JP5280752B2 - ウインドガラス昇降装置、及びセンサの接続構造 - Google Patents

ウインドガラス昇降装置、及びセンサの接続構造 Download PDF

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Description

本発明は、ウインドガラスに挟み込み検出用センサのセンサ部材が設置されるウインドガラス昇降装置、及びセンサの接続構造に関するものである。
車両ドアのウインドガラスを電動モータの駆動力にて昇降させるウインドガラス昇降装置において、上昇して閉作動しているウインドガラスとドアフレームとの間に異物を挟持する可能性を有するため、異物の挟み込みを検出するセンサを設置し、該センサの検出に基づいて異物の挟み込みを未然に防止したり、挟持してしまった異物を解放する機能を有するものが知られている。
このような挟み込みを検出するセンサには種々あるが、例えば特許文献1にて示されているように、異物近接時の静電容量変化を検出する静電容量型近接センサが用いられ、同特許文献1では、そのセンサ部材(センサ電極)がウインドガラスの上端部に設置されている。
特開2005−314949号公報
ところで、ウインドガラスに設置されたセンサ部材と、制御装置であるウインドECUとの電気的接続を図る必要があるが、上記した特許文献1では、その具体的な手法の開示及び示唆がなされていない。特に、センサ部材が設けられるウインドガラスは移動体であり、またモータの駆動をガラスの昇降動作に変換するレギュレータといった作動機構もドア内に収容されているため、これらの作動に干渉しないように配線の取り回しに十分に留意する必要があった。更に、ウインドガラスはドア内の被水域に配置されることから、防水対策も考慮する必要もあった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、ウインドガラスに設置するセンサ部材の他との電気的接続を好適に行うことができるウインドガラス昇降装置、及びセンサの接続構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ウインドモータの駆動に基づくウインドレギュレータの作動によりウインドガラスを昇降させるように構成されるとともに、前記ウインドガラスの挟み込み防止制御を行うための挟み込み検出用のセンサ部材がそのウインドガラスに設置されてなるウインドガラス昇降装置であって、前記ウインドガラスに固定されて該ガラスを保持する保持部材にて前記ウインドレギュレータとの連結が図られるものであり、前記センサ部材の他との電気的接続を図る電気接続部が前記保持部材に設けられ、前記センサ部材と前記保持部材に設けた前記電気接続部とは、前記ウインドガラスに設けられる接続用電極を通じて電気的に接続され、前記電気接続部は、前記保持部材内で前記接続用電極と電気的に接続される接続端子が一体に設けられたコネクタ部であって、前記コネクタ部の接続端子は、前記接続用電極と弾性接触するための弾性接触子を有し、前記保持部材の組付けとともに前記弾性接触子が前記接続用電極に接触して電気的に接続されることをその要旨とする。
この発明では、ウインドレギュレータとの連結を図るべく、ウインドガラスに固定されて該ガラスを保持する保持部材が用いられており、ウインドガラスに設置される挟み込み検出用のセンサ部材の他との電気的接続を図る電気接続部がその保持部材に設けられる。つまり、ウインドガラスを保持する保持部材はウインドレギュレータとの連結に用いられるため、センサ部材の他との電気的接続を図る配線をその保持部材に設けた電気接続部からウインドレギュレータの構成部材に沿わせたり支持させたりすること等が容易にでき、配線の取り回しが容易となる。また、保持部材によるウインドガラスとウインドレギュレータとの連結作業とともにその保持部材に設けた電気接続部での接続作業が近接位置にて行えるので、その接続作業も容易となる。また、ウインドガラスとともに昇降する保持部材に電気接続部が設けられることで、ウインドガラスの昇降時の電気接続部への応力が軽減される。また、保持部材に電気接続部が一体に設けられることで、部品点数の低減にも寄与できる。
