JP5282613B2 - テレビ会議装置、テレビ会議システム、テレビ会議制御方法、及びテレビ会議装置のプログラム - Google Patents

テレビ会議装置、テレビ会議システム、テレビ会議制御方法、及びテレビ会議装置のプログラム Download PDF

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Description

本発明は、テレビ会議装置、テレビ会議システム、テレビ会議制御方法、及びテレビ会議装置のプログラムに関するものであり、詳細には、表示画面の切り替えができるテレビ会議装置、テレビ会議システム、テレビ会議制御方法、及びテレビ会議装置のプログラムに関するものである。
従来、遠隔地にある複数の通信端末が同一のテレビ会議システムに接続し、あたかも同一の場所で会議を行っているかのように参加者の画像、又は共有する電子データを表示する遠隔プレゼンテーションシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の遠隔プレゼンテーションシステムによれば、講演者の動作を検出し、プレゼンテーションの進行に応じて、プレゼンテーションに使用する画面を切り替える。そして、受講者側のクライアント端末に、切り替えられた画面情報を送信する。
特開2006−197238号公報
しかしながら、特許文献1に記載の遠隔プレゼンテーションシステムでは、プレゼンテーションに使用する画面の切り替えをする際は、プレゼンテーションを行う端末側で講演者の動作を検出する必要があるため、容易に画面の切り替えができないという問題点があった。
そこで、本発明は、上述した問題を解決するためになされたものであり、容易に表示画面の切り替えができるテレビ会議装置、テレビ会議システム、テレビ会議制御方法、及びテレビ会議装置のプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明のテレビ会議装置は、端末装置の表示部の表示領域に表示される表示データを、ネットワークを介して共有し、前記端末装置において撮像された画像データ、又は前記画像データとは異なるデータである編集データを、個別データとして表示するための領域である個別領域を前記表示領域に備えた前記端末装置の間で実施されるテレビ会議を制御するテレビ会議装置であって、前記端末装置から送信された前記個別データを受信する第一受信手段と、前記表示データの前記表示領域において、前記第一受信手段にて受信した前記個別データを、前記個別データを送信した前記端末装置に対応した前記個別領域に表示可能なデータとして作成し、新たな前記表示データを作成する第一表示データ作成手段と、前記表示領域でのマウスカーソルの位置を特定する情報である位置情報を前記端末装置から受信する第二受信手段と、前記第一表示データ作成手段にて作成された前記表示データに対して、前記第二受信手段にて受信した前記位置情報で特定される位置に、マウスカーソルの画像データを合成して、新たな前記表示データを作成する第二表示データ作成手段と、前記第二表示データ作成手段にて作成された前記表示データを、前記テレビ会議に接続している前記端末装置に送信する第一送信手段と、前記端末装置を識別する識別情報毎に、他の前記端末装置の前記識別情報と、他の前記端末装置の前記個別領域に表示された前記編集データを編集することが可能か否かを示す情報である編集権限情報とを対応づけて記憶した編集権限情報記憶手段と、前記第二受信手段にて受信した前記位置情報の内で、当該位置情報で特定される位置が、他の前記端末装置に対応した前記個別領域内にある前記位置情報を検出する検出手段と、前記検出手段にて検出された前記位置情報を送信した前記端末装置の内で、検出された前記位置情報で特定される位置が含まれる前記個別領域に対応する前記端末装置の前記編集データを編集可能であるものが少なくとも1つ存在するか否かを、前記編集権限情報記憶手段に記憶された前記編集権限情報に基づいて判断する第一判断手段と、前記第一判断手段にて、前記位置情報を送信した前記端末装置の内で、前記個別領域に対応した前記端末装置の前記編集データを編集可能であるものが少なくとも1つ存在すると判断された場合、前記個別領域に対応する前記端末装置に対して、前記編集データに切り替える旨を示す情報を切替情報として送信し、前記第一判断手段にて、前記位置情報を送信した前記端末装置の内で、前記個別領域に対応した前記端末装置の前記編集データを編集可能であるものが存在しないと判断された場合、前記個別領域に対応する前記端末装置に対して、前記画像データに切り替える旨を示す情報を前記切替情報として送信する第二送信手段とを備えている。
また、請求項2に係る発明のテレビ会議装置は、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記第二受信手段にて受信した前記位置情報で特定される位置が、他の前記端末装置に対応した前記個別領域内にあるか否かを判断する第二判断手段と、前記第二判断手段にて前記位置情報で特定される位置が、他の前記端末装置に対応した前記個別領域内にあると判断された場合、前記位置情報を送信した前記端末装置で、当該個別領域に対応した前記端末装置の前記編集データを編集可能であるか否かを、前記編集権限情報記憶手段に記憶された前記編集権限情報に基づいて判断する第三判断手段とを備え、前記第二表示データ作成手段は、前記第二判断手段にて前記位置情報で特定される位置が、他の前記端末装置の前記個別領域内にないと判断された場合、又は前記第三判断手段にて前記位置情報を送信した前記端末装置で、前記個別領域に対応した前記端末装置の前記編集データを編集可能であると判断された場合、前記第一表示データ作成手段にて作成された前記表示データに対して、前記第二受信手段にて受信した前記位置情報で特定される位置に、マウスカーソルの画像データを合成して、新たな前記表示データを作成することを特徴とする。
