JP5281163B2 - 半導体装置およびメモリモジュール - Google Patents

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Description

本発明は半導体装置に関し、特に記憶情報に対応して抵抗値に差ができる素子から成るメモリセルを含む記憶装置に関して有効な技術に関する。
現在、プログラムやデータを不揮発に保持するメモリとして、NAND型フラッシュメモリとNOR型フラッシュメモリがある。
大容量、高速データ転送を特徴とするNAND型フラッシュメモリでは、ビット線とメモリセルとを接続する領域の面積を低減して、メモリセル占有率を向上していたために、読書き動作時間(1回のアクセスに対するそのアクセスの終了時間)が長い。すなわち、メモリセルを直列接続した所謂NANDストリングが基本構成となっているので、読書き電流経路におけるRC遅延(ここで、Rは主にNANDストリングやグローバルビット線の配線抵抗、Cは寄生容量を示す)が大きい。また、読書き動作よりも広い範囲を一括して消去する、所謂ブロック消去動作が必要であるのに加えて、数キロ・バイトの情報を長時間かけて書込むような動作方式を採用しているので、情報量の小さなデータを短時間で書込むことができない。その一方で、一つのワード線に接続されるメモリセルが多く、並列に読み書きすることができるメモリセル数が多い。従って、外部からの書込みデータを一旦バッファする構成となっている。このような構成のため、外部から書込みデータを入力する際には、2キロ・バイトのデータが連続して入力され、データ転送効率は高いと言える。
一方、入出力速度が速いNOR型フラッシュメモリでは、読書き時間を短縮するために、ビット線にメモリセルを並列接続すると共に、ビット線長を抑制している。このようなメモリアレイ構成により、読書き電流経路におけるRC遅延(ここで、Rは主にビット線の配線抵抗、Cは主にビット線に寄生する容量を示す)を低減している。この一方で、ビット線とメモリセルとを接続する領域の面積の合計が、NAND型フラッシュメモリと比べて大きいので、集積度が低い。このように従来のフラッシュメモリでは、NAND型は大容量データ転送を要求する用途に用いられ、NOR型は読書き時間が短い用途に応じて使用されている。従って1回のアクセスで扱うデータ量もNAND型では2キロ・バイト、NOR型では1〜2バイトとそれぞれのメモリの特徴に合せて固定されていた。
一方で、書込み単位が異なるフラッシュメモリに関し特許文献1が公開されている。同文献によるフラッシュメモリはプログラム格納用フラッシュメモリFLP_A(5)、FLP_AB(6)と、データ格納用フラッシュFLD9を有する。256バイトのプログラムを書込む場合には、プログラム格納用フラッシュメモリの連続的な空間に対して、FLP_A(5)とFLP_AB(6)の両方にアクセスする。一方で、128バイトのデータを書込む場合には、FLD9のみにアクセスする。
更には、次世代の不揮発性メモリとして、従来のNAND型やNOR型とは構造の異なる、カルコゲナイド材料からなる記録層とダイオードを用いた相変化メモリが提案されている。現在検討されている相変化メモリの記憶素子は、少なくともアンチモン(Sb)とテルル(Te)を含むGe−Sb−Te系、Ag−In−Sb−Te系などのカルコゲナイド材料(または、相変化材料)を記録層の材料として用いている。また、選択素子はダイオードを用いている。このように、カルコゲナイド材料とダイオードを用いた相変化メモリの特性は、例えば、非特許文献1のFig.2に記載されている。
日本国特許出願公開番号 特開2008−59053号公報
「アイ・イー・イー・イー、インターナショナル・ソリッド・ステート・サーキット・カンファレンス、ダイジェスト・オブ・テクニカル・ペーパーズ(IEEE International Solid−State Circuits Conference、 Digest of Technical Papers)」、(米国)、2007年、p.472−473 「アイ・ビー・エム、ジャーナル・オブ・リサーチ・アンド・ディベロプメント(IBM Journal of Research and Development)」、(米国)、2008年7月/9月、p.439−447
ここで、従来のメモリには二つの要求が存在する。第一の要求は、書換えデータ転送速度の高速化である。例えば次世代固体ストレージの性能を論じた非特許文献2によると、生物工学や構造工学、気象予報のように計算量の多いコンピューターシステムでは、書込みデータ転送速度の速いストレージが求められている。一方、第二の要求として、入出力速度の高速化、すなわち不特定番地への読書き動作時間の短縮がある。同文献によると、データ検索や暗号解析、画像応用、多言語解析のように大量のデータ解析に特化したコンピューターシステムでは、不特定番地への早く読書きできるストレージが求められている。しかしながら、上述したとおり、従来のフラッシュメモリでは、各々用途に応じて使い分けられていたので、両方の要求に合致するフラッシュメモリは提案されていなかった。また、現在は扱うデータ量が大きくなっており、大容量の不揮発メモリが望まれている。
しかし前述したとおり、第一と第二の要求である、データ転送速度の向上と読書き時間の短縮は、従来のNAND型大容量フラッシュメモリでは両立しにくい性能指標であり、同時に満足することが困難であった。その理由は、特定の性能を追及したアレイ構造としているためである。
また、特許文献1は、情報量の小さなデータを短時間で書込むために、プログラム格納フラッシュメモリとデータ格納フラッシュメモリとに分割し、プログラム格納フラッシュメモリへの書込みデータサイズを大きくすることも検討している。
しかしながら、その思想は書込み単位の異なる2つのメモリを1つのコントローラで制御することである。従ってメモリをデータの種類に応じて固定的に割り当てることで、異なる種類のデータはそのメモリに書込みや読み出しができなくなり、結果的にメモリ容量を有効に使えない問題が生じる。また、用途が限定されてしまうと、通信向け半導体チップや画像処理用半導体チップと同様に量産効果を得られ難いので、チップ単価の上昇を招く虞がある。よって、メモリ領域を区別することなく、情報量に応じた動作時間内に任意のデータを読み書きできることが望ましい。しかしながら上述の要求を実現する方式については、提案されていなかった。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。半導体装置において、複数のビット線と、前記複数のビット線と交差する複数のワード線と、前記複数のビット線と前記複数のワード線との所定の交点に配置された複数のメモリセルとを有するメモリプレーンと、前記メモリプレーンに対する書換えモードを示す動作設定コマンドと、前記複数のメモリセルに記憶されるデータと、前記データに対応するアドレスとが入力される入力バッファと、前記入力バッファに入力された前記アドレスに従って、前記メモリプレーンへの前記データの書込みを制御するメモリ領域制御回路と、前記入力バッファに入力された前記動作設定コマンドに従って、第1の書換えモード又は第2の書換えモードが設定されるページサイズレジスタと、を有し、前記メモリプレーンは、第1情報記憶領域と第2情報記憶領域とを含み、前記ページサイズレジスタが前記第1の書換えモードに設定された場合において前記動作設定コマンドが入力されたのち前記メモリプレーンへの書換え動作が終了し次の動作設定コマンドが入力されるまでの第1アクセスサイクル時間は、前記ページサイズレジスタが前記第2の書換えモードに設定された場合において前記動作設定コマンドが入力されたのち前記メモリプレーンへの書換え動作が終了し次の動作設定コマンドが入力されるまでの第2アクセスサイクル時間より短く、前記メモリ領域制御回路は、前記ページサイズレジスタが前記第1の書換えモードに設定され、前記入力バッファに前記第1情報記憶領域を示すアドレスが入力された場合には、前記第1情報記憶領域に前記データを書込み、前記ページサイズレジスタが前記第2の書換えモードに設定され、前記入力バッファに前記第1情報記憶領域を示すアドレスが入力された場合には、前記第1情報記憶領域及び前記第2情報記憶領域に前記データを書込むことを特徴とする。
また別の側面から見ると、次のとおりである。半導体装置において、複数の第1グローバルビット線と、前記複数の第1グローバルビット線のそれぞれに対し接続される複数の第1ビット線選択回路と、前記複数の第1ビット線選択回路のそれぞれに接続される複数の第1ビット線と、前記複数の第1ビット線と交差する複数の第1ワード線と、前記複数の第1ビット線と前記複数の第1ワード線の所望の交点に配置された複数の第1メモリセルとを有する第1メモリプレーンと、前記複数の第1グローバルビット線に接続される複数の第1書込み駆動回路と、前記第1メモリプレーンに対する書換えモードを示す書換えコマンドと、前記複数の第1メモリセルに記憶されるデータとが入力される入力バッファと、前記複数の第1書込み駆動回路に接続され、前記入力バッファに入力されたデータを一時保持する第1の小規模記憶情報レジスタ群及び第2の小規模記憶情報レジスタ群を含む第1の記憶情報レジスタ群と、前記書換えコマンドに従って、第1の書換えモード又は第2の書換えモードが設定されるページサイズレジスタとを具備し、前記ページサイズレジスタが前記第1の書換えモードに設定された場合に前記第1の記憶情報レジスタ群に保持されるデータ量は、前記ページサイズレジスタが前記第2の書換えモードに設定された場合に前記第1の記憶情報レジスタ群に保持されるデータ量より小さく、前記ページサイズレジスタが前記第1の書換えモードに設定された場合に、前記入力バッファに入力されたデータは、前記第1の小規模記憶情報レジスタ群に格納され、前記第1の小規模記憶情報レジスタ群から前記複数の第1書込み駆動回路に転送され、前記ページサイズレジスタが前記第2の書換えモードに設定された場合に、前記入力バッファに入力されたデータは、前記第1の小規模記憶情報レジスタ群及び前記第2の小規模記憶情報レジスタ群に格納され、前記第1の小規模記憶情報レジスタ群から前記複数の第1書込み駆動回路に転送された後、前記第2の小規模記憶情報レジスタ群から前記複数の第1書込み駆動回路に転送されることを特徴とする。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、使い勝手のよいメモリを実現することができる。
