JP5283055B2 - 無線端末、送信信号処理方法、受信信号処理方法 - Google Patents

無線端末、送信信号処理方法、受信信号処理方法 Download PDF

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本発明は、無線端末、送信信号処理方法、受信信号処理方法に関するもので、特に、ミリ波を使用して送受信機間で高速通信を行うようにしたものに係わる。
ミリ波を使用して無線端末間で高速通信を行うようにしたミリ波WPAN(Wireless Personal Area Network)の無線通信システムの開発が進められている。このような無線通信システムでは、60GHz帯の7GHz〜9GHzの超広帯域が使用され、数Gbpsの超高速通信が可能である。このような無線通信システムは、非圧縮のビデオ信号の伝送や、キオスク・ダウンローディング型ファイル転送に用いることが期待されている。
このような無線通信システムとして、IEEE802.15.3として標準化が検討されているものがある(非特許文献1参照)。以下、この無線通信システムについて説明する。
図6は、IEEE802.15.3の無線通信システムの構成を示すものである。IEEE802.15.3の無線通信システムでは、無線端末は、デバイス(DEV)と呼ばれている。これらのデバイスの無線端末の中で、1つのデバイスは、ピコネット・コーディネータ(PNC)と呼ばれる制御端末となり、他のデバイス(DEV)は従属端末となる。図6では、1つの制御端末(PNC)と4つの従属端末(DEV)が示されている。なお、従属端末(DEV)数は、これに限定されるものではない。また、制御端末(PNC)は、従属端末(DEV)として機能させることもできる。
制御端末(PNC)は、上位層からの指令を受けると、周辺の従属端末(DEV)を束ねて、ひとつのピコネットを形成する。ピコネットとは、1つのマスタ(ここでは制御端末(PNC))に対して、複数のスレーブ(ここでは従属端末(DEV))を接続して構成されるネットワークである。ここでは、従属端末(DEV)は、ネットワークに自由に参加、離脱できる。
制御端末(PNC)は、ビーコンを送出して、ネットワークのタイミングを調整する機能を備えている。各従属端末(DEV)は、無線端末(PNC)からのビーコンを受信して、指定されたタイミングで、データの送受信を行う。
制御端末(PNC)は、各従属端末(DEV)に割り当てるタイムリソースを管理することによって、各従属端末(DEV)の通信路の形成を制御し、これにより任意のデバイス間でポイント・ツー・ポイントの通信路が形成され、データが転送される。
図7は、IEEE802.15.3で使用されるスーパーフレームの構成を示すものである。図7に示すように、1つのスーパーフレームは、ビーコン期間と、コンテンション・アクセス期間(CAP)と、チャネル時間割り当て期間(CTAP)との3つのパートから構成される。
各スーパーフレームの開始時はビーコン期間となっており、このビーコン期間で、制御端末(PNC)からビーコンがブロードキャストされる。このビーコンは、各スーパーフレームの開始を示し、制御端末(PNC)から各従属端末(DEV)に、タイム割り当てや管理情報を提供している。
コンテンション・アクセス期間(CAP)は、スーパーフレームでビーコンの次に割り当てられている。このコンテンション・アクセス期間(CAP)は、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access With Collision Avoidance)により、全ての無線端末がアクセス可能な期間になっている。このコンテンション・アクセス期間(CAP)では、時間に依存しないデータが転送される。
チャネル時間割り当て(CTPA)期間は、制御端末(PNC)が特定の従属端末(DEV)にのみ通信を許可する期間となっている。チャネル時間割り当て期間(CTPA)は、管理用のタイムスロット(MCTA1、MCTA2)と、いくつかのタイムスロット(CTA1、CTA2、…)から構成されている。このチャネル時間割り当て(CTPA)期間では、時間依存のデータ(アイソクロナスデータ)が転送される。
図8は、IEEE802.15.3で使用される無線フレームの構成を示すものである。各期間(ビーコン期間、コンテンション・アクセス期間(CAP)、チャネル時間割り当て(CTPA)期間)では、図8に示すような無線フレームを用いて通信が行われる。
図8(A)に示すように、無線フレームは、プリアンブル部と、ヘッダ部と、ペイロード部とからなる。プリアンブル部は、図8(B)に示すように、さらに、AGC(Automatic Gain Control)、AFC(Automatic Frequency Control)、シンボル同期、フレーム同期を行うための同期用のプリアンブル(SYNC)と、チャネル推定のためのプリアンブル(CE)とに分かれている。ヘッダ部には、無線フレームで送付される情報データの属性情報が含まれる。
