JP5287229B2 - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents
内燃機関の排気浄化装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5287229B2 JP5287229B2 JP2008332101A JP2008332101A JP5287229B2 JP 5287229 B2 JP5287229 B2 JP 5287229B2 JP 2008332101 A JP2008332101 A JP 2008332101A JP 2008332101 A JP2008332101 A JP 2008332101A JP 5287229 B2 JP5287229 B2 JP 5287229B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- passage
- exhaust
- filter
- internal combustion
- ecu
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)
- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
Description
まず、本発明の各実施形態に係る内燃機関の排気浄化装置を適用したハイブリッド車両について説明する。
次に、第1実施形態における内燃機関の排気浄化装置について説明する。以下では、まず、内燃機関の排気浄化装置の概略構成について述べた後、ECU50が実行する制御について説明する。
図1は、第1実施形態に係る内燃機関の排気浄化装置75の概略構成図の一例を示す。内燃機関の排気浄化装置75は、車両100に搭載される。
次に、第1実施形態におけるECU50の制御について説明する。ECU50は、エンジン1を停止しモータMG1、MG2を駆動力とした走行(以後、「EV走行」と呼ぶ。)と、エンジン1を作動させた走行(以後、「エンジン走行」と呼ぶ。)とで異なった制御を実行する。以下、これらについて、それぞれ説明する。
ECU50は、EV走行時には、DPF17を含む排気通路22の一部と第1の通路24とを含む閉ループ(以後、「第1のループ」と呼ぶ。)と、NSR18を含む排気通路22の一部と第2の通路25とを含む閉ループ(以後、「第2のループ」と呼ぶ。)とをそれぞれ形成し、各触媒の触媒床温及び空燃比が最適になるように各ループ内で独立して制御を行う。これにより、ECU50は、DPF17のPM再生を促進させるとともに、NSR18のNOx還元を促進させる。
次に、エンジン走行時におけるECU50の制御について説明する。このとき、ECU50は、第1及び第2のポンプ14、15を停止させるとともに、第1及び第2の燃料添加弁44、45の燃料添加を停止させる。さらに、ECU50は、第1の排気ブレーキ弁64と第2の排気ブレーキ弁65とをそれぞれ開弁し、排気通路22を開放する。さらに、ECU50は、第1の切替弁34と、第2の切替弁35とをそれぞれ閉弁する。これにより、ECU50は、エンジン1からの排気ガスが第1の通路24及び第2の通路25を通過するのを防ぐ。また、ECU50は、流路切替弁36の位置を、バイパス通路26を閉鎖し、かつ、排気通路22を開放するように制御する。これにより、ECU50は、排気ガスがバイパス通路26を通過するのを防ぐ。さらに、ECU50は、燃料添加弁42から適宜燃料添加を行い、排気ガスの空燃比や触媒床温の調整等を行う。
次に、本実施形態における処理の手順について説明する。図3は、本実施形態においてECU50が実行する処理の手順を表すフローチャートの一例である。ECU50は、図3に示すフローチャートの処理を、例えば車両の走行時に所定の周期に従い繰り返し実行する。
次に、第2実施形態における内燃機関の排気浄化装置について説明する。第1実施形態では、ECU50は、エンジン停止時には、第1のループと第2のループとを形成し、触媒ごとに、触媒床温及び空燃比の調整を行った。これに加え、第2実施形態では、ECU50は、エンジン走行時には、DPF17を通過した排気ガスをEGRクーラまたは排気熱回収器により冷却した後、NSR18へ通過させる。これにより、ECU50は、エンジン走行時及びEV走行時の両方でPM再生及びNOx還元を促進させる。
図4は、第2実施形態に係る内燃機関の排気浄化装置75aの概略構成図の一例を示す。内燃機関の排気浄化装置75aは、車両100に搭載される。以後では、第1実施形態で説明した内燃機関の排気浄化装置75と重複する部分については適宜説明を省略する。
次に、第2実施形態におけるECU50の制御について説明する。まず、エンジン走行時の制御について説明する。エンジン走行時では、ECU50は、DPF17を通過した排気ガスをEGRクーラ82及び/または排気熱回収器70に供給するように各弁を制御する。これにより、ECU50は、冷却された排気ガスをNSR18に供給する。
上述の説明では、ECU50は、エンジン走行時では、NSR18におけるNOxの吸蔵段階と還元段階とを特に区別せずに触媒床温の制御を行っていた。一方、一般に、NOxの吸蔵に適した温度は、NOxの還元に適した温度よりも低い。従って、これに代えて、ECU50は、第3のポンプ72の駆動制御をすることにより、NSR18を、NOxの吸蔵段階と還元段階とでそれぞれ最適な触媒床温になるように制御してもよい。これにより、ECU50は、NOxの吸蔵及び還元をさらに促進させる。
第2実施形態の内燃機関の排気浄化装置75aの構成では、内燃機関の排気浄化装置75aは、LPL−EGR通路80及びリターン通路83と、排気熱回収器70との両方を備えていた。即ち、排気浄化装置75aは、DPF17を通過した排気ガスを、EGR通路82と排気熱回収器70との両方で冷却可能に構成されていた。しかし、本発明が適用可能な構成は必ずしもこれに限定されず、これに代えて、内燃機関の排気浄化装置75aは、LPL−EGR通路80及びリターン通路83と、排気熱回収器70とのいずれか一方のみを備えてもよい。
