JP7063473B2 - 無線通信装置、無線通信システム及び無線通信方法 - Google Patents

無線通信装置、無線通信システム及び無線通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信装置、無線通信システム及び無線通信方法に関し、特に、無線通信を行う無線通信装置、無線通信システム及び無線通信方法に関する。
近年、IoT(Internet of Things)ソリューションのエンドデバイスの無線化が促進されている。このような無線技術として、免許申請の不要なISMバンド(Industrial Scientific and Medical Band)を使ったLPWA(Low Power Wide Area)通信が、安価な端末を構成できることから注目されている。このため、今後、特定小電力無線等の近距離無線を利用する端末が、非常に多く市場に出回ると予想されている。
関連する技術として、例えば、特許文献1に記載された技術が知られている。特許文献1には、微弱電波で動作する無線通信システムにおいて、受信間欠周期や同期用コード(プリアンブルコード)長等を可変にする技術が開示されている。
特開2009-141898号公報
上記のように、関連する技術では、無線信号におけるプリアンブルコードの長さ等を制御にすることで、消費電力の低減を図っている。しかしながら、関連する技術では、複数の無線通信装置間において無線通信を行う場合が考慮されていないため、複数の無線通信装置から送信される複数の無線信号(無線通信パケット)が衝突した場合に、所望のデータ通信を行うことが困難であるという問題がある。
本開示は、このような課題に鑑み、所望のデータ通信を行うことが可能な無線通信装置、無線通信システム及び無線通信方法を提供することを目的とする。
本開示に係る無線通信装置は、無線信号を受信する受信部と、前記受信された無線信号のプリアンブルパターンを検知する検知部と、前記検知されたプリアンブルパターンに対応する優先順位に応じて、前記無線信号のデータ部を復調する復調部と、を備えるものである。
本開示に係る無線通信システムは、第1の無線通信装置と第2の無線通信装置とを備えた無線通信システムであって、前記第1の無線通信装置は、送信データの優先順位に応じたプリアンブルパターンを選択する選択部と、前記選択されたプリアンブルパターン及び前記送信データを無線信号に変調する変調部と、前記変調された無線信号を前記第2の無線通信装置へ送信する送信部と、を備え、前記第2の無線通信装置は、前記第1の無線通信装置から前記無線信号を受信する受信部と、前記受信された無線信号のプリアンブルパターンを検知する検知部と、前記検知されたプリアンブルパターンに対応する優先順位に応じて、前記無線信号のデータ部を復調する復調部と、を備えるものである。
本開示に係る無線通信方法は、無線信号を受信し、前記受信された無線信号のプリアンブルパターンを検知し、前記検知されたプリアンブルパターンに対応する優先順位に応じて、前記無線信号のデータ部を復調するものである。
本開示によれば、所望のデータ通信を行うことが可能な無線通信装置、無線通信システム及び無線通信方法を提供することができる。
関連する技術に係る無線通信システムの動作例を説明するための図である。 実施の形態に係る第1の無線通信装置の概要を示す構成図である。 実施の形態に係る第2の無線通信装置の概要を示す構成図である。 実施の形態1に係る無線通信システムの構成例を示す構成図である。 実施の形態1に係る無線通信パケットのフレームフォーマットを示す図である。 実施の形態1に係るプリアンブルパターンの一例を示す図である。 実施の形態1に係るプリアンブルパターンの一例を示す図である。 実施の形態1に係るプリアンブルパターンの一例を示す図である。 実施の形態1に係る端末の送信回路の構成例を示す構成図である。 実施の形態1に係る基地局の受信回路の構成例を示す構成図である。 実施の形態1に係る送信動作の例を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る受信動作の例を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る無線通信システムの動作例を説明するための図である。 実施の形態1に係る無線通信システムの他の構成例を示す構成図である。
(実施の形態に至る検討)
