JP5284942B2 - 表示装置、表示システム及び表示方法 - Google Patents

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Description

本発明は、レースのオッズ等の情報を表示する画面を賭式ごとに作成し、作成した複数の画面を順にモニタ装置に表示させる技術に関する。
競馬、競輪、競艇及びオートレース等のオッズを表示するオッズ表示装置においては、1台のモニタ装置にある賭式ごとにオッズを表示するときに、1つの画面で表示可能なオッズの数や賭式に含まれる組み合わせの総数等により、複数の画面表示となる場合がある。従来は、1つの画面当たりの表示時間として所定の値を設定しておき、ある画面の表示を開始してから所定の期間が経過すると、モニタ装置に表示される画面を、次の画面へと切り替える。次に表示した画面についても同様に、表示開始から所定の期間が経過すると、次の画面へと切り替えを行う。1台のモニタ装置に、複数の賭式についてオッズを表示させることもある。
表示する情報が複数の画面に渡る場合に、画面を順次切り替えてモニタ装置に表示してゆく公知の技術としては、例えば、コマーシャルと番組本編との切り替わり時刻情報を検出して、コマーシャルの残り放送時間を算出し、映像信号に重ね合わせて表示する技術について提供されている(例えば、特許文献1)。また、レースのオッズデータとレース情報を二画面分割表示する技術についても提供されている(例えば、特許文献2)。
更には、投票券の集計処理を行うトータリゼータシステムにおいて、オッズを表示するときに、投票枚数に応じて賭式ごとのオッズの表示時間を可変制御する技術について提供されている(例えば、特許文献3)。複数の画面のそれぞれに異なる波長の可視光を割り振っておき、特定の可視光を選択するフィルタを使用してモニタを見ることで、順次表示する画面のうち所望の画面のみを選択的に見ることのできる技術についても提供されている(例えば、特許文献4)。
特開2005−151049号公報 特開平10−334167号公報 特開2003−233691号公報 特許第3048144号公報
従来技術によれば、1台のモニタ装置にある賭式に含まれる全てのオッズを表示する場合、ファン等のユーザにとっては、見たい画面がいつ表示されるのか分かりづらい、という問題がある。更には、1台のモニタ装置に複数の賭式についてオッズを表示する場合には、更に多くの画面を切り替えて順次表示していく必要があるため、ユーザは、次に表示される画面が何であるのか、見たい賭式がいつ表示されるかが更に分かりづらくなる。
投票券の発売締切間際のオッズ値は、ファンに特に注目され、ファンにとってはより重要度の高い情報であるが、従来のオッズの表示方法では、所定の時間間隔で画面表示を切り替えているため、発売締切間際にファン等のユーザがモニタ装置を見始め、オッズを確認しようとしても、その間にモニタ装置に所望のオッズが表示されるとは限らない、という問題がある。
本発明は、モニタ装置に表示されるオッズを確認したいユーザにとって、より利便性の高い技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る表示装置は、レースのオッズに係わる情報を表示する画面を賭式ごとに作成し、作成した複数の画面を順にモニタ装置に表示させる表示装置であって、前記レースの賭式及び該レースへの出走数に基づいて、該賭式における組み合わせ数を求め、前記モニタ装置に表示させる画面数を賭式ごとに算出する画面数算出部と、前記賭式ごとの売上金額に応じて、前記画面を前記モニタ装置に表示させる表示時間を該賭式ごとに算出する表示時間算出部と、前記画面数算出部及び前記表示時間算出部においてそれぞれ求めた前記画面数及び前記表示時間と、所定の画面の表示順とに基づいて、前記オッズに係わる情報を表示する画面が該モニタ装置に表示されるタイミングを前記賭式ごとに算出する表示タイミング算出部と、前記複数の画面の表示スケジュールに、算出した画面数、表示時間及び表示タイミングを、前記賭式に対応付けて格納する表示スケジュール作成部と、前記表示スケジュールから読み出した情報にしたがって、前記賭式ごとの表示タイミングを、前記レースのオッズに係わる情報と共に、前記モニタ装置に表示させるために出力する出力部と、前記レースの投票券の発売締切時間を管理する締切時間管理部と、を備え、前記表示時間算出部は、前記締切時間管理部が前記レースの投票券の発売締切までの期間が所定の値以下であることを検出した場合に、前記表示時間を再設定し、前記表示タイミング算出部は、前記表示時間算出部において再設定された前記表示時間に対応させて、前記表示タイミングを再算出し、前記表示スケジュール作成部は、前記表示時間算出部において再設定した前記表示時間及び前記表示タイミング算出部において再算出した前記表示タイミングを前記表示スケジュールに格納する構成とする。
