JP5287432B2 - 多段プレス装置及びそれを用いた被成形体の成形方法 - Google Patents

多段プレス装置及びそれを用いた被成形体の成形方法 Download PDF

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本発明は、複数のプレス型を鉛直方向に並べて配置し、該複数のプレス型を鉛直方向に一度に閉じることにより、複数の被成形体を一度にまとめてプレス成形可能な多段プレス装置及びそれを用いた被成形体の成形方法に関する。
自動車等に用いられるプレス製品は、例えば、金属板等からなる被成形体に対して複数回のプレス成形を行い、所望の形状に成形して製造される。このようなプレス製品を製造する場合には、各プレス工程に対応する複数のプレス型を用い、複数回のプレス成形を行っていた。
ところで、上記プレス製品は、プレス成形だけでなく、さらに付属部品等を取り付けて製造されるものがある。このような場合には、各プレス工程に対応する複数のプレス型を用いて複数回のプレス成形を行った後、このプレス工程とは別工程として、他の部品等を溶接、カシメ等で接合して取り付けていた。そのため、工程数が増え、生産効率の低下を招いていた。
そこで、上記問題を解決すべく、特許文献1には、複数のプレス型を備え、さらにカシメ装置を備えたプレス装置が提案されている。
特許第3854256号公報
しかしながら、上記構成のプレス装置では、以下のような問題があった。
すなわち、複数のプレス型を並べて配設することから、もともとプレス装置自体が大型となり、装置を設置できる広いスペースが必要であった。そのため、さらにカシメ装置を追加することにより、装置はさらに大型となり、その分設置スペースが増大するという結果を招いていた。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、複数の工程を一つの装置で行うことにより、工程の簡素化、生産効率の向上を図ることができ、さらには省スペース化も実現することができる多段プレス装置及びそれを用いた被成形体のプレス成形方法を提供しようとするものである。
第1の発明は、複数のプレス型を鉛直方向に並べて配置し、該複数のプレス型を鉛直方向に一度に閉じることにより、複数の被成形体を一度にまとめてプレス成形可能な多段プレス装置であって、
少なくとも1つの上記プレス型は、上記被成形体に複数の付属部品をカシメ固定するためのカシメ装置を備えており、
該カシメ装置は、上記プレス型の内部に組み込まれた複数組のダイ及びポンチを有すると共に、上記プレス型を閉じた状態において、上記ポンチの先端部に設けられたカシメ凸部を上記ダイの先端部に設けられたカシメ凹部内に向かって押し込むことにより、上記被成形体に上記付属部品をカシメ固定することができるよう構成されており、
上記被成形体は、車両のエンジンルームを覆う開閉可能なフードの裏面部分に配設されるフードインナーであることを特徴とする多段プレス装置にある(請求項1)。
第2の発明は、複数のプレス型を鉛直方向に並べて配置し、該複数のプレス型を鉛直方向に一度に閉じることにより、複数の被成形体を一度にまとめてプレス成形可能であると共に、少なくとも1つの上記プレス型が、上記被成形体に複数の付属部品をカシメ固定するためのカシメ装置を備え、該カシメ装置が、上記プレス型の内部に組み込まれた複数組のダイ及びポンチを有する多段プレス装置を用いて、上記被成形体を成形する方法であって、
上記複数のプレス型を鉛直方向に一度に閉じることにより、上記複数の被成形体を一度にまとめてプレス成形するプレス工程と、
上記カシメ装置を備えた上記プレス型において、上記カシメ装置により上記被成形体に上記付属部品をカシメ固定するカシメ工程とを有し、
該カシメ工程では、上記プレス型を閉じた状態において、上記カシメ装置の上記ポンチの先端部に設けられたカシメ凸部を上記ダイの先端部に設けられたカシメ凹部内に向かって押し込むことにより、上記被成形体に上記付属部品をカシメ固定し、