IEEE 802.15, Wireless Medium Access Control (MAC) and Physical Layer (PHY) Specifications for Wireless Personal Area Networks (WPAN) Amendment 1: MAC Sublayer, IEEE Std. 802.15.3b, 2005
図8に示すように、上述の無線通信システムでは、無線フレームのプリアンブルに、同期用のプリアンブル(SYNC)と、チャネル推定用のプリアンブル(CE)とが付加されている。同期用のプリアンブル(SYNC)やチャネル推定用のプリアンブル(CE)は、送信側と受信側とで既知の特有のパターンから構成される。
従来では、このようなプリアンブルは、特有のパターンを発生させる専用のパターン発生回路から構成されている。したがって、同期用のプリアンブル(SYNC)と、チャネル推定用のプリアンブル(CE)とを付加するためには、それぞれのパターン発生回路が必要になる。
また、受信時には、同期捕捉やAFCで、この同期用のプリアンブル(SYNC)と同じパターンのシンボルが必要になる。また、チャネル推定で、チャネル推定用のプリアンブル(CE)と同じパターンのシンボルが必要になる。従来では、これら受信側で用意する同期用のプリアンブル(SYNC)と同じパターンのシンボルやチャネル推定用のプリアンブル(CE)と同じパターンのシンボルは、それぞれにパターン発生させる専用のパターン発生回路を用いて発生させるようにしている。
このため、従来では、送信時にプリアンブルを付加するためのパターン発生回路や、受信時に同期捕捉やAFCで用いるパターンや、チャネル推定で、チャネル推定で用いるパターン発生回路等、多数のパターン発生回路が必要になるという問題がある。
本発明の目的は、上述の課題を鑑み、複数のパターン発生回路を用いることなく、プリアンブルの発生や、受信時の既知パターンを発生できる無線端末、送信信号処理方法、受信信号処理方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明の無線端末は、制御端末と複数の従属端末とからピコネットを構成し、ビーコン期間と、コンテンション・アクセス期間と、チャネル時間割り当て期間とからスーパーフレームを形成し、スーパーフレームの各期間で、同期用及びチャネル推定用のプリアンブルとヘッダとペイロードとからなる無線フレームを用いてデータの送受信を行う無線通信システムの無線端末において、パラメータに応じて所定パターンの符号を発生するパターン発生手段と、パターン発生手段に対してパラメータを設定するパラメータ設定手段と、前記パターン発生手段及び前記パラメータ設定手段を管理する管理手段を備えるようにしたことを特徴とする。また前記パターン発生手段は、Golay符号を発生するGolay符号発生手段と、前記Golay符号発生手段で生成したGolay符号の一方の系列を記録して出力する第1のメモリと、前記Golay符号発生手段で生成したGolay符号の他方の系列を記録して出力する第2のメモリとを備え、前記管理手段は、前記同期用のプリアンブルの期間では、前記パラメータ設定手段により設定したパラメータにより前記パターン発生手段で生成した前記Golay符号の一方の系列を前記第1のメモリに記録して繰り返し読み出すことにより、Golay符号の一方の系列を複数回連続して出力して、同期用のプリアンブルの符号を発生させ、前記チャネル推定用のプリアンブルの期間では、前記パラメータ設定手段により設定したパラメータにより前記パターン発生手段で生成した前記Golay符号の一方及び他方の系列を前記第1及び第2のメモリにそれぞれ記録し、前記第1のメモリから前記Golay符号の一方の系列を読み出した後、前記第2のメモリから前記Golay符号の他方の系列を読み出すことにより、Golay符号の一方の系列の符号と、他方の系列の符号と出力して、チャネル推定用のプリアンブルの符号を発生させる。
本発明の無線端末において、好ましくは、送信時に、パターン発生手段から出力された符号を、同期用及びチャネル推定用のプリアンブルとして無線フレームに付加する手段を有することを特徴とする。
本発明の無線端末において、好ましくは、受信時に、パターン発生手段から出力された同期用のプリアンブルの符号に基づいて、同期制御を行うようにしたことを特徴とする。
本発明の無線端末において、好ましくは、受信時に、パターン発生手段から出力された同期用のプリアンブルの符号に基づいて、自動周波数制御を行うようにしたことを特徴とする。
本発明の無線端末において、好ましくは、受信時に、パターン発生手段から出力されたチャネル推定用のプリアンブルの符号に基づいて、チャネル等化を行うようにしたことを特徴とする。