本発明に係る表示装置によれば、モニタ装置でオッズを確認したいユーザにとって、利便性が向上する。
実施形態に係るオッズ表示装置によるオッズ表示処理の概要を示す図である。 出力モニタへの画面の出力例である。 実施形態に係るオッズ表示装置の構成図である。 実施形態に係るオッズ表示装置による画面を作成して出力する処理を示したフローチャートである。 算出した賭式ごとの画面数の一例を示す図である。 表示順設定ファイルの構造の一例を示す図である。 1画面あたりの表示時間ファイルの構造の一例を示す図である。 締切時間まで2分超ある場合における1画面あたりの表示時間の算出処理を示したフローチャートである。 締切時間まで2分以下である場合における1画面あたりの表示時間の算出処理を示したフローチャートである。 表示スケジュールの一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係るオッズ表示装置によるオッズ表示処理の概要を示す図である。図1に示す本実施形態に係るオッズ表示装置1を含むオッズ表示システム10は、オッズ表示装置1の他に出力モニタ2を有し、また、センタシステム3と接続されている。
センタシステム3は、図1においては不図示の複数の端末装置と接続され、端末装置を介してファン等のユーザが行った投票に基づき集計を行い、競馬、競輪、競艇及びオートレース等のオッズの計算等を行う。
オッズ表示装置1は、センタシステム3及び出力モニタ2に、ネットワーク等を介して相互に接続されている。オッズ表示装置1は、ネットワークを介して、センタシステム3において保有する各種情報を受信し、出力モニタ2に表示させる画面を作成し、作成した画面に係わる情報を出力モニタ2に出力する。
具体的には、オッズ表示装置1は、(1)センタシステム3から各レースの賭け式ごとのオッズの情報等を含むオッズ情報を受信すると、(2)受信したオッズ情報を解析し、(3)出力モニタ2に表示する画面数を算出する。(4)センタシステム3から受信した売上情報等に基づいて、各画面の1画面あたりの表示時間を算出し、決定すると、(5)表示スケジュール33に、算出した1画面あたりの表示時間や画面の表示順等の情報を格納する。そして、(6)表示スケジュール33に沿って画面を出力し、画面を出力モニタ2に表示させる。
このとき、(7)投票券の発売締切時間等(出力モニタ2へのオッズを表示する残りの時間)を監視し、発売締切時間等までの残り時間が所定の時間を以下になったことを検出すると、発売締切時間等までの間に全ての賭式についてのオッズを表示し終えるよう、1画面あたりの表示時間を変更する。
出力モニタ2の画面は、オッズ表示部21と賭式表示案内部22とを有する。オッズ表示部21には、賭式ごとに、オッズに係わる情報を表示する。賭式表示案内部22には、オッズ表示部21に今後表示予定の各賭式の表示タイミングを表示する。
以下の説明においては、賭式の「表示タイミング」とは、その賭式のオッズを表示する画面が出力モニタ2に表示開始されるまでの時間をいうものとする。また、「1画面あたりの表示時間」とは、ある画面が出力モニタ2のオッズ表示部21に表示されている期間をいうものとする。
図2は、出力モニタ2への画面の出力例である。図2(a)は、あるタイミングにおける画面の出力例を示し、図2(b)は、1秒後の画面の出力例を示す。実施例では、オッズ表示装置1が作成する画面は、競馬のオッズを表示する画面である場合を例に説明する。
図2に示すとおり、オッズを表示する出力モニタ2の画面には、オッズを表示するオッズ表示部21と賭式表示案内部22とに領域が分割されており、オッズ表示部21では、賭式が「単勝」についてのオッズを表示中である。このとき、賭式表示案内部22には、今後表示予定の各賭式のオッズは、いつ表示されるかを案内する情報を画面に表示する。
賭式表示案内部22に表示するオッズの表示タイミングが、1秒ごとに更新されるとすると、図2(b)に示すとおり、1秒後には、図2(a)に示す表示タイミングよりも1秒分減算された時間が表示される。
