JP2007288656A - 無線通信装置、無線通信方法、および無線通信プログラム - Google Patents

無線通信装置、無線通信方法、および無線通信プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】通信の効率化と信頼性の向上を両立させる技術を提供する。
【解決手段】複数のペイロードを1つのフレームに統合して送信する無線通信装置であって、ペイロードごとにプリアンブルを付加するか否かを判定するプリアンブル付加判定部(4)と、プリアンブルを付加すると判定されたペイロードにはプリアンブルを付加するとともに、複数のペイロードを1つのフレームに統合するフレーム統合部(5)とを有する。プリアンブル付加判定部は、信頼性高く提供したい情報にはプリアンブルを付加すると判定する。より具体的には、情報の内容(種類)や、送受信局、送受信局間の電波環境に基づいてプリアンブルの付加判定を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信に関し、特に複数のペイロードを1つのフレームに統合して送信する無線通信に関する。
従来、IEEE802.11系の無線LANの無線通信方式では、1つのデータフレームに対して、検波・同期用の信号(プリアンブル)、伝送レートなどを格納するPHY(物理)ヘッダ、宛先等を格納するMAC(Media Access Control)ヘッダを付加して送信している。したがって、送信すべきデータ(ペイロード)よりも多くのデータが送信される。
また、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance:搬送波感知多重アクセス/衝突回避)方式を採用しているため、1つのフレームを送信するたびに、一定時間以上継続して通信経路が空いていることを確認する時間(DIFSやSIFS)やランダムな待ち時間(バックオフ時間)などの待ち時間が生じる。さらに送信先ノードから送信確認フレーム(ACK:Acknowledgements)を返信する必要があり、所定の時間(SIFS)だけ待ち時間が生じる。このように、従来の無線通信方式では、オーバヘッドとなる時間が長いという問題があった。
例えば、サイズの小さいフレームを大量に送信する場合に、オーバヘッドにかかる時間の割合が大きくなり、通信効率が大幅に低下してしまう。また、大容量のデータを送信する場合でも、所定のサイズのペイロードに分割して送信するため、分割されたフレームごとに上記のオーバヘッド時間を要することになる。
なお、同一送受信ノード間での通信において、SIFS間隔でバースト的にフレームを送信する方法が知られているが、異なる送受信ノード間には適用することができない。
オーバヘッドを低減させて効率の良い通信を行うための技術が提案されている。
特許文献1には、複数のペイロードを1つにまとめ、共通化できるヘッダは共通ヘッダに格納し、個々のペイロードに特有の情報はサブヘッダに格納する技術が開示されている。この方法によれば、オーバヘッドを削減し、通信の効率化を図ることができる。
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、プリアンブルは、複数のペイロードが統合されたフレームの先頭にのみ付加されている。したがって、このプリアンブルを受信できなかった場合には、フレームの検波および同期ができず、統合されたフレーム全体を受信することができない。特に車両などの移動端末における無線通信では、電波状況が時々刻々と変化するため、プリアンブル部でのみ電波環境が悪いということはあり得る。
特許文献2には、複数のペイロードを1つに統合し、各ペイロードにはプリアンブルとヘッダを付加する技術が開示されている。この技術によれば、フレーム先頭のプリアンブルを受信できなかった場合でも、個々のペイロードに付加されているプリアンブルを受信することによって、検波および同期が可能であり、プリアンブルに続くペイロードを受信することができる。
特開2004−343567号公報 特開2005−160098号公報
