JP2002210321A - 熱電除湿装置 - Google Patents

熱電除湿装置

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JP2002210321A
JP2002210321A JP2001011490A JP2001011490A JP2002210321A JP 2002210321 A JP2002210321 A JP 2002210321A JP 2001011490 A JP2001011490 A JP 2001011490A JP 2001011490 A JP2001011490 A JP 2001011490A JP 2002210321 A JP2002210321 A JP 2002210321A
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heat
heat exchanger
thermoelectric
power supply
dehumidifier according
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Yutaka Aoki
豊 青木
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Fujitsu General Ltd
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    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F5/00Air-conditioning systems or apparatus not covered by F24F1/00 or F24F3/00, e.g. using solar heat or combined with household units such as an oven or water heater
    • F24F5/0042Air-conditioning systems or apparatus not covered by F24F1/00 or F24F3/00, e.g. using solar heat or combined with household units such as an oven or water heater characterised by the application of thermo-electric units or the Peltier effect

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却フィンで生成した水分が放熱ファンに到
達しないようにし、かつ、小型軽量な除湿装置を構成す
る。 【解決手段】 熱電除湿装置の略円筒形のケース1と、
通電により一面が吸熱面となり他面が放熱面となる円盤
状に形成した熱電素子2aと、前記円盤の中心において
吸熱面側に垂設した第一熱伝導軸2bと放熱面側に垂設
した第二熱伝導軸2cとでなる熱伝導性を有する熱伝導
軸20と、前記第一熱伝導軸2bに設けた吸熱を行う第
一熱交換器2eと、前記第二熱伝導軸2cに設けた放熱
を行う第二熱交換器2fとを備えた除湿ユニット2と、
熱伝導軸を駆動して前記除湿ユニットを回転させるモー
タ3と、除湿ユニット2に給電する電源4a、固定電極
4b及び除湿ユニット側に回転電極2dを備える給電手
段4と、第一熱交換器2eの外部周縁に、第一熱交換器
2eの外周を覆って設けた露受樋5とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱電素子を用いた
小型軽量な熱電除湿装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の熱電除湿装置では、一般に除湿す
る空気の取り入れ口または吐き出し口にファンモータを
設けて、冷却フィン及び加熱フィンへ送風していた。そ
のため、冷却フィンで結露した水分が、加熱フィンにま