近年、関連する近距離無線通信においては、弱い電波を使用する複数のセンサ端末などが狭いエリアに設置され、複数の端末と基地局との無線通信が輻輳する通信環境が見受けられる。このような状態の無線通信において、複数の端末から基地局へ同時に無線通信パケットが送信されると、基地局は、受信空き時間に端末から無線通信パケットを受信することになる。このとき、無線通信パケットが基地局に受信されなかった端末は、無線通信パケットの再送を行うことになるものの、他の端末と送信タイミングが重なると、他の端末の無線通信パケットと輻輳してしまい、基地局と通信することができない場合がある。このような場合に、さらに再送が繰り返されて再送回数の上限に達すると、端末の無線通信パケットが廃棄され、通信情報をロストするという課題がある。
図1は、この課題発生時の動作を示している。例えば、関連する無線通信システムは、近距離無線通信を行う基地局800と複数の端末900a~900cを備えている。近距離無線通信においては、端末900a~900cが非同期で無線通信パケットを送信する場合、基地局800は無線通信パケットが受信された順に受信処理を行う。
図1に示すように、まず、t0において、端末900aが送信パケットP10を基地局800へ送信すると、基地局800は、送信パケットP10の受信処理を開始し、受信処理の完了後、ACK(応答通知)を端末900aへ送信する。このとき、t1及びt2において、端末900c及び端末900bが送信パケットP30及び送信パケットP20を送信すると、基地局800が送信パケットP10の受信処理中であるため、送信パケットP30及び送信パケットP20は基地局800に受信されない。
次に、送信パケットP30の受信完了後、t3において、端末900cが再送パケットP31(送信パケットP30の再送パケット)を送信すると、基地局800は、再送パケットP31の受信処理を開始し、受信処理の完了後、ACKを端末900cへ送信する。このとき、t4において、端末900bが再送パケットP21(送信パケットP20の再送パケット)を送信すると、基地局800が再送パケットP31の受信処理中であるため、再送パケットP21は基地局800に受信されない。
次に、再送パケットP31の受信完了後、t5において、端末900aが送信パケットP40を送信すると、基地局800は、送信パケットP40の受信処理を開始し、受信処理の完了後、ACKを端末900aへ送信する。このとき、t6において、端末900bが再再送パケットP22(送信パケットP20の再再送パケット)を送信すると、基地局800が送信パケットP40の受信処理中であるため、再再送パケットP22は基地局800に受信されない。再送回数の上限を2回とすると、端末900bの再送が再送回数オーバーとなり、送信パケットP20は送信されずに廃棄される。
このように、関連する技術では、端末の送信タイミングが他の端末の送信と重なった場合、基地局が端末から無線通信パケットを受信することができない。そうすると、端末は再送を行うものの、再送回数の上限に達しても基地局で受信されないと、再送を終了させてパケットをロストするため、送信するデータが欠損することになる。そこで、実施の形態では、このような環境下において、再送等のデータの無線送信パケットを優先して受信するシステムを構築する事により、データの欠損の発生を低減し、より効率のよい無線通信を行う近距離無線通信システムの提供を可能とする。
また、関連する近距離無線の受信方法においては、一旦無線通信パケットを受信しデータ部を解析した後に無線通信パケットの受信の要否を判断するため時間を要するとともに、データ部の受信中は他の無線通信パケットを受信できないため基地局の受信帯域を圧迫するという課題もある。そこで、実施の形態では、受信処理中でも優先度の高い無線通信パケットの受信を可能とする。
(実施の形態の概要)
図2は、実施の形態に係る第1の無線通信装置の概要を示し、図3は、実施の形態に係る第2の無線通信装置の概要を示している。第1の無線通信装置10と第2の無線通信装置20は、互いに無線通信を行う無線通信システムを構成する。第1の無線通信装置10は基地局等の受信側の無線通信装置であり、第2の無線通信装置20は端末装置等の送信側の無線通信装置である。
図2に示すように、受信側の第1の無線通信装置10は、受信部11、検知部12、復調部13を備えている。受信部11は、第2の無線通信装置20から送信された無線信号を受信する。検知部12は、受信部11によって受信された無線信号のプリアンブルパターンを検知する。復調部13は、検知部12によって検知されたプリアンブルパターンに対応する優先順位に応じて、無線信号のデータ部を復調する。
