JP5285249B2 - 唇色スケール及び口紅の選定方法 - Google Patents

唇色スケール及び口紅の選定方法 Download PDF

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Description

本発明は唇色スケール及び口紅の選定方法に係り、特に使用者に最適な似合う色の口紅の選択を行うのに用いる唇色スケール及び口紅の選定方法に関する。
近年、個性の尊重と共に、流行に合わせるのではなく自分にとって良いものを選ぶという意識が強まる傾向にある。よって、化粧品の選定を行うに際しても、自分に似合う色或いは化粧方法を知りたいとの欲求、要望が強くなって来ている。特に、化粧品の中でも口紅は、顔の中でも唇という特定箇所に肌色と大きく色相が異なる口紅を塗布するため、その欲求、要望は強いものとなる。
このような自分(口紅の使用者)に似合った口紅の色を選定する欲求や要望に答えるために、デパートやカルチャースクール等において色選びのためのセミナーや講習が行われている。従来、使用者に似合った口紅の選定を行う口紅の選定方法としては、顔の肌色やヘアカラーを指標として、その使用者に似合う口紅の色を選択する方法が一般的であった(特許文献1参照)。
特開2003−024136号公報
上記のように、顔の肌色やヘアカラーを指標としてその使用者に似合う口紅の色を選択することにより、使用者が任意に口紅の色選定を行う場合に比べ、より似合った口紅の選定を行うことが可能となる。
ところが、このような従来の口紅の選定方法では、次のような問題点が生じた。即ち、従来の口紅の選定方法では、似た肌色を有する複数の人に対し同色の口紅を使用したときは同じ仕上がりになることが前提となっている。しかしながら、実際に似た肌色を有する複数の人に対して同色の口紅を使用したところ、同一の仕上がりとはならず仕上がりの色が異なる現象が発生した。
このため、従来の口紅の選定方法では、似合うとして選定された色の口紅を使用しても、実際に使用すると似合わない色の仕上がりとなることがあり、使用者の欲求、要望に充分に答えることができないという問題点が生じた。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、唇に塗布した後の口紅の色を使用者に似合った色とすることができる唇色スケール及び口紅の選定方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために本発明では、
本体部に、複数の唇色が表示された色表示部を有する唇色見本部と、前記唇色を明度,彩度,色相に基づき分類した複数の唇色カテゴリーを表示した唇色カテゴリー表示部とが対応付けられて表示されており、
前記本体部が唇色が透けて見える半透明な材料よりなる唇色スケールであって、
前記唇色カテゴリー表示部は、
明度及び彩度が平均的である普通の唇色であることを示す普通用唇色カテゴリー表示部と、
明度が前記普通用唇色カテゴリー表示部に対して高い、淡い唇色であることを示す淡い用唇色カテゴリー表示部と、
彩度が前記普通用唇色カテゴリー表示部に対して高い、赤い唇色であることを示す赤い用唇色カテゴリー表示部と、
明度が前記普通用唇色カテゴリー表示部に対して低い、濃い唇色であることを示す濃い用唇色カテゴリー表示部とを有することを特徴とするものである。
本発明によれば、判定された使用者の唇色の唇色カテゴリーに基づき、口紅選定チャートにより使用者の唇色カテゴリーに似合う色の口紅を選定するため、使用者の唇色に基づいた使用者に似合う色の口紅を選定することが可能となる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面と共に説明する。
図1は、本発明の一実施例である口紅の選定方法を示すフローチャートである。本実施例に係る口紅の選定方法は、概略的に述べると自分に似合った口紅を選定しようとする者(以下、使用者ということもある)に対し、先ず使用者の唇の色(唇色という)を測定し、この測定された唇色が後述するように分類分けされた唇色カテゴリーのいずれに属するかを判定する。続いて、この判定結果に基づき、後述するように予め唇色カテゴリーとこれに似合う色の口紅との対応付けを行った口紅選定チャートを用い、これより使用者に最も似合う口紅を選定する。このように本実施例では、使用者の口紅を選定するに際し、使用者の唇色に基づき口紅を選定することを特徴としている。
