JP5285566B2 - 圧力検出ユニット及びガスメータ - Google Patents

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Description

本発明は、圧力検出ユニット及びガスメータに関する。
従来、半導体基板を加工して薄膜のダイヤフラムを形成し、圧力が加わることにより変移するダイヤフラムの変移量に応じた圧力信号を出力する圧力センサが知られている。この圧力センサでは、ダイヤフラム上にピエゾ抵抗を形成し、ダイヤフラムが変移したことによって変化するピエゾ抵抗の抵抗値に基づく圧力信号を出力している(例えば特許文献1参照)。
特開2008−82969号公報
また、本件出願人は、特願2009−130463の技術を発明している。この発明では、ガス流路にトリガ発生装置を設けている。このトリガ発生装置は、ダイヤフラムを有し、圧力変化発生時にダイヤフラムが変移してダイヤフラム上の可動接点と、固定して設けられた固定接点とが接触することにより、圧力変化を検出するようにしている。そして、可動接点と固定接点とが接触することにより発生するトリガ信号をマイコンなどに入力させ、マイコンにより圧力センサを駆動させて圧力計測を開始するようにすることができる。
しかし、特願2009−130463の技術の場合、圧力変化を検出するのみの構成である。このため、圧力変化を検出して圧力計測を開始するためには、圧力センサとトリガ発生装置との2つが必要となり、スペース面で不利となってしまう。なお、本件明細書では、特願2009−130463の一部技術を説明しているが、この説明は特願2009−130463の技術の公知性を認めるものではない。
本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、省スペース化を図ることが可能な圧力検出ユニット及びガスメータを提供することにある。
本発明の圧力検出ユニットは、電源からの電流供給により作動する圧力センサと、前記圧力センサからの信号に基づいて圧力を計測する圧力検出手段と、前記圧力センサからの信号に基づいて圧力変化を検出する圧力変化検出手段と、前記圧力センサからの信号を前記圧力検出手段に入力させる入力状態と入力させない非入力状態とで切り替える切替手段と、を備え、前記切替手段は、前記圧力変化検出手段により圧力変化が検出されない場合に非入力状態とし、前記圧力変化検出手段により圧力変化が検出された場合に入力状態に切り替え、前記圧力センサからの信号を分岐させ、一方を前記圧力変化検出手段に入力させると共に、他方を前記切替手段に入力させ、前記圧力変化検出手段は、圧力変化を検出しない状態において増幅率を所定値とし、圧力変化を検出して前記切替手段が入力状態となった場合に増幅率を前記所定値より小さい値とすることを特徴とする。
この圧力検出ユニットによれば、圧力センサからの信号に基づいて圧力を計測する圧力検出手段と、圧力センサからの信号に基づいて圧力変化を検出する圧力変化検出手段と、圧力センサからの信号を圧力検出手段に入力させる入力状態と入力させない非入力状態とで切り替える切替手段と、を備え、圧力変化検出手段により圧力変化が検出されない場合に非入力状態とし、圧力変化検出手段により圧力変化が検出された場合に入力状態に切り替える。このため、圧力変化が検出されない場合において圧力センサからの信号は、圧力検出手段に入力されず、圧力変化検出手段に入力されて、圧力変化を検出することとなる。一方、圧力変化があった場合、圧力センサからの信号は圧力検出手段に入力され、圧力の計測を行うこととなる。これにより、圧力変化を検出して圧力計測を開始することができる。特に、圧力変化の検出と圧力計測とは、圧力センサからの信号に基づいて行うこととなり、圧力センサ機能の共用化を図っている。これにより、圧力センサとトリガ発生装置との2つが必要とならず、圧力センサの信号を利用してトリガ発生装置と同様の機能を実現することができる。従って、省スペース化を図ることが可能な圧力検出ユニットを提供することができる。また、圧力センサからの信号を分岐させ、一方を圧力変化検出手段に入力させると共に、他方を切替手段に入力させる。このため、圧力変化検出手段には常時圧力センサからの信号が入力されることとなり、例えば1つ目のガス器具の使用開始による圧力変化を検出した後に、2つ目のガス器具の使用開始による圧力変化を検出することができる。従って、適切に圧力変化を検出することができる。さらに、圧力変化を検出しない状態において増幅率を所定値とし、圧力変化を検出して切替手段が入力状態となった場合に増幅率を所定値より小さい値とする。このため、圧力変化を検出していない状態においては、増幅率を高くすることとなり、圧力変化が発生したことをより明確に捉えることができる。