この発明では、センサ部材と保持部材に設けた電気接続部とは、ウインドガラスに設けられる接続用電極を通じて電気的に接続される。つまり、ウインドガラスに接続用電極を設け、該接続用電極にて保持部材の電気接続部との接続が行われるため、センサ部材の端末形状等に左右されることなくその接続が容易となる。換言すれば、センサ部材の端末形状等の自由度が向上する。
この発明では、電気接続部は、保持部材内で接続用電極と電気的に接続される接続端子が一体に設けられるコネクタ部よりなる。これにより、コネクタ部としたことで電気接続部を簡素に構成でき、また他の装置との電気的接続がコネクタ部同士の連結となるため容易となる。
この発明では、コネクタ部の接続端子は弾性接触子を有し、保持部材の組付けとともにその弾性接触子が接続用電極に弾性接触して電気的に接続される。これにより、コネクタ部の接続端子と接続用電極との接続作業を別途必要としない。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のウインドガラス昇降装置において、前記保持部材は、前記コネクタ部を含む部位とそれ以外の部位とで分割構造をなしていることをその要旨とする。
この発明では、保持部材は、コネクタ部を含む部位とそれ以外の部位との分割構造にて構成される。即ち、ウインドガラスは車両ドアの比較的狭い箇所に挿入して取り付けられるため、その挿入作業が円滑となるように例えばコネクタ部を後付けとすることが可能となる。また、コネクタ部の接続端子と接続用電極との接続箇所は保持部材内に設定されることから、保持部材を分割構造としてその接続箇所での接続を確実に行った後に保持部材を組み付けることも可能となる。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載のウインドガラス昇降装置において、前記コネクタ部の接続端子と前記接続用電極との接続箇所を密閉するシール部材が設けられていることをその要旨とする。
この発明では、コネクタ部の接続端子と接続用電極との接続箇所を密閉するシール部材が設けられる。これにより、ウインドガラスが被水しても、シール部材によりコネクタ部の接続端子と接続用電極との接続部分への被水が防止される。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のウインドガラス昇降装置において、前記保持部材は、前記コネクタ部を含む部位とそれ以外の部位とで分割構造をなすものであり、前記保持部材の組付けとともに前記コネクタ部の接続端子と前記接続用電極との接続箇所が前記シール部材にてシールされることをその要旨とする。
この発明では、保持部材は分割構造をなし、その保持部材の組付けとともにコネクタ部の接続端子と接続用電極との接続箇所がシール部材にてシールされる。これにより、接続箇所にかかるシール作業を別途必要としない。
請求項に記載の発明は、ウインドモータの駆動に基づくウインドレギュレータの作動により昇降されるウインドガラスにおいて、前記ウインドガラスの挟み込み防止制御を行うための挟み込み検出用のセンサ部材がそのウインドガラスに設置されるセンサの接続構造であって、前記ウインドガラスに固定されて該ガラスを保持する保持部材にて前記ウインドレギュレータとの連結が図られるものであり、前記センサ部材の他との電気的接続を図る電気接続部が前記保持部材に設けられ、前記センサ部材と前記保持部材に設けた前記電気接続部とは、前記ウインドガラスに設けられる接続用電極を通じて電気的に接続され、前記電気接続部は、前記保持部材内で前記接続用電極と電気的に接続される接続端子が一体に設けられたコネクタ部であって、前記コネクタ部の接続端子は、前記接続用電極と弾性接触するための弾性接触子を有し、前記保持部材の組付けとともに前記弾性接触子が前記接続用電極に接触して電気的に接続されることをその要旨とする。
この発明では、請求項1の発明と同様の作用効果が得られるセンサの接続構造を提供できる。
