JP2011043667A - 各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表を使用するための見本を表示した嗜好感性診断ツール - Google Patents
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Abstract
【課題】デザインへの応用が科学的で顧客の要求に合致しないと大きな失敗をする。
【解決手段】各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表に関するものであって、この図表の部分を使用するための補助用の色彩等の適宜に選んだ見本を表示した嗜好感性診断ツールは、各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表である。この図表のそれぞれの文字および文字間に重み付けされた表現の箇所に対応する色彩と形態と柄および素材を視覚で表現したものである。そして、それぞれに於いて適宜に選んだ見本を表示したものであって、且つデザイン時の補助用に使用の嗜好感性診断ツールである。
【選択図】図10
【解決手段】各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表に関するものであって、この図表の部分を使用するための補助用の色彩等の適宜に選んだ見本を表示した嗜好感性診断ツールは、各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表である。この図表のそれぞれの文字および文字間に重み付けされた表現の箇所に対応する色彩と形態と柄および素材を視覚で表現したものである。そして、それぞれに於いて適宜に選んだ見本を表示したものであって、且つデザイン時の補助用に使用の嗜好感性診断ツールである。
【選択図】図10
Description
本願発明と一部が同様の構成の発明は、商品デザイン等の各種デザイン作成用の各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表とその作成方法として特許された分類図表(特許第2070610 号)である。本願発明は、この分類図表に用いるためのツールであって、視覚による見本を表示した嗜好感性診断ツールの発明である。それ故に、その関係が明白になるように、最初に本願発明と一部が同様の構成の上記の特許発明の明細書の記載をし、本願発明に於いて新たに必要な説明をそれに続いて記載し、本願発明のポイントを明白にした。
なお、本願発明の明細書において適宜に選んだ見本とは、それらの見本となる色彩や柄などの内の主だったものの見本という意味である。すなわち、本願発明と一部が同様の構成の上記の特許発明の分類図表に表現されている文字表現に対応する色彩等の全ての見本を表示することは不可能である。それ故に、その中の適宜な見本を選んだと言う意味である。また、触覚嗜好は視覚嗜好とは異なるが、この触覚嗜好の素材は視覚嗜好で認識することが出来る。例えば、上記の特許発明の添付図面の第1c図に示す触覚嗜好の素材の図およびこれを基底にしている本願発明の図7の視覚嗜好の素材で表している図中のナイロンのサラサラという感じやカシミヤのフワフワという感じやシルキーのスベスベという感じは、視覚での嗜好で表して捉えることが可能である。すなわち、ナイロン等の化繊や木綿やカシミヤなどの羊毛の光沢は、触覚と同様に視覚でも容易に認識できる。それ故に、本願明細書では本願発明の基底を為す上記の特許発明の箇所の触覚嗜好(の素材)は視覚嗜好(の素材)と読み替えるものとする。
なお、本願発明の明細書において適宜に選んだ見本とは、それらの見本となる色彩や柄などの内の主だったものの見本という意味である。すなわち、本願発明と一部が同様の構成の上記の特許発明の分類図表に表現されている文字表現に対応する色彩等の全ての見本を表示することは不可能である。それ故に、その中の適宜な見本を選んだと言う意味である。また、触覚嗜好は視覚嗜好とは異なるが、この触覚嗜好の素材は視覚嗜好で認識することが出来る。例えば、上記の特許発明の添付図面の第1c図に示す触覚嗜好の素材の図およびこれを基底にしている本願発明の図7の視覚嗜好の素材で表している図中のナイロンのサラサラという感じやカシミヤのフワフワという感じやシルキーのスベスベという感じは、視覚での嗜好で表して捉えることが可能である。すなわち、ナイロン等の化繊や木綿やカシミヤなどの羊毛の光沢は、触覚と同様に視覚でも容易に認識できる。それ故に、本願明細書では本願発明の基底を為す上記の特許発明の箇所の触覚嗜好(の素材)は視覚嗜好(の素材)と読み替えるものとする。
本願発明と一部が同様の構成の上記の特許発明は、広くは嗜好感性価値観を従来の感覚的・才能的なものでなくこれを科学的に分類した分類図表とその作成方法に関するものであり、特に産業界の商品企画・広告宣伝・地域環境開発におけるデザイン戦略を成功に導くために、一般生活者の五感による嗜好感性価値観の多様性を客観的に分類してその市場構成比をとらえて、最も必要な客層のニーズにマッチしたデザインポリシーを選んで購買動機を高めるための嗜好感性価値観座標軸分類図表とその作成方法に関するものである。就中、これをX軸とY軸の2種類の基本嗜好軸に科学的に分類した嗜好感性価値観座標軸分類図表とその作成方法に関するものである。
しかして、本願発明にかかる各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表を使用するための見本を表示した嗜好感性診断ツールは、上記の特許の分類図表に表記されている文字の表現を、その文字表現にそれぞれに対応する実際の色彩と形状と柄のそれぞれのサンプルを作成したものである。これによって、その文字の表現を視覚による実際の色や模様などのサンプルで表現し、言葉の感覚を通じた実際の見本で表し、実際にデザインするときの大変役立つ補助とした嗜好感性診断のツールにしたものである。
しかして、本願発明と一部が同様の構成の上記の特許発明の背景技術を最初に記載し、本願発明の明細書はその記載を援用する。すなわち従来、企業のトップ・マネージメント,CI担当者,マーケティング担当者,商品企画担当者,市場調査担当者が、建築・工業製品,ファッション,インテリア,アクセサリー,グラフィック,ディスプレイ,イベント,広告販促物,コマーシャルフィルム,人物パーソナリティーの演出,食品味覚設計,香水の調香,音楽の選曲,照明演出効果等の製作に関し、デザイン感性ポリシーを企画・開発・管理する際に、有名デザイナーとか芸術家とか経営コンサルタントか○○家等のその分野の専門家の才能に頼っていた。そして、これらの専門家用の四角や丸い表も作られていた。
それを上記特許の特許権者の指導のもとに、その発明の図表の使用の仕方を教えてきた本願発明の発明者が、上記の図表のうち視覚による図表をより実用的に理解しやすくしたものである。すなわち、上記の図表の中の文字表現を実際の色彩等で認識可能にするため、その図表のそれぞれの文字に対応する箇所を実際の色彩などのサンプルとして実際にデザインするときの補助として役立つツールにしたものである。
特公昭56−*4608
特開昭58−80043
特公平7−956251
特開平1−166208
特開昭60−20635
特開昭56−50467
しかして、本願発明と一部が同様の構成の上記の特許発明の場合、確かにそれらの専門家の能力は優れたものであり成功する例が多い。しかし、その応用が科学的で顧客の要求に合致したものでないと、大きな失敗をする例もこれまた非常に多い。この点が本発明のポイントであるゆえに、以下にそれを詳細に述べる。しかして、現代は、高度情報化時代,感性の時代,多様化の時代,個性化の時代,変化の時代,などといわれている。また、一方、「物」離れの時代とか、心の時代とか、ゆとりを求める時代とかともいわれている。どちらにせよ、身の周りに「物」が豊富になり、「物」が氾濫しているのが今日的な姿なのである。では、どのような時代の流れで今日にいたったのか少しばかり振りかえってみる。「物」が今ほどなかった時代、消費者は「物」を所有すること自体で欲求を満たしていたと言える。それは、大衆の心の中にある程度共通した消費嗜好傾向、つまり、価値観の共通性があったと言えるのである。そのため、大衆よりも先行して所有される「物」そのものがステータスシンボルとなったのである。したがって、従来のマーケティングでは、社会行動を大きなマスととらえ、マスの動き方の特徴的態度に注目してきた。
しかし、今日のように「物」が豊富に行きわたってくると、人々は単なる「物」そのものには満足しなくなったのである。つまり、「物」に何かがないと要求が満たされなくなったのである。その理由は、科学技術の発達に伴い、製品の機能性,品質性,経済性といったハード面の格差が失われやすく均質化してきたからにほかならない。ハード面だけの優秀な製品は、ハード面だけに価値観を見出す少数の顧客だけしかつかまえられない。つまり、「物」に何かがないと振り向かない大多数の生活者は、感性を通してとらえるソフト面、つまりイメージやテイストといった心の満足で製品を選びわけるようになっている。いわば、理性的評価よりも感性的評価の方が高く優先されるようになってきたといえる。
今日のように、あらゆる分野で多様化が進み社会が新しい分化のレベルに達すると、感性的価値観もまた細分化し小集団化し個性化してくる。つまり、従来の大きなマスに対し、今日のマスはミニマスの集合体ということができる。したがって、インディビジュアル化するミニマスにおける感性的価値観の把握が、今日に唯一残されたマーケティングのキーとなる。