また、請求項3に係る発明のテレビ会議システムは、請求項1に記載のテレビ会議装置と、当該テレビ会議装置とネットワークを介して接続される前記端末装置とで構成されたテレビ会議システムであって、前記端末装置は、前記個別データを前記テレビ会議装置に対して送信する第三送信手段と、前記位置情報を前記テレビ会議装置に対して送信する第四送信手段と、前記テレビ会議装置の前記第一送信手段にて送信された前記表示データを受信する第三受信手段と、前記第三受信手段にて受信した前記表示データを前記表示部に表示する表示制御手段と、前記テレビ会議装置の第二送信手段にて送信された前記切替情報を受信する第四受信手段と、前記第四受信手段にて受信した前記切替情報に基づいて、前記画像データ、又は前記編集データを前記テレビ会議装置に送信する前記個別データとして決定するデータ決定手段とを備え、前記第三送信手段は、前記データ決定手段にて決定された前記個別データを前記テレビ会議装置に対して送信することを特徴とする。
また、請求項4に係る発明のテレビ会議制御方法は、端末装置の表示部の表示領域に表示される表示データを、ネットワークを介して共有し、前記端末装置において撮像された画像データ、又は前記画像データとは異なるデータである編集データを、個別データとして表示するための領域である個別領域を前記表示領域に備えた前記端末装置の間で実施されるテレビ会議を制御するテレビ会議制御方法であって、前記端末装置から送信された前記個別データを受信する第一受信ステップと、前記表示データの前記表示領域において、前記第一受信ステップにて受信した前記個別データを、前記個別データを送信した前記端末装置に対応した前記個別領域に表示可能なデータとして作成し、新たな前記表示データを作成する第一表示データ作成ステップと、前記表示領域でのマウスカーソルの位置を特定する情報である位置情報を前記端末装置から受信する第二受信ステップと、前記第一表示データ作成ステップにて作成された前記表示データに対して、前記第二受信ステップにて受信した前記位置情報で特定される位置に、マウスカーソルの画像データを合成して、新たな前記表示データを作成する第二表示データ作成ステップと、前記第二表示データ作成ステップにて作成された前記表示データを、前記テレビ会議に接続している前記端末装置に送信する第一送信ステップと、前記第二受信ステップにて受信した前記位置情報の内で、当該位置情報で特定される位置が、他の前記端末装置に対応した前記個別領域内にある前記位置情報を検出する検出ステップと、前記検出ステップにて検出された前記位置情報を送信した前記端末装置の内で、検出された前記位置情報で特定される位置が含まれる前記個別領域に対応する前記端末装置の前記編集データを編集可能であるものが少なくとも1つ存在するか否かを、前記端末装置を識別する識別情報毎に、他の前記端末装置の前記識別情報と、他の前記端末装置の前記個別領域に表示された前記編集データを編集することが可能か否かを示す情報である編集権限情報とを対応づけて記憶した編集権限情報記憶手段に記憶された前記編集権限情報に基づいて判断する第一判断ステップと、前記第一判断ステップにて、前記位置情報を送信した前記端末装置の内で、前記個別領域に対応した前記端末装置の前記編集データを編集可能であるものが少なくとも1つ存在すると判断された場合、前記個別領域に対応する前記端末装置に対して、前記編集データに切り替える旨を示す情報を切替情報として送信し、前記第一判断ステップにて、前記位置情報を送信した前記端末装置の内で、前記個別領域に対応した前記端末装置の前記編集データを編集可能であるものが存在しないと判断された場合、前記個別領域に対応する前記端末装置に対して、前記画像データに切り替える旨を示す情報を前記切替情報として送信する第二送信ステップとを有している。
また、請求項5に係る発明のテレビ会議装置のプログラムは、請求項1又は2に記載のテレビ会議装置の各種処理手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする。
請求項1に係るテレビ会議装置では、各端末装置からマウスカーソルの位置情報を受信し、各端末装置に対応した個別領域内に存在する位置情報が検出される。そして、検出された位置情報で特定される位置が含まれる個別領域に対応する端末装置の編集データを編集可能であるものが少なくとも1つ存在するか否かを、編集権限情報記憶手段に記憶された編集権限情報に基づいて判断される。編集データが編集可能であると判断された場合、編集可能である個別領域に対応する端末装置に対して、編集データに切り替える旨を示す情報を切替情報として送信する。これにより、他の個別領域に対応した端末装置の編集データを編集したい場合、編集権限を持つ使用者はマウスカーソルを、編集したい編集データに対応する個別領域内に移動すればよい。その結果、使用者は他の端末装置で表示されている編集データに容易に切り替えることができる。