また、図3に示すように、送信側の第2の無線通信装置20は、選択部21、変調部22、送信部23を備えている。選択部21は、送信データの優先順位に応じたプリアンブルパターンを選択する。変調部22は、選択部21によって選択されたプリアンブルパターン及び送信データを無線信号に変調する。送信部23は、変調部22によって変調された無線信号を第1の無線通信装置10へ送信する。
このように、実施の形態では、送信データの優先順位に応じたプリアンブルパターンを含む無線信号(無線通信パケット)が送信され、また、受信した無線信号のプリアンブルパターンに対応する優先順位に応じてデータ部が復調される。これにより、優先度の高いデータを確実に受信できるため、必要なデータのロストを抑え、所望のデータ通信を行うことができる。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して実施の形態1について説明する。
<無線通信システムの構成>
図4は、本実施の形態に係る無線通信システムの構成を示している。図4示すように、本実施の形態に係る無線通信システム1は、基地局100と複数の端末200a~200c(いずれかを端末200とも言う)を備えている。基地局100と複数の端末200a~200cとは、基地局100のサービスエリアSAにおいて、特定小電力無線等の近距離無線通信により互いに通信可能である。無線通信システム1は、例えば、端末200a~200cをIoTセンサとして、温湿度監視システムや設備監視システム等に利用可能である。
<無線通信パケットの構成>
ここで、本実施の形態に係る無線通信システムで使用する無線通信パケットについて説明する。図5は、近距離無線通信で使用する無線通信パケット(物理層フレーム)のフレームフォーマットを示している。図5に示すように、無線通信パケットは、先頭から順にプリアンブル信号、同期ワード、パケット長、物理層データペイロード、FCS(Frame Check Sequence)を含んでいる。プリアンブル信号は、無線通信パケットの開始を示すクロック同期用のパターンであり、受信側で受信クロックのビット同期に用いられる。同期ワードは、フレームの開始を示すSFD(Start of Frame Delimiter:フレーム開始デリミタ)であり、同期ワードの次のビットから物理層のデータ(実データ)が始まる。
ここでは、プリアンブル信号に続いて、復調(変調)されるデータを含む部分をデータ部とする。例えば、プリアンブル信号及び同期ワードを除いた、パケット長、物理層データペイロード及びFCSを含む部分(もしくはプリアンブル信号を除いた部分)がデータ部である。パケット長は、物理層データ及びFCSの長さを示す。なお、物理層ヘッダとして、パケット長のほかに、物理層の制御で必要なその他の情報を含んでもよい。物理層データペイロードは、送受信されるデータやACK等が含まれる。FCSには、誤り検出用のCRC(Cyclic Redundancy Check)値が設定される。
本実施の形態では、無線通信パケットのプリアンブル信号のパターン(プリアンブルパターン)を選択可能とし、それぞれのパターンにパケット(データ)の優先順位を対応付ける。プリアンブル信号のパターンは、優先順位に対応した周波数のビットパターンである。このパターンは、クロック同期用の基準周期パターンの周波数を逓倍した逓倍パターンであり、優先順位に対応した逓倍数で逓倍されている。また、プリアンブル信号の途中から、パターンを切り替えることで、基準周期パターンと逓倍パターンを含んでいる。具体的には、プリアンブル信号においてクロック同期のパターンを途中から2逓倍、3逓倍(4逓倍以上でもよい)の周期に変えることで、クロック同期をとりながら、プリアンブル毎にパターン(優先順位)を識別する符号を有することができる。
なお、クロック同期を保つことができれば、クロック同期パターンを逓倍したパターンに限らず、クロック同期パターンを分周したパターンでもよい。クロック同期用の基準周期パターンの周波数を分周した分周パターンとし、優先順位に対応した分周数(2分周、3分周等)で分周されてもよい。また、プリアンブル信号の途中から、パターンを切り替えることで、基準周期パターンと分周パターンを含んでもよい。さらに、逓倍したパターンと分周したパターンを組み合わせてもよい。
