JP5287346B2 - 通信装置 - Google Patents

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複数の装置間で無線通信を行う無線通信システムを構成する通信装置に関する。
従来より、無線通信により通信装置間でパケットデータを送受信する無線通信システムにおいて使用される伝送技術として、伝送路に生じる干渉やフェージング等に起因するデータの誤りを訂正するための誤り訂正符号を用いる符号化技術がある。特に、誤り訂正符号として畳み込み符号を用い、ビタビ復号により最尤復号する方式は、誤り訂正能力が大きいため用いられることが多い。
このビタビ復号では、受信系列から符号器の状態遷移の確からしさ(尤度)を数量的に表すための軟判定値を求め、この軟判定値を用いて、最も確からしい(最尤)状態遷移を選んで送信された情報系列を復号する誤り訂正方式が、その誤り訂正能力により優れているため通常採用されている。
この誤り訂正方式を用いる無線通信システムの一例として、所定の規則で順番がランダムに並べ替えられた受信系列のうち、所定の信号レベル以上の干渉波を受信している期間の軟判定値を、尤度がゼロを示す値に置き換えるNULL制御、及び元の情報系列の順番に並べ替える処理(デインターリーブ)を行うことにより、強度の大きい干渉波が重畳されても情報を復元できる耐干渉システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−257604号公報
しかし、この耐干渉システムでは、例えば車車間通信のように多種多様な情報が交錯する状況において、パケットデータ(パケット)の受信中に別のパケットが送られてきた場合に、そのパケットに含まれる情報の種別にかかわらず、後から送られてきたパケットが干渉波とみなされて破棄されるため、重要度の高い情報を適切に伝えることができない場合があるという問題があった。
なお、これら多種多様な情報の混信を避けるためには、情報毎に周波数を割り当てることが考えられるが、周波数資源の制約上現実的でないし、送信側がキャリアセンスを行って通信チャンネルが空いていればデータ送信を開始するCSMA/CA方式を用いても、例えば相互に検出不可な距離にある複数車両から一斉に情報が送信されてくる可能性が残るため万能でない(図11参照)。
本発明は、上記問題点を解決するために、通信上の簡易な取り決めにより、送信情報の少なくとも一部を受信側に知得させることが可能な無線通信システムを構成する通信装置を提供することを目的とする。
この場合、例えば相互にキャリアを検出不可な距離にある複数車両から一斉に情報が送信されてくる場合であっても、受信装置が、プリアンブルを検出し、緊急度の高い方のデータに対して、例えばNULL制御を伴う誤り訂正復号、及びデインターリーブを行うことにより、相対的に重要な情報の詳細を優先して取り出す可能性を向上させることができる。
上記目的を達成するためになされた発明である通信装置は、請求項に記載のように、送信ユニットが、送信すべき情報を表すデータと共に、そのデータの始まりにプリアンブルが付加されたビット列に対応して搬送波を変調し、その変調された搬送波からなる無線信号を送信する。そして、受信ユニットが、他の通信装置から送信されてくる無線信号を受信する。具体的には、受信ユニットでは、受信復調手段が、受信した無線信号の復調を行ってビット列を生成し、プリアンブル検出手段が、受信復調手段にて生成されるビット列に含まれているプリアンブルを検出する。さらに、タイミング設定手段が、プリアンブル検出手段により検出されたプリアンブルに基づいて、そのプリアンブルに続くデータを復元するための同期タイミングを設定し、データ生成手段が、タイミング設定手段により設定された同期タイミングで復調を行って生成されたビット列に、復号化処理を施してデータを生成するように構成される。ここで、本発明の通信装置では、データ特定手段が、プリアンブル検出手段により検出されたプリアンブルに基づいて、データの種類を特定する。