また、本発明の圧力検出ユニットにおいて、前記入力状態において前記電源から前記圧力センサに通常電流を供給する通常電流供給経路と、前記非入力状態において前記電源から前記圧力センサに通常電流よりも低い低電流を供給する低電流供給経路と、をさらに備え、前記切替手段は、信号出力先が前記圧力検出手段か前記圧力変化検出手段かに応じて、前記通常電流供給経路と前記低電流供給経路とを切り替えることが好ましい。
この圧力検出ユニットによれば、非入力状態において電源から圧力センサに通常電流よりも低い低電流を供給する低電流供給経路を備える。ここで、一般家庭等においてガスは常時使用されているわけではなく、むしろ使用されていない時間の方が長い。このため、ガスが使用されておらず圧力変化が発生していない時間が長いといえ、非入力状態において低電流を供給することで、消費電流を抑制することができる。
また、本発明の圧力検出ユニットにおいて、前記低電流供給経路は、前記電源と前記圧力センサとをつなぐ電流供給経路と、前記電流供給経路上に設けられた抵抗と、を有し、前記通常電流供給経路は、前記抵抗をバイパスして前記電源と前記圧力センサとをつなぐバイパス経路を有することが好ましい。
この圧力検出ユニットによれば、低電流供給経路は、電源と圧力センサとをつなぐ電流供給経路と、電流供給経路上に設けられた抵抗と、を有し、通常電流供給経路は、抵抗をバイパスして電源と圧力センサとをつなぐバイパス経路を有する。このため、低電流供給時には抵抗を介して電流供給するだけでよく、電源を複数設ける必要がない。従って、構成を簡素化することができる。
また、本発明の圧力検出ユニットにおいて、前記圧力センサからの信号を分岐させ、一方を前記圧力変化検出手段に入力させると共に、他方を前記切替手段に入力させることが好ましい。
この圧力検出ユニットによれば、圧力センサからの信号を分岐させ、一方を圧力変化検出手段に入力させると共に、他方を切替手段に入力させる。このため、圧力変化検出手段には常時圧力センサからの信号が入力されることとなり、例えば1つ目のガス器具の使用開始による圧力変化を検出した後に、2つ目のガス器具の使用開始による圧力変化を検出することができる。従って、適切に圧力変化を検出することができる。
また、本発明の圧力検出ユニットにおいて、前記圧力変化検出手段は、圧力変化を検出しない状態において増幅率を所定値とし、圧力変化を検出して前記切替手段が入力状態となった場合に増幅率を前記所定値より小さい値とすることが好ましい。
この圧力検出ユニットによれば、圧力変化を検出しない状態において増幅率を所定値とし、圧力変化を検出して切替手段が入力状態となった場合に増幅率を所定値より小さい値とする。このため、圧力変化を検出していない状態においては、増幅率を高くすることとなり、圧力変化が発生したことをより明確に捉えることができる。
また、本発明のガスメータは、上記記載の圧力検出ユニットを内蔵することを特徴とする。
このガスメータによれば、ガスメータは上記の圧力検出ユニットを内蔵するため、省スペース化を図ることが可能なガスメータを提供することができる。
本発明によれば、省スペース化を図ることができる。
本発明の実施形態に係るガスメータを含むガス供給システムの構成図である。 図1に示したガスメータの詳細を示す構成図である。 図2に示したμCOMの内部を示す構成図である。 図2に示した圧力検出ユニットの詳細を示す構成図である。 図4に示した圧力センサの概略図であり、(a)は上面図を示し、(b)は断面図を示している。 本実施形態に係る圧力検出ユニットに動作を説明する状態図であり、(a)は信号出力先が圧力変化検出回路である例を示し、(b)は信号出力先が通常圧力検出回路である例を示している。 第2実施形態に係る圧力検出ユニットの詳細を示す構成図である。 第2実施形態に係る圧力検出ユニットに動作を説明する状態図であり、(a)は信号出力先が圧力変化検出回路である例を示し、(b)は信号出力先が通常圧力検出回路である例を示している。
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態に係るガスメータを含むガス供給システムの構成図である。ガス供給システム1は、各ガス器具10に燃料ガスを供給するものであって、複数のガス器具10と、ガス供給元の調整器20と、配管31,32と、ガスメータ40とを備えている。
調整器20は上流からの燃料ガスを所定圧力に調整して第1配管31に流すものである。この調整器20は、例えば燃料ガスを2.9kPa程度の圧力に調整して第1配管31に流す構成となっている。第1配管31は、調整器20とガスメータ40とを接続するものである。第2配管32はガスメータ40とガス器具10とを接続する配管である。ガスメータ40は、燃料ガスの流量を測定して積算流量を表示するものである。このようなガス供給システム1では、ガスメータ40内に第1配管31及び第2配管32とつながる流路が形成されており、調整器20を通じて流れてきた燃料ガスは第1配管31からガスメータ40、及び第2配管32を通じてガス器具10に到達し、ガス器具10において燃焼されることとなる。