特許文献2の方法では、各ペイロードにプリアンブルを付加してペイロードを統合している。しかし、通信環境が良ければ、プリアンブルは統合されたフレームの先頭のみにしかなくても、信頼性高く通信することが可能である。すなわち、通信環境がよい状況においては、個々のペイロードごとにプリアンブルを付加することによって、不要な情報を付加していることになり通信の効率が低下することになる。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、通信効率および信頼性を兼ね備える無線通信を実現することにある。
上記目的を達成するために本発明では、以下の手段または処理によって無線通信を行う。本発明に係る無線通信装置は、複数のペイロードを1つのフレームに統合して送信する無線通信装置である。本無線通信装置は、統合するペイロードごとに、プリアンブルを付加するか否かを判定する判定手段を有する。すなわち、本発明に係る無線通信装置は、統合されたフレームの先頭のみにプリアンブルを付加したり、個々のペイロード全てに画一的にプリアンブルを付加したりするのではなく、ペイロードごとにプリアンブルを付加するか否かを判定する。なお、プリアンブルは、ペイロードとは異なるユニークなパターンをした信号であり、このプリアンブルによって受信ノードはフレームを検波でき同期をとってそれ以降の信号を復調することができる。
本発明に係る無線通信装置は、プリアンブルを付加すると判定されたペイロードにプリアンブルを付加しつつ、これら複数のペイロードを1つのフレームに統合する統合手段と、統合されたフレームを送信する送信手段とを有する。
このようにペイロードに応じてプリアンブルを付加するか否か判定することで、通信の効率化と信頼性の向上の双方を図ることが可能となる。
本発明における、判定手段は、通信効率と信頼性のトレードオフを考慮してプリアンブルを付加するか否かを判定することが好ましい。すなわち、判定手段は、確実に(信頼性高く)ペイロードを送信したい場合にはプリアンブルを付加し、通信効率を重視する場合にはプリアンブルを省略する(付加しない)と判定する。
例えば、判定手段はペイロードの重要度に基づいて、そのペイロードにプリアンブルを付加するか否かを判定することが好ましい。なお、重要度の高いペイロードほど、許容される通信エラー率が低くなる。つまり、重要度の高いペイロードほど、通信エラーなく、確実に通信される必要がある。
また、ペイロードの重要度は、そのペイロードの内容に応じて定められることが好ましい。すなわち、ペイロードの内容から、通信効率が低下しても確実に送信したいペイロードであるか、信頼性を多少犠牲にしても効率よく送信したいペイロードであるかを判断する。
また、ペイロードの重要度は、そのペイロードの送信ノードと受信ノードのいずれか一方もしくは両方に応じて定められることも好ましい。この構成によれば、特定のノードからのペイロードや、特定のノードへのペイロードや、特定のノード間のペイロードを信頼性高く通信することが可能となる。なお、受信ノードがマルチキャストアドレスとして指定されている場合も、この方法を適用することができる。すなわちペイロードが所定のマルチキャストアドレス宛であれば、ペイロードにプリアンブルを付加すると判定すること
ができる。
また、判定手段は、自無線通信装置とペイロードの受信ノードとの間の電波環境に基づいてペイロードにプリアンブルを付加するか否かを判定することが好ましい。この場合は、判定手段は、送受信ノード間の電波環境が悪い場合には、プリアンブルを付加すると判定することが好ましい。この構成によれば、特定の送受信ノード間で電波環境が悪い場合に、このノード間の通信の信頼性を向上させることができる。なお、電波環境は、例えば、過去の受信電波強度や誤り率に基づいて取得したり、再送(リトライ)回数に応じて取得したりすることができる。
また、判定手段は、所定数のペイロードが連続した場合には、無条件でプリアンブルを付加するように判定しても良い。送受信ノード間で相対速度が大きい場合には、ドップラー効果により信号の波形が乱れ、同期が取れなくなる場合がある。したがって、所定の間隔でプリアンブルを含めることによって的確に同期を取ることが可能となる。
また、本発明における統合手段は、ペイロードの優先度に基づいて、統合するペイロードの順序を決定することが好ましい。この場合は、優先度の高いペイロードほど統合されたフレームの先頭に配置することが好ましいが、必ずしもこの方法に限られず、優先度に応じて最適な位置にそのペイロードを配置することが好ましい。
