JP2011199480A - 受信機、及びこれに用いるフレーム復調方法 - Google Patents

受信機、及びこれに用いるフレーム復調方法 Download PDF

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Abstract

【課題】バースト伝送期間中に干渉波やノイズ等が発生した際のフレーム欠落を低減する。
【解決手段】受信機1を構成するAcquisition回路22は、受信信号中にプリアンブルパターンが出現した場合に、一のフレームの受信を検出する。フレーム復調部27は、前記一のフレームを復調する。Burstフレーム受信タイミング推定部29は、前記復調により得られた前記一のフレーム中のヘッダ情報に基づき、次のフレームの受信タイミングを推定し、Acquisition回路22により前記次のフレームの受信が検出されない場合、フレーム復調部27に、前記受信タイミングでの復調を実施させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、受信機、及びこれに用いるフレーム復調方法に関し、特にバースト伝送されるフレームを復調する技術に関する。
近年、MB−OFDM(Multi Band Orthogonal Frequency Division Multiplex)方式を採用するUWB(Ultra Wide Band)通信方式が注目されている。この通信方式では、フレームをバースト伝送し、以て無線伝送効率を向上させることが可能である。
例えば特許文献1に、MB−OFDM方式に則してフレームを受信、復調する一般的な受信機が記載されている。図23に、この受信機に含まれるBB(Base Band)部20xの概略的な構成を示す。
BB部20xは、ADC(Analog to Digital Converter)21と、Acquisition回路22と、AGC(Auto Gain Control)回路23xと、AFC(Auto Frequency Control)回路24xと、FFT(Fast Fourier Transform)回路25と、EQ(Equalizer:等化器)26と、フレーム復調部27xと、全体制御部28xとを備えている。
この内、ADC21は、図示を省略するRF(Radio Frequency)部から出力される複素ベースバンド信号101(以下、ベースバンド信号と略称する)を、デジタル信号102に変換する。
また、Acquisition回路22は、デジタル信号102に対して、CS(Carrier Sense)処理と、FS(Frame Synchronization)処理とを実行する。ここで、CS処理とは、フレームに付加されるプリアンブル1の先頭を検出する処理(以下、CS検出と呼称することがある)のことである。一方、FS処理とは、プリアンブル1の末尾を検出する処理(以下、FS検出と呼称することがある)のことである。なお、図示を省略するが、MB−OFDM方式におけるフレームは、上記のプリアンブル1と、プリアンブル2と、ヘッダと、ペイロードとから構成される。プリアンブル1は、所定のビットパターンが複数回に亘って繰り返し出現する信号であり、CS処理及びFS処理に加えて、AGC回路23xによるAGC処理、及びAFC回路24によるAFC処理にも供される。プリアンブル2は、プリアンブル1よりも信号長が短く、EQ26によるチャネル推定処理等に供される。また、以降の説明においては、CS処理及びFS処理を、Acquisition処理と総称することがある。
Acquisition回路22は、CS検出に成功すると、CS検出信号111を出力する。また、Acquisition回路22は、FS検出に成功すると、FS検出信号112を出力する。
また、AGC回路23xは、プリアンブル1の受信電力に基づきフレーム(プリアンブル2以降)の受信電力を推定し、これにより得た電力値(以下、AGC推定値と呼称することがある)に応じてフレームの受信ゲインを調整する。具体的には、AGC回路23xは、RF部に設けられた図示を省略するVGA(Variable Gain Amplifier)に、AGC推定値に応じた設定信号103(以下、VGA設定信号と呼称する)を与える。
また、AFC回路24xは、プリアンブル1を用いて、送受信機間における周波数誤差を推定し、この周波数誤差(以下、AFC推定値と呼称することがある)に基づきフレーム(プリアンブル2以降)に含まれる周波数誤差を補正する。
また、FFT回路25は、AFC回路24xにより周波数誤差が補正されたデジタル信号に対する離散フーリエ変換処理を実行し、以て周波数域の信号を得る。EQ26は、この周波数域の信号に含まれる伝播路に因る歪み成分を補正する。
また、フレーム復調部27xは、EQ26により歪み成分が補正された周波数域の信号を復調し、以て所望のデータを得る。また、フレーム復調部27xは、復調により得たヘッダから、ペイロード長161を抽出して出力する。
さらに、全体制御部28xは、CS検出信号111の受信をトリガとして、AGC回路23xに対して動作の許可(イネーブル)又は非許可(ディセーブル)を指示する信号120(以下、AGC動作許可信号と呼称する)、及びAFC回路24xに対して動作の許可又は非許可を指示する信号130(以下、AFC動作許可信号と呼称する)を、順次且つ排他的にイネーブルに設定する。また、全体制御部28xは、FS検出信号112の受信をトリガとして、FFT回路25に対する動作許可信号140(以下、FFT動作許可信号と呼称する)、及びEQ26に対する動作許可信号150(以下、EQ動作許可信号と呼称する)をイネーブルに設定する。この時点からプリアンブル2の信号長に相当する時間が経過した場合、全体制御部28xは、フレーム復調部27xに対する動作許可信号160(以下、フレーム復調許可信号と呼称する)をイネーブルに設定する。さらに、全体制御部28xは、ペイロード長161に基づき、AFC動作許可信号130、FFT動作許可信号140、EQ動作許可信号150、及びフレーム復調許可信号160をディセーブルに設定するタイミングを決定する。
動作においては、図24に示すように、まずAcquisition回路22が、バースト伝送されない通常フレームに付加されるプリアンブル1(以下、Preamble1(Normal)と表記する)を対象として、CS処理及びFS処理を実行する(ステップT1)。なお、以降の説明においては、バースト伝送されるフレーム(以下、Burstフレームと呼称することがある)に付加されるプリアンブル1を、Preamble1(Burst)と表記し、Preamble1(Normal)と区別する。ここで、Preamble1(Burst)は、伝送効率を向上させるため、その信号長がPreamble1(Normal)と比較して短くなっている。
具体的には、図25に示すように、Acquisition回路22は、CS検出に成功する迄、CS処理を繰り返し実行する(ステップT11)。この結果、CS検出に成功すると、Acquisition回路22は、全体制御部28xにCS検出信号111を与える。この時、全体制御部28xは、図26に示す如く、一定期間に亘ってAGC動作許可信号120をイネーブルに設定した後、AFC動作許可信号130をイネーブルに設定する。