ガス器具10は、ガスストーブ、ファンヒータ、給湯器及びテーブルコンロなどのガス燃焼機器である。このガス器具10には、ガバナを有するものと、有しないものとがある。また、ガス器具10には、PID(Proportional Integral Derivative)制御可能であるものと、可能でないものとがある。
図2は、図1に示したガスメータ40の詳細を示す構成図である。同図に示すガスメータ40は超音波方式ガスメータであって、ガス流路内に距離Lだけ離され、かつ、ガス流方向Yに対して角度θをなすように、互いに対向して配置された2つの音響トランスジューサTD1,TD2を有している。なお、図2に示す例では、ガスメータ40の一例として超音波方式ガスメータを挙げるが、ガスメータ40は超音波方式ガスメータに限るものではない。
2つの音響トランスジューサTD1,TD2は、超音波周波数で作動する例えば圧電式振動子から構成されている。ガス流路には、両音響トランスジューサTD1,TD2の上流側に弁閉によってガス流路を遮断するガス遮断弁46が設けられている。
各トランスジューサTD1,TD2はトランスジューサインタフェース(I/F)回路41a,41bをそれぞれ介して送信回路42及び受信回路43に接続されている。送信回路42は、マイクロコンピュータ(μCOM)44の制御の下で、トランスジューサTD1,TD2の一方を駆動して超音波信号を発生させる信号をパルスバーストの形で送信する。
受信回路43は、ガス流路を通過した超音波信号を受信した他方のトランスジューサTD1,TD2からの信号を入力して超音波信号を所定の強さまで増幅する増幅器43aを内蔵している。この増幅器43aの増幅度は、μCOM44によって調整することができる。また、μCOM44には、表示器45が接続されている。
また、ガスメータ40は、圧力検出ユニット47を内蔵している。この圧力検出ユニット47は、ガス流路内の圧力を検出し、圧力値に応じた信号をμCOM44に送信する。
図3は、図2に示したμCOM44の内部を示す構成図である。μCOM44は、図3に示すように、プログラムに従って各種の処理を行う中央処理ユニット(CPU)44a、CPU44aが行う処理のプログラムなどを格納した読み出し専用のメモリであるROM44b、及び、CPU44aでの各種の処理過程で利用するワークエリア、各種データを格納するデータ格納エリアなどを有する読み出し書き込み自在のメモリであるRAM44cなどを内蔵している。また、これらはバスライン44dによって互いに接続されている。
また、CPU44aは、2つのトランスジューサTD1,TD2を用いて、サンプリング時間毎にガス流速を計測し、計測したガス流速にガス流路の断面積を乗じて瞬時流量を計測する計測機能を備えている。さらに、CPU44aは、圧力検出ユニット47により検出された圧力値に基づいて、使用されているガス器具10がガバナ付きガス器具であるか、ガバナ無しガス器具10であるか、PID制御機能付きガス器具であるか、ガス漏れであるかなどを判定する判定機能を備えている。加えて、CPU44aは、圧力検出ユニット47により検出された圧力値に基づいて、使用されているガス器具10の種類(例えばファンヒータやガスコンロなど)を判別するガス器具判別機能についても備えている。なお、これら判定機能やガス器具判別機能は、ガス使用開始直後又はガス漏れ発生直後の数秒内におけるガス圧力の振動波形に基づいて、判定及び判別を行う。この際、これら機能は、振動波形の特徴を捉えたり、フーリエ変換を利用したマッチングを行ったりして、判定及び判別を行う。
図4は、図2に示した圧力検出ユニット47の詳細を示す構成図である。図4に示すように、圧力検出ユニット47は、圧力センサSと、通常圧力検出回路(圧力検出手段)47aと、圧力変化検出回路(圧力変化検出手段)47bと、切替回路(切替手段)47cとを備えている。
圧力センサSは、電源からの電流供給により作動して、流路内の圧力に応じた信号を送信するものである。図5は、図4に示した圧力センサSの概略図であり、(a)は上面図を示し、(b)は断面図を示している。図5(a)及び図5(b)に示すように、圧力センサSは、撓み自在に設けられた薄肉状のダイヤフラムDと、外部流体の圧力により生じるダイヤフラムDの撓みを検出する検出素子としての第1〜第4ピエゾ抵抗R1〜R4とを有している。これらピエゾ抵抗R1〜R4は、流路内のガス圧力の変化時に生じるダイヤフラムDの撓みにより抵抗値が変化するものであり、ダイヤフラムDに撓みが発生していないときに例えば約1kΩ程度の抵抗値を有するものである。