このように構成された通信装置によれば、送信情報の一部としてプリアンブルの形式とデータの種類との対応関係を決めておくことにより、受信ユニットが送信情報を取り出すことができない場合であっても、送信情報に付加されているプリアンブルを検出するだけで、そのプリアンブルに対応する送信情報の一部を特定することが可能となる。
したがって、本発明の通信装置によれば、通信上の簡易な取り決めにより、送信情報の少なくとも一部を受信側の通信装置(以下、受信装置という)に知得させることができる。
また、例えば相互にキャリアを検出不可な距離にある複数車両から一斉に情報が送信されてくる場合であっても、受信装置が、プリアンブルを検出し、緊急度の高い方のデータに対して、例えばNULL制御を伴う誤り訂正復号、及びデインターリーブを行うことにより、相対的に重要な情報の詳細を優先して取り出す可能性を向上させることができる。
また、本発明の通信装置では、受信復調手段にて生成されるビット列が複数重畳している場合に、データ判定手段が、プリアンブル検出手段により検出されたプリアンブルに基づいて、データの内容の緊急度を判定し、タイミング設定手段が、データ判定手段による判定結果に応じて同期タイミングを可変設定する。そして、データ生成手段が、データ判定手段により判定された緊急度の高いデータを優先して、復号化処理を行う。
このように構成された通信装置によれば、複数の送信装置から一斉に無線信号が送信されてきた場合に、緊急度がより高い方のデータを選択的に取り出すことが可能となり、その可能な範囲において相対的に重要な情報の詳細を把握することができる。
なお、本発明の通信装置は、請求項に記載のように、データ生成手段が、受信復調手段にて生成されるビット列から、符号化処理による状態遷移の尤度を数量的に表す軟判定値を求め、その軟判定値に基づいて最尤の状態遷移を選択するビタビ復号を用いて復号化処理を行うと共に、ビット列を所定の順番に並べ替えるデインターリーブ処理を行うことが望ましい。
この場合、伝送路に生じる干渉やフェージング等に起因するデータの誤りを訂正することができ、特にその誤り訂正能力を向上させることができる。
さらに、本発明の通信装置は、請求項に記載のように、干渉推定手段が、プリアンブル検出手段により検出されたプリアンブルに基づいて、受信復調手段にて生成されるビット列が複数重畳している干渉区間を推定し、データ生成手段が、干渉推定手段により推定された干渉区間に相当する軟判定値を、尤度がゼロを示す値に置換することが望ましい。
このように構成された通信装置によれば、強度の大きい干渉波が重畳されても、相対的に重要な情報の詳細を取り出す可能性をより向上させることができる。
本発明が適用された無線通信システムを構成する通信装置の概略構成を示すブロック図。 第1実施形態におけるプリアンブルの形式を示す説明図。 第1実施形態におけるプリアンブル識別部の構成を示すブロック図。 第1実施形態におけるプリアンブルを検出した際の遅延相関器の出力を示す説明図。 第2実施形態におけるプリアンブルの形式を示す説明図、及びプリアンブル識別部の構成を示すブロック図。 第2実施形態におけるプリアンブルを検出した際の遅延相関器の出力を示す説明図。 第3実施形態における通信装置の構成を示すブロック図。 第3実施形態における信号処理部によるNULL制御の一例を示す第1の説明図。 第3実施形態における信号処理部によるNULL制御の一例を示す第2の説明図。 他の実施形態におけるプリアンブルを検出した際の遅延相関器の出力を示す説明図。 CSMA/CA方式の無線通信システムによる問題点を示す模式図。
以下に、本発明の実施形態を図面と共に説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明が適用された第1実施形態としての無線通信システム1を構成する通信装置2の概略構成を示すブロック図である。なお、無線通信システム1は、複数の車両に搭載された通信装置2の間でパケットデータを送受信するシステムである。
<通信装置の構成>