AGC回路23xは、AGC動作許可信号120がイネーブルに設定されている間、AGC処理を実行する(ステップT12)。また、AFC回路24xは、AFC処理を実行する(ステップT13)。
これと並行して、Acquisition回路22は、FS検出に成功する迄、MB−OFDM方式で規定される時間に亘ってFS処理を繰り返し実行する(ステップT14及びT15)。この規定時間が経過してもFS検出に成功しない場合、Acquisition回路22は、上記のステップT11に戻って、CS処理を再び実行する。
一方、FS検出に成功した場合(図24のステップT2)、Acquisition回路22は、図26に示す如く、全体制御部28xにFS検出信号112を与える。この時、全体制御部28xは、FFT動作許可信号140及びEQ動作許可信号150を共にイネーブルに設定する。この時点からPreamble2の信号長に相当する時間が経過した場合、全体制御部28xは、フレーム復調許可信号160をイネーブルに設定する。
フレーム復調部27xは、まずFrame1中のHeaderを復調すると共に、ペイロード長161(図26の例では、128[symbol])を抽出して全体制御部28xに与える。そして、フレーム復調部27xは、Payloadを復調する(ステップT3)。一方、全体制御部28xは、図26に示す如く、ペイロード長161の受信時点から128シンボル時間(MB−OFDM方式では、1シンボル時間=0.3125[μs])が経過した場合、AFC動作許可信号130、FFT動作許可信号140、EQ動作許可信号150、及びフレーム復調許可信号160をそれぞれディセーブルに設定する。
そして、フレーム復調部27xは、Headerに含まれるプリアンブル種別(図示せず)を参照し、次のフレームがBurstフレームか否かを判定する(ステップT4)。次のフレームがBurstフレームで無いと判定した場合、フレーム復調部27xは、上記のステップT1に戻って、通常フレームの受信を待機する。
一方、次のフレームがBurstフレームであると判定した場合、フレーム復調部27xは、Preamble1(Burst)を対象として、上記のステップT11〜T15で示したAcquisition処理を実行する(ステップT5)。この結果、CS検出及びFS検出の両者に成功すれば、図26に示すFrame2が、フレーム復調部27xで復調されることとなる。
特開2007−19985号公報 特開2002−11647号公報
しかしながら、上記の受信機(BB部20x)には、バースト伝送期間中の干渉波やインパルス性のノイズ等に起因して、フレームが大量に欠落する虞があるという課題があった。これは、フレーム毎にAcquisition処理を実行しており、一度でもAcquisition処理に失敗すると、以降の全てのBurstフレームに対する復調処理が実行できなくなるためである。
具体的には、図27に示すように、バースト伝送期間中、CS検出又はFS検出のいずれかに失敗すると、フレーム復調処理が継続不可能となる。図25に示したAcquisition処理では、CS検出に成功する迄、CS処理が繰り返し実行される。このため、干渉波やノイズ等の影響に因りPreamble1(Burst)に誤りが発生すると、対応するBurstフレームの復調機会を逸してしまう。この場合、プリアンブル種別を取得できない(すなわち、次のフレームがBurstフレームか否かを何ら判定できない)。従って、後続のBurstフレームを復調できない。また、Preamble1(Burst)は時間的に幅があるため、干渉波やノイズ等の発生状況によっては、CS検出に成功したがFS検出に失敗するケースも生じ得る。このケースにおいても、やはりBurstフレームの復調機会を逸してしまう。
なお、参考例として、特許文献2には、固定長フレームのバースト受信に際し、同期確立に失敗した場合、以前に確立した同期タイミングでフレームを処理する受信機が記載されている。しかしながら、この受信機は、MB−OFDM方式のように可変長フレームがバースト伝送され、フレーム毎に同期タイミングが異なる環境下では動作できず、上記の課題に何ら対処できない。
本発明の一態様に係る受信機は、受信信号中にプリアンブルパターンが出現した場合に、一のフレームの受信を検出する検出部と、前記一のフレームを復調する復調部と、前記復調により得られた前記一のフレーム中のヘッダ情報に基づき、次のフレームの受信タイミングを推定し、前記検出部により前記次のフレームの受信が検出されない場合、前記復調部に、前記受信タイミングでの復調を実施させる推定部と、を備える。
また、本発明の一態様に係るフレーム復調方法は、受信機におけるフレーム復調方法を提供する。このフレーム復調方法は、受信信号中にプリアンブルパターンが出現した場合に、一のフレームの受信を検出すると共に、前記一のフレームを復調し、前記復調により得た前記一のフレーム中のヘッダ情報に基づき、次のフレームの受信タイミングを推定し、前記次のフレームの受信を検出できない場合、前記受信タイミングでの復調を実施する、ことを含む。
すなわち、本発明では、Acquisition処理の結果如何に関わらず、バースト伝送される後続の可変長フレームに対する復調処理を継続することが可能である。
本発明によれば、バースト伝送期間中に干渉波やノイズ等が発生した際のフレーム欠落を、上述した一般的な受信機と比較して大幅に低減できる。
本発明の実施の形態に係る受信機の構成例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態に係る受信機に用いる、RF部の構成例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態に係る受信機に用いる、BB部の信号系統を示したブロック図である。 本発明の実施の形態に係る受信機における、フレーム復調処理例を示したフローチャート図である。 本発明の実施の形態に係る受信機における、フレーム復調処理例を示したフローチャート図である。 本発明の実施の形態に係る受信機における、フレーム復調処理の第1の具体例を示したタイムチャート図である。 本発明の実施の形態に係る受信機における、フレーム復調処理の第2の具体例を示したタイムチャート図である。 本発明の実施の形態に係る受信機における、フレーム復調処理の第3の具体例を示したタイムチャート図である。 本発明の実施の形態に係る受信機に用いる、Burstフレーム受信タイミング推定部の構成例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態に係る受信機に用いるBurstフレーム受信タイミング推定部の第1の動作例を示したタイムチャート図である。 本発明の実施の形態に係る受信機に用いるBurstフレーム受信タイミング推定部における、Burstフレーム受信タイミングの推定処理の一例を示したフローチャート図である。 本発明の実施の形態に係る受信機に用いるBurstフレーム受信タイミング推定部の第2の動作例を示したタイムチャート図である。 本発明の実施の形態に係る受信機に用いるBurstフレーム受信タイミング推定部の第3の動作例を示したタイムチャート図である。 本発明の実施の形態に係る受信機に用いるBurstフレーム受信タイミング推定部における、Burstフレーム受信タイミングの推定処理の他の例を示したフローチャート図である。 