本発明の送信信号処理方法は、制御端末と複数の従属端末とからピコネットを構成し、ビーコン期間と、コンテンション・アクセス期間と、チャネル時間割り当て期間とからスーパーフレームを形成し、スーパーフレームの各期間で、同期用及びチャネル推定用のプリアンブルとヘッダとペイロードとからなる無線フレームを用いてデータの送受信を行う無線通信システムの無線端末の送信信号処理方法において、送信時に、同期用のプリアンブルの期間では、同期用のプリアンブルのパターンが発生され、チャネル推定用のプリアンブルの期間では、チャネル推定用のプリアンブルのパターンが発生されるように、パラメータを設定するステップと、設定されたパラメータに応じて、所定のパターンを発生させるステップとからなるようにしたことを特徴とする。またさらに同期用のプリアンブルの期間では、前記パラメータを設定するステップにより設定されたパラメータによりパターン発生手段で生成したGolay符号の一方の系列を第1のメモリに記録して繰り返し読み出すことにより、Golay符号の一方の系列を複数回連続して出力して、同期用のプリアンブルの符号を発生させ、前記チャネル推定用のプリアンブルの期間では、前記パラメータを設定するステップにより設定されたパラメータにより前記パターン発生手段で生成した前記Golay符号の一方及び他方の系列を第1及び第2のメモリにそれぞれ記録し、前記第1のメモリから前記Golay符号の一方の系列を読み出した後、前記第2のメモリから前記Golay符号の他方の系列を読み出すことにより、Golay符号の一方の系列の符号と、他方の系列の符号とを出力して、チャネル推定用のプリアンブルの符号を発生させる。
本発明の受信信号処理方法は、制御端末と複数の従属端末とからピコネットを構成し、
ビーコン期間と、コンテンション・アクセス期間と、チャネル時間割り当て期間とからス
ーパーフレームを形成し、スーパーフレームの各期間で、同期用及びチャネル推定用のプ
リアンブルとヘッダとペイロードとからなる無線フレームを用いてデータの送受信を行う
無線通信システムの無線端末の受信信号処理方法において、受信時に、同期用のプリアン
ブルの期間では、同期用のプリアンブルのパターンが発生され、チャネル推定用のプリア
ンブルの期間では、チャネル推定用のプリアンブルのパターンが発生されるように、パラ
メータを設定するステップと、設定されたパラメータに応じて、同期用及びチャネル推定
用のプリアンブルと同様の既知パターンの符号を発生するステップと、生成した既知パタ
ーンを用いて、所定の信号処理を行うステップとからなることを特徴とする。さらに前記同期用のプリアンブルの期間では、前記パラメータを設定するステップにより設定されたパラメータによりパターン発生手段で生成したGolay符号の一方の系列を第1のメモリに記録して繰り返し読み出すことにより、Golay符号の一方の系列を複数回連続して出力して、同期用のプリアンブルの符号を発生させ、前記チャネル推定用のプリアンブルの期間では、前記パラメータを設定するステップにより設定されたパラメータにより前記パターン発生手段で生成した前記Golay符号の一方及び他方の系列を第1及び第2のメモリにそれぞれ記録し、前記第1のメモリから前記Golay符号の一方の系列を読み出した後、前記第2のメモリから前記Golay符号の他方の系列を読み出すことにより、Golay符号の一方の系列の符号と、他方の系列の符号とを出力して、チャネル推定用のプリアンブルの符号を発生させる。
本発明の受信信号処理方法において、好ましくは、受信時に生成された既知パターンの符号に基づいて、同期制御を行うようにしたことを特徴とする。
本発明の受信信号処理方法において、好ましくは、受信時に生成された既知パターンの符号に基づいて、自動周波数制御を行うようにしたことを特徴とする。
本発明の受信信号処理方法において、好ましくは、受信時に生成された既知パターンの符号に基づいて、チャネル等化を行うようにしたことを特徴とする。
本発明の無線端末によれば、制御端末と複数の従属端末とからピコネットを構成し、ビーコン期間と、コンテンション・アクセス期間と、チャネル時間割り当て期間とからスーパーフレームを形成し、スーパーフレームの各期間で、同期用及びチャネル推定用のプリアンブルとヘッダとペイロードとからなる無線フレームを用いてデータの送受信を行う無線通信システムの無線端末において、パラメータに応じて所定パターンの符号を発生するパターン発生手段と、パターン発生手段に対してパラメータを設定するパラメータ設定手段と、同期用のプリアンブルの期間では、パターン発生手段から同期用のプリアンブルのパターンを発生させ、チャネル推定用のプリアンブルの期間では、パターン発生手段からチャネル推定用のプリアンブルのパターンを発生させるように、パラメータ設定手段を管理する管理手段とを備えているので、複数のパターン発生回路を用いることなく、プリアンブルの発生や、受信時の既知パターンを発生できる。
また、本発明の無線端末によれば、パターン発生手段は、コンプリメンタリな符号を発生しているので、パラメータに応じて、複数のパターンを発生できる。
また、本発明の無線端末によれば、パターン発生手段は、Golay符号を発生しているので、パラメータに応じて、複数のパターンを発生できる。
また、本発明の無線端末によれば、パターン発生手段は、Golay符号の一方の系列を複数回連続して出力することにより、同期用のプリアンブルの符号を発生しているので、同期用のプリアンブルの符号を簡単に発生できる。