図2においては、賭式表示案内部22をオッズ表示部21の右側に配置する構成について示しているが、配置する構成はこれに限らない。例えば、出力モニタ2には、オッズ表示部21を中心として表示を行い、賭式表示案内部22は、オッズ表示部21の上下左右等任意の位置に表示可能である。
また、図2においては「単勝」のオッズをオッズ表示部21に表示中の場合を例に記載しているが、例えば、オッズ表示部21に表示する賭式が「単勝」から「複勝」に入れ替わる場合には、賭式表示案内部22の表示についても、表示順を1つ上に繰り上げ、複勝の表示タイミングについては最下部に移動させるようにしても良い。
上述のとおり、図1のオッズ表示装置1が、図2に示すような賭式表示案内部22を有する画面を作成し、出力モニタ2に表示させる。投票券の発売締切時間等を監視し、発売締切時間までの残り時間が所定の時間以下になったことを検出すると、締切時間等までの間に全ての賭式についてのオッズを表示できるよう、1画面あたりの表示時間を変更する。
次に、オッズ表示装置1の構成について説明する。
図3は、本実施形態に係るオッズ表示装置1の構成図である。図3においては、本実施形態に係わる処理、すなわち、オッズやオッズの表示タイミングを表示する画面の作成及び出力に係わる構成のみを示す。
図3に示すオッズ表示装置1は、データ受信部11、データ解析部12、全画面数算出部13、売上情報解析部14、時間算出部15、締切時間管理部16、表示スケジュール作成部17、オッズ画面作成部18及びオッズ画面出力部19を有する。
データ受信部11は、ネットワーク等を介して接続されたセンタシステム3から、オッズ及び表示タイミングの画面の作成に必要なデータ等の各種データを受信する。データ解析部12は、データ受信部11において受信したデータを解析し、データの内容に応じて、全画面数算出部13または売上情報解析部14にそのデータを与える。
全画面数算出部13は、センタシステム3から受信したオッズ及び表示タイミングの画面の作成に必要なデータ等の各種データに基づき、出力モニタ2に表示させる画面の総数を算出する。画面の総数は、賭式ごとの組み合わせ数や、1画面に表示可能なオッズの数等から求めた賭式ごとの画面数を合計することにより得られる。
売上情報解析部14は、センタシステム3から受信したデータを解析し、賭式ごとの売上金額を求める。
表示時間算出部15は、表示時間算出部51及び表示タイミング算出部52を有し、出力モニタ2への画面の出力を制御するときに必要な各種時間を算出する。
表示時間算出部15のうち、表示時間算出部51は、投票券の発売締切時間までの残り時間が所定の時間超残っている場合には、売上情報解析部14において解析して得られた賭式ごとの売上金額を参照して、1画面あたりの表示時間を求める。表示タイミング算出部52は、表示時間算出部51において求めた1画面あたりの表示時間、全画面数算出部13において求めた賭式ごとの画面数、及び所定のオッズを表示させる賭式の順序にしたがって、各賭式のオッズを出力モニタに表示させるタイミングを算出する。1画面あたりの表示時間や、各賭式のオッズの表示タイミングの算出方法については、後に詳しく説明する。
表示スケジュール作成部17は、賭式ごとに求めた画面数、1画面あたりの表示時間及び表示タイミングを格納して、各賭式のオッズを表示する画面の表示スケジュール33を作成する。
オッズ画面作成部18は、表示スケジュール作成部17において作成した表示スケジュール33を参照して、オッズ表示部21及び賭式表示案内部22に表示させる画面を作成する。
オッズ画面出力部19は、表示スケジュール33にしたがって、オッズ画面作成部18において作成した画面を出力モニタ2へと出力する。
締切時間管理部16は、センタシステム3から受信したデータに基づき、投票券の発売締切時間等の残り時間を監視する。残り時間が所定の値以下となったことを検出した場合には、表示時間算出部15に通知をする。
表示時間算出部51は、締切時間管理部16から通知を受けると、残り時間で表示すべき画面を全て表示し終えることができるよう、1画面あたりの表示時間を変更する。この場合の1画面あたりの表示時間の算出方法の詳細については、後述する。
以下に、本実施形態に係るオッズ表示装置1が、出力モニタ2の画面の中の賭式表示案内部22に表示タイミングを表示した画面を作成し、出力する方法について、具体的に説明する。
図4は、本実施形態に係るオッズ表示装置1による画面を作成して出力する処理を示したフローチャートである。