本発明の実施の形態に係る受信機に用いる、CS/FS検出判定部の構成例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態に係る受信機に用いる、CS/FS検出判定部の一の動作例を示したタイムチャート図である。 本発明の実施の形態に係る受信機に用いる、CS/FS検出判定部の他の動作例を示したタイムチャート図である。 本発明の実施の形態に係る受信機に用いる、AGC回路の構成例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態に係る受信機に用いる、AGC回路の動作例を示したタイムチャート図である。 本発明の実施の形態に係る受信機に用いる、AFC回路の構成例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態に係る受信機に用いる、AFC回路の動作例を示したタイムチャート図である。 本発明の実施の形態に係る受信機に用いる、フレーム復調部の構成例を示したブロック図である。 一般的な受信機の概略的な構成例を示したブロック図である。 一般的な受信機における、フレーム復調処理例を示したフローチャート図である。 一般的な受信機における、Acquisition処理例を示したフローチャート図である。 一般的な受信機における、フレーム復調処理の具体例を示したタイムチャート図である。 一般的な受信機の課題を説明するための図である。
以下、本発明に係る受信機の実施の形態を、図1〜図22を参照して説明する。なお、各図面において同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
図1に示すように、本実施の形態に係る受信機1は、RF部10と、BB部20とを備えている。
この内、RF部10は、図2に示すように、BPF(Band Pass Filter)11と、LNA(Low Noise Amplifier)12と、直交検波回路13と、LPF(Low Pass Fileter)14_1及び14_2と、VGA15_1及び15_2とを備えている。なお、以降の説明においては、LPF14_1及び14_2を符号14で総称し、VGA15_1及び15_2を符号15で総称することがある。
BPF11は、アンテナを介して受信したRF信号から所定帯域の信号を通過させる。具体的には、BPF11は、MB−OFDM方式で用いられる周波数帯域の信号を通過させる。また、LNA12は、BPF11を通過した信号を増幅して出力する。このLAN12は、通常、受信信号が微弱であるために設けられている。
また、直交検波回路13は、受信信号に対して、主搬送波に対応する正弦波及び余弦波をそれぞれ乗算し、以て複素ベースバンド信号を得ている。この直交検波回路13により、受信信号は、実数部に当たる同相成分(Iチャネル)と、虚数部に当たる直交成分(Qチャネル)とに分離される。なお、正弦波及び余弦波を発生する発振器には、後述する全体制御部28から制御信号が与えられている。直交検波に用いる局部発振器は、この制御信号に基づく周波数で発振している。この制御信号は、受信するOFDM信号のバンドの中心周波数によって決定されている。
また、LPF14は、ベースバンド信号から、復調に必要な周波数帯域のみを抽出する。LPF14を通過した信号は、VGA15によって増幅され、BB部20へと入力される。ここで、VGA15は、後述するAGC回路23からのVGA設定信号103に従って、ゲインを調整する。
一方、BB部20は、図23に示したAGC回路23x、AFC回路24x、フレーム復調部27x、及び全体制御部28xに代えて、AGC回路23、AFC回路24、フレーム復調部27、及び全体制御部28を設けた点と、Burstフレーム受信タイミング推定部29を新たに設けた点とが、上述したBB部20xと異なっている。
具体的には、図3に示すように、AGC回路23には、全体制御部28からのAGC動作許可信号120に加えて、Burstフレーム受信タイミング推定部29からの、Acquisition回路22によるBurstフレームの検出失敗を示す信号(以下、Burstフレーム検出失敗信号と呼称する)173が入力されている。また、AGC回路23は、一般的なAGC処理を実行する機能に加えて、後述する如く、AGC推定値を保持する機能と、Burstフレーム検出失敗信号173の受信をトリガとして、保持しているAGC推定値を用いてVGA15を制御する機能とを有している。
また、AFC回路24には、全体制御部28からのAFC動作許可信号130に加えて、Burstフレーム受信タイミング推定部29からのBurstフレーム検出失敗信号174が入力されている。また、AFC回路24は、一般的なAFC処理を実行する機能に加えて、後述する如く、AFC推定値を保持する機能と、Burstフレーム検出失敗信号174の受信をトリガとして、保持しているAFC推定値を用いてフレームに含まれる周波数誤差を補正する機能とを有している。
また、フレーム復調部27は、フレーム中のヘッダから抽出したペイロード長161を、全体制御部28に加えて、Burstフレーム受信タイミング推定部29に与える。また、フレーム復調部27は、ヘッダから抽出したプリアンブル種別162を、Burstフレーム受信タイミング推定部29に与える。
また、全体制御部28は、Burstフレーム受信タイミング推定部29からのCS検出信号171及びFS検出信号172を、Acquisition回路22からのCS検出信号111及びFS検出信号112と見做して、図23に示した全体制御部28xと同様の動作を行う。
さらに、Burstフレーム受信タイミング推定部29は、後述する如く、一のフレームの復調中に、ペイロード長161及びプリアンブル種別162を用いて、次に受信すべきBurstフレームの受信タイミングを推定する。なお、図3に一点鎖線で示すように、Burstフレーム受信タイミング推定部29は、AFC回路24が保持するAFC保持値163をさらに用いて、次のBurstフレームの受信タイミングを推定するようにしても良い。
Burstフレーム受信タイミング推定部29は、Acquisition回路22から出力されたCS検出信号111及びFS検出信号112を、CS検出信号171及びFS検出信号172として全体制御部28へ転送する。また、Burstフレーム受信タイミング推定部29は、推定した受信タイミングが到来してもAcquisition回路22からFS検出信号112が入力されない場合、疑似的にFS検出信号172を発生し、以てFS検出信号112をリカバリする。さらに、Burstフレーム受信タイミング推定部29は、推定した受信タイミングが到来してもAcquisition回路22からCS検出信号111が入力されない場合、Burstフレーム検出失敗信号173を発生し、以てAGC回路23に、保持しているAGC推定値を用いたAGC処理を実行させる。また、Burstフレーム受信タイミング推定部29は、CS検出信号111が入力されない場合、Burstフレーム検出失敗信号174を発生し、以てAFC回路24に、AFC保持値163を用いた次のBurstフレームに対するAFC処理を実行させる。
なお、ADC21、Acquisition回路22、FFT回路25、EQ26は図23と同様であるため、その説明を省略する。
