JP5285860B2 - 除湿装置 - Google Patents

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本発明は、除湿装置に関するものである。
従来、下記特許文献1及び2に開示されているように、空気を除湿するための除湿装置が知られている。具体的に、特許文献1に示された除湿装置は、蒸発器(冷却器)及び凝縮器を備えた蒸気圧縮式に構成されており、蒸発器によって空気中の水分を蒸発させて除湿するようにしている。そして、除湿後の空気が凝縮器で室温近くに加熱されて乾燥室に戻されるようになっている。
特許文献2の除湿装置では、空気の吸い込み側にペルチエ素子の吸熱側が配置されるとともに、空気の吐出側にペルチエ素子の放熱側が配置されている。そして、湿った空気はペルチエ素子の吸熱側で冷却されて結露し、これにより空気の除湿が行われ、この除湿された空気は、ペルチエ素子の放熱側によって熱風となって吐出されるようになっている。
特開2001−136944号公報 特開平6−304393号公報
前記特許文献1に開示された除湿装置では、蒸気圧縮式に構成されているため、冷却能力及び除湿能力が大きいが、除湿装置を駆動するために必要な動力が大きくなるという問題がある。また、蒸発器における顕熱比(SHF)は0.8程度であり、潜熱負荷に対する顕熱負荷の比が大きい。このため蒸気圧縮式では除湿能力は大きいものの除湿効率は決して高いとは言えない。
一方、前記特許文献2に開示されたペルチエ素子の吸熱側で空気を冷却することによって空気中の水分を結露させる構成では、動力は小さくなるが、空気を冷却する能力すなわち顕熱を奪う能力が大きく、除湿の観点からは効率的とは言えず、このものでもやはり除湿効率が低いという問題がある。
そこで、本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、駆動するための動力が低く、かつ除湿効率の高い除湿装置を提供することにある。
前記の目的を達成するため、本発明は、空気を除湿するための除湿装置であって、作動流体が封入されるとともにヒートパイプ現象を生じさせ得るように、ヒートパイプ、又は、蛇行細管型ヒートパイプ若しくは自励振動式ヒートパイプによって構成された本体部と、前記本体部の基側部で気体状の前記作動流体を凝縮させるための吸熱部と、前記本体部の基側部と前記本体部の先側部との間の位置で、前記本体部に外嵌される断熱部と、前記空気の温度を検出する温度検出手段と、前記空気の相対湿度を検出する湿度検出手段と、前記温度検出手段及び前記湿度検出手段による検出結果に基づいて前記吸熱部を制御する制御手段と、前記空気の相対湿度の設定値を入力する入力部と、を備え、前記本体部は、液体状の前記作動流体が蒸発する前記本体部の先側部で空気を除湿し、前記吸熱部は、ペルチエ素子の吸熱側によって構成され、前記制御手段は、前記温度検出手段により検出された前記空気の温度と前記湿度検出手段により検出された前記空気の相対湿度とから前記空気の絶対湿度の検出値を求める一方、前記温度検出手段により検出された前記空気の温度と前記入力部から入力された前記設定値とから前記空気の絶対湿度の目標値を求め、前記絶対湿度の検出値を前記絶対湿度の目標値に近づけるように前記ペルチエ素子を制御する除湿装置である。
本発明では、本体部の先側部に空気中の水分が接触すると、この先側部に接触した水分が凝縮する。これにより空気が除湿される。一方、本体部内では、水分の凝縮に伴って先側部の作動流体が蒸発し、気体状になって略音速で本体部内を基側部に移動する。基側部では、吸熱部によって作動流体の潜熱が奪われ、作動流体は凝縮する。このように本体部内では作動流体の蒸発と凝縮が繰り返される。このとき、断熱部によって、本体部の先側部を流通する空気から基側部への伝熱が遮断されているので、本体部内において先側部と基側部との温度差が所定温度以上に維持される。これにより、本体部における作動流体の蒸発及び凝縮を確保することができる。このように、本発明による除湿装置では、本体部でヒートパイプ現象を生じさせることにより空気中の水分を相変化させて除去するので、潜熱負荷に対する顕熱負荷の比小さくなり、除湿効率が高くなる。しかも、吸熱部によって本体部の基側部を吸熱するのみであり、除湿装置を駆動する動力は低いものとなる。
また、この態様では、空気の湿度を所望の湿度に効果的に制御することができる。
前記ペルチエ素子の放熱側で加熱された空気を排出可能に構成されていてもよい。この態様では、ペルチエ素子の放熱側で加熱された空気を排出させるようにすることにより、ペルチエ素子の放熱側から放出される熱を有効に利用することができる。