ここで、本実施例に係る口紅の選定方法の具体的処理の説明の前に、本発明者が唇色に注目した理由について説明する。
前述したように、従来において口紅を選定する場合、顔の肌色やヘアカラーを指標としてその人に似合う口紅の色を選択することが行われていた。この方法が適正である場合、同一或いは似た肌色を有する複数の人に対し同色の口紅を使用したときは、同じ仕上がりになる筈である。しかしながら、実際には同一或いは似た肌色を有する複数の人に対して同色の口紅を使用しても、同一の仕上がりとはならず仕上がりの色が異なる現象が発生した。
本発明者は、この現象が発生する理由を精査したところ、使用者の唇色に原因があるのではとの結論に達した。即ち、口紅は唇に塗布されるものであり、塗布した状態では薄い膜を形成する。よって、塗布された状態の口紅は、一定の透光性を有し、換言すると一定の透明度を有し、使用者の唇色が透けて見える状態となる。即ち、口紅の塗布後に見える口紅の色は、口紅単体の色ではなく、使用者の唇色と口紅の色とが互いに影響し合って生成される色であるといえる。
このように考えた場合、上記した従来の問題点が生じることも説明される。また、口紅色を考慮して口紅の選定を行うことにより、口紅の塗布後の色(口紅の色と唇色が融合した色。以下、融合色という)をより使用者に似合ったものとすることが可能となる。以下、上述した原理に基づき実施される、本実施例に係る口紅の選定方法の具体的処理について説明する。
本実施例に係る口紅の選定処理では、図1のステップ10(図では、ステップをSと略称している)において、使用者の唇色を測定する。図2は、使用者の唇色を測定している様子を示している。同図に示すように、使用者の唇色は、唇色スケール1Aを用いて行う。
図3は、第1実施例である唇色スケール1Aを拡大して示している。この唇色スケール1Aは、本実施例では唇色の唇色カテゴリーに対応して4枚の唇色スケール1a〜1dにより構成されている。また、各唇色スケール1a〜1dは、透明なフィルム或いはシート状の本体部4に唇色カテゴリー表示部2と唇色見本部3とを形成した構成とされている。この唇色見本部3は、複数の唇色が表示されており、また唇色見本部3は後述するように、唇色を明度,彩度,色相に基づき分類した唇色カテゴリーが表示されている。唇色の評価精度を高めるためには、唇色見本部3は唇色がやや透けて見えるよう半透明の材料であることが望ましい。
ここで、唇色カテゴリーについて説明する。前記したように、使用者の口紅を塗布した後の融合色を使用者に似合った色とするには、唇色を適正に測定することが望ましい。また、唇色に一定の特性があるようならば、この特性に応じて分類化することが更に望ましい。そこで本発明者は、18歳〜59歳の180人の被評価者に対して唇色の視感評価を行う実験を行った。
図4乃至図9は、この視感評価の後マンセル色票によって唇色を判定した評価結果をマンセルマップによる分布として示したものである。尚、図4乃至図8において(A)で示す図は横軸に色相を取ると共に縦軸に明度を取り、(B)で示す図及び図9では横軸に彩度を取り縦軸に明度を取っている。明度は数字が大きくなるほど明るくなり、彩度は数字が大きくなるほど鮮やかとなる。また、色相においてRで示すのは「赤」であり、Pで示すのは「紫」である。よって、図中右側に行くほど、赤が濃くなることを示す。更に、各図には複数の多重円が示されているが、その多重の円の数が多いほど、またその径が大きいほど、当該特性を有した者が多かったことを示している。
図4は、評価を行った180人全員の評価結果を示すものである。同図より、図4(A)に示される色相−明度との相関については明度及び色相共に略中間的な特性(図の中心近傍に対応する特性)を有する人が多いことが分かり、また図4(B)に示す彩度−明度との相関については彩度が低い人が多いことが分かる。しかしながら、図4に示す評価結果から唇色の分類を行うことは困難である。
このため本発明者は、唇色を示す分類として「淡い(白っぽい)」、「普通(白すぎず、赤すぎず)」、「赤い」、「濃い」の4つのカテゴリー(このカテゴリーを唇色カテゴリーという)を設定し、180人の被評価者をこの4つの唇色カテゴリーに分類した。そして、唇色カテゴリー毎にマンセルマップによる分布を求めた。各図では、全体の分布を線で囲って示す。