なお、本発明は、上記処理の少なくとも一部を含む無線通信方法、または、かかる方法を実現するためのプログラムとして捉えることもできる。上記手段および処理の各々は可能な限り互いに組み合わせて本発明を構成することができる。
例えば、本発明の一態様としての無線通信方法は、複数のペイロードを1つのフレームに統合して送信する無線通信方法であって、無線通信装置が、ペイロードごとにプリアンブルを付加するか否かを判定し、プリアンブルを付加すると判定されたペイロードにプリアンブルを付加し、前記複数のペイロードを1つのフレームに統合し、統合されたフレームを送信することを特徴とする。
また、本発明の一態様としての無線通信プログラムは、複数のペイロードを1つのフレームに統合して送信するための無線通信プログラムであって、無線通信装置に、ペイロードごとにプリアンブルを付加するか否かを判定させ、プリアンブルを付加すると判定されたペイロードにプリアンブルを付加させ、前記複数のペイロードを1つのフレームに統合させ、統合されたフレームを送信させることを特徴とする。
本発明によれば、通信効率と信頼性を兼ね備える無線通信を実現することできる。
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。
(第1の実施形態)
本実施形態は、路側機に設置された固定の無線通信局(路側機)と、車両に搭載された無線通信装置(車載端末)とから構成される路車間通信システムである。路車間通信システムにおいて通信される情報は、大別すると、交差点周辺の交通情報や信号機の情報など事故防止のための安全系の情報と、それ以外の情報に分けることができる。非安全系の情報としては、映画や音楽配信などの娯楽系情報などが挙げられる。一般に、安全系の情報は、データ容量が少ないが定期的かつ確実に車両に通知されることが望ましい。娯楽系の情報は、安全系の情報ほど確実に通信される必要性がなく、エラーが許容される。また娯
楽系情報の安全系の情報に比較してデータ容量が大きい。このように路車間通信システムでは、重要度の異なる情報が多数通信されている。
また、路車間通信システムでは、車両は高速に移動するため、電波環境が時々刻々と変化し、通信環境が安定しないという特徴も有する。
本実施形態では、このように通信環境が安定しない場合においても、重要度の高い情報を信頼性高く提供しつつ、かつ、効率の良い通信を実現する。
<機能構成>
まず、本実施形態における路側機あるいは車両に搭載された無線通信装置1について説明する。無線通信装置1は、ハードウェア構成としては、バスを介して接続されたCPU(中央演算処理装置)、主記憶装置(RAM)、補助記憶装置(ROM)、通信インターフェースなどを備えるように構成される。
図1は、無線通信装置1の機能ブロック例を示す図である。本実施形態における無線通信装置1は、補助記憶装置に記憶された各種のプログラム(OS、アプリケーション等)が主記憶装置にロードされCPUによって実行されることによって、バッファ部2、MACヘッダ付加部3、プリアンブル付加判定部4、フレーム統合部5、送信部6、受信部7、プリアンブル検出部8、フレーム解析部9、ACK(Acknowledgement)生成部10と
して機能する。また、本実施形態における無線通信装置1の全部または一部の機能は、専用のチップによって構成されても良い。
バッファ部2には、上位層から与えられた送信すべきデータ(ペイロード)が一時的に格納される。バッファ部2に格納される送信すべきデータには、無線通信装置1自身が送信するデータも、他の無線通信装置から受信して中継するデータも含まれる。このように、無線通信装置1は、中継するデータも統合の対象とする。
MACヘッダ付加部3は、バッファ部2に格納されている送信待ちのペイロードに対してMACヘッダを付加する。MACヘッダには、このペイロードの宛先MACアドレス、送信元MACアドレス、重要度を示す重要度フラグ、再送回数、ACKを要求するか否かや、ACKを返すタイミングなどの情報が格納される。なお、MACヘッダの詳細な構成については、後述するフレーム構成の説明の際に合わせて説明する。