また、図5(a)に示すように、第2及び第4ピエゾ抵抗R2,R4は、第1及び第3ピエゾ抵抗R1,R3に対してダイヤフラムDの中央側に位置している。このため、ダイヤフラムDの撓みにより生じる第2及び第4ピエゾ抵抗R2,R4の抵抗値の変化量は、第1及び第3ピエゾ抵抗R1,R3の抵抗値の変化量と異なることとなる。
再度、図5を参照する。図5に示すように、圧力センサSでは電源側の接続点Aを分岐点として、第1及び第4ピエゾ抵抗R1,R4と第2及び第3ピエゾ抵抗R2,R3とが並列接続されている。具体的に説明すると、第1ピエゾ抵抗R1は、一端が接続点Aにつながっており、他端が第4ピエゾ抵抗R4の一端に接続されている。また、第4ピエゾ抵抗R4の他端は接続点Dを介してグランド接続されている。同様に、第2ピエゾ抵抗R1は、一端が接続点Aにつながっており、他端が第3ピエゾ抵抗R3の一端に接続されている。また、第3ピエゾ抵抗R3の他端は接続点Dを介してグランド接続されている。
第1及び第4ピエゾ抵抗R1,R4の接続点B、並びに、第2及び第3ピエゾ抵抗R2,R3の接続点Cは、切替回路47cを介して通常圧力検出回路47a及び圧力変化検出回路47b側に接続されている。このため、通常圧力検出回路47a及び圧力変化検出回路47bは、第1及び第4ピエゾ抵抗R1,R4の分圧値、並びに第2及び第3ピエゾ抵抗R2,R3の分圧値を入力することとなる。
通常圧力検出回路47aは、圧力センサSからの信号に基づいて圧力を計測するものである。すなわち、通常圧力検出回路47aは接続点B,Cの分圧値から圧力を計測する。上述したように、ダイヤフラムDの撓みにより生じる第2及び第4ピエゾ抵抗R2,R4の抵抗値の変化量は、第1及び第3ピエゾ抵抗R1,R3の抵抗値の変化量と異なる。このため、加わる圧力に応じて接続点B,Cの分圧値が異なることとなり、通常圧力検出回路47aは分圧値から圧力を算出することとなる。また、通常圧力検出回路47aは、圧力を計測後、計測圧力に応じた信号をμCOM44に送信する。
なお、本実施形態において圧力センサSはピエゾ抵抗式の圧力センサを例示しているが、これに限らず、カーボンナノチューブを用いた圧力センサであってもよいし、静電容量式の圧力センサであってもよい。
圧力変化検出回路47bは、圧力センサSからの信号に基づいて圧力変化を検出するものである。すなわち、圧力変化検出回路47bは接続点B,Cの分圧値から圧力変化を検出する。この圧力変化検出回路47bは例えば微分回路や増幅器等から構成され、圧力が変化した場合に圧力変化を示すトリガ信号を出力する。なお、圧力変化検出回路47bは、特に微分回路や増幅器等に限らず、積分回路を用いたり、差動増幅回路を用いたりなど、他の回路構成であってもよい。
切替回路47cは、圧力センサSからの信号を通常圧力検出回路47aに入力させる入力状態と入力させない非入力状態とで切り替えるものである。具体的に切替回路47cは、圧力センサSからの信号の出力先を通常圧力検出回路47aと圧力変化検出回路47bとで切り替える構成となっており、第1〜第5接点P1〜P5と、第1〜第3スイッチSW1〜SW3とを備えている。
このような切替回路47cは、信号の出力先を圧力変化検出回路47bとする場合、第1スイッチSW1を第1接点P1に接続させ、第2スイッチSW2を第3接点P3に接続させる。これにより、接続点B,Cの分圧値を圧力変化検出回路47bに入力させ、非入力状態とする。また、切替回路47cは、信号の出力先を通常圧力検出回路47aとする場合、第1スイッチSW1を第2接点P2に接続させ、第2スイッチSW2を第4接点P4に接続させる。これにより、接続点B,Cの分圧値を通常圧力検出回路47aに入力させ、入力状態とする。
なお、上記通常圧力検出回路47a、圧力変化検出回路47b及び切替回路47cは、アナログ回路(スイッチングICを含む)により構成されることが望ましい。これらをマイコンにより構成すると、マイコンによる電力消費が発生し、電力消費量が大きくなってしまうからである。
さらに、圧力センサSは、通常電流供給経路47dと低電流供給経路47eを有している。通常電流供給経路47dは、信号出力先が通常圧力検出回路47aである場合に圧力センサSに通常電流を供給する経路である。低電流供給経路47eは、信号出力先が圧力変化検出回路47bである場合に圧力センサSに通常電流よりも低い低電流を供給する経路である。
具体的に説明すると、低電流供給経路47eは、電源と圧力センサSの接続点Aとをつなぐ電流供給経路L1と、電流供給経路L1上に設けられた抵抗Rzとから構成されている。この経路47eでは、電源からの電流を、抵抗Rzを介して圧力センサSに供給することにより、低電流を圧力センサSに供給することとなる。また、通常電流供給経路47dは、抵抗Rzをバイパスして電源と圧力センサSの接続点Aとをつなぐバイパス経路L2を有している。この経路47dでは、抵抗Rzを介することなく電源からの電流を圧力センサSに供給することにより、通常電流を圧力センサSに供給することとなる。