図5は、唇色が淡いと判定された人の特性を示している。図5(A)より唇色が淡いと判定された人は全体の分布に対して明度が高い特性を示すことが分かる。また、図5(B)より、唇色が淡いと判定された人は彩度が平均値に対して低い特性を示すことが分かる。尚、図5(B)において、「2.5R6/4」,「5R6/4」等のように記載されている内容は、例えば「2.5R6/4」を例に挙げると、「2.5R」が色相を示し、「6」が明度を示し、「4」が彩度を示している。同様に、「5R6/4」を例に挙げると、「5R」が色相を示し、「6」が明度を示し、「」が彩度を示している。
図6は、唇色が普通と判定された人の特性を示している。図6(A),(B)より唇色が普通と判定された人は明度及び彩度共に全体の分布の中央に位置し中間的である特性を示すことが分かる。また図7は、唇色が赤いと判定された人の特性を示している。図7(A)より唇色が赤いと判定された人は色相が平均値に対して赤色よりの特性を示すことが分かる。また、図7(B)より、唇色が赤いと判定された人は彩度が全体の分布に対して鮮やかな赤色特性を示すことが分かる。更に、また図8は、唇色が濃いと判定された人の特性を示している。図8(A)より唇色が濃いと判定された人は明度が全体の分布に対して低い特性を示すことが分かる。また、図8(B)より、唇色が濃いと判定された人は彩度が全体の分布に対して低い特性を示すことが分かる。
図9は、図4(B)に示した180人全体の特性を示す図に、「淡い」、「普通」、「赤い」、「濃い」の4つ唇色カテゴリーの特性領域をマッピングしたものである。同図より、「淡い」、「普通」、「赤い」、「濃い」の4つ唇色カテゴリー毎に分類分けされており(即ち、重なる部分が少ない)、よって使用者の唇色を分類する場合、この4つの唇色カテゴリーを用いて分類することが可能であることが立証された。また、唇色を評価する際の重視点についても調べたところ、下唇が重視されることが分かり、評価の際の着目的についても明らかになった。
上記の実験結果より、本実施例では使用者の唇色を測定する際、使用者の唇色が「淡い」、「普通」、「赤い」、「濃い」の4つ唇色カテゴリーのいずれに属するかを測定することとしている。ここで、再び図2及び図3に戻り、説明を続ける。
図3に示される唇色スケール1Aは、4つ唇色カテゴリーに対応した淡い用唇色スケール1a、普通用唇色スケール1b、赤い用唇色スケール1c、濃い用唇色スケール1dとにより構成されている。また、この唇色の測定に用いる唇色スケールは、図3に示すものに限定されるものではなく、例えば図21に示す唇色スケール1Bを用いることもできる。
この唇色スケール1Bも、透明なフィルム或いはシート状の本体部4に唇色カテゴリー表示部2と唇色見本部3とを形成した構成とされているが、1枚の本体部4に二種類の唇色カテゴリーを同時に設けた構成としている。即ち、唇色スケール1Bは、淡い用唇色スケール1aと標準的(上記した「普通」を標準的と表現することもある)用唇色スケール1bとを1枚の本体部4に形成すると共に、赤い用唇色スケール1c濃い用唇色スケール1dとを1枚の本体部4に形成に形成した構成としている。この構成とすることにより、合計2枚のスケールとなるため、図3に示した図3に示される唇色スケール1Aに比べコンパクト化を図ることができる。
また、淡い用唇色スケール1aと標準的用唇色スケール1b、及び赤い用唇色スケール1c濃い用唇色スケール1dは対象な配置とされている。これにより、1枚の本体部4に形成に二つの唇色スケールを設けた構成としても、使用性が低下してしまうようなことはない。更に、各唇色スケール1a〜1dの外延部分には湾曲部4Aが形成されている。この湾曲部4Aの形状は、唇の形状に対応して設定されている。よって、唇色の測定のために唇色スケール1Bを唇に当てた際、唇色スケール1Bの湾曲部4Aが唇のラインに沿った状態となり、測定の容易化及び使用性の向上を図ることができる。