また、本発明の無線端末によれば、パターン発生手段は、Golay符号の一方の系列の符号と、他方の系列の符号を出力することにより、チャネル推定用のプリアンブルの符号を発生しているので、チャネル推定用のプリアンブルの符号を簡単に発生できる。
また、本発明の無線端末によれば、送信時に、パターン発生手段から出力された符号を、同期用及びチャネル推定用のプリアンブルとして無線フレームに付加する手段を有しているので、複数のパターン発生回路を用いることなく、プリアンブルが発生できる。
また、本発明の無線端末によれば、受信時に、パターン発生手段から出力された同期用のプリアンブルの符号に基づいて、同期制御を行うようにしているので、複数のパターン発生回路を用いることなく、同期制御を行うことができる。
また、本発明の無線端末によれば、受信時に、パターン発生手段から出力された同期用のプリアンブルの符号に基づいて、自動周波数制御を行うようにしているので、複数のパターン発生回路を用いることなく、周波数制御を行うことができる。
また、本発明の無線端末によれば、受信時に、パターン発生手段から出力されたチャネル推定用のプリアンブルの符号に基づいて、チャネル等化を行うようにしているので、複数のパターン発生回路を用いることなく、チャネル推定が行える。
本発明の送信信号処理方法によれば、制御端末と複数の従属端末とからピコネットを構成し、ビーコン期間と、コンテンション・アクセス期間と、チャネル時間割り当て期間とからスーパーフレームを形成し、スーパーフレームの各期間で、同期用及びチャネル推定用のプリアンブルとヘッダとペイロードとからなる無線フレームを用いてデータの送受信を行う無線通信システムの無線端末の送信信号処理方法において、送信時に、同期用のプリアンブルの期間では、同期用のプリアンブルのパターンが発生され、チャネル推定用のプリアンブルの期間では、チャネル推定用のプリアンブルのパターンが発生されるように、パラメータを設定するステップと、設定されたパラメータに応じて、所定のパターンを発生させるステップとからなるようにしているので、複数のパターン発生回路を用いることなく、プリアンブルの発生や、受信時の既知パターンを発生できる。
また、本発明の送信信号処理方法によれば、パラメータに応じて、コンプリメンタリな符号を発生しているので、パラメータに応じて、複数のパターンを発生できる。
また、本発明の送信信号処理方法によれば、パラメータに応じて、Golay符号を発生しているので、パラメータに応じて、複数のパターンを発生できる。
また、本発明の送信信号処理方法によれば、Golay符号の一方の系列を複数回連続して出力することにより、同期用のプリアンブルの符号を発生しているので、同期用のプリアンブルの符号を簡単に発生できる。
また、本発明の送信信号処理方法によれば、Golay符号の一方の系列の符号と、他方の系列の符号を出力することにより、チャネル推定用のプリアンブルの符号を発生しているので、チャネル推定用のプリアンブルの符号を簡単に発生できる。
本発明の受信信号処理方法は、制御端末と複数の従属端末とからピコネットを構成し、ビーコン期間と、コンテンション・アクセス期間と、チャネル時間割り当て期間とからスーパーフレームを形成し、スーパーフレームの各期間で、同期用及びチャネル推定用のプリアンブルとヘッダとペイロードとからなる無線フレームを用いてデータの送受信を行う無線通信システムの無線端末の受信信号処理方法において、受信時に、同期用のプリアンブルの期間では、同期用のプリアンブルのパターンが発生され、チャネル推定用のプリアンブルの期間では、チャネル推定用のプリアンブルのパターンが発生されるように、パラメータを設定するステップと、設定されたパラメータに応じて、同期用及びチャネル推定用のプリアンブルと同様の既知パターンの符号を発生するステップと、生成した既知パターンを用いて、所定の信号処理を行うステップとからなるようにしているので、複数のパターン発生回路を用いることなく、各種の処理を行うことができる。
本発明の受信信号処理方法によれば、受信時に生成された既知パターンの符号に基づいて、同期制御を行うようにしているので、複数のパターン発生回路を用いることなく、同期制御を行うことができる。
本発明の受信信号処理方法によれば、受信時に生成された既知パターンの符号に基づいて、自動周波数制御を行うようにしているので、複数のパターン発生回路を用いることなく、自動周波数制御を行うことができる。
本発明の受信信号処理方法によれば、受信時に生成された既知パターンの符号に基づいて、チャネル等化を行うようにしているので、複数のパターン発生回路を用いることなく、チャネル等化を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明が適用された無線端末の構成を示すものである。なお、本発明の実施形態は、IEEE802.15.3で提案されている無線通信システムにおける、制御端末(PNC)及び従属端末(DEV)として用いることができる。