本発明の実施の形態1の半導体装置における相変化メモリの要部回路ブロックの構成の例を示す図である。 図1に記載の相変化メモリで用いられるコマンドの一覧を示す図である。 図1に記載の相変化メモリにおける上部メモリ領域の要部回路ブロックの構成の例を示す図である。 図3に記載の上部メモリ領域において要部回路ブロックを繋ぐ配線構成の例を示す図である。 図4に記載の上部メモリ領域おける要部回路ブロックの具体的な構成の例を示す図である。 図1に記載の相変化メモリの2キロ・バイト書換え動作の例を示す図である。 図6に記載の書換え動作における記憶情報の受信動作シーケンスの例を示す図である。 図6に記載の書換え動作においてメモリプレーンへの書換え動作シーケンスの例を示す図である。 図1に記載の相変化メモリの2キロ・バイト読出し動作の例を示す図である。 図9に記載の読出し動作においてメモリプレーンからの読出し動作シーケンスの例を示す図である。 図1に記載の相変化メモリの512バイト書換え動作の例を示す図である。 図11に記載の書換え動作における記憶情報の受信動作シーケンスの例を示す図である。 図11に記載の書換え動作においてメモリプレーンへの書換え動作シーケンスの例を示す図である。 図1に記載の相変化メモリの512バイト読出し動作の例を示す図である。 図14に記載の読出し動作においてメモリプレーンからの読出し動作シーケンスの例を示す図である。 本発明の実施の形態2の半導体装置における相変化メモリのブロック消去動作の例を示す図である。 本発明の実施の形態3の半導体装置における相変化メモリの要部回路ブロックの構成の例を示す図である。 本発明の実施の形態4の半導体装置における相変化メモリにおいてベリファイ読出し動作を適用した場合の書換え動作シーケンスの例を示す図である。 本発明の実施の形態5の半導体装置における相変化メモリモジュールの構成の例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、実施の形態の各機能ブロックを構成する回路素子は、特に制限されないが、公知のCMOS(相補型MOSトランジスタ)等の集積回路技術によって、単結晶シリコンのような半導体基板上に形成される。さらに、実施の形態の各メモリ・プレーンを構成するメモリセルは、例えば、カルコゲナイド材料の状態変化を利用して情報を記憶し、その情報による抵抗値差を検出して情報を弁別するメモリセルを用いた相変化メモリやReRAM(Resistive Random Access Memory)、MRAM(Magnetresistive Random Access Memory)のようにブロック消去動作を必要としないメモリ・セルである。
(実施の形態1)
本実施の形態は情報量に応じて、二つの書換え動作モードと二つの読出し動作モードを有する相変化メモリのチップ構成の例について説明する。以下では、一例として、第一の書換え動作モードは2キロ・バイト書換えモード、第二の書換え動作モードは512バイト書換えモードとする。同様に、第一の読出し動作モードは2キロ・バイト読出しモード、第二の読出し動作モードは512バイト読出しモードとする。なお、第一のモードで扱う記憶情報量は、第二のモードで扱う記憶情報量よりも大きい。以下では説明を容易にするために、第一のモードで扱う記憶情報量は、従来のNAND型フラッシュメモリの動作単位と同等の値である2キロ・バイトとする。第二のモードで扱う記憶情報量は、ハード・ディスク・ドライブ(Hard Disk Drive、HDD)においてセクタと呼ばれる情報量と同等の値である512バイトとする。
《チップ構成》
図1は、本実施の形態における相変化メモリPCMCPの要部回路ブロックの構成の例を示している。同図における相変化メモリPCMCPは大別すると、入出力バッファIOBFと二つのメモリ領域、周辺回路で構成される。入出力バッファIOBFは、相変化メモリ外部の入出力線EXIOと相変化メモリ内部の入出力線INIOとの間に配置され、記憶情報などの授受を双方に向かって行う。以下では、入出力線の本数を8本と仮定して説明を行う。一度に授受される記憶情報量は、8ビット(=1バイト)である。
メモリ領域は、上部メモリ領域UMARと下部メモリ領域LMARに分離されている。これら二つのメモリ領域は、メモリプレーンMP、センスラッチ及び書換え駆動回路群SWBK、記憶情報レジスタ群SDRBK、メモリ領域制御回路MARCTLで構成される。メモリプレーンMPは、一つのダイオードと一つの相変化材料を用いた抵抗素子とで構成された複数個のメモリセルが、行列状に配置された構成である。メモリプレーンMPに記憶される情報は、グローバルビット線群MGBLを介してセンスラッチ及び書換え駆動回路群SWBKから書込まれる。或いは、メモリプレーンMPに記憶される情報は、グローバルビット線群MGBLを介してセンスラッチ及び書換え駆動回路群SWBKに読み出される。同図のようにメモリ領域を二つに分離して、読書き動作に必要な回路群(詳細は後述する)を夫々に配置することにより、二つのメモリ領域を同時に並列させて動作可能なため、より多くのメモリセル数が一回の選択動作で読書き可能となる。
記憶情報レジスタ群SDRBKは、メモリプレーンMPで記憶する情報を一時記憶しつつ、パラレル−シリアル又はシリアル−パラレル変換する回路ブロックである。記憶情報レジスタ群SDRBKは、データ線群MDLを介してセンスラッチ及び書換え駆動回路群SWBKと接続される。また、記憶情報レジスタ群SDRBKは、相変化メモリ内部の入出力線INIOと介して入出力バッファIOBFと接続される。
センスラッチ及び書換え駆動回路群SWBKは、読出し動作においてメモリプレーンMPから読み出した微小信号を分別、増幅して、さらに一時記憶する機能を有する複数のセンスラッチを有する。また、書換え動作において、記憶情報レジスタ群SDRBKに一時記憶された情報に応じた書換えパルスを、選択されたメモリセルに印加する機能を有する複数の書換え駆動回路を有する。
メモリ領域制御回路MARCTLは、後述するチップ制御回路CPCTLから入力される内部アドレスINADD及び読書き制御信号RWSIGに応じて、メモリ領域内部の回路ブロックを制御するための三つの信号を発生する回路ブロックである。第一の信号は、メモリプレーンMP内のワード線を選択的に活性化するためのグローバルワード線群MGWLである。第二の信号は、センスラッチ及び書換え駆動回路群SWBKを選択的に活性化するための読書き起動信号群MRWESIGである。第三の信号は、記憶情報レジスタ群SDRBKを制御するための記憶情報レジスタ起動信号群MDRESIGである。
チップ制御回路CPCTLは、アドレス制御回路ADDCTL、コマンド・レジスタ及び制御論理回路CRCL、電圧発生回路VRGTとで構成される。アドレス制御回路ADDCTLは、アドレス・デコーダADEC、先頭アドレス・レジスタAREG、チップ内部のアドレス発生回路AGENを有する。アドレス・デコーダADECは、相変化メモリ内部の入出力線INIOから受信した先頭ロウ・アドレス信号及び先頭カラムアドレス信号を夫々デコードして、チップ内部の先頭アドレスSTADDを発生する。この先頭アドレスSTADDは、先頭アドレス・レジスタAREGに一時記憶される。相変化メモリ内部のアドレス発生回路AGENは先頭アドレスSTADDと後述する読書き制御信号RWSIGに応じて、相変化メモリ内部のアドレスINADDを発生する。内部アドレスINADDは、各メモリ領域と後述するコマンド・レジスタ及び制御論理回路CRCLに入力される。
コマンド・レジスタ及び制御論理回路CRCLは、相変化メモリ内部の入出力線INIOとの間でコマンド信号の授受を行うと共に、受信したコマンド信号を一時記憶する。また、受信したコマンド信号と前述の内部アドレスINADDに応じて、相変化メモリ内部を制御するための信号、すなわち読書き制御信号RWSIGを発生する。同図のコマンド・レジスタ及び制御論理回路CRCLは、図2に示すページ・サイズに応じたコマンド信号を受信して、ページ・サイズに応じた値をページサイズレジスタ(Page size resister)に一時記憶する。言い換えれば、図2に示すコマンドに従って、2キロ・バイト書き換えモードと512バイト書き換えモードをページサイズレジスタに設定する。制御論理回路CRCLは、この情報を用いて、ページ・サイズに応じた期間だけ活性化される読書き制御信号RWSIGを発生する。
動作の詳細は後述するが、本発明による相変化メモリでは図2に示すように、一つの動作を行うに当たって、二つのコマンド信号が入力される。但し、一つのコマンド信号だけを用いてもよい。図2によれば、2キロ・バイト書換えの場合、第一サイクルにてコマンド信号PGL1、第二サイクルにてコマンド信号PGL2が入力される。512バイト書換えの場合、第一サイクルにてコマンド信号PGS1、第二サイクルにてコマンド信号PGS2が入力される。2キロ・バイト読出しの場合、第一サイクルにてコマンド信号RDL1、第二サイクルにてコマンド信号RDL2が入力される。512バイト読出しの場合、第一サイクルにてコマンド信号RDS1、第二サイクルにてコマンド信号RDS2が入力される。なお、コマンド・レジスタに一時記憶された情報を読み出す代表例として、動作状態レジスタを読み出す際には、動作状態読出しコマンド信号RDSが入力される。
電圧発生回路VRGTは、相変化メモリ内部の入出力線INIOを介して受信する信号と読書き制御信号RWSIGとに応じて、相変化メモリ内部の電圧を制御する回路である。例えば、読出し動作の場合、選択されたメモリセルにおけるデータ破壊を防ぐために、システム電源(同図では省略)よりも低い読出し電圧を発生する。或いは、書換え動作の場合、選択されたメモリセルにおいて確実に相変化を起こすために、システム電源と同等か、それよりも高い書換え電圧を発生する。
《メモリ領域の構成》
次に、図3〜図5に従って、図1に示したメモリ領域の構成を詳細に説明する。図3は、上部メモリ領域UMARの回路ブロック構成を示している。同図の特徴は後述するように、メモリプレーンMPが(x+1)個の小規模メモリプレーンSMP0〜SMPxに論理的に分割された構成になっているのに応じて、センスラッチ及び書換え駆動回路群SWBKと記憶情報レジスタ群SDRBKも(x+1)個の回路ブロックに論理的に分割されている点にある。
センスラッチ及び書換え駆動回路群SWBKは、(x+1)個の小規模センスラッチ及び書換え駆動回路群SWM0〜SWMxで構成される。これらの小規模センスラッチ及び書換え駆動回路群SWM0〜SWMxは、対応する小規模メモリプレーンSMP0〜SMPxとの間で、記憶情報の読出し及び書換えを行う回路群である。これらの小規模センスラッチ及び書換え駆動回路群SWM0〜SWMxは、小規模グローバルビット線群MGBL0〜MGBLxを介して、小規模メモリプレーンSMP0〜SMPxに接続される。
