JP5280484B2 - 以前の生起の試みに基づいてデータ呼生起を制御する装置と方法 - Google Patents

以前の生起の試みに基づいてデータ呼生起を制御する装置と方法 Download PDF

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Description

[関連出願]
本特許出願は2005年2月17日提出、仮出願番号第60/654,771号、タイトル“失敗の理由に基づいたデータ呼生起のスロットリング(Throttling of the Data call originations based on Failure reasons)”への優先権を主張し、そしてこれに関して譲受人に譲渡され、引用されてこの中に明確に組み込まれる。
[分野]
本開示は一般に通信に関し、そしてより詳しくは無線通信ネットワーク内でデータ呼を生起するための技術に関する。
無線通信ネットワークは、ボイス、データ、ビデオ、放送、メッセージング等のようないろいろな通信サービスを提供するために広く展開される。これらのネットワークは利用可能なシステム資源を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートできる多重アクセスネットワークであってもよい。そのような多重アクセスネットワークの実例は符号分割多重アクセス(CDMA)ネットワーク、時分割多重アクセス(TDMA)ネットワーク、周波数分割多重アクセス(FDMA)ネットワーク、および直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)ネットワークを含む。CDMAネットワークはcdma2000、広帯域CDMA(W−CDMA)等のようなラジオアクセス技術(RAT)を実施できる。cdma2000はIS−2000およびIS−95標準をカバーする。TDMAネットワークは移動通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))のようなRATを実施できる。これらのいろいろなRATおよび標準は当分野では知られている。
無線装置は無線ネットワークからデータサービスを得るためにデータ呼を生起できる。データ呼を生起するための手順はデータ呼生起と呼ばれる。無線装置はデータ呼生起に関する1つまたはそれ以上のネットワークエンティティとの一連のタスクを実行する。データ呼はいろいろな理由のために成功または失敗する可能性がある。もしもデータ呼が失敗すれば、その時無線装置はもう一度データ呼を生起できる。各生起の試みの結果次第で、無線装置は、多分呼失敗の原因には無関係に自動的に、データ呼生起を任意の回数繰り返すことができる。各失敗した生起の試みはどんな有用な結果または恩恵をも達成することなく高価なラジオリンク資源を浪費する。
したがってこの分野にはラジオリンク資源を保存するための手法においてデータ呼の生起を制御する技術についての必要性がある。
[発明の概要]
以前のデータ呼生起の試みの履歴(即ち呼履歴)に基づいてデータ呼の生起を制御するための技術がこの中に記述される。無線装置は呼履歴テーブル内に呼履歴を保持できる。
テーブル内の各エントリは、下に記述されたように、無線ネットワーク、ネットワークゾーン、およびデータ呼タイプの種々の組合わせに関するものであってもよい。各エントリは最後のデータ呼生起の試みが成功であったか失敗であったか、最後の成功した生起の試み以来の失敗した生起の試みの数、等のような情報を含んでもよい。無線装置はラジオリンク資源が保存されるように次のデータ呼生起を制御するために呼履歴を使用できる。
この技術の1実施形態では、データ呼を生起するための要求は(例えば、ユーザまたは上位レイヤアプリケーションから)受信され、そしてデータ呼の生起を制御するかどうか決定がなされる。生起制御はあるタイプのデータ呼に適用され、そして他のタイプのデータ呼には適用されないかもしれない。もしも生起制御が適用されるべきでなければ、その時無線装置はデータ呼を直ちに生起する。さもなければ、データ呼の生起はこのデータ呼に適用できる以前のデータ呼生起の試みに基づいて制御される。例えば、もしも(1)最も最近の生起の試みが成功であったかまたは(2)最も最近の生起の試みは失敗であったがしかしこの不成功の生起の試みから所定の時間周期(time period)が経過したならば、無線装置はデータ呼を直ちに生起できる。もしも最も最近の生起の試みが失敗であって、所定の時間周期が経過しなかったならば、その時無線装置は(1)この所定の時間周期が経過するまで待ってその後データ呼を生起するかまたは(2)データ呼を捨てることができる。所定の時間周期は固定の持続時間か可変の持続時間であってもよい。可変の持続時間は最後の成功した生起の試み(例えば、より多くの失敗した生起の試みについてのより長い持続時間)以来の不成功の生起の試みの数、最も最近の生起の試みについて遭遇した失敗のタイプ、等のようないろいろなファクタによるかもしれない。もしもデータ呼が生起されれば、その時呼履歴はこの生起の試みについての結果に基づいて更新される。