今日のように、あらゆる分野で多様化が進み社会が新しい分化のレベルに達すると、感性的価値観もまた細分化し小集団化し個性化してくる。つまり、従来の大きなマスに対し、今日のマスはミニマスの集合体ということができる。したがって、インディビジュアル化するミニマスにおける感性的価値観の把握が、今日に唯一残されたマーケティングのキーとなる。
ユーザー層をセグメントする場合、従来のマーケティングは、ジェネレーションの違い、つまり世代差を過大評価してきたことである。20代,30代,40代,50代と、それぞれ世代によって好みを固定的にとらえた「物」作りをした結果、狙ったターゲットとちがうユーザー層に購入されているという実感に驚かされる企業が多く見られる。これは、もともとセグメンテーションの土台となる前提がマーケットの実態にそぐわなくなっているからである。これに対し、テイストセグメテーションとは、世代差を越えて、上下に広がっている嗜好性で市場をセグメントすることである。これが、現在残された唯一のマーケティング方法である。つまり、ミニマスの感性的価値観を支配している嗜好性の考察こそが最も重要となる。では、その嗜好性には、どんな原理や法則性があるかを考えてみる。まず、最も重要なことの一つに、人種を越え国家を越え文化を越えてもそこの嗜好性があるということについて説明する。デザイン要素のうち、色彩の好みほど十人十色といわれるものはない。
しかし、これを地球環境規模でみると、一つの法則性が見出せる。太陽光線は、平行な角度で地球を照らしている。赤道直下の国は最も照度が高く、北極と南極に近づく程、照度が低くなる。その差は、10万ルックスといわれるほどである。また、赤道圏では、地球を取りまく大気圏を、太陽光線が、最短距離でくぐりぬけてくるが、南北の半球へ進むほど太陽光線が大気圏をくぐり抜ける距離の厚みが増してくる。そのため、短い波長の光が壊れ、緯度の高い国ほど、ブルーに染まった自然光を浴びているわけである。
しかし、これを地球環境規模でみると、一つの法則性が見出せる。太陽光線は、平行な角度で地球を照らしている。赤道直下の国は最も照度が高く、北極と南極に近づく程、照度が低くなる。その差は、10万ルックスといわれるほどである。また、赤道圏では、地球を取りまく大気圏を、太陽光線が、最短距離でくぐりぬけてくるが、南北の半球へ進むほど太陽光線が大気圏をくぐり抜ける距離の厚みが増してくる。そのため、短い波長の光が壊れ、緯度の高い国ほど、ブルーに染まった自然光を浴びているわけである。
つまり、地球上の国々は、緯度にそって赤,黄色,緑,青,青紫と,色相成分のちがう自然光を、グラデーションベルトのように受けている。人々の視覚は、肉体成熟期までに生まれた土地の自然光に順応し、自然光の照度と色温度で美しく照りはえる色に生理心理的に親しみを感じるようになる。そのため、作る「物」にも、使う「物」にも、それぞれの地域色がはっきり反映してくる。日本列島も例外ではない。日本の国土は、北緯25度から北緯45度までにわたり、全長2800キロにも及んでいる。夏の沖縄は、赤道直下と同じ光をあび、冬の北海道は、北緯67度と同じ光をあびる。その上、湿度の高い日本列島は、世界でも珍しい多種多様な色彩感覚を育てている国になっている。日本には、暖寒,明暗,派手/地味の、好みの違うおよそ10タイプの人種が共存している状態である。そして、この出身地の違いによる地域差は、世代差や個人差よりも大きく根づよいもので、自分でも一生の間色感を大きく変えることができない。もちろん、日本人の持って生まれた遺伝因子は大きな問題であるが、全国各地の照度と色温度の違う光で照らされた「物」の形の見え、素材感の見えの違いは、私達日本人のビジュアルな造型的な習慣に、大きなテイスト・バラエティーを生み出す原因になっている。
そして、衣・食・住を含めて、世界中のあらゆる国々のデザイン感性を受けいれ、共感できるという独特の風土が形成されている。
そこで、嗜好性の法則性と原理は、次のように集約される。
a ある地域に住む人々は、共通した嗜好性を持つ傾向が強い。
b あるグループにおける嗜好性は、そのグループの個人個人の嗜好性の共通部分から成立している。
c ある色を好ましく思う人を累積すると、そこに共通した嗜好性が存在している。
d ある嗜好性は、一定の世代や性別に限って存在するのでなく、他の世代や性別をこえて存在することが多い。
e ある嗜好性は、ある個人の中で、一生を通じて大きく変化することはない。
f ある嗜好性に共感する人は、また別の、ある嗜好性に対し反発する傾向がある。
g 嗜好性は、身体的つまり、生理的、心理的、に身についたものであり、個人的で不変的なものである。
以上、7つの嗜好性の法則性と原理は、我々の心の中に潜在化してひそんでいる。日常は,自分でも気づかずにいるが、「物」を選択したり、購入したりする時になると姿を表し、意志決定を左右する購買動機の大きな動員となっている。
そこで、嗜好性の法則性と原理は、次のように集約される。
a ある地域に住む人々は、共通した嗜好性を持つ傾向が強い。
b あるグループにおける嗜好性は、そのグループの個人個人の嗜好性の共通部分から成立している。
c ある色を好ましく思う人を累積すると、そこに共通した嗜好性が存在している。
d ある嗜好性は、一定の世代や性別に限って存在するのでなく、他の世代や性別をこえて存在することが多い。
e ある嗜好性は、ある個人の中で、一生を通じて大きく変化することはない。
f ある嗜好性に共感する人は、また別の、ある嗜好性に対し反発する傾向がある。
g 嗜好性は、身体的つまり、生理的、心理的、に身についたものであり、個人的で不変的なものである。
以上、7つの嗜好性の法則性と原理は、我々の心の中に潜在化してひそんでいる。日常は,自分でも気づかずにいるが、「物」を選択したり、購入したりする時になると姿を表し、意志決定を左右する購買動機の大きな動員となっている。
それでは、個性化時代といわれる今日のデザイン現象に、この嗜好性がどのように出現しているのかいくつかの例をあげてみる。たとえば、トラッドと呼ばれるファッションスタイルである。このトラッドスタイルの愛好者は、今や特定世代に偏ることなく、10代から60代までを含むテイストセグメント、つまり嗜好別に区分された状態になっている。これに対し、トラッド拒否タイプの人は、世代・性別を問わずに存在し、この種の店には出入りしない。テレビその他のマスコミでは、「竹下通りをうめつくすティーンズの原宿族」などと称して一律に扱っているが、竹下通りの群衆をよく観察すると、同じティーンズ世代であってもいくつかの小集団になっていることが判る。スタイルやカラーやパターンやテクスチュアなど、デザイン感性の好みのよく似た者が数人づつ気のあったグループを形成して歩いている。デザイン嗜好別の小集団は、自分の感性にあった店にしか興味を示さない。一方、アウトドアのスポーツレジャーを楽しむ場面では、ウイルダネスと呼ばれるデザインスタイルがある。これは、オフロードドライブ,マウンティングクライミング,フィッシング,キャンピング,など、エキスパート用に開発されたデザインであるが、値段が高いにもかかわらずその高度の機能性とナチュラルでワイルドなデザイン感性にひかれるユーザーは、やはり一群のミニマスを形成し年齢差や男女差を越えて実在する。
図15にあげるピクトグラフ・データは、上記特許の発明者が実際のマーケッティング手法として数量化したテイスト・セグメントである。縦軸が世代で、横軸がデザインの嗜好別小集団を示したものである。どの世代をみても、7種類の異なったデザイン感性の性格者が実在していることを示している。つまり、今やヤングだけがヤングの嗜好のデザインを好むと言う先入観を捨てさせる意識改革が必要である。この分布図表のように、若々しいヤング嗜好のアダルト世代も実在するし、落ち着いたアダルト嗜好のヤング世代も実在するのである。さらに、しなやかなフェミニン嗜好の男性も多数実在するし、ハードでダンディーなマスキュリン嗜好の女性も多数実在する。ユーザー一人一人が自らの嗜好に関して決して妥協しない傾向は、個性表現に生きがいを見出した現代人の性質からみて、今後このデータよりもますます強くなることが予測される。「物」作りに携わる企業は、今や世代の断絶でなく嗜好性の断絶に真剣に対応しなければならない。そこで、本願発明が要求されるものである。一方、これに関する従来の技術として、イメージスケールが日
本カラーデザイン研究所により開発された(特公昭56−46082,特開昭52−80043)。このスケールは、一般生活者の「価値観」を含まない「ウォーム/クール軸とソフト/ハード軸」によって構成され、単に「色彩と言語の関係を調べた連想軸」である。そのため、色彩と言語との対応関係は座標軸上にプロットできるが、軸そのものは顧客嗜好と無関係である。一般的色彩の「言語連想」だけを軸で示すもので、「デザイン嗜好」や「造型価値観」を示す軸ではない。縦・横とも「価値観を含まない軸」であるためマーケティングへ応用しにくい。
本カラーデザイン研究所により開発された(特公昭56−46082,特開昭52−80043)。このスケールは、一般生活者の「価値観」を含まない「ウォーム/クール軸とソフト/ハード軸」によって構成され、単に「色彩と言語の関係を調べた連想軸」である。そのため、色彩と言語との対応関係は座標軸上にプロットできるが、軸そのものは顧客嗜好と無関係である。一般的色彩の「言語連想」だけを軸で示すもので、「デザイン嗜好」や「造型価値観」を示す軸ではない。縦・横とも「価値観を含まない軸」であるためマーケティングへ応用しにくい。