記憶情報レジスタ群SDRBKは、(y+1)個の小規模記憶情報レジスタ群SDR0〜SDRyで構成される。これら小規模記憶情報レジスタ群SDR0〜SDRyの各々は、(x+1)個のzバイト・レジスタZBR0〜ZBRxで構成される。これらzバイト・レジスタZBR0〜ZBRxの各々は、対応する小規模メモリプレーンSMP0〜SMPxが記憶する情報を一時的に記憶する回路群である。小規模記憶情報レジスタ群SDR0〜SDRyの各々は、共通のデータ線群MDL0〜MDLxを介して、センスラッチ及び書換え駆動回路群SWBK0〜SWBKxに接続されている。より具体的には、各小規模記憶情報レジスタSDR0〜SDRyにおけるzバイト・レジスタZBR0〜ZBRxは、図4に示すように対応する小規模データ線群MDL0〜MDLxを介して小規模センスラッチ及び書換え駆動回路群SWM0〜SWMxに夫々接続されている。ここで、小規模データ線群MDL0〜MDLxは、図1に記載のデータ線群MDLの構成要素である。また、詳細は後述するが、図1に示した相変化メモリはメモリ領域UMAR、LMARの各々に記憶情報レジスタ群SDRBKを配置することにより、大容量の記憶情報を連続的に読書きすることができる。
図5は、上部メモリ領域UMARにおける各回路ブロックの構成を詳細に示している。小規模メモリプレーンSMP0〜SMPxの各々は、同図における小規模メモリプレーンSMP0に代表されるように、m行n列の行列状に配置されたメモリタイルMT00〜MTmnで構成される。これら(m+1)x(n+1)個のメモリタイルMT00〜MTmnは、(m+1)組の小規模グローバルワード線群MGWL0〜MGWLmと(n+1)組の小規模グローバルビット線MGBL0〜MGBLnとの交点に夫々配置される。ここで、(m+1)組の小規模グローバルワード線群MGWL0〜MGWLmは、グローバルワード線群MGWLの構成要素である。また、(n+1)組の小規模グローバルビット線群MGBL0〜MGBLnは、グローバルビット線群MGBLの構成要素である。
メモリタイルMT00〜MTmnの各々は、メモリタイルMT0nに代表されるように、(j+1)行(k+1)列の行列状に配置されたメモリ・セルMC00〜MCjkと、ビット線選択回路MUX、(j+1)個のワードドライバWD0〜WDjとで構成される。これら(j+1)x(k+1)個のメモリ・セルMC00〜MCjkは、(j+1)本のワード線WL0〜WLjと(k+1)本のビット線BL0〜BLkとの交点に夫々配置される。ビット線選択回路MUXは、(k+1)本のビット線BL0〜BLkとグローバルビット線GBL0nとの間に配置されて、(k+1)本のビット線BL0〜BLkの中から選択された一本のビット線をグローバルビット線GBL0nに接続する。ワードドライバWD0〜WDjは、ワード線WL0〜WLjとグローバルワード線GWL01〜GWL0j(すなわち小規模グローバルワード線群MGWL0)との間に配置される。グローバルワード線GWL01〜GWL0jの中から選択された一本のグローバルワード線に応じたワード・ドライバが活性化されことによって、(j+1)本のワード線WL0〜WLjの中の1本が選択されて、所望の電圧が供給される。このように構成することで、一つのメモリタイルにおいて、書き換わるメモリセルは一つとなる。よって、このような構成の相変化メモリは、電流により情報を書き換えるため一つのワードドライバや一つの書き換え駆動回路で駆動されるメモリセル数を抑制することで、これらの回路を小さく構成でき、メモリセルの占有率を向上させることが可能である。
センスラッチ及び書換え駆動回路群SWBKにおいて、(x+1)個の小規模センスラッチ及び書換え駆動回路群SWM0〜SWMxの各々は、例えば小規模センスラッチ及び書換え駆動回路群SWM0内のセンスラッチSL0と書換え駆動回路WDC0とによる対のような(n+1)対のセンスラッチ(SL0〜SLn)及び書換え駆動回路(WDC0〜WDCn)で構成される。これらのセンスラッチ−書換え駆動回路の対は、(n+1)本のグローバルビット線GBL00〜GBL0n(すなわち小規模グローバルビット線MGBL0)に夫々配置される。なお、(n+1)対のセンスラッチ及び書換え駆動回路の各々は図4に示したように、例えば小規模センスラッチ及び書換え駆動回路群SWM0のように小規模データ線群MDL0を介して、記憶情報レジスタ群SDRBK内の小規模記憶情報レジスタ群SDR0〜SDRyにおけるzバイト・レジスタZBR0と接続されている。
《2キロ・バイト書換え動作の概要》
図6は、2キロ・バイト書換え動作の例を示している。ロウレベルとなっているコマンド・ラッチ起動信号CLEをハイ・レベルに駆動し、ハイ・レベルとなっているチップ起動信号CEB及びアドレス・ラッチ起動信号ALEをロウレベルに駆動する。この後、第一の2キロ・バイト書込みコマンド信号PGL1が外部入出力線EXIOを介して入力される。このコマンド信号PGL1はライト起動信号WEBの立上りエッジによって、相変化メモリチップに取り込まれる。
次に、ハイ・レベルとなっているコマンド・ラッチ起動信号CLEをロウ・レベル、ロウ・レベルとなっているアドレス・ラッチ起動信号ALEをハイ・レベルに夫々駆動して、先頭カラム・アドレスを2回(CA1、CA2)、先頭ロウ・アドレスを3回(RA1、RA2、RA3)に分けて順に入力する。これらのアドレスは、ライト起動信号WEBの立上りエッジによって相変化メモリチップに取り込まれる。なお、カラムアドレスが2回、ロウ・アドレスが3回入力されるのはFLASHメモリの規格に合せたものであり、これらとは異なるアドレス長が異なる順序で入力されても良い。
続いて、ハイ・レベルとなっているアドレス・ラッチ起動信号ALEをロウ・レベルに駆動して、2キロ・バイトの記憶情報D0〜D2047を外部入出力線EXIOから8ビットずつ入力する。さらに、ロウ・レベルとなっているコマンド・ラッチ起動信号CLEをハイ・レベルに駆動して、第二の書換えコマンド信号PGL2を外部入出力線EXIOから入力する。このコマンド信号PGL2は、ライト起動信号WEBの立上りエッジによって相変化メモリチップに取り込まれて、書換え動作が行われる。この時、ハイ・レベルとなっているレディー/ビジー信号RBBはロウ・レベルに駆動される。書換え動作が終了すると、ロウ・レベルとなっているレディー/ビジー信号RBBがハイ・レベルに駆動される。ここで、記憶情報D0の入力開始から書換え動作終了までに要する時間を、2キロ・バイト書換え動作時間TPGLで表すことにする。また、スタートカラムアドレス及びスタートロウアドレスが入力されるアドレス入力時間TWALと、記憶情報が小規模記憶情報レジスタ群に格納されるデータ格納時間TWRLと、レディー/ビジー信号RBBがロウ・レベルに駆動されるビジー時間TWBLとを含む時間をアクセスサイクル時間TWCLとする。2キロ・バイト書換え動作時間TPGLの大半は、データ格納時間TWRLとビジー時間TWBLである。
最後に、書換え動作が成功したか否かを確認するために、状態読出しコマンド信号RDSを入力する。状態読出しコマンド信号RDSは、書換え起動信号WEBの立ち上がりエッジにてチップ内部に取り込まれる。そして、読出し起動信号REBに同期して、書換え後の状態RIO0が外部入出力線EXIOから出力される。
《2キロ・バイト書換え動作における一時記憶動作》
外部入出力線EXIOから内部入出力線INIOへ入力された2キロ・バイトの記憶情報D0〜D2047は、図7に示すような手順でメモリ領域UMAR、LMAR内の記憶情報レジスタ群SDRBKに取り込まれる。図7に示された動作シーケンスの特徴は、2キロ・バイトの記憶情報D0〜D2047が128バイト単位に分割されて、メモリ領域UMAR、LMARへ交互に転送される点にある。ここで、図4に示したメモリ領域UMARの記憶情報レジスタSDRBKには、2キロ・バイトの半分のデータである1024バイトが転送され、128バイトを1つの単位とした8つの小規模記憶情報レジスタ群SDR0〜SDRy(y=7)で形成されるのが、1024バイトのデータが全て格納できる点から望ましい。また、小規模記憶情報レジスタ群SDR0〜SDR7の各々は、128個のzバイト・レジスタZBR0〜ZBRx(x=127)で形成されているものと仮定する。
同図には、読書き制御信号RWSIGの構成要素のうち、グローバル・記憶情報レジスタ起動信号GWIEU、GWIELが記載されている。一方の起動信号GWIEUは、上部メモリ領域UMAR内のメモリ領域制御回路MARCTLに入力されて、内部入出力線INIOから入力された記憶情報を上部メモリ領域UMAR内の記憶情報レジスタ群SDRBKに一時記憶するために用いられる。他方の起動信号GWIELは、下部メモリ領域LMAR内のメモリ領域制御回路MARCTLに入力されて、内部入出力線INIOから入力された記憶情報を下部メモリ領域LMAR内の記憶情報レジスタ群SDRBKに一時記憶するために用いられる。また、内部アドレスINADDの構成要素のうち、内部ロウ・アドレスIXと内部カラム・アドレスIYが記載されている。
さらに、同図には、メモリ領域UMAR、LMARにおける記憶情報レジスタ起動信号群MDRESIGの構成要素のうち、記憶情報入力起動信号WIEと記憶情報出力起動信号WOEが記載されている。前者の記憶情報入力起動信号WIEは、内部入出力線INIOから転送されてきた記憶情報をメモリ領域内の記憶情報レジスタ群SDRBKに一時記憶するために用いられる。後者の記憶情報出力起動信号WOEは、記憶情報レジスタ群SDRBKに一時記憶している情報を、データ線群MDLを介してセンスラッチ及び書換え駆動回路群SWBKに選択的に送信するために用いられる。以下に、動作の詳細を述べる。
まず、先頭アドレス信号(同図では、RA2及びRA3)の入力が完了すると、始めの128バイトの記憶情報を取り込むための内部カラム・アドレスIY0U〜IY127Uと、128周期のグローバル・記憶情報レジスタ起動信号GWIEUが夫々発生される。すると、上部メモリ領域UMARにおいて、グローバル・記憶情報レジスタ起動信号GWIEUに同期した記憶情報入力起動信号WIEが発生される。これら内部カラム・アドレスIY0U〜IY127Uと記憶情報入力起動信号WIEに同期して、記憶情報D0〜D127が上部メモリ領域UMAR内の記憶情報レジスタ群SDBKにおける小規模記憶情報レジスタ群SDR0のzバイト・レジスタZBR0〜ZBR127へ順に入力される。
次に、記憶情報D128〜D255を取り込むための内部カラム・アドレスIY0L〜IY127Lと、128周期のグローバル・記憶情報レジスタ起動信号GWIELが夫々発生される。すると、下部メモリ領域LMARにおいて、グローバル・記憶情報レジスタ起動信号GWIELに同期した記憶情報入力起動信号WIEが発生される。これら内部カラム・アドレスIY0L〜IY127Lと記憶情報入力起動信号WIEに同期して、記憶情報D128〜D255が下部メモリ領域LMAR内の記憶情報レジスタ群SDBKにおける小規模記憶情報レジスタ群SDR0のzバイト・レジスタZBR0〜ZBR127へ順に入力される。