図1に示すように、通信装置2は、パケットデータを送信する送信ユニット3と、パケットデータを受信する受信ユニット4と、これらユニット3,4に対して各種データの授受等を行う制御ユニット5と、所定の周波数帯の無線信号を送受信するためのアンテナ6と、アンテナ6と送信ユニット3並びに受信ユニット4との間で送信信号と受信信号とを分離するためのサーキュレータ7とを備えている。
<送信ユニットの構成>
このうち、送信ユニット3は、制御ユニット5から入力された送信データに対して各種処理を施して無線信号を生成する送信系列部8と、制御ユニット5から送信要求を受けるとCSMA/CA方式のアクセス制御を行い、送信系列部8により生成された無線信号の送信を許可する送信制御部9とを備えている。なお、ここでのアクセス制御とは、受信ユニット4から出力されるキャリアセンス信号(後述する)に基づいて通信チャンネルの空き状態を判定し、その空き状態が所定のランダム時間(バックオフ時間)継続したときに、通信チャンネルでの送信権を取得したと判断して、データ送信を許可する周知のものである。
ここで、送信系列部8は、制御ユニット5から入力された送信データに符号化処理およびインターリーブ処理を施して符号列を生成する信号処理部11と、制御ユニット5からの入力信号に従って、信号処理部11により生成された符号列に、送信データの先頭(始まり)を示すプリアンブルを付加(挿入)するプリアンブル挿入部12と、プリアンブル挿入部12によりプリアンブルが付加された符号列に対応して搬送波を変調し、その変調することで生成された搬送波からなる無線信号をサーキュレータ7に出力する送信部13とを備えている。
なお、信号処理部11は、例えば、誤り訂正符号としての畳み込み符号を用いて符号化処理を行う符合器(エンコーダ)と、エンコーダから出力されるビット列(符号列)の順番を所定の規則に従って並べ替えるインターリーブ処理を行うインターリーバと、Lビット毎に2LQAMのシンボル点にマッピングするマッパと、マッパの出力(一次変調シンボル)を直交周波数多重(OFDM)に使用するM本のサブキャリアに対応させて逆FFT変換を実行することにより、OFDMシンボル(二次変調シンボル)のI成分及びQ成分を表す二つのベースバンド信号を生成するOFDM変調器と、OFDM変調器から出力されるデータ(以下、データ部という)に、マッパの変調方式などを表すヘッダ(以下、シグナル部という)を付加して、プリアンブル挿入部12に出力する信号付加部とから構成される。ちなみに、シグナル部には、マッパの変調方式に加えて、パケットデータのフレーム長(パケット長)を表す情報が含まれる。
また、プリアンブル挿入部12は、予め設定された複数(本実施形態では2種類)の形式のプリアンブル(図2(a)参照)を記憶する領域を有し、制御ユニット5から入力される切替信号(後述する)に基づいて、信号処理部11からの出力に付加するプリアンブルを切り替えるように構成されている。なお、ここでのプリアンブルの形式は、図2(b)に示すように、プリアンブル長が一定となる条件下で、単位周期が異なることにより区分される。具体的には、シンボル長をTw、繰り返し周期をNまたはM(但し、N,Mは自然数)とすると、N≠Mにより区分されるプリアンブルP1,P2が切り替えられる。つまり、プリアンブルP1,P2は、単位周期がそれぞれTw/N,Tw/Mとなることで区分されている。
そして、送信部13は、OFDM変調器が生成した二つのベースバンド信号を混合して無線信号を生成する直交変調器と、直交変調器が生成した無線信号を予め設定された周波数帯の信号にアップコンバートして、サーキュレータ7へ出力するRF送信部とから構成される。
つまり、送信ユニット3では、送信制御部9からデータ送信が許可されると、信号処理部11が送信データの誤り訂正符号による符号化、及びインタリーブ処理を行うと共に、プリアンブル挿入部12がプリアンブルの挿入を行うことにより、プリアンブル,シグナル部,データ部からなるパケットデータ(送信パケット)を生成する。そして、送信部13が、その送信パケットを所定ビット長のシンボル単位でOFDM変調して、サーキュレータ7に出力することで、アンテナ6から自車両周囲に無線信号を送信させる。