上記構成された唇色スケール1Bにおいて、淡い用唇色スケール1aの唇色見本部3には「淡い」に対応する「2.5R6/6」、「2.5R6/4」、「7.5R6/6」、「5R6/4」の各色が施されている。この際、唇色見本部3には、図5から得られる全ての特徴となる唇色を表示する必要はなく、特に特徴となる唇色を選定して施す構成としてもよい。具体的には、図5(B)には「淡い」の特徴的な唇色として「2.5R6/4、2.5R6/6、5R5/8、5R6/4、5R6/6、7.5R6/6」の6色が選定されているが、本実施例ではこの中から上記の「2.5R6/6、2.5R6/4、7.5R6/6、5R6/4」の4色を選定している。
同様に、普通用唇色スケール1bの唇色見本部3には、「普通」に対応する「10RP5/6」、「7.5R4/6」、「2.5R5/8」、「2.5R5/4」の各色が施されている。また、赤い用唇色スケール1cの唇色見本部3には、「赤い」に対応する「2.5R5/10」、「2.5R4/8」、「5R3/8」の各色が施されている。更に、濃い用唇色スケール1d唇色見本部3には、「濃い」に対応する「5R3/6」、「2.5R3/6」、「2.5R4/4」の各色が施されている。この「普通」、「赤い」、「濃い」の夫々についても、図6乃至図8から得られる全ての色を表示する必要はなく、特に特徴となる色を選定して施す構成としてもよい。
従って、図1に示すステップ10の唇色カテゴリー判定処理では、各唇色スケール1a〜1dの唇色見本部3を図2に示すように使用者の唇に当てて色を比べ、同一或いは最も類似する色が選定された時点で、当該唇色見本部3の唇色カテゴリー表示部2を見る。唇色カテゴリー表示部2には、当該唇色見本部3に対応する唇色カテゴリーが表示されており、よって簡単に使用者の唇色の唇色カテゴリーを判定することができる。
上記した図1にステップ10で示す唇色カテゴリー判定処理が終了すると、続いてステップ11において、使用者の顔の肌色を測定する。
この使用者の測定は、例えば特開2002−262938号公報に開示されているように肌色見本を利用して行うことも可能であるが、使用者に対して美容カウンセリングを行う美容部員は肌色の測定は経験的に行うことができる。このため、本実施例では視感により肌色測定を行うこととした。
また、測定される肌色の分類方法も種々提案されているが、本実施例では肌色を「赤みよりの明るい肌色」、「黄みよりの明るい肌色」、「黄みで標準的な明るさの肌色」、「健康的な濃い肌色」に分類し、それぞれを肌色カテゴリーとした。よって本実施例では、ステップ11の処理により、使用者の肌色はこの4つの肌色カテゴリーのいずれかに分類される。尚、肌色の分類はこれに限定されるものではなく、更に細分化することも可能である。
上記した図1にステップ11で示す肌色カテゴリー判定処理が終了すると、続いてステップ13において、ステップ10及びステップ11で求められた唇色カテゴリー及び肌色カテゴリーに基づき、口紅選定チャート5を用いて使用者に似合った口紅の選定処理を行う。
ここで、口紅選定チャート5について説明する。図12及び図13は、口紅選定チャート5の一例を示している。
本実施例では図12に示されるように、口紅選定チャート5は、赤みよりの明るい肌色用口紅選定チャート5a(以下、赤/明用口紅選定チャート5aという)、黄みよりの明るい肌色用口紅選定チャート5b(以下、黄/明用口紅選定チャート5bという)、黄みで標準的な明るさの肌色用口紅選定チャート5c(以下、黄/標用口紅選定チャート5cという)、及び健康的な濃い肌色用口紅選定チャート5d(以下、健/濃用口紅選定チャート5dという)の4枚のチャートにより構成されている。
図13は、この4枚の口紅選定チャート5a〜5dの内、一例として黄/標用口紅選定チャート5cを示している。同図に示すように、黄/標用口紅選定チャート5cは、大略すると唇色カテゴリー表示エリア6と、口紅表示エリア7とにより構成されている。
唇色カテゴリー表示エリア6は黄/標用口紅選定チャート5cの縦軸に該当するものであり、前記した「淡い」,「普通」,「赤い」,「濃い」の唇色カテゴリーが記載されている。また、口紅表示エリア7は黄/標用口紅選定チャート5cの横軸に該当するものであり、「輪郭なし」と「輪郭あり」とに分類されている。
