JP5283657B2 - ホイール抜出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車の解体などのリサイクル現場で、タイヤからホイールを抜き出すホイール抜出装置に関する。
たとえば特許文献1や2に示されるタイヤのビード落とし(外し)装置は、タイヤのパンク修理や、新品タイヤとの交換作業現場で使用されるもので、タイヤを旋回台に取り付け、アームを揺動させて先端部に設けられたブレードにより、タイヤのサイドウォールを押圧して、ビード部をホイールのリムから落とし込む。そして、旋回台を回転させて、全周にわたってビード部をホイールのリムから落とす。次いで、タイヤを裏返して、同様に他方のビード部も落とし込み、ホイールからタイヤを離脱させるものである。
特許第3188333号(図1) 特開平10−315821号公報(図1)
しかしながら、特許文献1および2では、1本のタイヤの処理に約2〜3分以上の作業時間が必要となり、タイヤの修理や交換現場では問題がないものの、多量のホイール付きタイヤからホイールを順次抜き出すようなリサイクル現場では、さらに短時間で効率よくホイールを抜き出す装置が求められていた。
本発明は上記問題点を解決して、タイヤからホイールを短時間に効率よく抜き出すことができるホイール抜出装置を提供することを目的とする。
本発明に係る請求項1記載のホイール抜出装置は、
ホイールが通過可能な開口部が形成されホイール付きタイヤが配置される受台と、
ブレード駆動装置によりブレードを駆動して、受台上のタイヤの外サイドウォールで一端側を押圧し、外ビード部をホイールの外リムから離脱させ、さらに当該外サイドウォールを内サイドウォールの内面に押し付けてタイヤを受台に固定し、かつブレードがタイヤの外サイドウォールに当接した位置から、外サイドウォールが内サイドウォールの内面に押し付けられるまでの間に、ブレードの先端部をタイヤの外周側に所定の引出し距離だけ外周側に変位させるタイヤ分離固定装置と、
前記ブレードにより前記外サイドウォールを内サイドウォールの内面に押し付けてタイヤを受台に固定した後、押出駆動装置により押出体を、外周側からタイヤの軸心に接近する所定の押出角で突出させて、ホイールのディスク部の一端部を内面側に押し込み、ホイールの一端部が押し出された時に、他端側で内面側に配置された支点部材を回動支点として、ホイールを回動させてタイヤ内から抜き出すホイール押出装置とを具備し、
前記タイヤ分離固定装置は、
ブレードによりタイヤの外サイドウォールが押圧される時に、受圧部材を開口部に突出させてホイールの一端部を下方から支持し、押出体がホイールのディスク部の一端部を押し込む前に、前記受圧部材を開口部から後退させる受圧部材出退装置と、
遊端部にブレードが取り付けられ固定端部が支軸により上下方向に揺動自在に支持された押圧レバーを揺動させるブレード駆動装置とを有し、
前記支軸を、受台上のホイール付きタイヤ中心線より上方に配置することにより、ブレードの先端部を前記引出し距離だけ後退させるように構成したものである。
請求項2に係るホイール抜出装置は、請求項1記載の構成において、
タイヤ分離固定装置におけるブレードの前記引出し距離を、10mm以上で50mm以下としたものである。
請求項3記載のホイール抜出装置は、請求項1または2に記載の構成において、
押出体の押出角は、タイヤ軸心に対して5°以上で30°以下としたものである。
請求項4記載のホイール抜出装置は、請求項1乃至3のいずれかに記載の構成において、
受圧部材出退装置は、ブレード駆動装置に連動されて受圧部材を後退させるレバー連動機構を具備し、
当該レバー連動機構は、前記ブレード駆動装置の出力軸に連動部材を介して取り付けられたカムフォロワと、前記受圧部材に取り付けられて前記カムフォロワが当接されるカム部材と、当該カム部材を前記カムフォロワに当接させる拘束付勢部材とを具備したものである。
