JP5284209B2 - 工具ホルダ - Google Patents

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Description

本発明は、被加工物の孔内面を精密に研磨仕上げするホーニング加工に用い得る工具ホルダに関する。詳しくは、複数のホーニング加工を汎用工作機械で行い得る工具ホルダに関する。
従来より、ホーニング加工をする場合、複数の細長い形状の砥石を先端部の砥石シューにそれぞれ取付けた工具ホルダが用いられている。以下、かかる工具ホルダを、ホーニングホルダと称する。ホーニングホルダは、一般的には、ホーニング盤の主軸に取付けられ、被加工物の孔内面に砥石が面接触する状態でホーニング盤により回転運動と軸方向往復運動が与えられることで、被加工物の孔内面を微小切削または研磨仕上げしている。
また、このようなホーニング加工においては、研磨による発熱を冷却すると共に研磨屑や砥石破砕屑を流去することで加工の円滑化を図るべく、一般的に、クーラント(冷却液)が研磨部分に連続的に吹き付けられる。
また、砥石を被加工物の孔の内面に押し付けるべく、一般的には、テーパ部を有する押し棒(以下、テーパコーンと称する)を軸方向に移動させて、各砥石シューを半径方向に押し出すことによって、全砥石を一様に半径方向に張出させる構造が採用されている。すなわち、ホーニングホルダの軸から砥石までの長さを半径とする円について着目すると、テーパコーンの軸方向の移動に伴う各砥石シューの半径方向への押し出しによって、この円の直径(以下、砥石径と称する)が拡張する。このような砥石径の拡張は、一般的には、ホーニング盤の油圧制御機能を利用したテーパコーンの押圧力の調整により実現されている。
近年、このようなホーニング加工を、ホーニング盤という専用工作機械ではなく、汎用工作機械を用いて行いたい、といった要望が挙げられている。しかしながら、汎用工作機械は油圧制御機能を備えていないことが多いため、かかる要望に応えるためには、テーパコーンの押圧力の調整手法として、油圧制御とは別の手法が必要になる。このため、特許文献1には、汎用工作機械にも備えられているクーラント供給機能を用いた調整手法、すなわち、クーラントの供給圧力を制御することでテーパコーンの押圧力を調整する手法が開示されている。
特公平7−4759号公報
しかしながら、汎用工作機械のクーラント供給ポンプは通常一定圧で作動されるので、クーラントの供給圧力を変化させると不具合が生じる場合がある。このため、汎用工作機械のクーラント供給機能では、クーラントの供給圧力は一定であるか、或いは、可変できたとしてもバルブの開閉による数段階の粗い切り替えしかできないことが前提となる。
したがって、このような前提の下で、汎用工作機械を用いたホーニング加工に対して特許文献1の手法をたとえ適用したとしても、テーパコーンの押圧力の微調整ができないことになる。その結果、拡張される砥石径は、可変できずに所定の1つの固定径になってしまう。
このため、次のような問題が生じていた。すなわち、例えば粗仕上げから精密仕上げまで段階的に複数のホーニング加工を行う場合、ホーニング加工毎に砥石径がその都度変更されたり、同一径であっても、被加工物の孔内面に対する砥石の適切な面圧が変化する。したがって、複数のホーニング加工の各々に対して専用のホーニングホルダを1種類ずつ用意しなければならなかった。その結果、高コストになるという問題が生じていた。また、ホーニング加工の前後でホーニングホルダを交換する作業が必要となり、作業者にとって過大な作業負担がかかるという問題が生じていた。
本発明は、複数のホーニング加工を汎用工作機械にて行い得る工具ホルダであって、低コスト、かつ、ホーニング加工毎の作業負担の軽減を可能にする工具ホルダを提供することを目的とする。