斯様にして、デザイン計画にとって重要な形態要素、素材要素、味覚要素、聴覚要素、香りの要素等は同じ軸によって分類できない。その結果、実際のマーチャンダイジング戦略やマーケティング戦略における実効性が乏しいものであった。すなわち、色彩とその連想言語だけを手がかりにしてデザイン制作はできないし、形態や素材の違うデザインをこの軸に置く時には、表面的な色彩だけに頼らなければならないので、イメージに狂いが生じやすい。その他、経営等の専門家用に四角や丸い表も作られていたが、これらはファジーコンピュータのごとくにそれ自らが微妙な感性を判断するものではなく、それらの表を字引のごとくに参考にしてそれらの専門家が種々の判断を成すものである。すなわち、これらの表は一重構造であって、しかも段階的な分類であって、上記特許のごとくに、基本嗜好軸とこれに対応して重なる表現嗜好の意味基本軸という二重構造ではなく、しかも無段階な分類ではないため自ら生け花ロボットのごとくにその感性を表現できないものである。
しかして、本願発明と一部が同様の構成の上記の特許発明の課題は以上の如くであって、それは以下の如くにして解決された。しかし、その特許発明の図表の要点は文字のみで表記されている。したがって、その概念の把握には大変役立つが、それはあくまで学問的なものに過ぎない。それゆえに、デザイナーが実際にデザインに取りかかるときには、上記の特許発明の図表で学んだことを思い出してその設計に取りかからなければならない。この場合において、熟練したデザイナーの場合はそれは非常に容易である。しかし、まだ初心のデザイナーにとってはそれは容易ではない。そこで、本発明にかかる各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表を使用するための見本を表示した嗜好感性診断ツールは、以上の点に鑑みてこれを文字通りに上記の分類図表を使用する場合に、実際にデザインするときにその補助となるものであって適宜に選んだ色彩等の見本を表示したしたものであり、これが嗜好感性診断ツールとして大いに役立つものとした。
本願発明と一部が同様の構成の上記の特許発明にかかる各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表は、以上の問題点に鑑みて斯様な欠点を解決したものである。そして、この説明は、本願発明のこの部分の説明に援用する。すなわち、産業界での採用と活用を容易にならしめるために、一般生活者の五感の知覚によって情報科学的にとらえられる客観的な嗜好判断軸としたものである。それは、具体的には、「ダイナミック・テイスト(動的嗜好)とスタティック・テイスト(静的嗜好)を判断する軸」、および「フェミニン・テイスト(女性的嗜好)とマスキュリン・テイスト(男性的嗜好)を判別する軸」にその交点を中心にして無段階に重み付けして分類して、それをダイアグラムにしたものである。すなわち、五感の刺激への生活者嗜好の感性価値観軸が、このテイストスケール発明の根拠である。
しかして、本願発明にかかる各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表を使用するための見本を表示した嗜好感性診断ツールは、実際にデザインするときにその補助となるものであって適宜に選んだ色彩等の見本を表示したしたものであり、これを嗜好感性診断ツールとした。
以下に、本発明にかかる各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表を使用するための見本を表示した嗜好感性診断ツールの具体的な構成を詳細に説明する。先ず、本願発明と一部が同様の構成の上記特許発明を述べ本願発明はこの説明を援用する。最初に、その第1の発明の構成部分であって本願発明と一部が同様の構成の上記の特許発明と同じ構成部分である各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表の部分の構成を述べる。これはまず、嗜好座標の基準尺度軸がある。この嗜好座標の基準尺度軸は、一般生活者の五感等のうち視覚に関わる多数のデザイン要素およびその構成による、商品デザイン・広告デザイン・環境デザイン等のあるデザインに関しての感性的価値判断値を、嗜好座標の基準尺度軸の観点からそれぞれにX軸とY軸に交差した下記の2種類の基本嗜好軸にその交点を中心として無段階に重み付けして配置したものである。つぎに、言語嗜好の意味基本軸がある。この表現嗜好の意味基本軸は、上記の嗜好座標の基準尺度軸に、それらの感性的価値判断値を科学的に測定して無段階に重み付けそれぞれに表現嗜好の意味で表したものである。そして、この表現嗜好の意味基本軸を、上記の嗜好座標の基準尺度軸に重ね、よってそれぞれに表現テイストスケールと成した図表がある。しかして、その第1の基本嗜好軸は、ダイナミック・テイストとスタティック・テイストとの観点から無段階分類したダイナミック・テイスト/スタティック・テイスト嗜好軸から成る。そして、その第2の基本嗜好軸は、フェミニン・テイストとマスキュリン・テイストとの観点から無段階分類したフェミニン・テイスト/マスキュリン・テイスト嗜好軸から成る。最後に、上記のX軸とY軸からなる表現テイストスケールと成した複数の嗜好図表であって、且つそれぞれに形態や素材等を表現したもの、すなわち視覚嗜好や触覚嗜好の嗜好感性の異なるZ軸方向用の複数の嗜好図表がある。
つぎに、その第1の発明の構成部分であって本願発明と一部が同様の構成の上記の特許発明と同じ構成部分である各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表に関するものであって、この図表の部分を使用するための補助用の色彩等の適宜に選んだ見本を表示した嗜好感性診断ツールの部分の構成を述べる。これはまず、上記の各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表、であって、この図表のそれぞれの文字および文字間に重み付けされた表現の箇所に対応する色彩と形態と柄および素材を視覚で表現したものでありそれぞれに於いて適宜に選んだ見本を表示したものであって且つデザイン時の補助用に使用の嗜好感性診断ツールである。
そして、その第2の発明の構成部分であって、本願発明と一部が同様の構成の上記の特許発明の構成部分と同じ部分である、各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表の部分の構成を述べる。この発明はまず、嗜好座標の基準尺度軸がある。この嗜好座標の基準尺度軸は、一般生活者の五感等のうち視覚に関わる多数のデザイン要素およびのその構成による商品デザイン・広告デザイン・環境デザイン等のあるデザインに関しての感性的価値判断値を、嗜好座標の基準尺度軸の観点からそれぞれにX軸とY軸に交差した下記の2種類の基本嗜好軸にその交点を中心として無段階に重み付けして配置しさらにそれぞれの基本嗜好軸の間にそれぞれ設けられた1以上の中間の併有嗜好軸無段階に配置したものである。つぎに、言語嗜好の意味基本軸がある。この表現嗜好の意味基本軸は、上記の嗜好座標の基準尺度軸に、それらの感性的価値判断値を科学的に測定して無段階に重み付けそれぞれに表現嗜好の意味で表したものである。そして、この表現嗜好の意味基本軸を、上記の嗜好座標の基準尺度軸に重ね、よってそれぞれに表現テイストスケールと成した図表がある。
しかして、上記の2種の基本嗜好軸は、第1の発明の2種類の基本嗜好軸と同一の構成である。それゆえに、上記の第1の発明の構成の説明の全文をここに援用する。
その他の中間の併有嗜好軸は、上記のそれぞれの基本嗜好軸との観点から無段階に重み付けして位置づけられた嗜好軸である。最後に、上記のX軸とY軸からなる表現テイストスケールと成した複数の嗜好図表であって、且つそれぞれに形態や素材等を表現したもの、すなわち視覚嗜好や触覚嗜好の嗜好感性の異なるZ軸方向用の複数の嗜好図表がある。このZ軸分類図表より成る各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表がある。
しかして、上記の2種の基本嗜好軸は、第1の発明の2種類の基本嗜好軸と同一の構成である。それゆえに、上記の第1の発明の構成の説明の全文をここに援用する。
その他の中間の併有嗜好軸は、上記のそれぞれの基本嗜好軸との観点から無段階に重み付けして位置づけられた嗜好軸である。最後に、上記のX軸とY軸からなる表現テイストスケールと成した複数の嗜好図表であって、且つそれぞれに形態や素材等を表現したもの、すなわち視覚嗜好や触覚嗜好の嗜好感性の異なるZ軸方向用の複数の嗜好図表がある。このZ軸分類図表より成る各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表がある。
つぎに、その第2の発明の構成部分であって本願発明と一部が同様の構成の上記の特許発明と同じ構成部分である各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表に関するものであって、この図表の部分を使用するための補助用の色彩等の適宜に選んだ見本を表示した嗜好感性診断ツールの部分の構成を述べる。これはまず、上記の各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表、であって、この図表のそれぞれの文字および文字間に重み付けされた表現の箇所に対応する色彩と形態と柄および素材を視覚で表現したものでありそれぞれに於いて適宜に選んだ見本を表示したものであって且つデザイン時の補助用に使用の嗜好感性診断ツールである。なお、この明細書での色彩には色相や色調および配色などが含まれていることを念のため述べる。