請求項2に係るテレビ会議装置では、請求項1に記載の発明の効果に加え、マウスカーソルの位置が他の個別領域内にあり、その個別領域に対応した端末装置の編集データの編集権限がある場合のみ、マウスカーソルの画像データを合成して表示する第二表示データ作成手段を備えている。これにより、編集権限を持たない端末装置のマウスカーソルは、個別領域内に表示されなくなる。その結果、個別領域内で編集権限のないマウスカーソルが多数表示されることがなくなり、表示画面が見やすくなる。
請求項3に係るテレビ会議システムでは、請求項1に記載のテレビ会議装置、及び端末装置から構成されたシステムである。そして、端末装置は切替情報をテレビ会議装置から受信し、切替情報に基づいて、画像データ、又は編集データを送信する個別データとして決定し、テレビ会議装置に送信する。また、テレビ会議装置から送信される表示データを受信し、表示部に表示する。これにより、受信した切替情報に基づいて個別データが決定されるため、テレビ会議装置に送信する個別データを端末装置側で変更する必要がなくなる。その結果、使用者は他の端末装置で表示されている編集データに容易に切り替えることができる。
請求項4に係るテレビ会議制御方法では、端末装置からマウスカーソルの位置情報を受信し、位置情報で特定される位置が、他の端末装置に対応した個別領域内に存在する位置情報が検出される。そして、検出された位置情報で特定される位置が含まれる個別領域に対応する端末装置の編集データを編集可能であるものが少なくとも1つ存在するか否かを、編集権限情報記憶手段に記憶された編集権限情報に基づいて判断される。編集データが編集可能であると判断された場合、編集可能である個別領域に対応する端末装置に対して、編集データに切り替える旨を示す情報を切替情報として送信する。これにより、他の個別領域に対応した端末装置の編集データを編集したい場合、編集権限を持つ使用者はマウスカーソルを、編集したい編集データに対応する個別領域内に移動すればよい。その結果、使用者は他の端末装置で表示されている編集データに容易に切り替えることができる。
請求項5に係るテレビ会議装置のプログラムでは、請求項1又は2に記載のテレビ会議装置の各種処理手段としてコンピュータを機能させる。従って、テレビ会議装置のプログラムをコンピュータに実行させることにより、請求項1又は2に記載の発明の効果を奏することができる。
テレビ会議システム1の接続形態の一例を示す図である。 テレビ会議装置100の電気的構成を示すブロック図である。 テレビ会議装置100のHDD104の記憶エリアの構成を示す模式図である。 編集権限テーブル1100の構成を示す模式図である。 端末装置200の電気的構成を示すブロック図である。 端末装置200のモニタ270に表示されるテレビ会議画面271の一具体例を示す図である。 テレビ会議装置100で実行されるメイン処理のフローチャートである。 端末装置200で実行されるメイン処理のフローチャートである。
以下、本発明の一実施の形態であるテレビ会議システム1について、図面を参照して説明をする。まず、図1を参照してテレビ会議システム1の概要について説明する。
図1に示すように、複数の端末装置200は、ネットワーク2を介してテレビ会議装置100に接続され、端末装置200間で画像、音声の送受信を行うことで、テレビ会議を実施することができる。図1では、端末装置200は4つ図示しているが、実際には、ネットワーク2を介してテレビ会議が実施できればよく、2つ以上であればよい。端末装置200は、例えばある企業の同一サイト内に複数存在してもよいし、異なる事業所内や、異なる地域や国に点在して存在していてもよい。
テレビ会議装置100は、例えば、周知のパーソナルコンピュータ等の汎用型の装置であり、複数の端末装置200から送信された、画像、音声、データ等を中継することにより、端末装置200の間でのテレビ会議を実現する装置である。テレビ会議装置100は、各端末装置200から送信される個別のデータ(以下、「個別データ」という)を合成することで、テレビ会議で共有する表示用のデータ(以下、「表示データ」という)を作成する。そして、テレビ会議に接続している複数の端末装置200に対して、音声、及び表示データを送信する機能を有している。
端末装置200は、例えば、周知のパーソナルコンピュータであり、汎用型の装置である。なお、この端末装置200には、テレビ会議で使用するための画像を外部から入力するためのカメラ250(図5参照)、テレビ会議の参加者の音声を外部から入力するためのマイク240(図5参照)が設けられている。また、テレビ会議装置100から受信した画像を外部に出力するためのモニタ270(図5参照)、音声を外部に出力するためのスピーカ260(図5参照)が設けられている。
次に、図2のブロック図を参照して、テレビ会議装置100の電気的構成について説明する。図2に示すように、テレビ会議装置100は、テレビ会議装置100の制御を司るCPU101を備えている。そして、このCPU101には、ROM102、RAM103、ハードディスクドライブ(HDD)104、カウンタ105、表示制御部106、入力制御部107、計時装置108、及び通信制御部109がバス111を介して接続されている。
ROM102には、CPU101が実行するBIOSを起動するプログラムや設定値が記憶されている。RAM103には、各種のデータが一時的に記憶される。HDD104には、テレビ会議装置100で実行される各種のプログラム等が記憶される。カウンタ105は、タイマとして機能し、時間を計測する。