図6~図8は、プリアンブル信号のパターンの具体例を示している。図6は、プリアンブル信号を逓倍しないパターン(基準周期パターン)の例である。これは、本実施の形態適用前から用いられているパターンであり、基準となる“10101010(AA)”ビットを繰り返す“AAパターン”(第1のプリアンブルパターン)の例である。図7は、“1010”ビット(基準周期パターン)を2逓倍(2倍の周期)にするパターンの例である。すなわち、基準となる“10101010”ビットに続いて、“11001100(CC)”ビットを繰り返す“CCパターン”(第2のプリアンブルパターン)の例である。図8は、“1010”ビット(基準周期パターン)を3逓倍(3倍の周期)にするパターンの例である。すなわち、基準となる“10101010”ビットに続いて、“111000111000(E38)”ビットを繰り返す“E38パターン”(第3のプリアンブルパターン)の例である。ここでは、一例として、3逓倍の“E38パターン”を最も高い優先順位、2逓倍の“CCパターン”を2番目の優先順位、1逓倍の“AAパターン”を3番目の優先順位とする。本実施の形態適用前から用いられる“AAパターン”の優先順位を低くし、本実施の形態で追加する“CCパターン”及び“E38パターン”の優先順位を高くすることで、本実施の形態適用前の端末の通信よりも、本実施の形態適用後の端末の通信を優先的に送受信することができる。
<端末及び基地局の構成>
次に、本実施の形態に係る無線通信システムを構成する端末及び基地局の主要な構成について説明する。図9は、本実施の形態に係る端末の送信回路の構成例であり、図6~図8のようなプリアンブル信号を含む無線通信パケットを送信する回路の例である。端末200の送信回路220は、送信データ処理回路210が生成する送信データを基地局100へ無線送信する回路である。
一例として、送信回路220は、プリアンブル選択回路221、変調回路222、RF回路223を備えている。プリアンブル選択回路221は、送信データ処理回路210から入力される送信データに応じてプリアンブル信号のパターンを選択する。図6~図8のように“AAパターン”、“CCパターン”、“E38パターン”のいずれかを選択し、プリアンブル信号を使い分ける。例えば、再送パケットの場合、2番目に優先順位の高い“CCパターン”とし、再再送パケットの場合、1番目に優先順位の高い“E38パターン”とする。
変調回路222は、送信データを無線通信パケットに変調する変調回路であり、プリアンブル選択回路221が選択したパターンのプリアンブル信号と、送信データ処理回路210から入力される送信データとを含む無線通信パケットを生成する。“AAパターン”の場合、図6のように基準のクロック周期のパターンのプリアンブル信号を生成するよう変調し、“CCパターン”の場合、図7のように途中から2逓倍のクロック周期となるプリアンブル信号を生成するよう変調し“E38パターン”の場合、図8のように途中から3逓倍のクロック周期となるプリアンブル信号を生成するよう変調する。RF回路223は、変調回路222が生成した無線通信パケットを無線信号(RF信号)として、アンテナ230を介して基地局100へ送信する。
図10は、本実施の形態に係る基地局の受信回路の構成例であり、図6~図8のようなプリアンブル信号を含む無線通信パケットを受信する回路の例である。基地局100の受信回路120は、端末200から受信する無線信号(無線通信パケット)に含まれる受信データを受信データ処理回路130へ出力する回路である。
一例として、受信回路120は、RF回路121a~121c、プリアンブル検知回路122a~122c、データフレーム解析回路123a~123c、セレクタ124を備えている。プリアンブル信号のパターンごとに、RF回路121、プリアンブル検知回路122、データフレーム解析回路123のセット(この例では3セット)を備えている。すなわち、RF回路121a、プリアンブル検知回路122a、データフレーム解析回路123aは、第1のプリアンブルパターン(AAパターン)の無線通信パケットを処理する回路であり、RF回路121b、プリアンブル検知回路122b、データフレーム解析回路123bは、第2のプリアンブルパターン(CCパターン)の無線通信パケットを処理する回路であり、RF回路121c、プリアンブル検知回路122c、データフレーム解析回路123cは、第3のプリアンブルパターン(E38パターン)の無線通信パケットを処理する回路である。
RF回路121a~121cは、端末200からアンテナ110を介して無線信号(無線通信パケット)を受信する。プリアンブル検知回路122a~122cは、受信した無線通信パケットのプリアンブル信号のパターンを検知する。プリアンブル検知回路122a~122cにより、受信した無線通信パケットのプリアンブル信号のクロック同期パターンが1逓倍なのか、2逓倍なのか、3逓倍なのかを識別する。