本発明によれば、ウインドガラスに設置するセンサ部材の他との電気的接続を好適に行うことができるウインドガラス昇降装置、及びセンサの接続構造を提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、車両ドア1内には、ウインドガラス2が昇降可能に取り付けられ、該ガラス2を昇降(開閉)させるウインドガラス昇降装置3が取り付けられている。ウインドガラス昇降装置3は、ウインドモータ4と、該モータ4の回転駆動によりウインドガラス2を昇降作動させるXアーム式のウインドレギュレータ5を備えている。
ウインドモータ4は、直流モータと減速機構とが一体に構成されたギヤードモータにて構成されている。また、ウインドモータ4内には、該モータ4を制御してウインドガラス2の作動を制御するウインドECU6が一体に収容されてなる。ウインドECU6は、ウインドガラス2の通常開閉制御に加え、ウインドガラス2とドア1の窓枠部1aとの間での挟み込みを防止する制御も行っている。
ウインドレギュレータ5は、Xアームを構成する一対のアーム11,12と、各アーム11,12の上端にて跨るように取り付けられる支持ベース13とを有し、一方のアーム11の下端に設けられるセクタギヤ14と前記ウインドモータ4の出力ギヤ4aとが噛合されている。ウインドモータ4が駆動されると、その駆動力が出力ギヤ4aを通じてセクタギヤ14に入力され、これにより一対のアーム11,12が上下方向に伸縮して、支持ベース13が水平を維持しつつ上下方向に移動する。支持ベース13は、その両端それぞれにおいて、ウインドガラス2の下端部に互いに所定間隔を有して固着されるガラスホルダ15,16(保持部材)とねじ等にて固定されている。そして、支持ベース13の上下方向の移動に伴い、ガラスホルダ15,16を介して保持されたウインドガラス2の昇降(開閉)作動が行われるようになっている。
ガラスホルダ15,16について、ウインドガラス2の下端部を保持するように断面略コ字状をなし、該ガラス2の厚さ方向に若干突出するが薄型に構成されている。ガラスホルダ15,16には、支持ベース13に対して取り付ける際のねじ等を挿通させる挿通孔15b,16bを有する取付部15a,16aが下方に突出形成され、ウインドガラス2の厚さ方向に突出しない程度に形成されている。
また、アーム12側に位置するガラスホルダ15には、図3に示すように、接続端子17がインサートされたコネクタ部18(電気接続部)が一体に形成されている。コネクタ部18は、後述の回路側のコネクタ部24との連結方向が側方に向くように取付部15aと並んで下方に突出形成され、ウインドガラス2の厚さ方向にガラスホルダ15本体と同等となるように形成されて薄型化が図られている。コネクタ部18にインサートされた接続端子17はその基端部が弾性接触子17aとして形成され、ガラスホルダ15内の接続用空間15cに突出している。尚、ガラスホルダ15はウインドガラス2に接着剤19にて固定され、この接着剤19がシール部材としても機能して接続用空間15cが密閉空間とされている。
ウインドガラス2の上端面には、該ガラス2とドア1の窓枠部1aとの間での異物挟持を検出する挟み込み検出センサのシート状のセンサ電極20(センサ部材)がガラス2の上端部全体に亘って貼着されている。この挟み込み検出センサは、異物の近接により静電容量値が変化する静電容量型近接センサにて構成されており、センサ電極20は、静電容量を検知するためのものである。
挟み込み検出センサのセンサ電極20の端末部と接続される同じくシート状の接続用電極21は、ウインドガラス2の一方の側端面から下端面へとガラス2の周囲の端面に沿って貼着されており、コネクタ部18を有する一方のガラスホルダ15と重なる位置、この場合ホルダ15内の接続用空間15cにまで延びている。そして、ガラスホルダ15のウインドガラス2への固着の際、該ホルダ15内の接続用空間15cでは、接続端子17の基端部の接触子17aが接続用電極21の表面にその弾性力にて接触し、接続端子17とセンサ電極20とがこの接続用電極21を通じて電気的に接続されている。