本発明の工具ホルダ(例えば実施形態におけるホーニングホルダ1)は、軸方向の2つの端部のうちの一方(例えば実施形態における基端部11b)に、駆動手段により回転されるスピンドル軸が取り付けられる本体部(例えば実施形態における本体部11)と、テーパ部(例えばテーパ部17b,17c)を有すると共に、前記本体部内において前記軸方向に移動し得るテーパコーン(例えば実施形態におけるテーパコーン17)と、前記本体部の前記2つの端部のうちの他方(例えば実施形態における先端部11t)の外周部に着脱可能に取り付けられたときに、前記テーパコーンの前記テーパ部と係合するテーパ底面(例えば実施形態におけるテーパ底面13b,13c)を有すると共に、前記テーパコーンの前記軸方向の移動に伴い、前記テーパ部と係合した前記テーパ底面が前記本体部の半径方向に移動する複数の加工部(例えば実施形態における砥石シュー13)と、前記テーパコーンを前記軸方向に移動させるために、クーラントの少なくとも一部が前記テーパコーンを前記軸方向に押圧し、その押圧力を調整するために、前記クーラントの残りの一部が外部に流出するように、前記クーラントが流れるクーラント流路(例えば実施形態におけるクーラント流路16)と、前記クーラント流路と前記本体部の外周部とを貫通したネジ穴に着脱可能に嵌合され、前記クーラントの外部への流出を制限するクーラント流出孔(例えば実施形態におけるクーラント流出孔41)を備えるネジ状アジャスタ(例えば実施形態におけるネジ状アジャスタ15)と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、テーパコーンを本体部の軸方向に移動させるために、クーラントの少なくとも一部がテーパコーンを軸方向に押圧し、その押圧力を調整するために、クーラントの残りの一部が外部に流出するように、クーラント流路を設けるようにした。また、クーラント流路と本体部の外周部とを貫通したネジ穴に着脱可能に嵌合され、クーラントの外部への流出を制限するクーラント流出孔を備えるネジ状アジャスタを設けるようにした。これにより、テーパコーンの押圧力の調整は、クーラント供給圧力を制御するのではなく、クーラントの外部への流出を、クーラント流出孔の径寸法に応じて制限することによって実現可能になる。このため、例えば、クーラントの供給圧が一定の汎用工作機械にてホーニング加工を行うべく、クーラント流出孔の径寸法が相異なる複数のネジ状アジャスタを用意した場合には、作業者は、複数のネジ状アジャスタの中から適切な1つを選択して、本体部のネジ穴に嵌合するといった簡便な作業をするだけで、テーパコーンの押圧力を容易に調整することができる。その結果、砥石径を所望の径まで拡張させることが容易にでき、また、被加工物の孔内面に対する砥石の面圧を適切に維持することができる。このように、工具ホルダ全体を交換する必要があった従来の作業と比較して、一部品であるネジ状アジャスタを交換するだけでよいので、その作業負担を軽減させることができる。また、工具ホルダを複数用意する必要があった従来と比較して、一部品であるネジ状アジャスタを複数用意するだけでよいので、コスト削減につながる。
この場合、前記クーラント流出孔の径寸法が相異なる複数の前記ネジ状アジャスタを備えることが好ましい。
この発明によれば、テーパコーンの押圧力の調整を、クーラント供給圧力の制御ではなく、ネジ状アジャスタの交換によって行うことができる。また例えば、クーラントの供給圧が一定の場合における、拡張されたときの砥石径とクーラント流出孔の径寸法との対応関係を予め生成しておくことで(例えば規格化しておくことで)、その対応関係(規格)にしたがって、クーラント流出孔の径寸法が相異なる複数のネジ状アジャスタを容易かつ低コストで提供することができる。
本発明によれば、テーパコーンの押圧力の調整は、クーラントの供給圧力を制御するのではなく、クーラント流出孔の径寸法に応じたクーラントの外部への流出を制限することによって実現可能になる。このため、例えば、クーラントの供給圧が一定の汎用工作機械にてホーニング加工を行うべく、クーラント流出孔の径寸法が相異なる複数のネジ状アジャスタを用意した場合には、作業者は、複数のネジ状アジャスタの中から適切な1つを選択して、本体部のネジ穴に嵌合するといった簡便な作業をするだけで、テーパコーンの押圧力を容易に調整することができる。その結果、砥石径を所望の径まで拡張させることが容易にでき、また、被加工物の孔内面に対する砥石の面圧を適切に維持することができる。このように、ホーニングホルダ全体を交換する必要があった従来の作業と比較して、一部品であるネジ状アジャスタを交換するだけでよいので、その作業負担を軽減させることができる。また、ホーニングホルダを複数用意する必要があった従来と比較して、一部品であるネジ状アジャスタを複数用意するだけでよいので、コスト削減につながる。