<受信ユニットの構成>
次に、受信ユニット4は、アンテナ6及びサーキュレータ7を介して受信した無線信号を復調して、ベースバンド信号を生成する受信部21と、受信部21により生成されたベースバンド信号に付加されているプリアンブルを検出して、そのプリアンブルに続く送信データ(データ部)を復元するのに要する同期タイミングを設定する同期部22と、同期部22により設定された同期タイミングで復調されたシンボルにデインターリーブ処理および復号化処理を施して、受信データ(データ部)を復元する信号処理部23と、受信部21からのベースバンド信号に基づいてプリアンブル波形を識別するプリアンブル識別部24とを備えている。
なお、受信部21は、例えば、受信信号を直交復調してI成分及びQ成分を表すベースバンド信号を生成するものであり、受信信号を信号処理に適した周波数帯の信号にダウンコンバートするRF受信部と、RF受信部の出力から不要な周波数成分を除去するフィルタと、このフィルタを通過した受信信号を、平均電力が所定の目標値になるよう利得調整をしながら増幅する自動利得制御(AGC)増幅器と、AGC増幅器にて増幅された受信信号から、I成分及びQ成分を表すベースバンド信号を生成する直交復調器とから構成される。また、受信部21は、アンテナ6及びサーキュレータ7を介して無線信号を受信すると、その旨を表すキャリアセンス信号を送信制御部9に出力するように構成されている。
同期部22は、例えば、受信部21からの入力信号と、複数のプリアンブル検出用コードとの相関値を算出し、その相関値からプリアンブルを検出することにより、同期タイミングを設定して、その設定した同期タイミングに同期してプリアンブルに続くデータ部(送信データ)をFFT処理することで、一次変調シンボルに復調する。このため、同期部22は、受信部21から複数のベースバンド信号が入力された場合、先に検出された方のプリアンブルに基づいて同期タイミングを設定し、そのプリアンブルに続くデータ部の復調を完了するまでは別のプリアンブルが検出されたとしても、同期タイミングの設定を変更しないように構成されている。
信号処理部23は、例えば、同期部22にて復調された一次変調シンボルに基づいてKビットの軟判定値を生成すると共に、その軟判定値からなる符号列の順番をデインタリーブ処理により元の順番に並べ替えて、誤り訂正による復号(最尤復号)を行うことで、他の車両に搭載された通信装置2からの送信データを復元し、受信データとして制御ユニット5に出力するように構成される。
《プリアンブル識別部の構成》
ここで、プリアンブル識別部24は、図3(a)に示すように、Tw/Nの単位周期のプリアンブルP1の信号を検出する第1プリアンブル検出器25、及び、Tw/Mの単位周期の波形を有するプリアンブルP2の信号を検出する第2プリアンブル検出器26から構成されている。
具体的には、図3(b)に示すように、これらプリアンブル検出器25,26は、受信部21により生成されたベースバンド信号と、このベースバンド信号をTw/N,Tw/Mだけ遅延させた信号との相関値を計算する遅延相関器31,32と、遅延相関器31,32の出力の振幅を計算する振幅計算回路33,34と、振幅計算回路33,34の出力信号Q1,Q2と、受信信号レベルに基づいて決定されるスレッショルドとを比較することにより、プリアンブルP1,P2の信号の検出を行う相関出力比較部35,36とを備えている。
なお、本実施形態の遅延相関器31,32は、図3(c)に示すように、タップ数がN,Mに設定されたタップ(図示せず)により入力信号(ベースバンド信号)を遅延させる遅延線37、及び、このベースバンド信号と遅延線37により遅延された信号とを乗算し、その乗算結果を一定回数加算する積分器38から構成されている。あるいは、遅延相関器31,32では、遅延線37が、例えばAGC増幅器にて増幅された受信信号を遅延させて、積分器38が、その受信信号と遅延線37により遅延された信号との複素乗算を行い、その複素乗算結果を一定回数加算するように構成されてもよい。