以上説明したように、本発明によれば、駆動するための動力が低く、かつ除湿効率の高い除湿装置にすることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明による除湿装置の一実施形態を概略的に示している。同図に示すように、本実施形態に係る除湿装置10は、例えば乾燥室内に設置され、その室内の空気を除湿するのに用いられるものである。その他、この除湿装置10は、環境試験室内に設置することも可能である。
除湿装置10は、筐体12を備えており、内部が空洞になっている。筐体12には、その側壁間に断熱部14が架設されており、断熱部14により筐体12内の空間が2つの空間に仕切られている。一方の空間は、室内の空気を除湿するための除湿空間S1であり、もう一方の空間は、筐体12内で発生した熱を外部へ放出するための放熱空間S2である。断熱部14は、板状に形成されており、この断熱部14には貫通孔が複数設けられている。
筐体12内には、除湿モジュール20が配設されている。除湿モジュール20は、筐体12内に導入された空気中の水分を除去するためのモジュールであり、本実施形態では複数設けられている。各除湿モジュール20は、一方向に延びる棒状に形成された本体部22と、この本体部22の端部に設けられたペルチエ素子24とをそれぞれ有する。本体部22は、ヒートパイプによって構成されている。言い換えると、本体部22は、作動流体としての水が減圧状態で封入されるとともにヒートパイプ現象を生じさせ得るように構成されている。ここでいうヒートパイプ現象とは、封入された作動流体が所定の場所で蒸発と凝縮を繰り返すことにより、作動流体が蒸発するところから凝縮するところへ、作動流体の流動に伴って熱が輸送される現象を意味している。
各本体部22は、それぞれ上下に延びる姿勢で配設されていて、断熱部14の各貫通孔にそれぞれ挿通されている。言い換えると、断熱部14よりも下方に位置し、除湿空間S1内に配置される本体部22の下側部(先側部)22aと、断熱部14よりも上方に位置し、放熱空間S2内に配置される本体部22の上側部(基側部)22bとの間で、断熱部14が本体部22に外嵌されている。
ペルチエ素子24は、吸熱側24aと放熱側24bとを備え、入力電力に応じて吸熱側24aが吸熱動作を行うとともに放熱側24bが放熱動作を行う。そして、ペルチエ素子24の吸熱側24aは、本体部22の端部に熱的に接続されている。ペルチエ素子24の吸熱側24aは、本体部22の基側部22bで気相の作動流体を凝縮させるための吸熱部であり、ペルチエ素子24による吸熱動作により、本体部22でヒートパイプ現象が生じるようになっている。一方、ペルチエ素子24の放熱側24bには放熱手段としてのヒートシンク26が熱的に接続されている。ヒートシンク26は、ペルチエ素子24の放熱側24bの熱を逃がすために用いられている。放熱手段としては、ヒートシンク26に限られるものではなく、フィンとしてもよい。
本体部22の基側部22bとペルチエ素子24とは接続部28によって互いに結合されている。接続部28には、本体部22の基側部22bが挿入される筒状部28aと、ペルチエ素子24の吸熱側24aに結合される板状部28bとが一体的に設けられている。接続部28は、本体部22の基側部22bとペルチエ素子24の吸熱側24aとを、互いにリジッドに接続しつつ互いに熱的に接続するためのものである。
筐体12には、室内の空気を取り入れるための取り入れ口31と、筐体12内に導入された空気を排出するための排気口32とが設けられている。これら取り入れ口31と排気口32は何れも除湿空間S1に臨むように設けられている。除湿空間S1にはファン34が配設されており、除湿空間S1には取り入れ口31から排気口32へ向かう空気の通路が形成されるようになっている。そして、この空気通路に本体部22の先側部22aが位置している。これにより、筐体12内に導入された空気中の水分が本体部22の先側部22aに接触するようになっている。
筐体12には、放熱空間S2に臨むように上部開口36及び側部開口37が設けられている。上部開口36は、放熱空間S2内の空気を外部(室内)へ排出するための開口である。側部開口37は、室内の空気を放熱空間S2に導入するための開口である。放熱空間S2にはファン39が配設されていて、このファン39を駆動することにより、側部開口37を通して室内空気が放熱空間S2へ導入される一方、放熱空間S2内で加熱された空気が上部開口36を通して排出される。
除湿空間S1には、本体部22の表面で凝縮した水分を回収するための回収部40が設けられている。回収部40は、本体部22の下方に配設されており、本体部22から滴下する水分を受けて回収する。
除湿装置10には、室内温度を検出する温度検出手段としての温度センサ45と、室内湿度を検出する湿度検出手段としての湿度センサ47と、除湿装置10を運転制御するためのコントローラ50とが設けられている。温度センサ45は、取り入れ口31の近傍に配設され、除湿空間S1に導入される空気の温度を検出して、検出結果に応じた信号を出力する。湿度センサ47は、取り入れ口31の近傍に配設され、除湿空間S1に導入される空気の相対湿度を検出して、検出結果に応じた信号を出力する。