前記ウインドモータ4は、内蔵されたウインドECU6と接続された接続用リード線22を有し、アーム11の下側部分とアーム12の上側部分を伝ってコネクタ部18まで延びている。この場合、接続用リード線22は、アーム11,12の作動に伴って張力の生じない長さに設定されるとともに、アーム11,12の作動の妨げとならない部位に図示しない結束部材等にて保持されている。接続用リード線22の先端部には検知回路23が設けられている。検知回路23のケースにはコネクタ部24が備えられ、この回路側のコネクタ部24とセンサ側のコネクタ部18とが連結されることで検知回路23がガラスホルダ15に支持されるとともに、図2に示すように、挟み込み検出センサのセンサ電極20がこの検知回路23を介してウインドECU6に電気的に接続されるようになっている。
そして、挟み込み検出センサ(静電容量型近接センサ)のセンサ電極20は、ウインドガラス2の上端部付近の静電容量を検知するものであり、検知回路23は、そのセンサ電極20にて検知した静電容量値に応じたレベルの検知信号をウインドECU6に出力する。つまり、ウインドガラス2の上端部に異物が近接すると静電容量値が変化するため、その静電容量値の変化が検知信号として入力されるウインドECU6では、上昇(閉作動)させていたウインドガラス2にて挟み込みが生じ得る、若しくは実際に挟み込みが生じていると判定し、該判定によりウインドモータ4を反転駆動させてウインドガラス2を下降させる挟み込み防止制御が行われる。
次に、本実施形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)本実施形態では、ウインドガラス2に固定されて該ガラス2を保持する一方のガラスホルダ15に対し、ウインドガラス2に設置される挟み込み検出用のセンサ電極20の他の装置(本実施形態では、検知回路23)との電気的接続を図る電気接続部としてコネクタ部18が一体に設けられている。つまり、ウインドガラス2を保持するガラスホルダ15はウインドレギュレータ5との連結に用いられるため、センサ電極20の他との電気的接続を図る接続用リード線22をそのガラスホルダ15に設けたコネクタ部18からウインドレギュレータ5の構成部材に沿わせたり支持させたりすること等を容易に行うことができ、配線の取り回しが容易である。また、ガラスホルダ15によるウインドガラス2とウインドレギュレータ5との連結作業とともにそのガラスホルダ15に設けたコネクタ部18での接続作業が近接位置にて行えるので、例えばドアパネルに設けられるサービスホール(ともに図示略)を共通化できる等、その接続作業も容易とすることができる。また、ウインドガラス2とともに昇降するガラスホルダ15にコネクタ部18が設けられることで、ウインドガラス2の昇降時のコネクタ部18への応力を軽減することができる。また、ガラスホルダ15にコネクタ部18が一体に設けられることで、部品点数の低減にも寄与することができる。
(2)本実施形態では、挟み込み検出用のセンサ電極20とガラスホルダ15に設けたコネクタ部18とは、ウインドガラス2に設けられる接続用電極21を通じて電気的に接続される構成とされている。つまり、ウインドガラス2に接続用電極21を設け、該接続用電極21にてガラスホルダ15のコネクタ部18との接続が行われるため、センサ電極20の端末形状等に左右されることなくその接続を容易とすることができる。換言すれば、センサ電極20の端末形状等の自由度を向上することができる。
(3)本実施形態では、センサ電極20の他の装置(検知回路23)との電気的接続を図る電気接続部としてコネクタ部18をガラスホルダ15に構成したことで、この電気接続部を簡素に構成でき、また他の装置(検知回路23)との電気的接続がコネクタ部18,24同士の連結となるため容易とすることができる。
(4)本実施形態では、コネクタ部18の接続端子17は弾性接触子17aを有し、ガラスホルダ15の組付けとともにその弾性接触子17aが接続用電極21に弾性接触して電気的に接続される構成とされている。これにより、コネクタ部18のウインドガラス2への組付けと同時にコネクタ部18の接続端子17と接続用電極21との接続がなされるため、その接続作業を別途必要としない。