本発明の一実施形態に係るホーニングホルダの概略構成を示す斜視図である。 前記実施形態に係るホーニングホルダの断面図である。 前記実施形態に係るホーニングホルダの断面図である。 前記実施形態に係るホーニングホルダの砥石シューの概略構成を示す斜視図である。 前記実施形態に係るホーニングホルダの断面図である図3のネジ状アジャスタの周辺部の拡大図である。 前記実施形態に係るホーニングホルダのネジ状アジャスタの径寸法の規格の一例を示す図である。 前記規格に準拠したネジ状アジャスタの下面図を示している。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るホーニングホルダ1の概略構成を示す斜視図である。図2は、ホーニングホルダ1についての図1のA−A'線の断面図である。図3は、ホーニングホルダ1についての図1のB−B'線の断面図である。
図1乃至図3に示されるように、ホーニング加工に用いられるホーニングホルダ1は、本体部11と、エンドキャップ12と、砥石シュー13と、固定ネジ14と、ネジ状アジャスタ15と、クーラント流路16と、テーパコーン17と、スプリング18,19と、クーラント排出路20と、を備えている。
本体部11の軸(図1のA−A'線やB−B'線と平行な、本体部11の中心を通る線)の方向には、それぞれ略円筒形状を有する先端部11tと基端部11bとが設けられている。
本体部11の基端部11bには、図示せぬ駆動手段により回転されるスピンドル軸が取り付けられる。ここで、駆動手段として、ホーニング盤という専用工作機械を採用することも可能であるし、汎用工作機械を採用することも可能である。例えば本実施の形態では、図示せぬ汎用工作機械が駆動手段として採用されている。
一方、本体部11の先端部11tには、略円筒形状のエンドキャップ12が取り付けられる。
図2と図3に示されるように、本体部11の中央内部には、基端部11bから先端部11tまでを貫通するようにクーラント流路16が形成されている。すなわち、クーラント流路16を形成する部材は、図1の固定ネジ14により、本体部11の中央内部において固定される。
クーラント流路16内においては、テーパコーン17が、本体部11の軸方向に移動可能なように収容されている。テーパコーン17は、押圧部17aと、軸方向に傾斜したテーパ部17b,17cと、を備えている。
砥石シュー13は、砥石31が上面13aに取り付けられた状態で、本体部11の先端部11tの外周部の凹部に対して着脱可能に取り付けられる。例えば本実施の形態では、図1に示されるように、先端部11tの外周部には周方向に4つの凹部が等間隔で配置されている。したがって、これらの4つの凹部のそれぞれには、砥石シュー13が1つずつ半径方向に着脱可能に取り付けられる。ただし、砥石シュー13の個数は、特に図1の例の4個に限定されず、複数個であれば構わない。
砥石シュー13の底部には、テーパ底面13b,13cが設けられている。砥石シュー13が先端部11tの凹部に取り付けられると、テーパ底面13b,13cのそれぞれは、テーパコーン17のテーパ部17b,17cのそれぞれに摺動可能に係合する。
図4は、砥石シュー13の概略構成を示す斜視図である。
砥石シュー13は、クランプ21を備えている。図示せぬネジがクランプ21を介して先端部11tの凹部側面に締め付けられることで、砥石シュー13が先端部11tの凹部に装着される。また、当該ネジが緩められることで、砥石シュー13が先端部11tの凹部から離脱される。
図2に示されるように、本体部11の先端部11tのうち砥石31の周囲には、砥石31および砥石シュー13を半径方向内側(本体部11の軸に向かう側)に付勢するための、スプリング18,19が設けられている。