なお、通常電流供給経路47dは切替回路47cを経由して圧力センサSにつながっており、第3スイッチSW3と第5接点P5とを含んでいる。通常電流供給経路47dは、第3スイッチSW3が第5接点P5に接続されることにより、通常電流を圧力センサSに供給することとなる。
次に、図6を参照して本実施形態に係る圧力検出ユニット47に動作を説明する。図6は、本実施形態に係る圧力検出ユニット47に動作を説明する状態図であり、(a)は信号出力先が圧力変化検出回路47bである例を示し、(b)は信号出力先が通常圧力検出回路47aである例を示している。
まず、ガス漏れが発生しておらず且つガスが使用されていない場合、すなわち圧力変化が検出されていない場合、図6(a)に示すように、切替回路47cは信号出力先を圧力変化検出回路47bとしている。このため、第1スイッチSW1は第1接点P1に接続され、第2スイッチSW2は第3接点P3に接続され、通常圧力検出回路47aは非入力状態となっている。
また、圧力変化が検出されていない場合、第3スイッチSW3は接点P5に接続されておらず、電源からの電流は低電流供給経路47eを介して圧力センサSに供給される。すなわち、低電流が圧力センサSに供給される。このように、本実施形態では圧力変化がない場合、低電流を圧力センサSに供給する。ここで、家庭等においてガスは常時使用されているわけではなく、むしろ使用されない時間の方が長い。このため、ガスが使用されておらず(ガス漏れを含む)圧力変化が発生していない時間が長いといえ、圧力センサSに低電流を供給することで、消費電流を抑制することとしている。
なお、本実施形態において低電流とは例えば1μA程度である。このため、圧力センサSは1μA程度の電流で駆動することとなり、ノイズの影響を受け易くなってしまう。よって、圧力センサSと、切替回路47c及び圧力変化検出回路47bを含む一群とは、近接配置されることが望ましいといえる。これにより、ノイズの影響を軽減できるからである。
次いで、ガス漏れが発生し、又はガスが使用された場合、すなわち圧力変化が発生した場合、圧力センサSのダイヤフラムDが撓むこととなる。これにより、第1〜第4ピエゾ抵抗R1〜R4の抵抗値が変化する。具体的に第1ピエゾ抵抗R1の抵抗値R1はR11に変化する。同様に第2ピエゾ抵抗R2の抵抗値R2はR2’に変化し、第3ピエゾ抵抗R3の抵抗値R3はR31に変化し、第4ピエゾ抵抗R4の抵抗値R4はR4’に変化する。圧力変化検出回路47bは、これらの抵抗値の変化を接続点B,Cの分圧値の変化から認識し、圧力変化を検出する。
また、圧力変化検出回路47bは圧力変化を検出するとトリガ信号を出力する。そして、トリガ信号は切替回路47cに入力される。切替回路47cは、トリガ信号を入力すると、第3スイッチSW3を作動させ、第3スイッチSW3と第5接点P5とを接続させる。これにより、電源からの電流は通常電流供給経路47d介して圧力センサSに供給されることとなる。
さらに、切替回路47cは、トリガ信号を入力すると、第1及び第2スイッチSW1,SW2を作動させ、第1スイッチSW1と第2接点P2とを接続させると共に、第2スイッチSW2と第4接点P4とを接続させる。これにより、圧力センサSの信号出力先は通常圧力検出回路47aに切り替えられる。すなわち、通常圧力検出回路47aは入力状態に切り替えられる。そして、通常圧力検出回路47aは、圧力センサSからの信号に基づいて圧力を計測する。
次いで、圧力センサSの信号出力先が圧力変化検出回路47bから通常圧力検出回路47aに切り替えられてから所定秒数(例えば1秒)経過したとする。このとき、切替回路47cは、第1及び第2スイッチSW1,SW2を作動させ、第1スイッチSW1と第1接点P1とを接続させると共に、第2スイッチSW2と第3接点P3とを接続させる。これにより、圧力センサSの信号出力先は圧力変化検出回路47bに切り替えられ、通常圧力検出回路47aは非入力状態に戻ることとなる。
さらに、切替回路47cは、第3スイッチSW3を作動させ、第3スイッチSW3と第5接点P5との接続関係を解除する。これにより、電源からの電流は低電流供給経路47e介して圧力センサSに供給されることとなる。すなわち初期状態に戻ることとなる。