図2に示すように、コントローラ50は、湿度の設定値を入力するための入力部52と、制御手段としての制御部54とを有する。制御部54には、入力部52から出力された信号、及び各センサ45,47から出力された信号が入力される。制御部54は、マイコンからなり、記録された制御プログラムを実行することによって動作する。制御部54には、その機能として判定手段55と調整手段56とが含まれている。
判定手段55は、湿度センサ47による検出結果(相対湿度)に基づく周囲空気湿度と、入力部52に入力された設定値(相対湿度)に基づく周囲空気湿度とを比較する。ここでは、温度センサ45によって検出された空気温度Tpvと湿度センサ47によって検出された相対湿度Hpvとから、周囲空気の絶対湿度(検出値)ABHpvを演算する一方、温度センサ45によって検出された空気温度Tpvと入力部52で設定された設定値Hsvとから、目標値となる周囲空気の絶対湿度ABHsvを演算し、これらを比較するようにしている。そして、判定手段55は、検出値ABHpvが目標値ABHsvよりも高いか否かを判定する。
調整手段56は、判定手段55による判定結果に基づいて、ファン34,39及びペルチエ素子24を制御する。
次に、除湿装置10の制御動作について、図3を参照しつつ説明する。同図に示すように、まず、相対湿度の設定値Hsvが入力部52に入力されると(ステップST1)、制御部54において、目標値となる周囲空気の絶対湿度ABHsvが算出されるとともに、周囲空気の絶対湿度(検出値)ABHpvが算出される(ステップST2及びST3)。そして、検出値ABHpvと目標値ABHsvとを比較し、検出値ABHpvが目標値ABHsvよりも高いか否かを判定する(ステップST4)。このとき、周囲空気湿度について、絶対湿度ベースで検出湿度と目標湿度とを比較するようにしているので、相対湿度ベースで検出湿度と目標湿度とを比較する場合に比べ、要求される除湿量をより正確に導出することができる。
そして、検出値ABHpvが目標値ABHsvよりも大きいときには、ファン34,39を駆動するとともにペルチエ素子24を駆動する(ステップST5)。これにより、室内の空気が取り入れ口31を通して除湿空間S1に導入されて、この空間S1内を室内空気が流通する。そして、本体部22の先側部22aに空気中の水分が付着して凝縮する。先側部22a表面における水分の凝縮に伴って、先側部22a内の作動流体が蒸発し、この気体状の作動流体は略音速で基側部22bに向かって流れる。一方、本体部22の基側部22bでは、ペルチエ素子24の吸熱側24aによる吸熱作用により、気体状の作動流体が凝縮し、この液状の作動流体は先側部22aに向かって流れる。このように本体部22内では、作動流体が所定の場所で蒸発と凝縮を繰り返すことにより、作動流体が蒸発するところから凝縮するところへ、作動流体の流動に伴って熱が輸送される。
ペルチエ素子24の放熱側24bは、ペルチエ素子24の駆動に伴って昇温するため、この放熱側24bの熱がヒートシンク26を介して放熱空間S2に放熱される。そして、放熱空間S2内で昇温した空気は、ファン39の駆動に伴って上部開口36から室内に排出される。このため、ペルチエ素子24の放熱側24bで生ずる熱を乾燥室内の加熱に利用することができる。
ファン34,39及びペルチエ素子24の駆動中は、周囲空気の絶対湿度(検出値)ABHpvが所定周期で演算されていて(ステップST6)、検出値ABHpvと目標値ABHsvとが比較されている(ステップST7)。そして、検出値ABHpvが目標値ABHsvよりも大きいときには、ファン34,39及びペルチエ素子24を継続して駆動する一方、検出値ABHpvが目標値ABHsv以下になると、ファン34,39及びペルチエ素子24を停止する(ステップST8)。これにより、周囲空気の湿度が設定湿度に調整される。
ここで、除湿装置10を実際に運転動作したときの周囲空気の温度及び湿度の推移の一例を図4(a)〜(c)に示す。図4(a)は温度センサ45によって検出された周囲空気の温度Tpv、相対湿度の設定値Hsv及び湿度センサ47によって検出された相対湿度Hpvの推移を示し、図4(b)は目標値となる絶対湿度ABHsv及び検出値に基づく周囲空気の絶対湿度ABHpvの推移を示し、図4(c)は、ファン34,39及びペルチエ素子24のオン・オフ状態の推移を示している。このチャートから明らかなように、ファン34,39及びペルチエ素子24の駆動に伴い、周囲温度Tpvがほとんど変化することなく(約60℃でほぼ一定)、周囲空気の絶対湿度ABHpvは目標値ABHsvに漸近した後ほぼ一致し、また周囲空気の相対湿度Hpvは設定値Hsvに漸近した後ほぼ一致している。