で及ぶ恐れがあった。加熱フィンに水分がかかると蒸発
熱を奪うため、加熱フィンから余分な放熱を強いられひ
いては装置の成績係数(COP)を低下させるという問
題があった。また、冷却フィン、加熱フィン及びファン
モータを別個に設けているので装置が大型で重くなる問
題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたもので、冷却フィンで凝縮し生成した水分
が放熱ファンに到達しないようにし、かつ、小型軽量な
除湿装置を構成する手段を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、下記の手段による構成とした。
【0005】通電により一面が吸熱面となり他面が放熱
面となる円盤状に形成した熱電素子と、前記円盤の中心
において吸熱面側に垂設した第一熱伝導軸と放熱面側に
垂設した第二熱伝導軸とでなる熱伝導性を有する熱伝導
軸と、前記第一熱伝導軸に設けた吸熱を行う第一熱交換
器と、前記第二熱伝導軸に設けた放熱を行う第二熱交換
器とを備えた除湿ユニットと、前記熱伝導軸を駆動して
前記除湿ユニットを回転させるモータと、前記除湿ユニ
ットに給電する給電手段とを備え、前記第一熱交換器又
は第二熱交換器の少なくとも一方を送風及び熱交換を行
うファンで構成し、前記除湿ユニット及びファンの回転
により、外気を除湿ユニットに供給し、第一熱交換器で
気体を冷却して結露させ、この冷却した気体を第二熱交
換器で加熱して相対湿度を低下させて排気するようにし
た。
【0006】また、上記熱伝導軸を、ヒートパイプで構
成する。
【0007】また、上記第一熱交換器及び上記第二熱交
換器を、円筒の周囲に設け、前記円筒を熱伝導軸に嵌合
し固定する。
【0008】また、上記熱交換器を、円筒の周囲に放射
状に配置した熱伝導性の複数の板状部材でなるフィンと
する。
【0009】また、上記フィンを、放射状方向に沿って
凸条と凹条とを交互に繰り返す波形板状部材とする。
【0010】また、上記フィンを、円筒の軸方向に沿っ
て複数段に設置する。
【0011】また、上記熱交換器を、円筒の周囲に放射
状に配置した熱伝導性の複数の針金状部材とする。
【0012】また、上記ファンを、円筒の周囲に所定の
ピッチを備えて放射状に配置した熱伝導性部材でなる複
数の羽根で構成する。
【0013】また、上記円筒を、熱伝導軸に機械的に固
定する又はろう付けにより固定する。
【0014】また、上記給電手段を、上記熱電素子の両
面周縁の夫々に連続して配置した+又は、−の回転電極
と、前記回転電極の極性に応じ摺動するように配置した
直流電源から給電する+又は、−の固定電極とで構成し
た。
【0015】また、上記回転電極を上記円盤状の熱電素
子の吸熱面と放熱面の面上の周縁に配置するとともに、
上記固定電極を円盤状の熱電素子の両側に配置して前記
回転電極を挟持するように構成した。
【0016】また、上記給電手段を、導電部材で構成し
上記熱電素子に電気接続する上記第一熱伝導軸と第二熱
伝導軸の軸の夫々に設けた+又は、−の回転電極と、前
記回転電極の極性に応じ摺動するように前記熱伝導軸を
軸支する軸受の夫々に配置した直流電源から給電する+
又は、−の固定電極とで構成した。
【0017】また、上記第一熱交換器の外部周縁に、前
記第一熱交換器を覆って断面が略U字状の露受樋を設
け、前記露受樋の最低部にパイプを垂設して排水する。
【0018】また、上記給電手段を、タイマーと切り換
えスイッチを備え給電の極性を所望の周期で反転するよ
うにした。
【0019】また、上記給電手段の電源を、第二熱交換
器の直下に配置した。
【0020】また、上記除湿ユニットと、モータと、給
電手段の電源とを、前記除湿ユニットの回転外形に略等
しい略円筒状のケースに収納した。
【0021】また、上記ケースの略円筒状の両端開口に
取り外し自在のフィルタを設けた。
【0022】また、上記モータは防水型とし、第一熱交
換器又は第二熱交換器の表面又は、フィン又は針金状部
材又はファンの表面には撥水性皮膜を形成する。