しかして、図4は、テイストスケール座標軸の定義の図表である。この図表は本願発明にとって非常に重要なものである。すなわち、上記の図1〜3は上記の特許発明と同様に、各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表である。そして本願発明は、この図表を使用するための見本を表示した嗜好感性診断ツールである。すなわちこの図4は、上記の図1〜3に示す総合的な図表を具体的にした図表であって、本願発明の嗜好感性の色彩や形態や素材や柄などの見本となるツールを作りやすくするための図表である。
本発明にかかる各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表を使用するための見本を表示した嗜好感性診断ツールは、以上のごとき構成になしたゆえに、以下のごとき多大な効果を生じた。最初に、上記特許発明の構成部分の効果を述べる。
a まず、この部分に該当する箇所の図表は、デザイン嗜好調査への応用がある。従来、市場調査を行って企業活動を行う場合、顧客層の意識はわかっても、顧客層の求めるデザイン表現まではわからなかった。このテイストスケール軸で秩序正しく分類・整理したデザイン要素や、内外の競合デザイン造型物によるヴィジュアルテイスト調査の導入より、事前に一般生活者のデザイン嗜好パターンや拒否パターン、今後のデザイン表現に関する欲求やその市場規模が、テイストスケール軸上にデータをポジショニングすることによって、具体的に消費者のデザイン欲求が目に見える情報資料になる。また、従来調査困難とされた「個性化・多様化現象」が、デザイン嗜好タイプ別の顧客層をこのスケールによって分析すれば、その細分化実体が定量的に捕らえられる。
結果として、市場調査の精度を高めて、企業の顧客政策を質量ともに明確化できる。
b つぎに、デザイン表現戦略とデザイン多様化戦略への応用がある。最近は顧客の購買動機を左右する大きな要因として、価格要因や性能要因よりも、デザイン感性の質の違いや表現様式の違いが左右する分野が大きくなっている。そのため、恣意的なデザインで製品化しても、それを拒否する顧客が多ければ企業の損失は多大である。
このテイストスケール軸を用いて、メーチャンダイザーやデザイナーが、表現様式を判別・決定すれば、狙った顧客層に確実に購入されるようになり、またどんなデザイン感性のものを何種類作り、どれだけの数量を生産すれば無駄が省けるかを計画的に判断できるようになる。そのため、消費者が購入する製品デザインがコーディネートし易くなり、企業側の生産効率を高めて不良在庫品を減らすことができる。
c そして、輸入貿易における商品デザイン選択の明確化が可能となった。
我国の製品を外国に輸出したり、外国製品を輸入したりする際、相手国の消費者のデザイン嗜好感性を無視すれば、貿易摩擦の原因となって、企業努力が無駄になりやすい。
このテイストスケールによって世界諸国の製品デザインを判別したり、貿易相手国の消費者嗜好を調べたりすれば、輸出入貿易のリスクを減らし、買い付けた製品が市場で歓迎される可能性が非常に高くなるというメリットが有る。その結果、国際貿易摩擦の解消のために 非常に有益である。なお、この嗜好感性価値観軸分類図表は、企業のトップ・マネジメント、CI担当者、マーケティング担当者、商品企画担当者、市場調査担当者が、建築・工業製品、ファッション、インテリア、アクセサリー、グラフィック、ディスプレイ、イベント、広告販促物、コマーシャルフィルム、人物パーソナリティーの演出、食品味覚設計、香水の調香、音楽の選曲、照明演出効果等の製作に関し、デザイン感性ポリシーを企画・開発・管理する際に、重要なソフト(定性的)戦略判断尺度となる。
d さらに、これを感性価値観表示のファジィーコンピュータへの応用の可能性もなせた。
a まず、この部分に該当する箇所の図表は、デザイン嗜好調査への応用がある。従来、市場調査を行って企業活動を行う場合、顧客層の意識はわかっても、顧客層の求めるデザイン表現まではわからなかった。このテイストスケール軸で秩序正しく分類・整理したデザイン要素や、内外の競合デザイン造型物によるヴィジュアルテイスト調査の導入より、事前に一般生活者のデザイン嗜好パターンや拒否パターン、今後のデザイン表現に関する欲求やその市場規模が、テイストスケール軸上にデータをポジショニングすることによって、具体的に消費者のデザイン欲求が目に見える情報資料になる。また、従来調査困難とされた「個性化・多様化現象」が、デザイン嗜好タイプ別の顧客層をこのスケールによって分析すれば、その細分化実体が定量的に捕らえられる。
結果として、市場調査の精度を高めて、企業の顧客政策を質量ともに明確化できる。
b つぎに、デザイン表現戦略とデザイン多様化戦略への応用がある。最近は顧客の購買動機を左右する大きな要因として、価格要因や性能要因よりも、デザイン感性の質の違いや表現様式の違いが左右する分野が大きくなっている。そのため、恣意的なデザインで製品化しても、それを拒否する顧客が多ければ企業の損失は多大である。
このテイストスケール軸を用いて、メーチャンダイザーやデザイナーが、表現様式を判別・決定すれば、狙った顧客層に確実に購入されるようになり、またどんなデザイン感性のものを何種類作り、どれだけの数量を生産すれば無駄が省けるかを計画的に判断できるようになる。そのため、消費者が購入する製品デザインがコーディネートし易くなり、企業側の生産効率を高めて不良在庫品を減らすことができる。
c そして、輸入貿易における商品デザイン選択の明確化が可能となった。
我国の製品を外国に輸出したり、外国製品を輸入したりする際、相手国の消費者のデザイン嗜好感性を無視すれば、貿易摩擦の原因となって、企業努力が無駄になりやすい。
このテイストスケールによって世界諸国の製品デザインを判別したり、貿易相手国の消費者嗜好を調べたりすれば、輸出入貿易のリスクを減らし、買い付けた製品が市場で歓迎される可能性が非常に高くなるというメリットが有る。その結果、国際貿易摩擦の解消のために 非常に有益である。なお、この嗜好感性価値観軸分類図表は、企業のトップ・マネジメント、CI担当者、マーケティング担当者、商品企画担当者、市場調査担当者が、建築・工業製品、ファッション、インテリア、アクセサリー、グラフィック、ディスプレイ、イベント、広告販促物、コマーシャルフィルム、人物パーソナリティーの演出、食品味覚設計、香水の調香、音楽の選曲、照明演出効果等の製作に関し、デザイン感性ポリシーを企画・開発・管理する際に、重要なソフト(定性的)戦略判断尺度となる。
d さらに、これを感性価値観表示のファジィーコンピュータへの応用の可能性もなせた。
さらに、本発明にかかる各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表を使用するための見本を表示した嗜好感性診断ツールは、上記の分類図表を使用するための見本を表示した嗜好感性診断ツールと為した故に、上記の効果を容易に発揮させることができ、且つ科学的にできる図表となった。
本発明にかかる各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表を使用するための見本を表示した嗜好感性診断ツールは、以上のごとき構成になしたゆえに、下記のごとき作用が生じた。最初に、本願発明と一部が同様の構成の上記の特許発明の各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表について述べる。まず、2つの嗜好感性軸を縦横の直交座標になして、その交点を中心として無段階に重み付けたゆえに、すべての色彩要素・形態要素・素材要素・具体的なデザイン造型物、また味覚要素・聴覚要素・感性表現要素なども、一般生活者の嗜好価値観に即して分類し、識別し、体系化して秩序正しくプロットされる。さらに、それぞれの造型物を好む客層の違い、顧客の分布構成比、企業が狙いを定める顧客ターゲットの選択などが、デザイン嗜好軸との関わりにおいて、本発明の嗜好図表が戦略的に判定できる形態のものとなった。
しかして、本発明にかかる各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表を使用するための見本を表示した嗜好感性診断ツールは、以上のごとき構成になしたゆえに、下記のごときものとなった。すなわち、上記の分類図表を使用するための見本を表示した嗜好感性診断ツールになった。
以下に、本発明にかかる各種デザイン作成用の各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表を使用するための見本を表示した嗜好感性診断ツールをその一実施例を用いて添付の図面と共に詳細に説明する。最初に、本願発明と一部が同様の構成の上記の特許発明を実施例1と2で述べ、本願発明はこの部分の説明を援用する。まず、図1〜3は、本願発明と一部が同様の構成の上記の特許発明である各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表の分類の基礎の総体的図表の一実施例のダイアグラムを示したものである。図5〜8は、本願発明と一部が同様の構成の上記の特許発明である各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表の具体的図表の一実施例のそれぞれのダイアグラムを示したものである。