プリアンブル付加判定部4は、MACヘッダが付加された複数のペイロードのそれぞれに、プリアンブルを付加するか否かを判定する。プリアンブル付加判定部4は、通信効率を犠牲にしても確実にペイロードを送り届けたいときに、プリアンブルを付加すると判定する。なお、プリアンブルは、ペイロードとは異なるユニークなパターンをした信号であり、このプリアンブルによって受信ノードはフレームを検出および同期が可能となり、それ以降の信号を復調することができる。
フレーム統合部5は、複数のペイロードを1つのフレームに統合する。この際、フレーム統合部5は、これら複数のペイロードを統合する順序を決定する。また、フレーム統合部5は、プリアンブル付加判定部4によってプリアンブルを付加すると判定されたペイロード(MACヘッダ+MACペイロード)にプリアンブルとともにPHY(物理)ヘッダも付加する。そして、フレーム統合部5は、統合されたペイロードの全体に対してプリアンブルおよびPHYヘッダを付加する。送信部6は、上記のようにして統合されたフレームを送信する。
受信部7は、他の無線通信装置から送信される電波を受信する。プリアンブル検出部8
は、受信部7が電波を受信したときに、独特なパターンであるプリアンブルを受信しないか調べる。プリアンブルを検出した場合には、同期をとってそれ以降の信号を復調する。
フレーム解析部9は、プリアンブルを検出した後に、フレームヘッダを解析して自ノード宛のペイロードが存在するか確認する。上述のように、本実施形態においては、1つのフレームの中に、複数の情報(MACヘッダ+MACペイロード)を統合して送信しているため、個々のMACヘッダを解析して自ノード宛のMACペイロードが存在するか確認する。
ACK生成部10は、自ノード宛のペイロードを正しく受信し、かつ、MACヘッダにACKを返すように指示されている場合には、返信するACKフレームを生成する。ACKフレームを送信する送信タイミングはMACヘッダに格納されているので、これにしたがったタイミングで送信部6からACKフレームを送信する。
<フレーム構成>
図2は、本実施形態におけるフレーム構成の例を示す図である。図2では、複数のMACフレームが統合されて1つのフレームが構成されており、個々のMACフレームの間にはプリアンブルは付加されていない。したがって、このフレームは、プリアンブル30、PHYヘッダ40、MACヘッダ50a、MACペイロード60a、FCS(Frame Check Sequence)70a、・・・から構成される。
プリアンブル30は、検波・同期用の信号であり、ペイロードとは異なるパターンを有することによってプリアンブルであることが識別できる構成となっている。
PHYヘッダ40は、MACヘッダの伝送レートを示す伝送レート41、このPHYヘッダからフレーム最後までのデータの長さを示すデータ長42、誤り検出符号であるパリティ43から構成される。
MACヘッダ50は、フレーム制御51、デュレーション52、アドレス(1)53、アドレス(2)54、アドレス(3)55、分割フレーム番号56、アドレス(4)57、重要度フラグ58、ACK指示59から構成される。
フレーム制御51は、さらに、フレームの種類を示すフレームタイプ511、分割の有無を示す分割有無512、分割サイズ513、次に分割フレームがあるかを示すモアデータ514、再送回数を示すリトライ回数515などから構成される。
デュレーション52は、MACフレーム(MACヘッダ+MACペイロード)の伝送時間を格納する。アドレス(1)〜(4)は、通信方式によって異なる意味が与えられるものであって、例えばアクセスポイントである路側機を介して車両間で通信を行う場合には、アドレス(1)53には宛先車両のアドレス(MACアドレス)、アドレス(2)54には路側機のMACアドレス、アドレス(3)55には送信元車両のMACアドレスが格納され、アドレス(4)57は未使用となる。
重要度フラグ58には、ペイロードの重要度が格納される。重要度フラグ58は、重要なペイロードであるか通常のペイロードであるかを示す1ビットの情報として構成されても良く、複数の値を取りうる複数ビットで構成されても良い。
ACK指示59には、宛先ノードに対してACKフレームの返信を要求するか否かの情報およびACKフレームを要求する場合にはACKフレームの送信タイミングや送信方法などの情報が格納される。本実施形態では複数のMACフレームが1つのフレームに統合