表示制御部106は、操作画面を表示するためのモニタ120に接続され、このモニタ120の表示を制御する。また、入力制御部107は、ユーザが操作の入力を行うためのキーボード130やマウス140に接続され、これらの入力の制御を行う。計時装置108では、時間が計時される。通信制御部109は、ネットワーク2に接続し、端末装置200との間でデータの送受信の制御を行う。
ここで、図3を参照して、HDD104の詳細について説明する。図3に示すように、HDD104は、編集権限テーブル記憶エリア1101、プログラム記憶エリア1102、およびプログラム関係情報記憶エリア1103を含む複数の記憶エリアを備えている。
編集権限テーブル記憶エリア1101には、編集権限テーブル1100(図4参照)が記憶されている。この編集権限テーブル1100の詳細については、後述する。プログラム記憶エリア1102には、各種処理をテレビ会議装置100に実行させるための各種プログラムが記憶されている。なお、これらのプログラムは、例えばCD−ROMに記憶されたものがCD−ROMドライブ(図示外)を介してインストールされ、プログラム記憶エリア1102に記憶される。または、ネットワーク2を介してダウンロードされたプログラムが、プログラム記憶エリア1102に記憶されてもよい。プログラム関係情報記憶エリア1103には、プログラムの実行に必要な設定や初期値、データ等の情報が記憶される。
次に、図4を参照して、編集権限テーブル1100の詳細について説明する。編集権限テーブル1100は、端末装置200のモニタ270に表示されるテレビ会議画面271(図6参照)において、テレビ会議に接続している各端末装置200に対応した領域(以下、「個別領域」という)に表示されるドキュメント等の編集可能なデータ(以下、「編集データ」という)を、編集できる権限があるか否かを示す情報が記憶されたテーブルである。
図4に示すように、編集権限テーブル1100は、端末装置200を識別する情報(以下、「端末ID」という)毎に、各端末装置200の個別領域272(図6参照)に表示される編集データが編集可能であるか否かを示している。他の端末装置200の個別領域272に表示される編集データが編集可能であれば、値「1」が記憶される。また、編集不可能であれば、値「0」が記憶されている。ここで、図4において、「○」印が値「1」であることを示し、「×」印が値「0」であることを示しているものとする。
ここで、例えば、図4において、端末IDが「端末A」である端末装置200に関しては、テレビ会議に接続する他の全ての端末装置200に対応する個別領域272に表示される編集データが編集可能であることを示している。また、端末IDが「端末B」である端末装置200に関しては、自身の個別領域272に表示される編集データ、及び端末IDが「端末D」で特定される端末装置200の個別領域272に表示される編集データが編集可能であることを示している。また、端末IDが「端末C」である端末装置200に関しては、自身の個別領域272に表示される編集データ、及び端末IDが「端末D」で特定される端末装置200の個別領域272に表示される編集データが編集可能であることを示している。また、端末IDが「端末D」である端末装置200に関しては、自身の個別領域272に表示される編集データのみが編集可能であることを示している。
次に、図5のブロック図を参照して、端末装置200の電気的構成について説明する。図5は、端末装置200の電気的構成を示すブロック図である。図5に示すように、端末装置200は、端末装置200の制御を司るCPU201を備えている。そして、このCPU201には、ROM202、RAM203、ハードディスクドライブ(HDD)204、カウンタ205、計時装置206、入出力制御部207、及び通信制御部208が、バス211を介して接続されている。
ROM202には、CPU201が実行するBIOSを起動させるプログラムや設定値が記憶されている。RAM203には、各種のデータが一時的に記憶される。HDD204には、端末装置200で実行される各種のプログラム等が記憶される。カウンタ205は、タイマとして機能し、時間を計測する。計時装置206では、時間が計時される。
入出力制御部207には、ユーザが操作の入力を行うためのキーボード220、マウス230、テレビ会議で使用するための音声のデータをユーザから取得するマイク240、及びテレビ会議で使用するための画像のデータをユーザから取得するカメラ250が接続されている。また、入出力制御部207には、テレビ会議が実行時に、テレビ会議装置100から送信された音声データを出力するスピーカ260、及びテレビ会議装置100から送信された表示データを表示するモニタ270が接続されている。通信制御部208は、ネットワーク2を介してテレビ会議装置100等の外部機器との間でのデータの送受信を制御する。
次に、図6を参照して、端末装置200のモニタ270で表示されるテレビ会議画面271について説明する。
テレビ会議が実施されると各端末装置200のモニタ270には、図6に示すように、テレビ会議画面271が表示される。このテレビ会議画面271には、テレビ会議に接続している各端末装置200からテレビ会議装置100に対して送信された個別データを表示する個別領域272が、端末装置200毎に設けられている。ここで、個別データとしては、端末装置200のカメラ250で撮影された画像データ、又は端末装置200でテレビ会議用にテレビ会議画面271に表示されるドキュメント等の編集データである。また、この編集データはテレビ会議画面271とは別に、モニタ270に表示されていてもよい。