図1に示すように、本発明の実施形態の無線端末1は、MAC(Media Access Contoroler)部11と、ベースバンド処理部12と、RF(Radio Frequency)フロントエンド部13とから主に構成されている。MAC部11は、MAC層の処理を行うものである。MAC層の処理は、ネットワーク上の端末がどのようにアクセス及びデータを送受信するかを制御するものである。本発明の実施形態では、ビーコン期間と、コンテンション・アクセス(CAP)期間と、チャネル時間割り当て(CTAP)期間とからなるスーパーフレームを用いてデータの送受信が行われる。
ベースバンド処理部12は、送信するデータのベースバンド信号や、受信したベースバンド信号の処理を行うものである。送信側のベースバンド処理部12には、エラー訂正符号化部21と、ベースバンド変調部22と、無線フレーム生成部23と、スペクトラム拡散部24とが含まれる。
エラー訂正符号化部21は、送信データのエラー訂正符号化を行う。エラー訂正符号としては、ブロック符号や畳み込み符号を用いることができ、どのようなエラー訂正処理を行うようにしてもよい。
ベースバンド変調部22は、送信データの変調を行うもので、BPSK(Binary Phase Shift Keying)、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)、多値QAM(Quadrature Amplitude Modulation)等、どのような変調方式を用いてもよい。
無線フレーム生成部23は、送信データ(ペイロード)に対して、所定シンボルのプリアンブルと、ヘッダとを付加して、無線フレームを形成するものである。プリアンブルには、AGC、AFC、シンボル同期、フレーム同期用のプリアンブル(SYNC)と、チャネル推定用のプリアンブル(CE)とがある。本発明の実施形態では、パラメータに応じたパターンを発生できるパターン発生部25が設けられており、このパターン発生部25からのパターンにより、同期用のプリアンブル(SYNC)と、チャネル推定用のプリアンブル(CE)とが生成される。このことについては後に詳述する。
スペクトラム拡散部24は、ランダム符号系列により、送信シンボルのスペクトラム拡散を行う。なお、ここでは、スペクトラム拡散部24でDS−CDMA(Direct Sequence Code Division Multiple Access)を行っているが、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex)、MB−OFDM(Multi band Orthogonal Frequency Division Multiplex)を用いてもよい。
ベースバンド処理部12の受信側としては、スペクトラム逆拡散部31と、AGC(Automatic Gain Control)/AFC(Automatic Frequency Control)部32と、チャネル等化部33と、ベースバンド復調部34と、エラー訂正処理部35と、同期捕捉部36とが含まれる。
スペクトラム逆拡散部31は、ランダム符号系列により、スペクトラム逆拡散を行う。スペクトラム逆拡散は、送信時と同じランダム符号を用いて行われる。
AGC/AFC部32は、プリアンブルのパターンを用いて、振幅制御や周波数偏差の制御を行う。振幅制御は、同期用のプリアンブル(SYNC)の振幅が所定値となるように制御することで行われる。周波数偏差の制御は、同期用のプリアンブル(SYNC)の位相回転量から周波数偏差を検出することで行われる。
また、同期捕捉部36では、受信信号の同期用にプリアンブル(SYNC)から、シンボル同期クロックが形成される。このシンボル同期クロックは各部に送られ、シンボル同期処理が行われる。
チャネル等化部33は、チャネル推定用のプリアンブル(CE)を用いてチャネル推定を行い、これを用いて、マルチパス成分による符号干渉を除去する処理を行う。
なお、同期捕捉部36での同期捕捉は、受信した同期用のプリアンブル(SYNC)と、受信側で用意した同期用のプリアンブル(SYNC)のパターンとから、同期捕捉を行っている。このときのプリアンブル(SYNC)のパターンは、パターン発生部25により生成される。同様に、AFCでのプリアンブル(SYNC)のパターンは、パターン発生部25により生成される。
また、チャネル推定では、受信したチャネル推定用のプリアンブル(CE)と、受信側で用意したチャネル推定用のプリアンブル(CE)のパターンとの相関が求められる。このときのチャネル推定用のプリアンブル(CE)のパターンは、パターン発生部25により生成される。
ベースバンド復調部34は、BPSK、QPSK、QAM等の復調処理を行い、ベースバンド信号を復調する。
エラー訂正処理部35は、ブロック符号や畳み込み符号によるエラー訂正処理を行う。
RFフロントエンド部13は、送信時には送信データをミリ波帯(例えば60GHz)にアップコンバートして、電力増幅して送信する。また、受信時には、受信信号を増幅し、受信データをダウンコンバートする。