されて送信されるため、ACKフレームの送信タイミングを送信側で指示する必要があるためにACK指示59が設けられている。
MACペイロード60aは、さらに上位層のヘッダとペイロード、誤り訂正符号などから構成される。
FCS70aは、MACヘッダとMACペイロードのエラーを検出するために付加される情報である。本実施形態では、MACヘッダとMACペイロードとからCRC(Cyclic
Redundancy Check:巡回冗長検査)値を計算して格納している。
以上、主にPHYヘッダ、MACヘッダ、MACペイロードの構成について説明した。
次に、複数のMACフレームを1つのフレームに統合する統合の方法について説明する。前述したように、プリアンブル付加判定部4は、個々のMACフレームごとにプリアンブルを付加するか否かを判定する。以下では、図を参照しながら、統合されたフレームの構成を、主にプリアンブルの挿入の有無の観点から説明する。図3は、複数のMACフレームを1つのフレームに統合する際に、プリアンブルを付加する種々の方法を説明する図である。なお、図において、黒塗り部がプリアンブルとPHYヘッダ、斜線部がMACヘッダ、白抜き部がMACペイロードであり、MACペイロード内の文字は、宛先ノードおよびフレーム番号を示す。
図3(a)は、フレームの先頭のみにプリアンブルを付加した例である。このプリアンブルの付加方法によれば、プリアンブルによるオーバヘッドは最小化され通信が効率化される。ただし、受信ノードでこのプリアンブルを受信できなかった場合には、たとえ自ノード宛のペイロードを感度良く受信できた場合でもそのペイロードを復調することができない。したがって、通信環境が恒常的に良いことを期待できる場合や、通信エラーが発生しても差し支えない情報を通信する場合に用いられることが好ましい。
図3(b)は、重要度の高い情報にプリアンブルを付加した例である。ここで、ノードd宛の情報の重要度が高いとしている。重要度の高い情報には、例えば、安全系の情報が該当する。また、ノードd自体の通信優先度が高く設定されており、ノードd宛のペイロードは確実に送信したい場合にもノードd宛の情報の重要度が高く設定される。ここで、ノードdは、先頭のプリアンブルを正しく受信できなかった場合でも、ノードd宛のペイロードの直前に付加されているプリアンブルを正しく受信できれば自ノード宛のペイロードを復調することができる。したがって、ノードd宛の情報は信頼性高く送信されることになる。
図3(c)は、統合されたペイロードの宛先が変わるごとにプリアンブルを付加した例である。このような構成とすることで、各ノードは自ノード宛のペイロードの直前に付加されたプリアンブルを受信できれば自ノード宛のペイロードを復調することができる。
ここまでは、プリアンブルは連続する同一ノード宛のMACフレームの先頭に付加されている例のみを示したが、必ずしもその必要はない。例えば図3(d)に示すように、連続する複数のノードc宛のMACフレームの途中にプリアンブルが挿入されても良い。また、図3(e)に示すように、同一ノード宛の複数のペイロードのそれぞれについて、プリアンブルを付加するか否かが判定されても良い。
このように、プリアンブルの付加の方法はどのような方法によっても構わない。ただし、プリアンブルを付加すると通信の信頼性は向上するが、ヘッダ部が長くなるため通信の効率が減少する。したがって、通信効率と信頼性とのトレードオフを考慮してプリアンブ
ルを付加するか否かを判定することが好ましい。
<処理フロー>
次に、フローチャートを用いて送信局および受信局の処理の内容について詳しく説明する。
[送信局の処理]
図4〜6は、送信局が送信時に行う処理の流れを示すフローチャートである。送信側の無線通信装置1の処理の概要を図4のフローチャートを参照して説明する。
まず、バッファ部2に送信待ちのデータが存在するか否かを確認する(S10)。送信待ちのデータが存在しない場合(S10−NO)は、処理を終了する。
送信待ちデータが存在する場合(S10−YES)には、送信待ちのデータ(MACペイロード)に対して、MACヘッダ付加部3がMACヘッダを付加してMACフレームを構成する(S11)。以下、S11におけるMACフレーム構成処理の詳細を図5のフローチャートを参照して説明する。