上記被成形体は、車両のエンジンルームを覆う開閉可能なフードの裏面部分に配設されるフードインナーであることを特徴とする被成形体の成形方法にある(請求項2)。
上記第1の発明の多段プレス装置は、複数のプレス型を鉛直方向に一度に閉じることにより、複数の被成形体を一度にまとめてプレス成形することができるよう構成されている。そして、少なくとも1つの上記プレス型は、上記被成形体に付属部品をカシメ固定するための上記カシメ装置を備えている。そのため、複数のプレス型とカシメ装置を水平方向に並べて配設する場合に比べて、装置の設置スペースを縮小することができる。また、上記プレス型に上記カシメ装置を組み込んでいるため、該カシメ装置を設けたことによる装置の大型化、設置スペースの拡大を抑制することができる。これにより、上記被成形体に対する複数のプレス成形(プレス工程)に加えて、上記付属部品のカシメ固定(カシメ工程)を行うことができ、それにもかかわらず、省スペース化を実現することができる。
また、本発明の多段プレス装置は、上記プレス型に上記カシメ装置を組み込むことにより、複数のプレス工程及びカシメ工程を一つの装置で効率よく行うことができる。そのため、工程の簡素化を図ることができ、生産効率を向上させることができる。また、この3つ以上の工程(複数のプレス工程とカシメ工程)を一つの装置で行うことができるため、設備費の削減、省スペース化、人員の削減等も可能となる。
また、上記被成形体に対する上記付属部品の取り付けは、上記カシメ装置を用いてカシメ固定により行うことができる。そのため、従来のように溶接等により行う場合に比べて、上記付属部品の取り付けを容易に行うことができる。特に、溶接等の場合には、上記付属部品が増えると工程数が増えて時間もかかる。これに対し、本発明の多段プレス装置のように、上記プレス型に組み込まれた上記カシメ装置を用いることにより、上記付属部品の数が増えたとしても、それらを一度に上記被成形体にカシメ固定することも可能である。これにより、大幅な工数削減、時間短縮を図ることができる。
また、本発明の多段プレス装置は、複数の工程を一つの装置で行うことができるため、これによるプレス工程及びカシメ工程を例えばインライン方式の車両等の生産ラインに組み込むこともできる。
すなわち、各工程(複数のプレス工程とカシメ工程)を別々の装置で行う場合には、インライン方式の生産ラインにこれらを組み込むことは困難である。そのため、ロット生産とせざるを得ず、プレス成形した上記被成形体をストックしておく場所(材庫スペース)の確保や上記被成形体の工程間における運搬が必要となり、これにカシメ工程を加えるとサイクルタイムも延びてしまう。
しかしながら、本発明の多段プレス装置を用い、インライン方式の生産ラインに組み込んでも、プレス工程のサイクルタイムには余裕がある。生産ライン全体のサイクルタイムは、一般にプレス工程のサイクルタイムよりも長いからである。そのため、プレス工程に加えてさらにカシメ工程を行ったとしても、全体のサイクルタイムにほとんど影響を与えることなく、各工程を効率よく行うことができる。
上記第2の発明は、上記第1の発明の多段プレス装置を用いて上記被成形体を成形する方法である。そして、本発明の方法によれば、上述した作用効果を発揮しつつ、上記被成形体の成形を行うことができる。
このように、本発明によれば、複数の工程を一つの装置で行うことにより、工程の簡素化、生産効率の向上を図ることができ、さらには省スペース化も実現することができる多段プレス装置及びそれを用いた被成形体の成形方法を提供することができる。
実施例における、多段プレス装置の正面図。 実施例における、多段プレス装置の側面図。 実施例における、被成形体をプレス成形している状態を示す多段プレス装置の側面図。 実施例における、位置決め装置を示す説明図。 実施例における、位置決め装置が下段プレス型の下型に組み込まれた状態を示す図4のA−A線矢視断面図。 実施例における、被成形体を配置した状態を示す説明図。 実施例における、付属部品を配置した状態を示す説明図。 実施例における、上段プレス型及び下段プレス型に被成形体を配置した状態を示す説明図。 実施例における、上段プレス型及び下段プレス型を閉じて被成形体をプレス成形している状態を示す説明図。 実施例における、被成形体に対して付属部品を配置した状態を示す説明図。 実施例における、被成形体に対して付属部品をカシメ固定した状態を示す説明図。