つまり、プリアンブル識別部24は、図4(a)に示すように、振幅計算回路33,34の出力信号Q1,Q2(遅延相関器31,32の出力)のうち、出力信号Q1の振幅のみがスレッショルドを超えることにより、プリアンブルP1の信号を検出する。一方、図4(b)に示すように、振幅計算回路33,34の出力信号Q1,Q2(遅延相関器31,32の出力)のうち、出力信号Q2の振幅のみがスレッショルドを超えることにより、プリアンブル信号P2を検出する。このようにして、プリアンブル識別部24は、送信データ(データ部)を復元するのに要する同期タイミングを設定する同期処理を行うことなく、プリアンブルP1,P2の信号の識別を行うことが可能に構成されている。
<制御ユニットの構成>
図1に戻り、制御ユニット5は、CPU,ROM,RAM等からなる周知のマイクロコンピュータであり、ナビゲーション装置を含む各種の車載装置に車内LANを介して接続され、これら車載装置からの指示に従って送信データを送信ユニット3(信号処理部11)に出力すると共に、受信ユニット4(信号処理部23)から入力される受信データを車載装置に受け渡すように構成されている。
また、制御ユニット5は、車載装置から入力される送信データの内容の緊急度に応じて、データに挿入すべきプリアンブルP1,P2に切り替えるための切替信号を、プリアンブル挿入部12に出力すると共に、データの送信要求を送信制御部9に出力する。さらに、制御ユニット5は、プリアンブル識別部24により識別されたプリアンブルP1,P2に対応する検出信号(P1検出信号,P2検出信号)を、予め指定された車載装置(本実施形態では、ナビゲーション装置)に受け渡すように構成されている。
<動作例>
このように構成された無線通信システム1では、他車両に搭載された通信装置2が、例えば天気予報やガソリン価格といった比較的緊急度の低いデータを含むパケットデータD2を送信する場合に、プリアンブルP2を付加し、渋滞開始位置といった比較的重要度の高いデータを含むパケットデータD1を送信する場合に、プリアンブルP1を付加する。そして、自車両に搭載された通信装置2が、例えば複数の車両からパケットデータD1,D2を同時に受信し、これらパケットデータD1,D2に含まれるデータを取り出せない場合であっても、少なくともプリアンブルP1を検出することにより、受信パケットに渋滞発生に関する情報が含まれていることを知得することになる。
<効果>
以上説明したように、本実施形態の無線通信システム1では、送信情報の一部としてプリアンブルの形式とデータの種類との対応関係を予め決めておくことにより、通信装置2が送信データを取り出すことができない場合であっても、送信データに付加されているプリアンブルを検出するだけで、そのプリアンブルに対応する送信データの一部を特定することが可能となる。
したがって、本実施形態の無線通信システム1によれば、通信上の簡易な取り決めにより、送信データの少なくとも一部を受信側に知得させることができ、例えば渋滞が発生していることを周囲の車両により多く伝えることが可能となり、より多くの車両に前方車両との追突防止を促すことが期待できる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を図面と共に説明する。
なお、本実施形態の無線通信システム1は、第1実施形態と比較して、プリアンブルの形式の取り決めと、プリアンブル識別部24の構成とが異なるため、これら相違点を中心に説明し、第1実施形態と共通する構成については、同じ番号を付して説明を省略する。
本実施形態のプリアンブルの形式は、図5(a)に示すように、単位周期が固定された条件下で、その単位パターンの連続的な繰り返し個数が異なることにより区分される。つまり、プリアンブルP1,P2は、プリアンブル長がそれぞれt1,t2(t1>t2)となることで区分されている。
《プリアンブル識別部の構成》
また、本実施形態のプリアンブル識別部24は、図5(b)に示すように、予め設定されたプリアンブル信号の単位パターンを検出するプリアンブル検出器41、及び、プリアンブル検出器41により検出されるプリアンブル信号の継続時間を計測するプリアンブル時間計測部42から構成されている。