MACフレーム構成処理においては、まず、バッファ部2から送信待ちのデータを読み込む(S111)。そして、このデータを分割する必要があるか否か判定する(S112)。例えば、このデータが所定のサイズよりも大きい場合には、1つのペイロードのサイズが所定のサイズに収まるように分割する(S113)。ペイロードが分割された場合には、分割された個々のペイロードに対してMACヘッダを付加する処理を行う。
次に、MACヘッダ付加部3は、ペイロードの重要度を設定する(S114)。本実施形態では、宛先アドレスごとに重要度が定められており、ペイロードの宛先に応じてそのペイロードの重要度を設定する。MACヘッダ付加部3は、この重要度をMACヘッダの重要度フラグ58(図2参照)に格納する。なお、本実施形態においては、信頼性高く送信される必要のあるペイロードほど重要度が高く設定される。
MACヘッダ付加部3は、重要度フラグ58以外のMACヘッダも作成しペイロードに付加する(S115)。MACヘッダの構造は図2に示すとおりである。MACヘッダ付加部3は、例えば、宛先アドレスや送信元アドレスのMACアドレスを取得し、そのMACアドレスをアドレス(1)53やアドレス(2)54に格納する。また、例えば、受信者側からのACKの返信が可能か否かを表す情報をACK指示59に格納する。このようにして、MACペイロードに対してMACヘッダを付加する。
MACヘッダ付加部3は、送信待ちのデータがバッファ部2に残っているかを判定し(S116)、送信待ちデータがまだある場合(S116−YES)にはS111に戻ってそのデータにMACヘッダを付加する。送信待ちデータが残っていない場合(S116−NO)には、送信待ちの全てのデータ(MACペイロード)にMACヘッダが付加されたことになるので、MACフレーム構成処理(S11)を終了する。
図4の説明に戻る。MACフレーム構成処理終了後、無線通信装置1は、これら複数のMACフレームを1つのフレームに統合する処理を行う(S12)。フレーム統合処理の詳細を図6のフローチャートを参照して説明する。
フレーム統合部55は、複数のMACフレームをどのような順序で統合するか決定する(S121)。フレーム統合部55は、優先度の高いMACフレームほど前に来るように配置する。本実施形態では、MACヘッダに格納された重要度を、そのMACフレームの
優先度とみなして、重要度の高いMACフレームほど前に来るように配置する。もっとも、MACヘッダの重要度フラグ58とは異なる領域に優先度を格納しておき、その優先度に基づいてMACフレームの配置順序を決定しても構わない。
次に、プリアンブル付加判定部4は、個々のMACフレームに対してプリアンブルを付加するか否かを判定する(S122)。本実施形態では、MACヘッダの重要度フラグ58に格納された重要度が所定の値以上であればプリアンブルを付加するものと判定する。これは、重要度の高いMACフレームは確実に送信されるようにするためである。
フレーム統合部5は、プリアンブル付加判定部4がプリアンブルを付加すると判定したMACフレームに対して、プリアンブルとPHYヘッダを付加する(S123)。プリアンブルは、検波・同期用のユニークなパターンをした信号である。また、PHYヘッダのデータ長には、このPHYヘッダからフレーム終了までのデータ長が格納される。
そして、フレーム統合部5は、これら複数のMACフレームを1フレームに統合し、このフレームの先頭にプリアンブルとPHYヘッダを付加する(S124)。このようにして、複数のMACフレームが1つのフレームに統合され、フレーム統合処理(S12)は終了する。
図4の説明に戻る。統合されたフレームを送信するために、無線通信装置1は、送信可能であるか否かを判定する(S13)。ここでは、CSMA/CA方式によって送信可能か否か判定し、他の無線通信装置が通信中である場合(S13−NO)には、通信終了まで待機する(S14)。自端末が送信可能になったときに、統合されたフレームを送信部6が送信する(S15)。
[受信局の処理]
次に、図7を用いて、受信局が受信時に行う処理について説明する。