以下に、本発明にかかる各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表を使用するための見本を表示した嗜好感性診断ツールの実施例を説明する。最初に、その第1の発明の実施例を述べる。これはまず、嗜好座標の基準尺度軸(図1)がある。この嗜好座標の基準尺度軸は、一般生活者の五感等のうち視覚に関わる多数のデザイン要素およびその構成による、商品デザイン・広告デザイン・環境デザイン等のあるデザインに関しての感性的価値判断値を、嗜好座標の基準尺度軸の観点からそれぞれにX軸とY軸に交差した下記の2種類の基本嗜好軸にその交点を中心として無段階に重み付けして配置したものである。つぎに、言語嗜好の意味基本軸(図2)がある。この表現嗜好の意味基本軸は、上記の嗜好座標の基準尺度軸に、それらの感性的価値判断値を科学的に測定して無段階に重み付けそれぞれに表現嗜好の意味で表したものである。そして、この表現嗜好の意味基本軸を、上記の嗜好座標の基準尺度軸に重ね、よってそれぞれに表現テイストスケール(図3)と成した図表がある。しかして、その第1の基本嗜好軸は、ダイナミック・テイストとスタティック・テイストとの観点から無段階分類したダイナミック・テイスト/スタティック・テイスト嗜好軸から成る。そして、その第2の基本嗜好軸は、フェミニン・テイストとマスキュリン・テイストとの観点から無段階分類したフェミニン・テイスト/マスキュリン・テイスト嗜好軸から成る。最後に、上記のX軸とY軸からなる表現テイストスケールと成した複数の嗜好図表であって、且つそれぞれに形態や素材等を表現したもの、すなわち視覚嗜好や触覚嗜好の嗜好感性の異なるZ軸方向用の複数の嗜好図表がある。
なお、上記の図3の同心円の中の第2番目の円内の左下の小円内の最上部に記載されている「フォークロア」と言う表現は、現在は「エスニック」と言う表現が一般的である。
なお、上記の図3の同心円の中の第2番目の円内の左下の小円内の最上部に記載されている「フォークロア」と言う表現は、現在は「エスニック」と言う表現が一般的である。
つぎに、その第1の発明の各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表に関するものであって、この図表の部分を使用するための補助用の色彩等の適宜に選んだ見本を表示した嗜好感性診断ツールの部分の実施例を述べる。これはまず、上記の各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表、であって、この図表のそれぞれの文字および文字間に重み付けされた表現の箇所に対応する色彩と形態と柄および素材を視覚で表現したものでありそれぞれに於いて適宜に選んだ見本を表示したものであって且つデザイン時の補助用に使用の嗜好感性診断ツールである。
以上のようにして、本願発明の第1の発明の具体的な実施例を詳細に述べる。まず、一般生活者が有する五感等のうち視覚に関わるあらゆるデザイン要素およびのその構成による商品デザイン・広告デザイン・環境デザイン等の各種のデザイン表現に関しての感性的価値判断値をそれぞれの知覚ごとに情報科学的に分類する。この「嗜好性」を、マーケッティングベースで「情報化」するには、「人」の知覚(視覚・触覚)による感性価値尺度、と、「物」の造型性(色彩・素材・形態・機能性等)によるデザイン感性尺度が、共通した尺度によって基準化されなければならない。本発明の「テイストスケール」は、「人」と「物」との「感性価値尺度」として、心理学および情報科学的に構築されたものである。すなわち、本発明においての感覚的とは、視覚的・触覚的感覚を視覚的にしたものの総合的評価であり、それが「感性価値」である。
そして、それぞれにX軸とY軸に交差した下記の2種類の基本嗜好軸にその交点を中心として、それぞれの感性的価値判断値を無段階に重み付けして配置し、図5〜8に示すごとくの図表にする。しかして、その図5〜8の基本嗜好軸は、図1〜3のダイナミック・テイストとスタティック・テイストとの観点から客観的に分類したダイナミック・テイスト/スタティック・テイスト嗜好軸から成る。すなわち、例えば、色彩に関しては、図5に示すごとくに、高彩度色嗜好はダイナミック・テイストとなる。これには、ビビッド調の色がある。そして、低彩度色嗜好は、スタティック・テイストに分類される。これには、グレイ調の色がある。同様にして、図7に示すごとくに、触覚(視覚)嗜好の素材については、粗面嗜好はダイナミック・テイストとなる。これには、コットンのごとくざらざらと言う感じのものがある。そして、滑面嗜好は、スタティック・テイストに分類される。これには、ビロードのごとくつるつると言う感じのものがある。なお、図7は、繊維素材の例である。つぎに、その第2の基本嗜好軸があるが、これはフェミニン・テイストとマスキュリン・テイストとの観点から分類したフェミニン・テイスト/マスキュリン・テイスト嗜好軸から成る。すなわち、たとえば視覚嗜好の色彩に関しては、図5に示すごとくに、高明度色嗜好はフェミニン・テイストとなる。これには、白色とパステル調の色がある。そして、低明度色嗜好は、マスキュリン・テイストと分類される。それには、黒色とダーク調の色がある。同様にして、触覚嗜好の素材については、薄手・計量・屈性材嗜好はフェミニン・テイストとなる。これには、カシミアのごとくふわふわと言う感じのものがある。さらに、厚手・重量・剛性材嗜好は、マスキュリン・テイストに分類される。これには、レザーのごとくガチガチと言う感じのものがある。そして、その嗜好度の強度により重み付けられ、対抗する方向に引かれるものである。したがって、たとえば図6示す形態において、同じ楕円であってもその曲線形嗜好のフェミニン度が弱ければ正円に近い形状になる。最後に、上記のX軸とY軸からなる表現テイストスケールと成した複数の嗜好図表であって、且つそれぞれに形態や素材等を表現したもの、すなわち視覚嗜好や触覚嗜好の嗜好感性の異なるZ軸方向用の複数の嗜好図表が作られて、存在する。
そして、その第2の発の各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表の部分の実施例を述べる。この発明はまず、嗜好座標の基準尺度軸がある。この嗜好座標の基準尺度軸は、一般生活者の五感等のうち視覚に関わる多数のデザイン要素およびのその構成による商品デザイン・広告デザイン・環境デザイン等のあるデザインに関しての感性的価値判断値を、嗜好座標の基準尺度軸(図1)の観点からそれぞれにX軸とY軸に交差した下記の2種類の基本嗜好軸にその交点を中心として無段階に重み付けして配置しさらにそれぞれの基本嗜好軸の間にそれぞれ設けられた1以上の中間の併有嗜好軸無段階に配置したものである。つぎに、言語嗜好の意味基本軸(図2)がある。この表現嗜好の意味基本軸は、上記の嗜好座標の基準尺度軸に、それらの感性的価値判断値を科学的に測定して無段階に重み付けそれぞれに表現嗜好の意味で表したものである。そして、この表現嗜好の意味基本軸を、上記の嗜好座標の基準尺度軸に重ね、よってそれぞれに表現テイストスケール(図3)と成した図表がある。
しかして、上記の2種の基本嗜好軸は、第1の発明の2種類の基本嗜好軸と同一の構成である。それゆえに、上記の第1の発明の構成の説明の全文をここに援用する。
その他の中間の併有嗜好軸は、上記のそれぞれの基本嗜好軸との観点から無段階に重み付けして位置づけられた嗜好軸である。最後に、上記のX軸とY軸からなる表現テイストスケールと成した複数の嗜好図表であって、且つそれぞれに形態や素材等を表現したもの、すなわち視覚嗜好や触覚嗜好の嗜好感性の異なるZ軸方向用の複数の嗜好図表がある。このZ軸分類図表より成る各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表がある。
しかして、上記の2種の基本嗜好軸は、第1の発明の2種類の基本嗜好軸と同一の構成である。それゆえに、上記の第1の発明の構成の説明の全文をここに援用する。
その他の中間の併有嗜好軸は、上記のそれぞれの基本嗜好軸との観点から無段階に重み付けして位置づけられた嗜好軸である。最後に、上記のX軸とY軸からなる表現テイストスケールと成した複数の嗜好図表であって、且つそれぞれに形態や素材等を表現したもの、すなわち視覚嗜好や触覚嗜好の嗜好感性の異なるZ軸方向用の複数の嗜好図表がある。このZ軸分類図表より成る各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表がある。
つぎに、その第2の発明の各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表に関するものであって、この図表の部分を使用するための補助用の色彩等の適宜に選んだ見本を表示した嗜好感性診断ツールの部分の実施例を述べる。これはまず、上記の各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表、であって、この図表のそれぞれの文字および文字間に重み付けされた表現の箇所に対応する色彩と形態と柄および素材を視覚で表現したものでありそれぞれに於いて適宜に選んだ見本を表示したものであって且つデザイン時の補助用に使用の嗜好感性診断ツールである。