このようにして、本実施形態に係る圧力検出ユニット47によれば、圧力センサSからの信号に基づいて圧力を計測する通常圧力検出回路47aと、圧力センサSからの信号に基づいて圧力変化を検出する圧力変化検出回路47bと、圧力センサSからの信号を通常圧力検出回路47aに入力させる入力状態と入力させない非入力状態とで切り替える切替回路47cと、を備え、圧力変化検出回路47bにより圧力変化が検出されない場合に非入力状態とし、圧力変化検出回路47bにより圧力変化が検出された場合に入力状態に切り替える。このため、圧力変化が検出されない場合において圧力センサSからの信号は、通常圧力検出回路47aに入力されず、圧力変化検出回路47bに入力されて、圧力変化を検出することとなる。一方、圧力変化があった場合、圧力センサSからの信号は通常圧力検出回路47aに入力され、圧力の計測を行うこととなる。これにより、圧力変化を検出して圧力計測を開始することができる。特に、圧力変化の検出と圧力計測とは、圧力センサSからの信号に基づいて行うこととなり、圧力センサ機能の共用化を図っている。これにより、圧力センサとトリガ発生装置との2つが必要とならず、圧力センサSの信号を利用してトリガ発生装置と同様の機能を実現することができる。従って、省スペース化を図ることが可能な圧力検出ユニット47を提供することができる。
より具体的には、特許文献1の圧力センサと特願2009−130463のトリガ発生装置とを単純に組み合わせた場合、圧力センサのダイヤフラムとトリガ発生装置のダイヤフラムとの2つのダイヤフラムが必要となるが、本実施形態では1つのダイヤフラムDで圧力変化の検出と圧力計測とが可能となっており、省スペース化が図られている。
また、非入力状態において電源から圧力センサSに通常電流よりも低い低電流を供給する低電流供給経路47eを備える。ここで、一般家庭等においてガスは常時使用されているわけではなく、むしろ使用されていない時間の方が長い。このため、ガスが使用されておらず圧力変化が発生していない時間が長いといえ、非入力状態において低電流を供給することで、消費電流を抑制することができる。
また、低電流供給経路47eは、電源と圧力センサSとをつなぐ電流供給経路L1と、電流供給経路L1上に設けられた抵抗Rzと、を有し、通常電流供給経路47dは、抵抗Rzをバイパスして電源と圧力センサSとをつなぐバイパス経路L2を有する。このため、低電流供給時には抵抗Rzを介して電流供給するだけでよく、電源を複数設ける必要がない。従って、構成を簡素化することができる。
また、圧力変化が検出されない場合、信号出力先を圧力変化検出回路47bとして非入力状態にし、圧力変化が検出された場合、信号出力先を通常圧力検出回路47aに切り替えて入力状態とする。このため、圧力変化が検出されず圧力検出の必要がない場合、通常圧力検出回路47aには圧力センサSからの信号が入力されないこととなる。また、圧力変化が検出されて圧力検出が必要となった場合、通常圧力検出回路47aに圧力センサSからの信号が入力されることとなる。このように、圧力センサSからの信号の出力先を、状況に合致したものとすることができる。
また、切替回路47cは、入力状態に切り替えてから、所定秒数経過後に非入力状態に戻す。このため、圧力変化を検出して圧力計測を行った後に、所定秒数経過後には再度圧力変化を検出することとなり、例えば1つ目のガス器具の使用開始による圧力変化を検出した後に、2つ目のガス器具の使用開始による圧力変化を検出することができる。従って、適切に圧力変化を検出することができる。
特に、本件出願人が発明した特願2009−071233の技術のように、圧力変化発生時から数秒内の圧力波形に基づいてガス器具10の使用等を判断する場合には、所定秒数の圧力計測だけで足り、一層適切に圧力変化の検知及び圧力計測を行うことができる。
さらに、本実施形態に係るガスメータ40によれば、圧力検出ユニット47を内蔵するため、省スペース化を図ることが可能なガスメータ40を提供することができる。特に、省スペース化を図った圧力検出ユニット47であるため、ガスメータ40内に内蔵しやすく設計等においても有利である。
次に、本発明の第2実施形態を説明する。第2実施形態に係る圧力検出ユニット47は第1実施形態のものと同様であるが、構成が一部異なっている。以下、第1実施形態との相違点のみを説明する。
図7は、第2実施形態に係る圧力検出ユニットの詳細を示す構成図である。図7に示すように、圧力検出ユニット47は、圧力センサSからの信号を分岐する分岐点E,Fを備えている。また、圧力センサSからの信号は、分岐点E,Fを介して、一方が圧力変化検出回路47bに入力され、他方が切替回路47cに入力される。このため、第2実施形態では圧力センサSからの信号が常時圧力変化検出回路47bに入力されることとなる。
さらに、第2実施形態において切替回路47cは、第1接点P1及び第3接点P3を有していない。具体的に説明すると、切替回路47cは、第1〜第3スイッチSW1〜SW3を備えると共に、通常圧力検出回路47aに接続される第2及び第4接点P2,P4と、通常電流供給経路47dを形成する第5接点とを備えている。
さらに、第2実施形態において圧力変化検出回路47bは、増幅率を調整可能となっている。詳細に圧力変化検出回路47bは、圧力変化を検出しない状態、すなわち非入力状態において増幅率を所定値とし、圧力変化を検出して切替回路47cが入力状態となった場合に増幅率を所定値よりも小さい値とする。