図5は、図3のネジ状アジャスタ15の周辺部の拡大図である。ネジ状アジャスタ15は、クーラント流路16と本体部11の外周部とを貫通したネジ穴に着脱可能に嵌合される。ネジ状アジャスタ15には、ネジ穴に嵌合されている状態でクーラント流路16とクーラント排出路20とを貫通するように、クーラント流出孔41が形成されている。
図3に示されるように、クーラント排出路20は、本体部11の内部において、ネジ穴に嵌合されているネジ状アジャスタ15のクーラント流出孔41を介して軸方向に一定距離だけ貫通し、そこで経路を半径方向外側(本体部11の外周部に向かう方向)に変えて、外周部まで貫通するように形成されている。
したがって、クーラント流路16を流れるクーラントの一部は、ネジ状アジャスタ15のクーラント流出孔41とクーラント排出路20とを介して外部に流出する。
ここで、クーラントの外部への流出量等は、クーラント流出孔41の径寸法(開口面積)に応じて可変する。すなわち、クーラント流出孔41は、その径寸法に応じた分だけ、クーラントの外部への流出を制限する機能を有している。
なお、本実施の形態では、ネジ状アジャスタ15とクーラント排出路20との組については、本体部11の内部において周方向に4組が等間隔で配置されている。ただし、ネジ状アジャスタ15とクーラント排出路20との組の数は、特に図1の例の4個に限定されない。
次に、以上のホーニングホルダ1の動作について説明する。
ホーニング加工をするために、ホーニングホルダ1の本体部11の基端部11bは、汎用工作機械により回転されるスピンドル軸に取り付けられる。このとき、汎用工作機械はクーラントの供給を停止しているので、スプリング18,19が、砥石31および砥石シュー13を半径方向内側に付勢する。その結果、砥石31を保持する砥石シュー13は、半径方向内側に移動して、本体部11の先端部11tの凹部内に収納される。すなわち、砥石シュー13は、被加工物の孔内面に砥石31を接触させない位置で保持される。また、砥石シュー13の半径方向内側への移動に伴い、砥石シュー13のテーパ底面13b,13cに係合するテーパ部17b,17cを有するテーパコーン17が、本体部11の内部において、基端部11b側に移動する。
その後、本体部11の先端部11tが被加工物の孔内面に挿入されると、汎用工作機械は、クーラント流路16に対してクーラントを供給し始める。
クーラント流路16を流れるクーラントのうち、その一部は、テーパコーン17の押圧部17aに供給され、残りの一部は、ネジ状アジャスタ15のクーラント流出孔41とクーラント排出路20とを介して外部に流出する。押圧部17aに供給されたクーラントによって、テーパコーン17は、先端部11t側に押圧され、その結果、先端部11t側に移動する。テーパコーン17の先端部11t側への移動に伴い、テーパコーン17のテーパ部17b,17cに係合するテーパ底面13b,13cを有する砥石シュー13は、半径方向外側へ移動する。その結果、砥石シュー13に保持された砥石31は、本体部11の先端部11tの外周部から突出して、被加工物の孔内面に押しつけられる。
この状態で、汎用工作機械は、スピンドル軸を、回転しつつ本体部11の軸方向に往復移動させる。すると、ホーニングホルダ1に保持された砥石31により、被加工物の孔内面が研磨される。
このような被加工物の孔内面の研磨時においては、テーパコーン17の押圧部17aに供給されるクーラントと、ネジ状アジャスタ15のクーラント流出孔4等を介して外部に流出するクーラントとの流量等が適切に保たれるので、テーパコーン17の押圧力も適切に保たれ、その結果、被加工物の孔内面に対する砥石31の面圧が適切に維持される。
このようにして、ホーニング加工がなされる。
このように、クーラントの一部がテーパコーン17の押圧部17aに供給されることで、テーパコーン17が先端部11t側に押圧されて、砥石径(先端部11tの軸から砥石31の表面までの距離を半径とする円の直径)が拡張する。ここで、砥石径の拡張範囲は、本実施の形態では図2に示されるように、最小径Dmin乃至最大径Dmaxの範囲である。すなわち、本実施の形態では、砥石径は、テーパコーン17の押圧部17aに対するクーラントの押圧の大きさ(以下、テーパコーン17の押圧力と称する)に応じて、最小径Dmin乃至最大径Dmaxの範囲内で可変する。