しかして、本願発明の第2の発明においては、上記の基本嗜好軸と中間の併有嗜好軸により構成される図表であるが、これは図5〜8に点線で示されるように、それぞれの基本嗜好軸の間に設けられたそれぞれ1以上の中間の併有嗜好軸に、それぞれそれらの基本嗜好軸の観点から科学的に測定した感性的価値判断値が無段階に重み付けして配置されている。そして、この中間の併有嗜好軸は、上記のそれぞれの基本嗜好軸との観点から重み付けして位置付けられた嗜好軸である。しかして、この判断は科学的に測定されたものであって、具体的にはコンピュータにより計算されてなされた客観的なものである。斯様にして、たとえば視覚嗜好の色彩に関しては、図5に示すごとくに、高明度色嗜好で高彩度嗜好はフェミニン・テイストとダイナミック・テイストを併有した併有テイストとなる。これには、ブライト調と言う感じのものがある。そして、低明度色嗜好で低彩度嗜好は、マスキュリン・テイストとスタティック・テイストを併有した併有テイストに分類される。これには、ダークグレイと言う感じのものがある。そして、同様にして、マスキュリン・テイストとダイナミック・テイストと併有した併有テイストもあれば、逆にフェミニン・テイストとスタティック・テイストを併有した併有テイストもある。各種の知覚の各種の併有テイストの詳細は、図8のそれぞれに図示したごとくである。しかして、実際にはこの中間の併有嗜好軸を有したものが主として実施されるものである。なお、この中間の併有嗜好軸も、その嗜好度の強度により重み付けられ、対抗する方向に引かれるものである。しかして、この重み付けは科学的に測定されたものであって、具体的にはコンピュータにより計算されてなされた客観的なものである。
以下に、本発明にかかる各種デザイン作成用の各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表を使用するための見本を表示した嗜好感性診断ツールをその一実施例を用いて添付の図面と共に詳細に説明する。すなわち、ここから本願発明に独特な実施例が述べられる。図5以下は、本願発明の重要な一部である上記の分類図表を使用するための見本を表示した嗜好感性診断ツールのそれぞれのダイアグラムを示したものである。しかして、本願発明の明細書に於いて、見本とはその実物そのもののみの他写真やビデオ画面などの映像を含むものであるる
そして、これは、本願発明と一部が同様の構成の上記の特許発明と同じ実施例の部分である各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表に関するものである。そして、この図表の部分を使用するための補助用のものであって、適宜に選んだ色彩等の見本を表示した嗜好感性診断ツールの部分の構成を述べる。まず、図4は、本願発明に於いて特に作成されたもので、上記の図1〜3の総括的な文字表現の図表を具体的な文字表現にしたテイストスケール座標軸の定義の図表である。この図4に於いて、デザイン嗜好は、人は自分の内面的気質に最も適合する造形的刺激の「強度と濃度」を求めてやまない。しかして、座標面の横軸は、「刺激の強度」である。そして、その縦軸は、「刺激の濃度」である。2軸の目盛りの直交部に、人それぞれの好む最適強度・最適濃度のポイントがある。さらに、その座標軸の流れは、各造形要素はいずれも縦・横・斜めのグラデーション状に配列できる。そして、その色彩嗜好軸は、配色の場合は横軸の高強度が「強い彩度対比」で、低強度が「弱い彩度対比」となる。さらに、その縦軸では、高濃度が「強い明度対比」で、低濃度が「弱い明度対比」の配色である。そして、その形態嗜好軸は、座標面の中心領域に「正円形」がある。これは、左へ行くほど鋭角的になり、右方向は鈍角的になる。上方向はオーバルな楕円形になり、下方向はスクエアな四角張った形になる。さらに、その素材嗜好軸は、座標面の中心部に「中密度」素材(ウールなど)がある。横軸は密度軸であり、縦軸は硬度軸となる。低密度はラフな疎面であり、高密度はスムーズな滑面である。そして、その柄嗜好軸は、座標面の下方向ほど柄の点線面がだんだん太くなり、柄面積が増大する。花柄やストライプ、チェック等でも、疎柄は左方向、小柄は上方向、大柄は下方向。
しかして、この図4〜8は、上記の各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表を使用するための見本を表示した嗜好感性診断ツールであって、この図表のそれぞれの文字および文字間に重み付けされた表現の箇所に対応する色彩と形態と柄および素材を視覚で表現したものでありそれぞれに於いて適宜に選んだ見本を表示したものである。そして、そのツールの色彩と形状と素材と柄を、上記の総体的図表の図1〜3を基本にして作成された図5〜7に示す具体的図表がある。しかして、その柄に関する具体的な図表はなかった。しかし、これらは上記の図1〜3に示す総体的図表から図5〜7のように容易に作成が可能である。それで、図8に示すように視覚嗜好の柄の具体的図表にした。また、色彩と形態と柄および素材は、通常単独で表示されずそれらの2以上のものが混在している。したがって、その全てが混在した図表を上述したように本願発明の明細書に図4として挿入した。この図4の内容の色彩と形態と柄および素材を単独に表してその内容を深く追求できるようにしたものが図5〜8である。、
図9は、本発明にかかる各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表を使用するための見本を表示した嗜好感性診断ツールの一実施例のテイストスケール法による配色座標軸の中の符号の1は赤色の部分で、2は薄黄緑色の部分で、3は橙色の部分で、3は黄色の部分で、4は薄紫色の部分で、5は薄黄色の部分で、6は薄水色の部分で、7は薄緑色の部分である。そして、その図表の右方向の配色の濃度が低くなり、その下方公の配色の濃度は高くなっている。この見本は、実際にはカラーで表示されているが、この明細書ではモノクロの表現にせざるを得ないため、以上のことを符号とそれに基ずく以上の説明でそれを補った。
図10は、図6の図表の視覚嗜好の形態の図表の文字表現を実際の図形に表したものである。この図形の図表により、図6で文字だけで表現されていて頭の中でしか理解されない形態が、その文字間に表現されている重み付けの図形が視覚で容易に且つ明瞭に理解できる。この図10に示す見本となるツールは、本願発明のツールを理解するために単純化した最良のツールであると考えると本願発明が理解しやすい。しかし、広告等のデザインの製作に於いて、熟練者ならば上記の特許発明の図表のみで容易にデザインに取り込めよう。図10の図表は形態のみと言う極めて単純な例である。しかし、実際のデザインの製作は、このような単純なものではない。すなわち、現実には、上記の図5などの図表の文字表現間に、重み付けされている表現で、文字では記載されていない複雑な表現がそこにある。要するに、そのデザインの色彩や形態や素材や柄が、図4に示す如く実に多様に混ざり合い複雑に構成されている。したがって、上記の特許の特許権者の指導の下にそのデザインの指導をしていた本願発明の発明者は、それがデザインの初心者には大きな壁であることに気づいて本願発明のツールを考えついたのである。すなわち、図9は、配色のみを取り上げた見本の一部であるが、配色のみを取り上げただけでも斯様に複雑なものとなる。しかも、配色は色彩ばかりではなく、柄の概念もそこに加わり、更にはこれに欠かすことの出来ない「素材は何か」と言うこともそこに大きな影響を与える。こうして作成されたものの一部が、図10以下に示す図表である。
しかして、図7の素材も実際の見本を提供できるが、柄についても図11〜15に示すように見本化できる。柄はそれのみでは存在できず、図形や色やそのコントラスト共に表現される。したがって、斯様な図表にすることによって、文字のみで表現されている微妙な状態が実際の見本の列挙による図表で容易に且つ明瞭に理解できる。
なお、本願発明のツールの見本を写した図面はモノクロのために、図9および図11〜15は一部が明白ではないが、明白に写っている箇所からそのトーンの強弱や柄などを推定して理解して欲しい。
しかして、図7の素材も実際の見本を提供できるが、柄についても図11〜15に示すように見本化できる。柄はそれのみでは存在できず、図形や色やそのコントラスト共に表現される。したがって、斯様な図表にすることによって、文字のみで表現されている微妙な状態が実際の見本の列挙による図表で容易に且つ明瞭に理解できる。
なお、本願発明のツールの見本を写した図面はモノクロのために、図9および図11〜15は一部が明白ではないが、明白に写っている箇所からそのトーンの強弱や柄などを推定して理解して欲しい。
しかして、本願発明のテイストスケール法について詳細に述べる。これは、人間の五感に感性軸を置いたものであるが、人間が五感の中でも特により大きなシェアーを占める視覚にアプローチすることにより、判断が明確になる。今回個人個人に対して、どの感性嗜好軸にあるかを分析できるツールを開発した。このツールの種類は、布製のテイスト診断ドレープと紙(コーティング)の柄付けパネルなどがある。このツールの構成内容と構成基準は、以下の通りであるる。まず、そのツールの1セッの内容は其々6色が配色されている1枚の布製ドレープが合計20枚で構成されているものとした。つぎに、テイスト座標軸に基づいて色の色調域X軸=ダイナミック〜スタティックとY軸フェミニン〜マスキュリン軸に分けて考えるものがある。そのX軸は、色の強弱、いわゆる動的と静的である。そして、その色調は、高彩度・コントラストから低彩度・アナロジーへの変化である。Y軸は色の明暗に置く。ソフトとハードである。さらにその色調は、高明度から低明度への変化である。上記軸との併有嗜好軸にある位置、つまり斜め軸は、ダイナミック&フェミニンの併有ポイント(位置)からスタティック&マスキュリンの併有ポイントへ伸びていく方向はビリリアントからダークへと変化を示す。色の推移はブライトトーンからダークトーンへ変化する。これは快活(親近)と鎮静(信頼)に関わる。