続いて、記憶情報D256〜D383を取り込むための内部カラム・アドレスIY128U〜IY255Uと、128周期のグローバル・記憶情報レジスタ起動信号GWIEUが夫々発生される。すると、上部メモリ領域UMARにおいて、グローバル・記憶情報レジスタ起動信号GWIEUに同期した記憶情報入力起動信号WIEが発生される。これら内部カラム・アドレスIY128U〜IY255Uと記憶情報入力起動信号WIEに同期して、記憶情報D256〜D383が上部メモリ領域UMAR内の記憶情報レジスタ群SDBKにおける小規模記憶情報レジスタ群SDR1のzバイト・レジスタZBR0〜ZBR127へ順に入力される。以下同様に、記憶情報の転送が行われて、記憶情報D1792〜D1919がメモリ領域UMAR内の記憶情報レジスタSDRBKにおける小規模記憶情報レジスタ群SDR7へ、記憶情報D1920〜D2047がメモリ領域LMAR内の記憶情報レジスタSDRBKにおける小規模記憶情報レジスタ群SDR7へ入力される。以上で、記憶情報の転送が終了する。このとき、ページ・サイズに対応して受信されるデータの全てが書換え駆動回路群SWBKに記憶される前に、一部のデータを先行してセンスラッチに送ることもできる。また、センスラッチに送られたデータをメモリタイルに書込む際に128バイトを数分割し、タイミングをずらして書込むことで、各サブワードドライバに流れる電流の総和が大きくならないようにすることもできる。
《メモリプレーンへの2キロ・バイト書換え動作》
メモリ領域UMAR、LMARの記憶情報レジスタSDRBKに入力された記憶情報は、図8に示すようにグローバルワード線が順々に選択されることによって、128バイトに分割されたデータが上下2つのメモリプレーンMPへ平行して転送され、2つのメモリプレーンMPを合せると256バイトずつ書込まれることになる。同図には、読書き制御信号RWSIGの構成要素のうち、グローバル書換え起動信号GWEU、GWELが記載されている。一方の起動信号GWEUは、上部メモリ領域UMAR内のメモリ領域制御回路MARCTLに入力される。他方の起動信号GWIELは、下部メモリ領域LMAR内のメモリ領域制御回路MARCTLに入力される。また、メモリ領域UMAR、LMARにおける記憶情報レジスタ起動信号群MDRESIGに加えて、読書き起動信号群MRWESIGの構成要素である読出し起動信号REと書換え起動信号WEとが記載されている。前者の読出し起動信号REは、センスラッチ及び書換え駆動回路群SWBK内の各センスラッチを起動するために用いられる。後者の書換え起動信号WEは、同回路群内の各書換え駆動回路を起動するために用いられる。
まず、各メモリ領域UMAR、LMAR内の記憶情報レジスタ群SDRBKへの記憶情報取込みが終了し、第二のコマンド信号PGL2が入力されると、8周期のグローバル書換え起動信号GWEU、GWELと8つの内部ロウ・アドレスIXm0〜IXm7、記憶情報出力起動信号WOE0〜WOE7が夫々順に発生される。また、上記期間の間、書換え起動信号WEがロウ・レベルに活性化される。
さて、第一の内部ロウ・アドレスIXm0が発行されると、各メモリ領域UMAR、LMAR内のメモリ領域制御回路MARCTLが、内部ロウ・アドレスIXm0に応じたグローバルワード線GWLm0を選択する。すると、小規模メモリプレーンSMP0〜SMPx(x=127)の各々でグローバルワード線GWLm0と交わるメモリタイルMTm0〜MTmn(n=127)におけるワードドライバWD0が活性化される。また、メモリ領域制御回路MARCTLは先頭アドレス・レジスタAREGにて生成された先頭アドレスに従って、各メモリタイル内のビット線を制御するためにビット線選択回路MUXを制御する。この結果、メモリ領域UMAR内のワード線WLm0上のメモリセル(例えばMC00)に、記憶情報D0〜D127が書込まれる。同様に、メモリ領域LMAR内のワード線WLm0上のメモリセル(例えばMC00)に、記憶情報D128〜D255が書込まれる。
次に、第二の内部ロウ・アドレスIXm1が発行されると、各メモリ領域UMAR、LMAR内のメモリ領域制御回路MARCTLが、内部ロウ・アドレスIXm1に応じたグローバルワード線GWLm1を選択する。すると、小規模メモリプレーンSMP0〜SMPx(x=127)の各々でグローバルワード線GWLm1と交わるメモリタイルMTm0〜MTmn(n=127)におけるワードドライバWD1が活性化される。この結果、メモリ領域UMAR内のワード線WLm1上のメモリセル(例えばMC00)に、記憶情報D256〜D383が書込まれる。同様に、メモリ領域LMAR内のワード線WLm0上のメモリセル(例えばMC10)に、記憶情報D384〜D512が書込まれる。以下、同様に書込み動作が続けられる。最後に、第8の内部ロウ・アドレスIXm7に応じて各メモリ領域UMAR、LMAR内のグローバルワード線GWLm7が選択されて、記憶情報D1792〜D1919がメモリ領域UMARへ、記憶情報D1920〜D2047がメモリ領域LMARに夫々書込まれる。以上で、記憶情報の書込みを終了する。以上のとおり2キロ・バイト書換えモードでは2キロ・バイトのデータを128バイトずつ16個に分割してUMDR、LMDRに対し、それぞれ8回書換え動作を行う。このため、メモリプレーンMPに対する内部アドレスを8回生成する。また小規模レジスタ群を128バイト毎に8本(両方で16本)準備している。
なお、別の方法として、記憶情報D0〜D2047と内部カラム・アドレスIYがそれぞれ一対一に対応したデータ構造を取らない方法もある。小規模記憶情報レジスタ群SDR0〜7に入力されるデータの個数をカウントするカウンタを用いて、送られてきたデータの個数を判定し、データの個数が所定の値になったとき、次の小規模記憶情報レジスタ群SDR(y+1)に入力データを切り替える。この方法を用いると、先頭部分のデータ以外の記憶情報は内部カラム・アドレスIYに対して一対一に対応させる必要がなくなり、アドレスデータ小規模記憶情報レジスタ群に送信するデータを低減させることができる。これらの2つの方法は2キロ・バイトの書込み動作だけでなく、下記に記載した読み込み動作やデータ長を変えた動作においても適用可能である。
また、これまでは、一時格納されたデータを小規模記憶情報レジスタ群SDR0〜7の中の一つから小規模メモリプレーンSMP0〜SMPx(x=127)に書込む度に、ワード線を選択し直していた。しかし、メモリセルの選択動作はこれに限定されず、1つのメモリタイル内にビット線BL0〜BLkを8本以上(k>7)配置すれば、メモリタイル内の1つのビット線選択回路MUXだけを切り替えるようなメモリ選択動作も可能である。この場合、8つの小規模記憶情報レジスタ群SDR0〜SDRyの全てのデータが、同一ワード線上のメモリセルに書込まれる。
《2キロ・バイト読み出し動作の概要》
図9は、読み出し動作の例を示している。ロウ・レベルとなっているコマンド・ラッチ起動信号CLEをハイ・レベルに駆動し、ハイ・レベルとなっているチップ起動信号CEB及びアドレス・ラッチ起動信号ALEをロウ・レベルに駆動する。この後、第一の読み出しコマンド信号RDL1を外部入出力線EXIOを介して入力すると、ライト起動信号WEBの立ち上がりエッジによって、第一の読み出しコマンド信号RDL1が相変化メモリに取り込まれる。次に、ハイ・レベルとなっているコマンド・ラッチ起動信号CLEをロウ・レベル、ロウ・レベルとなっているアドレス・ラッチ起動信号ALEをハイ・レベルに夫々駆動して、カラム・アドレスを2回(CA1、CA2)、ロウ・アドレスを3回(RA1、RA2、RA3)に分けて順に入力する。これらのアドレスは、ライト起動信号WEBの立ち上がりエッジによって相変化メモリに取り込まれ、チップ内部ではアドレスのデコードが順次行われる。さらに、ハイ・レベルとなっているアドレス・ラッチ起動信号ALEをロウ・レベル、ロウ・レベルとなっているコマンド・ラッチ起動信号CLEをハイ・レベルに夫々駆動して、第二の読み出しコマンド信号RDL2を外部入出力線EXIOに入力する。この第二の読み出しコマンド信号RDL2が、ライト起動信号WEBの立ち上がりエッジによって相変化メモリに取り込まれることにより、メモリ領域UMAR、LMARにて、読み出し動作が行われる。なお、読み出し動作において、ハイ・レベルとなっているレディー/ビジー信号RBBはロウ・レベルに駆動される。メモリアレイから読み出された記憶情報はチップ内部を転送されて、ロウ・レベルとなっているレディー/ビジー信号RBBがハイ・レベルに駆動されてから、読み出し起動信号REBの立ち上がりエッジに同期してD0〜D2047の順に8ビットずつ出力される。ここで、読出し動作を開始してから記憶情報D2047の出力を終了するまでに要する時間を、2キロ・バイト読出し動作時間TRDLで表すことにする。また、スタートカラムアドレス及びスタートロウアドレスが入力されるアドレス入力時間TRALと、レディー/ビジー信号RBBがロウ・レベルに駆動されるビジー時間TRBLと、記憶情報を小規模記憶情報レジスタ群から入出力バッファに転送するのに要する時間TRRLとを含む時間をアクセスサイクル時間TRCLとする。2キロ・バイト読出し動作時間TRDLの大半は、ビジー時間TRBLとデータ転送時間TRRLである。
《メモリプレーンからの2キロ・バイト読み出し動作》
内部入出力線INIO(8ビット幅)から外部入出力線EXIO(8ビット幅)へ出力される2キロ・バイトの記憶情報D0〜D2047は、前述の書込み動作とは反対に、図10に示すような手順でメモリ領域UMAR、LMARから読み出される。すなわち、2キロ・バイトの記憶情報D0〜D2047が、メモリ領域UMAR、LMARの双方から128バイトずつ読み出されて、記憶情報レジスタ群SDRBKに一時記憶される。2キロ・バイトが読み出された後、これらの記憶情報は、内部入出力線INIOを介して外部入出力線EXIOへ順に転送される。
同図には、読書き制御信号RWSIGの構成要素のうち、読書き制御信号RWSIGの別の構成要素であるグローバル読出し起動信号GREU、GREL、グローバル・記憶情報レジスタ起動信号GROEU、GROELが記載されている。起動信号GREUは、上部メモリ領域UMAR内のメモリ領域制御回路MARCTLに入力される。起動信号GRELは、下部メモリ領域LMAR内のメモリ領域制御回路MARCTLに入力される。起動信号GROEUは、上部メモリ領域UMAR内のメモリ領域制御回路MARCTLに入力されて、上部メモリ領域UMAR内の記憶情報レジスタ群SDRBKに一時記憶された情報を内部入出力線INIOに出力するために用いられる。起動信号GROELは、下部メモリ領域LMAR内のメモリ領域制御回路MARCTLに入力されて、下部メモリ領域LMAR内の記憶情報レジスタ群SDRBKに一時記憶された情報を内部入出力線INIOに出力するために用いられる。