11 インタークーラ
14 第1のポンプ
15 第2のポンプ
16 CCO
17 DPF
18 NSR
21 吸気通路
22 排気通路
23、80 EGR通路
24 第1の通路
25 第2の通路
33、81 EGR弁
44 第1の燃料添加弁
45 第2の燃料添加弁
50 ECU
70 排気熱回収器
82 EGRクーラ
83 リターン通路
MG1、MG2 モータ
Claims (6)
- ハイブリッド車両に搭載される内燃機関の排気浄化装置であって、
排気通路上に設けられ排気ガス中の粒子状物質を捕集するフィルタと、
前記フィルタの下流の前記排気通路上に設けられNOxを吸蔵還元するNOx吸蔵還元触媒と、
前記フィルタの下流かつ前記NOx吸蔵還元触媒の上流の前記排気通路と、前記フィルタの上流の前記排気通路とを連通する第1の通路と、
前記NOx吸蔵還元触媒の下流の前記排気通路と、前記フィルタの下流かつ前記NOx吸蔵還元触媒の上流の前記排気通路とを連通する第2の通路と、
前記第1の通路上に燃料を添加する第1の燃料添加弁と、
前記第2の通路上に燃料を添加する第2の燃料添加弁と、
前記排気通路上に設けられ、前記第1の通路から前記フィルタへのガスの流れを発生させる第1のポンプと、
前記排気通路上に設けられ、前記第2の通路から前記NOx吸蔵還元触媒へのガスの流れを発生させる第2のポンプと、
EV走行によるエンジン停止時に、前記第1の通路を含む閉ループ及び前記第2の通路を含む閉ループをそれぞれ形成し、前記第1及び第2のポンプの出力と前記第1及び第2の燃料添加弁からの燃料添加量とをそれぞれ制御することにより、前記フィルタにおける空間速度を大きくし、かつ、前記フィルタにおける空燃比をリーンにし、かつ、前記NOx吸蔵還元触媒における空間速度を小さくし、かつ、前記NOx吸蔵還元触媒における空燃比をストイキまたはリッチにする制御手段と、
を備えることを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。 - 前記制御手段は、EV走行によるエンジン停止時に、前記フィルタの温度及び空燃比がPM再生に適した値になるように制御すると共に、前記NOx還元触媒の温度及び空燃比がNOxの還元に適した値になるように制御する請求項1に記載の内燃機関の排気浄化装置。
- 前記第1の通路の下流かつ前記第2の通路の上流の前記排気通路上に設けられた第1の排気ブレーキ弁と、
前記第2の通路の下流の前記排気通路上に設けられた第2の排気ブレーキ弁と、をさらに備え、
前記制御手段は、EV走行によるエンジン停止時に、前記第1及び第2の排気ブレーキ弁を閉じる請求項1または2に記載の内燃機関の排気浄化装置。 - 前記第1の通路の下流かつ前記第2の通路の上流の前記排気通路と、前記第2の通路の下流の前記排気通路と、を連通するバイパス通路と、
前記フィルタを通過したガスの流路を、前記バイパス通路へ切り替える流路切替弁と、をさらに備え、
前記制御手段は、前記EV走行によるエンジン停止時に、前記フィルタを通過したガスを、前記バイパス通路へバイパスさせるように前記流路切替弁を制御する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の内燃機関の排気浄化装置。 - 前記フィルタの下流かつ前記NOx吸蔵還元触媒の上流の前記排気通路上に設置された排気熱回収器をさらに備える請求項1乃至4のいずれか一項に記載の内燃機関の排気浄化装置。
- コンプレッサとタービンとを有する過給機と、
前記フィルタの下流の前記排気通路と、前記コンプレッサ上流の吸気通路と、を連通し、排気ガスを前記吸気通路へ還流させる低圧EGR通路と、
前記低圧EGR通路上に設けられたEGRクーラと、
前記EGRクーラの下流の前記低圧EGR通路と、前記低圧EGR通路の下流かつ前記NOx吸蔵還元触媒上流の排気通路と、を連通するリターン通路と、をさらに備え、
前記制御手段は、エンジン走行時に、前記フィルタを通過した排気ガスを前記EGRクーラへ供給する請求項1乃至5のいずれか一項に記載の内燃機関の排気浄化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008332101A JP5287229B2 (ja) | 2008-12-26 | 2008-12-26 | 内燃機関の排気浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008332101A JP5287229B2 (ja) | 2008-12-26 | 2008-12-26 | 内燃機関の排気浄化装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010151073A JP2010151073A (ja) | 2010-07-08 |
JP5287229B2 true JP5287229B2 (ja) | 2013-09-11 |
Family
ID=42570429
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008332101A Expired - Fee Related JP5287229B2 (ja) | 2008-12-26 | 2008-12-26 | 内燃機関の排気浄化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5287229B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012154247A (ja) * | 2011-01-26 | 2012-08-16 | Denso Corp | 排気処理装置 |
KR101445038B1 (ko) * | 2013-06-28 | 2014-09-26 | 두산엔진주식회사 | 선택적 촉매 환원 및 촉매 재생 시스템 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005214159A (ja) * | 2004-02-02 | 2005-08-11 | Hino Motors Ltd | 排気浄化装置 |
