JP5281072B2 - 光コネクター及びその製造方法 - Google Patents
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Description
(1)何の前工程も必要なく、圧着金具を圧着するだけの圧着金具1、圧着金具3、圧着金具5のタイプ。
(2)前工程で予めフェルールに圧着金具を圧入、溶接、などで一体化して置き、後にファイバーケーブルの緩衝皮膜の部分のみ圧着をする圧着金具2、圧着金具4、圧着金具5のタイプ。
上述の各タイプの圧着金具は、それぞれが特徴を持ち、使う側の設計思想による選択に任せ、決め付けるものでない事は言うまでも無く、その時々で使い分ける事が得策と考える。
(付記1)
両端から中央に向かってそれぞれ、異なる孔径を有するスリーブ形状の圧着金具であって、
一方の孔径はフランジ付きフェルールの後端部に被さり、且つ、後に圧着金具の塑性変形により圧着の強度が確保できる孔径を具備し、もう一方は光ファイバー素線の外側に緩衝皮膜を施した光ファイバーケーブルの光ファイバー心線を通すに足り、且つ、後に圧着金具の塑性変形により圧着の強度が確保できる孔径を具備し、
前記圧着金具の一方をフランジ付きフェルールのフランジ後端部に被せると共に前記圧着金具の他方から光ファイバー心線及び光ファイバー素線を挿入、フランジ付きフェルールの光ファイバー素線貫通孔に光ファイバー素線を貫通させた後に、前記フランジ付きフェルールのフランジの後端部に位置する前記圧着金具部と貫通させた光ファイバー心線に位置する前記圧着金具部を圧着し、前記フランジ付きフェルールと前記光ファイバーケーブルの光ファイバー素線を固定する事を特徴とした
圧着金具。
(付記2)
付記1に記載の圧着金具であって、
フランジ付きフェルールの後端部に被さる側の孔径を前記フランジ付きフェルール後端部外形径より小径にし、前記圧着金具と前記フランジ付きフェルール後端部との固定を圧入加工にて実現する事を特徴とした圧着金具。
(付記3)
付記1に記載の圧着金具であって、
異なる孔径の実現を異種材料のスリーブで構成、前記をフランジ付きフェルールのフランジ後端部に被さるスリーブを外周に、前記光ファイバー心線を貫通させるスリーブを内周にする二重構造を構成し、前記フランジ付きフェルールのフランジ後端部と前記貫通させた光ファイバー心線のそれぞれの材料特性に適した、前記圧着金具の圧着性能を実現、適正な引張り強度を実現する、前記フランジ付きフェルールと前記光ファイバーケーブルの光ファイバー素線を固定する事を特徴とした圧着金具。
(付記4)
付記3に記載の圧着金具であって、
フランジ付きフェルールの後端部に被さる側の孔径を前記フランジ付きフェルール後端部外形径より小径にし、前記圧着金具と前記フランジ付きフェルール後端部との固定を圧入加工にて実現する事を特徴とした圧着金具。
(付記5)
付記1乃至4のいずれかに記載の圧着金具であって、
前記貫通させた光ファイバー心線を圧着する前記圧着金具の圧着部に少なくとも1以上の逃げ溝を設け、前記圧着金具の圧着時に前記光ファイバーケーブル心線の緩衝皮膜に掛かる過度の圧力を避け、適度に塑性変形の形状を維持し、適正な引張り強度を実現する、前記フランジ付きフェルールと前記光ファイバーケーブルの光ファイバー素線を固定する事を特徴とした圧着金具。
(付記6)
付記1乃至5のいずれかに記載の圧着金具の一方端と、前記フランジ付きフェルールのフランジ後端部との固定を溶接にて実現する事を特徴とした
光コネクターの製造方法。
1a : スリーブ
1c : フェルールフランジ孔
1d : 光ファイバー心線孔
2 : 圧着金具
2a : スリーブ
2c : フェルールフランジ孔
2d : 光ファイバー心線孔
3 : 圧着金具
3a : 外スリーブ
3b : 内スリーブ
3c : フェルールフランジ孔
3d : 光ファイバー心線孔
4 : 圧着金具
4a : 外スリーブ
4b : 内スリーブ
4c : フェルールフランジ孔
4d : 光ファイバー心線孔
5 : 圧着金具
5a : 外スリーブ
5b : 内スリーブ
5c : フェルールフランジ孔
5d : 光ファイバー心線孔
5e : 逃げ溝
6 : フランジ付き接着型フェルール
6a : フェルール
6b : フランジ
6c : 光ファイバー素線貫通孔
6d : 光ファイバー心線孔