上記第1及び第2の発明において、上記カシメ装置は、上記プレス型を閉じた状態において、上記被成形体に上記付属部品をカシメ固定することができるよう構成されている
この場合には、上記被成形体に対してプレス成形を行った後、続けて上記付属部品のカシメ固定を行うことができる。そのため、工程間の時間短縮を図ることができ、生産効率をさらに高めることができる。また、上記プレス型を閉じた状態(下死点)において上記被成形体及び上記付属部品を保持した状態となるため、この状態で上記付属部品のカシメ固定を行うことにより、上記被成形体に対して上記付属部品を精度良くカシメ固定することができる。
また、上記被成形体にカシメ固定する上記付属部品は、複数である
この場合には、上記カシメ装置を用いてカシメ固定することで上記付属部品の取り付けを容易に行うことができるという本発明の効果を有効に発揮することができる。例えば、上記プレス型に複数の上記カシメ装置を組み込んでおけば、複数の上記付属部品を同時にカシメ固定することができ、生産効率をさらに高めることができる。
また、上記付属部品は、上記被成形体に対して複数箇所においてカシメ固定しておくことが好ましい。これにより、上記被成形体に対して上記付属部品を十分かつ確実に取り付けることができる。
また、上記被成形体は、車両のエンジンルームを覆う開閉可能なフードの裏面部分に配設されるフードインナーである
ここで、上記フードインナーは、複雑な形状・構造を有しているため、通常、金属板等に対して複数回のプレス成形を行って所望の形状に成形したり、複数の付属部品(例えば、フードロック、フードヒンジ等)を取り付けたりして製造される。そのため、上記多段プレス装置を用いることにより、上記フードインナーを効率よく製造することができる。
本発明の実施例にかかる多段プレス装置について、図を用いて説明する。
本例の多段プレス装置1は、図1〜図11に示すごとく、上段プレス型3及び下段プレス型4を鉛直方向に並べて配置し、上段プレス型3及び下段プレス型4を鉛直方向に一度に閉じることにより、複数の被成形体8を一度にまとめてプレス成形可能に構成されたものである。そして、下段プレス型4は、被成形体8に対して複数の付属部品81をカシメ固定するためのカシメ装置5を備えている。
以下、これを詳説する。
図1、図2に示すごとく、多段プレス装置1は、土台部21とその土台部21の上に配設された枠体22とを有する。枠体22は、天井板221と底板222とこれらを連結固定する4本の支柱223とからなる。枠体22には、鉛直方向に順次配設された上段プレス型3と下段プレス型4との2個のプレス型が配設されている。上段プレス型3及び下段プレス型4は、それぞれ上型31、41と下型32、42とを有している。
同図に示すごとく、上段プレス型3の上型31は、第1可動プレート231の下面に固定されている。第1可動プレート231は、その四隅において4本の支柱223に貫通して配設されており、枠体22の天井板221に本体部251を固定したエアシリンダ25のピストン252に固定されている。そして、第1可動プレート231は、エアシリンダ25のピストン252により、枠体22に対して上下動可能に構成されている。
同図に示すごとく、上段プレス型3の下型32と下段プレス型4の上型41とは、第2可動プレート232の下面と上面とにそれぞれ固定されて一体化している。第2可動プレート232は、その四隅において4本の支柱223に貫通して配設されており、第1可動プレート231に対して吊ボルト24により連結されている。そして、第2可動プレート232は、枠体22に対して上下動可能に構成されている。
また、下段プレス型4の下型42は、枠体22の底板222の上に固定されている。