この発明のいろいろな局面および実施形態が下にさらに詳細に記述される。
無線ネットワークと通信している無線装置を示す図。 単純IP用の無線装置によるデータ呼生起を示す図。 移動体IP用の無線装置によるデータ呼生起を示す図。 呼スロットリング付きのデータ呼生起を示す図。 典型的な呼履歴テーブルを示す図。 スロットリング付きのデータ呼生起を実行するための手順を示す図。 以前のデータ呼生起の試みの履歴に基づいてデータ呼生起を制御するための手順を示す図。 無線装置を示すブロック図。 無線装置内のコントローラを示す図。
[詳細な説明]
本発明の特徴および性質は全体を通して付記される参照符号を有する図面とともに、下に述べる詳細説明からさらに明白になるであろう。
術語“典型的な”は“一例、事例、または実例として機能すること”を意味すべくこの中で使用されている。この中で“典型的な”として記述された任意の実施形態または構成は必ずしも他の実施形態または構成以上に好ましいとか有利であると解釈されるべきではない。
この中に記述されたデータ呼の生起を制御するための技術はいろいろな無線通信ネットワークおよびシステムのために使用されることができる。例えば、これらの技術はcdma2000ネットワーク、1xEV−DOネットワーク、ユニバーサル移動通信システム(UMTS)ネットワーク、GSMネットワーク、GSMおよび汎用パケット無線サービス(GPRS)を実施するGSM/EDGEネットワーク、IEEE802.11ネットワークのような無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、等のために使用されることができる。明快なこととして、下の記述の大部分はcdma2000および1xEV−DOネットワークに関するものである。cdma2000ネットワークはIS−2000および/またはIS−95を実施し、そしてボイスおよびデータサービスを提供する。1xEV−DOネットワークはIS−856を実施し、そしてデータサービスのために最大限に利用される。
図1はアクセスプロバイダネットワークとも呼ばれる、無線通信ネットワーク100と通信している無線装置110を示す。無線ネットワーク100はcdma2000ネットワークまたは1xEV−DOネットワークであってもよい。無線ネットワーク100は基地局122、パケット制御機能(PCF)124、パケットデータサービイングノード(PDSN)130、遠隔認証ダイヤルインユーザサービス(RADIUS)サーバ132、およびホームエージェント(HA)134を含む。基地局122は無線装置のための無線通信を提供し、そしてまたアクセスポイント(1xEV−DO術語)、基地局トランシーバ(BTS)、または何か他の術語で呼ばれることができる。パケット制御機能124は基地局122とPDSN130との間のデータパケットの伝送を制御する。PDSN130は無線ネットワーク100内の無線装置のためのデータサービスをサポートする。RADIUSサーバ132は認証、認可、およびアカウンティング(AAA)機能を提供する。ホームエージェント134は移動体インターネットプロトコル(IP)をサポートし、そしてフォーリンネットワークに現在付加されている移動無線装置にデータを送る責任がある。PDSN130、RADIUSサーバ132、およびホームエージェント134は直接接続を介してまたはIPネットワーク140を介して通信できる。IPネットワーク140は公衆インターネットおよび/または私設IPネットワークを含んでもよい。リモートホスト150のような他のエンティティはまたIPネットワークに連結されてもよい。
無線ネットワーク100はラジオネットワーク120およびパケットデータネットワークから成る。ラジオネットワーク120は基地局122およびパケット制御機能124を含み、そして無線通信をサポートする。パケットデータネットワークはPDSN130を含み、そしてラジオネットワーク120とIPネットワーク140との間のパケット交換通信をサポートする。無線ネットワーク100は典型的に、簡単のため図1には示されない他のネットワークエンティティを含む。図1に示されたネットワークエンティティはまた他の術語によっても呼ばれることができる。例えば、UMTSネットワークでは、基地局122はノードBと呼ばれ、パケット制御機能124はサービングGPRSサポートノード(SGSN)と呼ばれ、そしてPDSN130はゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)と呼ばれる。