まず、ステップS1で、投票券の発売締切時間までの時間が所定値(本実施例では2分以下とする)であるか否かを判定する。これにより、1画面あたりの表示時間の算出方法を決定する。
なお、図4のステップS1においては、1画面あたりの表示時間を切り替えるタイミングを、投票券の発売締切時間まで「2分」以下であるか否かに基づき判定しているが、これは一例であり、任意の値を設定可能である。
ステップS1において、投票券の発売締切時間までの残り時間が2分超であると判定した場合には、ステップS2に進み、賭式ごとの売上金額を算出する。ステップS3で、賭式ごとに、1画面あたりの表示時間を算出する。ステップS3における1画面あたりの表示時間の算出方法については、図5〜図8を参照して後に詳しく説明する。賭式ごとに1画面あたりの表示時間を算出すると、ステップS4に進む。
ステップS4では、ステップS3で賭式ごとに算出した1画面あたりの表示時間等の情報を表示スケジュール33に格納し、表示スケジュール33を作成する。そして、ステップS5で、オッズ画面を作成する。ステップS5において作成するオッズ画面については、図2のオッズ表示部21にその一例を示す。ステップS6で、ステップS5で作成したオッズ画面に賭式ごとの表示タイミングを示す画面を合成させる。ステップS6でオッズ画面に合成させる画面については、図2の賭式表示案内部22にその一例を示す。
最後に、ステップS7で、ステップS6において得られた画面に係わるデータを出力モニタ2に出力し、出力モニタ2に画面を表示させ、ステップS1に戻る。
なお、ステップS7からステップS1に戻るタイミングは、表示スケジュールの更新タイミング(1分ごと、3分ごと等)に応じて、任意に設定可能である。
ステップS1において、投票券の発売締切時間までの残り時間が2分以下であると判定した場合には、ステップS8に進み、1画面あたりの表示時間をステップS3で設定した値から、残り時間で表示すべき画面を全て表示し終えることができる値に変更する。
具体的には、ステップS8で、出力モニタ2に表示させるべき画面の総数を算出し、ステップS9で、残り時間を画面の総数で除算することにより、1画面あたりの表示時間を算出する。ステップS8以降の処理については、図5、図9等を参照して後に詳しく説明する。
ステップS9において、1画面あたりの表示時間を算出すると、ステップS4に進む。以降の処理については、上記のとおりである。
図4のステップS4に示す、表示スケジュールの作成方法について、更に詳述する。
図5は、算出した賭式ごとの画面数の一例を示す図である。賭式と対応付けて、画面数が格納されている。
画面数は、センタシステム3から受信した賭式の種類やレースへの出走頭数から求めた賭式ごとの組み合わせ数や、図2のオッズ表示部21に表示する1画面あたりに表示可能なオッズの数に基づいて、賭式ごとに算出される。
図6は、表示順設定ファイル31の構造の一例を示す図である。賭式と対応付けて、出力モニタ2に表示する順番が格納されている。
表示順は、予め所定の値を設定しておく構成としてもよいし、センタシステム3から受信した賭式ごとの売上金額を参照して、売上金額の高い賭式についてはオッズを優先的に表示させるため、表示順を上げる構成としてもよいし、売上金額の低い賭式(つまり、オッズの高い)のオッズから優先的に表示させてもよい。
図7は、1画面あたりの表示時間ファイル32の構造の一例を示す図である。賭式と対応付けて、表示時間及び売上金額の占める割合が格納されている。
図7に示すとおり、実施例では、売上総額に占める売上金額の割合が大きい賭式ほど、1画面あたりの表示時間が長くなるように設定している。
各賭式の売上状況が変動し、売上総額に占める割合が変動した場合等には、変動に応じて1画面あたりの表示時間についても変動する構成としてもよい。
先に述べたとおり、本実施形態に係るオッズ表示装置1によれば、投票券の発売締切時間まで2分超ある場合には、図7に示すように1画面あたりの表示時間を設定しておき、投票券の発売締切時間まで2分以下となった場合には、1画面あたりの表示時間を変更し、図7に示す表示時間よりも短い時間に設定し直す。
図8は、締切時間まで2分超ある場合における1画面あたりの表示時間の算出処理を示したフローチャートである。
まず、ステップS11で、賭式ごとの売上金額を算出する。これは、図4のステップS2の処理に相当する。