(5)本実施形態では、ガラスホルダ15を固定する接着剤19がコネクタ部18の接続端子17と接続用電極21との接続箇所(接続用空間15c)を密閉するシール部材としても機能する。これにより、ウインドガラス2が被水しても、シール部材(接着剤19)によりコネクタ部18の接続端子17と接続用電極21との接続部分への被水を防止することができる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、挟み込み検出用のシート状のセンサ電極20をウインドガラス2に貼着させているが、これに限らず、例えばウインドガラス2にペースト状の導電部材を塗布してセンサ電極20を構成してもよい。
・上記実施形態では、センサ電極20をウインドガラス2の上端面に設置したが、その他の場所、例えばウインドガラス2のガラス面に設置してもよく、またウインドガラス2内に埋め込むようにしてもよい。
・上記実施形態では、センサ電極20とガラスホルダ15のコネクタ部18との電気的接続を図るためにウインドガラス2にシート状の接続用電極21を貼着させているが、このセンサ電極20についても、例えばウインドガラス2にペースト状の導電部材を塗布して構成してもよい。
・上記実施形態では、接続用電極21をウインドガラス2の一方の側端面と下端面とに連続して設置したが、例えば図4に示すように、ウインドガラス2のガラス面2a(室内側のガラス面)に設置してもよく、またウインドガラス2内に埋め込むようにしてもよい。また、接続用電極21を省略し、センサ電極20の端末線とコネクタ部18とを直接接続させてもよい。
・上記実施形態では、ガラスホルダ15は1つの部品で構成したが、例えば図5〜図9に示すように、ガラスホルダ15を、コネクタ部18を含む部位15Xとそれ以外の部位15Yとの分割構造にて構成してもよい。
図5に示す態様では、コネクタ部18を含む部位15Xをウインドガラス2に先に固定しておいて、コネクタ部18の接続端子17の基端部が接続用電極21に対し溶接にて接続される。その後、もう一方の部位15Yがウインドガラス2に組み付けられることで、接続端子17と接続用電極21との接続箇所がガラスホルダ15内に収容される。つまり、ガラスホルダ15を分割構造としたことで接続端子17の接続に溶接(溶着、接着、半田付け等でもよい)を用いることができ、より確実な接続を図ることができる。
図6に示す態様では、コネクタ部18を含む部位15Xをウインドガラス2に先に固定しておいて、接続用電極21に設けた接続片21aをコネクタ部18の接続端子17の基端部と固定プレート17xとで挟持し、接続端子17の基端部に設けたかしめ用突起17bにて固定プレート17xがかしめ固定されて接続端子17と接続用電極21とが接続される。その後、もう一方の部位15Yがウインドガラス2に組み付けられることで、接続端子17と接続用電極21との接続箇所がガラスホルダ15内に収容される。つまり、ガラスホルダ15を分割構造としたことで接続端子17の接続にかしめ(圧着等でもよい)を用いることができ、この態様においてもより確実な接続を図ることができる。
図7に示す態様では、取付部15aを含む部位15Yに環状のシール部材25が備えられ、係合突起15dが所定箇所に設けられている。これに対し、コネクタ部18を含む部位15Xには、基端部に弾性接触子17aを有する接続端子17が備えられ、部位15Yに設けた係合突起15dと係合するための係合孔15eが設けられている。そして、取付部15aを含む部位15Yをウインドガラス2に先に固定しておいて接続用空間15cの一部を開放させておき、後にコネクタ部18を含む部位15Xが部位15Yに対して装着され、互いに設けた係合突起15dと係合孔15eとが係合される。このようなコネクタ部18を含む部位15Xの部位15Yへの組付けと同時に、接続端子17の基端部の弾性接触子17aが接続用電極21に接触して電気的接続がなされ、またシール部材25にて接続用空間15cのシールがなされる。従って、この態様では、接続端子17と接続用電極21との接続作業を別途必要とせず、またその接続箇所にかかるシール作業を別途必要としない。