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明によ
る熱電除湿装置を詳細に説明する。図1は、本発明によ
る熱電除湿装置の一実施例を示す縦断面図(イ)、吸入
口側から見た側面図(ロ)及び排気口側から見た側面図
(ハ)である。
【0023】図1において、1は熱電除湿装置の略円筒
形のケースである。2は通電により一面が吸熱面となり
他面が放熱面となる円盤状に形成した熱電素子2aと、
前記円盤の中心において吸熱面側に垂設した第一熱伝導
軸2bと放熱面側に垂設した第二熱伝導軸2cとでなる
熱伝導性を有する熱伝導軸20と、前記第一熱伝導軸2
bに設けた吸熱を行う第一熱交換器2eと、前記第二熱
伝導軸2cに設けた放熱を行う第二熱交換器2fとを備
えた除湿ユニットである。3は熱伝導軸を駆動して前記
除湿ユニットを回転させるモータである。4は除湿ユニ
ット2に給電する給電手段であり、電源4a、固定電極
4b及び除湿ユニット側に回転電極2dを備える。5は
第一熱交換器2eの外部周縁に、第一熱交換器2eの外
周を覆って設けた露受樋であり、露受樋5の最低部に排
水パイプ5aを垂設する。
【0024】図1を参照して本発明による熱電除湿装置
の一実施例の詳細な構成及び、除湿動作を説明する。円
盤状に形成した熱電素子2aの中心において、吸熱面側
に第一熱伝導軸2bを垂設するとともに、放熱面側に第
二熱伝導軸2cを垂設し、前記第一熱伝導軸2bに吸熱
を行う第一熱交換器2eとして、例えば、冷却フィン2
e1を設け、前記第二熱伝導軸2cに放熱を行う第二熱
交換器2fとして、例えば、放熱ファン2f1を設け、
前記第二熱伝導軸2cを略同一軸に設置したモータ3に
接続する。除湿ユニット2は、例えば、熱伝導軸20が
ベアリング入りの軸受1bで軸支されていて、前記モー
タ3が第二熱伝導軸2cを駆動することにより回転す
る。
【0025】また、前記除湿ユニット2と、モータ3
と、給電手段4の電源4aと、冷却フィン2e1の外周
を覆う露受樋5とを、前記除湿ユニット2の回転外形に
略等しい略円筒状のケース1に収納することにより無駄
なスペースを設けず小型化ができる。特に、第二熱交換
器2f等に放熱ファン2f1を設けているので、従来の
熱交換器と、ファンを個別に設ける方法と比較して小型
化が容易である。熱電素子2aは給電手段4により給電
され吸熱動作及び放熱動作を行う。具体的には、電源4
aから直流が固定電極4bに給電される。一方、例え
ば、熱電素子2aの円盤の側面上に回転電極2dを設
け、前記回転電極2dが固定電極4bを摺動することに
より給電が行われる。尚、給電手段4の電源4aを、第
二熱交換器2fの直下に配置することにより、放熱ファ
ン2f1とともに電源4aの発熱を気体の加熱に利用で
きる。
【0026】除湿ユニット2が回転するとき、放熱ファ
ン2f1の回転により冷却フィン2e1に近いケース1
の開口から、空気等の気体を吸入し、冷却フィン2e1
で結露した水滴が回転に起因する遠心力により外側へ飛
散し、外周部にある露受樋5が全ての水滴を捉え、露受
樋5の水滴は流下して最低部の排水パイプ5aから外部
へ放出する。従って、冷却フィン2e1、の結露は常時
取り除かれ効率良く継続して結露が行われる。また、冷
却フィン2e1等でなる第一熱交換器2eの表面、露受
樋5はテフロン(登録商標)樹脂等の撥水性皮膜を形成
し、結露した水滴を飛散し易くし、外部に放出し易くす
る。その結果、水滴が後段の放熱ファン2f1に到達し
ないように、また、冷却フィン2e1が凍結しないよう
に出来る。また、ケース1の略円筒状の両端開口に取り
外し自在のフィルタ1aを設けることにより、気体中の
ゴミを取り除き、熱電除湿装置内部のゴミの汚れを防止
し、合せて、内部で発生する音を吸収する。また、モー
タ3は防水型とし水滴がかかっても故障しないように配
慮する。
【0027】冷却された気体は、ケース1内部を進み放
熱ファン2f1の暖かい羽根に触れて加熱され、相対湿
度を低下させて排気し、除湿するが、放熱ファン2f1
が回転し大量の冷却された気体と接触するようにしたの
で効率良く加熱して相対湿度を低下させて排気できる。
