している。
これにより、例えば、図17に示すように、管理情報において、DHCP、IPsec、Telnetで設定情報の更新がON、FTPで設定情報の更新がOFFとされ、IPsec、Telnet、FTPで自動更新の対象、DHCPでで自動更新の非対象と指定された場合、図21に示すような各通信方式の通信割合であると、IPsecでは、設定情報を更新がONからOFFへ切り替わり、FTPでは、設定情報を更新がOFFのまま維持され、Telnetでは、設定情報を更新がOFFからONへ切り替わる。
すなわち、本実施の形態によれば、自動更新の対象とされた通信方式では、通信割合が切替判断閾値以上になると設定情報を更新が開始され、通信割合が切替判断閾値未満になると設定情報を更新が停止される。
これにより、通信頻度の多い通信方式の設定情報が更新され、通信頻度の少ない通信方式の設定情報を更新が行われなくなる。
なお、上記各実施の形態では、画像形成装置10に本発明を適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、通常状態及び省電力状態を含む複数の状態に動作状態を切り替える制御を行う装置であれば何れのであってもよい。
また、上記各実施の形態では、各通信方式が通信を行う際に使用される他の通信方式の一例を図3に示すようにした場合について説明したが、通信方式はこれに限定されるものではなく、また、通信を行う際に使用される他の通信方式もこれに限定されるものではない。
また、第3の実施の形態では、通信方式毎に、それぞれの設定情報の更新期間内の全ての通信方式での通信回数に対する当該通信方式での通信回数から通信割合を求める場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、予め定めた期間内での全ての通信方式での通信回数に対する各通信方式での通信回数から通信割合を求めてもよい。
また、上記各実施の形態に係る省電力状態移行処理プログラム、省電力制御処理プログラム、設定情報更新処理プログラム、及び設定情報自動切替判定処理プログラムは、ROM24及び不揮発性メモリ46に予め記憶しておく形態の他のメモリやHDD等の記憶装置に記憶させる形態、CD−ROMやDVD−ROM等のコンピュータで読み取れる記憶媒体に格納された状態で提供される形態、有線又は無線による通信手段を介して配信される形態等に適用してもよい。
10 画像形成装置
20 メインコントローラ
28 不揮発性メモリ
40 動作状態切替部
44 通信I/F部
46 不揮発性メモリ
48 制御部

Claims (5)

  1. 予め定めた更新期間毎に通信を行うための設定情報を更新する1又は複数の通信方式を用いて外部装置と通信を行う通信手段と、
    前記通信手段により通信が行える通常状態、及び前記通常状態よりも電力消費を抑えて前記通信手段により通信が行えない省電力状態を含む複数の状態に動作状態を切り替える切替手段と、
    前記切替手段により動作状態が前記省電力状態に切り替えられた場合、通信方式毎に、当該通信方式の設定情報の更新期間となる毎に前記通常状態に一時的に復帰させるように前記切替手段を制御すると共に、当該通信方式の設定情報の更新に必要な機能部を動作させて当該設定情報を更新するように前記通信手段を制御する制御手段と、
    を備えた省電力制御装置。
  2. 設定情報の更新を行う通信方式の指定を受け付ける更新指定受付手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記更新指定受付手段で指定を受付けた通信方式の設定情報の更新期間となる毎に前記通常状態に一時的に復帰させるように前記切替手段を制御すると共に、当該通信方式の設定情報の更新に必要な機能部を動作させて当該設定情報を更新するように前記通信手段を制御する
    請求項1記載の省電力制御装置。
  3. 前記制御手段は、前記通信手段により通信が行われる全ての通信に対する各通信方式毎の通信割合が予め定めた閾値以上となる通信方式について、設定情報の更新期間となる毎に前記通常状態に一時的に復帰させるように前記切替手段を制御すると共に、当該通信方式の設定情報の更新に必要な機能部を動作させて当該設定情報を更新するように前記通信手段を制御する
    請求項1又は請求項2記載の省電力制御装置。
  4. 前記通信割合に応じて設定情報の更新するか否かを切り替える通信方式の指定を受け付ける切替指定受付手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記切替指定受付手段で指定を受付けた通信方式の前記通信割合が前記閾値以上となる場合に設定情報の更新期間となる毎に前記通常状態に一時的に復帰させるように前記切替手段を制御すると共に、当該通信方式の設定情報の更新に必要な機能部を動作させて当該設定情報を更新するように前記通信手段を制御する
    請求項3記載の省電力制御装置。
  5. コンピュータを、
    予め定めた更新期間毎に通信を行うための設定情報を更新する1又は複数の通信方式を用いて外部装置と通信を行う通信手段により通信が行える通常状態、及び前記通常状態よりも電力消費を抑えて前記通信手段により通信が行えない省電力状態を含む複数の状態に動作状態を切り替える切替手段と、
    前記切替手段により動作状態が前記省電力状態に切り替えられた場合、通信方式毎に、当該通信方式の設定情報の更新期間となる毎に前記通常状態に一時的に復帰させるように前記切替手段を制御すると共に、当該通信方式の設定情報の更新に必要な機能部を動作させて当該設定情報を更新するように前記通信手段を制御する制御手段と、
    として機能させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014052683A (ja) * 2012-09-05 2014-03-20 Toshiba Tec Corp 入力装置、処理装置およびプログラム
JP2016025580A (ja) * 2014-07-23 2016-02-08 キヤノン株式会社 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム

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