また、メモリ領域UMAR、LMARにおける読書き起動信号群MRWESIGに加えて、記憶情報レジスタ起動信号群MDRESIGの別の構成要素である記憶情報入力起動信号RIEと記憶情報出力起動信号ROEが記載されている。前者の記憶情報入力起動信号RIEは、後述する動作にてセンスラッチに読み出した記憶情報を、データ線群MDLを介して記憶情報レジスタ群SDRBKに一時記憶するために用いられる。後者の記憶情報出力起動信号ROEは、記憶情報レジスタ群SDRBKに一時記憶している情報を、内部入出力線INIOに選択的に出力するために用いられる。以下に、動作の詳細を説明する。
まず、先頭アドレスの受信を終了して、第二のコマンド信号PGL2が入力されると、8周期のグローバル読出し起動信号GREU、GRELと8つの内部ロウ・アドレスIXm0〜IXm7、記憶情報入力起動信号RIE0〜RIE7が夫々順に発生される。また、上記期間の間、読出し起動信号REがロウ・レベルに活性化される。
さて、第一の内部ロウ・アドレスIXm0が発行されると、各メモリ領域UMAR、LMAR内のメモリ領域制御回路MARCTLが、内部ロウ・アドレスIXm0に応じたグローバルワード線GWLm0を選択する。すると、小規模メモリプレーンSMP0〜SMPx(x=127)の各々でグローバルワード線GWLm0と交わるメモリタイルMTm0〜MTmn(n=127)におけるワードドライバWD0が活性化される。この結果、メモリ領域UMAR内のワード線WLm0上のメモリセル(例えばMC00)から、記憶情報D0〜D127が読み出される。同様に、メモリ領域LMAR内のワード線WLm0上のメモリセル(例えばMC00)から、記憶情報D128〜D255が読み出される。
次に、第二の内部ロウ・アドレスIXm1が発行されると、各メモリ領域UMAR、LMAR内のメモリ領域制御回路MARCTLが、内部ロウ・アドレスIXm1に応じたグローバルワード線GWLm1を選択する。すると、小規模メモリプレーンSMP0〜SMPx(x=127)の各々でグローバルワード線GWLm1と交わるメモリタイルMTm0〜MTmn(n=127)におけるワードドライバWD1が活性化される。この結果、メモリ領域UMAR内のワード線WLm1上のメモリセル(例えばMC10)から、記憶情報D256〜D383が読み出される。同様に、メモリ領域LMAR内のワード線WLm0上のメモリセル(例えばMC10)から、記憶情報D384〜D512が読み出される。
以下、同様に読出し動作が続けられる。最後に、第8の内部ロウ・アドレスIXm7に応じて各メモリ領域UMAR、LMAR内のグローバルワード線GWLm7が選択されて、記憶情報D1792〜D1919がメモリ領域UMARから、記憶情報D1920〜D2047がメモリ領域LMARから夫々読み出される。
この後、始めの128バイトの記憶情報を出力するための内部カラム・アドレスIY0U〜IY127Uと、128周期のグローバル・記憶情報レジスタ起動信号GROEUが夫々発生される。すると、上部メモリ領域UMARにおいて、グローバル・記憶情報レジスタ起動信号GROEUに同期した記憶情報出力起動信号ROEが発生される。これら内部カラム・アドレスIY0U〜IY127Uと記憶情報出力起動信号ROEに同期して、記憶情報D0〜D127が上部メモリ領域UMAR内の記憶情報レジスタ群SDBKにおける小規模記憶情報レジスタ群SDR0のzバイト・レジスタZBR0〜ZBR127から順に出力される。
同図では省略されているが、同様に、記憶情報D128〜D255を出力するための内部カラム・アドレスIY0L〜IY127Lと、128周期のグローバル・記憶情報レジスタ起動信号GROELが夫々発生される。すると、下部メモリ領域LMARにおいて、グローバル・記憶情報レジスタ起動信号GROELに同期した記憶情報入力起動信号ROEが発生される。これら内部カラム・アドレスIY0L〜IY127Lと記憶情報出力起動信号ROEに同期して、記憶情報D128〜D255が下部メモリ領域LMAR内の記憶情報レジスタ群SDBKにおける小規模記憶情報レジスタ群SDR0のzバイト・レジスタZBR0〜ZBR127から順に出力される。以下、同様に記憶情報をメモリ領域UMAR、LMARから交互に128バイトずつ内部入出力線INIOを介して外部入出力線EXIOへ順に転送して、記憶情報の読出しを完了する。
《512バイト書換え動作》
図11は、512バイト書換え動作の例を示している。図9に示した2キロ・バイト書換え動作との相違点は、コマンド対がPGL1、PGL2からPGS1、PGS2に変更になった点にある。コマンド対PGS1、PGS2が入力されることによって、外部入出力線EXIO(8ビット幅)から内部入出力線INIO(8ビット幅)へ入力された512バイトの記憶情報D0〜D511は、128バイト単位に分割されて、メモリ領域UMAR、LMARへ交互に転送される。これらの記憶情報は、例えば図12に示すように、記憶情報レジスタSDRBK内の小規模記憶情報レジスタ群SDR0、SDR1に順に一時記憶される。同図に示されているように、記憶情報の宛先は、内部カラム・アドレスIY0U〜IY255U、IY0L〜IY255Lによって決まる。
メモリ領域UMAR、LMARの記憶情報レジスタSDRBKに入力された記憶情報は、図13に示すように二本のグローバルワード線が順々に選択されることによって、256バイトずつメモリプレーンMPへ書込まれる。同図では、2周期のグローバル書換え起動信号GWEU、GWELと2つの内部ロウ・アドレスIXm0〜IXm1、記憶情報出力起動信号WOE0〜WOE1を用いて書換え動作が行われる例が示されている。この場合、第一の内部ロウ・アドレスIXm0と第二の内部ロウ・アドレスIXm1に対応するグローバルワード線GWLm0〜GWLm1が選択されることによって、グローバルワード線GWLm0〜GWLm1に対応するワード線WL0〜WL1上のメモリセル(例えばMC00、MC10)に、記憶情報D0〜D511が書込まれる。以上のとおり512バイト書換えモードでは512キロ・バイトのデータを128バイトずつ4個に分割してUMDR、LMDRに対し、それぞれ2回書換え動作を行う。このため、メモリプレーンMPに対する内部アドレスを2回生成する。また小規模レジスタ群を128バイト毎に2本(両方で4本)準備している。即ち、2キロ・バイト書換えモードに対し、一回の書込み単位は同じとし、内部アドレスの発生回数を少なくすることで少ないデータ量の書換えを実現する。また、小規模記憶情報レジスタ群は、2キロ・バイト書換えモードで使用したレジスタ群の一部を使用することで回路面積の低減を図っている。なお、図11において、記憶情報D0の入力開始から書換え動作終了までに要する時間を、512バイト書換え動作時間TPGSで表すことにする。また、スタートカラムアドレス及びスタートロウアドレスが入力されるアドレス入力時間TWASと、レディー/ビジー信号RBBがロウ・レベルに駆動されるビジー時間TWBSと、記憶情報が小規模記憶情報レジスタ群に格納されるデータ格納時間TWRSとを含む時間をアクセスサイクル時間TWCSとする。512バイト書換え動作時間TPGSの大半は、データ格納時間TWRSとビジー時間TWBSである。ここで,512バイトモードのアクセスサイクル時間TWCSと図6に示した2キロ・バイトモードのアクセスサイクル時間TWCLとを比較したとき、アドレス入力時間TWALとTWASは同一である。しかし、512バイトモードのデータ格納時間TWRS及びビジー時間TWBS、書換え動作時間TPGSは、2キロ・バイトモードのデータ格納時間TWRL及びビジー時間TWBL、書換え動作時間TPGLより短い。これは、512バイトモードの時の方が,入出力されるデータが少ないためである。したがって、512バイトモードの時のアクセスサイクル時間TWCSを2キロ・バイトモードの時のアクセスサイクル時間TWCLよりも短くすることが可能となる。
なお、2キロ・バイト書込み動作と同様にページ・サイズに対応して受信されるデータの全てが書換え駆動回路群SWBKに記憶される前に、一部のデータを先行してセンスラッチに送ることもできる。また、センスラッチに送られたデータをメモリタイルに書込む際に128バイトを数分割し、タイミングをずらして書込むことで、各サブワードドライバに流れる電流の総和が大きくならないようにすることもできる。
《512バイト読み出し動作》
図14は、読み出し動作の例を示している。図6に示した2キロ・バイト読出し動作との相違点は、コマンド対がRDL1、RDL2からRDS1、RDS2に変更になった点にある。コマンド対RDS1、RDS2が入力されることによって、512バイトの記憶情報D0〜D511が、メモリ領域UMAR、LMARから読み出される。
メモリ領域UMAR、LMARにおいては、図15に示すように二本のグローバルワード線が順々に選択されることによって、128バイトの記憶情報が二回に分けて、メモリプレーンMPから記憶情報レジスタ群SDRBK内の二つの小規模記憶情報レジスタ群へ読み出される。例えば、同図に示されているように、2周期のグローバル読出し起動信号GREU、GRELと2つの内部ロウ・アドレスIXm0〜IXm1、記憶情報入力起動信号RIE0〜RIE1が夫々順に発生される。この場合、第一の内部ロウ・アドレスIXm0と第二の内部ロウ・アドレスIXm1に対応するグローバルワード線GWLm0〜GWLm1が選択されることによって、グローバルワード線GWLm0〜GWLm1に対応するワード線WL0〜WL1上のメモリセル(例えばMC00、MC10)から、記憶情報D0〜D511が、小規模記憶情報レジスタ群SDR0、SDR1へ読み出される。そして、これらの記憶情報はメモリ領域UMAR、LMARから交互に128バイトずつ、外部入出力線EXIO(8ビット幅)へ転送される。なお、図14において、読出し動作を開始してから記憶情報D511の出力を終了するまでに要する時間は、512バイト読出し動作時間TRDSで表されている。また、スタートカラムアドレス及びスタートロウアドレスが入力されるアドレス入力時間TRASと、レディー/ビジー信号RBBがロウ・レベルに駆動されるビジー時間TRBSと、記憶情報を小規模記憶情報レジスタ群から入出力バッファへ転送するのに要する時間TRRSとを含む時間は、アクセスサイクル時間TRCSで表されている。512バイト読出し動作時間TRDSの大半は、ビジー時間TRBSとデータ転送時間TRRSである。512バイトモードのアドレス入力時間TRASは,図9に示した2キロ・バイトモードのアドレス入力時間TRALと同じである。しかし、512バイトモードのビジー時間TRBSと記憶情報が転送される時間TRRSは上記の構成と動作によって,2キロ・バイトモードのビジー時間TRBLと記憶情報が転送される時間TRRLよりも短くすることが可能となる。したがって、512バイトモードのときのアクセスサイクル時間TRCSを2キロ・バイトモードのときのアクセスサイクル時間TRCLよりも短くすることが可能となる。