以上説明したように、本実施形態では、本体部22の先側部22aに空気中の水分が接触すると、この先側部22aに接触した水分が凝縮する。これにより空気が除湿される。一方、本体部22内では、水分の凝縮に伴い、先側部22aの作動流体が蒸発し、気体状になって略音速で本体部22内を基側部22bに移動する。基側部22bでは、ペルチエ素子24の吸熱側24aによって作動流体の潜熱が奪われ、作動流体は凝縮する。このように本体部22内では作動流体の蒸発と凝縮が繰り返される。このとき、断熱部14によって、本体部22の先側部22aを流通する空気から基側部22bへの伝熱が遮断されているので、本体部22内において先側部22aと基側部22bとの温度差が所定温度以上に維持される。これにより、本体部22における作動流体の蒸発及び凝縮を確保することができる。このように、本除湿装置10では、本体部22でヒートパイプ現象を生じさせることにより空気中の水分を相変化させて除去するので、潜熱負荷に対する顕熱負荷の比が小さくなり、除湿効率が高くなる。しかも、ペルチエ素子24の吸熱側24aによって本体部22の基側部22bを吸熱するのみであり、除湿装置10を駆動する動力は低いものとなる。なお、蒸気圧縮式の蒸発器を用いた除湿装置に比べると除湿能力は低いものの、消費電力が低く、かつ騒音・振動がない除湿装置10となっている。
また本実施形態では、ヒートパイプからなる本体部22とペルチエ素子24とを接続部28によって接続するとともに、本体部22を断熱部14の貫通孔に挿通する構成なので、メンテナンス性に優れている。すなわち、本体部22を貫通孔から引き抜いて交換することが可能であり、蒸気圧縮式の除湿機に比べ、メンテナンス作業を楽に行うことができる。
また本実施形態では、ペルチエ素子24の放熱側24bで加熱された空気を排出させるようにしているので、ペルチエ素子24の放熱側24bから放出される熱を有効に利用することができる。
また本実施形態では、湿度センサ47の検出結果に基づいてペルチエ素子24を制御するようにしているので、周囲空気の湿度を所望の湿度に効果的に制御することができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更、改良等が可能である。例えば、乾燥室以外の室内に設置する場合等、室内に温風を吹き出させる必要のない場合等には、放熱空間S2で加熱された空気を外部へ排出するためのファン39を省略してもよい。
また、前記実施形態では、本体部22をヒートパイプによって構成したが、これに代え、本体部22をヒートレーン(登録商標)として知られている蛇行細管型ヒートパイプ又は自励振動式ヒートパイプによって構成してもよい。
本発明の実施形態に係る除湿装置を概略的に示す図である。 前記除湿装置の制御系統を説明するためのブロック図である。 前記除湿装置の制御動作を説明するためのフロー図である。 (a)〜(c)は何れも前記除湿装置を運転動作したのきの周囲空気の温度及び湿度の推移の一例を示すタイムチャートである。
符号の説明
14 断熱部
20 除湿モジュール
22 本体部
22a 先側部
22b 基側部
24 ペルチエ素子
24a 吸熱側
26 ヒートシンク
47 湿度センサ
50 コントローラ

Claims (2)

  1. 空気を除湿するための除湿装置であって、
    作動流体が封入されるとともにヒートパイプ現象を生じさせ得るように、ヒートパイプ、又は、蛇行細管型ヒートパイプ若しくは自励振動式ヒートパイプによって構成された本体部と、
    前記本体部の基側部で気体状の前記作動流体を凝縮させるための吸熱部と、
    前記本体部の基側部と前記本体部の先側部との間の位置で、前記本体部に外嵌される断熱部と、
    前記空気の温度を検出する温度検出手段と、
    前記空気の相対湿度を検出する湿度検出手段と、
    前記温度検出手段及び前記湿度検出手段による検出結果に基づいて前記吸熱部を制御する制御手段と、
    前記空気の相対湿度の設定値を入力する入力部と、を備え、
    前記本体部は、液体状の前記作動流体が蒸発する前記本体部の先側部で空気を除湿し、
    前記吸熱部は、ペルチエ素子の吸熱側によって構成され、
    前記制御手段は、前記温度検出手段により検出された前記空気の温度と前記湿度検出手段により検出された前記空気の相対湿度とから前記空気の絶対湿度の検出値を求める一方、前記温度検出手段により検出された前記空気の温度と前記入力部から入力された前記設定値とから前記空気の絶対湿度の目標値を求め、前記絶対湿度の検出値を前記絶対湿度の目標値に近づけるように前記ペルチエ素子を制御する除湿装置。
  2. 前記ペルチエ素子の放熱側で加熱された空気を排出可能に構成されている請求項に記載の除湿装置。
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