更に、本実施例では「輪郭なし」と「輪郭あり」とを更に「トーン1」と「トーン2」に細分類している。この「輪郭なし」は唇内部と唇の輪郭との色差がほとんどないか、小さいことを示す。「輪郭あり」は唇内部の色よりも唇の輪郭の色が濃くはっきりとしていることを示す。「輪郭あり」の唇は、唇の輪郭と内側の色差を感じさせないように、「輪郭なし」の唇にあう口紅よりもやや濃い色や、カバー力のあるタイプの口紅にするのが望ましい。このため、本実施例では口紅表示エリア7を「輪郭なし」と「輪郭あり」とで更に細分化している。また、トーン1,2は口紅の色調(色彩の強弱や濃淡)や隠蔽力を2段階に分類したものである。
上記のように分類が行われることにより、口紅表示エリア7は唇色カテゴリー(淡い,普通,赤い,濃い)毎にそれぞれ4領域(輪郭なし+トーン1,輪郭なし+トーン2,輪郭あり+トーン1,輪郭あり+トーン2)、合計で16の領域が形成される。そして、この形成された16の各領域には、唇色カテゴリーと、輪郭あり/なし、トーン1,2の組合せに適した口紅の商品名が記載されている。
従って、ステップ13において使用者に似合った色の口紅を選定する場合、先ずステップ11で判定された肌色カテゴリーにより、4枚の口紅選定チャート5a〜5dの内から判定された肌色カテゴリーに対応した口紅選定チャートを選ぶ。今、仮にステップ11において、使用者の肌色が「黄みで標準的な明るさの肌色」のカテゴリーであったとすると、4枚の紅選定チャート5a〜5dの内から黄/標用口紅選定チャート5cを選定する(図13に示す)。
続いて、黄/標用口紅選定チャート5c内の唇色カテゴリー表示エリア6より、ステップ10で判定された唇色カテゴリーに対応した領域を見る。今、仮にステップ10において判定された使用者の唇色が「普通」のカテゴリーであったとし、更に使用者の唇が輪郭がなく、また色調がトーン2(色彩が弱く淡い)であったとする。
この条件に適合する口紅は、黄/標用口紅選定チャート5cより、「スーペリアRD375(商品名)」であることが分かる。即ち、上記した唇色カテゴリー及び肌色カテゴリー(補助的に、輪郭やトーン)を有する使用者は、「スーペリアRD375」を用いることにより、使用者に似合った融合色(口紅の塗布後の色。口紅の色と唇色が融合した色)を実現することができる。
ところで、上記のように使用者の唇に似合った融合色を実現するには、口紅選定チャート5a〜5dの唇色カテゴリー及び肌色カテゴリー(補助的に、輪郭やトーン)の組合せにより特定された領域に記載されているに表示されている口紅が、使用した際に使用者に似合った融合色を実現できるものである必要がある。以下、この条件を満たす口紅選定チャート5(5a〜5d)の作成方法について説明する。
前記したように、本実施例ではステップ13において口紅を選定する際、基本的には唇色カテゴリーと肌色カテゴリーとの組合せにより選定される。本実施例の場合には唇色カテゴリーは「淡い」,「普通」,「赤い」,「濃い」の4分類であり、また肌色カテゴリーは
「赤みよりの明るい肌色」、「黄みよりの明るい肌色」、「黄みで標準的な明るさの肌色」、「健康的な濃い肌色」の4分類である。このため、唇色カテゴリーと肌色カテゴリーとの組合せは、図10に示すA1〜A4、B1〜B4、C1〜C4、D1〜D4の16のカテゴリーとなる。
本実施例では、口紅選定チャート5(5a〜5d)を作成するに際し、この16カテゴリーに該当する被測定者を選定し、各被測定者に異なる色(本実施例では10色とした)の口紅を実際に使用してもらった。そして、各口紅が当該被測定者に似合うかどうかを多数者(本実施例では100名程度)により視感により判断してもらい、その結果をアンケートとして収集して集計した(自己の評価結果も含む)。
図11は、図10のB2のカテゴリー(黄みで明るい肌色×普通唇)である被測定者の評価結果を示している。同図において、破線で囲ったものがアンケートの結果、当該被測定者に似合うと判定された領域である。そして、この破線領域に対応する口紅の製品名は、容易に選定することができる。この処理を16カテゴリーの全てに対して行うことにより、またこのように選定された内容に、補助的な輪郭やトーンの影響を加味することにより、口紅選定チャート5(5a〜5d)を作成することができる。また、16カテゴリーの全てに対して複数の被測定者を選定し、各人に対して上記評価を行うことにより、より精度の高い口紅選定チャート5(5a〜5d)を作成することができる。
このように本実施例では、被測定者が実際に使用した口紅の色に対して似合うか否かを評価した結果に基づき口紅選定チャート5(5a〜5d)を作成しているため、ステップ13で選定された口紅は、使用者に似合った融合色を実現することができるものとなる。