以上の構成と動作により、下記の二つの効果が得られる。第一の効果は、図2に示したように記憶情報量に応じたコマンドを複数用いて、書込むデータ量の異なるモードをページサイズレジスタに設定し、当該ページサイズレジスタに設定されたモードに従って、メモリプレーンMPへ書込む記憶情報量を制御することにより、一回の入出力記憶情報を読み出し/書込みするアクセス期間内に、所望の処理を行うことができる。第二の効果は、図1に示した双方のメモリ領域において、図8、図10、図13、図15に示すように同時に読書き動作を行うのに加えて、図7、図10、図12、図15に示すように記憶情報を双方のメモリ領域に配置した記憶情報レジスタ群SDRBKへ交互に一時記憶することにより、特に小容量の記憶情報(本実施の形態の例では512バイト)の転送時間を削減できて、読書き動作時間を短縮することが可能となる。すなわち、ここで、512バイト書換え動作時間TPGS(図11)を2キロ・バイト書換え動作時間TPSL(図6)よりも短く、512バイト読出し動作時間TRDS(図14)を2キロ・バイト読出し動作時間TRDL(図9)よりも短くすることが可能となる。
なお、前述したアクセスサイクル時間はアドレス入力時間TWALと、データ格納時間TWRLと、ビジー時間TWBLとを含む時間と述べたが、本願でいうアクセスサイクル時間はこれに限定されるものではない。例えば、メモリプレーンに対して記憶情報を書込みまたは読み出しを示すコマンド(例えばPGL2やRDS2)が入力され、次の動作を示すコマンド(例えばRDS)が入力される間の時間もアクセスサイクル時間といえる。何れの定義であっても,選択するモードによって、メモリプレーンに書込んだり,メモリプレーンから読み出したりする時間を短くすることが可能である。
(実施の形態2)
本実施の形態では、従来のNAND型フラッシュメモリが適用されていた半導体記憶装置において、NAND型フラッシュメモリを相変化メモリのようにブロック消去動作を必要としないメモリで置き換える場合に用いるアーキテクチャを説明する。本アーキテクチャの特徴は、従来のファームウェアで処理されるアプリケーションにおいて受信するであろうブロック消去コマンドに対する応答を実現するものである。以下、図1、図2、図16に従って説明する。
本アーキテクチャの構造面での特徴は、図1に示すようにコマンド・レジスタ及び制御論理回路CRCL内に、ブロック消去レジスタ(Block erase register)を設ける点にある。本レジスタには、図2に示すブロック消去コマンドBE1、BE2を受信したことを示す情報が一時記憶される。これらのコマンドは図16に示すように、第一のブロック消去コマンドBE1、ロウ・アドレスRA1〜RA3、第二のブロック消去コマンドBE2の順に入力される。ブロック消去コマンドBE1、BE2を受信後、一定期間だけ、レディー/ビジー信号RBBを送信する。この間、メモリプレーンMPにおけて、読書き動作は行われない。この一定期間は、2キロ・バイト書き換えモードや512バイト書き換えモードにおいて、レディー/ビジー信号が送信される時間より短くするのが望ましい。
以上の構成と動作によって、半導体記憶装置を司る中央演算装置(CPU)は、相変化メモリにおけるブロック消去動作が直ちに完了したと認知して、後続のタスクを実行することができる。よって、半導体記憶装置の製造業者は従来のNAND型フラッシュメモリが適用されていた半導体記憶装置に用いられていたファームウェアを用いて、相変化メモリのようにブロック消去動作を必要としないメモリを適用したシステムを実現することができる。本半導体記憶装置のユーザーは、NAND型フラッシュメモリで要していたブロック消去動作時間だけ、情報処理時間を短縮することができる。
(実施の形態3)
本実施の形態では、相変化メモリ容量がさらに大規模になった場合のチップ構成と動作について説明する。本チップ構成の特徴は、図17に示すように四つのメモリ領域ULMAR、URMAR、LLMAR、LRMARを有する点にある。本チップ動作の特徴は、四つのメモリ領域のうち二つのメモリ領域(同図の例では、メモリ領域ULMAR、LLMAR)を活性化して、読書き動作を行う点にある。
四つのメモリ領域ULMAR、URMAR、LLMAR、LRMARは、図1に示したメモリ領域UMAR、LMARと同じ回路ブロック構成である。また、活性化されたメモリ領域対の動作は、実施の形態1及び実施の形態2で説明したものと同じである。このような構成により、大容量の相変化メモリにおいて、グローバルビット線の長さを抑制することができる。すなわち、グローバルビット線における配線抵抗と配線容量を抑制することにより、読書き動作における所要時間や動作電圧を抑制することが可能となる。
(実施の形態4)
本実施の形態では、実施の形態1で説明したメモリ領域における書換え動作の別の例を説明する。本動作シーケンスの特徴は、同時に読出すバイト数が同時に書換えるバイト数よりも多いようなベリファイ読出し動作を行う点にある。ベリファイ読出し動作の回数は、メモリセルの特性バラツキや、再書換え動作戦略に依存する。以下では、ベリファイ読出し動作を10回行うものと仮定して、本実施の形態による動作を説明する。
図18は、図1に示した相変化メモリの一方のメモリ領域における動作シーケンスを示している。128バイトの記憶情報D0〜D127の書換え動作における1サイクル目に注目すると、書換え動作は16バイトずつ選択的に行われる。このような選択動作は、書換え起動信号WE0〜WE7に従って行われる。これらの書換え起動信号WE0〜WE7は、読書き制御信号RWSIGの構成要素であり、図5におけるセンスラッチ及び書換え駆動回路群SWBKにおける小規模センスラッチ及び書換え駆動回路群SWM0〜SWMx(x=127)に対応して設けられる。記憶情報D0〜D127の書換え動作の後、これら128バイト同時を読み出して、書換え動作が成功したか失敗したかの判定が行われる。
このような構成と動作により、次の三つの効果が得られる。第一に、ベリファイ読出し動作を適用することにより、メモリセルの特性バラツキが大きい場合の相変化メモリにおいて、書換え動作を確実に行うことが可能となる。第二に、同時に書換えるバイト数を抑制することにより、消費電流のピーク値を抑制することが可能となる。第三に、同時に書換えるバイト数よりも多いメモリセルを同時に読出すことにより、ベリファイ読出し時間の増加分を抑制することが可能となる。
(実施の形態5)
本実施の形態では,先の実施の形態1〜4で説明した相変化メモリのセルアレイを適用したメモリモジュールの構成例について,図19を参照しながら説明する。本メモリモジュールPCMMDLは、相変化メモリPCM0〜PCM3、外付けのランダム・アクセス・メモリRAM1、コントローラブロックCTLRBLKで構成される。相変化メモリPCMCP0〜PCMCP3の各々は,相変化メモリアレイPCMAと周辺回路PERIとで構成される。相変化メモリアレイPCMAは例えば,図1に示した回路構成である。周辺回路PERIは,記憶情報やアドレス,コマンドの授受を行う入出力回路や,アドレスのデコード回路,電源回路などを有する。
外付けのランダム・アクセス・メモリRAM1は、SRAM(スタティック・ランダム・アクセス・メモリ)またはDRAM(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)である。コントローラブロックCTLRBLKは、マイクロ・プロセッサ・ユニットMPU、ランダム・アクセス・メモリRAM0、読出し専用メモリ(リード・オンリー・メモリ)ROM、相変化メモリインタフェイスPCMIF、ホスト機器インタフェイスHOSTIFで構成される。ランダム・アクセス・メモリRAM0は、SRAMまたはDRAMである。外付けのランダム・アクセス・メモリRAM1やランダム・アクセス・メモリRAM0は、相変化メモリPCMCP0〜PCMCP3から読出した記憶情報や、相変化メモリPCMCP0〜PCMCP3へ新たに書込む情報を一時保持する。Wear levelingや誤り訂正などのプログラムは、読出し専用メモリROMに記憶されている。マイクロ・プロセッサ・ユニットMPUは、このプログラムを読み出して、Wear levelingを実行する。コントローラCTLRの各ユニットは、相変化メモリインタフェイスPCMIFから相変化メモリ信号群PCMSIGを介して相変化メモリPCMCP0〜PCMCP3と接続される。また、RAM信号群RAMSIGを介して外付けのランダム・アクセス・メモリRAM1と接続される。さらに、ホスト機器インタフェイスHOSTIFからホスト機器信号群HOSTSIGを介してホスト機器HOSTと接続される。コントローラブロックCTLRBLKはホスト機器HOSTから転送された命令に基づいて,図2に示したコマンドを発行して相変化メモリインタフェイスPCMIFに出力したり,相変化メモリPCMCP0〜PCMCP3へのデータ転送のタイミング調整を行ったりする。
以上のような構成と機能により,大容量かつ高信頼のメモリモジュールを実現することができる。また、ホスト機器HOSTから送られてくるコマンドやデータはコントローラブロックCTLRBLKを介して相変化メモリPCMCP0〜PCMCP3に入力されるので、ホスト機器HOSTからは直接的に図2に示したコマンドを送信する必要がない。コントローラブロックCTLRBLKはホスト機器HOSTから送られてきたコマンドやデータから判断し、図2に示したコマンドを相変化メモリPCMCP0〜PCMCP3に送信することもできる。また、コントローラブロックCTLRBLKは、ホスト機器HOSTから送られてくるコマンドに応じて図2に示したコマンドを生成し、相変化メモリPCMCP0〜PCMCP3に送信する。また、コントローラブロックCTLRBLKは、図6や図9、図11、図14に示したタイミングチャートを満足するようにタイミング調整して、データの授受を行う。これにより、ホスト機器HOST側は従来の記憶装置から利用されていたコマンドを使用することができる。よって、記憶装置の入出力インタフェイスの互換性が維持されることにより、本発明による半導体装置の実装コストを抑制することが可能となる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、これまでは、入力されたコマンド信号に応じて読書き動作時間、すなわちページ・サイズが制御される構成と動作を説明してきたが、動作時間を制御する手段はコマンド信号に限定されない。例えば、ボンディング・オプションによってページ・サイズの異なる相変化メモリチップを製造することが可能である。しかし、このようなチップは、ページ・サイズが固定されるので、適用シーンが限られてしまう虞がある。よって、ユーザーの利便性を向上するには、出荷後にページ・サイズを変更できるようなチップ構成とすべきであり、実施の形態1で説明したように、コマンド信号に応じてページ・サイズを変更できるようにするのが望ましい。