請求項1記載の発明によれば、ブレードにより、受台上に配置されたホイール付きタイヤの外サイドウォールの一端部を押圧して外ビード部を外リムから離脱させる。さらにブレードにより、外サイドウォールを内サイドウォールの内面に押し付けてタイヤを受台に固定する。次いで押出体を押出角に沿って突出させることにより、ホイールのディスク部の一端部を内面側に押し出し、支点部材を中心にホイールを回動させて、タイヤ内からホイールをスムーズに抜き出すことができる。これにより、リサイクル現場で多量のホイール付きタイヤからホイールを効率よく短時間で抜き出すことができる。
また、タイヤ分離固定装置により、ブレードの先端部が外サイドウォールに当接する位置から、外サイドウォールが内サイドウォールの内面に押し付けられるまでの間に、ブレードの先端部を外周側に離間するように、所定の引出し距離で変位させることにより、タイヤの一端部を外周側に引き出して内ビード部を開口部から外周側に引き出すとともに、外ビード部を内サイドウォールの内面に当接させることができる。これにより、内外ビード部が開口部から外周側に引き出されるので、押出体によるホイールの抜き出し時に、ホイールの外リムが内外ビード部に接触するのを防止することができ、ホイールの変形や破損を未然に防止することができる。特にアルミダイキャストで製造されたアルミホイールの欠けや破損を効果的に防止することができる。
さらに、押圧レバーの遊端部にブレードを取り付けることで、押圧レバーの長さと支軸の位置により、ブレード先端部の引出し距離を容易に設定および調整することができる。
さらにまた、外周側からタイヤの軸心に接近する所定の押出角で、押出体を突出させてホイールのディスク部の一端部を内面側に押し出すことにより、押出体の押圧力のうち受台の面に沿う分力により、タイヤの弾性に抗して、ホイールを他端側に押し出しつつ支点部材を中心に回動させることができる。これによりタイヤからホイールを回動させつつスムーズに取り出すことができ、ホイールの外リムが内外ビード部に強く接触するのを回避できて、ホイールの変形や破損を防止することができる。
また、受圧部材によりホイールの一端部を下方から支持して、ブレードにより外サイドウォールを押圧することにより、外ビード部をホイールの外リムから確実に離脱させることができる。また押出体によるホイールの押し出し前に、受圧部材を開口部から後退させることで、受圧部材とホイールとの接触をなくすことができる。
ここで、受圧部材が無い状態で、ブレードによりホイールが内面側に押し込まれると、ホイールが傾いて内ビード部が内リムから離脱されるが、外ビード部が外リムから外れないことがある。このような状態で押出体によりホイールを押圧すると、外リムが外ビード部から離脱される時に強く擦れてホイールに変形や破損が生じることになる。
請求項4記載の発明によれば、レバー連動機構により、ブレードで外サイドウォールを内サイドウォールの内面に押し付け、ブレード駆動装置の押圧力が圧縮付勢部材の設定値を超えると、圧縮付勢部材が圧縮されてスライド部材が突出され、カムフォロワがカム板に作用されて受圧部材を開口部から後退させることができる。これにより、幅の異なるタイヤであっても、ブレードにより外ビード部を外リムから離脱させた後に、受圧部材を開口部から後退させることができ、シンプルな機械構造で、信頼性が高く、また目視で動作を確認することができる。
本発明に係るホイール抜出装置の実施例を示す縦断面図である。 ホイール抜出装置の正面部分断面図である。 ホイール抜出装置の平面図である。 図1に示すA−A断面図である。 (a)および(b)は受圧部材出退装置の動作を説明する縦断面図で、(a)は受圧部材の後退前、(b)は受圧部材の後退後を示す。 (a)および(b)は受圧部材出退装置の動作を説明する横断面図で、(a)は受圧部材の後退前、(b)は受圧部材の後退後を示す。 (a)〜(c)はブレードによる分離固定動作を示す縦断面図で、(a)はブレードの押圧前、(b)は外ビード部の離脱後、(c)はタイヤの固定状態を示す。 (d)〜(f)は押出体によるタイヤの押し出し動作を示す縦断面図で、(d)はホイールの押し出し開始直後、(e)はホイールの回動状態、(f)はホイールの抜き出し状態を示す。 本発明に係るホイール抜出装置の他の実施例を示す縦断面図である。