送信側のRFフロントエンド部13には、直交変調回路41と、電力増幅回路42とが含まれる。受信側のRFフロントエンド部13には、LNA(Low Noise Amplifier)43と、直交復調回路44とが含まれる。
このように、本発明の実施形態の無線端末1には、パターン発生部25が設けられている。パターン発生部25は、MAC部11からのパラメータ設定信号により、同期用のプリアンブル(SYNC)のパターンと、チャネル推定用のプリアンブル(CE)のパターンとを発生することができる。
送信時には、パターン発生部25からのパターンにより、無線フレームに、同期用のプリアンブル(SYNC)とチャネル推定用のプリアンブル(CE)とが付加される。受信時には、パターン発生部25により、同期捕捉やAFCでのプリアンブル(SYNC)のパターンが生成される。また、パターン発生部25により、チャネル推定用のプリアンブル(CE)のパターンが生成される。このようなパターン発生部25について、以下に説明する。
図2は、本発明の実施形態のパターン発生部25及びMAC部の構成を示すものである。図2に示すように、パターン発生部25は、Golay符号発生器51と、メモリ52及び53とを含んでいる。Golay符号は、2系列のm系列から合成される符号である。
図3に示すように、Golay符号発生器51は、基本的に2種類のコンプリメンタリな符号を生成する。このGolay符号発生器51は、ビット巡回シフト回路61a〜61cと、インバータ62a〜62cと、加算器63a〜63fとにより構成され、各段(Nとする)の巡回シフトビット数とインバータのオンオフを変えることにより、2のN乗の複数種類の系列を発生する。
さらに、図3に示すようなバタフライ構造を持つ符号生成器では、格段の巡回シフトビット数とインバータのオンオフ、符号生成器への入力を変えることにより、2のk乗(k=1,2,…N)長の系列長を持つ複数種類の系列を生成できる。
図2において、Golay符号発生器51からのa系列の出力符号は、メモリ52に蓄積される。また、Golay符号発生器51からのb系列の出力符号は、メモリ53に蓄積される。MAC部11のパラメータ設定部55からは、管理部54の管理の基に、パラメータが発生され、このパラメータがGolay符号発生器51に設定される。Golay符号発生器51からのa系列の出力符号及びb系列の出力符号は、メモリ52及び53に蓄積され、管理部54の管理の基に、読み出される。
例えば、本発明の無線通信システムの無線フレームでは、図4に示すような構成の同期用のプリアンブル(SYNC)とチャネル推定用のプリアンブル(CE)とを用いるものとする。すなわち、同期用のプリアンブル(SYNC)としては、パターンSaが複数回繰り返すものが用いられる。パターンSaは、128シンボルのa系列のGolay符号である。チャネル推定用のプリアンブル(CE)としては、パターンCaのGolay符号と、パターンCbのGolay符号とが用いられる。パターンCaのGolay符号は、256シンボルのa系列のGolay符号であり、パターンCbのGolay符号は、256シンボルのb系列のGolay符号である。また、同期用のプリアンブル(SYNC)の終わりには、パターン(−Sa)が付加される。
この場合、管理部54は、図5にフローチャートで示すような処理を行って、プリアンブルを発生する。
管理部54は、図5に示すように、同期用のプリアンブル(SYNC)の期間になったかどうかを判断し(ステップS1)、同期用のプリアンブルの期間になったら、Golay符号発生器51に対して、128シンボルのGolay符号を発生するように、パラメータを設定する(ステップS2)。そして、メモリ52から、128シンボルのa系列のGolay符号を複数回読み出させる(ステップS3)。これにより、パターンSaが複数回連続して出力される。
そして、同期用のプリアンブル(SYNC)の期間が終了するかどうかを判断し(ステップS4)、同期用のプリアンブル(SYNC)の期間の終了になったと判断すると、128シンボルのa系列のGolay符号を反転して読み出す(ステップS5)。これにより、同期用のプリアンブルの終了を示すパターン(−Sa)が出力される。
次に、Golay符号発生器51に対して、256シンボルのGolay符号を発生するように、パラメータを設定する(ステップS6)。そして、メモリ52から、256シンボルのa系列のGolay符号を読み出させる(ステップS7)。これにより、パターンCaが出力される。そして、メモリ53から、256シンボルのb系列のGolay符号を読み出させる(ステップS8)。これにより、パターンCbが出力される。以上により、図4に示したような同期用のプリアンブル(SYNC)とチャネル推定用のプリアンブル(CE)とが出力されたことになる。
以上のように、本発明の実施の形態では、パラメータに応じて所定パターンの符号を発生するパターン発生部25が設けられている。このパターン発生部25にパラメータを設定することで、同期用のプリアンブル(SYNC)のパターンと、チャネル推定用のプリアンブル(CE)のパターンとが発生できる。