図8では、記憶情報レジスタ群SDRBKに一時記憶した情報を、複数のグローバルワード線を順に活性化しながら、異なるワード線上のメモリセルに書込む動作を説明した。しかし、書換え先は異なるワード線上のメモリセルに限らず、同一ワード線上で、異なるビット線との交点にあるメモリ・セルであっても良い。このような動作は、ビット線選択回路MUXを用いて、複数のビット線を順に選択することにより実現される。また、同じワード線を選択して書込む場合でも、異なるメモリタイルに順に書込む方法もある。例えばグローバルワード線GWL00を選択した後、次には異なるメモリタイルのグローバルワード線GWL10を選択する。これによりメモリセル内の発熱がさらに分散されて、隣接セルにおける熱ディスターブを緩和することができるようになる。
また、図17では、四つのメモリ領域を有する相変化メモリ構成を説明したが、メモリ領域の数は特に制限されない。例えば、グローバルビット線の長さやグローバルワード線の流さを短くして大容量相変化メモリを高速化するために、メモリタイル数を適宜調整して、八つのメモリ領域を有するチップ構成とすることもできる。さらに、図17では、四つのメモリ領域にメモリ領域制御回路MARCTLを夫々配置する構成としたが、例えば、隣接するメモリ領域ULMAR、URMARが一つのメモリ領域制御回路を共有する構成としても良い。このような構成とすることにより、回路ブロック点数を削減できて、チップ面積を抑制することができる。
なお、本発明は、単体メモリチップに限らず、オンチップ・メモリに適用することも可能である。また、本発明の概念は、記憶素子にカルコゲナイド材料を用いた相変化メモリを前提にしていた。しかし、記憶素子の材料は限定されず、相変化メモリに限らず、磁気抵抗ランダム・アクセス・メモリや抵抗性メモリなど、ブロック消去動作を必要としない様々な半導体メモリに適用することも可能である。
PCMCP、PCMCP0〜PCMCP3 相変化メモリ
IOBF 入出力バッファ
EXIO 外部入出力線
INIO 内部入出力線
UMAR、LMAR、ULMAR、URMAR、LLMAR、LRMAR メモリ領域
MP メモリプレーン
SMP0〜SMPx 小規模メモリプレーン
SWBK センスラッチ及び書換え駆動回路群
SWM0〜SWMx 小規模センスラッチ及び書換え駆動回路群
MARCTL メモリ領域制御回路
MGBL グローバルビット線群
MGBL0〜MGBLx 小規模グローバルビット線群
SDRBK 記憶情報レジスタ群
SDR0〜SDRy 小規模記憶情報レジスタ群
ZBR0〜ZBRx zバイト・レジスタ
MARCTL メモリ領域制御回路
CPCTL チップ制御回路
INADD 内部アドレス
IX、IXm0〜IXm7 内部ロウ・アドレス
IY、IY0U〜IY1023U、IY0L〜IY1023L 内部カラム・アドレス
RWSIG 読書き制御信号
GWIEU、GWIEL グローバル・記憶情報レジスタ起動信号
GWEU、GWEL グローバル書換え起動信号
GROEU、GROEL グローバル・記憶情報レジスタ起動信号
GREU、GREL グローバル読出し起動信号
MGWL グローバルワード線群
MGWL0〜MGWLm 小規模グローバルワード線群
MRWESIG 読書き起動信号群
RE 読出し起動信号
WE、WE0〜WE7 書換え起動信号
MDRESIG 記憶情報レジスタ起動信号群
WIE 記憶情報入力起動信号
WOE 記憶情報出力起動信号
RIE 記憶情報入力起動信号
ROE 記憶情報出力起動信号
CPCTL チップ制御回路
ADDCTL アドレス制御回路
CRCL コマンド・レジスタ及び制御論理回路
VRGT 電圧発生回路
ADEC アドレス・デコーダ
AREG 先頭アドレス・レジスタ
AGEG アドレス発生回路
PGL1、PGL2、PGS1、PGS2、RDL1、RDL2、RDS コマンド信号
MDL データ線群
MDL0〜MDLx 小規模データ線群
MT00〜MTmn メモリタイル
MC00〜MCjk メモリセル
MUX ビット線選択回路
WD0〜WDj ワードドライバ
SL0〜SLn センスラッチ
WDC0〜WDCn 書換え駆動回路
CLE コマンド・ラッチ起動信号
CEB チップ起動信号
ALE アドレス・ラッチ起動信号
WEB ライト起動信号
CA1、CA2 先頭カラム・アドレス
RA1、RA2、RA3 先頭ロウ・アドレス
D0〜D2047 記憶情報
RBB レディー/ビジー信号
REB 読出し起動信号
TWAL、TWAS 書込みアドレス入力時間
TRAL、TRAS 読み出しアドレス入力時間
TWRL、TWRS 書込みデータ格納時間
TRRL、TRRS 読み出しデータ格納時間
TWBL、TWBS 書込みビジー時間
TRBL、TRBS 読み出しビジー時間
TWCL、TWCS 書込みアクセスサイクル時間
TRCL、TRCS 読み出しアクセスサイクル時間
TPGL、TPGS 書換え動作時間
TRDL、TRDS 読み出し動作時間
PCMMDL メモリモジュール
RAM0 ランダム・アクセス・メモリ
RAM1 外付けのランダム・アクセス・メモリ
CTLRBLK コントローラブロック
PCMA 相変化メモリアレイ
PERI 周辺回路
MPU マイクロ・プロセッサ・ユニット
ROM 読出し専用メモリ(リード・オンリー・メモリ)
PCMIF 相変化メモリインタフェイス
HOSTIF ホスト機器インタフェイス
PCMIF 相変化メモリインタフェイス
PCMSIG 相変化メモリ信号群
RAMSIG RAM信号群
HOSTSIG ホスト機器信号群
HOST ホスト機器

Claims (20)

  1. 複数のビット線と、前記複数のビット線と交差する複数のワード線と、前記複数のビット線と前記複数のワード線との所定の交点に配置された複数のメモリセルとを有するメモリプレーンと、
    前記メモリプレーンに対する動作を設定する動作設定コマンドと、前記複数のメモリセルに記憶されるデータと、前記データに対応するアドレスとが入力される入力バッファと、
    前記入力バッファに入力された前記アドレスに従って、前記メモリプレーンへの前記データの書込みを制御するメモリ領域制御回路と、
    前記入力バッファに入力された前記動作設定コマンドに従って、第1の書換えモード又は第2の書換えモードが設定されるページサイズレジスタと、を有し、
    前記メモリプレーンは、第1情報記憶領域と第2情報記憶領域とを含み、
    前記ページサイズレジスタが前記第1の書換えモードに設定された場合において前記動作設定コマンドが入力されたのち前記メモリプレーンへの書換え動作が終了し次の動作設定コマンドが入力されるまでの第1アクセスサイクル時間は、前記ページサイズレジスタが前記第2の書換えモードに設定された場合において前記動作設定コマンドが入力されたのち前記メモリプレーンへの書換え動作が終了し次の動作設定コマンドが入力されるまでの第2アクセスサイクル時間より短く、
    前記メモリ領域制御回路は、前記ページサイズレジスタが前記第1の書換えモードに設定され、前記入力バッファに前記第1情報記憶領域を示すアドレスが入力された場合には、前記第1情報記憶領域に前記データを書込み、前記ページサイズレジスタが前記第2の書換えモードに設定され、前記入力バッファに前記第1情報記憶領域を示すアドレスが入力された場合には、前記第1情報記憶領域及び前記第2情報記憶領域に前記データを書込むことを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置は、さらにレディー/ビジー信号線を有し、
    前記メモリ領域制御回路は、前記ページサイズレジスタが前記第1の書換えモードに設定され、前記入力バッファに前記第1情報記憶領域を示すアドレスが入力された場合には、第1のビジー時間、前記レディー/ビジー信号線が活性化し、
    前記ページサイズレジスタが前記第2の書換えモードに設定され、前記入力バッファに前記第1情報記憶領域を示すアドレスが入力された場合には、第2のビジー時間、前記レディー/ビジー信号線が活性化され、
    前記第1のビジー時間は前記第2のビジー時間よりも短いことを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項2に記載の半導体装置は、さらに、前記入力バッファにブロック消去コマンドが入力された際に、ブロック消去モードが設定されるブロック消去レジスタを有し、
    前記メモリ領域制御回路は、前記ブロック消去レジスタが前記ブロック消去モードに設定された場合には、前記第1のビジー時間より短い第3のビジー時間、前記レディー/ビジー信号線が活性化することを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記メモリプレーンはさらに、前記複数のワード線が延在する第1方向及び前記第1方向と交差する第2方向にアレイ状に配置された複数のメモリタイル領域と、前記第1方向に延在する複数のグローバルワード線と、前記第2方向に延在する複数のグローバルビット線とを有し、
    前記複数のメモリタイル領域のそれぞれは、前記複数のワード線のうち所定数のワード線と、前記複数のビット線のうち所定数のビット線と、前記所定数のワード線のそれぞれに接続される複数のワードドライバと、前記所定数のビット線に接続されるビット線選択回路とを有し、
    前記複数のグローバルワード線のそれぞれは、前記第1方向に並ぶ複数のメモリタイル領域に含まれる複数のワードドライバに共通に接続され、
    前記複数のグローバルビット線のそれぞれは、前記第2方向に並ぶ複数のメモリタイル領域に含まれる複数のビット線選択回路に共通に接続され、
    第1書込み期間において、前記複数のグローバルワード線の1つが選択され、かつ、前記ビット線選択回路が接続される前記所定数のビット線のうち1つを選択することにより、1つの前記メモリタイル領域内において、1つのメモリセルに対して書込みを行うことを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項4に記載の半導体装置において、
    前記第1書込み期間において、前記選択されたグローバルワード線に対応する複数のメモリタイル領域に含まれる複数のビット線選択回路は、並列に前記所定数のビット線のうち一つを選択することを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項4に記載の半導体装置において、
    前記第1方向に並ぶ複数のメモリタイル領域は、第1及び第2のメモリタイル領域群を含む複数のメモリタイル領域群に分けられ、
    前記第1書込み期間において、前記第1のメモリタイル領域群に含まれるメモリセルにデータを書込んだ後に、前記第2のメモリタイル領域群に含まれるメモリセルにデータを書込むことを特徴とする半導体装置。
  7. 請求項6に記載の半導体装置において、