次に本実施の形態の動作を説明するが、まずBB部20におけるフレーム復調処理例を、図4〜図8を参照して概略的に説明する。そして、AGC回路23、AFC回路24、フレーム復調部27、全体制御部28、及びBurstフレーム受信タイミング推定部29の具体的な構成例及び動作例を、図9〜図22を参照して詳細に説明する。
図4に示すように、まずAcquisition回路22が、Preamble1(Normal)を対象として、CS処理及びFS処理を実行する(ステップS1)。この処理は、図6に示す如く、Burstフレーム受信タイミング推定部29が、Acquisition回路22から出力されたCS検出信号111及びFS検出信号112を、CS検出信号171及びFS検出信号172として全体制御部28へ転送する点を除いて、図24と同様である。
この結果、Acquisition処理に成功した場合(ステップS2)、フレーム復調部27は、Frame1中のHeaderを復調すると共に、ペイロード長161(図6の例では、128[symbol])を抽出し、Burstフレーム受信タイミング推定部29及び全体制御部28にそれぞれ与える。また、フレーム復調部27は、Headerからプリアンブル種別162(図6の例では、Burst)を抽出し、Burstフレーム受信タイミング推定部29に与える(ステップS3)。
この時、Burstフレーム受信タイミング推定部29は、プリアンブル種別162を参照し、次のフレームがBurstフレームであると判定する(ステップS4)。そして、Burstフレーム受信タイミング推定部29は、Burstフレーム受信タイミング推定処理を実行する(ステップS5)。この推定処理の詳細は後述するが、大略、以下の処理(A)〜(C)が含まれる。
(A)ペイロード長161を用いてFrame1の受信終了タイミングを求める処理。図6の例では、ペイロード長161の入力時点から128シンボル時間だけ経過したタイミングが、Frame1の受信終了タイミングに相当する。
(B)プリアンブル種別162="Burst"に対応して予め定められたIFS(Inter Frame Space)="6[symbol]"を用いて、Preamble1(Busrt)の受信開始タイミングNP1_st_bfを求める処理。図6の例では、上記(A)で求めたFrame1の受信終了タイミングから6シンボル時間だけ経過したタイミングが、受信開始タイミングNP1_st_bfに相当する。
(C)プリアンブル種別162="Burst"に対応して予め定められたPreamble1(Busrt)の信号長(MB−OFDM方式では、12[symbol])を用いて、Preamble1(Busrt)の受信終了タイミングNP1_ed_bfを求める処理。図6の例では、上記(B)で求めた受信開始タイミングNP1_st_bfから12シンボル時間だけ経過したタイミングが、受信終了タイミングNP1_ed_bfに相当する。
次いで、フレーム復調部27は、Frame1中のPayloadを復調する(ステップS6)。
そして、図5に示す如く、本実施の形態に特有の、Burstフレームを対象とするAcquisition処理が実行される。
具体的には、Burstフレーム受信タイミング推定部29は、受信開始タイミングNP1_st_bfが到来すると(ステップS7)、Acquisition回路22からのCS検出信号111の入力を待機する(ステップS8)。
CS検出信号111が入力されると、Burstフレーム受信タイミング推定部29は、CS検出信号171を全体制御部28に与える。図6に示すように、全体制御部28は、Frame1の場合と同様、一定期間に亘ってAGC動作許可信号120をイネーブルに設定した後、AFC動作許可信号130をイネーブルに設定する。
これにより、Frame2についてのAGC処理及びAFC処理が実行されることとなる(ステップS9及びS10)。この時、AGC回路23は、AGC推定値を保持する。また、AFC回路24は、AFC推定値を保持する。
次いで、Burstフレーム受信タイミング推定部29は、Acquisition回路22からのFS検出信号112の入力を待機する(ステップS11)。FS検出信号112が入力されると、Burstフレーム受信タイミング推定部29は、FS検出信号172を全体制御部28に与える。
これにより、上記のステップS3〜S6が再び実行され、以てFrame2が正常に復調されることとなる。
一方、上記のステップS11でFS検出信号112が入力されない場合、Burstフレーム受信タイミング推定部29は、受信終了タイミングNP1_ed_bfが到来する迄、FS検出信号112の入力を待機する(ステップS12)。
この結果、FS検出信号112が入力されなかった場合、Burstフレーム受信タイミング推定部29は、干渉波やノイズ等の影響に因り、Acquisition回路22がFS検出に失敗したと判断する。そして、Burstフレーム受信タイミング推定部29は、FSのリカバリ処理を実行する(ステップS13)。具体的には、図7に太点線で示すように、Burstフレーム受信タイミング推定部29は、FS検出信号172を全体制御部28に与える。
これにより、上記のステップS3〜S6が再び実行され、以てFS検出に成功した場合と同様、Frame2が正常に復調されることとなる。
一方、上記のステップS8でCS検出信号111が入力されない場合、Burstフレーム受信タイミング推定部29は、受信終了タイミングNP1_ed_bfが到来する迄、CS検出信号111の入力を待機する(ステップS14)。
この結果、CS検出信号111が入力されなかった場合、Burstフレーム受信タイミング推定部29は、干渉波やノイズ等の影響に因り、Acquisition回路22がCS検出に失敗したと判断する。そして、Burstフレーム受信タイミング推定部29は、上記のステップS13と同様にして、FSのリカバリ処理を実行する(ステップS15)。具体的には、図8に太点線で示すように、Burstフレーム受信タイミング推定部29は、FS検出信号172を全体制御部28に与える。
これにより、上記のステップS3〜S6が再び実行され、以てCS検出及びFS検出の両者に成功した場合と同様、Frame2が正常に復調されることとなる。
このように、本実施の形態においては、CS処理及びFS処理の結果如何に関わらず、バースト伝送される後続の可変長フレームに対する復調処理を継続することができ、以てバースト伝送期間中に干渉波やノイズ等が発生した際のフレーム欠落を大幅に低減できる。
そして、Burstフレーム受信タイミング推定部29は、AGC回路23に、AGC推定値を前のFrame1から引き継がせる。また、Burstフレーム受信タイミング推定部29は、AFC回路24に、AFC推定値を前のFrame1から引き継がせる(ステップS16)。具体的には、図8に太点線で示すように、Burstフレーム受信タイミング推定部29は、Burstフレーム検出失敗信号173及び174を、AGC回路23及びAFC回路24にそれぞれ与える。
このように、本実施の形態においては、フレーム欠落の低減効果に加えて、復調結果の信頼性(品質)を向上させることができる。