具体的には、プリアンブル検出器41が、プリアンブルの単位パターンを検出している間、ハイレベルの検出信号Sを出力し、プリアンブル時間計測部42が、プリアンブル検出器41から入力された検出信号Sの継続時間Tを計測することにより、プリアンブルP1,P2を識別するように構成されている。
例えば、プリアンブル識別部24は、図6(a)に示すように、検出信号Sの継続時間Tが、プリアンブルP1の長さt1に基づくT1と比較して、プリアンブルP2の長さt2に基づくT2により近い場合(T3<T<T4)に、受信信号にプリアンブルP2が含まれていると判断する。一方、図6(b)に示すように、検出信号Sの継続時間Tが、T2よりもT1に近い場合(T4<T<T5)に、受信信号にプリアンブルP2が含まれていると判断する。但し、T4は、T2とT1との中間値であり、T3及びT5は、T4との中間値がそれぞれT2及びT1となるように設定される。あるいは、図6(c)に示すように、T1に比べてT2に近い値となるようにT4を設定することで、プリアンブルP1を検出しやすくするようにしてもよい。
<効果>
以上説明したように、本実施形態の無線通信システム1によれば、プリアンブル識別部24がプリアンブルの検出時間を計測するだけで、プリアンブルP1,P2を識別することができ、ひいては、受信ユニット4の構成を簡易にすることができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態を図面と共に説明する。
なお、本実施形態の無線通信システム1は、第1実施形態と比較して、受信ユニット4の構成とが異なるため、これら相違点を中心に説明し、第1実施形態と共通する構成については、同じ番号を付して説明を省略する。
<受信ユニットの構成>
本実施形態の受信ユニット4は、図7に示すように、プリアンブル識別部24から複数の検出信号(P1検出信号,P2検出信号)が所定期間内に入力されると、これら検出信号に基づいて送信データの内容の緊急度(優先度)を判定し、その判定結果に応じて同期タイミングを切り替えるためのタイミング切替信号を同期部22に出力する優先度判定部27と、後述する干渉区間を推定する干渉推定部28とをさらに備えている。なお、同期部22は、優先度判定部27から入力されるタイミング切替信号に従って同期タイミングを可変設定するように構成されている。
このうち、干渉推定部28は、受信データ(データ部)に付加されているシグナル部の情報(シグナル情報)を制御ユニット5から入力すると、先に受信を開始したパケットデータ(先行パケット)と、後から受信を開始したパケットデータ(干渉パケット)とが重畳する干渉区間を推定し、その干渉区間に相当する軟判定値を尤度がゼロを示す値に置換するためのNULL情報を、信号処理部23に出力するように構成されている。
このため、信号処理部23は、同期部22により設定された同期タイミングで、優先度判定部27により判定された優先度のより高い送信データを復元することが可能になる。また、信号処理部23は、送信データを復元する際に、干渉推定部28により推定された干渉区間に相当する軟判定値をゼロにするNULL制御を行い、デインタリーブ処理により符号列を元の順番に並べ替えて、尤度がゼロを示す軟判定値を分散させることにより、送信データを精度よく復元することが可能となる。
具体的に、信号処理部23は、プリアンブルP2を含む先行パケットを受信中に、プリアンブルP2に比べて優先度の高いプリアンブルP1を含む干渉パケットを受信した場合、干渉推定部28から入力されるNULL情報に基づいて、干渉パケットのデータ部と先行パケットとが重畳する干渉区間を特定し、その干渉区間に相当する軟判定値を尤度がゼロを示す値に置換する。そして、図8(a)に示すように、プリアンブルP1を含むパケットデータ(送信データ)を復元するように構成されている。