次に、図8を参照して第2実施形態に係る圧力検出ユニット47の動作を説明する。図8は、第2実施形態に係る圧力検出ユニット47に動作を説明する状態図であり、(a)は信号出力先が圧力変化検出回路47bである例を示し、(b)は信号出力先が通常圧力検出回路47aである例を示している。
まず、ガス漏れが発生しておらず且つガスが使用されていない場合、すなわち圧力変化が検出されていない場合、図8(a)に示すように、切替回路47cは非入力状態となっている。このため、第1スイッチSW1は第2接点P2に接続されておらず、第2スイッチSW2は第4接点P4に接続されていない。
また、圧力変化が検出されていない場合、第3スイッチSW3は接点P5に接続されておらず、電源からの電流は低電流供給経路47eを介して圧力センサSに供給される。すなわち、低電流が圧力センサSに供給される。また、この場合において、圧力変化検出回路47bは増幅率を所定値とし、圧力センサSからの小さな信号によっても圧力変化を正確に捉えるようにしている。
次いで、ガス漏れが発生し、又はガスが使用された場合、すなわち圧力変化が発生した場合、圧力センサSのダイヤフラムDが撓むこととなる。これにより、第1〜第4ピエゾ抵抗R1〜R4の抵抗値が変化する。具体的に第1ピエゾ抵抗R1の抵抗値R1はR11に変化する。同様に第2ピエゾ抵抗R2の抵抗値R2はR2’に変化し、第3ピエゾ抵抗R3の抵抗値R3はR31に変化し、第4ピエゾ抵抗R4の抵抗値R4はR4’に変化する。圧力変化検出回路47bは、これらの抵抗値の変化を接続点B,Cの分圧値の変化から認識し、圧力変化を検出する。
また、圧力変化検出回路47bは圧力変化を検出するとトリガ信号を出力する。そして、トリガ信号は切替回路47cに入力される。切替回路47cは、トリガ信号を入力すると、第3スイッチSW3を作動させ、第3スイッチSW3と第5接点P5とを接続させる。これにより、電源からの電流は通常電流供給経路47d介して圧力センサSに供給されることとなる。
さらに、切替回路47cは、トリガ信号を入力すると、第1及び第2スイッチSW1,SW2を作動させ、第1スイッチSW1と第2接点P2とを接続させると共に、第2スイッチSW2と第4接点P4とを接続させる。これにより、圧力センサSの信号出力先は通常圧力検出回路47aに切り替えられる。すなわち、通常圧力検出回路47aは入力状態に切り替えられる。そして、通常圧力検出回路47aは、圧力センサSからの信号に基づいて圧力を計測する。
なお、この場合において圧力変化検出回路47bは、増幅率を所定値よりも小さい値とする。すなわち、圧力センサSには通常電流供給経路47dを介して通常電流が流れるため、圧力センサSからの信号は比較的大きく、増幅率を下げても問題なく圧力変化を検出できるため、圧力変化検出回路47bは、増幅率を所定値よりも小さい値とする。
次いで、圧力センサSの信号出力先が圧力変化検出回路47bから通常圧力検出回路47aに切り替えられてから所定秒数(例えば1秒)経過したとする。このとき、切替回路47cは、第1及び第2スイッチSW1,SW2を作動させ、第1スイッチSW1と第2接点P2との接続関係が解除されると共に、第2スイッチSW2と第4接点P4との接続関係が解除される。これにより、通常圧力検出回路47aは非入力状態に戻ることとなる。
さらに、切替回路47cは、第3スイッチSW3を作動させ、第3スイッチSW3と第5接点P5との接続関係を解除する。これにより、電源からの電流は低電流供給経路47e介して圧力センサSに供給されることとなる。すなわち初期状態に戻ることとなる。
このようにして、第2実施形態に係る圧力検出ユニット47によれば、第1実施形態と同様に、省スペース化を図ることが可能な圧力検出ユニット47を提供することができる。また、消費電流を抑制することができると共に構成を簡素化することができる。
さらに、第2実施形態によれば、圧力センサSからの信号を分岐させ、一方を圧力変化検出回路47bに入力させると共に、他方を切替回路47cに入力させる。このため、圧力変化検出回路47bには常時圧力センサSからの信号が入力されることとなり、例えば1つ目のガス器具の使用開始による圧力変化を検出した後に、2つ目のガス器具の使用開始による圧力変化を検出することができる。従って、適切に圧力変化を検出することができる。
また、圧力変化を検出しない状態において増幅率を所定値とし、圧力変化を検出して切替回路47cが入力状態となった場合に増幅率を所定値より小さい値とする。このため、圧力変化を検出していない状態においては、増幅率を高くすることとなり、圧力変化が発生したことをより明確に捉えることができる。
特に、非入力状態において圧力センサSに低電流を供給する場合には圧力センサSからの信号についても小さくなるため、増幅度を所定値とすることで、小さな信号に基づいて圧力変化を捉えることができる。加えて、入力状態において圧力センサSに通常電流を供給する場合には圧力センサSからの信号がある程度大きいため、増幅度を所定値よりも小さくしておいても問題なく、圧力変化を捉えることができる。