なお、AGC推定値の引継処理と、AFC推定値の引継処理は、必ずしも同時に実行する必要は無く、いずれか一方のみを実行するようにしても良い。この場合も、復調結果に一定の信頼性(品質)改善効果が期待できる。また、Burstフレーム受信タイミング推定部29は、FS検出の失敗を検知した場合に、Burstフレーム検出失敗信号173及び174を発生し、以てAGC回路23にAGC推定値の引継処理を実行させ、AFC回路24にAFC推定値の引継処理を実行させるようにしても良い。
以下、上記の動作を実現するAGC回路23、AFC回路24、フレーム復調部27、全体制御部28、及びBurstフレーム受信タイミング推定部29の具体的な構成例及び動作例を、図9〜図22を参照して詳細に説明する。
[Burstフレーム受信タイミング推定部29]
まず、Burstフレーム受信タイミング推定部29の構成例及び動作例を、図9〜図17を参照して説明する。
図9に示すように、Burstフレーム受信タイミング推定部29は、CS/FS検出判定部91と、受信タイミング演算部92と、シンボルカウンタ93と、制御部94と、Preamble有効期間指示部95とで簡易に構成できる。
この内、CS/FS検出判定部91は、Acquisition回路22からのCS検出信号111及びFS検出信号112の入力をトリガとして、CS検出信号171及びFS検出信号172をそれぞれ発生する。また、CS/FS検出判定部91は、Preamble有効期間指示部95から入力されるPreamble有効期間指示信号752に従い、Acquisition回路22におけるCS検出又はFS検出の失敗を監視する。ここで、有効期間とは、上記の受信開始タイミングNP1_st_bfから受信終了タイミングNP1_ed_bfに亘る期間のことである。CS検出の失敗を検知した場合、CS/FS検出判定部91は、FS検出信号172、並びにBurstフレーム検出失敗信号173及び174を発生する。一方、FS検出の失敗を検知した場合、CS/FS検出判定部91は、FS検出信号172のみを発生する。また、CS/FS検出判定部91は、FS検出の監視に際して、受信タイミング演算部92から入力される演算結果信号750と、シンボルカウンタ93から入力されるカウンタ値751とを利用する。
また、受信タイミング演算部92は、制御部94により演算許可信号701がイネーブルに設定された場合、受信開始タイミングNP1_st_bf及び受信終了タイミングNP1_ed_bfを算出し、両タイミングを演算結果信号750として出力する。
また、シンボルカウンタ93は、制御部94によりカウント許可信号702がイネーブルに設定されている間、自身のカウンタ値751を、1シンボル時間毎に1ずつインクリメントする。
また、制御部94は、フレーム復調部27から入力されるプリアンブル種別162を監視し、プリアンブル種別162が"Normal"から"Burst"に切り替わった場合、又はプリアンブル種別162が"Burst"を継続して示す場合に、演算許可信号701をイネーブルに設定する。また、制御部94は、その起動後に初めてCS検出信号111が入力された場合、又はバースト伝送後に初めて通常フレームについてのCS検出信号111が入力された場合に、カウント許可信号702をイネーブルに設定する。さらに、制御部94は、プリアンブル種別162が"Burst"から"Normal"に切り替わった場合には、カウント許可信号702をディセーブルに設定する。
さらに、Preamble有効期間指示部95は、カウンタ値751を監視し、カウンタ値751が受信開始タイミングNP1_st_bfに対応する値を示す場合、Preamble有効期間指示信号752を立ち上げ、カウンタ値751が受信終了タイミングNP1_ed_bfに対応する値を示す場合には、Preamble有効期間指示信号752を立ち下げる。すなわち、Preamble有効期間指示部95は、受信開始タイミングNP1_st_bfから受信終了タイミングNP1_ed_bfに亘る期間でのみオープンとなるウィンドウ波形を出力する。
動作においては、図10に示すように、制御部94が、通常Frame1についてのCS検出信号111の入力をトリガとして、カウント許可信号702をイネーブルに設定する。シンボルカウンタ93は、カウンタ値751のインクリメント及び出力を開始する。
次いで、制御部94は、プリアンブル種別162が"Normal"から"Burst"に切り替わったことを検知し、演算許可信号701をイネーブルに設定する。この時、受信タイミング演算部92は、図11に示す如く、受信開始タイミングNP1_st_bf及び受信終了タイミングNP1_ed_bfを算出する。
具体的には、受信タイミング演算部92は、下記の式(1)に従って、現在のFrame1の受信終了タイミングCF_ed_bfを算出する(ステップS21)。
Figure 2011199480
ここで、上記の式(1)中のL_payloadは、Payload長であり、ペイロード長161が示す値(図10の例では、128[symbol])が代入される。また、L_preamble1、L_preamble2、及びL_headerは、それぞれ、Preamble1(Normal)の信号長(24[symbol])、Pleamble2の信号長(6[symbol])、Headerの情報長(12[symbol])であり、固定値である。従って、受信タイミング演算部92は、ペイロード長161及びプリアンブル種別162を用いて、受信終了タイミングCF_ed_bfを算出できる。
そして、受信タイミング演算部92は、下記の式(2)に従って、受信開始タイミングNP1_st_bfを算出する(ステップS22)。
Figure 2011199480
ここで、上記の式(2)中のL_IFSは、IFS長であり、バースト伝送時は固定値(6[symbol])である。従って、受信タイミング演算部92は、プリアンブル種別162を用いて、受信開始タイミングNP1_st_bfを算出できる。図10の例では、NP1_st_bf="177[symbol]"となる。
そして、受信タイミング演算部92は、下記の式(3)に従って、受信終了タイミングNP1_ed_bfを算出する(ステップS23)。
Figure 2011199480
ここで、上記の式(3)中のL_next_preamble1は、Preamble(Burst)の信号長(12[symbol])であり、固定値(6[symbol])である。従って、受信タイミング演算部92は、プリアンブル種別162を用いて、受信終了タイミングNP1_ed_bfを算出できる。図10の例では、NP1_ed_bf="188[symbol]"となる。
そして、Preamble有効期間指示部95は、"177[symbol]"から"188[symbol]"に亘る期間でオープンとなるPreamble有効期間指示信号752を生成する。
CS/FS検出判定部91は、Preamble有効期間指示信号752を用いて、Acquisition回路22におけるCS検出又はFS検出の失敗を監視する。
具体的には、図10に示す如く有効期間内でCS検出信号111及びFS検出信号112が共に入力された場合、CS/FS検出判定部91は、CS検出の失敗及びFS検出の失敗のいずれも検知しない。
また、図12に太点線で如く、有効期間内でFS検出信号112が入力されない場合、CS/FS検出判定部91は、FS検出の失敗を検知する。従って、CS/FS検出判定部91は、FS検出信号172を発生し、以てFS検出信号112をリカバリする。