無線装置110は固定型または移動型であってもよく、そして移動局(cdma2000術語)、アクセス端末(1xEV−DO術語)、ユーザ装置(UMTS術語)、端末、加入者ユニット、または何か他の術語でも呼ばれる。無線装置110はcdma2000ネットワーク、または1xEV−DOネットワーク、あるいは両ネットワークと通信できる。
無線ネットワーク100は単純IP(Simple IP)および/または移動体IP(Mobile IP)をサポートできる。単純IPはその中では無線装置がIPアドレスを割り当てられて無線ネットワークによってIPルーチングサービスを提供されるサービスを指す。無線装置は同じサービングPDSNへの接続性を有するラジオネットワークによってサービスされるほど長くそのIPアドレスを保存する。移動体IPはその中では無線装置が種々のPDSNに接続されたラジオネットワーク間でハンドオフした時でさえ永続的なIPアドレスを保持することができるサービスを指す。データ呼生起は単純IPおよび移動体IPについて異なる。
図2Aは単純IP用の無線装置110によるデータ呼生起に関する呼フロー200を示す。データ呼生起は無線装置110でまたは無線装置上で走行中のアプリケーションでユーザによって開始されることができる。無線装置110は初めにラジオネットワーク120との無線接続を確立し、そしてラジオネットワークにデータを送るために使用されるトラフィックチャネルをもたらす(ステップ210)。無線装置110はその後PDSN130とのPPP(ポイントツーポイントプロトコル)セッションを確立する(ブロック220)。PPPセッションを確立するために、無線装置110とPDSN130とはデータリンクを構成してテストするためにLCP(リンク制御プロトコル)パケットを交換する(ステップ222)。データリンクが確立された後に、無線装置110はCHAP(チャレンジハンドシェーク認証プロトコル)またはPAP(パスワード認証プロトコル)を使用して認証されることができる(ステップ224)。認証はまた無線装置110が要求されたデータサービスを受けることができることを確認するためにも実行されることができる(ステップ224)。無線装置110とPDSN130とはその後選択すべきNCP(ネットワーク制御プロトコル)パケットまたはIPCP(インターネットプロトコル制御プロトコル)パケットを交換し、そしてPPPのトップで動作する、IPのような、1つまたはそれ以上のネットワークレイヤプロトコルを構成する(ステップ226)。無線装置110はその後PDSN130を介してリモートホスト150とデータを交換することができる(ステップ230)。
図2Bは移動体IP用の無線装置110によるデータ呼生起に関する呼フロー250を示す。無線装置110は初めにラジオネットワーク120との無線接続を確立し、そしてトラフィックチャネルをもたらす(ステップ260)。無線装置110はその後PDSN130とのPPPセッションを確立する。(ステップ270)。PPPセッションを確立
するために、無線装置110とPDSN130とはデータリンクを構成して試験するためにLCPパケットを交換する(ステップ272)。データリンクが確立された後に、無線装置110はCHAPまたはPAPを使用してはならず、そしてPPP認証を要求してはならない(ステップ274)。無線装置110とPDSN130とはその後1つまたはそれ以上のネットワークレイヤプロトコルを選択して構成するためにNCPまたはIPCPパケットを交換する(ステップ276)。無線装置110はその後移動体IP(MIP)登録を実行し、それはホームエージェント134で登録すること、無線装置を認証すること、および要求されたデータサービスのための無線装置を認可することを伴う(ステップ280)。無線装置110はその後PDSN130を介してリモートホスト150とデータを交換することができる(ステップ290)。
cdma2000内の単純IPおよび移動体IPの両者についてのデータ呼生起は、2003年8月、3GPP2 X.S0011−002−C、タイトル“cdma2000無線IPネットワーク標準:単純IPおよび移動体IPアクセスサービス”内に記述される。PPP確立は、1994年7月、RFC1661、タイトル“ポイントツーポイントプロトコル(PPP)”内に記述される。移動体IP登録は、1996年10月、RFC2002、タイトル“IP移動性サポート”内に記述される。これらの文書は公的に利用可能である。