【0028】図2は、本発明による熱電除湿装置の熱伝
導軸及び熱伝導軸の取付け方法の一実施例を示す斜視図
である。図2、図1を参照して説明する。熱伝導軸20
の第一熱伝導軸2b及び第二熱伝導軸2cを、それぞれ
別個のヒートパイプ201、202で構成することによ
り、従来の熱良導体の金属などの軸を使用する方法と比
較して、熱電素子2aの吸熱、放熱の際の熱移動を効率
良く行え、冷却フィン2e1を急速に冷却できるととも
に、放熱ファン2f1を急速に加熱できる。その結果、
吸気した気体を効率良く冷却するとともに除湿し、放熱
できる。従って、熱電除湿装置の効率を向上できる。ヒ
ートパイプ201、202を熱電素子2aに取付ける方
法は、例えば、円盤状に形成した熱電素子2aの吸熱面
側及び放熱面側の中心に熱伝導部材で成形した円筒2a
1をそれぞれ垂直に取付けておき、この円筒2a1にヒ
ートパイプ201、202を挿入し、機械的な方法、例
えば、カシメにより固定、又はろう付け等の方法により
固定できる。
【0029】図3は、本発明による熱電除湿装置の第一
熱交換器及び、第二熱交換器の一実施例を示す斜視図
(イ)、(ロ)、(ハ)及び(ニ)である。図3、図1
を参照して説明する。円筒30の周囲に第一熱交換器2
e及び第二熱交換器2fを設け、前記円筒30を熱伝導
軸に嵌合し固定するように構成すれば、組立が容易であ
る。図3(イ)に示すように、熱交換器を、円筒30の
周囲に放射状に熱伝導性の複数の板状部材でなるフィン
31をろう付けなどで取付ける。例えば、このフィン3
1を冷却フィン2e1として利用することにより、吸気
した気体は回転運動するこの冷却フィン2e1に接触
し、冷却される。冷却フィン2e1の表面に結露により
生成した水滴は、前記回転運動に起因する遠心力により
除去する。また、このフィンを、放射状方向に沿って凸
条と凹条とを交互に繰り返す波形板状部材32とする
と、結露した水滴を遠心力により除去する際の水流のガ
イドとして動作し、結露水を確実に露受樋5に伝え排出
できる。さらに、波形板状部材32の凸条と凹条による
表面積の増加が結露の量を多くする。
【0030】図3(ロ)に示すように、熱交換器を、円
筒30の周囲に放射状に熱伝導性の複数の針金状部材3
3をろう付けなどで取付ける。例えば、この針金状部材
33を冷却することにより結露し、水滴は遠心力により
除去できる。
【0031】図3(ハ)に示すように、ファン35を、
円筒30の周囲に所定のピッチ34を備えて放射状に熱
伝導性部材でなる複数の羽根をろう付けなどで取付け
る。例えば、このファン35を放熱ファン2f1として
利用し、吸気、排気を行うとともに気体を加熱する。図
3(ニ)に示すように、フィン31を、円筒30の軸方
向に沿って二段等に設置することにより、冷却表面積を
増加できる。尚、図3(イ)〜(ニ)の実施例は、円筒
30を、熱伝導軸20に機械的に固定する又はろう付け
により固定することにより、組立が簡易になる。また、
第一熱交換器2e又は第二熱交換器2fの表面又は、フ
ィン又は針金状部材又はファンの表面には撥水性皮膜を
形成し、水滴の除去、汚れの付着の低減を図る。
【0032】図4は、本発明による熱電除湿装置の給電
手段の一実施例を示す要部断面図である。図4、図1を
参照して説明する。図4のAに示した電極の配置の場
合、給電手段4を、熱電素子2aの両面周縁の夫々に連
続して配置した+又は、−の回転電極2dと、前記回転
電極2dの極性に応じ摺動するように配置した直流電源
から給電する+又は、−の固定電極4bとで構成したの
で、電源4aからブラシの作用を行う固定電極4bを経
由して回転電極2dに給電できる。また、図4のBに示
した電極の配置の場合、回転電極2dを円盤状の熱電素
子2aの吸熱面と放熱面の面上の周縁に配置するととも
に、固定電極4bを円盤状の熱電素子の両側に配置して
回転電極2dを挟持し摺動する方法では、運転時に熱伝
導軸20に加わる下向きの不要な力を低減する。また、
給電手段4を、図示しないタイマーと切り換えスイッチ
を備え、図7の「熱電除湿装置の給電手段の極性反転動
作を示す波形図」に示すように、給電の極性を所望の周