データフレーム解析回路123a~123cは、プリアンブル信号の検知に基づいて、受信した無線通信パケットのデータ部を解析(復調)する。セレクタ124は、検知したプリアンブル信号のパターン(優先順位)に応じて、データフレーム解析回路123a~123cの解析した無線通信パケットのデータを選択し、受信データ処理回路130へ出力する。すなわち、プリアンブル検知回路122aが、無線通信パケットの第1のプリアンブルパターン(AAパターン)を検知すると、セレクタ124は、その検知に応じて、データフレーム解析回路123aが解析した無線通信パケットのデータを選択し出力する。同様に、プリアンブル検知回路122bが、無線通信パケットの第2のプリアンブルパターン(CCパターン)を検知すると、セレクタ124は、データフレーム解析回路123bからのデータを選択し出力する。プリアンブル検知回路122cが、無線通信パケットの第3のプリアンブルパターン(E38パターン)を検知すると、セレクタ124は、データフレーム解析回路123cからのデータを選択し出力する。
<無線通信システムの動作>
次に、本実施の形態に係る無線通信システムの動作について説明する。図4のように、基地局100に対して、端末200a、端末200b、端末200cが通信する近距離無線通信のシステムにおいて、図5のような無線通信パケットが送受信される。無線通信パケットの最初に配置されるプリアンブル信号は、受信側の無線通信パケットのクロック同期に使用され、図6~図8のようなパターンとする。
図11は、端末200の送信時の動作例を示している。端末200は、図9のような構成を有しており、送信データ処理回路210が、送信データを生成し(S101)、プリアンブル選択回路221が、その送信データに応じてプリアンブル信号のパターンを生成する(S102)。続いて、変調回路222が、選択されたパターンのプリアンブル信号と送信データを含む無線通信パケットを生成し(S103)、RF回路223が、生成された無線通信パケット(無線信号)を送信する(S104)。
このプリアンブル信号の生成において、本実施の形態の適用前と同様、図6のように、同一周期でのクロックを生成するために“AAパターン”の繰り返しでプリアンブル信号を生成する。さらに、本実施の形態では、図6に加えて、図7及び図8のようにプリアンブル信号の一部を元クロックパターンの逓倍に設定する事でプリアンブル信号を複数パターン生成し、このプリアンブル信号の受信時にこれらのパターン及び優先順位を識別可能とする。
具体的には、図7のように、同一周期でのクロックを生成するための“AAパターン”の繰り返しを途中から2倍のクロック周期の“CCパターン”に変更する事でクロック同期を保ちながら、図6のプリアンブル信号とは違うパターンを生成する。同様に、図8のように、同一周期でのクロックを生成するための“AAパターン”の繰り返しを途中から3倍のクロック周期の“E38パターン”に変更する事でクロック同期を保ちながら、図6及び図7のプリアンブル信号とは違うパターンを生成する。
図12は、基地局100の受信時の動作例を示している。基地局100は、図10のような構成を有しており、RF回路121a~121cが、無線通信パケット(無線信号)を受信し(S201)、プリアンブル検知回路122a~122cが、受信した無線通信パケットのプリアンブル信号を検知する(S202)。プリアンブル検知回路122a~122cにおいて、受信した無線通信パケットのプリアンブル信号が、図6~図8で示したプリアンブル信号のうちの“AAパターン”、“CCパターン”、“E38パターン”に適合するかどうか検知する。
続いて、データフレーム解析回路123a~123cが、検知されたプリアンブル信号に基づいて、無線通信パケットのデータ部(受信データ)を解析し(S203)、セレクタ124が、検知されたプリアンブル信号のパターンに応じた受信データを出力する(S204)。すなわち、プリアンブル信号のパターンの種別を検知し、優先順位が高い種別であった場合、セレクタ124により、受信する無線通信パケットを切り替えることにより、重なって送信されている無線通信パケットのうちプリアンブル信号の種別に応じた高い優先順位のパケットを優先して受信する。
各逓倍のプリアンブル信号の無線通信パケットに受信の優先順位をつけることにより、物理層のハードウェアで処理される同期ワードやデータペイロードを受信して解析する前に、受信している無線通信パケットの優先順位が判断できると共に、受信中の無線通信パケットより優先順位が高い無線通信パケットを受信した際は、受信中のパケット受信処理を中断し、優先順位の高い無線パケットを受信する事ができる。