さらに、第2実施形態に係るガスメータ40によれば、第1実施形態と同様に、省スペース化を図ることが可能なガスメータ40を提供することができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよい。
例えば、本実施形態において圧力検出ユニット47はガスメータ40の内部構成として存在しているが、これに限らず、圧力検出ユニット47をガスメータ40から取り出して、第1配管31や第2配管32に配置してもよい。この場合、圧力検出ユニット47に加え、圧力検出ユニット47により計測された圧力値に基づいてガス漏れを判断する機能を一体化して、第1及び第2配管31,32に配置することが望ましい。これにより、ガスメータ40の上流や下流のガス漏れを判断できるからである。特に、第1及び第2配管31,32に配置する場合、通常圧力検出回路47a、圧力変化検出回路47b及び切替回路47cをマイコンにて構成することが望ましい。これにより、ガス漏れを判断する機能と上記回路47a〜47cとをマイコンに内蔵することで省スペース化を図ることができるためである。
また、本実施形態において圧力変化検出回路47bが圧力変化を検出しない場合とは、ガス流量に変化がないことを示すため、流量計測の必要性が少ないといえる。よって、圧力変化検出回路47bからのトリガ信号がμCOM44に出力されるように構成し、トリガ信号入力時に詳細に流量計測を実施し、トリガ信号非入力時には通常2秒に1回の流量計測の間隔を、例えば10秒に1回など、長くしてもよい。これにより、一層消費電流を削減することができるからである。
さらに、本実施形態において圧力検出ユニット47は、通常圧力検出回路47aにより圧力値の計測を行っているが、これに限らず、通常圧力検出回路47aの機能をμCOM44に持たせるようにしてもよい。
1…ガス供給システム
10…ガス器具
20…調整器
31…第1配管
32…第2配管
40…ガスメータ(圧力検出ユニット)
41a,41b…トランスジューサI/F回路
42…送信回路
43…受信回路
43a…増幅器
44…μCOM
44a…CPU
44b…ROM
44c…RAM
44d…バスライン
45…表示器
46…ガス遮断弁
47…圧力検出ユニット
47a…通常圧力検出回路(圧力検出手段)
47b…圧力変化検出回路(圧力変化検出手段)
47c…切替回路(切替手段)
47d…通常電流供給経路
47e…低電流供給経路
A〜D…接続点
E,F…分岐点
L1…電流供給経路
L2…バイパス経路
P1〜P5…接点
R1〜R4…ピエゾ抵抗
Rz…抵抗
S…圧力センサ
SW1〜SW3…スイッチ
TD1,TD2…音響トランスジューサ

Claims (4)

  1. 電源からの電流供給により作動する圧力センサと、
    前記圧力センサからの信号に基づいて圧力を計測する圧力検出手段と、
    前記圧力センサからの信号に基づいて圧力変化を検出する圧力変化検出手段と、
    前記圧力センサからの信号を前記圧力検出手段に入力させる入力状態と入力させない非入力状態とで切り替える切替手段と、を備え、
    前記切替手段は、前記圧力変化検出手段により圧力変化が検出されない場合に非入力状態とし、前記圧力変化検出手段により圧力変化が検出された場合に入力状態に切り替え
    前記圧力センサからの信号を分岐させ、一方を前記圧力変化検出手段に入力させると共に、他方を前記切替手段に入力させ、
    前記圧力変化検出手段は、圧力変化を検出しない状態において増幅率を所定値とし、圧力変化を検出して前記切替手段が入力状態となった場合に増幅率を前記所定値より小さい値とする
    ことを特徴とする圧力検出ユニット。
  2. 前記入力状態において前記電源から前記圧力センサに通常電流を供給する通常電流供給経路と、
    前記非入力状態において前記電源から前記圧力センサに通常電流よりも低い低電流を供給する低電流供給経路と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の圧力検出ユニット。
  3. 前記低電流供給経路は、前記電源と前記圧力センサとをつなぐ電流供給経路と、前記電流供給経路上に設けられた抵抗と、を有し、
    前記通常電流供給経路は、前記抵抗をバイパスして前記電源と前記圧力センサとをつなぐバイパス経路を有する
    ことを特徴とする請求項2に記載の圧力検出ユニット。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の圧力検出ユニットを内蔵する
    ことを特徴とするガスメータ。
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