さらに、図13に太点線で如く、有効期間内でCS検出信号111及びFS検出信号112が共に入力されない場合、CS/FS検出判定部91は、CS検出及びFS検出の失敗を検知する。従って、CS/FS検出判定部91は、FS検出信号172を発生すると共に、Burstフレーム検出失敗信号173及び174を発生する。
また、受信タイミング演算部92は、図14に示す如く、受信開始タイミングNP1_st_bf及び受信終了タイミングNP1_ed_bfを、AFC推定値Δt(上記のAFC保持値163)を用いて補正しても良い。具体的には、受信タイミング演算部92は、受信開始タイミングNP1_st_bfを下記の式(4)に従って補正し、受信終了タイミングNP1_ed_bfを下記の式(5)に従って補正する。
Figure 2011199480
Figure 2011199480
ここで、上記の式(4)及び(5)中のRounddown関数は、パラメータの小数点以下を切り捨て整数にする関数である。
この補正により得た受信開始タイミングNP1_st及び受信終了タイミングNP1_edは、送受信機間でのクロック源振誤差を補正した値となる。なお、クロック源振誤差とは、クロック源(局部発振器)の個体差等により生じる周波数偏差、すなわち、送受信機間における時間概念のずれのことである。
また、上記のCS/FS検出判定部91における、FS検出の監視処理に係る構成例及び動作例を、図15〜図17を参照して詳細に説明する。
図15に示すように、CS/FS検出判定部91は、比較器911と、F/F(Flip Flop)回路912と、保持器913と、OR回路914及び915と、AND回路916及び917と、NOT回路918とを含む。
この内、比較器911は、上記の演算結果信号750中の受信終了タイミングNP1_ed_bf(又はNP1_ed)と、上記のカウンタ値751とを比較し、その比較結果を示す信号1000(以下、比較結果信号と呼称する)を出力する。ここで、比較結果信号1000は、受信終了タイミングNP1_ed_bfとカウンタ値751とが一致した場合に、ハイレベルを呈し、両者が一致しない場合には、ローレベルを呈する。すなわち、比較結果信号1000は、受信終了タイミングNP1_ed_bfに該当するシンボルでのみハイレベルとなる。
また、F/F回路912は、クロック2000により動作し、比較結果信号1000を遅延させる。この例では、クロック2000の周期が、1シンボル時間の半分の時間であるとする。また、以降の説明においては、F/F回路912から出力される信号1001を、遅延信号と呼称する。
また、保持器913は、上記のFS検出信号112が入力された場合、上記のPreamble有効期間指示信号752がハイレベルを呈する間、FS検出信号112をホールドする。以降の説明においては、保持器913から出力される信号1010を、ホールド信号と呼称する。
また、OR回路914は、FS検出信号112及びホールド信号1010に対してOR演算を施す。AND回路916は、Preamble有効期間指示信号752及び遅延信号1001に対してOR演算を施す。NOT回路918は、OR回路914の出力信号1011を反転する。AND回路917は、AND回路916の出力信号1002及びNOT回路918の出力信号1012に対してAND演算を施す。OR回路915は、FS検出信号112及びAND回路917の出力信号1020に対してOR演算を施し、その演算結果を上記のFS検出信号172として出力する。
動作において、上記のAcquisition回路22がFS検出に失敗し、以てFS検出信号112がCS/FS検出判定部91へ入力されない場合、図16に示す如く、ホールド信号1010及びOR回路914の出力信号1011は、ローレベルを維持する。従って、NOT回路918の出力信号1012は、ハイレベルを維持する。
一方、比較器911は、カウンタ値751が受信終了タイミングNP1_ed_bf="188[symbol]"と一致すると、比較結果信号1000を、1シンボル時間だけハイレベルとする。この比較結果信号1000は、F/F回路912により1クロック分だけ遅延される。
この時、F/F回路912から出力された遅延信号1001、及びPreamble有効期間指示信号752が共にハイレベルを呈するため、AND回路916の出力信号1002はハイレベルとなる。また、NOT回路918の出力信号1012がハイレベルを呈するため、AND回路917の出力信号1020はハイレベルとなる。
従って、OR回路915から出力されるFS検出信号172は、受信終了タイミングNP1_ed_bfでハイレベルとなり、以てFS検出信号112がリカバリされる。
また、Acquisition回路22がFS検出に成功し、以てFS検出信号112がCS/FS検出判定部91へ入力された場合、図17に示す如く、ホールド信号1010及びOR回路914の出力信号1011は、ハイレベルとなる。従って、NOT回路918の出力信号1012は、ローレベルとなる。
一方、比較器911は、カウンタ値751が受信終了タイミングNP1_ed_bf="188[symbol]"と一致すると、比較結果信号1000を、1シンボル時間だけハイレベルとする。この比較結果信号1000は、F/F回路912により1クロック分だけ遅延される。
この時、F/F回路912から出力された遅延信号1001、及びPreamble有効期間指示信号752が共にハイレベルを呈するため、AND回路916の出力信号1002はハイレベルとなる。一方、NOT回路918の出力信号1012がローレベルを呈するため、AND回路917の出力信号1020はローレベルとなる。
従って、OR回路915から出力されるFS検出信号172は、FS検出信号112そのものである。
[AGC回路23]
次に、AGC回路23の構成例及び動作例を、図18及び図19を参照して説明する。
図18に示すように、AGC回路23は、電力推定部31と、推定値保持部32と、選択部33と、参照電力値保持部34と、比較器35と、変換器(デコーダ)36と、制御部37とを含む。
この内、電力推定部31は、制御部37からの推定許可信号201がイネーブルに設定されている間、プリアンブル1の受信電力を測定し、測定した受信電力に基づき、フレーム(プリアンブル2以降)の受信電力を推定する。電力推定部31は、当該推定により得たAGC推定値205を出力する。
また、推定値保持部32は、制御部37からの保持許可信号204がイネーブルに設定された場合、電力推定部31から出力されたAGC推定値205を保持し、AGC保持値206として出力する。
また、選択部33は、制御部37からの選択信号203に応じて、AGC推定値205又はAGC保持値206を択一的に出力する。図18の例では、選択部33は、選択信号203がハイレベルを呈する場合にAGC推定値205を出力し、選択信号203がローレベルを呈する場合にはAGC保持値206を出力する。
また、比較器35は、制御部37からの比較許可信号202がイネーブルに設定された場合、選択部33の出力値と、参照電力値保持部34に保持される参照電力値とを比較し、その比較結果に基づきVGA15に設定すべきゲイン調整量を決定する。
また、変換器(デコーダ)36は、比較器により決定されたゲイン調整量をVGA設定信号103に変換し、VGA15に与える。