つぎに、スタティック&フェミニン併有ポイント(位置)からダイナミック&マスキュリンの併有ポイントへ伸びていく方向は淡から濃へ変化を示す。色の推移はペール&ベリーペールからディープトーンへ変化する。洗練と力動に関わる感性嗜好である。ひとつの感性嗜好(テイスト)を導き出す方法として、色相の配色とおよび色のコントラスト&アナロジー(色のメリハリ感とソフト感)を1枚の布製ツールを使って一度に判断できるようにしてみた。また、追加要素として、ウォーム感&クール感も判断できるようにした。何故なら、人の診断には肌の色をたす方法(肌の彩度を上げる方法)と肌の色を引く(彩度を下げる方法)を採用することで色彩と人との調和感が必要不可欠になってくるというデータが20年間約7万人の診断結果から導き出されたからである。それぞれの色相にもウォーム感とクール感がある〈フェイバー・ビレンの色彩調和論参照〉。よって嗜好感性軸のそれぞれにウォーム感&クール感も判断できる仕様にした。これらを総合的に分析する布製のテイスト診断ツールは20枚とする。この20枚のツールは以下のような仕組みである。
1)最高彩度系(ビビッド調を中心に最大のコントラストを利かせた6枚の色布を配色)ウォーム系でまとめた
2)最高彩度系(ビビッド調を中心に最大のコントラストを利かせた6枚の色布を配色)クール系でまとめた
3)高彩度系(ストロング調を中心にコントラストを利かせた6枚の色布を配色)
ウォーム系でまとめた
4)高彩度系(ストロング調を中心にコントラストを利かせた6枚の色布を配色)
クール系でまとめた
5)高明度高彩度(ブライト調を中心にコントラストを利かせた6枚の色布を配色仕様)ウォーム系でまとめた
6)高明度高彩度(ブライト調を中心にコントラストを利かせた6枚の色布を配色仕様)クール系でまとめた
7)高明度中彩度(ライト調を中心にしてパステル調に6枚の色布を配色仕様)
クール系でまとめた
8)高明度中彩度(ライト調を中心にしてパステル調に6枚の色布を配色仕様)
クール系でまとめた
9)高明度低彩度(6枚の色布をペール&ベリーペール調でアナロジー配色仕様)
ウォーム系でまとめた
10)高明度低彩度(6枚の色布をペール&ベリーペール調でアナロジー配色仕様)
クール系でまとめた
11)高明度低彩度・ミュート(6枚の色布をライトグレイッシュ調を中心にソフトなニュアンス配色仕様)
ウォーム系でまとめた
12)高明度低彩度・ミュート(6枚の色布をライトグレイッシュ調を中心にソフトなニュアンス配色仕様)
クール系でまとめた
13)中彩度中明度・モデレート(6枚の色布をダル調を中心にとしてグレイッシュ調を含んだコントラストの少ない配色仕様)
ウォーム系でまとめた
14)中彩度中明度・モデレート(6枚の色布をダル調を中心にとしてグレイッシュ調を含んだコントラストの少ない配色仕様)
クール系でまとめた
15)低明度・中から高彩度(6枚の色布をディープ&ダーク調で配色)
ウォーム系でまとめた
16)低明度・中から高彩度(6枚の色布をディープ&ダーク調で配色)
クール系でまとめた
17)低明度・低彩度(6枚の色布をダークグレイッシュ調を中心とした色布で配色)
ウォーム系でまとめた
18)低明度・低彩度(6枚の色布をダークグレイッシュ調を中心とした色布で配色)
クール系でまとめた
19)ニュートラル・グレー系(6枚の色布をウォーム・ライト・グレーからダークグレイのウォーム系で配色)
20)ニュートラル・グレー系(6枚の色布をクール・ライト・グレーからダークグレイのクール系で配色)
1)最高彩度系(ビビッド調を中心に最大のコントラストを利かせた6枚の色布を配色)ウォーム系でまとめた
2)最高彩度系(ビビッド調を中心に最大のコントラストを利かせた6枚の色布を配色)クール系でまとめた
3)高彩度系(ストロング調を中心にコントラストを利かせた6枚の色布を配色)
ウォーム系でまとめた
4)高彩度系(ストロング調を中心にコントラストを利かせた6枚の色布を配色)
クール系でまとめた
5)高明度高彩度(ブライト調を中心にコントラストを利かせた6枚の色布を配色仕様)ウォーム系でまとめた
6)高明度高彩度(ブライト調を中心にコントラストを利かせた6枚の色布を配色仕様)クール系でまとめた
7)高明度中彩度(ライト調を中心にしてパステル調に6枚の色布を配色仕様)
クール系でまとめた
8)高明度中彩度(ライト調を中心にしてパステル調に6枚の色布を配色仕様)
クール系でまとめた
9)高明度低彩度(6枚の色布をペール&ベリーペール調でアナロジー配色仕様)
ウォーム系でまとめた
10)高明度低彩度(6枚の色布をペール&ベリーペール調でアナロジー配色仕様)
クール系でまとめた
11)高明度低彩度・ミュート(6枚の色布をライトグレイッシュ調を中心にソフトなニュアンス配色仕様)
ウォーム系でまとめた
12)高明度低彩度・ミュート(6枚の色布をライトグレイッシュ調を中心にソフトなニュアンス配色仕様)
クール系でまとめた
13)中彩度中明度・モデレート(6枚の色布をダル調を中心にとしてグレイッシュ調を含んだコントラストの少ない配色仕様)
ウォーム系でまとめた
14)中彩度中明度・モデレート(6枚の色布をダル調を中心にとしてグレイッシュ調を含んだコントラストの少ない配色仕様)
クール系でまとめた
15)低明度・中から高彩度(6枚の色布をディープ&ダーク調で配色)
ウォーム系でまとめた
16)低明度・中から高彩度(6枚の色布をディープ&ダーク調で配色)
クール系でまとめた
17)低明度・低彩度(6枚の色布をダークグレイッシュ調を中心とした色布で配色)
ウォーム系でまとめた
18)低明度・低彩度(6枚の色布をダークグレイッシュ調を中心とした色布で配色)
クール系でまとめた
19)ニュートラル・グレー系(6枚の色布をウォーム・ライト・グレーからダークグレイのウォーム系で配色)
20)ニュートラル・グレー系(6枚の色布をクール・ライト・グレーからダークグレイのクール系で配色)
以上の20枚のテイスト診断ドレープは、表現テイストスケール上のどの位置に個性感性があるかを判断できる。そして、この20枚をテイスト診断ドレープとして使うことにより、嗜好座標に基づき、22カテゴリーの中から個々の感性嗜好を判断できる。たとえば、1)が良い場合はダイナミック・スポーティーの表現テイストを、8)が良い場合はフェミニン・ロマンティックの表現テイストを基準内に想定できる、というように絞ることができる。 そして、図柄構成をテイストスケール座標軸に基づき、A3パネル18枚とする柄付けとコントラスト感のみ判定するために、色彩は一定の条件にしてある(グレースケールとする)。そして、その柄付けは、円形と四角形とすることもかながえられる。テイスト座標軸に基づいて、柄付けをX軸&Y軸=ダイナミック&スタティック、およびフェミニン&マスキュリンの要素判断にはX軸は柄付けのコントラスト感と密度を容易に判断できる。それによってダイナミック方向かスタティック方向かがわかる。いわゆるX軸は動的(マバラでコントラストを利かせた柄付け)&静的(密集でコントラストの弱い柄付け)にかかわるからである。Y軸は柄付けの大小にその判断基準を置く。いわゆるフェミニン方向かマスキュリン方向かを調べることができる。また、この場合フェミニン方向の柄付けは細かく小さくし、マスキュリン方向の柄付けは大柄とする。上記軸との併有嗜好軸にある位置、つまり斜め軸は、ダイナミック&フェミニンの併有ポイント(位置)からスタティック&マスキュリンの併有ポイントへ伸びていく方向は小柄・コントラスト・まばら〜大柄・コントラスト弱い・密集(整列)へと変化を示す。これはコンテンポラリーからコンサバティブへと推移していく。
つぎに、スタティック&フェミニン併有ポイント(位置)からダイナミック&マスキュリンの併有ポイントへ伸びていく方向は小柄・コントラスト弱い・密集〜大柄・コントラスト・まばらへと変化を示す。コンサバティグからコンテンポラリーへと推移していく。そして、視覚的なアプローチにより、個性の感性位置をより明確に提案でき、理論的に説得力を持たせることができる。このように、色や柄をビジュアルにスケール化することで、理論的に捕らえていく方法がなされると、生産者は無駄なく製品をつくることが出来、顧客は選択の際、無駄のない買い物ができるはずである。
経済効果に繋がるはずである。現代の多様化された時代においても、個性の数だけ物を生産するのではなく、色・柄・素材・形をテイストスケール法(その個性をある一定の定義に基づいた嗜好感性で捉えるならば)に基づきカテゴライズされた方法で物作りをする。または顧客に提案すると個人が持つ感性要素が複合的に統一された物になっていく。物はこのように色・素材・型紫など複合的な要素で構成されている。たとえばこのようなことは日常茶飯事である。色は感性に合致していて非常にいい。しかし、その物の素材が個性とかけ離れた物があった場合は、その製品は購買力は低下するはずである。テイストスケール法はデータ収集の結果、複合的な要素を理論的な見地からまとめ上げた手法である。
経済効果に繋がるはずである。現代の多様化された時代においても、個性の数だけ物を生産するのではなく、色・柄・素材・形をテイストスケール法(その個性をある一定の定義に基づいた嗜好感性で捉えるならば)に基づきカテゴライズされた方法で物作りをする。または顧客に提案すると個人が持つ感性要素が複合的に統一された物になっていく。物はこのように色・素材・型紫など複合的な要素で構成されている。たとえばこのようなことは日常茶飯事である。色は感性に合致していて非常にいい。しかし、その物の素材が個性とかけ離れた物があった場合は、その製品は購買力は低下するはずである。テイストスケール法はデータ収集の結果、複合的な要素を理論的な見地からまとめ上げた手法である。