また、上記のように16カテゴリーのそれぞれに対して被測定者に似合う口紅の選定処理を行ったところ、唇色カテゴリーから似合う口紅の色を選定する際、各カテゴリーに共通する似合う口紅の評価の傾向が判明した。
具体的には、20代の場合には、ほとんどの人が素の唇色に近い色が似合い、本人も素の唇色に近い色を好むことが分かった。これは、図11において破線で示された、似合うと判定された領域内に素の口紅色が存在していることからも分かる。また、少しでも色が赤い・強いと判断した場合には、似合わないとする傾向がある。これより、素の唇色から、即ち使用者の唇色カテゴリーを知ることにより、当該使用者が似合うと思う融合色をおおよそ判断することができる。
また、30代から50代の場合には、ほとんどの人が赤みの明るいから濃い色が似合う傾向がある。また、唇色が普通〜赤い人は、素の唇色に近い色と赤み明るい〜濃いも似合うことが判明した。一般に、30代から50代では、20代に比べて嗜好の幅が広いことも分かった。
ここで、再び図12及び図13に戻り説明を続ける。上記のように、口紅選定チャート5(5a〜5d)は被測定者が実際に使用した口紅の色に対して似合うか否かを評価した結果に基づき作成しているため、この口紅選定チャート5(5a〜5d)を用いて口紅の選定を行うことにより使用者に似合った融合色を実現できる口紅を確実に選定することができる。また、使用者の唇色カテゴリーと肌色カテゴリーとが判定されれば、直ちに当該使用者に似合う口紅が口紅選定チャート5により直ちに選定されるため、容易に口紅の選定処理を行うことができる。
ところで、上記した実施例では口紅選定を行う基本的なパラメータとして唇色カテゴリーと肌色カテゴリーの二つのパラメータを用いた。しかしながら、簡易的な口紅選定を行う場合には、図14に示すような口紅選定処理を行っても良い。図14に示す口紅選定処理は、図1に示した口紅選定処理におけるステップ11で示した肌色カテゴリーの判定処理を省略したものである。
この図14に示す口紅選定処理では、先ずステップ20において、図2及び図3を用いて説明したように唇色スケール1を用いて使用者の唇色の唇色カテゴリーを判定する。続くステップ21では、口紅選定チャートに基づき、ステップ20で判定された唇色カテゴリーに対応した色の口紅を選定する。ここで用いる口紅選定チャートは、図12で示した口紅選定チャート5と異なり、唇色カテゴリーとこれに似合う色の口紅との対応付けのみがされた口紅選定チャートである。尚、ステップ21で用いる口紅選定チャートの作成方法は、基本的には前記した口紅選定チャート5の作成方法と同様であり、肌色カテゴリーを唇色カテゴリーと対応させていない点で異なるのみである。
図14に示した実施例のように、肌色カテゴリーを口紅選定のパラメータから除き、唇色カテゴリーのみにより口紅選定を行う方法としても、従来に比べてより使用者に似合った色の口紅の選定を行うことができる。
尚、上記した実施例では、口紅選定チャート5を肌色カテゴリーに対応させて4枚の赤/明用口紅選定チャート5a,黄/明用口紅選定チャート5b,黄/標用口紅選定チャート5c,健/濃用口紅選定チャート5dに分割した構成としたが、これを纏めて1枚の口紅選定チャートとすることも可能である。
続いて、図15乃至図20を用いて、上記した口紅の選定方法を利用した美容方法について説明する。以下の説明は、美容部員が使用者(以下の説明では、お客様という)に対して美容カウンセリングを行う形態を例に挙げて説明するものとする。
図15は、本美容方法に用いる各種ツールを示している。同図に示すように本美容方法では、チェックシート10、唇色発見スケール20、アドバイスシート30(外面を30A、内面を30Bで示す)、挿入カード40(外面を40A、内面を40Bで示す)、唇色紹介シート50(外面を50A、内面を50Bで示す)、ブランド紹介シート60、ブランド別口紅情報70等を用いる。
本美容方法では、先ず図16に示すように、お客様(美容方法を施術しようとする人)自身にチェックシート10を記入してもらう(ステップ1)。そして、記入が済んだら、記入された項目をお客様と確認しながら意識の共有化を図る。続いて、お客様の現在使用しているリップメークを落とす処理を行う(ステップ2)。