図13は、本実施の形態に係る無線通信システムの動作の具体例を示している。例えば、端末が3回再送処理(送信、再送、再々送を含む3回の送信処理)を行うシステムにおいて、再送回数の大きい方を優先順位が高いパケットという規定を決めておき、1回目送信と2回目送信と3回目送信において、再送回数に応じてプリアンブル信号の同期パターンを変える。これにより、受信側が1回目送信や2回目送信の無線通信パケットを受信していても、3回目の再再送の無線通信パケットの受信に切り替える事で、より再送回数の大きい無通信線パケットの受信確度が向上する。
すなわち、図13のように、端末から基地局に通信できなかった場合に再送を2回行い計3回通信するような通信シーケンスにおいて、再送回数毎にプリアンブル種別の優先順を設定し、1回目の送信ではプリアンブル信号のパターンを最下位の優先順位の“AAパターン”とし、2回目の再送ではプリアンブル信号のパターンを1回目の送信より優先順位を上げて“CCパターン”とし、3回目の再再送ではプリアンブル信号のパターンを最優先の順位の“E38パターン”とする。各端末からの受信が基地局で競合したとき、プリアンブル信号の優先順位にしたがって、後の受信の優先順位が先の受信の優先順位と同じか下位であればそのまま受信を継続する。一方、後の受信の優先順位が先の受信の優先順位を上回った場合、受信中のパケット処理を中止して、優先順位が高いパケットの受信に切り替えて処理を行う。
具体的には、図13のように、まず、t0において、基地局100は、端末200aからプリアンブル=“AAパターン”の送信パケットP10を受信している。この状況で、t1及びt2において、基地局100は、端末200c及び端末200bから、プリアンブル=“AAパターン”の送信パケットP30及びP20を受信するが、送信パケットP10の優先順位と同位であるため、そのまま送信パケットP10の受信処理を行い、送信パケットP30及びP20の受信処理を行わない。
次に、t3において、最初の送信パケットP30が受信されなかったため、端末200cは、再送パケットP31の優先順位を上げてプリアンブル=“CCパターン”として送信を行い、基地局100は、このパケットの受信を開始する。このとき、t4において、基地局100は、端末200bからプリアンブル=“CCパターン”の再送パケットP21を受信するが、受信中の再送パケットP31の優先順位と同位であるため、そのまま再送パケットP31の受信処理を行う。
次に、t5において、端末200aがプリアンブル=“AAパターン”の送信パケットP40を送信し、基地局100がこのパケットの受信を開始する。この受信処理中のt6において、端末200bが、再再送パケットP22を最上位の優先順位のプリアンブル=“E38パターン”として送信する。基地局100は、このパケットを受信すると、端末200aからの優先順位の低いプリアンブル=“AAパターン”の送信パケットP40に対する受信処理を中断(パケット廃棄)し、優先順位の高いプリアンブル=“E38パターン”の再再送パケットP22の受信処理に切り替える。再送及び再再送などの無線通信パケットを基地局が優先順位に応じて受信することで、再送及び再再送の無線通信パケットの基地局への到達確率が増し、通信品質の向上につながる。
<その他の無線通信システムの構成>
また、本実施の形態は、図14のような無線通信システムにおいても適用可能である。
例えば、通常データと緊急アラームの送受信を行うシステムにおいて、緊急アラームの送信に対し、プリアンブル信号の種別を変えることにより、通常データを受信している際に、優先順位の高い緊急アラームを基地局で受信できる確度を上げることができる。すなわち、図14のように、図4と同様、無線通信システム2は、通常の端末200a及び200bと、優先的に緊急アラームなどを確実に無線通信したいアラーム端末300を備えている。通常の端末200a及び200bは、通常データの送信パケットをプリアンブル=“AAパターン”で送信し、アラーム端末300は、緊急アラームの送信パケットをプリアンブル=“E38パターン”で送信する。これにより、アラーム端末の無線通信パケットをより確実に通信可能な環境を作る事ができる。
<実施の形態の効果>