また、テレビ会議画面271上には、テレビ会議に接続している各端末装置200のマウス230のカーソル画像275が表示される。このカーソル画像275は、各端末装置200から送信されたカーソルの位置の情報(以下、「カーソル位置情報」という)に基づいた位置に表示される。本実施の形態では、一例として、カーソル画像275は「矢印」のマークとして表示される。ただし、カーソルの位置が把握できればよく、他の表示形態であっても問題はない。
次いで、図7を参照して、テレビ会議装置100で実行されるメイン処理について説明する。ここで、図7のメイン処理は、テレビ会議装置100の電源がONになった際に、実行される。なお、テレビ会議装置100の電源がOFFになった際には、図7のメイン処理は自動的に終了するものとする。また、テレビ会議装置100で実行される他の処理は、他のプロセスで実行されているものとし、その詳細については省略する。
図7のメイン処理が実行されると、テレビ会議装置100に接続している各端末装置200から、各端末装置200に対応した個別領域272に表示するための個別データを受信する(S11)。この個別データは、カメラ250で撮影された画像データ、又は端末装置200で表示されている編集データに対応した画像である。そして、各端末装置200から個別データを受信すると、受信した個別データが、テレビ会議画面271に表示される表示データに対して、個別データを送信した端末装置200に対応する個別領域272に合成される(S12)。
次いで、各端末装置200から、各端末装置200を操作するマウスカーソルのカーソル位置情報を受信する(S13)。ここで、カーソル位置情報として、本実施の形態では、マウスカーソルの位置の座標とする。図6において、テレビ会議画面271の紙面左上の角が、座標の原点となり、右方向がX軸の正の方向、下方向がY軸の負の方向とする。
そして、マウスカーソルが、各個別領域272と重なるか否かが判断される(S14)。つまり、マウスカーソルのカーソル位置情報で特定される位置が、テレビ会議画面271の個別領域272内にあるか否かが判断される。マウスカーソルが、テレビ会議画面271の個別領域272と重なると判断された場合(S14:YES)、すなわち、カーソル位置情報で特定される位置が、テレビ会議画面271の個別領域272内にあると判断された場合、重なった個別領域272の編集権限が、カーソル位置情報を送信した端末装置200にあるか否かが判断される(S15)。この判断処理は、HDD104の編集権限テーブル記憶エリア1101に記憶された編集権限テーブル1100に基づいて行われる。
ここで、例えば、図4に示す編集権限テーブル1100であれば、カーソル位置情報を送信した端末装置200の端末IDが「端末B」であり、カーソル位置情報で特定される位置が「端末D」で特定される端末装置200の個別領域272の内部にある場合、「端末D」で特定される端末装置200の個別領域272の編集権限があると判断される。
カーソル位置情報で特定される位置に重なった個別領域272の編集権限が、カーソル位置情報を送信した端末装置200にあると判断された場合(S15:YES)、カーソル画像275の画像データが、表示データに対して合成される(S16)。ここで、カーソル画像275の画像データは、カーソル位置情報で特定される位置に合成される。そして、受信した全てのカーソル位置情報に対して判定したか否かが判断される(S17)。
また、カーソル位置情報で特定される位置に重なった個別領域272の編集権限が、カーソル位置情報を送信した端末装置200にないと判断された場合(S15:NO)、S16が行われず、処理がS17へ移行する。
受信した全てのカーソル位置情報に対して判定していないと判断された場合(S17:NO)、S14へ移行し、処理を実行していないカーソル位置情報に対してS14の判断処理が行われる。
受信した全てのカーソル位置情報に対して判定したと判断された場合(S17:YES)、表示データが、テレビ会議に接続している全ての端末装置200に対して送信される(S18)。
次いで、テレビ会議画面271に表示されている個別領域272内に、個別領域272に表示される個別データを、編集可能な端末装置200のカーソルが、少なくとも1つ存在するか否かが判断される(S19)。この判断処理は、HDD104の編集権限テーブル記憶エリア1101に記憶された編集権限テーブル1100に基づいて行われる。例えば、図4の編集権限テーブル1100であれば、端末IDが「端末B」で特定される端末装置200の個別領域272においては、端末IDが「端末A」、又は端末IDが「端末B」で特定される端末装置200のカーソルが存在するか否かが判断される。
テレビ会議画面271に表示されている個別領域272内に、個別領域272に表示される個別データを編集可能な端末装置200のカーソルが、少なくとも1つ存在すると判断された場合(S19:YES)、該当する個別領域272に対応した端末装置200に対して、編集データに切り替える旨の情報である切替情報が送信される(S20)。そして、テレビ会議画面271に設けられている全ての個別領域272に対して、S19の判断処理が行われたか否かが判断される(S22)。
また、テレビ会議画面271に表示されている個別領域272内に、個別領域272に表示されるデータを編集可能な端末装置200のカーソルが、存在しないと判断された場合(S19:NO)、該当する個別領域272に対応した端末装置200に対して、カメラ250で撮影された画像データに切り替える旨の情報である切替情報が送信される(S21)。そして、処理がS22へ移行する。