JP2006200362A (ja) * | 2005-01-17 | 2006-08-03 | Toyota Motor Corp | ハイブリッド車両における排気浄化装置 |
JP2007154717A (ja) * | 2005-12-02 | 2007-06-21 | Bosch Corp | 内燃機関の排気浄化装置及び排気浄化方法 |
JP2008151103A (ja) * | 2006-11-20 | 2008-07-03 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の排気浄化システム |
JP4702318B2 (ja) * | 2007-04-10 | 2011-06-15 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の排気浄化システム |
-
2008
- 2008-12-26 JP JP2008332101A patent/JP5287229B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010151073A (ja) | 2010-07-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8555615B2 (en) | Internal combustion engine exhaust gas control system and control method of internal combustion engine exhaust gas control system | |
JP4858278B2 (ja) | 内燃機関の排気再循環装置 | |
KR102451916B1 (ko) | 하이브리드 차량 및 이의 제어 방법 | |
US9441532B2 (en) | Engine assembly with turbine generator control | |
KR20200038783A (ko) | 하이브리드 차량 및 이의 제어 방법 | |
JP2010190145A (ja) | 内燃機関の過給及び排気浄化システム | |
BRPI0823287B1 (pt) | método e disposição para redução de um conteúdo de nox no gás de exaustão de um motor de combustão interna em um veículo | |
JP2010038147A (ja) | エンジンの排気浄化システム | |
JP2006200362A (ja) | ハイブリッド車両における排気浄化装置 | |
JP2009127512A (ja) | 車両の制御装置 | |
JP5287229B2 (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
JP7207115B2 (ja) | ハイブリッド車両 | |
JP5045689B2 (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
JP7435514B2 (ja) | 内燃機関の排気浄化システム | |
JP6375680B2 (ja) | ハイブリッドシステム、ハイブリッドシステム車両、及び、ハイブリッドシステムのegr方法 | |
JP2010159684A (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
JP2010007634A (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
JP2021134687A (ja) | 過給機付きエンジン | |
JP5200944B2 (ja) | ハイブリッド車両の制御装置 | |
JP2008280013A (ja) | 内燃機関の排気浄化システム | |
CN114060130B (zh) | 串联式油电混合车辆的排气处理系统 | |
JP2010174682A (ja) | 内燃機関の吸気温度検出装置 | |
JP2021134685A (ja) | 過給機付きエンジン | |
CN115638046A (zh) | 电动涡轮增压系统、进排气系统、相应的方法和程序产品 | |
JP2023095235A (ja) | 車両の排気浄化装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110421 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120214 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120216 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120405 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121009 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121025 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130507 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130520 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5287229 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |