JP5283243B1 - 濾過装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】機械加工用液中から切粉を効率よく取り除くことができるマグネットローラとこれを備えた濾過装置を提供する。
【解決手段】マグネットローラ4は、切粉捕集槽5内に位置する固定軸40と、固定軸の外周面に取付けた複数のマグネット片41と、該固定軸及び前記複数のマグネット片からなるマグネット棒42の外周面を覆う非磁性の回転被覆筒43と、回転被覆筒をその軸心周りに回転駆動する駆動手段と、を備え、回転被覆筒43の外周面に第1の切粉掻取部材8が当接する構造になっているとともに、複数のマグネット片41のうち第1の切粉掻取部材8に隣接するマグネット片41Aは、それ以外のマグネット片に比べて磁力が弱くなるように設定してある。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えばマシニングセンターで使用された研削油、切削油などのように、切粉を含んだ機械加工用液から該切粉を取り除く濾過装置に関し、特に、機械加工用液中から切粉を効率よく取り除くことができるようにしたものである。
従来、マシニングセンターで使用された研削油、切削油など、切粉を含んだ機械加工用液を再利用するために、その機械加工用液中から切粉を取り除く手段として、濾過装置が使用される。この種の濾過装置としては、例えば、特許文献1に開示の濾過装置が知られている。
特許文献1の濾過装置では、切粉搬送部材収容体(1)に切粉搬送部材(2)を収容するとともに投入口(3)と排出口(4)を設ける構成と、投入口(3)から投入した機械加工用液(使用済み切削油)中の切粉を前記切粉搬送部材(2)で排出口(4)まで搬送する構成と、前記切粉搬送部材収容体(1)から流入辺(10)を通じて回転濾過ドラム収容体(5)に機械加工用液を流入させ、その回転濾過ドラム収容体(5)内で回転する濾過ドラム(6)によって機械加工用液を濾過する構成と、切粉搬送部材収容体(1)の底面に沈殿した切粉をスクレーパコンベア(12)で掻き取る構成と、その掻き取った切粉を邪魔板(11)から切粉搬送部材(2)の方向に送り出す構成と、を採用している。
前記構成を採用した特許文献1の濾過装置では、投入口(3)から投入された機械加工用液中の切粉のうち、比較的重量のある切粉は、切粉搬送部材収容体(1)の底面に沈殿し、切粉搬送部材(2)によって排出口(4)まで搬送され、最終的に排出口(4)から外部へ排出される。
しかしながら、この特許文献1の濾過装置によると、前記のように投入された機械加工用液中に浮遊している切粉(以下「浮遊切粉」という)が存在する場合に、そのような浮遊切粉が回転濾過ドラム収容体(5)内に流入することは避けられず、流入した浮遊切粉が回転濾過ドラム(6)外周面のフィルタを通過することで、当該フィルタを通過した後の機械加工用液の中に当該フィルタで除去できなかった浮遊切粉が含まれている等、機械加工溶液中から切粉を十分に取り除くことができないという問題点がある。
なお、以上の説明でカッコ内の符号は、特許文献1で用いられている符号である。
特開2012−143833号公報
本発明は前記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、機械加工用液中から切粉を効率よく取り除くことができる濾過装置を提供することである。
前記目的を達成するために、本発明に係る濾過装置は、切粉を含んだ機械加工用液から該切粉を取り除く濾過装置であって、前記切粉の搬送路と、前記搬送路に設けた切粉搬送部材と、前記搬送路の横に並べて併設したマグネットローラと、前記マグネットローラを収容する切粉捕集槽と、前記マグネットローラの外周下部面と対向する液回収ケースと、前記マグネットローラと前記液回収ケースとの隙間からなる隙間流路と、前記マグネットローラの外周上部面付近に当接する第1の切粉掻取部材と、前記搬送路から前記切粉捕集槽に連通する連通部と、前記連通部に設置した邪魔板と、前記切粉捕集槽に設けた第2の切粉掻取部材と、前記切粉捕集槽の外壁面に取り付けた壁面マグネットと、を具備し、前記搬送路は、その上流側に設けた機械加工用液の投入口と、その下流側に設けた切粉の排出口と、を備え、前記切粉搬送部材は、前記投入口から前記排出口に向けて機械加工用液中の切粉を搬送し、前記マグネットローラは、前記搬送路での切粉の搬送方向と並行な配置形態で前記切粉捕集槽内に位置する固定軸と、前記固定軸の外周面に取付けた複数のマグネット片と、前記固定軸及び前記複数のマグネット片からなるマグネット棒の外周面を覆う非磁性の回転被覆筒と、前記回転被覆筒をその軸心周りに回転駆動する駆動手段と、を備え、その回転被覆筒の外周面に前記第1の切粉掻取部材が当接する構造になっているとともに、前記複数のマグネット片のうち前記第1の切粉掻取部材に隣接するマグネット片は、それ以外のマグネット片に比べて磁力が弱くなるように設定してあり、前記切粉捕集槽は、前記連通部付近において前記搬送路の側壁から前記マグネットローラの方向に向かって傾斜した斜面と、この斜面に連続する底面とを備えるとともに、その底面及び斜面と前記液回収ケースの外面との間に、前記第2の切粉掻取部材の移動を可能とする隙間部を有し、前記隙間流路は、前記液回収ケースの端部側を流入口として前記機械加工用液が流入する構造になっており、前記液回収ケースは、前記マグネットローラの外周下部面と対向する位置で前記隙間流路に開口している開口部と、この開口部から液回収ケース内部に流入した機械加工用液を外部へ排出するための機械加工用液の排出口と、を有し、前記邪魔板は、その幅が前記連通部の幅より狭く、その形状が前記切粉捕集槽の斜面から前記連通部を抜けて前記搬送路上に突出した形状になっていて、かつ、前記連通部の両側のうち前記投入口より遠い一方側に片寄せて設置されることにより、その設置範囲内では前記搬送路から前記連通部を介する前記切粉捕集槽への機械加工用液の流入を阻止し、その設置以外の範囲は流入口として前記流入を許容する手段であり、前記第2の切粉掻取部材は、前記連通部に向かって前記切粉捕集槽の前記隙間部を移動することにより、前記切粉捕集槽の底面や斜面から切粉を掻き取り、掻き取った切粉を前記邪魔板から前記搬送路へ送り出す手段として機能し、前記壁面マグネットは、前記流入口から前記切粉捕集槽に流入した機械加工用液中の切粉を磁力で前記切粉捕集槽の底面や斜面に定着させる手段として機能し、前記流入口の周辺は、前記壁面マグネットが存在しないマグネット不存在部として構成することにより、壁面マグネットの磁力で機械加工用液中の切粉が切粉捕集槽の斜面上縁付近に定着する現象を抑制してあることを特徴とする。
前記本発明に係る濾過装置において、前記第2の切粉掻取部材は、前記マグネットローラの外周を一回りする周回軌道に乗って、前記切粉捕集槽の前記隙間部を移動し、前記切粉捕集槽の底面と前記液回収ケースは、前記第2の切粉掻取部材の周回軌道に合わせて円弧状に形成したことを特徴としてもよい。
本発明にあっては、前記の通り、切粉捕集槽内の機械加工用液から切粉を磁力で取り除く手段としてマグネットローラを採用するとともに、そのマグネットローラの具体的な構成として、固定軸の外周面に取付けた複数のマグネット片のうち切粉掻取部材に隣接するマグネット片は、それ以外のマグネット片に比べて磁力が弱くなるように設定した。このため、切粉掻取部材の周辺ではマグネットローラの磁力が弱まっていることから、切粉掻取部材付近での切粉の戻り現象(具体的には、マグネットローラを構成する回転被覆筒の外周面から切粉掻取部材によって掻き取った切粉が当該マグネットローラの磁力によって回転被覆筒の外周面に吸い寄せられて戻る現象)を効果的に防止でき、機械加工用液中から切粉を効率よく取り除くことができる濾過装置を提供し得る。
本発明を適用した濾過装置を正面から見た断面図。 図1の濾過装置を上面から見た断面図。 図1の濾過装置の上方から同装置のマグネットローラと切粉捕集槽を透かして壁面マグネットを見たときの壁面マグネット配置構成図。 図1のC−C線断面図。 図1のB−B線断面図。 図1のA−A線断面図。 図1の濾過装置の上方から同装置のマグネットローラと切粉捕集槽を透かして壁面マグネットを見たときの他の壁面マグネット配置構成図。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
《濾過装置の概要》
図1は、本発明を適用した濾過装置を正面から見た断面図、図2は、図1の濾過装置を上面から見た断面図、図3は、図1の濾過装置の上方から同装置のマグネットローラと切粉捕集槽を透かして壁面マグネットを見たときの壁面マグネット配置構成図、図4は、図1のC−C線断面図、図5は、図1のB−B線断面図、図6は、図1のA−A線断面図である。なお、図2から図6では、連通部9を図示し難いので、格子状のハッチングにより連通部9の位置を示している。
図1の濾過装置1は、切粉(磁性体のもの)を含んだ機械加工用液から該切粉を取り除く濾過装置であって、その具体的な装置構成として、切粉の搬送路2と、搬送路2に設けた切粉搬送部材3と、図2のように搬送路2の横に並べて併設したマグネットローラ4と、図4及び図5に示したように、マグネットローラ4を収容する切粉捕集槽5と、マグネットローラ4の外周下部面と対向する液回収ケース6と、マグネットローラ4と液回収ケース6との隙間からなる隙間流路7と、マグネットローラ4の外周上部面付近に当接する第1の切粉掻取部材8と、搬送路2から切粉捕集槽5に連通する連通部9と、連通部9に設置した邪魔板10と、切粉捕集槽5に設けた第2の切粉掻取部材11と、切粉捕集槽5の外壁面に取り付けた壁面マグネット12と、を具備している。なお、壁面マグネット12は必要に応じて適宜省略することができる。
《搬送路2の詳細構成》
図4及び図5を参照すると、搬送路2は、切粉搬送部材3を収容可能な溝の形状になっていて、その上流側に設けた機械加工用液の投入口13と、その下流側に設けた切粉の排出口14とを備えている(図1参照)。投入口13には使用済みの機械加工用液が投入される一方、排出口14からは機械加工用液中の切粉が排出される。
また、搬送路2は、図2のように投入口13付近から連通部9を含む範囲では図1のように傾斜のない非傾斜区間2Aとして形成し、この非傾斜区間2Aより下流の排出口14までの範囲は図1のように上り坂の傾斜区間2Bとして形成してある。
《切粉搬送部材3の詳細構成》
切粉搬送部材3は、非磁性材料あるいは磁性材料で形成され、先に説明した搬送路2の非傾斜区間2A及び傾斜区間2Bにおいて、投入口13から排出口14に向けて機械加工用液中の切粉を搬送する。このような切粉搬送部材3の具体例として、図1の濾過装置1では、スクリューコンベア3Aを採用しているが、これに限定されることはなく、例えば公知のヒンジコンベア、スクレーパコンベア等を切粉搬送部材3として採用することも可能である。
図1の濾過装置1で採用したスクリューコンベア3A(切粉搬送部材3)は、モータ等を動力源として回転駆動され、回転するスクリューによって切粉を搬送する。このスクリューコンベア3Aは、具体的には、先に説明した搬送路2の非傾斜区間2Aに対応して設置した非傾斜スクリューコンベア部31と、同搬送路2の傾斜区間2Bに対応して設置した傾斜スクリューコンベア部32とを備え、その非傾斜スクリューコンベア部32と傾斜スクリューコンベア部32と継ぎ手33で連結した構造になっている。
そして、非傾斜スクリューコンベア部31の回転力が継ぎ手33を介して傾斜スクリューコンベア部32に伝達されることにより、非傾斜スクリューコンベア部31と傾斜スクリューコンベア部32は連動して同期回転し、非傾斜スクリューコンベア部31では、回転するスクリューにより、濾過装置1の設置面(図示省略)と略平行な方向に切粉を押し出す方式で搬送する。この一方、傾斜スクリューコンベア部32では、同じく回転するスクリューにより、濾過装置1の設置面(図示省略)に対して斜め上方に切粉を押し上げる方式で搬送する。
《マグネットローラ4の詳細構成》
図4及び図5を参照すると、マグネットローラ4は、切粉捕集槽5内に位置する固定軸40と、固定軸40の外周面に取付けた複数のマグネット片41と、その固定軸40及び複数のマグネット片41からなるマグネット棒42の外周面を覆う非磁性の回転被覆筒43と、回転被覆筒43をその軸心周りに回転駆動する駆動手段44(図6参照)と、を備え、かつ、その回転被覆筒43の外周面に前記第1の切粉掻取部材8が当接する構造になっている。
図1の濾過装置1では、前記マグネットローラ4の固定軸40を搬送路2での切粉の搬送方向と並行な配置形態とすることで、図2のように、マグネットローラ4が搬送路2での切粉の搬送方向と並行に配置されるように構成してある。
さらに、図1の濾過装置1では、マグネットローラ4は、図4及び図5のように、その中心部(具体的には固定軸40の中心部)より下部側の範囲が切粉捕集槽5の液面下に没入するように配置される構成と、複数のマグネット片41は、固定軸40の外周面において、切粉捕集槽5の液面下から第1の切粉掻取部材8付近に至るまでの範囲に取付けられる構成と、これら複数のマグネット片41のうち第1の切粉掻取部材8に隣接するマグネット41Aは、それ以外のマグネット片41に比べて磁力が弱くなるように設定される構成と、を採用している。
前記マグネットローラ4の回転被覆筒43はその両端が蓋で塞がれている。従って、回転被覆筒43内部への機械加工用液の流入は阻止されている。また、この種の回転被覆筒43としては、例えば、ステンレス製の筒を採用することができるが、これに限定されることはない。ステンレス以外の他の非磁性材料で形成した筒を回転被覆筒43として採用することも可能である。
図1の濾過装置1では、図2及び図6に示したように、回転被覆筒43を回転駆動する駆動手段44の具体的な構成例として、回転被覆筒43の一端外周面に取り付けた第1のスプロケットG1とこれに掛け回した第1のチェーンC1とにより、後述の第3のスプロケットG3から動力を受けて回転被覆筒43を回転駆動する方式を採用しているが、これとは別に、回転被覆筒43を独立に回転駆動する構成を採用することも可能である。
《切粉捕集槽5の詳細構成》
図4及び図5を参照すると、切粉捕集槽5は、連通部9付近において搬送路2の側壁からマグネットローラ4の方向に向かって傾斜した斜面5Aと、斜面5Aに連続する底面5Bとを備えるとともに、その底面5B及び斜面5Aと液回収ケース6の外面との間に、第2の切粉掻取部材11の移動を可能とする隙間部5Cを有している。また、この切粉捕集槽5の底面5Bは、後述する第2の切粉掻取部材11の周回軌道に合わせて円弧状に形成してある。
図1の濾過装置1では、前記のように切粉捕集槽5の底面5Bを第2の切粉掻取部材11の周回軌道に合わせて円弧状に形成していること、及び、後記のように液回収ケース6も同様に円弧状に形成していることから、図4及び図5に示したように、切粉捕集槽5の前記隙間部5Cもまた、その底面5B範囲では第2の切粉掻取部材11の周回軌道に合わせて円弧状に湾曲した形状になっている。
《液回収ケース6の詳細構成》
図4及び図5を参照すると、液回収ケース6は、マグネットローラ4の外周下部面と対向する位置で隙間流路7に開口している開口部6Aと、この開口部6Aから液回収ケース6内部に流入した機械加工用液を外部へ排出するための機械加工用液の排出口6B(図6参照)と、を有している。また、この液回収ケース6の底面6Cは、先に説明した切粉捕集槽5の底面5Bと同じく、後述する第2の切粉掻取部材11の周回軌道に合わせて円弧状に形成してある。なお、この液回収ケース6はステンレスなどの非磁性材料で形成してある。
《隙間流路7の詳細構成》
図4及び図5を参照すると、隙間流路7は、液回収ケース6端部側を入口7Aとして構成され、入口7Aから切粉捕集槽5内の機械加工用液が流入する構造になっている。この隙間流路7に流入した機械加工用液は、前記液回収ケース6の開口部6Aから液回収ケース6内に流れるが、その前に、機械加工用液中の浮遊切粉は、マグネットローラ4の磁力でマグネットローラ4外周面(具体的には回転被覆筒43の外周面)に吸い寄せられて吸着する。従って、液回収ケース6内の機械加工用液は、浮遊切粉を除去したクリーンな液体であり、マシニングセンター等で再利用可能である。
《第1の切粉掻取部材8の詳細構成》
図4及び図5を参照すると、第1の切粉掻取部材8は、マグネットローラ4の外周上部面付近から切粉捕集槽5の斜面5Aに向けて下り勾配を有するように傾斜したヘラ状の斜板8Aからなる。そして、この第1の切粉掻取部材8は、切粉捕集槽5の液面より上方の空間において、その斜板8Aの上縁部がマグネットローラ4の外周上部面付近に当接すること、及び、その当接状態でマグネットローラ4の回転被覆筒43が図4及び図5の矢印Rで示す方向に回転することによって、マグネットローラ4の外周面(具体的には、回転被覆筒43の外周面)に定着している切粉を掻き取る手段として機能する。
第1の切粉掻取部材8で掻き取られた切粉は、図5のように斜板8A(第1の切粉掻取部材)を滑り下って切粉捕集槽5の斜面5Aに落下し、最終的には、第2の切粉掻取部材11で掻き取られて邪魔板10から搬送路2へ送り出される。
《連通部9の詳細構成》
図2から図6を参照すると、連通部9(図2から図6において格子状のハッチングの部分)は、先に説明した搬送路2の非傾斜区間2A内において、搬送路2から切粉捕集槽5に連通している。このような連通部9は、搬送路2の非傾斜区間2A内で、搬送路2と切粉捕集槽5の間に間仕切りを設けないことによって構成することができる。
《邪魔板10の詳細構成》
図2を参照すると、邪魔板10は、その幅が連通部9の幅より狭く、かつ、その形状が図5及び図6のように切粉捕集槽5の斜面5Aから連通部9を抜けて搬送路2上に突出した形状になっている。なお、図1の濾過装置1においては、かかる邪魔板10の具体的な突出形状例として、先に説明した切粉捕集槽5の斜面5Aの一部を搬送路2上まで延長した形状を採用しているが、この延長形状例に限定されることはない。
また、邪魔板10は、図2のように、連通部9の両側のうち投入口13より遠い一方側に片寄せて設置されることによって、その設置範囲内では搬送路2から連通部9を介する切粉捕集槽5への機械加工用液の流入を阻止する一方、その設置以外の範囲は流入口16として前記流入を許容する手段として機能する。
《第2の切粉掻取部材11の詳細構成》
図4から図6を参照すると、第2の切粉掻取部材11は、連通部9に向かって切粉捕集槽5の隙間部5Cを移動(図5から図6中の矢印Sで示す方向への移動)することで、切粉捕集槽5の底面5Bや斜面5Aから切粉を掻き取り、掻き取った切粉を邪魔板10から搬送路2へ送り出す手段として機能する。
また、前記第2の切粉掻取部材11は、ヘラ状の掻取板11Aからなり、マグネットローラ4の外周を一回りする周回軌道に乗って、切粉捕集槽5の隙間部5Cを移動する。なお、この第2の切粉掻取部材11はステンレスなどの非磁性材料で形成してある。
前記のような周回軌道に乗った第2の切粉掻取部材11の移動を実現する手段の構成例として、図1の濾過装置1では、図2のように連通部9付近においてスクリューコンベア3A(切粉搬送部材)に連動して回転する動力伝達軸18を搬送路2と並行に配置するとともに、その動力伝達軸18の外周面に第2のスプロケットG2(図6参照)を取り付ける構成と、図6に示したように、マグネットローラ4の斜め上方に第3のスプロケットG3を設置する構成と、前記第2及び第3のスプロケットG2、G3と液回収ケース6の下回りに第2のチェーンC2を掛け回し、該チェーンC2に第2の切粉掻取部材11が取付けられる構成を採用している。このような構成とは別の構成によって第2の切粉掻取部材11の移動を実現してもよい。
《壁面マグネット12の詳細構成》
図4及び図5を参照すると、壁面マグネット12は、先に説明した流入口16から切粉捕集槽5に流入した機械加工用液中の切粉をターゲットとし、かかるターゲットの切粉を磁力で切粉捕集槽5の底面5Bや斜面5Aに定着させる手段として機能する。
ところで、図2を参照すると、前記流入口16の周辺では、同図中の矢印Tで示すように、搬送路2から切粉捕集槽5への機械加工用液の流れが生じる。この機械加工用液の流れに乗って、機械加工用液中の浮遊切粉も、搬送路2から流入口16を経て切粉捕集槽5に流入する。
前記のように切粉捕集槽5に流入する浮遊切粉が流入口16の周辺、特に切粉捕集槽5の斜面5A上縁付近に磁力で定着すると、下記(A)浮遊切粉の戻り現象と下記(B)浮遊切粉の再定着現象との繰り返しによって、浮遊切粉の循環が生じる。
(A)浮遊切粉の戻り現象
浮遊切粉の戻り現象とは、切粉捕集槽5の斜面5A上縁付近に磁力で定着した浮遊切粉が第2の切粉掻取部材11で掻き取られて搬送路2に戻される現象である。
(B)浮遊切粉の再定着現象
浮遊切粉の再定着現象とは、前記のように戻された浮遊切粉が、前述の機械加工用液の流れに乗って、流入口16から再び切粉捕集槽5に流入し、切粉捕集槽5の斜面5A上縁付近に磁力で再定着する現象である。
このため、切粉捕集槽5の斜面5A上縁付近にも壁面マグネット12の磁力が及ぶ構成を採用した場合には、前記のように流入口16の周辺で浮遊切粉の循環が生じるため、浮遊切粉のように比重が比較的小さい切粉を効率よく第2の切粉掻取部材11で搬送路2側へ送り出すことができない。
そこで、図1の濾過装置1においては、前記のような浮遊切粉の循環による不具合(第2の切粉掻取部材11による搬送路2側への切粉の送り出し効率の低下)を防止する手段として、流入口16の周辺は、図3及び図4に示したように、前記壁面マグネット12が存在しないマグネット不存在部17として構成することで、機械加工用液中の切粉が磁力で切粉捕集槽5の斜面5A上縁付近に定着する現象を抑制している。
特に、図1の濾過装置1では、前記のように流入口16の周辺に位置する斜面5A上縁付近をマグネット不存在部17とする一方、それ以外の残りの斜面5Aの部分と切粉捕集槽5の底面5Bとをカバーする範囲については、壁面マグネット12が設けられる構成を採用している。
なお、前記のようなマグネット不存在部17の他の実施形態として、例えば図7に示したように、マグネット不存在部17を切粉捕集槽5の底面5Bまで延長拡大した構成を採用することもできる。
ところで、切粉搬送部材3による切粉の搬送方向との関係から、流入口16から切粉捕集槽5への機械加工用液の流れは、邪魔板10が位置する方の切粉捕集槽5片側に向かう流れとなるため、切粉捕集槽5片側の底面5Bや斜面5Aに偏って浮遊切粉が存在する場合が多い。この場合は先に説明したマグネット不存在部17の他の実施形態を採用し、切粉捕集槽5片側の底面5Bや斜面5Aに浮遊切粉を磁力で定着させれば十分であると考えられる。このような他の実施形態を採用した場合は、壁面マグネット12の節約による装置コストの低減を図ることができる。
《図1の濾過装置の動作説明》
図1の濾過装置1は、例えば図示しない起動スイッチの押下により、切粉搬送部材3が投入口13から排出口14に向かって切粉を搬送する動作、マグネットローラ4の回転被覆筒43が図4及び図5中の矢印Rで示す方向に回転する動作、及び、第2の切粉掻取部材11が図4及び図5中の矢印Sで示す方向に隙間部5Cを移動することで切粉捕集槽5の底面5Bや斜面5Aから切粉を掻き取る動作が行われる。
そして、図1の濾過装置1を使用して機械加工用液を濾過する際は、投入口13に機械加工用液を投入する。投入した機械加工用液は搬送路2に流入し、流入した機械加工用液の液面(図4参照)が搬送路2の側壁を越えると、連通部9付近において搬送路2から溢れた機械加工用液が流入口16を通って切粉捕集槽5に流入する。
以上のようにして切粉捕集槽5に流入した機械加工用液は、更に、液回収ケース6端部側の入口7Aから隙間流路7内に流入した後、隙間流路7の最低部に位置する開口部6Aから液回収ケース6内に流れる。この液回収ケース6内の機械加工用液が外部に排出されマシニングセンター等で再利用される。
ところで、前記のように投入口13から搬送路2内に投入された機械加工用液中の切粉のうち、比重が比較的大きい切粉は、その自重により搬送路2の底面に沈殿し、切粉搬送部材3によって排出口14まで搬送され、最終的に排出口14から外部に排出される。
一方、前記のように投入された機械加工用液中の切粉のうち、比重が比較的小さい浮遊切粉は、搬送路2から流入口16を経て切粉捕集槽5に向かう機械加工用液の流れ(図4中の矢印Tで示す方向の流れ)に乗って、搬送路2から流入口16を経て切粉捕集槽5に流入する。
その際、機械加工用液中の浮遊切粉は、流入口16から切粉捕集槽5の斜面5A上縁付近を通って切粉捕集槽5の奥部に移行するが、その流入口16の周辺は、前述の通り、壁面マグネット12が存在しないマグネット不存在部17として構成されることにより、機械加工用液中の切粉が磁力で切粉捕集槽5の斜面5A上縁付近に定着する現象を抑制してある。このため、流入口16の周辺では、切粉捕集槽5の斜面5A上縁付近に磁力で切粉が定着することはない。
前記のように切粉捕集槽5に流入した浮遊切粉は、マグネットローラ4の回転や第2の切粉掻取部材11の移動によって掻き混ぜられ、切粉捕集槽5内で流動する。そして、流動する浮遊切粉は、切粉捕集槽5の底面5Bや斜面5Aに接近したとき、壁面マグネット12の磁力で切粉捕集槽5の底面5Bや斜面5Aに引き寄せられて定着する。定着した切粉は、図5のように隙間部5Cを移動する第2の切粉掻取部材11で掻き取られ、邪魔板10から搬送路2に送り出される。
邪魔板10付近では、搬送路2から切粉捕集槽5への機械加工用液の流入が邪魔板10によって阻止されている。このため、前記のように邪魔板10から搬送路2に送り出された切粉が機械加工用液の流れに乗って再び切粉捕集槽5に送り返されることはない。前記のように邪魔板10から搬送路2に送り出された切粉は、切粉搬送部材3によって排出口14まで搬送され、排出口14から外部に排出される。
ところで、切粉捕集槽5に流入した機械加工用液の中には、壁面マグネット12の磁力による切粉捕集槽5の底面5Bや斜面5Aへの定着を逃れて残存する切粉(以下「残存切粉」という)も存在し得るが、この残存切粉は、以下の動作によって、機械加工用液中から除去される。
《残存切粉の除去動作》
前記残存切粉は、液回収ケース6端部側の入口7Aから隙間流路7内に流入するが、その流入直後から、図4のように、マグネットローラ4の磁力で同マグネットローラ4の外周面(具体的には、回転被覆筒43の外周面)に吸い寄せられ定着する。
前記のようにマグネットローラ4の外周面に定着した残存切粉は、回転被覆筒43の回転(図4及び図5中の矢印Rで示す方向への回転)により、その定着状態を維持したまま切粉捕集槽5の液面上方に抜けた後、斜板8A(第1の切粉掻取部材8)まで移送された時点で、その斜板8Aの先端により掻き取られる。
前記のように掻き取られた残存切粉は、図5のように、斜板8A(第1の切粉掻取部材8)を滑り下って切粉捕集槽5の斜面5Aに落下し、最終的に第2の切粉掻取部材11で掻き取られて邪魔板10から搬送路2へ送り出される。
図4及び図5を参照すると、マグネットローラ4の回転被覆筒43が回転する方向と隙間流路7内において機械加工用液が流れる方向とは、完全に逆向きになっている。このため、隙間流路7内では、機械加工用液の流れに乱流が生じ、機械加工用液中の残存切粉がその乱流に乗ってマグネットローラ4の外周面に接近し易いから、磁力によるマグネットローラ4外周面への残存切粉の定着率は高く、殆どの残留切粉をマグネットローラ4外周面に定着させることが可能である。
以上説明した図1の濾過装置1によると、前記の通り、切粉捕集槽5内の機械加工用液から切粉を磁力で取り除く手段としてマグネットローラ4を採用するとともに、そのマグネットローラ4の具体的な構成として、固定軸40の外周面に取付けた複数のマグネット片41のうち第1の切粉掻取部材8に隣接するマグネット片41Aは、それ以外のマグネット片に比べて磁力が弱くなるように設定した。このため、第1の切粉掻取部材8の周辺ではマグネットローラ4の磁力が弱まっていることから、第1の切粉掻取部材8付近での切粉の戻り現象(具体的には、マグネットローラ4を構成する回転被覆筒43の外周面から第1の切粉掻取部材8によって掻き取った切粉が当該マグネットローラ4の磁力によって回転被覆筒43の外周面に吸い寄せられて戻る現象)を効果的に防止でき、機械加工用液中から切粉を効率よく取り除くことができる。
また、図1の濾過装置1にあっては、マグネットローラ4と壁面マグネットの併用により、機械加工用液中の切粉をより一層効率よく取り除くことができる。
本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で当分野において通常の知識を有する者により多くの変形が可能である。
1 濾過装置
2 搬送路
2A 非傾斜区間
2B 傾斜区間
3 切粉搬送部材
3A スクリューコンベア
31 非傾斜スクリューコンベア部
32 傾斜スクリューコンベア部
33 継ぎ手
4 マグネットローラ
40 固定軸
41 マグネット片
42 マグネット棒
43 回転被覆筒
44 回転被覆筒の駆動手段
5 切粉捕集槽
5A 切粉捕集槽の斜面
5B 切粉捕集槽の底面
5C 切粉捕集槽の隙間部
6 液回収ケース
7 隙間流路
7A 隙間流路の入口
8 第1の切粉掻取部材
8A 斜板
9 連通部
10 邪魔板
11 第2の切粉掻取部材
11A 掻取板(スクレーパー)
12 壁面マグネット
13 投入口
14 排出口
16 流入口
17 マグネット不存在部
18 動力伝達軸
C1 第1のチェーン
C2 第2のチェーン
G1 第1のスプロケット
G2 第2のスプロケット
G3 第3のスプロケット
R マグネットローラの回転被覆筒の回転方向
S 第2の切粉掻取部材の移動方向
T 搬送路から切粉捕集槽への機械加工用液の流れ

Claims (2)

  1. 切粉を含んだ機械加工用液から該切粉を取り除く濾過装置であって、
    前記切粉の搬送路と、
    前記搬送路に設けた切粉搬送部材と、
    前記搬送路の横に並べて併設したマグネットローラと、
    前記マグネットローラを収容する切粉捕集槽と、
    前記マグネットローラの外周下部面と対向する液回収ケースと、
    前記マグネットローラと前記液回収ケースとの隙間からなる隙間流路と、
    前記マグネットローラの外周上部面付近に当接する第1の切粉掻取部材と、
    前記搬送路から前記切粉捕集槽に連通する連通部と、
    前記連通部に設置した邪魔板と、
    前記切粉捕集槽に設けた第2の切粉掻取部材と、
    前記切粉捕集槽の外壁面に取り付けた壁面マグネットと、を具備し、
    前記搬送路は、その上流側に設けた機械加工用液の投入口と、その下流側に設けた切粉の排出口と、を備え、
    前記切粉搬送部材は、前記投入口から前記排出口に向けて機械加工用液中の切粉を搬送し、
    前記マグネットローラは、前記搬送路での切粉の搬送方向と並行な配置形態で前記切粉捕集槽内に位置する固定軸と、前記固定軸の外周面に取付けた複数のマグネット片と、前記固定軸及び前記複数のマグネット片からなるマグネット棒の外周面を覆う非磁性の回転被覆筒と、前記回転被覆筒をその軸心周りに回転駆動する駆動手段と、を備え、その回転被覆筒の外周面に前記第1の切粉掻取部材が当接する構造になっているとともに、前記複数のマグネット片のうち前記第1の切粉掻取部材に隣接するマグネット片は、それ以外のマグネット片に比べて磁力が弱くなるように設定してあり、
    前記切粉捕集槽は、前記連通部付近において前記搬送路の側壁から前記マグネットローラの方向に向かって傾斜した斜面と、この斜面に連続する底面とを備えるとともに、その底面及び斜面と前記液回収ケースの外面との間に、前記第2の切粉掻取部材の移動を可能とする隙間部を有し、
    前記隙間流路は、前記液回収ケースの端部側を流入口として前記機械加工用液が流入する構造になっており、
    前記液回収ケースは、前記マグネットローラの外周下部面と対向する位置で前記隙間流路に開口している開口部と、この開口部から液回収ケース内部に流入した機械加工用液を外部へ排出するための機械加工用液の排出口と、を有し、
    前記邪魔板は、その幅が前記連通部の幅より狭く、その形状が前記切粉捕集槽の斜面から前記連通部を抜けて前記搬送路上に突出した形状になっていて、かつ、前記連通部の両側のうち前記投入口より遠い一方側に片寄せて設置されることにより、その設置範囲内では前記搬送路から前記連通部を介する前記切粉捕集槽への機械加工用液の流入を阻止し、その設置以外の範囲は流入口として前記流入を許容する手段であり、
    前記第2の切粉掻取部材は、前記連通部に向かって前記切粉捕集槽の前記隙間部を移動することにより、前記切粉捕集槽の底面や斜面から切粉を掻き取り、掻き取った切粉を前記邪魔板から前記搬送路へ送り出す手段として機能し、
    前記壁面マグネットは、前記流入口から前記切粉捕集槽に流入した機械加工用液中の切粉を磁力で前記切粉捕集槽の底面や斜面に定着させる手段として機能し、
    前記流入口の周辺は、前記壁面マグネットが存在しないマグネット不存在部として構成することにより、壁面マグネットの磁力で機械加工用液中の切粉が切粉捕集槽の斜面上縁付近に定着する現象を抑制してあること
    を特徴とする濾過装置。
  2. 前記第2の切粉掻取部材は、前記マグネットローラの外周を一回りする周回軌道に乗って、前記切粉捕集槽の前記隙間部を移動し、
    前記切粉捕集槽の底面と前記液回収ケースは、前記第2の切粉掻取部材の周回軌道に合わせて円弧状に形成したこと
    を特徴とする請求項に記載の濾過装置。
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