ステップS12で、賭式「単勝」についての1画面あたりの表示時間を算出する。実施例では7とおりの賭式のうち、「単勝」の売上金額の順位に応じた表示時間を設定する。具体的には、図7に示す1画面あたりの表示時間ファイル32を参照して、売上総額に占める「単勝」の売上金額の割合が最も高い場合(ステップS13でYesの場合)には、「基本時間」に最も長い時間(実施例では6秒)を加算した値を、単勝の1画面あたりの表示時間に設定する(ステップS14)。基本時間とは、各賭式のオッズを表示するために最低限用意する時間をいい、実施例では、「10秒」である。
以下同様に、売上総額に占める「単勝」の売上金額の割合が上位から数えて何番目であるかに応じて、基本時間に所定の時間を加算した値を、単勝の1画面あたりの表示時間に設定する(ステップS15〜ステップS24)。売上総額に占める単勝の売上金額の割合が最も低い場合(ステップS23でNoの場合)には、基本時間である10秒を1画面あたりの表示時間に設定する(ステップS25)。
ステップS26〜ステップS31においても、図7に示す1画面あたりの表示時間ファイル32を参照して、売上総額に占める「複勝」、「枠連」、「馬連」、「馬単」、「3連複」及び「3連単」の売上金額の占める割合が上位から数えて何番目であるかに応じて、基本時間に必要な加算をして得られる値をそれぞれの賭式の1画面あたりの表示時間として設定し、処理を終了する。
図8に示すとおり、投票券の発売締切時間まで2分超ある場合には、売上総額に占める割合が大きい賭式ほど、1画面あたりの表示時間が長くなるように設定する。これは、売上金額の大きい賭式であるほど、オッズを出力モニタ2で見て確認したいというユーザの要求が大きいからである。
図9は、締切時間まで2分以下である場合における1画面あたりの表示時間の算出処理を示したフローチャートである。
まず、ステップS41で、全画面数を算出する。これは、図5の賭式ごとの画面数を合計することにより得られる。図5の例では、全画面数=1+1+1+2+4+6+10=25画面である。
そして、ステップS42で、締切時間までの残り時間を全画面数で除算することにより、1画面あたりの表示時間を算出する。残り時間が120秒であるとすると、120(秒)÷25(画面)=4.8(秒/画面)を得る。求めた1画面あたりの表示時間を表示スケジュール33に格納し、処理を終了する。
図10は、表示スケジュール33の一例を示す図である。図10(a)は、投票券の発売締切時間まで2分超である場合における表示スケジュール33を示し、図10(b)は、投票券の発売締切時間まで2分以下である場合における表示スケジュール33を示す。図10(a)の表示スケジュール33には、図8に示す処理により求めた1画面あたりの表示時間(及びこれから求めた賭式別の表示時間)、表示タイミングが格納され、図10(b)の表示スケジュール33には、図9に示す処理により求めたこれらの情報が格納されている。
図10に示すとおり、表示スケジュール33には、賭式に対応付けて、表示順、画面数、1画面あたりの表示時間、賭式ごとの表示時間及び表示タイミングが格納されている。
表示順及び画面数については、それぞれ図6に示す表示順設定ファイル31及び図5に示す画面数に格納されている値が格納されている。
賭式ごとの表示時間は、「1画面あたりの表示時間×画面数」により求めた値が格納されている。表示タイミングに関しては、出力モニタ2にオッズを表示中の「単勝」については、次回の表示タイミングが格納される。他の賭式については、表示順と賭式ごとの表示時間とから求められる表示タイミングが格納される。
例えば「複勝」については、現在表示中の「単勝」は表示時間が「10秒」であり画面数は「1」であるから、10(秒)×1(画面)=10秒後にオッズの表示を開始されることとなり、表示タイミングには、「10秒後」を示す値が格納されている。他の賭式についても同様の方法で求められる。
投票券の発売締切時間まで2分超の場合には、図10(a)に示す表示スケジュール33にしたがって、各賭式のオッズが出力モニタ2に表示される。図10(a)の表示タイミングに示すとおり、全ての賭式についてオッズの表示が完了するのは、6分5秒後である。オッズ表示システム10のユーザの中には、出力モニタ2に表示されるオッズを確認してから投票を行いたいファン等が含まれる。しかし、図10(a)の表示スケジュール33の作成が、例えば締切時間の3分前等であった場合に、図10(a)に示す表示スケジュール33にしたがってオッズの表示をしていたのでは、全ての賭式についてオッズの表示を終える前に、投票券の発売が締切となってしまう。