    前記第1及び前記第2のメモリタイル領域群にデータを書込んだ後、前記第1のメモリタイル領域群及び第2のメモリタイル領域群から並行してデータを読み出し、ベリファイ動作を行うことを特徴とする半導体装置。
  8. 請求項1に記載の半導体装置において、前記メモリプレーンを2つ以上有し、
    前記入力バッファに入力されたデータは、前記メモリプレーンの個数と同じ個数に分割され、前記2つ以上のメモリプレーンは、並列して書込み動作を行うことを特徴とする半導体装置。
  9. 請求項に記載の半導体装置において、
    前記入力バッファに入力されたデータは、前記第1書込み期間にて前記複数のメモリタイル領域に書込まれるビット数単位に分割され、前記複数のメモリタイル領域に書込まれるビット数単位ごとに順に2つ以上あるメモリプレーンに対して転送されることを特徴とする半導体装置。
  10. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記メモリ領域制御回路は、前記ページサイズレジスタに設定された書換えモードにより、前記複数のワード線を選択するための内部アドレスを生成する回数を制御することを特徴とする半導体装置。
  11. 複数の第1グローバルビット線と、前記複数の第1グローバルビット線のそれぞれに対し接続される複数の第1ビット線選択回路と、前記複数の第1ビット線選択回路のそれぞれに接続される複数の第1ビット線と、前記複数の第1ビット線と交差する複数の第1ワード線と、前記複数の第1ビット線と前記複数の第1ワード線の所望の交点に配置された複数の第1メモリセルとを有する第1メモリプレーンと、
    前記複数の第1グローバルビット線に接続される複数の第1書込み駆動回路と、
    前記第1メモリプレーンに対する書換えモードを示す書換えコマンドと、前記複数の第1メモリセルに記憶されるデータとが入力される入力バッファと、
    前記複数の第1書込み駆動回路に接続され、前記入力バッファに入力されたデータを一時保持する第1の小規模記憶情報レジスタ群及び第2の小規模記憶情報レジスタ群を含む第1の記憶情報レジスタ群と、
    前記書換えコマンドに従って、第1の書換えモード又は第2の書換えモードが設定されるページサイズレジスタとを具備し、
    前記ページサイズレジスタが前記第1の書換えモードに設定された場合に前記第1の記憶情報レジスタ群に保持されるデータ量は、前記ページサイズレジスタが前記第2の書換えモードに設定された場合に前記第1の記憶情報レジスタ群に保持されるデータ量より小さく、
    前記ページサイズレジスタが前記第1の書換えモードに設定された場合に、前記入力バッファに入力されたデータは、前記第1の小規模記憶情報レジスタ群に格納され、前記第1の小規模記憶情報レジスタ群から前記複数の第1書込み駆動回路に転送され、
    前記ページサイズレジスタが前記第2の書換えモードに設定された場合に、前記入力バッファに入力されたデータは、前記第1の小規模記憶情報レジスタ群及び前記第2の小規模記憶情報レジスタ群に格納され、前記第1の小規模記憶情報レジスタ群から前記複数の第1書込み駆動回路に転送された後、前記第2の小規模記憶情報レジスタ群から前記複数の第1書込み駆動回路に転送されることを特徴とする半導体装置。
  12. 請求項11に記載の半導体装置において、
    前記第1メモリプレーンはさらに、前記複数の第1ワード線に接続される複数の第1ワードドライバと、前記複数の第1ワードドライバに接続される複数の第1グローバルワード線とを有し、
    前記複数の第1ワードドライバは、前記複数の第1ビット線選択回路のそれぞれに対応して、複数の第1ワードドライバ群に分割され、
    前記第1メモリプレーンは、前記複数の第1ビット線選択回路の一つと前記複数の第1ワードドライバ群の一つとで区切られる複数の第1メモリタイル領域をさらに有し、
    前記複数の第1グローバルワード線のそれぞれは、前記複数の第1ワード線が伸びる第1方向に配置される複数の第1メモリタイル領域に含まれる複数の第1ワードドライバに共通に接続され、
    前記複数の第1グローバルビット線のそれぞれは、前記第1方向と交差する第2方向に並ぶ複数の第1メモリタイル領域に含まれる複数の第1ビット線選択回路に共通に接続され、
    第1書込み期間において、前記複数の第1グローバルワード線の1つが選択され、かつ、前記第1ビット線選択回路が接続される所定数の第1ビット線のうち1つを選択することにより、1つの前記第1メモリタイル領域内において、1つのメモリセルに対して書込みを行うことを特徴とする半導体装置。
  13. 請求項12に記載の半導体装置において、
    前記第1書込み期間において、前記第1または第2の小規模記憶情報レジスタ群の一方から前記複数の第1書込み駆動回路に対し、並列に保持しているデータを転送し、
    前記複数の第1書込み駆動回路は、前記転送されたデータに従って、前記複数の第1ビット線選択回路を並列に駆動し、
    前記第1方向に並ぶ複数の第1メモリタイル領域に含まれる複数の第1ビット線選択回路は、並列に対応する前記所定数の第1ビット線のうち一つを選択することを特徴とする半導体装置。
  14. 請求項12に記載の半導体装置において、
    前記複数の第1書込み駆動回路は、第1及び第2書込み駆動回路群を含む複数の書込み駆動回路群に分けられ、
    前記第1書込み期間において、前記第1の書込み駆動回路群に対応するメモリセルに書込んだ後に、前記第2の書込み駆動回路群に対応するメモリセルにデータを書込むことを特徴とする半導体装置。
  15. 請求項14に記載の半導体装置において、
    前記第1方向に並ぶ複数の第1メモリタイル領域は、第1及び第2のメモリタイル領域群を含む複数のメモリタイル領域群に分けられ、
    前記第1及び前記第2のメモリタイル領域群にデータを書込んだ後、前記第1のメモリタイル領域群及び第2のメモリタイル領域群から並行してデータを読み出し、ベリファイ動作を行う半導体装置。
  16. 請求項12に記載の半導体装置において、
    複数の第2グローバルビット線と、前記複数の第2グローバルビット線のそれぞれに対し接続される複数の第2ビット線選択回路と、前記複数の第2ビット線選択回路のそれぞれに接続される複数の第2ビット線と、前記複数の第2ビット線と交差する複数の第2ワード線と、前記複数の第2ビット線と前記複数の第2ワード線の所望の交点に配置された複数の第2メモリセルとを有する第2メモリプレーンと、
    前記複数の第2グローバルビット線に接続される複数の第2書込み駆動回路と、
    前記複数の第2書込み駆動回路に接続され、前記入力バッファに入力されたデータを一時保持する第3の小規模記憶情報レジスタ群及び第4の小規模記憶情報レジスタ群を含む第2の記憶情報レジスタ群と、を更に具備し、
    前記第1の書換えモードにおいて、前記入力バッファから入力されたデータは、前記第1の小規模記憶情報レジスタ群及び前記第3の小規模記憶情報レジスタ群に格納されると共に、前記第1メモリプレーンと前記第2メモリプレーンへのデータの書込みは並列して行なわれ、
    前記第2の書換えモードにおいて、前記入力バッファから入力されたデータは、前記第1ないし第4小規模記憶情報レジスタ群に格納されると共に、前記第1および第3の小規模記憶情報レジスタ群に格納されたデータは、前記第1メモリプレーンと前記第2メモリプレーンへ並列して書込まれ、前記第2及び第4の小規模記憶情報レジスタ群に格納されたデータは、前記第1メモリプレーンと前記第2メモリプレーンへ並列して書込まれることを特徴とする半導体装置。
  17. 請求項16に記載の半導体装置において、
    前記並列して読書き動作を行うとき、前記入力バッファに入力されたデータは、前記第1書込み期間にて前記複数の第1メモリタイル領域に書込まれるビット数単位に分割され、2つ以上あるメモリプレーンに対し所定の順序で転送されることを特徴とする半導体装置。
  18. 請求項11に記載の半導体装置において、
    前記第1及び第2の小規模記憶情報レジスタ群のそれぞれのビット数と前記複数の第1書込み駆動回路とが同数であり、
    前記第1の小規模記憶情報レジスタ群の夫々のビットは、前記複数の第1書込み駆動回路のうちの一つに接続され、
    前記第2の小規模記憶情報レジスタ群の夫々のビットは、前記複数の第1書込み駆動回路のうちの一つに接続されることを特徴とする半導体装置。
  19. 請求項11に記載の半導体装置において、
    さらに、前記ページサイズレジスタに設定された書換えモードにより、前記複数の第1ワード線を選択するための内部アドレスを生成する回数を制御するメモリ領域制御回路を有することを特徴とする半導体装置。
  20. データを記憶するメモリチップと、前記メモリチップと外部入出力部との間のデータ転送を制御する周辺回路と、を有し、
    前記メモリチップは、
    複数のビット線と、前記複数のビット線と交差する複数のワード線と、前記複数のビット線と前記複数のワード線との所定の交点に配置された複数のメモリセルとを有するメモリプレーンと、
    前記メモリプレーンに対する書換えモードを示す動作設定コマンドと、前記複数のメモリセルに記憶されるデータと、前記データに対応するアドレスとが入力される入力バッファと、
    前記入力バッファに入力された前記アドレスに従って、前記メモリプレーンへの前記データの書込みを制御するメモリ領域制御回路と、
    前記入力バッファに入力された前記動作設定コマンドに従って、第1の書換えモード又は第2の書換えモードが設定されるページサイズレジスタと、を有し、
    前記メモリプレーンは、第1情報記憶領域と第2情報記憶領域とを含み、
    前記周辺回路は、前記外部入出力部から送られてくる記憶情報のデータサイズに応じた前記動作設定コマンドを前記ページサイズレジスタに対して発行し、前記ページサイズレジスタを前記第1の書換えモードに設定した場合において次の動作設定コマンドが入力されるまでの第1アクセスサイクル時間よりも、前記ページサイズレジスタを前記第2の書換えモードに設定した場合において次の動作設定コマンドが入力されるまでの第2アクセスサイクル時間を短くし、
    前記周辺回路が前記ページサイズレジスタを前記第1の書換えモードに設定し前記入力バッファに前記第1情報記憶領域を示すアドレスが入力された場合には、前記メモリ領域制御回路は前記第1情報記憶領域に前記データを書込み、前記周辺回路が前記ページサイズレジスタを前記第2の書換えモードに設定し前記入力バッファに前記第1情報記憶領域を示すアドレスが入力された場合には、前記メモリ領域制御回路は前記第1情報記憶領域及び前記第2情報記憶領域に前記データを書込むことを特徴とするメモリモジュール。
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