さらに、制御部37は、全体制御部28からのAGC動作許可信号120がイネーブルに設定された場合、推定許可信号201、比較許可信号202、及び保持許可信号204をイネーブルに設定するか、或いはAGC回路23の初期化処理を実行する。ここで、初期化処理とは、VGA15のゲイン調整量をフルゲインに設定する処理のことである。また、制御部37は、Burstフレーム受信タイミング推定部29からのBurstフレーム検出失敗信号173の受信をトリガとして、選択信号203をローレベルからハイレベルに切り替え、以てAGC推定値の引継処理を実行する。
動作においては、図19に示すように、制御部37は、AGC動作許可信号120がイネーブルに設定されると、推定許可信号201と、比較許可信号202及び保持許可信号204とを順次且つ排他的にイネーブルに設定する。
これにより、電力推定部31から出力されたAGC推定値205が、推定値保持部32で保持されることとなる。また、比較器35は、AGC推定値205を用いてゲイン調整量を決定する。
次いで、AGC動作許可信号120がイネーブルに設定されると、制御部37は、初期化処理を実行する。例えば、制御部37は、AGC動作許可信号120がイネーブルに設定された回数を計数し、奇数回目はAGC処理、偶数回目は初期化処理といった具合に実行する処理を交互に切り替える。具体的には、制御部37は、比較許可信号202をイネーブルに設定する。ここで、比較器35は、制御部37と同様の論理で動作するものとし、比較許可信号202がイネーブルに設定される度毎に、通常のゲイン調整量を設定する処理と、フルゲインに設定する処理とを交互に切り替えて実行する。なお、AGC動作許可信号120及び比較許可信号202をそれぞれ2ビットで構成し、以てイネーブル又はディセーブルと、初期化処理及びフルゲイン設定処理とを個別に指示できるようにしても良い。
また、制御部37は、Burstフレーム検出失敗信号173を受信した場合、選択信号203をローレベルからハイレベルに切り替ると共に、比較許可信号202をイネーブルに設定する。これにより、AGC保持値206を用いて、VGA15のゲインが調整されることとなる。
[AFC回路24]
次に、AFC回路24の構成例及び動作例を、図20及び図21を参照して説明する。
図20に示すように、AFC回路24は、周波数誤差推定部41と、推定値保持部42と、選択部43と、補正部44と、制御部45とを含む。
この内、周波数誤差推定部41は、制御部45からの推定許可信号301がイネーブルに設定されている間、プリアンブル1を用いて送受信機間における周波数誤差を推定する。周波数誤差推定部41から出力されたAFC推定値305は、推定値保持部42及び選択部43に入力される。
また、推定値保持部42は、制御部45からの保持許可信号304がイネーブルに設定された場合、AFC推定値305を保持する。
また、選択部43は、制御部45からの選択信号303に応じて、AFC推定値305、又は推定値保持部42で保持されるAFC保持値163を択一的に出力する。図20の例では、選択部43は、選択信号303がローレベルを呈する場合にAFC推定値305を出力し、選択信号303がハイレベルを呈する場合にはAFC保持値163を出力する。
また、補正部44は、制御部45からの補正許可信号302がイネーブルに設定された場合、選択部43の出力値に基づきフレームに含まれる周波数誤差を補正する。
さらに、制御部45は、全体制御部28からのAFC動作許可信号130がイネーブルに設定された場合、推定許可信号301、補正許可信号302、及び保持許可信号304をイネーブルに設定する。また、制御部37は、Burstフレーム受信タイミング推定部29からのBurstフレーム検出失敗信号174の受信をトリガとして、選択信号303をローレベルからハイレベルに切り替え、以てAFC推定値の引継処理を実行する。
動作においては、図21に示すように、制御部45は、AFC動作許可信号130がイネーブルに設定されると、一定期間に亘って推定許可信号301をイネーブルに設定した後、残りの期間に亘って補正許可信号302をイネーブルに設定する。また、制御部45は、推定許可信号301をディセーブルに設定した後、保持許可信号304をイネーブルに設定する。
これにより、周波数誤差推定部41から出力されたAFC推定値305が、推定値保持部42で保持されることとなる。また、補正部44は、AFC推定値305を用いてFrame1に含まれる周波数誤差を補正する。
また、制御部45は、Burstフレーム検出失敗信号174を受信した場合、選択信号303をローレベルからハイレベルに切り替ると共に、補正許可信号302をイネーブルに設定する。これにより、AFC保持値163を用いて、Frame2に含まれる周波数誤差が補正されることとなる。
[フレーム復調部27]
最後に、フレーム復調部27の構成例を、図22を参照して説明する。
フレーム復調部27は、Tracking回路71と、復調軟判定回路72と、De−inteleave回路73と、Viterbi復号回路74と、De−Scramble回路75と、Reed−Solomon誤り訂正回路76と、エラー検出回路77と、フレーム解析部78とを含む。
この内、Tracking回路71は、AFC回路24で除去し切れなかった残留周波数誤差や、局部発振器で発生する位相雑音等の位相歪みの補正を行う。
また、復調軟判定回路72は、フレーム解析部78から指示されたPayloadの復調方式(QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)や、16QAM(16−position Quadrature Amplitude Modulation)等)に則して、Tracking回路71により位相及び周波数補正が行われた信号に対するデマッピング処理(復調処理)を実行する。
また、De−inteleave回路73は、フレーム解析部78から指示されたPayloadのインタリーブパラメータ(幅や深さ等)に基づき、復調軟判定回路72から出力された信号に対するデインタリーブ処理を実行する。
また、Viterbi復号回路74は、フレーム解析部78から指示されたPayloadの畳み込み符号に係るパラメータ(符号化率や拘束長等)に基づき、De−inteleave回路73から出力された信号に対する誤り訂正処理を実行する。
また、Viterbi復号回路74から出力された信号は、De−Scramble回路75で、送信機によって施されたスクランブルが解除される。そして、De−Scramble回路75から出力された信号は、Reed−Solomon誤り訂正回路76で、リード・ソロモン符号に基づく誤り訂正処理が施される。
また、エラー検出回路77は、CRC多項式等によるHCS(Header Check Sequence)を行い、フレーム解析部78に対して、エラーを検出したフレームの廃棄を指示する。
さらに、フレーム解析部78は、フレームを解析し、以て上記の復調方式、インタリーブパラメータ、畳み込み符号に係るパラメータ、ペイロード長161、及びプリアンブル種別162を得る。また、フレーム解析部78は、ペイロード長161を、全体制御部28及びBurstフレーム受信タイミング推定部29に与える。さらに、フレーム解析部78は、プリアンブル種別162を、Burstフレーム受信タイミング推定部29に与える。