受信側の無線通信装置1は、受信部7によって無線信号の受信を行う(S20)。受信した信号にプリアンブルが含まれるか否かをプリアンブル検出部8が検出する(S21)。プリアンブルが検出されない場合(S21−NO)は、無線信号の受信を継続し、プリアンブルが検出された場合(S21−YES)は、検波・同期処理を行いプリアンブル以降のフレームを解析する。
フレーム解析部9は、検出されたプリアンブルに続くPHYヘッダから伝送レートを取得する(S22)。さらに、フレーム解析部9は、MACヘッダを解析して、自端末宛のMACペイロードが存在するか判定する(S23)。受信したフレーム中に自端末宛のペイロードが存在しない場合(S23−NO)には次のフレームを受信するためにS20に戻る。受信したフレーム中に自端末宛のペイロードが存在する場合(S23−YES)には、そのペイロードに対する処理を行うためS24に進む。
フレーム解析部9は、S22においてPHYヘッダから取得した伝送レートをデータ復調のためのレートとして設定する(S24)。そして、このペイロードの受信処理を行う(S25)。受信したデータがACKフレームの送信を要求している場合には、ACK生成部10がACKフレームを生成する(S26)。送信部6は、MACヘッダに指示されているタイミングでACKフレームの送信を行う(S27)。
なお、1つのフレーム中に自端末宛のペイロードが複数格納されている場合には、それぞれのペイロードに対してS25〜S27の処理を行う。
<実施形態の効果>
本実施形態では、複数のMACフレームを統合して1つのフレームを生成する際に、MACフレームの重要度に応じて、MACフレームの前にプリアンブルを挿入している。これによって、電波状況が頻繁に変化する状況においても、重要度の高い情報を信頼性高く通信できるとともに、オーバヘッド(プリアンブルやPHYヘッダなどのデータや、DIFSなどの待ち時間)を低減して効率的な通信を実現することが可能となる。
<変形例>
上記の説明では、ペイロードの宛先から重要度を決定し、この重要度に基づいてプリアンブルを付加するか否かを判定している。しかしながら、プリアンブル付加の判定は、この方法に限られるものではなく、通信の効率性と信頼性とを考慮して判定する方法であれば、他の方法を用いることもできる。
例えば、ペイロードの宛先ではなく、送信元から重要度を決定しても良く、送信元と宛先の組み合わせから重要度を取得しても良い。さらに、本実施形態では、このようにして取得した重要度をMACヘッダに一旦格納しているが、MACヘッダに格納することなくプリアンブルを付加するか否かを判定しても良い。
また、例えば、情報(ペイロード)の内容(種類)に応じてプリアンブルを付加するか否か判定しても良い。安全系の情報のように、データ容量が小さいものの確実に配信されることが望ましいペイロードには、そのペイロードの前にプリアンブルを付加すると判定する。また、娯楽系の情報のように、多少の通信エラーが許容できるペイロードであれば、そのペイロードにはプリアンブルを付加しないと判定する。このように、プリアンブル付加判定部4は、ペイロードの内容に基づいて、プリアンブルを付加するか否かを判定しても良い。
(第2の実施形態)
本実施形態では、プリアンブル付加判定部4は、受信ノードとの間の通信環境に基づいて、MACフレームにプリアンブルを付加するか否かを判定する。例えば、同一内容の情報を複数の受信局宛に送信する場合に、特定の通信相手との通信環境が悪い場合には、この通信相手に対してはより確実に通信が行われるようにプリアンブルを付加することが好ましい。このように、通信環境が悪い通信相手に対しては、より確実に通信ができるように、この受信者宛にMACフレームの前にプリアンブルを付加することで、通信の信頼性を向上させる。
なお、通信環境は、例えば、過去の受信電波強度やエラー率(BER:Bit Error Rate、PER:Packet Error Rate)に基づいて取得することができる。また、MACヘッダ
のリトライ回数515を参照して、リトライ回数の多いMACフレームについては、その通信相手との通信環境が悪いと判定することもできる。
(その他)
プリアンブル付加判定部4が行うプリアンブルを付加するか否かの判定処理は、上記の方法を組み合わせて使うことも可能である。すなわち、それぞれの判定方法ごとにスコアを算出し、これら複数のスコアの合計(単純な合計や、重み付け合計など)に基づいてプリアンブルを付加するか否か判定しても良い。