上記構成の多段プレス装置1は、上段プレス型3及び下段プレス型4を開いた状態(図1、図2の状態)から、エアシリンダ25のピストン252によって第1可動プレート231を下降させることにより、第1可動プレート213に固定された上段プレス型3の上型31を下降させ、上段プレス型31を閉じることができる。そして、さらに第1可動プレート231を下降させることにより、これに合わせて第2可動プレート232及びこれに固定された下段プレス型4の上型41を下降させ、下段プレス型4を閉じることができる(図8の状態)。
また、多段プレス装置1は、上段プレス型3及び下段プレス型4を閉じた状態(図8の状態)から、エアシリンダ25のピストン252によって第1可動プレート231を上昇させることにより、第1可動プレート213に固定された上段プレス型3の上型31を上昇させ、上段プレス型3を開くことができる。そして、さらに第1可動プレート231を上昇させることにより、吊ボルト24によって第1可動プレート231に連結された第2可動プレート232及びこれに固定された下型プレス型4の上型41を上昇させ、下段プレス型4を開くことができる(図1、図2の状態)。
図3に示すごとく、上段プレス型3は、被成形体8を所望の形状にプレス成形するものであり、上型31及び下型32は、被成形体8をプレス成形しようとする形状に対応する形状を有している。
また、上段プレス型3には、被成形体8を穴抜加工するための穴抜装置6が組み込まれている。この穴抜装置6は、上段プレス型3を閉じた状態において、被成形体8の所定の位置に穴抜加工を行うことができるよう構成されており、上型31には、穴抜刃部61が設けられており、下型32には、穴抜刃部61及びスクラップを逃がすための穴抜凹部62が設けられている。穴抜刃部61は、上下動可能に構成されている。
また、上段プレス型3においてプレス成形された被成形体8は、搬送手段(図示略)により下段プレス型4に搬送されるよう構成されている。
一方、同図に示すごとく、下段プレス型4は、所望の形状に成形された被成形体8をプレス成形して所定の位置に穴抜加工を行うためのものであり、上型41には、穴抜刃部411が設けられており、下型42には、穴抜刃部411及びスクラップを逃がすための穴抜凹部421が設けられている。
また、下段プレス型4には、被成形体8に付属部品81をカシメ固定するための複数のカシメ装置5が組み込まれている。なお、図3には、1つのカシメ装置5のみを図示してある。
同図に示すごとく、カシメ装置5は、上型41に配設されたダイ51と下型42に配設されたポンチ52とを有する。ダイ51は、上型41に固定されている。ポンチ52は、油圧装置(図示略)に接続されており、この油圧装置によって上下動可能に構成されている。ダイ51の先端部には、カシメ凹部511が形成されており、ポンチ52の先端部には、カシメ凸部521が形成されている。なお、図3には、一組のダイ51及びポンチ52のみを図示したが、実際には複数組のダイ51及びポンチ52が備えられている。
本例において、図3では、多段プレス装置1における上段プレス型3、下段プレス型4、カシメ装置5、被成形体8等の構成、形状等を簡略化して模式的に示してある。後述する図8〜図11も同様である。
次に、上記構成の多段プレス装置1を用いて、被成形体8をプレス成形する方法について説明する。
本例においてプレス成形する被成形体8は、自動車のエンジンルームを覆う開閉可能なフードの裏面部分に配設されるフードインナーである。また、被成形体8に取り付ける付属部品81は、フードロック及びフードヒンジである。
まず、図3に示すごとく、上段プレス型3内には、被成形体8としての金属板を配置する。
一方、下段プレス型4内には、上段プレス型3において所望の形状にプレス成形され、搬送手段により上段プレス型3から下段プレス型4へと搬送された被成形体8及びその被成形体8に取り付ける付属部品81を配置する。本例では、下段プレス型4の下型42に組み込まれた位置決め装置7を用いて、被成形体8に対する付属部品81の位置決めを行う。
ここで、位置決め装置7について説明する。