図8に示す態様では、取付部15aを含む部位15Yにネジ孔15fが所定箇所に設けられている。これに対し、コネクタ部18を含む部位15Xには、基端部に弾性接触子17aを有する接続端子17が備えられるとともに環状のシール部材25が備えられ、部位15Yに設けたネジ孔15fに対応するようにネジ取付片15gが設けられている。そして、取付部15aを含む部位15Yをウインドガラス2に先に固定しておいて接続用空間15cの一部を開放させておき、後にコネクタ部18を含む部位15Xが部位15Yに対して配置され、ネジ取付片15gを介してネジ孔15fにネジ26を締め付けることにより固定される。このようなコネクタ部18を含む部位15Xの部位15Yへの組付けと同時に、接続端子17の基端部の弾性接触子17aが接続用電極21に接触して電気的接続がなされ、またシール部材25にて接続用空間15cのシールがなされる。従って、この態様においても接続端子17と接続用電極21との接続作業を別途必要とせず、またその接続箇所にかかるシール作業を別途必要としない。更にこの態様では、コネクタ部18がガラス面の厚さ方向一方に突出するため、ウインドガラス2が車両ドア1の狭い箇所に挿入して取り付ける場合、取付部15aを含む部位15Yのみを組み付けたウインドガラス2を先に車両ドア1に挿入して取り付け、後にコネクタ部18を含む部位15Xを後付けすれば、ウインドガラス2の挿入作業を円滑に行うことができる。
図9に示す態様では、取付部15aを含む部位15Yに係合孔15hが所定箇所に設けられるとともに、コネクタ部18を含む部位15Xの挿入の案内及び保持を行う案内溝15iが設けられている。これに対し、コネクタ部18を含む部位15Xには、基端部に弾性接触子17aを有する接続端子17が備えられるとともに環状のシール部材25が備えられ、部位15Yに設けた係合孔15hと係合するための係合突起15jが設けられている。また、コネクタ部18を含む部位15Xには、部位15Yに設けた案内溝15iに挿入される一対の突条15kが設けられている。そして、取付部15aを含む部位15Yをウインドガラス2に先に固定しておいて接続用空間15cの一部を開放させておき、後にコネクタ部18を含む部位15Xが部位15Yに対し案内溝15i内に突条15kを挿入して装着され、互いに設けた係合突起15jと係合孔15hとが係合される。このようなコネクタ部18を含む部位15Xの部位15Yへの組付けと同時に、接続端子17の基端部の弾性接触子17aが接続用電極21に接触して電気的接続がなされ、またシール部材25にて接続用空間15cのシールがなされる。従って、この態様においても接続端子17と接続用電極21との接続作業を別途必要とせず、またその接続箇所にかかるシール作業を別途必要としない。
・上記実施形態では、ウインドモータ4内にウインドECU6を内蔵させたが、ウインドECU6をモータ4とは別に設けてもよい。また、ウインドECU6に検知回路23を含む回路構成としてもよい。
・上記実施形態では、検知回路23をコネクタ部18,24の連結にてガラスホルダ15に対して支持させたが、ガラスホルダ15以外で例えば、ウインドレギュレータ5の支持ベース13やアーム11,12等に対して検知回路23を支持させてもよい。
・上記実施形態では、挟み込み検出センサとして静電容量型の近接センサを用いたが、これに限らず、例えば電極接触型の感圧センサを用いてもよい。
・上記実施形態では、Xアーム式のウインドレギュレータ5を用いたが、例えば図10に示すように、ワイヤ式のウインドレギュレータ5Aを用いてもよい。即ち、ワイヤ式のウインドレギュレータ5Aは、ウインドモータ4の回転駆動をそのウインドレギュレータ5Aに装備されるワイヤ(図示略)に伝達してウインドガラス2を昇降作動させるものである。このウインドレギュレータ5Aにおいても、ウインドガラス2に固定されて該ガラス2の保持とともにウインドレギュレータ5Aとの連結を図るガラスホルダ15が備えられるため、このガラスホルダ15に対して上記実施形態と同様の接続構造を実施してもよい。