なお、上記の実施形態では、無線通信システムとして路車間通信システムを想定したが、これに限られるものではない。また、移動端末から構成される無線通信システムに限られるものでもない。移動端末から構成される無線通信システムは、通信環境が頻繁に変化するため本発明を適用する効果が大きいが、固定端末から構成される無線通信システムで
あっても種々の要因によって通信環境は変化するため本発明を適用することで効果が得られる。
さらに、上記の実施形態では、IEEE802.11で規定される無線LANの無線通信方式を拡張した無線通信方式として説明しているが、本発明は無線LANをベースとする必要はない。本発明は、IEEE802.16や802.20、DSRC(Dedicated Short Range Communication:専用境域通信)を拡張するものとして実装されても、これ
らとは異なる無線通信方式として実装されても良い。
本実施形態における無線通信装置の機能ブロック例を示す図である。 本実施形態におけるフレーム構成の例を示す図である。 本実施形態におけるフレーム構成の例を示す図である。 本実施形態における送信局の処理を示すフローチャートである。 本実施形態における送信局の処理を示すフローチャートである。 本実施形態における送信局の処理を示すフローチャートである。 本実施形態における受信局の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 無線通信装置
3 MACヘッダ付加部
4 プリアンブル付加判定部
5 フレーム統合部
6 送信部
7 受信部
8 プリアンブル検出部
9 フレーム解析部
10 ACK生成部

Claims (8)

  1. 複数のペイロードを1つのフレームに統合して送信する無線通信装置であって、
    ペイロードごとにプリアンブルを付加するか否かを判定する判定手段と、
    プリアンブルを付加すると判定されたペイロードにプリアンブルを付加するとともに、複数のペイロードを1つのフレームに統合する統合手段と、
    統合されたフレームを送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記判定手段は、ペイロードの重要度に基づいて、そのペイロードにプリアンブルを付加するか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. ペイロードの重要度は、そのペイロードの内容に応じて定められる
    ことを特徴とする請求項2に記載の無線通信装置。
  4. ペイロードの重要度は、そのペイロードの送信ノード及び/又は受信ノードに応じて定められる
    ことを特徴とする請求項2に記載の無線通信装置。
  5. 前記判定手段は、該無線通信装置とペイロードの受信ノードの間の電波環境に基づいて、そのペイロードにプリアンブルを付加するか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  6. 前記統合手段は、ペイロードの優先度に基づいて、統合するペイロードの順序を決定する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の無線通信装置。
  7. 複数のペイロードを1つのフレームに統合して送信する無線通信方法であって、
    無線通信装置が、
    ペイロードごとにプリアンブルを付加するか否かを判定し、
    プリアンブルを付加すると判定されたペイロードにプリアンブルを付加し、
    前記複数のペイロードを1つのフレームに統合し、
    統合されたフレームを送信する
    ことを特徴とする無線通信方法。
  8. 複数のペイロードを1つのフレームに統合して送信するための無線通信プログラムであって、
    無線通信装置に、
    ペイロードごとにプリアンブルを付加するか否かを判定させ、
    プリアンブルを付加すると判定されたペイロードにプリアンブルを付加させ、
    前記複数のペイロードを1つのフレームに統合させ、
    統合されたフレームを送信させる
    ことを特徴とする無線通信プログラム。
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