テレビ会議画面271に設けられている全ての個別領域272に対して、S19の判断処理が行われていないと判断された場合(S22:NO)、S19へ移行し、S19の判断処理が行われていない個別領域272に対してS19の処理が行われる。ここで、本実施の形態では、端末IDが「端末A」〜「端末D」の順にS19の判断処理が行われるものとする。
テレビ会議画面271に設けられている全ての個別領域272に対して、S19の判断処理が行われたと判断された場合(S22:YES)、テレビ会議処理が終了したか否かの判断処理が行われる(S23)。この判断処理は、テレビ会議装置100に接続している全ての端末装置200から終了通知を受信したか否かで判断される。この終了通知は、端末装置200に設けられている終了ボタン(図示外)が押されることにより、端末装置200から送信される信号である。
テレビ会議が終了したと判断された場合(S23:YES)、すなわち、テレビ会議装置100に接続している全ての端末装置200で終了ボタンが押され、終了通知を全ての端末装置200から受信したと判断された場合、メイン処理は終了する。
また、テレビ会議が終了していないと判断された場合(S23:NO)、すなわち、テレビ会議装置100に接続している全ての端末装置200で終了ボタンが押されなかった場合、処理がS11へ移行する。
次に、図8を参照して、端末装置200で実行されるメイン処理について説明する。ここで、図8のメイン処理は、端末装置200の電源がONになった際に、実行される。なお、端末装置200の電源がOFFになった際には、図8のメイン処理は自動的に終了するものとする。また、端末装置200で実行される他の処理は、他のプロセスで実行されているものとし、その詳細については省略する。
図8のメイン処理が実行されると、表示データをテレビ会議装置100から受信したか否かが判断される(S31)。なお、この表示データは、テレビ会議装置100のメイン処理で送信される(図7:S18参照)。
表示データをテレビ会議装置100から受信したと判断された場合(S31:YES)、受信した表示データがモニタ270のテレビ会議画面271に表示される(S33)。そして、再度、処理がS31へ移行する。
表示データをテレビ会議装置100から受信していないと判断された場合(S31:NO)、切替情報を受信したか否かが判断される(S32)。なお、この切替情報は、テレビ会議装置100のメイン処理で送信される(図7:S20、S21参照)。
テレビ会議装置100から切替情報を受信したと判断された場合(S32:YES)、受信した切替情報が、RAM203の切替情報記憶エリア(図示外)に切替情報フラグとして記憶される。切替情報が編集データに切り替える旨の情報である場合、切替情報フラグの値は「1」として記憶される。また、切替情報が画像データに切り替える旨の情報である場合、切替情報フラグの値は「0」として記憶される。なお、切替情報フラグは、端末装置200の電源がONになった際に、「0」として初期化されるものとし、初期状態では、画像データが各端末装置200対応する個別領域272に表示されているものとする。
次いで、RAM203の切替情報記憶エリア(図示外)に記憶された切替情報フラグに基づいて、テレビ会議装置100に送信する個別データが決定される(S35)。切替情報フラグの値が「0」である場合、端末装置200のカメラ250で撮影された画像データが個別データとして決定される。また、切替情報フラグの値が「1」である場合、端末装置200で表示されている編集データがテレビ会議装置100に送信する個別データとして決定される。
次いで、S35で決定された個別データがテレビ会議装置100に対して送信される(S36)。なお、送信された個別データは、テレビ会議装置100のメイン処理で受信される(図7:S11参照)。
ついで、端末装置200のマウスカーソルのカーソル位置情報がテレビ会議装置100に対して送信され(S37)、処理がS31へ移行する。なお、送信されたカーソル位置情報は、テレビ会議装置100のメイン処理で受信される(図7:S13参照)。
また、テレビ会議装置100から切替情報を受信していないと判断された場合(S32:NO)、処理がS35へ移行する。つまり、前回設定された切替情報に基づいて、個別データが決定され、送信される。メイン処理が起動してから、切替情報を受信せず、一度も切替情報が変更されていない場合、カメラ250で撮影された画像データが送信されることになる。
以上説明したように、テレビ会議装置100は、各端末装置200からマウスカーソルの位置情報を受信し、各端末装置200に対応した個別領域272内に存在する位置情報が検出される。そして、検出された位置情報で特定される位置が含まれる個別領域272に対応する端末装置200の編集データを編集可能であるものが少なくとも1つ存在するか否かを、編集権限テーブル記憶エリア1101に記憶された編集権限テーブル1100に基づいて判断される。編集データが編集可能であると判断された場合、編集可能である個別領域272に対応する端末装置200に対して、編集データに切り替える旨を示す情報を切替情報として送信する。これにより、他の個別領域272に対応した端末装置200の編集データを編集したい場合、編集権限を持つ使用者はマウスカーソルを、編集したい編集データに対応する個別領域272内に移動すればよい。その結果、使用者は他の端末装置200で表示されている編集データに容易に切り替えることができる。