図4、図5に示すごとく、位置決め装置7は、付属部品81の位置決めを行うための位置決めピン71と、位置決めピン71の内側に回動可能に設けられた回動レバー72と、位置決めピン71に付属部品81をセットした際に回動レバー72が回動することを検出するセンサ部73とを有する。
同図に示すごとく、位置決めピン71は、円柱形状の上端に円錐形状を乗せたような形状を呈しており、位置決めピン71を保持する保持部74から鉛直方向に立設されている。本例では、位置決めピン71は、各付属部品81を配置する場所に、それぞれ2つずつ設けられている。
また、位置決めピン71には、位置決めピン71を縦方向に分割すると共に横方向に貫通する回動貫通穴711が設けられている。この回動貫通穴711は、保持部74において縦方向に設けられた回動縦穴741に連通している。
図5に示すごとく、回動レバー72は、位置決めピン71の回動貫通穴711及び保持部74の回動縦穴741に収容されている。そして、回動レバー72は、位置決めピン71に設けられた回動軸部712を中心として回動することができるよう取り付けられている。本例では、回動レバー72は、約10°回動した状態で取り付けられているため、その一部(はみ出し部721)が回動貫通穴711からはみ出した状態となっている。
また、回動レバー72の先端部には、回動方向(X方向、図7参照)に突出した突出部722が設けられている。突出部722は、回動レバー72が回動することによってセンサ部73に接触して押圧する部分である。
同図に示すごとく、センサ部73は、その一部を保持部74において横方向に設けられていると共に回動縦穴741に連通するセンサ固定穴742に挿入し、さらに締付ナット75によって保持部74に対して締め付けることによって固定されている。
また、センサ部73は、センサ固定穴742に挿入した側の端面731に、回動レバー72が回動することによって突出部722が接触して押圧するスイッチ部732を有している。センサ部73は、回動レバー72の突出部722がスイッチ部732に接触して押圧すると、ケーブル76を介して信号処理部(図示略)に電気的な信号が送られるよう構成されている。なお、センサ部73や信号処理部は、従来から公知の様々なものを用いることができる。
次に、上記構成の位置決め装置7を用いて、被成形体8に対する付属部品81の位置決めを行う手順について説明する。
まず、図6に示すごとく、下段プレス型4の下型42に、被成形体8を配置する。このとき、被成形体8に設けられた挿通穴800に位置決め装置7の位置決めピン71を挿通させて配置する。挿通穴800の内径は、位置決めピン71の外径よりも大きく、また回動レバー72のはみ出し部721にも接触しないほど大きく設定されている。そのため、被成形体8を配置しても、回動レバー72に接触することはなく、回動レバー72は回動しない。なお、被成形体8は、下型プレス型4の下型42において位置決め装置7の位置決めピン71とは異なる別の場所に設けられた位置決めピンによって位置決めされる。
次いで、図7に示すごとく、被成形体8の所定の場所に、付属部品81を配置する。このとき、付属部品81の本体部811に設けられた挿通穴812及び本体部811に溶接されたナット813のナット穴814に、位置決め装置7の位置決めピン71を挿通させて配置する。ナット穴814の内径は、位置決めピン71の外径とほぼ同じ径に設定されている。そのため、付属部品8を配置する際に、ナット穴814の内周面815が回動レバー72のはみ出し部721に接触し、回動レバー72がX方向に回動する。そして、回動レバー72の突出部722がセンサ部73のスイッチ部731に接触して押圧する。
次いで、回動レバー72の突出部722がセンサ部73のスイッチ部731に接触して押圧すると、センサ部73のスイッチがONの状態となる。そして、センサ部73は、スイッチがONの状態であることを伝達する信号(以下、スイッチON信号という)を外部に発する。スイッチON信号は、センサ部73からケーブル76を介して信号処理部に送られる。