期で反転させ、前記冷却フィン2e1を適宜加熱しフィ
ンの凍結を防止し、効率良い結露が行えるように構成し
ても良い。
【0033】図5は、本発明による熱電除湿装置の給電
手段の他の実施例を示す要部断面図である。図5、図1
を参照して説明する。給電手段4を、熱電素子2aに電
気接続する導電部材で形成した第一熱伝導軸2bと第二
熱伝導軸2cの軸の夫々に設けた+又は、−の回転電極
2dと、前記回転電極2dの極性に応じ摺動するように
前記熱伝導軸20を軸支する軸受1bの夫々に配置した
直流電源から給電する+又は、−の固定電極4bとで構
成しても良い。尚、給電は、固定電極4bから回転電極
2dに、さらに導電部材で形成した第一熱伝導軸2bと
第二熱伝導軸2cを経由して熱電素子2aの夫々の電極
51に導電するように行われる。
【0034】図6は、本発明による熱電除湿装置の露受
樋の実施例を示す要部断面図である。図6、図1を参照
して説明する。第一熱交換器2eの外部周縁に、第一熱
交換器2eを覆って断面が略U字状又は半円状等の露受
樋5を設け、露受樋5の最低部に排水パイプ5aを垂設
して排水する。例えば、冷却フィン2e1で冷却され、
結露により生成した水滴は遠心力により露受樋5に移動
し、露受樋5を流下して最低部のパイプから排出する。
この時、略U字状又は半円状の断面等により水滴が集積
して速やかに水流が形成される。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は冷却フィ
ンで凝縮し生成した水分が放熱ファンに到達しないよう
にし、かつ、小型軽量な除湿装置を構成する手段を提供
する。従って、除湿性能における成績係数(COP)を
低下させず、効率が良い除湿装置となる。また、冷却フ
ィン、加熱フィン及びファンモータを別個に設ける必要
がなく、軽量な回転式の冷却フィン、放熱ファンなどで
構成できるので装置が小型軽量に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による熱電除湿装置の一実施例
を示す縦断面図(イ)、吸入口側から見た側面図(ロ)
及び排気口側から見た側面図(ハ)である。
【図2】本発明による熱電除湿装置の熱伝導軸及び熱伝
導軸の取付け方法の一実施例を示す斜視図である。
【図3】本発明による熱電除湿装置の第一熱交換器及
び、第二熱交換器の一実施例を示す斜視図(イ)、
(ロ)、(ハ)及び(ニ)である。
【図4】本発明による熱電除湿装置の給電手段の一実施
例を示す要部断面図である。
【図5】本発明による熱電除湿装置の給電手段の他の実
施例を示す要部断面図である。
【図6】本発明による熱電除湿装置の露受樋の実施例を
示す要部断面図である。
【図7】本発明による熱電除湿装置の給電手段の極性反
転動作を示す波形図である。
【符号の説明】
1 ケース 1a フィルタ 1b 軸受 2 除湿ユニット 20 熱伝導軸 201、202 ヒートパイプ 2a 熱電素子 2a1 円筒 2b 第一熱伝導軸 2c 第二熱伝導軸 2d 回転電極 2e 第一熱交換器 2e1 冷却フィン 2f 第二熱交換器 2f1 放熱ファン 3 モータ 30 円筒 31 フィン 32 波形板状部材 33 針金状部材 34 ピッチ 35 ファン 4 給電手段 4a 電源 4b 固定電極 5 露受樋 51 電極 5a 排水パイプ

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通電により一面が吸熱面となり他面が放
    熱面となる円盤状に形成した熱電素子と、前記円盤の中
    心において吸熱面側に垂設した第一熱伝導軸と放熱面側
    に垂設した第二熱伝導軸とでなる熱伝導性を有する熱伝
    導軸と、前記第一熱伝導軸に設けた吸熱を行う第一熱交
    換器と、前記第二熱伝導軸に設けた放熱を行う第二熱交
    換器とを備えた除湿ユニットと、 前記熱伝導軸を駆動して前記除湿ユニットを回転させる
    モータと、前記除湿ユニットに給電する給電手段とを備
    え、 前記第一熱交換器又は第二熱交換器の少なくとも一方を