送信時には、パターン発生部25から発生される符号パターンを、同期用のプリアンブル(SYNC)及びチャネル推定用のプリアンブル(CE)として、無線フレームに付加して送信することができる。
また、受信時には、パターン発生部25から発生される符号パターンから、同期用のプリアンブル(SYNC)及びチャネル推定用のプリアンブル(CE)と同様の既知パターンを発生させることができ、この既知パターンを使って、同期捕捉やAFC、チャネル等化等、アンテナダイバシティ等、受信時の信号処理を行うことができる。
特に、Golay符号のようなバタフライ構造をもつ符号生成器で生成された系列は、フレームタイミングの決定等で必要な信号処理(マッチドフィルタ)回路がバタフライ回路で構築でき、従来のマッチドフィルタより簡潔にできる。
なお、本発明は、ディジタル信号処理ハードウェアで構成できる他,DSP(Digital Signal Processor),FPGA(Field Programmable Gate Array)などを用いて、ソフトウェアで構成することができる。
また、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
本発明は、特に。ミリ波を使用して無線端末間で高速通信を行うようにしたミリ波WPANの無線通信システムに用いて好適である。
本発明の実施形態の無線端末の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態の無線端末におけるパターン発生器及びMAC部の一例の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態の無線端末のパターン発生器におけるGolay符号発生器一例の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態の無線端末におけるパターン発生器で発生するプリアンブルの符号の説明図である。 本発明の実施形態の無線端末におけるパターン発生器でプリアンブルのパターンを発生する場合の説明に用いるフローチャートである。 IEEE802.15.3の無線通信システムの説明図である。 IEEE802.15.3の無線通信システムにおけるスーパーフレームの説明図である。 IEEE802.15.3の無線通信システムにおける無線フレームの説明図である。
符号の説明
11 MAC部
12 ベースバンド処理部
13 フロントエンド部
21 エラー訂正符号化部
22 ベースバンド変調部
23 無線フレーム生成部
24 スペクトラム拡散部
25 パターン発生部
31 スペクトラム逆拡散部
32 AGC/AFC部
33 チャネル等化部
34 ベースバンド復調部
35 エラー訂正処理部
36 同期捕捉部
41 直交変調回路
42 電力増幅回路
44 直交復調回路
51 符号発生器
52 メモリ
53 メモリ
54 管理部
55 パラメータ設定部
61a〜61c ビット巡回シフト回路
62a〜62c インバータ
63a〜63f 加算器

Claims (10)

  1. 制御端末と複数の従属端末とからピコネットを構成し、ビーコン期間と、コンテンション・アクセス期間と、チャネル時間割り当て期間とからスーパーフレームを形成し、前記スーパーフレームの各期間で、同期用及びチャネル推定用のプリアンブルとヘッダとペイロードとからなる無線フレームを用いてデータの送受信を行う無線通信システムの無線端末において、
    パラメータに応じて所定パターンの符号を発生するパターン発生手段と、
    前記パターン発生手段に対してパラメータを設定するパラメータ設定手段と、
    前記パターン発生手段及び前記パラメータ設定手段を管理する管理手段を備え、
    前記パターン発生手段は、
    Golay符号を発生するGolay符号発生手段と、
    前記Golay符号発生手段で生成したGolay符号の一方の系列を記録して出力する第1のメモリと、
    前記Golay符号発生手段で生成したGolay符号の他方の系列を記録して出力する第2のメモリとを備え、
    前記管理手段は、
    前記同期用のプリアンブルの期間では、前記パラメータ設定手段により設定したパラメータにより前記パターン発生手段で生成した前記Golay符号の一方の系列を前記第1のメモリに記録して繰り返し読み出すことにより、Golay符号の一方の系列を複数回連続して出力して、同期用のプリアンブルの符号を発生させ、
    前記チャネル推定用のプリアンブルの期間では、前記パラメータ設定手段により設定したパラメータにより前記パターン発生手段で生成した前記Golay符号の一方及び他方の系列を前記第1及び第2のメモリにそれぞれ記録し、前記第1のメモリから前記Golay符号の一方の系列を読み出した後、前記第2のメモリから前記Golay符号の他方の系列を読み出すことにより、Golay符号の一方の系列の符号と、他方の系列の符号と出力して、チャネル推定用のプリアンブルの符号を発生させる
    ことを特徴とする無線端末。