そして、信号処理部は、すべてのセンサ部73からスイッチON信号を受け取ることにより、すべてのセンサ部73のスイッチがONの状態であること、すなわちすべての付属部品81が被成形体8の所定の位置に正しく位置決めされたことを確認する。
次いで、図8に示すごとく、多段プレス装置1は、位置決め装置7の信号処理部が被成形体8に対する付属部品81の位置決めが正しくなされたことを確認した後、エアシリンダ25のピストン252によって第1可動プレート231を下降させ、これに合わせて第2可動プレート232も下降する。これにより、上段プレス型3及び下段プレス型4を一度に閉じる。
このとき、図9に示すごとく、上段プレス型3においては、上型31及び下型32を閉じることにより、被成形体8をプレス成形し、所望の形状に成形する。
一方、下段プレス型4においては、上段41及び下型42を閉じることにより、被成形体8をプレス成形し、穴抜刃部411及び穴抜凹部421によって被成形体8の所定の位置に穴抜加工を行う。
次いで、同図に示すごとく、上段プレス型3においては、上段プレス型3を閉じた状態において、上型31に配設された穴抜装置6の穴抜刃部61をY方向に上下動させることにより、被成形体8の所定の位置に穴抜加工を行う。すなわち、被成形体8において付属部品81を取り付ける場所は、下段プレス型4において穴抜加工ができない。そのため、このような付属部品81を取り付ける場所であって穴抜加工が必要な場合には、予め上段プレス型3において穴抜装置6により穴抜加工を行っておく。
一方、図10に示すごとく、下型プレス型4においては、下型プレス型4を閉じた状態において、上型41に配設されたポンチ51が付属部品81の表面に当接している。
そして、図11に示すごとく、下型42に配設されたポンチ52をこれに接続された油圧装置(図示略)によって上昇させ、ポンチ52の先端部に形成したカシメ凸部521をダイ51の先端部に形成したカシメ凹部511内に向かって押し上げる。これにより、ダイ51とポンチ52との間に配置された被成形体8と付属部品81とを加圧成形し、付属部品81に被成形体8の一部を食い込ませ、両者をカシメ固定する。なお、実際には、付属部品81は、被成形体8に対して複数箇所においてカシメ固定する。
次いで、上段プレス型3及び下段プレス型4を閉じた状態(図8の状態)から、エアシリンダ25のピストン252によって第1可動プレート232を上昇させ、これに合わせて吊ボルト24によって第1可動プレート231に連結された第2可動プレート232を上昇させる。これにより、上段プレス型3を開いた後、下段プレス型4を開く(図1、図2の状態)
そして、上段プレス型3及び下段プレス型4から被成形体8を取り出す。なお、上段プレス型3から取り出した被成形体8は、搬送手段によって付属部品81と共に下段プレス型4に搬送される。
以上の動作を繰り返し行うことにより、上段プレス型3及び下段プレス型4の2個のプレス型を同時に使用しながら、前工程から上段プレス型3へ、上段プレス型3から下段プレス型へ、そして下段プレス型4から次工程へと被成形体8を順次送る。そして、上段プレス型3においてプレス工程を行うと共に、下段プレス型4においてプレス工程及びカシメ工程を行う。これにより、多段プレス装置1の一度の動作によって、複数の工程を一度に行うことができる。
次に、本例の多段プレス装置1における作用効果について説明する。
本例の多段プレス装置1は、複数のプレス型3、4を鉛直方向に一度に閉じることにより、複数の被成形体8を一度にまとめてプレス成形することができるよう構成されている。そして、下段プレス型4は、被成形体8に付属部品81をカシメ固定するためのカシメ装置5を備えている。そのため、複数のプレス型とカシメ装置を水平方向に並べて配設する場合に比べて、装置の設置スペースを縮小することができる。また、下段プレス型4にカシメ装置5を組み込んでいるため、カシメ装置5を設けたことによる装置の大型化、設置スペースの拡大を抑制することができる。これにより、被成形体8に対する複数のプレス成形(プレス工程)に加えて、付属部品81のカシメ固定(カシメ工程)を行うことができ、それにもかかわらず、省スペース化を実現することができる。