    送風及び熱交換を行うファンで構成し、 前記除湿ユニット及びファンの回転により、外気を除湿
    ユニットに供給し、第一熱交換器で気体を冷却して結露
    させ、この冷却した気体を第二熱交換器で加熱して相対
    湿度を低下させて排気するようにした熱電除湿装置。
  2. 【請求項2】 上記熱伝導軸を、ヒートパイプで構成す
    ることを特徴とする請求項1記載の熱電除湿装置。
  3. 【請求項3】 上記第一熱交換器及び上記第二熱交換器
    を、円筒の周囲に設け、前記円筒を熱伝導軸に嵌合し固
    定する請求項1記載の熱電除湿装置。
  4. 【請求項4】 上記熱交換器を、円筒の周囲に放射状に
    配置した熱伝導性の複数の板状部材でなるフィンとする
    請求項3記載の熱電除湿装置。
  5. 【請求項5】 上記フィンを、放射状方向に沿って凸条
    と凹条とを交互に繰り返す波形板状部材とする請求項4
    記載の熱電除湿装置。
  6. 【請求項6】 上記フィンを、円筒の軸方向に沿って複
    数段に設置する請求項4記載の熱電除湿装置。
  7. 【請求項7】 上記熱交換器を、円筒の周囲に放射状に
    配置した熱伝導性の複数の針金状部材とする請求項3記
    載の熱電除湿装置。
  8. 【請求項8】 上記ファンを、円筒の周囲に所定のピッ
    チを備えて放射状に配置した熱伝導性部材でなる複数の
    羽根で構成する請求項3記載の熱電除湿装置。
  9. 【請求項9】 上記円筒を、熱伝導軸に機械的に固定す
    る又はろう付けにより固定する請求項3、4,7,8記
    載の熱電除湿装置。
  10. 【請求項10】 上記給電手段を、上記熱電素子の両面
    周縁の夫々に連続して配置した+又は、−の回転電極
    と、前記回転電極の極性に応じ摺動するように配置した
    直流電源から給電する+又は、−の固定電極とで構成し
    た請求項1記載の熱電除湿装置。
  11. 【請求項11】 上記回転電極を上記円盤状の熱電素子
    の吸熱面と放熱面の面上の周縁に配置するとともに、上
    記固定電極を円盤状の熱電素子の両側に配置して前記回
    転電極を挟持するように構成した請求項10記載の熱電
    除湿装置。
  12. 【請求項12】 上記給電手段を、上記熱電素子に電気
    接続する導電部材で形成した上記第一熱伝導軸と第二熱
    伝導軸の軸の夫々に設けた+又は、−の回転電極と、前
    記回転電極の極性に応じ摺動するように前記熱伝導軸を
    軸支する軸受の夫々に配置した直流電源から給電する+
    又は、−の固定電極とで構成した請求項1記載の熱電除
    湿装置。
  13. 【請求項13】 上記給電手段を、タイマーと切り換え
    スイッチを備え給電の極性を所望の周期で反転するよう
    にした請求項1記載の熱電除湿装置。
  14. 【請求項14】 上記給電手段の電源を、第二熱交換器
    の直下に配置した請求項1記載の熱電除湿装置。
  15. 【請求項15】 上記除湿ユニットと、モータと、給電
    手段の電源とを、前記除湿ユニットの回転外形に略等し
    い略円筒状のケースに収納したことを特徴とする請求項
    1記載の熱電除湿装置。
  16. 【請求項16】 上記ケースの略円筒状の両端開口に取
    り外し自在のフィルタを設けたことを特徴とする請求項
    1記載の熱電除湿装置。
  17. 【請求項17】 上記第一熱交換器の外部周縁に、前記
    第一熱交換器を覆って断面が略U字状又は半円状の露受
    樋を設け、前記露受樋の最低部にパイプを垂設して排水
    することを特徴とする請求項1記載の熱電除湿装置。
  18. 【請求項18】 上記モータは防水型とし、第一熱交換
    器又は第二熱交換器の表面又は、フィン又は針金状部材
    又はファンの表面には撥水性皮膜を形成することを特徴
    とする請求項1、4,8記載の熱電除湿装置。
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