ここで、汎用工作機械を用いてのホーニング加工を行うので、クーラントの供給圧は一定であることを前提とする。この前提の下では、テーパコーン17の押圧力は、ネジ状アジャスタ15のクーラント流出孔41を介して外部に流出するクーラントの流量等に依存する。この流量等は、クーラント流出孔41の径寸法(開口面積)に依存する。
したがって、テーパコーン17の押圧力は、クーラント流出孔41の径寸法に応じた大きさとなる。すなわち、クーラント供給圧が一定という前提の下では、拡張されたときの砥石径は、クーラント流出孔41の径寸法によって一意に定まることになる。
そこで例えば、クーラントの供給圧が一定という前提の下で、拡張されたときの砥石径とクーラント流出孔41の径寸法との対応関係を予め生成しておくことで、その対応関係にしたがって、クーラント流出孔41の径寸法が相異なる複数のネジ状アジャスタ15を容易かつ低コストで製作することができる。この効果は、その対応関係を規格化しておくことでより顕著なものとなる。
図6は、クーラント流出孔41の径寸法の規格の一例を示す図である。
図6の例の規格では、拡張されたときの砥石径Dk(kは1,2,3のうちの何れかの整数値)と、クーラント流出孔41の径寸法dkとが対応付けられている。
なお、図6の例の規格では、d1<d2<d3とされている。したがって、砥石径としては、D1>D2>D3の3種類が選択可能になる。
図7は、図6の規格に準拠したネジ状アジャスタ15の下面図を示している。
図7に示されるように、図6の規格に準拠したネジ状アジャスタ15としては、最小の径d1のクーラント流出孔41−1を有するネジ状アジャスタ15−1と、2番目に小さい径d2のクーラント流出孔41−2を有するネジ状アジャスタ15−2と、最大の径d3のクーラント流出孔41−3を有するネジ状アジャスタ15−3と、が存在することになる。
この場合、ネジ状アジャスタ15−1乃至15−3の順で径寸法が拡大していくので、その順でテーパコーン17の押圧力を順次小さくしていく調整が可能になる。すなわち、その順で砥石径を小さくしていく調整が可能になる。
具体的には例えば、拡張されたときの砥石径が径Dkとなるように調整する場合、作業者は、ネジ状アジャスタ15−kを選択して、本体部11のネジ穴に嵌合するといった簡便な作業をするだけでよい。
なお、図6の規格は例示にしかすぎず、任意の数の任意の砥石径を定義することで様々な規格を制定することができる。或いはまた、クーラントの供給圧が一定であり、拡張されたときの砥石径は一定という前提の下、被加工物の孔内面に対する砥石31の面圧と、クーラント流出孔41の径寸法との対応関係を規格化することもできる。その結果、任意の径寸法のクーラント流出孔41を有するネジ状アジャスタ15を容易かつ低コストで実現できる。
本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)テーパコーン17を本体部11の軸方向に移動させるために、クーラントの少なくとも一部がテーパコーン17を軸方向に押圧し、その押圧力を調整するために、クーラントの残りの一部が外部に流出するように、クーラント流路16を設けるようにした。また、クーラント流路16と本体部11の外周部とを貫通したネジ穴に着脱可能に嵌合され、クーラントの外部への流出を制限するクーラント流出孔41を備えるネジ状アジャスタ15を設けるようにした。これにより、テーパコーン17の押圧力の調整は、クーラント供給圧力を制御するのではなく、クーラントの外部への流出を、クーラント流出孔41の径寸法に応じて制限することによって実現可能になる。このため、例えば、クーラントの供給圧が一定の汎用工作機械にてホーニング加工を行うべく、クーラント流出孔41の径寸法が相異なる複数のネジ状アジャスタ15を用意した場合には、作業者は、複数のネジ状アジャスタ15の中から適切な1つを選択して、本体部11のネジ穴に嵌合するといった簡便な作業をするだけで、テーパコーン17の押圧力を容易に調整することができる。