また、多段プレス装置1は、下段プレス型4にカシメ装置5を組み込むことにより、複数のプレス工程及びカシメ工程を一つの装置で効率よく行うことができる。そのため、工程の簡素化を図ることができ、生産効率を向上させることができる。また、この3つ以上の工程(複数のプレス工程とカシメ工程)を一つの装置で行うことができるため、設備費の削減、省スペース化、人員の削減等も可能となる。
また、被成形体8に対する付属部品81の取り付けは、カシメ装置5を用いてカシメ固定により行うことができる。そのため、従来のように溶接等により行う場合に比べて、付属部品81の取り付けを容易に行うことができる。特に、溶接等の場合には、付属部品81が増えると工程数が増えて時間もかかる。これに対し、本例の多段プレス装置1のように、下段プレス型4に組み込まれたカシメ装置5を用いることにより、付属部品81の数が増えたとしても、それらを一度に被成形体8にカシメ固定することも可能である。これにより、大幅な工数削減、時間短縮を図ることができる。
また、多段プレス装置1は、複数の工程を一つの装置で行うことができるため、これによるプレス工程及びカシメ工程を例えばインライン方式の車両等の生産ラインに組み込むこともできる。
すなわち、各工程(複数のプレス工程とカシメ工程)を別々の装置で行う場合には、インライン方式の生産ラインにこれらを組み込むことは困難である。そのため、ロット生産とせざるを得ず、プレス成形した被成形体8をストックしておく場所(材庫スペース)の確保や被成形体8の工程間における運搬が必要となり、これにカシメ工程を加えるとサイクルタイムも延びてしまう。
しかしながら、本例の多段プレス装置1を用い、インライン方式の生産ラインに組み込んでも、プレス工程のサイクルタイムには余裕がある。生産ライン全体のサイクルタイムは、一般にプレス工程のサイクルタイムよりも長いからである。そのため、プレス工程に加えてさらにカシメ工程を行ったとしても、全体のサイクルタイムにほとんど影響を与えることなく、各工程を効率よく行うことができる。
また、本例では、カシメ装置5は、下段プレス型4を閉じた状態において、被成形体8に付属部品81をカシメ固定することができるよう構成されている。そのため、被成形体8に対してプレス成形を行った後、続けて付属部品81のカシメ固定を行うことができる。そのため、工程間の時間短縮を図ることができ、生産効率をさらに高めることができる。また、下段プレス型4を閉じた状態(下死点)において被成形体8及び付属部品81を保持した状態となるため、この状態で付属部品81のカシメ固定を行うことにより、被成形体8に対して付属部品81を精度良くカシメ固定することができる。
また、被成形体8にカシメ固定する付属部品81は、複数である。そのため、カシメ装置5を用いてカシメ固定することで付属部品81の取り付けを容易に行うことができるという本例の効果を有効に発揮することができる。本例のように、下段プレス型4に複数のカシメ装置5を組み込んでおけば、複数の付属部品81を同時にカシメ固定することができ、生産効率をさらに高めることができる。
また、付属部品81は、被成形体8に対して複数箇所においてカシメ固定しておく。これにより、被成形体8に対して付属部品81を十分かつ確実に取り付けることができる。
また、被成形体8は、自動車のエンジンルームを覆う開閉可能なフードの裏面部分に配設されるフードインナーである。ここで、フードインナーは、複雑な形状・構造を有しているため、通常、被成形体8である金属板に対して複数回のプレス成形を行って所望の形状に成形したり、複数の付属部品81(フードロック、フードヒンジ)を取り付けたりして製造される。そのため、本例の多段プレス装置1を用いることにより、フードインナーを効率よく製造することができる。