しかして、本発明にかかる嗜好感性価値観軸分類図表を使用するための見本を表示した嗜好感性診断ツールは、具体的には以下のごときものに使用できる。
a 大規模小売業のインショップブランド製品・店舗企画開発
b 水回り住設機器の色彩造型調査・企画提案
c 自動車産業の顧客デザイン嗜好調査・スタイリング・内装材デザイン提案
d 洋酒の味覚とパッケージデザインの嗜好研究調査
e 公共事業博覧会場のトータルイメージ設定と色彩計画提案
f ユニフォームデザインの嗜好調査とコンセプト構築
g バイオテクノロジー研究所の地域嗜好調査と環境デザインイメージ提案
h 舶来腕時計のデザイン活性化研究などである。
a 大規模小売業のインショップブランド製品・店舗企画開発
b 水回り住設機器の色彩造型調査・企画提案
c 自動車産業の顧客デザイン嗜好調査・スタイリング・内装材デザイン提案
d 洋酒の味覚とパッケージデザインの嗜好研究調査
e 公共事業博覧会場のトータルイメージ設定と色彩計画提案
f ユニフォームデザインの嗜好調査とコンセプト構築
g バイオテクノロジー研究所の地域嗜好調査と環境デザインイメージ提案
h 舶来腕時計のデザイン活性化研究などである。
もちろん、以上に限定されるものではない。以上のものは、産業界からの委託研究テーマにおいて、いずれもテイストスケール・ノウハウを導入・活用し、デザイン活動展開における試行錯誤や無駄・無理・むらが無くなり、狙った顧客層に実際に購入されることが実証され、多大の企業実績と成果を上げてきたものである。
なお、本文において、「表現テイストスケール」の「表現」とは狭義の言語に限定されるものではなく、広義の表現を意味し視覚で意味を伝えるものの全てをさす。したがって、符号や記号はもとより、絵文字に示すごとくに色彩そのもの等もここでの表現に含まれる。
なお、本文において、「表現テイストスケール」の「表現」とは狭義の言語に限定されるものではなく、広義の表現を意味し視覚で意味を伝えるものの全てをさす。したがって、符号や記号はもとより、絵文字に示すごとくに色彩そのもの等もここでの表現に含まれる。
1 赤色の部分
2 薄黄緑色の部分
3 橙色の部分
3 黄色の部分
4 薄紫色の部分
5 薄黄色の部分
6 薄水色の部分
7 薄緑色の部分
2 薄黄緑色の部分
3 橙色の部分
3 黄色の部分
4 薄紫色の部分
5 薄黄色の部分
6 薄水色の部分
7 薄緑色の部分
Claims (2)
- 一般生活者の五感等のうち視覚に係わる多数のデザイン要素およびのその構成による商品デザイン・広告デザイン・環境デザイン等のあるデザインに関しての感性的価値判断値を嗜好座標の基準尺度軸の観点からそれぞれにX軸とY軸に交差した下記の2種類の基本嗜好軸にその交点を中心にして無段階に重み付けて配置した嗜好座標の基準尺度軸に、それらの感性的価値判断値をそれぞれに科学的に測定して無段階に重み付けしそれぞれに表現嗜好の意味で表した表現嗜好の意味基本軸を重ね、よってそれぞれに表現テイストスケールと成した図表であって,その第1の基本嗜好軸(X軸)は、ダイナミック・テイストとスタティック・テイストとの観点から無段階に重み付けして分類したダイナミック・テイスト/スタティック・テイスト嗜好軸から成り,その第2の基本嗜好軸(Y軸)は、フェミニン・テイストとマスキュリン・テイストとの観点から無段階に重み付けして分類したフェミニン・テイスト/マスキュリン・テイストから成り,上記のX軸とY軸からなる表現テイストスケールと成した複数の嗜好図表であってそれぞれに形態や素材等を表現したものすなわち視覚嗜好の嗜好感性(テイスト)の異なるZ軸方向用の複数の嗜好図表、より成る各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表、
該各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表のそれぞれの文字および文字間に重み付けされた表現の箇所に対応する色彩と形態と柄および素材を視覚で表現したものでありそれぞれに於いて適宜に選んだ見本を表示したものであって且つデザイン時の補助用に使用の嗜好感性診断ツール、
より構成されることを特徴とした各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表を使用するための見本を表示した嗜好感性診断ツール。 - 一般生活者の五感等のうち視覚に係わる多数のデザイン要素およびのその構成による商品デザイン・広告デザイン・環境デザイン等のあるデザインに関しての感性的価値判断値をそれぞれにX軸とY軸に交差した下記の2種類の基本嗜好軸にその交点を中心にして無段階に重み付けして配置し、さらにそれぞれの基本嗜好軸の間にそれぞれに設けられた1以上の中間の併有嗜好軸に無段階に重み付けして配置した嗜好座標の基準尺度軸に,それらの感性的価値判断値をそれぞれに科学的に測定して無段階に重み付けしそれぞれに表現嗜好の意味で表した表現嗜好の意味基本軸を重ね, よってそれぞれに表現テイストスケールと成した図表であり,その第1の基本嗜好軸(X軸)は、ダイナミック・テイストとスタティック・テイストとの観点から無段階に重み付けして分類したダイナミック・テイスト/スタティック・テイスト嗜好軸から成り,その第2の基本嗜好軸(Y軸)は,フェミニン・テイストとマスキュリン・テイストとの観点から無段階に重み付けして分類したフェミニン・テイスト/マスキュリン・テイスト嗜好軸から成り,その他の中間の併有嗜好軸は、上記のそれぞれの基本嗜好軸との観点から感性的価値判断値を無段階に重み付けして位置付けられた嗜好軸から成り,上記のX軸とY軸からなる表現テイストスケールと成した複数の嗜好図表であってそれぞれに形態や素材等を表現したものすなわち視覚嗜好の異なるZ軸分類図表,より成る各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表、
該各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表のそれぞれの文字および文字間に重み付けされた表現の箇所に対応する色彩と形態と柄および素材を視覚で表現したものでありそれぞれに於いて適宜に選んだ見本を表示したものであって且つデザイン時の補助用に使用の嗜好感性診断ツール、
より構成されることを特徴とした各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表を使用するための見本を表示した嗜好感性診断ツールの見本を表示した嗜好感性診断ツール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009191740A JP2011043667A (ja) | 2009-08-21 | 2009-08-21 | 各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表を使用するための見本を表示した嗜好感性診断ツール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009191740A JP2011043667A (ja) | 2009-08-21 | 2009-08-21 | 各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表を使用するための見本を表示した嗜好感性診断ツール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011043667A true JP2011043667A (ja) | 2011-03-03 |
Family
ID=43831137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009191740A Pending JP2011043667A (ja) | 2009-08-21 | 2009-08-21 | 各種デザイン作成用の嗜好感性価値観軸分類図表を使用するための見本を表示した嗜好感性診断ツール |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2011043667A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5599930B1 (ja) * | 2013-12-24 | 2014-10-01 | 株式会社ラピス | 色彩分布図及び用具 |
KR20210002791A (ko) * | 2019-07-01 | 2021-01-11 | 한국생산기술연구원 | 공학-감성 복합지표를 이용한 역공학 설계 장치 및 방법 |
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JPH0795251B2 (ja) * | 1990-04-13 | 1995-10-11 | 有限会社感性マーケッティング研究所 | 商品デザイン等の各種デザイン作成用の嗜好感性価値感軸分類図表とその作成方法 |
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-
2009
- 2009-08-21 JP JP2009191740A patent/JP2011043667A/ja active Pending
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