続いて、図17に示すように、お客様の唇色(唇色カテゴリー)及び素肌色(肌色カテゴリー)の分析を行う(ステップ3)。具体的には、先ず唇色発見スケール20を用いてお客様の唇色を確認し、続いて素肌色マップ80を用いてお客様の顔の肌色を確認する。そして、唇色紹介シート50Bを用いて唇色を確認する。
続いて、図18に示すように、唇色にあう口紅(色やブランド)の選定を行う。具体的には、先ずブランド紹介シート60を用いてブランドの選定を行う。続いて、ブランド別口紅情報70を用いて、お客様に2色(1〜3色)の選定をしてもらう。尚、お客様が口紅を2〜3色選定した場合には、唇の半分につけて実習(レッスン)する色を決定する。
続いて、図19に示すように、美容部員によりお客様に対し、口紅の唇への描き方のアドバイスを行う。具体的には、チェックシート10に記載されているお客様の悩み部分をチェックしながら、アドバイスシート30Bに沿って口もとを魅力的に描くテクニックを紹介する。この際、唇スケール90を活用して美容部品(スタッフ)が唇の半分のみ仕上げ、残り半分はお客様に仕上げてもらう。
上記のように口紅の描き方のアドバイスが終了すると、図20に示すように、使用した化粧品をアドバイスシート30Bに記入して美容方法を終了する。そして、お客様に対してアンケート用紙100の記入をしてもらう。上記した美容方法では、お客様の唇色(唇色カテゴリー)に適合した口紅の選定を行うことができ、お客様に似合った口紅の選定を行うことができる。
図1は、本発明の一実施例である口紅の選定方法を示すフローチャートである。 図2は、唇色カテゴリー判定処理を説明するための図である。 図3は、唇色カテゴリー判定処理で用いる唇色スケールを説明するための図である。 図4は、唇色の評価結果を示す図である(全員)。 図5は、唇色の評価結果を示す図である(唇色が淡いと判定された人)。 図6は、唇色の評価結果を示す図である(唇色が普通と判定された人)。 図7は、唇色の評価結果を示す図である(唇色が赤いと判定された人)。 図8は、唇色の評価結果を示す図である(唇色が濃いと判定された人)。 図9は、唇色カテゴリーを示す図である。 図10は、唇色カテゴリーと肌色カテゴリーの組合せを示すチャートである。 図11は、唇色カテゴリー(普通)と肌色カテゴリー(黄みで明るい肌)である人に異なる色の口紅を使用したときの「似合う/似合わない」のアンケート結果及び視感判定の結果を示す図である。 図12は、口紅選定処理で使用する口紅選定チャートを示す図である。 図13は、口紅選定処理で用いる口紅選定チャートを拡大して示す図である。 図14は、本発明の他の実施例である口紅の選定方法を示すフローチャートである。 図15は、上記した口紅の選定方法を利用した美容方法に用いる各種ツールを示す図である。 図16は、上記した口紅の選定方法を利用した美容方法を説明するための図である(その1)。 図17は、上記した口紅の選定方法を利用した美容方法を説明するための図である(その2)。 図18は、上記した口紅の選定方法を利用した美容方法を説明するための図である(その3)。 図19は、上記した口紅の選定方法を利用した美容方法を説明するための図である(その4)。 図20は、上記した口紅の選定方法を利用した美容方法を説明するための図である(その5)。 図21は、唇色スケールの他の実施例を示す図である。
符号の説明
1 唇色スケール
1a 淡い用唇色スケール
1b 普通用唇色スケール
1c 赤い用唇色スケール
1d 濃い用唇色スケール
2 唇色カテゴリー表示部
3 唇色見本部
5 口紅選定チャート
5a 赤/明用口紅選定チャート
5b 黄/明用口紅選定チャート
5c 黄/標用口紅選定チャート
5d 健/濃用口紅選定チャート
6 唇色カテゴリー表示エリア
7 口紅表示エリア
10 チェックシート
20 唇色発見スケール
30A,30B アドバイスシート
40A,40B 挿入カード
50A,50B 唇色紹介シート
60 ブランド紹介シート
70 ブランド別口紅情報
80 素肌色マップ
90 唇スケール
100 アンケート用紙

Claims (8)

  1. 本体部に、複数の唇色が表示された色表示部を有する唇色見本部と、前記唇色を明度,彩度,色相に基づき分類した複数の唇色カテゴリーを表示した唇色カテゴリー表示部とが対応付けられて表示されており、