複数の端末から基地局に対し、送信タイミングを重ねながら通信する無線通信システムにおいては、通常であれば無線通信パケットは基地局が受信できた順番に処理されるため、基地局に受信されずに通信パケットをロストすることが多かった。これに対し、本実施の形態では、プリアンブル信号に符号を組込み、基地局が受信する無線通信パケットのプリアンブル信号により優先順位をつけて、無線通信パケットを受信することとした。例えば、再送している無線通信パケットや緊急アラーム用の無線通信パケットのプリアンブル信号を高い優先順位に設定し基地局が受信することで、無線通信が混信しているような環境でも通信確率(通信が成功する確率)を向上することができる。
特に、本実施の形態では、無線通信における無線通信パケットにおいて、同期用のパターンであるプリアンブル信号を途中から逓倍変調させることにより、プリアンブル信号を受信した段階で無線通信パケットを識別することにより、データを受信解析する前に受信無線パケットの優先順位を選択して受信することにより、混信した無線環境においても所望の通信を確実に行うことができる。
すなわち、本実施の形態においては、無線通信パケットの物理層で処理されるクロック同期パターンであるプリアンブル信号において、クロック同期パターンを途中から逓倍に変調することで、プリアンブル信号を複数パターン用意することにより、無線通信パケットのプリアンブル信号を受信する段階で識別できる仕組みを持つ無線回路を有することにより、無線通信パケットのデータ部を受信して解析する前に無線通信パケットを受信する必要があるかどうかの判断できると共に、無線通信パケットのデータペイロードを受信中であっても、他の無線通信パケットのプリアンブル部を受信して、優先順位の高い無線パケットのプリアンブル信号を受信した際には、現在受信中の無線通信パケットの受信を中止し、優先順位の高い無線通信パケットの受信に切り替えることにより、無線通信パケットが輻輳している状況でも、再送の無線通信パケットや緊急の無線通信パケットに対し優先順位を上げて受信することで、無線通信品質を向上させることができる。
なお、本開示は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
無線信号を受信する受信部と、
前記受信された無線信号のプリアンブルパターンを検知する検知部と、
前記検知されたプリアンブルパターンに対応する優先順位に応じて、前記無線信号のデータ部を復調する復調部と、
を備える、無線通信装置。
(付記2)
前記プリアンブルパターンは、前記優先順位に対応した周波数のビットパターンである、
付記1に記載の無線通信装置。
(付記3)
前記プリアンブルパターンは、クロック同期用の基準周期パターンの周波数を逓倍した逓倍パターンである、
付記2に記載の無線通信装置。
(付記4)
前記逓倍パターンは、前記優先順位に対応した逓倍数で逓倍されている、
付記3に記載の無線通信装置。
(付記5)
前記プリアンブルパターンは、前記基準周期パターンと前記逓倍パターンを含む、
付記3または4に記載の無線通信装置。
(付記6)
前記プリアンブルパターンは、クロック同期用の基準周期パターンの周波数を分周した分周パターンである、
付記2に記載の無線通信装置。
(付記7)
前記分周パターンは、前記優先順位に対応した分周数で分周されている、
付記6に記載の無線通信装置。
(付記8)
前記プリアンブルパターンは、前記基準周期パターンと前記分周パターンを含む、
付記6または7に記載の無線通信装置。
(付記9)
送信データの優先順位に応じたプリアンブルパターンを選択する選択部と、
前記選択されたプリアンブルパターン及び前記送信データを無線信号に変調する変調部と、
前記変調された無線信号を前記第2の無線通信装置へ送信する送信部と、
を備える、無線通信装置。
(付記10)
前記プリアンブルパターンは、前記優先順位に対応した周波数のビットパターンである、
付記9に記載の無線通信装置。
(付記11)
第1の無線通信装置と第2の無線通信装置とを備えた無線通信システムであって、
前記第1の無線通信装置は、
送信データの優先順位に応じたプリアンブルパターンを選択する選択部と、
前記選択されたプリアンブルパターン及び前記送信データを無線信号に変調する変調部と、
前記変調された無線信号を前記第2の無線通信装置へ送信する送信部と、
を備え、
前記第2の無線通信装置は、
前記第1の無線通信装置から前記無線信号を受信する受信部と、
前記受信された無線信号のプリアンブルパターンを検知する検知部と、
前記検知されたプリアンブルパターンに対応する優先順位に応じて、前記無線信号のデータ部を復調する復調部と、
を備える、無線通信システム。
(付記12)