その結果、砥石径を所望の径まで拡張させることが容易にでき、また、被加工物の孔内面に対する砥石の面圧を適切に維持することができる。このように、ホーニングホルダ全体を交換する必要があった従来の作業と比較して、一部品であるネジ状アジャスタ15を交換するだけでよいので、その作業負担を軽減させることができる。また、ホーニングホルダを複数用意する必要があった従来と比較して、一部品であるネジ状アジャスタ15を複数用意するだけでよいので、コスト削減につながる。
(2)クーラント流出孔の径寸法が相異なる複数のネジ状アジャスタ15−1乃至15−3を用意することができるようにした。これにより、テーパコーン17の押圧力の調整を、クーラントの供給圧力の制御ではなく、ネジ状アジャスタ15−1乃至15−3の交換によって行うことができる。また例えば、クーラントの供給圧が一定の場合おける、拡張されたときの砥石径とクーラント流出孔41の径寸法との対応関係を予め生成しておくことで(例えば規格化しておくことで)、その対応関係(規格)にしたがって、クーラント流出孔41−1乃至41−3といったように径寸法が相異なる複数のネジ状アジャスタ15−1乃至15−3等を容易かつ低コストで提供することができる。なお、上述のごとく、ネジ状アジャスタ15の種類は3種類である必要は特になく、複数種類であれば、当然にこの効果を同様に奏することができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば径の拡張対象は、前記実施形態では砥石シュー13および砥石31とされていたが、これに限定されない。すなわち、砥石シュー13の代わりに、所定の加工部を採用することもできる。
また例えば、テーパコーン17と砥石シュー13とに相互に係合するテーパ部は、前記実施例ではテーパ部17b,13bの組とテーパ部17c,13cの組とが設けられていたが、これに限定されず、組数、形状、形成位置等は任意で構わない。
また例えば、クーラント流路16は、テーパコーン17を本体部11の軸方向に移動させるために、クーラントの少なくとも一部がテーパコーンを軸方向に押圧し、その押圧力を調整するために、クーラントの残りの一部が外部に流出することが可能にし得る形態であれば足り、その形成位置や形状等は前記実施形態に特に限定されない。
1 ホーニングホルダ
11 本体部
13 砥石シュー
15 ネジ状アジャスタ
16 クーラント流路
17 テーパコーン
41 クーラント流出孔

Claims (2)

  1. 軸方向の2つの端部のうちの一方に、駆動手段により回転されるスピンドル軸が取り付けられる本体部と、
    テーパ部を有すると共に、前記本体部内において前記軸方向に移動し得るテーパコーンと、
    前記本体部の前記2つの端部のうちの他方の外周部に着脱可能に取り付けられたときに、前記テーパコーンの前記テーパ部と係合するテーパ底面を有すると共に、前記テーパコーンの前記軸方向の移動に伴い、前記テーパ部と係合した前記テーパ底面が前記本体部の半径方向に移動する複数の加工部と、
    前記テーパコーンを前記軸方向に移動させるために、クーラントの少なくとも一部が前記テーパコーンを前記軸方向に押圧し、その押圧力を調整するために、前記クーラントの残りの一部が外部に流出するように、前記クーラントが流れるクーラント流路と、
    前記クーラント流路と前記本体部の外周部とを貫通したネジ穴に着脱可能に嵌合され、前記クーラントの外部への流出を制限するクーラント流出孔を備えるネジ状アジャスタと、
    を備えることを特徴とする工具ホルダ。
  2. 前記クーラント流出孔の径寸法が相異なる複数の前記ネジ状アジャスタ
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の工具ホルダ。
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