なお、上記の実施の形態によって本発明は限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づき、当業者によって種々の変更が可能なことは明らかである。
1 受信機
10 RF部
11 BPF
12 LNA
13 直交検波回路
14, 14_1, 14_2 LPF
15, 15_1, 15_2 VGA
20 BB部
21, 21_1, 21_2 ADC
22 Acquisition回路
23 AGC回路
24 AFC回路
25 FFT回路
26 EQ
27 フレーム復調部
28 全体制御部
29 Burstフレーム受信タイミング推定部
31 電力推定部
32, 42 推定値保持部
33, 43 選択部
34 参照電力値保持部
35 比較器
36 変換器
37, 45, 94 制御部
41 周波数誤差推定部
44 補正部
71 Tracking回路
72 復調軟判定回路
73 De−inteleave回路
74 Viterbi復号回路
75 De−Scramble回路
76 Reed−Solomon誤り訂正回路
77 エラー検出回路
78 フレーム解析部
91 CS/FS検出判定部
92 受信タイミング演算部
93 シンボルカウンタ
95 Preamble有効期間指示部
101 ベースバンド信号
102 デジタル信号
103 VGA設定信号
111, 171 CS検出信号
112, 172 FS検出信号
120 AGC動作許可信号
130 AFC動作許可信号
140 FFT動作許可信号
150 EQ動作許可信号
160 フレーム復調許可信号
161 ペイロード長
162 プリアンブル種別
163 AFC保持値
173, 174 Burstフレーム検出失敗信号
201, 301 推定許可信号
202 比較許可信号
203, 303 選択信号
204, 304 保持許可信号
205 AGC推定値
206 AGC保持値
302 補正許可信号
305 AFC推定値
701 演算許可信号
702 カウント許可信号
750 演算結果信号
751 カウンタ値
752 Preamble有効期間指示信号
911 比較器
912 F/F回路
913 保持器
914, 915 OR回路
916, 917 AND回路
918 NOT回路
1000 比較結果信号
1001 遅延信号
1002, 1011, 1012, 1020 出力信号
1010 ホールド信号
2000 クロック

Claims (10)

  1. 受信信号中にプリアンブルパターンが出現した場合に、一のフレームの受信を検出する検出部と、
    前記一のフレームを復調する復調部と、
    前記復調により得られた前記一のフレーム中のヘッダ情報に基づき、次のフレームの受信タイミングを推定し、前記検出部により前記次のフレームの受信が検出されない場合、前記復調部に、前記受信タイミングでの復調を実施させる推定部と、
    を備えた受信機。
  2. 請求項1において、
    前記プリアンブルパターンの受信電力に基づき前記一のフレームの受信電力を推定し、前記推定により得た電力値に応じて前記一のフレームの受信ゲインを調整すると共に、前記電力値を保持するAGC(Auto Gain Control)回路をさらに備え、
    前記推定部は、前記検出部により前記次のフレームの受信が検出されない場合、前記AGC回路に、前記電力値を用いて前記次のフレームの受信ゲインを調整させる、
    ことを特徴とする受信機。
  3. 請求項1又は2において、
    前記プリアンブルパターンを用いて、自機と、前記一のフレーム及び次のフレームを送信する送信機との間における第1の周波数誤差を推定し、前記第1の周波数誤差に基づき前記一のフレームに含まれる周波数誤差を補正すると共に、前記第1の周波数誤差を保持するAFC(Auto Frequency Control)回路をさらに備え、
    前記推定部は、前記検出部により前記次のフレームの受信が検出されない場合、前記AFC回路に、前記第1の周波数誤差を用いて前記次のフレームに含まれる周波数誤差を補正させる、
    ことを特徴とする受信機。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項において、
    前記推定部は、前記受信タイミングを、前記ヘッダ情報に含まれる、前記一のフレームのペイロード長及び前記次のフレームに付加されるプリアンブルパターンの種別、並びに当該種別に対応して予め定められた、前記一のフレームと前記次のフレームの間のフレーム間隔を用いて推定する、ことを特徴とする受信機。
  5. 請求項3において、
    前記推定部は、
    前記受信タイミングを、前記ヘッダ情報に含まれる、前記一のフレームのペイロード長及び前記次のフレームに付加されるプリアンブルパターンの種別、並びに前記種別に対応して予め定められた、前記一のフレームと前記次のフレームの間のフレーム間隔を用いて推定し、
    前記受信タイミングを、前記第1の周波数誤差を用いて補正する、
    ことを特徴とする受信機。
  6. 受信機におけるフレーム復調方法であって、
    受信信号中にプリアンブルパターンが出現した場合に、一のフレームの受信を検出すると共に、前記一のフレームを復調し、
    前記復調により得た前記一のフレーム中のヘッダ情報に基づき、次のフレームの受信タイミングを推定し、前記次のフレームの受信を検出できない場合、前記受信タイミングでの復調を実施する、
    ことを含むフレーム復調方法。
  7. 請求項6において、
    前記プリアンブルパターンの受信電力に基づき前記一のフレームの受信電力を推定し、前記推定により得た電力値に応じて前記一のフレームの受信ゲインを調整すると共に、前記電力値を保持し、
    前記次のフレームの受信を検出できない場合、前記電力値を用いて前記次のフレームの受信ゲインを調整する、
    ことをさらに含むフレーム復調方法。
  8. 請求項6又は7において、
    前記プリアンブルパターンを用いて、前記受信機と、前記一のフレーム及び次のフレームを送信する送信機との間における第1の周波数誤差を推定し、前記第1の周波数誤差に基づき前記一のフレームに含まれる周波数誤差を補正すると共に、前記第1の周波数誤差を保持し、
    前記次のフレームの受信を検出できない場合、前記第1の周波数誤差を用いて前記次のフレームに含まれる周波数誤差を補正する、
    ことをさらに含むフレーム復調方法。
  9. 請求項6〜8のいずれか一項において、
    前記受信タイミングを、前記ヘッダ情報に含まれる、前記一のフレームのペイロード長及び前記次のフレームに付加されるプリアンブルパターンの種別、並びに当該種別に対応して予め定められた、前記一のフレームと前記次のフレームの間のフレーム間隔を用いて推定する、ことを含むフレーム復調方法。
  10. 請求項8において、
    前記受信タイミングを、前記ヘッダ情報に含まれる、前記一のフレームのペイロード長及び前記次のフレームに付加されるプリアンブルパターンの種別、並びに前記種別に対応して予め定められた、前記一のフレームと前記次のフレームの間のフレーム間隔を用いて推定し、
    前記受信タイミングを、前記第1の周波数誤差を用いて補正する、
    ことを含むフレーム復調方法。
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