そこで、本実施形態に係るオッズ表示装置1では、締切時間前の所定のタイミングで(実施例では、締切時間まで2分以下となったときに)、投票券の発売締切までに全てのオッズの表示を終えることができるよう、1画面あたりの表示時間を設定し直す。
先に図9を参照して説明したとおり、図10(b)に示す1画面あたりの表示時間は、全賭式の全ての画面を残り時間内に表示し終えることができるように設定されている。このため、投票券の発売締切間際に最新のオッズを出力モニタ2で確認してから投票を行いたいファン等のユーザにとっては、利便性が更に向上する。
なお、図10に示す例では、表示順が「1」の賭式「単勝」のオッズを表示している間に締切時間まで2分以下となった場合について示しているが、例えば表示順が「4」の賭式「馬連」のオッズを表示している間に、締切時間まで2分以下となることも考えられる。このような場合であっても、オッズを確認してから投票を行いたいファン等のユーザのために、表示中の「馬連」の1つ前に表示していた「枠連」(表示順は「3」)までを締切時間までに表示できるように、1画面あたりの表示時間を設定し直す構成とすることが望ましい。
また、実施例においては、締切時間まで2分以下となった場合における1画面あたりの表示時間の算出方法として、残り時間を全画面数で除算して得られる値を用いているが、これに限定されるものではない。締切時間までに全ての賭式についてオッズを表示可能であれば、任意の時間を1画面あたりの表示時間として設定することが可能である。
また、上記においては、賭式ごとにオッズを表示する場合を例に説明しているが、これには限らない。例えば賭式によっては、更に、軸番ごとにオッズを表示する場合がある。軸番ごとのオッズの表示についても、1画面あたりの表示時間を同様に算出し、設定することにより、同様の効果を得ることができる。
1 オッズ表示装置
2 出力モニタ
3 センタシステム
10 オッズ表示システム
11 データ受信部
12 データ解析部
13 全画面数算出部
14 売上情報解析部
15 時間算出部
16 締切時間管理部
17 表示スケジュール作成部
18 オッズ画面作成部
19 オッズ画面出力部
21 オッズ表示部
22 賭式表示案内部
31 表示順設定ファイル
32 表示時間
33 表示スケジュール
51 表示時間算出部
52 表示タイミング算出部

Claims (6)

  1. レースのオッズに係わる情報を表示する画面を賭式ごとに作成し、作成した複数の画面を順にモニタ装置に表示させる表示装置であって、
    前記レースの賭式及び該レースへの出走数に基づいて、該賭式における組み合わせ数を求め、前記モニタ装置に表示させる画面数を賭式ごとに算出する画面数算出部と、
    前記賭式ごとの売上金額に応じて、前記画面を前記モニタ装置に表示させる表示時間を該賭式ごとに算出する表示時間算出部と、
    前記画面数算出部及び前記表示時間算出部においてそれぞれ求めた前記画面数及び前記表示時間と、所定の画面の表示順とに基づいて、前記オッズに係わる情報を表示する画面が該モニタ装置に表示されるタイミングを前記賭式ごとに算出する表示タイミング算出部と、
    前記複数の画面の表示スケジュールに、算出した画面数、表示時間及び表示タイミングを、前記賭式に対応付けて格納する表示スケジュール作成部と、
    前記表示スケジュールから読み出した情報にしたがって、前記賭式ごとの表示タイミングを、前記レースのオッズに係わる情報と共に、前記モニタ装置に表示させるために出力する出力部と、
    前記レースの投票券の発売締切時間を管理する締切時間管理部と、
    を備え、
    前記表示時間算出部は、前記締切時間管理部が前記レースの投票券の発売締切までの期間が所定の値以下であることを検出した場合に、前記表示時間を再設定し、
    前記表示タイミング算出部は、前記表示時間算出部において再設定された前記表示時間に対応させて、前記表示タイミングを再算出し、
    前記表示スケジュール作成部は、前記表示時間算出部において再設定した前記表示時間及び前記表示タイミング算出部において再算出した前記表示タイミングを前記表示スケジュールに格納する
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 前記表示時間算出部は、前記発売締切までの期間を前記賭式ごとの画面数を合計した全画面数で除算することにより求めた値に基づき、1画面あたりの時間を再設定する