なお、信号処理部23は、図8(b)に示すように、制御ユニット5から入力されるシグナル情報に基づく先行パケットのパケット長をL、先行パケットが到来してから干渉パケットが到来するまでの時間をT、予め設定されたプリアンブルP1及びシグナル部の長さをP、Sとすると、次式(1)により干渉区間Xを算出する。
X=L−(T+P+S) ・・・(1)
一方、信号処理部23は、プリアンブルP1を含む先行パケットを受信中に、プリアンブルP1に比べて優先度の低いプリアンブルP2を含む干渉パケットを受信した場合も、干渉推定部28から入力されるNULL情報に基づいて、干渉パケットのデータ部と先行パケットとが重畳する干渉区間を特定し、その干渉区間に相当する軟判定値を尤度がゼロを示す値に置換する。そして、図9(a)に示すように、プリアンブルP1を含むパケットデータ(送信データ)を復元するように構成されている。
なお、信号処理部23は、図9(b)に示すように、制御ユニット5から入力されるシグナル情報に基づく先行パケットのパケット長Lと、先行パケットが到来してから干渉パケットが到来するまでの時間Tとの差分により干渉区間Xを算出する。
<動作例>
このように構成された無線通信システム1では、例えば、緊急車両に搭載された通信装置2が、緊急車両の予定走行経路を詳細に示す優先度の高いパケットデータD1を送信する場合に、プリアンブルP1を付加する。そして、一般車両に搭載された通信装置2が、他の一般車両から送信されたパケットデータD2と、緊急車両から送信されたパケットデータD1とを同時に受信し、これらパケットデータD1,D2に含まれる詳細なデータを取り出せない場合であっても、少なくともプリアンブルP1の信号を検出することにより、これらパケットデータD1,D2に緊急車両に搭載された通信装置2からの情報が含まれていることを知得することになる。
さらに、無線通信システム1では、一般車両に搭載された通信装置2が、これらパケットデータD1,D2の干渉区間を推定し、NULL制御を行うことにより、一般車両から送信されたパケットデータD2が先行パケットであり、緊急車両から送信されたパケットデータD1が干渉パケットであったとしても、パケットデータD1の内容(緊急車両の予定走行経路)を取り出すことが可能となる。
<効果>
以上説明したように、本実施形態の無線通信システム1では、例えば相互にキャリアを検出不可な距離にある複数車両(例えば緊急車両を含む)から一斉に情報が送信されてくる場合であっても、緊急度が高い方の送信情報の詳細(例えば緊急車両の予定走行経路)を受信側に知得させる確実性が高くなる。
したがって、本実施形態の無線通信システム1によれば、通信上の簡易な取り決めにより、送信データの詳細な内容を受信側に知得させることができ、例えば緊急車両の予定走行経路を周囲の車両により多く伝えることが可能となり、より多くの車両に進路の確保を促すことが期待できる。
なお、上記の第1実施形態ないし第3実施形態において、受信部21及び同期部22の一部が受信復調手段、同期部22の一部及びプリアンブル識別部24がプリアンブル検出手段、同期部22の一部がタイミング設定手段、信号処理部23がデータ生成手段、優先度判定部27がデータ判定手段、干渉推定部28が干渉推定手段、制御ユニット5がデータ特定手段に相当する。
[他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、様々な態様にて実施することが可能である。
例えば、上記実施形態の無線通信システム1では、プリアンブルの形式が、同一パターンの繰り返し周期が異なることで区分されているが、これに加えて、図10(a)に示すように、通信装置2が優先度の高いパケットデータD1を送信する際に、そのパケットのうちプリアンブルP1に対応する区間の振幅を増大させるようにしてもよい。
この場合、図10(b)に示すように、プリアンブルP1と比較して優先度の低いパケットデータD2の受信中に、そのパケットデータD2の送信元よりも離れた距離にある車両からパケットデータD1が送られてきても、通信装置2がプリアンブルP1の信号を検出する可能性を向上させることができる。