    前記本体部が唇色が透けて見える半透明な材料よりなる唇色スケールであって、
    前記唇色カテゴリー表示部は、
    明度及び彩度が平均的である普通の唇色であることを示す普通用唇色カテゴリー表示部と、
    明度が前記普通用唇色カテゴリー表示部に対して高い、淡い唇色であることを示す淡い用唇色カテゴリー表示部と、
    彩度が前記普通用唇色カテゴリー表示部に対して高い、赤い唇色であることを示す赤い用唇色カテゴリー表示部と、
    明度が前記普通用唇色カテゴリー表示部に対して低い、濃い唇色であることを示す濃い用唇色カテゴリー表示部とを有することを特徴とする唇色スケール。
  2. 前記本体部の縁部に、唇の形状に対応させた湾曲部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の唇色スケール。
  3. 前記普通用唇色カテゴリー表示部は、マンセル色票の表示で少なくとも2.5R5/4、2.5R5/8、7.5R4/6、10RP5/6を表示し、
    前記淡い用唇色カテゴリー表示部は、マンセル色票の表示で少なくとも2.5R6/4、2.5R6/6、5R6/4、7.5R6/6を表示し、
    前記赤い用唇色カテゴリー表示部は、マンセル色票の表示で少なくとも2.5R4/8、2.5R5/10、5R3/8を表示し、
    前記濃い用唇色カテゴリー表示部は、マンセル色票の表示で少なくとも2.5R3/6、2.5R4/4、5R3/6を表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の唇色スケール。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の唇色スケールを用いて口紅の選定を行う口紅の選定方法であって、
    前記唇色スケールを使用者の唇に当てることにより、前記使用者の唇の色である唇色を測定し、該唇色が明度,彩度,色相に基づき分類された唇色カテゴリーのいずれに属するかを前記唇色スケールを用いて判定する唇色カテゴリー判定ステップと、
    唇色カテゴリーとこれに似合う色の口紅との対応付けを行った口紅選定チャートに基づき、前記唇色カテゴリー判定ステップで判定された前記唇色カテゴリーに対応した色の口紅を選定する口紅選定ステップと
    を有することを特徴とする口紅の選定方法。
  5. 前記口紅選定チャートは、
    前記唇色カテゴリー毎に唇の輪郭ありの項目と、輪郭なしの項目で分類されていることを特徴とする請求項4に記載の口紅の選定方法。
  6. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の唇色スケールを用いて口紅の選定を行う口紅の選定方法であって、
    前記唇色スケールを使用者の唇に当てることにより、前記使用者の唇の色である唇色を測定し、該唇色が明度,彩度,色相に基づき分類された唇色カテゴリーのいずれに属するかを前記唇色スケールを用いて判定する唇色カテゴリー判定ステップと、
    使用者の肌の色である肌色を測定し、該肌色を予め分類されている肌色カテゴリーのいずれに属するかを判定する肌色カテゴリー判定ステップと、
    唇色カテゴリーと肌色カテゴリーとの組合せと、この組合せに似合う色の口紅との対応付けを行った口紅選定チャートに基づき、前記唇色カテゴリー判定ステップで判定された前記唇色カテゴリー及び前記肌色カテゴリー判定ステップで判定された前記肌色カテゴリーに対応した色の口紅を選定する口紅選定ステップと
    を有することを特徴とする口紅の選定方法。
  7. 前記口紅選定チャートは、
    前記唇色カテゴリー毎に唇の輪郭ありの項目と、輪郭なしの項目で分類されていることを特徴とする請求項6に記載の口紅の選定方法。
  8. 前記肌色カテゴリーは、
    赤みよりの明るい肌色である第1の肌色カテゴリーと、
    黄みよりの明るい肌色である第2の肌色カテゴリーと、
    黄みで標準的な明るさである第3の肌色カテゴリーと、
    健康的な濃い肌色である第4の肌色カテゴリーと、
    に分類されていることを特徴とする請求項6又は7に記載の口紅の選定方法。
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