無線装置110は任意の与えられた瞬間にはナル状態、休止状態、またはアクティブ状態にあるかもしれない。ナル状態では、PPPは確立されず、そしてトラフィックチャネルは割り当てられなかった。休止状態では、PPPは確立されるが、しかしトラフィックチャネルは割り当てられなかった。アクティブ状態では、PPPは確立され、トラフィックチャネルは割り当てられ、そして無線装置は無線ネットワークとデータを交換することができる。無線装置はナル状態においてデータ呼を生起することができ、そして休止状態においてデータ呼を再生起することができる。
図2Aおよび2Bはデータ呼生起が成功である場合を示す。多くの事例では、データ呼生起はいろいろな理由により成功しない可能性がある。例えば、データ呼生起は以下の理由のいずれかで成功しない可能性がある;
・無線装置が正当なデータ加入者ではない;
・認証がPPPまたはMIP登録を失敗する:
・ネットワークが一時的に使用不能である;および
・その他の理由
無効データ加入者に関するシナリオは次のとおりであるかもしれない。無線装置がデータ呼を生起する。基地局はPDSNと通信し、そして典型的に(単純IPに関しては)RADIUSサーバと、または(移動体IPに関しては)ホームエージェントとも通信する。RADIUSサーバまたはホームエージェントはこの無線装置が要求されたデータサービスに加入したかどうかを決定し、もしも非加入であれば、この無線装置は正当なデータ加入者ではないことを基地局に通知する。基地局はその後理由のあるデータ呼生起を捨てる。
認証失敗に関するいくつかのシナリオは次のとおりであるかもしれない。無線装置がデータ呼をナル状態から生起する。基地局はこの無線装置に1トラフィックチャネルを割り当てる。PPPはその後無線装置とPDSNとの間でネゴシエートされる。単純IPに関しては、PPPネゴシエーションの間の認証(例えば、CHAPまたはPAP)は失敗するかもしれない。移動体IPに関しては、MIP登録の間の認証は失敗するかもしれない。
ネットワーク無効性に関するいくつかのシナリオは次のとおりであるかもしれない。1つのシナリオでは、無線装置がデータ呼をナル状態から生起する。もしもラジオネットワークがパケット制御機能とPDSNとの間のA10/A11接続を確立することができなければデータ呼は失敗する可能性があり、よってデータ呼を捨てる。もしもラジオネットワークは成功裡にA10/A11接続を確立するがしかしPDSNが悪い状態にあるためにPPPネゴシエーションが失敗すれば、データ呼も失敗する可能性がある。もう1つのシナリオでは、無線装置がデータ呼を休止状態から再生起する。もしもラジオネットワークがPDSNと通信することができず、よってデータ呼を捨てれば、データ呼は失敗する可能性がある。もしもラジオネットワークがデータ呼を受け入れるがしかしPDSNが悪い状態にあってこのデータ呼を捨てれば、データ呼も失敗する可能性がある。
単純IPおよび移動体IPに関するデータ呼生起はまたLCPタイムアウト、IPCPタイムアウト、PPPセットアップ失敗等からの結果としてのPPPネゴシエーション失敗によっても失敗する可能性がある。LCPタイムアウトはもしもLCP構成要求パケットに関する応答がLCPタイムアウト期間以内に受信されなければ発生する。IPCPタイムアウトはもしもIPCPネゴシエーションがIPCPタイムアウト期間の後で不成功であれば発生する。PPPセットアップは無線装置および初期のデータ呼セットアップに関するまたはハンドオフに続くPPP再同期に関するPDSNでのオプションにおけるミスマッチにより失敗する可能性がある。単純IPに関して、PPPネゴシエーション失敗はまたPPP認証失敗から結果として生じる可能性がある。
移動体IP(MIP)に関するデータ呼生起はまた次の理由のために失敗する可能性がある:MIPエージェント誘導(solicitation)タイムアウト、MIP RRQ(登録要求)タイムアウト、MIPフォーリンエージェント失敗、およびMIPホームエージェント失敗。MIPエージェント誘導タイムアウトはもしもエージェント誘導メッセージがタイムアウト期間以内に受信されなければ発生する。MIP RRQタイムアウトはもしも登録要求に関する応答がRRQタイムアウト期間以内に受信されなければ発生する。MIPフォーリンエージェント失敗はもしもフォーリンエージェント失敗符号を有する登録応答メッセージがホームエージェントから受信されれば発生する。MIPホームエージェント失敗はもしもホームエージェント失敗符号を有する登録応答メッセージがPDSNから受信されれば発生する。