本実施形態におけるウインドガラス昇降装置の概略構成図である。 挟み込み検出用センサにかかる電気的構成を示すブロック図である。 ガラスホルダ部分の電気的接続を示す断面図である。 別例におけるガラスホルダ部分の電気的接続を示す概略構成図である。 別例におけるガラスホルダ部分の電気的接続を示す概略構成図である。 別例におけるガラスホルダ部分の電気的接続を示す概略構成図である。 別例におけるガラスホルダ部分の電気的接続を示す概略構成図である。 別例におけるガラスホルダ部分の電気的接続を示す概略構成図である。 別例におけるガラスホルダ部分の電気的接続を示す概略構成図である。 別例におけるウインドガラス昇降装置の概略構成図である。
符号の説明
2…ウインドガラス、3…ウインドガラス昇降装置、4…ウインドモータ、5,5A…ウインドレギュレータ、15…ガラスホルダ(保持部材)、15X,15Y…部位、17…接続端子、17a…弾性接触子、18…コネクタ部(電気接続部)、19…接着剤(シール部材)、20…センサ電極(センサ部材)、21…接続用電極、25…シール部材。

Claims (5)

  1. ウインドモータの駆動に基づくウインドレギュレータの作動によりウインドガラスを昇降させるように構成されるとともに、前記ウインドガラスの挟み込み防止制御を行うための挟み込み検出用のセンサ部材がそのウインドガラスに設置されてなるウインドガラス昇降装置であって、
    前記ウインドガラスに固定されて該ガラスを保持する保持部材にて前記ウインドレギュレータとの連結が図られるものであり、
    前記センサ部材の他との電気的接続を図る電気接続部が前記保持部材に設けられ
    前記センサ部材と前記保持部材に設けた前記電気接続部とは、前記ウインドガラスに設けられる接続用電極を通じて電気的に接続され、
    前記電気接続部は、前記保持部材内で前記接続用電極と電気的に接続される接続端子が一体に設けられたコネクタ部であって、
    前記コネクタ部の接続端子は、前記接続用電極と弾性接触するための弾性接触子を有し、前記保持部材の組付けとともに前記弾性接触子が前記接続用電極に接触して電気的に接続されることを特徴とするウインドガラス昇降装置。
  2. 請求項に記載のウインドガラス昇降装置において、
    前記保持部材は、前記コネクタ部を含む部位とそれ以外の部位とで分割構造をなしていることを特徴とするウインドガラス昇降装置。
  3. 請求項1又は2に記載のウインドガラス昇降装置において、
    前記コネクタ部の接続端子と前記接続用電極との接続箇所を密閉するシール部材が設けられていることを特徴とするウインドガラス昇降装置。
  4. 請求項に記載のウインドガラス昇降装置において、
    前記保持部材は、前記コネクタ部を含む部位とそれ以外の部位とで分割構造をなすものであり、前記保持部材の組付けとともに前記コネクタ部の接続端子と前記接続用電極との接続箇所が前記シール部材にてシールされることを特徴とするウインドガラス昇降装置。
  5. ウインドモータの駆動に基づくウインドレギュレータの作動により昇降されるウインドガラスにおいて、前記ウインドガラスの挟み込み防止制御を行うための挟み込み検出用のセンサ部材がそのウインドガラスに設置されるセンサの接続構造であって、
    前記ウインドガラスに固定されて該ガラスを保持する保持部材にて前記ウインドレギュレータとの連結が図られるものであり、
    前記センサ部材の他との電気的接続を図る電気接続部が前記保持部材に設けられ
    前記センサ部材と前記保持部材に設けた前記電気接続部とは、前記ウインドガラスに設けられる接続用電極を通じて電気的に接続され、
    前記電気接続部は、前記保持部材内で前記接続用電極と電気的に接続される接続端子が一体に設けられたコネクタ部であって、
    前記コネクタ部の接続端子は、前記接続用電極と弾性接触するための弾性接触子を有し、前記保持部材の組付けとともに前記弾性接触子が前記接続用電極に接触して電気的に接続されることを特徴とするセンサの接続構造。
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