6A : 外径
8 : 光ファイバーケーブル
8a : 外皮
8b : 補強材
9 : 光ファイバー心線
9a : 緩衝皮膜
10 : 光ファイバー素線
10a : クラッド
10b : 石英コアー
11 : コネクターハウジング
12 : 光ファイバークリーバー
12a : クランパー
12b : カッター
12c : クランパー
13 : スプリング
圧着A : フェルール側圧着部
圧着B : 光ケーブル側圧着部
圧入A : 圧入圧力方向
溶接A : 溶接部分
Claims (6)
- 光ファイバーケーブルの光ファイバー素線が貫通する貫通孔を備えたフランジ付きフェルールと、
前記フランジ付きフェルールにおけるフランジの後端部を挿入する第1の孔が一方の端部に形成され、前記光ファイバー素線の外側に緩衝皮膜を施した光ファイバー心線を通す第2の孔が他方の端部に形成されたスリーブ形状の圧着金具と
を有し、
前記第2の孔は、前記フランジの後端部の外径に比べて小さい孔径を有し、
前記圧着金具は、前記第1の孔において前記フランジの後端部と圧着され、前記第2の孔において前記光ファイバー心線と圧着される、
光コネクター。 - 前記圧着金具は、前記光ファイバー心線を挿通する前記第2の孔が形成された光ファイバー側圧着部に、少なくとも1つの逃げ溝を有する、
請求項1に記載の光コネクター。 - 前記圧着金具は、
前記第1の孔が形成された外スリーブと、
前記外スリーブの内側に位置し、前記第2の孔が形成された内スリーブと、
を有し、
前記外スリーブは、前記第1の孔において圧着される前記フランジの後端部との間で互いの塑性変形特性に因る引っ張り強度を得るのに適した材料を用いて構成され、
前記内スリーブは、前記第2の孔において圧着される前記光ファイバー心線との間で互いの塑性変形特性に因る引っ張り強度を得るのに適した材料を用いて構成される、
請求項1又は2に記載の光コネクター。 - 前記第1の孔は、前記フランジの後端部との圧着前において当該後端部の外形径より小さい孔径を有しており、
前記フランジの後端部は、前記第1の孔へ圧入することにより前記圧着金具と圧着される、
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光コネクター。 - 前記圧着金具と前記フランジの後端部とが溶接によって固定される、
請求項1乃至4のいずれか一項に記載の光コネクター。 - 光ファイバーケーブルの光ファイバー素線が貫通する貫通孔を備えたフランジ付きフェルール、及び、
前記フランジ付きフェルールにおける前記フランジの後端部を挿入する第1の孔が一方の端部に形成され、前記光ファイバー素線の外側に緩衝皮膜を施した光ファイバー心線を通す第2の孔が他方の端部に形成されたスリーブ形状の圧着金具、
を有する光コネクターの製造方法であって、
前記圧着金具の前記第1の孔に前記フランジの後端部を挿入する工程と、
前記圧着金具の前記第2の孔に前記光ファイバー心線及び前記光ファイバー素線を通す工程と、
前記フランジ付きフェルールの前記貫通孔に前記光ファイバー素線を通す工程と、
前記第1の孔において前記圧着金具と前記フランジの後端部を圧着する工程と、
前記第2の孔において前記圧着金具と前記光ファイバー心線を圧着する工程と、
前記フランジ付きフェルールから突き出た前記光ファイバー素線を、前記フランジ付きフェルールのフェルールの端面において切断する工程と
を有する光コネクターの製造方法。
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JP2010284990A JP5281072B2 (ja) | 2010-12-21 | 2010-12-21 | 光コネクター及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP5281072B2 true JP5281072B2 (ja) | 2013-09-04 |
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- 2010-12-21 JP JP2010284990A patent/JP5281072B2/ja active Active
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