以下、本発明に係るホイール抜出装置の実施例を図1〜図8に基づいて説明する。
(全体構成と基本的動作)
図7および図8に示すように、このホイール抜出装置は、ホイールWのディスク部Dが上面となるように、受台12上に水平に配置したホイール付きタイヤTからホイールWを抜き出すもので、その抜出動作は、ブレード22によりタイヤTの外サイドウォールSoの後部(一端部)で外ビード部Bi近傍を上方から下方(内面側)に押圧して、外ビード部BoをホイールWの外リムRoから離脱させる。さらにブレード22により外サイドウォールSoを下方に押し下げて内サイドウォールSiの内面に押し付けることにより、タイヤTを受台12に固定する。次いで押出体52によりホイールWのディスク部Dの後部寄りを下方に押し出すことにより、前方側(他端側)の底部(内面側)に配置された支点ロッド(支点部材)54を中心に、ホイールWを下方に回動させつつタイヤT内から抜き出すものである。
このホイール抜出装置は、図1〜図3に示すように、装置本体11に、ディスク部Dを上面としかつ開口部16にホイールWを位置させてホイール付きタイヤTを載せる受台12と、受台12の後部に立設された支柱フレーム13とを具備している。前記受台12は、架台フレーム14上に配置された支持板15に、ホイールWの直径より幅が広く、ホイールWが通過可能な開口部16が形成されている。またブレード22により、タイヤTの外サイドウォールSoの後部を下方に押圧して、外ビード部BoをホイールWの外リムLoから離脱させた後、その外サイドウォールSoを内サイドウォールSiの内面に押し付けて、タイヤTを受台12に固定するタイヤ分離固定装置21と、押出体52を後部外周側上方からタイヤTの軸心Oに接近する下方に、押出角αで突出させて、ホイールWのディスク部Dの後部を下方に押し込むホイール押出装置51と、開口部16の前部側に配置されてホイールWの回動支点となる支点ロッド54とが設けられている。
(装置本体)
架台フレーム14には、後部に電動モータにより油圧を発生する油圧ユニット17が設けられ、前部にホイールWを排出する排出シュート18が設けられている。また支持板15に形成された開口部16は、前部で左右の辺が平行な平行部16bと、この平行部16bから後方に半円部16aが形成されて平面視が逆U字形に形成され、平行部16bが支持板15の前端部に開口されている。
(タイヤ分離固定装置)
タイヤ分離固定装置21は揺動レバー式に構成され、後端の固定端部が支柱フレーム13のブラケットに支軸23aを介して上下揺動自在に支持された押圧レバー23を有し、この押圧レバー23の遊端部に、ホイールWの外周より少し大径に形成された平面視円弧状のブレード22が取り付けられている。また支柱フレーム13の上端後部に設けられたブラケットに、直線駆動装置である油圧式シリンダからなるブレード駆動装置24が水平ピンを介して前後方向に揺動自在に支持され、ブレード駆動装置24のピストンロッド(出力軸)24aが押圧レバー23の先端寄りに連結されている。
ホイールWの抜き出しに際し、ブレード22により、外ビード部BoをホイールWの外リムLoから離脱させた後、さらに円弧経路を経て外サイドウォールSoを内サイドウォールSiの内面に押し付け固定するが、ここで、ブレード22を鉛直経路に沿って押圧移動させた場合、外ビード部Boが内ビード部Biに重なり合い、内外ビード部Bo,Biが半円部16a内に突出された状態でタイヤTが固定されてしまう。このような状態で、押出体52によりホイールWを上方から押し込んで抜き出そうとすると、外リムLoが内外ビード部Bo,Biに強く接触して変形や破損してしまう。
そこで、外リムLoから外ビード部Boを離脱させた後、ブレード22の先端部が所定の引出し距離βだけ外周側に変位するように、支軸23aの位置と押圧レバー23の長さLを設定している。すなわち、この引出し距離βにより、タイヤTの後部を後方(外周側)に引き出して、内ビード部Biを半円部16aから後退させる同時に、外ビード部Boを内サイドウォールSiの内面に押し付けてタイヤTを固定することができ、これにより、外リムLoが内外ビード部Bi,Boに強く接触されて変形や破損するのを未然に防止することができる。
ここで引出し距離βの好適な範囲は、10mm以上で50mm以下であり、最適な範囲は15mm以上で25mm以下である。支軸23aの高さは、支持板15上に配置したタイヤTの中心線CLより上方で、外サイドウォールSoより上方の近傍位置の範囲に設定される。ここで、引出し距離βが10mm未満では、内ビード部Biを半円部16aから後退させることができない。反対に引出し距離βが50mmを超えると、ブレード22の先端部が内外サイドウォールSi,Soの中央部(薄肉部)を押圧するため、タイヤTを受台12に強固に固定できないからである。タイヤTを強固に固定するためには、ブレード22により内外サイドウォールSi,Soのビード部Bi,Boの近傍を押圧するのが望ましい。また押圧レバー23の長さLは、たとえば60cm以上で150cm以下の範囲に形成される。
支持板15の下部には、受圧部材25が複数のガイドローラ26を介して開口部16の半円部16aに出退自在に設けられている。この受圧部材25は、ブレード22が外サイドウォールSoを押圧して外ビード部Boを外リムLoから離脱させる時に、ホイールWを下方から支持して、外ビード部Boを確実に離脱させるように構成されている。
ここで、外ビード部Boを外リムLoから離脱させる時に、受圧部材25によりホイールWを下方から支持しないと、ブレード22の押圧力によりホイールWの後部が下方に押し込まれることで、内リムLiが内ビード部Biから離脱されるが、外ビード部Boが外リムLoから外れないで、ホイールWが傾斜された状態でタイヤTが受台12に固定されてしまう恐れがある。この状態で押出体52によりホイールWを無理に下方に押し込むと、外リムLoが、外ビード部Boから外れて外ビード部Boを通過する時に強い摩擦を受けて大きく変形したり、破損してしまうからである。
この受圧部材25の後部には、受圧部材25を突出方向に付勢する拘束付勢手段である拘束用コイルばね27が設けられている。この拘束用コイルばね27には、ねじ軸に嵌合された調整ナットにより受圧部材25の突出駆動力を調整する調整具28が設けられている。この受圧部材25が開口部16に突出されたままの状態では、ホイールWの抜出時に受圧部材25に接触してホイールWを変形や破損させる恐れがあるため、レバー駆動装置24に連動して受圧部材25を開口部16から後退させるレバー連動機構29が設けられている。ここで、これら拘束用コイルばね27と調整具28とレバー連動機構29とで受圧部材出退装置31が構成される。
図5,図6に示すように、外ビード部Boが外リムLoから離脱された後であれば、受圧部材25を開口部16から後退させることができるが、様々な厚みの異なるタイヤTでは、外ビード部Boが外リムLoから離脱される位置が大きく異なる。このため、ここではブレード22により外サイドウォールSoを内サイドウォールSiの内面に押し付けた後に、レバー連動機構29を作動して受圧部材25を開口部16から後退させるように構成されている。
すなわち、このレバー連動機構29は、ブレード駆動装置24のピストンロッド(出力軸)24aに水平ピン24bを介してスライド部材(連動部材)32が連結され、このスライド部材32の下端部に連動ロッド(連動部材)33が連結されている。このスライド部材32には、ピストンロッド24aの出退方向にスライド穴34が形成されている。一方、押圧レバー23には、左右の側面からスライド部材32を挟んで上方に伸びる一対のガイド板(連動部材)35が取り付けられ、これらガイド板35の上端部に、スライド穴34にスライド自在に嵌合するスライド軸(連動部材)36が取り付けられている。また前記連動ロッド33は、押圧レバー23の上板を貫通してその下板に取り付けられたガイドシュー37にスライド自在に挿通され、その下端部にカムフォロワ38が設けられている。そして連動ロッド33には、スライド部材32とガイドシュー37の間に、ピストンロッド24aと押圧レバー23とを離間する方向に付勢する圧縮コイルばね(圧縮付勢部材)39が外嵌されている。また受圧部材25に、前部下方から後部上方に傾斜するカム板(カム部材)40が取り付けられ、支持板15に形成された貫通穴15aを介してカムフォロワ38が挿入されカム板40に当接される。ここで、スライド穴34の長さ(スライドストローク)は、カムフォロワ38によりカム板40を介して受圧部材25を開口部16から後退可能に形成されている。
したがって、ブレード22が外サイドウォールSoを押圧して内サイドウォールSiの内面に当接された後、ブレード駆動装置24がさらに伸展されて圧縮コイルばね39を圧縮し、スライド軸36がスライド穴34に沿ってスライドされてスライド部材32が押し下げられ、連動ロッド33を介してカムフォロワ38がカム板40に押し付けられ、受圧部材25が開口部16から後退される。そして圧縮コイルばね39が十分に圧縮されることで、ブレード22による十分な押圧力がタイヤTに作用して、タイヤTが受台12に強固に固定される。これにより、幅の異なるタイヤTであっても、外ビード部Boが外リムLoから離脱された後で、押出体52がホイールWを押出す前に、受圧部材25を開口部16から確実に後退させることができる。
(ホイール押出装置)
ホイール押出装置51は直線駆動式に構成されたもので、先端が球面形の押出体52を、後方外周側上方からタイヤTの軸心Oに接近する押出角α[図(d)]で出退駆動する押出駆動装置53と、ホイールWの回動支点となる支点ロッド54とで構成されている。
押出駆動装置52はトラニオン形の油圧式シリンダからなり、シリンダ本体が支柱フレーム13の上方前部に水平ピンを介して支持され、所定の押出角αで押出体52を出退するように構成されている。また押出駆動装置53には、ガイドシュー55にスライド自在に案内される一対のガイドロッド56がシリンダ本体に並設されてピストンロッド(出力軸)53aに連結され、押し込み時のピストンロッド53aへの負荷が軽減されている。ここで、押出体52を突出させて支点ロッド54を中心にホイールWを支点ロッド54を中心に回動させた時に、ホイールWが転倒してその前端部がピストンロッド53aに衝突し、ピストンロッド53aを損傷させるおそれがあるが、ガイドロッド56を設けたことにより、ホイールWの転倒によるピストンロッド53aの損傷を防止し、転倒したホイールWを案内することができる。
ここで押出体52を出退する押出角αの好適範囲は、5°以上で30°以下である。ここで、押出角αが5°未満であると、押出体52の押し込み力の支持板15に沿う分力が小さくなり、ホイールWが前方に押し出されないため、外リムLoが内ビード部Biに強く接触して変形や破損を招く恐れがあるからであり、また押出角αが30°を超えると、ホイールWを下方に押し込む力が小さくなり、押出体52がディスク部Dを滑って、ホイールWをうまく回動させてタイヤTから抜き出すことができないことがあるからである。
支持板15に形成された開口部16には、平行部16bの左右辺部に支点ロッド54を掛け渡すための複数組の保持凹部57が前後方向に所定ピッチをあけて形成されている。これら保持凹部57は、支持板15の上面に開口されて前部下方に折れ曲がるくの字形に形成され、ホイールWの抜き出し時の負荷を効果的に支持することができる。作業員は、タイヤTの大きさに対応して保持凹部57を選択し、支点ロッド54を装着してホイールWの回動支点の位置を調整することができる。
(ホイールWの抜き出し手順)
1)ホイールWの外径に対応して支点ロッド54の位置を確認し、必要に応じて支点ロッド54が装着される保持凹部57を変更する。
2)図7(a)に示すように、受台12の支持板15上に、ホイールWが開口部16の半円部16aの内側に沿うように、ホイール付きタイヤTを配置する。
3)ブレード駆動装置24を伸展してブレード22を下降させ、作業員により、さらにブレード22の下端部が、ホイールW外周部で外サイドウォールSoの外ビード部Bo(外リムLo)の近傍となるように、タイヤTの位置を調整した後、ブレード22により外サイドウォールSoを上方から押圧して、外ビード部BoをホイールWの外リムLoから離脱させる。この時、受圧部材25は半円部16a内に突出されており、図6(a)、図7(b)に示すように、ブレード22の押圧によりタイヤTを介して沈み込むホイールWの後端部が受圧部材25により支持され、外ビード部Boが外リムLoから確実に離脱される。
4)さらに図7に示すように、ブレード駆動装置24を伸展してブレード22により外サイドウォールSoを下方に押し込むと同時に、ブレード22の先端部が円弧軌跡に沿って引出し距離βだけ外周側に変位される。これにより、タイヤTの後端部が外周側に引き出されて、内ビード部Biが半円部16aから後退されるとともに、外ビード部Boが内サイドウォールSiの内面に押し付けられる。そして、押圧レバー23の遊端部底面でタイヤTを圧縮するとともに、ブレード22が外サイドウォールSoを内サイドウォールSiの内面に押し付けてタイヤTを受台12に固定する。
5)この時、図5(b)、図6(b)に示すようにレバー連動機構29により圧縮コイルばね39が圧縮されて連動ロッド33が下方に押し出され、カムフォロワ38によりカム板40を介して受圧部材25が後方に引き込まれて開口部16から後退される。
6)図8(d)に示すように、押出駆動装置53を伸展して押出体52を突出させ、ディスク部Dの後部寄りに当接させてホイールWを下方に押し出す。これにより、図8(e)に示すように、沈み込んだホイールWが支点ロッド54を中心として下方に回動され、内外リムLo,LiがタイヤTの内外ビード部Bo,Biから抜き出されてホイールWがタイヤT内で回動され、図8(f)に示すように、ホイールWがタイヤT内から離脱されて排出シュート18に排出される。
この時、押出体52の押出方向が押出角αだけ前部下方に傾斜されていることから、押し込み力の分力が作用してホイールWが前方に押し出される。これにより、外リムLoが内ビード部Biや半円部16aに接触することなく通過されて、ホイールWが変形したり損傷するのが防止される。
(実施例の効果)
上記実施例によれば、タイヤ分離固定装置21のブレード駆動装置24によりブレード22を突出させて、受台12上に配置されたホイール付きタイヤTの外サイドウォールSoで外ビード部Boの外周近傍を下方に押圧し、外ビード部Boを外リムLoから離脱させる。さらにブレード22を押出して外サイドウォールSoを内サイドウォールSiの内面に押し付けタイヤTを受台12上に固定する。次いでホイール押出装置51の押出駆動装置53により、押出体52を押出角αで突出させて、ホイールWのディスクDの後部を下方に押し出すことにより、支点ロッド54を中心にホイールWを回動させて、ホイールWをタイヤT内からスムーズに抜き出すことができる。これにより、リサイクル現場で多量のホイール付きタイヤTからホイールWを効率よく短時間で抜き出すことができる。
またタイヤ分離固定装置21では、ブレード22の外サイドウォールSoの当接位置から外サイドウォールSoを内サイドウォールSiの内面に押し付けるまでの間に、ブレード22の先端部を10mm以上で30mm以下の引出し距離βの範囲で、外周側に変位させることにより、タイヤTの後部を外周側に引き出して内ビード部Biを開口部16から引き出すとともに、外ビード部Boを内サイドウォールSiの内面に当接させて、タイヤTを受台12上に固定することができる。これにより、押出体52によるホイールWの抜き出し時に、ホイールWの外リムLoがタイヤTの外ビード部Boや内ビード部Biに強く接触するのを防止することができ、ホイールWの変形や破損を未然に防止することができる。特にアルミダイキャストで製造されたアルミホイールの欠けや破損を効果的に防止することができる。
さらに押圧レバー23の遊端部にブレード22を取り付けて揺動レバー式としたので、押圧レバー23の長さLと支軸23aの位置により、ブレード22の引出し距離βを容易に設定することができる。
さらにまた、5°以上で30°以下の押出角αで押出体52を突出させて、ホイールWのディスク部Dの後部を下方に押し出すことにより、押出体52による押圧力の受台12に沿う分力により、ホイールWを前方側に押し出しつつ、ホイールWを支点ロッド54を中心に回動させることができ、これによりホイールWの外リムLoが内外ビード部Bi,Boに強く接触するのを回避できて、ホイールWの変形や破損を防止することができる。
また、ブレード22により外サイドウォールSoの後部を押圧した時に、受圧部材25によりホイールWの後部を下方から支持することにより、外ビード部BoをホイールWの外リムLoから確実に離脱させることができる。またレバー連動機構29により、ブレード22により外サイドウォールSoを内サイドウォールSiの内面に押し付けた後に、受圧部材25を開口部16から後退させるので、ホイールWと受圧部材25との接触を防止することができる。
(他の実施例)
図9は、ホイール抜出装置の他の実施例を示す縦断面図で、先の実施例に比較して、ブレード駆動装置61およびホイール押出装置71ならびに受圧部材出退装置81を変更したものである。なお、先の実施例と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
ブレード駆動装置61は直線駆動式に構成され、油圧式のブレード出退シリンダ62のピストンロッド62aにブレード22が取り付けられている。またブレード22の引出し距離βを形成するために、ブレード出退シリンダ62を前部上方から後部下方に傾斜させ、ブレード22を斜めに出退するように設置している。
ホイール押出装置71は揺動レバー式に構成され、支軸72を中心に上下方向に揺動自在に支持された押出レバー73と、この押出レバー73を揺動させる油圧式の押出シリンダ74とで構成されている。そして押出レバー73の長さと支軸72の位置により、押出体52を押出角αでディスク部Dの前部に当接させて抜き出すように設定している。
なお、ここで押出体52と、ブレード22およびピストンロッド62aとが干渉しないように、押出レバー73の遊端側が二股状に形成されている。
受圧部材出退装置81には、受圧部材25を出退させる油圧式の受圧部材出退シリンダ82と、ブレード出退シリンダ62に設けられてブレード22の位置を検出する位置センサ83と、この位置センサ83の信号に基づいて、油圧ユニット17から受圧部材出退シリンダ82に供給される油圧を制御する制御弁84とでレバー連動機構85を構成しており、レード22が外サイドウォールSoを内サイドウォールSiの内面に押し付けた後に、受圧部材出退シリンダ82により受圧部材25を開口部16から後退させるように構成されている。
上記他の実施例によれば、先の実施例と同様の作用効果を奏することができる。
なお、上記各実施例では、ディスク部Dが表となるようにホイール付きタイヤTを受台12に水平に載置したが、受台を鉛直面に沿って設置し、ホイール付きタイヤTを受け具等を介して垂直に設置することもできる。
また駆動装置として油圧シリンダを使用したが、エアシリンダや電動ジャッキなどを使用することができる。
T タイヤ
W ホイール
So 外サイドウォール
Si 内サイドウォール
Bo 外ビード部
Bi 内ビード部
Lo 外リム
Li 内リム
D ディスク部
α 押出角
β 引出し距離
11 装置本体
12 受台
15 支持板
16 開口部
16a 半円部
16b 平行部
21 タイヤ分離固定装置
22 ブレード
23 押圧レバー
23a 支軸
24 ブレード駆動装置
24a ピストンロッド(出力軸)
25 受圧部材
26 ガイドローラ
27 拘束用コイルばね(拘束付勢部材)
28 調整具
29 レバー連動機構
31 受圧部材出退装置
32 スライド部材(連動部材)
33 連動ロッド(連動部材)
34 スライド穴
35 ガイド板(連動部材)
36 スライド軸(連動部材)
38 カムフォロワ
39 圧縮コイルばね(圧縮付勢部材)
40 カム板(カム部材)
51 ホイール押出装置
52 押出体
53 押出駆動装置
53a ピストンロッド(出力軸)
54 支点ロッド(支点部材)
57 保持凹部
61 ブレード駆動装置
71 ホイール押出装置
73 押出レバー
74 押出シリンダ
81 受圧部材出退装置
82 受圧部材出退シリンダ
83 位置センサ
84 制御弁
85 レバー連動機構

Claims (4)

  1. ホイールが通過可能な開口部が形成されホイール付きタイヤが配置される受台と、
    ブレード駆動装置によりブレードを駆動して、受台上のタイヤの外サイドウォールで一端側を押圧し、外ビード部をホイールの外リムから離脱させ、さらに当該外サイドウォールを内サイドウォールの内面に押し付けてタイヤを受台に固定し、かつブレードがタイヤの外サイドウォールに当接した位置から、外サイドウォールが内サイドウォールの内面に押し付けられるまでの間に、ブレードの先端部をタイヤの外周側に所定の引出し距離だけ外周側に変位させるタイヤ分離固定装置と、
    前記ブレードにより前記外サイドウォールを内サイドウォールの内面に押し付けてタイヤを受台に固定した後、押出駆動装置により押出体を、外周側からタイヤの軸心に接近する所定の押出角で突出させて、ホイールのディスク部の一端部を内面側に押し込み、ホイールの一端部が押し出された時に、他端側で内面側に配置された支点部材を回動支点として、ホイールを回動させてタイヤ内から抜き出すホイール押出装置とを具備し、
    前記タイヤ分離固定装置は、
    ブレードによりタイヤの外サイドウォールが押圧される時に、受圧部材を開口部に突出させてホイールの一端部を下方から支持し、押出体がホイールのディスク部の一端部を押し込む前に、前記受圧部材を開口部から後退させる受圧部材出退装置と、
    遊端部にブレードが取り付けられ固定端部が支軸により上下方向に揺動自在に支持された押圧レバーを揺動させるブレード駆動装置とを有し、
    前記支軸を、受台上のホイール付きタイヤ中心線より上方に配置することにより、ブレードの先端部を前記引出し距離だけ後退させるように構成した
    ことを特徴とするホイール抜出装置。
  2. タイヤ分離固定装置におけるブレードの前記引出し距離を、10mm以上で50mm以下とした
    ことを特徴とする請求項1記載のホイール抜出装置。
  3. 押出体の押出角は、タイヤ軸心に対して5°以上で30°以下である
    ことを特徴とする請求項1または2記載のホイール抜出装置。
  4. 受圧部材出退装置は、ブレード駆動装置に連動されて受圧部材を後退させるレバー連動機構を具備し、
    当該レバー連動機構は、前記ブレード駆動装置の出力軸に連動部材を介して取り付けられたカムフォロワと、前記受圧部材に取り付けられて前記カムフォロワが当接されるカム部材と、当該カム部材を前記カムフォロワに当接させる拘束付勢部材を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のホイール抜出装置。
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