また、本例では、被成形体8に対する付属部品81の位置決め及びその検出を位置決め装置7によって行う。そのため、付属部品81の位置決めを精度良く行うことができる。これにより、その後のプレス工程における型の破損等を防止することができると共に、カシメ工程を精度良く行うことができる。また、付属部品81が正しく位置決めされたことを作業員等が確認するのではなく、センサ部73から信号処理部に送られてくる信号によって確認する。そのため、付属部品81の位置決めを自動化することができ、生産効率の向上をさらに図ることができる。
また、位置決め装置7は、大きな部材である被成形体8が配置されたことは検出せず、小さな部材である付属部品81が配置されたことのみを検出するよう構成されている。そのため、位置決め装置7は、例えば本例のように大きさ・形状等の異なる複数の部材を互いに位置決めする際には、非常に有効である。
また、位置決め装置7は、下段プレス型4の下型42に組み込まれて配設されている。そのため、限られたスペースの中で被成形体8に対する付属部品81の位置決めを精度良く行うことができる。
このように、本例によれば、複数の工程を一つの装置で行うことにより、工程の簡素化、生産効率の向上を図ることができ、さらには省スペース化も実現することができる多段プレス装置1及びそれを用いた被成形体8の成形方法を提供することができる。
なお、本例の多段プレス装置1は、2つのプレス型を有しているが、3つ以上のプレス型を有していてもよい。
また、カシメ装置5は、下段プレス型4にのみ設けたが、複数のプレス型にそれぞれ設けてもよい。
また、カシメ装置5のダイ51とポンチ52とは、それぞれ上型41と下型42とに設けたが、付属部品81をカシメ方向によっては、これらの配置を逆にしてもよい。
また、カシメ装置5は、製品の形状によっては、プレス型に固定され、被成形体8の成形と同時にカシメ固定が行われるように構成してもよい。
1 多段プレス装置
3 上段プレス型
4 下段プレス型
5 カシメ装置
8 被成形体
81 付属部品

Claims (2)

  1. 複数のプレス型を鉛直方向に並べて配置し、該複数のプレス型を鉛直方向に一度に閉じることにより、複数の被成形体を一度にまとめてプレス成形可能な多段プレス装置であって、
    少なくとも1つの上記プレス型は、上記被成形体に複数の付属部品をカシメ固定するためのカシメ装置を備えており、
    該カシメ装置は、上記プレス型の内部に組み込まれた複数組のダイ及びポンチを有すると共に、上記プレス型を閉じた状態において、上記ポンチの先端部に設けられたカシメ凸部を上記ダイの先端部に設けられたカシメ凹部内に向かって押し込むことにより、上記被成形体に上記付属部品をカシメ固定することができるよう構成されており、
    上記被成形体は、車両のエンジンルームを覆う開閉可能なフードの裏面部分に配設されるフードインナーであることを特徴とする多段プレス装置。
  2. 複数のプレス型を鉛直方向に並べて配置し、該複数のプレス型を鉛直方向に一度に閉じることにより、複数の被成形体を一度にまとめてプレス成形可能であると共に、少なくとも1つの上記プレス型が、上記被成形体に複数の付属部品をカシメ固定するためのカシメ装置を備え、該カシメ装置が、上記プレス型の内部に組み込まれた複数組のダイ及びポンチを有する多段プレス装置を用いて、上記被成形体を成形する方法であって、
    上記複数のプレス型を鉛直方向に一度に閉じることにより、上記複数の被成形体を一度にまとめてプレス成形するプレス工程と、
    上記カシメ装置を備えた上記プレス型において、上記カシメ装置により上記被成形体に上記付属部品をカシメ固定するカシメ工程とを有し、
    該カシメ工程では、上記プレス型を閉じた状態において、上記カシメ装置の上記ポンチの先端部に設けられたカシメ凸部を上記ダイの先端部に設けられたカシメ凹部内に向かって押し込むことにより、上記被成形体に上記付属部品をカシメ固定し、
    上記被成形体は、車両のエンジンルームを覆う開閉可能なフードの裏面部分に配設されるフードインナーであることを特徴とする被成形体の成形方法。
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