また、マウスカーソルの位置が他の個別領域272内にあり、その個別領域272に対応した端末装置200の編集データの編集権限がある場合のみ、マウスカーソルのカーソル画像が合成されて表示される。これにより、編集権限を持たない端末装置200のマウスカーソルは、個別領域272内に表示されなくなる。その結果、個別領域272内で編集権限のないマウスカーソルが多数表示されることがなくなり、テレビ会議画面271が見やすくなる。
ここで、モニタ270が「表示部」に相当し、テレビ会議画面271が「表示領域」に相当する。カーソル位置情報が「位置情報」に相当し、編集権限テーブル記憶エリア1101が「編集権限情報記憶手段」に相当し、端末IDが「識別情報」に相当する。
また、図7のS11を実行するCPU101が「第一受信手段」に相当し、図7のS12を実行するCPU101が「第一データ作成手段」に相当する。図7のS13を実行するCPU101が「第二受信手段」に相当し、図7のS16を実行するCPU101が「第二表示データ手段」に相当する。図7のS18を実行するCPU101が「第一送信手段」に相当し、図7のS19を実行するCPU101が「検出手段」、「第一判断手段」に相当し、図7のS20、S21を実行するCPU101が「第二送信手段」に相当する。
図7のS14を実行するCPU101が「第二判断手段」に相当し、図7のS15を実行するCPU101が「第三判断手段」に相当する。
図8のS36を実行するCPU101が「第三送信手段」に相当し、図8のS37を実行するCPU101が「第四送信手段」に相当する。図8のS31:YESを実行するCPU101が「第三受信手段」に相当し、図8のS33を実行するCPU101が「表示制御手段」に相当する。図8のS32:YESを実行するCPU101が「第四受信手段」に相当し、図8のS35を実行するCPU101が「データ決定手段」に相当する。

上述した実施の形態では、テレビ会議装置100がテレビ会議装置100に接続されている各端末装置200から個別データを受信して表示データを作成する。そして、テレビ会議装置100に接続されている各端末装置200に対して、表示データを送信するが、これに限定しない。たとえば、多地点接続装置(Multipoint Control Unit)をネットワーク2に設けて多地点接続装置が、表示データを作成するようにしてもよい。
1 テレビ会議システム
2 ネットワーク
100 テレビ会議装置
101,201 CPU
103,203 RAM
104,204 HDD
109,208 通信制御部
200 端末装置
230 マウス
250 カメラ
270 モニタ
271 テレビ会議画面
272 個別領域
275 カーソル画像
1101 編集権限テーブル記憶エリア
1100 編集権限テーブル

Claims (5)

  1. 端末装置の表示部の表示領域に表示される表示データを、ネットワークを介して共有し、前記端末装置において撮像された画像データ、又は前記画像データとは異なるデータである編集データを、個別データとして表示するための領域である個別領域を前記表示領域に備えた前記端末装置の間で実施されるテレビ会議を制御するテレビ会議装置であって、
    前記端末装置から送信された前記個別データを受信する第一受信手段と、
    前記表示データの前記表示領域において、前記第一受信手段にて受信した前記個別データを、前記個別データを送信した前記端末装置に対応した前記個別領域に表示可能なデータとして作成し、新たな前記表示データを作成する第一表示データ作成手段と、
    前記表示領域でのマウスカーソルの位置を特定する情報である位置情報を前記端末装置から受信する第二受信手段と、
    前記第一表示データ作成手段にて作成された前記表示データに対して、前記第二受信手段にて受信した前記位置情報で特定される位置に、マウスカーソルの画像データを合成して、新たな前記表示データを作成する第二表示データ作成手段と、
    前記第二表示データ作成手段にて作成された前記表示データを、前記テレビ会議に接続している前記端末装置に送信する第一送信手段と、
    前記端末装置を識別する識別情報毎に、他の前記端末装置の前記識別情報と、他の前記端末装置の前記個別領域に表示された前記編集データを編集することが可能か否かを示す情報である編集権限情報とを対応づけて記憶した編集権限情報記憶手段と、
    前記第二受信手段にて受信した前記位置情報の内で、当該位置情報で特定される位置が、他の前記端末装置に対応した前記個別領域内にある前記位置情報を検出する検出手段と、
    前記検出手段にて検出された前記位置情報を送信した前記端末装置の内で、検出された前記位置情報で特定される位置が含まれる前記個別領域に対応する前記端末装置の前記編集データを編集可能であるものが少なくとも1つ存在するか否かを、前記編集権限情報記憶手段に記憶された前記編集権限情報に基づいて判断する第一判断手段と、
    前記第一判断手段にて、前記位置情報を送信した前記端末装置の内で、前記個別領域に対応した前記端末装置の前記編集データを編集可能であるものが少なくとも1つ存在すると判断された場合、前記個別領域に対応する前記端末装置に対して、前記編集データに切り替える旨を示す情報を切替情報として送信し、前記第一判断手段にて、前記位置情報を送信した前記端末装置の内で、前記個別領域に対応した前記端末装置の前記編集データを編集可能であるものが存在しないと判断された場合、前記個別領域に対応する前記端末装置に対して、前記画像データに切り替える旨を示す情報を前記切替情報として送信する第二送信手段とを備えたことを特徴とするテレビ会議装置。