  2. 送信時に、前記パターン発生手段から出力された符号を、同期用及びチャネル推定用のプリアンブルとして無線フレームに付加する手段を有することを特徴とする請求項1に記載の無線端末。
  3. 受信時に、前記パターン発生手段から出力された同期用のプリアンブルの符号に基づいて、同期制御を行うようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の無線端末。
  4. 受信時に、前記パターン発生手段から出力された同期用のプリアンブルの符号に基づいて、自動周波数制御を行うようにしたことを特徴とする請求項1乃至の何れかに記載の無線端末。
  5. 受信時に、前記パターン発生手段から出力されたチャネル推定用のプリアンブルの符号に基づいて、チャネル等化を行うようにしたことを特徴とする請求項1乃至の何れかに記載の無線端末。
  6. 制御端末と複数の従属端末とからピコネットを構成し、ビーコン期間と、コンテンション・アクセス期間と、チャネル時間割り当て期間とからスーパーフレームを形成し、前記スーパーフレームの各期間で、同期用及びチャネル推定用のプリアンブルとヘッダとペイロードとからなる無線フレームを用いてデータの送受信を行う無線通信システムの無線端末の送信信号処理方法において、
    送信時に、前記同期用のプリアンブルの期間では、前記同期用のプリアンブルのパターンが発生され、前記チャネル推定用のプリアンブルの期間では、前記チャネル推定用のプリアンブルのパターンが発生されるように、パラメータを設定するステップと、
    前記設定されたパラメータに応じて、所定のパターンを発生させるステップとを備え、
    前記同期用のプリアンブルの期間では、前記パラメータを設定するステップにより設定されたパラメータによりパターン発生手段で生成したGolay符号の一方の系列を第1のメモリに記録して繰り返し読み出すことにより、Golay符号の一方の系列を複数回連続して出力して、同期用のプリアンブルの符号を発生させ、
    前記チャネル推定用のプリアンブルの期間では、前記パラメータを設定するステップにより設定されたパラメータにより前記パターン発生手段で生成した前記Golay符号の一方及び他方の系列を第1及び第2のメモリにそれぞれ記録し、前記第1のメモリから前記Golay符号の一方の系列を読み出した後、前記第2のメモリから前記Golay符号の他方の系列を読み出すことにより、Golay符号の一方の系列の符号と、他方の系列の符号とを出力して、チャネル推定用のプリアンブルの符号を発生させることを特徴とする送信信号処理方法。
  7. 制御端末と複数の従属端末とからピコネットを構成し、ビーコン期間と、コンテンション・アクセス期間と、チャネル時間割り当て期間とからスーパーフレームを形成し、前記スーパーフレームの各期間で、同期用及びチャネル推定用のプリアンブルとヘッダとペイロードとからなる無線フレームを用いてデータの送受信を行う無線通信システムの無線端末の受信信号処理方法において、
    受信時に、前記同期用のプリアンブルの期間では、前記同期用のプリアンブルのパターンが発生され、前記チャネル推定用のプリアンブルの期間では、前記チャネル推定用のプリアンブルのパターンが発生されるように、パラメータを設定するステップと、
    前記設定されたパラメータに応じて、同期用及びチャネル推定用のプリアンブルと同様の既知パターンの符号を発生するステップと、
    前記生成した既知パターンを用いて、所定の信号処理を行うステップとを備え、
    前記同期用のプリアンブルの期間では、前記パラメータを設定するステップにより設定されたパラメータによりパターン発生手段で生成したGolay符号の一方の系列を第1のメモリに記録して繰り返し読み出すことにより、Golay符号の一方の系列を複数回連続して出力して、同期用のプリアンブルの符号を発生させ、
    前記チャネル推定用のプリアンブルの期間では、前記パラメータを設定するステップにより設定されたパラメータにより前記パターン発生手段で生成した前記Golay符号の一方及び他方の系列を第1及び第2のメモリにそれぞれ記録し、前記第1のメモリから前記Golay符号の一方の系列を読み出した後、前記第2のメモリから前記Golay符号の他方の系列を読み出すことにより、Golay符号の一方の系列の符号と、他方の系列の符号とを出力して、チャネル推定用のプリアンブルの符号を発生させることを特徴とする受信信号処理方法。
  8. 受信時に前記生成された既知パターンの符号に基づいて、同期制御を行うようにしたことを特徴とする請求項に記載の受信信号処理方法。
  9. 受信時に前記生成された既知パターンの符号に基づいて、自動周波数制御を行うようにしたことを特徴とする請求項7又は8に記載の受信信号処理方法。
  10. 受信時に前記生成された既知パターンの符号に基づいて、チャネル等化を行うようにしたことを特徴とする請求項7乃至9の何れかに記載の受信信号処理方法。
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