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 前記表示タイミング算出部は、前記締切時間管理部からの前記投票券の発売締切までの期間を通知されるごとに、前記表示タイミングの更新を行い、
    前記表示スケジュール作成部は、前記表示タイミング算出部における前記表示タイミングの更新に対応させて、前記表示スケジュールに格納されている前記表示タイミングの更新を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  4. 前記表示順は、前記レースの売上総額に占める前記賭式の売上金額の割合に応じて決定される
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  5. レースのオッズに係わる情報を表示する画面を賭式ごとに作成し、作成した複数の画面を順にモニタ装置に表示させる表示方法であって、
    前記レースの賭式及び該レースへの出走数に基づいて、該賭式における組み合わせ数を求め、前記モニタ装置に表示させる画面数を賭式ごとに算出し、
    前記賭式ごとの売上金額に応じて、前記画面を前記モニタ装置に表示させる表示時間を該賭式ごとに算出し、
    前記画面数及び前記表示時間と、所定の画面の表示順とに基づいて、前記オッズに係わる情報を表示する画面が該モニタ装置に表示されるタイミングを前記賭式ごとに算出し、
    前記複数の画面の表示スケジュールに、算出した画面数、表示時間及び表示タイミングを、前記賭式に対応付けて格納し、
    前記表示スケジュールから読み出した情報にしたがって、前記賭式ごとの表示タイミングを、前記レースのオッズに係わる情報と共に、前記モニタ装置に表示させるために出力し、
    前記出力された情報を前記モニタ装置に表示させ、
    前記レースの投票券の発売締切時間を管理し、
    前記レースの投票券の発売締切までの期間が所定の値以下であることを検出した場合に、前記表示時間を再設定し、
    再設定された前記表示時間に対応させて、前記表示タイミングを再算出し、
    再設定した前記表示時間及び再算出した前記表示タイミングを前記表示スケジュールに格納する
    ことを特徴とする表示方法。
  6. レースのオッズに係わる情報を表示する画面を賭式ごとに作成し、作成した複数の画面を順にモニタ装置に表示させる表示装置と、該モニタ装置とを備える表示システムであって、
    前記レースの賭式及び該レースへの出走数に基づいて、該賭式における組み合わせ数を求め、前記モニタ装置に表示させる画面数を賭式ごとに算出する画面数算出部と、
    前記賭式ごとの売上金額に応じて、前記画面を前記モニタ装置に表示させる表示時間を該賭式ごとに算出する表示時間算出部と、
    前記画面数算出部及び前記表示時間算出部においてそれぞれ求めた前記画面数及び前記表示時間と、所定の画面の表示順とに基づいて、前記オッズに係わる情報を表示する画面が該モニタ装置に表示されるタイミングを前記賭式ごとに算出する表示タイミング算出部と、
    前記複数の画面の表示スケジュールに、算出した画面数、表示時間及び表示タイミングを、前記賭式に対応付けて格納する表示スケジュール作成部と、
    前記表示スケジュールから読み出した情報にしたがって、前記賭式ごとの表示タイミングを、前記レースのオッズに係わる情報と共に、前記モニタ装置に表示させるために出力する出力部と、
    前記出力部により出力された情報を前記モニタ装置に表示させる表示部と、
    前記レースの投票券の発売締切時間を管理する締切時間管理部と、
    を備え、
    前記表示時間算出部は、前記締切時間管理部が前記レースの投票券の発売締切までの期間が所定の値以下であることを検出した場合に、前記表示時間を再設定し、
    前記表示タイミング算出部は、前記表示時間算出部において再設定された前記表示時間に対応させて、前記表示タイミングを再算出し、
    前記表示スケジュール作成部は、前記表示時間算出部において再設定した前記表示時間及び前記表示タイミング算出部において再算出した前記表示タイミングを前記表示スケジュールに格納する
    ことを特徴とする表示システム。
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