  2. 前記第二受信手段にて受信した前記位置情報で特定される位置が、他の前記端末装置に対応した前記個別領域内にあるか否かを判断する第二判断手段と、
    前記第二判断手段にて前記位置情報で特定される位置が、他の前記端末装置に対応した前記個別領域内にあると判断された場合、前記位置情報を送信した前記端末装置で、当該個別領域に対応した前記端末装置の前記編集データを編集可能であるか否かを、前記編集権限情報記憶手段に記憶された前記編集権限情報に基づいて判断する第三判断手段とを備え、
    前記第二表示データ作成手段は、前記第二判断手段にて前記位置情報で特定される位置が、他の前記端末装置の前記個別領域内にないと判断された場合、又は前記第三判断手段にて前記位置情報を送信した前記端末装置で、前記個別領域に対応した前記端末装置の前記編集データを編集可能であると判断された場合、前記第一表示データ作成手段にて作成された前記表示データに対して、前記第二受信手段にて受信した前記位置情報で特定される位置に、マウスカーソルの画像データを合成して、新たな前記表示データを作成することを特徴とする請求項1に記載のテレビ会議装置。
  3. 請求項1に記載のテレビ会議装置と、当該テレビ会議装置とネットワークを介して接続される前記端末装置とで構成されたテレビ会議システムであって、
    前記端末装置は、
    前記個別データを前記テレビ会議装置に対して送信する第三送信手段と、
    前記位置情報を前記テレビ会議装置に対して送信する第四送信手段と、
    前記テレビ会議装置の前記第一送信手段にて送信された前記表示データを受信する第三受信手段と、
    前記第三受信手段にて受信した前記表示データを前記表示部に表示する表示制御手段と、
    前記テレビ会議装置の第二送信手段にて送信された前記切替情報を受信する第四受信手段と、
    前記第四受信手段にて受信した前記切替情報に基づいて、前記画像データ、又は前記編集データを前記テレビ会議装置に送信する前記個別データとして決定するデータ決定手段とを備え、
    前記第三送信手段は、前記データ決定手段にて決定された前記個別データを前記テレビ会議装置に対して送信することを特徴とするテレビ会議システム。
  4. 端末装置の表示部の表示領域に表示される表示データを、ネットワークを介して共有し、前記端末装置において撮像された画像データ、又は前記画像データとは異なるデータである編集データを、個別データとして表示するための領域である個別領域を前記表示領域に備えた前記端末装置の間で実施されるテレビ会議を制御するテレビ会議制御方法であって、
    前記端末装置から送信された前記個別データを受信する第一受信ステップと、
    前記表示データの前記表示領域において、前記第一受信ステップにて受信した前記個別データを、前記個別データを送信した前記端末装置に対応した前記個別領域に表示可能なデータとして作成し、新たな前記表示データを作成する第一表示データ作成ステップと、
    前記表示領域でのマウスカーソルの位置を特定する情報である位置情報を前記端末装置から受信する第二受信ステップと、
    前記第一表示データ作成ステップにて作成された前記表示データに対して、前記第二受信ステップにて受信した前記位置情報で特定される位置に、マウスカーソルの画像データを合成して、新たな前記表示データを作成する第二表示データ作成ステップと、
    前記第二表示データ作成ステップにて作成された前記表示データを、前記テレビ会議に接続している前記端末装置に送信する第一送信ステップと
    記第二受信ステップにて受信した前記位置情報の内で、当該位置情報で特定される位置が、他の前記端末装置に対応した前記個別領域内にある前記位置情報を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップにて検出された前記位置情報を送信した前記端末装置の内で、検出された前記位置情報で特定される位置が含まれる前記個別領域に対応する前記端末装置の前記編集データを編集可能であるものが少なくとも1つ存在するか否かを、前記端末装置を識別する識別情報毎に、他の前記端末装置の前記識別情報と、他の前記端末装置の前記個別領域に表示された前記編集データを編集することが可能か否かを示す情報である編集権限情報とを対応づけて記憶した編集権限情報記憶手段に記憶された前記編集権限情報に基づいて判断する第一判断ステップと、
    前記第一判断ステップにて、前記位置情報を送信した前記端末装置の内で、前記個別領域に対応した前記端末装置の前記編集データを編集可能であるものが少なくとも1つ存在すると判断された場合、前記個別領域に対応する前記端末装置に対して、前記編集データに切り替える旨を示す情報を切替情報として送信し、前記第一判断ステップにて、前記位置情報を送信した前記端末装置の内で、前記個別領域に対応した前記端末装置の前記編集データを編集可能であるものが存在しないと判断された場合、前記個別領域に対応する前記端末装置に対して、前記画像データに切り替える旨を示す情報を前記切替情報として送信する第二送信ステップとを有することを特徴とするテレビ会議制御方法。
  5. 請求項1又は2に記載のテレビ会議装置の各種処理手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするテレビ会議装置のプログラム。
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