また、上記実施形態の無線通信システム1では、説明をわかりやすくするために、プリアンブルの形式を2種類としたが、実際にはより多くの種類に区分されていればよい。
さらに、上記実施形態の無線通信システム1では、OFDM変調/復調方式を適用しているが、これに限定されるものではなく、その他の位相変調/復調方式を用いるようにしてもよい。
なお、上記実施形態の無線通信システム1では、通信装置2がプリアンブルの形式を変更するように構成されているが、これに限定されるものではなく、通信装置2が搭載された車両の種類に対応づけて予めプリアンブルの形式を固定しておくようにしてもよい。
また、制御ユニット5は、ナビゲーション装置等の車載装置を構成するものであってもよい。
1…無線通信システム、2…通信装置、3…送信ユニット、4…受信ユニット、5…制御ユニット、6…アンテナ、7…サーキュレータ、8…送信系列部、9…送信制御部、11…信号処理部、12…プリアンブル挿入部、13…送信部、21…受信部、22…同期部、23…信号処理部、24…プリアンブル識別部、25…第1プリアンブル検出器、26…第2プリアンブル検出器、27…優先度判定部、28…干渉推定部、31,32…遅延相関器、33,34…振幅計算回路、35,36…相関出力比較部、37…遅延線、38…積分器、41…プリアンブル検出器、42…プリアンブル時間計測部。

Claims (3)

  1. データと共に該データの始まりにプリアンブルが付加されたビット列に対応して搬送波を変調し、その変調された搬送波からなる無線信号を送信する送信ユニットと、
    他の通信装置から送信されてくる前記無線信号を受信する受信ユニットと、
    を備え、
    記データの種類に応じて異なった形式のプリアンブルが使用され、
    前記受信ユニットは、
    受信した前記無線信号の復調を行ってビット列を生成する受信復調手段と、
    前記受信復調手段にて生成されるビット列に含まれているプリアンブルを検出するプリアンブル検出手段と、
    前記プリアンブル検出手段により検出されたプリアンブルに基づいて、該プリアンブルに続く前記データを復元するための同期タイミングを設定するタイミング設定手段と、
    前記タイミング設定手段により設定された同期タイミングで前記復調を行って生成された前記ビット列に、復号化処理を施して前記データを生成するデータ生成手段と、を有し、
    さらに、前記プリアンブル検出手段により検出されたプリアンブルに基づいて、前記データの種類を特定するデータ特定手段を備える通信装置であって、
    前記受信ユニットは、前記受信復調手段にて生成されるビット列が複数重畳している場合に、前記プリアンブル検出手段により検出されたプリアンブルに基づいて、前記データの内容の緊急度を判定するデータ判定手段を有し、
    前記タイミング設定手段は、前記データ判定手段による判定結果に応じて前記同期タイミングを可変設定し、
    前記データ生成手段は、前記データ判定手段により判定された緊急度の高いデータを優先して、前記復号化処理を行うことを特徴とすることを特徴とする通信装置。
  2. 前記データ生成手段は、前記受信復調手段にて生成されるビット列から、符号化処理による状態遷移の尤度を数量的に表す軟判定値を求め、該軟判定値に基づいて最尤の前記状態遷移を選択するビタビ復号を用いて前記復号化処理を行うと共に、前記ビット列を所定の順番に並べ替えるデインターリーブ処理を行うことを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  3. 前記プリアンブル検出手段により検出されたプリアンブルに基づいて、前記受信復調手段にて生成されるビット列が複数重畳している干渉区間を推定する干渉推定手段を備え、
    前記データ生成手段は、前記干渉推定手段により推定された干渉区間に相当する前記軟判定値を、尤度がゼロを示す値に置換することを特徴とする請求項に記載の通信装置。
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