前記プリアンブルパターンは、前記優先順位に対応した周波数のビットパターンである、
付記11に記載の無線通信システム。
(付記13)
無線信号を受信し、
前記受信された無線信号のプリアンブルパターンを検知し、
前記検知されたプリアンブルパターンに対応する優先順位に応じて、前記無線信号のデータ部を復調する、
無線通信方法。
(付記14)
前記プリアンブルパターンは、前記優先順位に対応した周波数のビットパターンである、
付記13に記載の無線通信方法。
(付記15)
送信データの優先順位に応じたプリアンブルパターンを選択し、
前記選択されたプリアンブルパターン及び前記送信データを無線信号に変調し、
前記変調された無線信号を送信する、
無線通信方法。
(付記16)
前記プリアンブルパターンは、前記優先順位に対応した周波数のビットパターンである、
付記15に記載の無線通信方法。
1、2 無線通信システム
10 第1の無線通信装置
11 受信部
12 検知部
13 復調部
20 第2の無線通信装置
21 選択部
22 変調部
23 送信部
100 基地局
110 アンテナ
120 受信回路
121、121a~121c RF回路
122、122a~122c プリアンブル検知回路
123、123a~123c データフレーム解析回路
124 セレクタ
130 受信データ処理回路
200、200a~200c 端末
210 送信データ処理回路
220 送信回路
221 プリアンブル選択回路
222 変調回路
223 RF回路
230 アンテナ
300 アラーム端末

Claims (7)

  1. 無線信号を受信する受信部と、
    前記受信された無線信号のプリアンブルパターンを検知する検知部と、
    前記検知されたプリアンブルパターンに対応する優先順位に応じて、前記無線信号のデータ部を復調する復調部と、
    を備え、
    前記プリアンブルパターンは、前記優先順位に対応した周波数のビットパターンであり、クロック同期用の基準周期パターンの周波数をN(Nは2以上の整数)逓倍した逓倍パターン、または、前記クロック同期用の基準周期パターンの周波数をN分周した分周パターンである
    無線通信装置。
  2. 前記逓倍パターンは、前記優先順位に対応した逓倍数で逓倍されている、
    請求項に記載の無線通信装置。
  3. 前記プリアンブルパターンは、前記基準周期パターンと前記逓倍パターンを含む、
    請求項またはに記載の無線通信装置。
  4. 前記分周パターンは、前記優先順位に対応した分周数で分周されている、
    請求項に記載の無線通信装置。
  5. 前記プリアンブルパターンは、前記基準周期パターンと前記分周パターンを含む、
    請求項またはに記載の無線通信装置。
  6. 第1の無線通信装置と第2の無線通信装置とを備えた無線通信システムであって、
    前記第1の無線通信装置は、
    送信データの優先順位に応じたプリアンブルパターンを選択する選択部と、
    前記選択されたプリアンブルパターン及び前記送信データを無線信号に変調する変調部と、
    前記変調された無線信号を前記第2の無線通信装置へ送信する送信部と、
    を備え、
    前記第2の無線通信装置は、
    前記第1の無線通信装置から前記無線信号を受信する受信部と、
    前記受信された無線信号のプリアンブルパターンを検知する検知部と、
    前記検知されたプリアンブルパターンに対応する優先順位に応じて、前記無線信号のデータ部を復調する復調部と、
    を備え、
    前記プリアンブルパターンは、前記優先順位に対応した周波数のビットパターンであり、クロック同期用の基準周期パターンの周波数をN(Nは2以上の整数)逓倍した逓倍パターン、または、前記クロック同期用の基準周期パターンの周波数をN分周した分周パターンである
    無線通信システム。
  7. 無線信号を受信し、
    前記受信された無線信号のプリアンブルパターンを検知し、
    前記検知されたプリアンブルパターンに対応する優先順位に応じて、前記無線信号のデータ部を復調し、
    前記プリアンブルパターンは、前記優先順位に対応した周波数のビットパターンであり、クロック同期用の基準周期パターンの周波数をN(Nは2以上の整数)逓倍した逓倍パターン、または、前記クロック同期用の基準周期パターンの周波数をN分周した分周パターンである
    無線通信方法。
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