無線装置は、例えば、呼履歴テーブル内の、以前のデータ呼生起の試みの履歴を保持できる。呼履歴テーブル内の各エントリは、下記されるように、無線ネットワーク、ネットワークゾーン、およびデータ呼タイプの種々の組合わせに関するものであってもよい。各エントリは最後のデータ呼生起の試みが成功であったか不成功であったかどうか、最後の成功した生起の試み以来の失敗したデータ呼生起の試み(または呼失敗)の数、等のような情報を含んでもよい。呼履歴は将来のデータ呼生起についての成功の可能性を示すあるタイプの呼失敗について保持されることができる。無線装置はラジオリンク資源が保存されるように次のデータ呼生起を制御するためにこの呼履歴を使用できる。将来のデータ呼生起を制御するために以前の生起の試みの使用は“呼スロットリング(call throttling)”と呼ばれる。
1実施形態では、次のタイプの呼の失敗は将来のデータ呼生起のスロットリングという結果になる:
・ラジオネットワークによるデータ呼生起の廃棄―これは正当なデータ加入者ではない無線装置、PDSNと通信することができないラジオネットワーク、等による可能性がある;
・認証失敗―これは(単純IPに関しては)PPPネゴシエーションまたは(移動体IPに関しては)MIP登録の間に発生する可能性がある;
・PPPネゴシエーション失敗―これは悪い状態にあるPDSN、LCPタイムアウト、IPCタイムアウト、PPPセットアップ失敗、等による可能性がある;および
・移動体IPセットアップ失敗―これはMIPエージェント誘導タイムアウト、MIP RRQタイムアウト、MIPフォーリンエージェント失敗、MIPホームエージェント失敗、等による可能性がある。
もしも無線装置が休止状態からデータ呼を再生起すればPPPネゴシエーションは実行されない。PDSNは悪い状態にある可能性があり、そして無線装置からのデータを捨てる可能性がある。無線装置はデータが通り抜けることを知らないであろう。従って、もしも無線装置が休止状態からデータ呼を再生起してラジオネットワークが正確に交換しなかったデータ以外のこのデータ呼を受け入れれば、その時無線装置は将来のデータ呼をスロットルするために、上位レイヤで走行しているアプリケーションを信頼する可能性がある。
1実施形態では、呼スロットリングは呼失敗の後にデータ呼を再び生起する前の待ち時間量を示すバックオフタイマに基づいて達成される。このタイマは各呼の失敗後に次第により大きい値にセットされてもよく、そしてもしもデータ呼が成功すればリセットされてもよい。このタイマは第1の呼失敗の後はW1分に、第2の呼失敗の後はW2分に、第3の呼失敗の後はW3分に、そして第4の呼失敗の後はW4分にセットされてもよく、ここで一般にW1≦W2≦W3≦W4である。例えば、1セットの4つの指数関数的な値、W1=1分、W2=2分、W3=4分、およびW4=8分がこのタイマのために使用されてもよい。任意の数のタイマ値および任意の与えられたタイマ値を含んでもよく、他のセットのタイマ値もまたこのタイマのために使用されてもよい。使用のために選択されたセットのタイマ値はWと表される。無線装置はもしもタイマが走行中ならばデータ呼を生起しない。
図3は呼スロットリング付きのデータ呼生起を図示する。時間T1で、無線装置はデータ呼を生起する。時間T2で、無線装置は呼失敗に遭遇し、タイマをW1分にセットし、そしてタイマを起動する。無線装置はタイマが終了するまでデータ呼を生起しない。時間T2後のW1分である、時間T3で、タイマは終了する。時間T3後である、時間T4で、無線装置はデータ呼を再び生起する。時間T5で、無線装置は呼失敗に遭遇し、タイマをW2分にセットし、そしてタイマを起動する。時間T5後のW2分である、時間T6で、タイマは終了する。時間T6後である、時間T7で、無線装置はデータ呼を再び生起する。時間T8で、無線装置はデータ呼が成功であることを決定し、そしてもしもおよび次の呼失敗が遭遇される時にはタイマが(W3分の代わりに)W1分にセットされるであるだろうので呼履歴をクリアする。
多くの無線装置がデータ呼を同時にバックオフするかまたは生起することによる無線ネットワークの過負荷を避けるために、種々のタイムオフセットが種々の無線装置用のタイマのために使用されることができる。例えば、ランダムオフセットは無線装置用の電話番号である、移動体装置番号(MDN)に基づいて各無線装置のために発生されることができる。無線装置用のタイマはその後このランダムオフセットによってシステム時間からオフセットされるであろう。
呼履歴はいろいろなタイプの情報を含むことができ、そしていろいろなフォーマットで保持されることができる。1実施形態では、呼履歴は各無線ネットワーク内の各ネットワークゾーンについて別々に保持される。cdma2000に関しては、各より大きいシステムはシステム識別(SID)値によって識別され、与えられたシステム内の各より小さいネットワークはネットワーク識別(NID)値によって識別され、そして与えられたSID/NIDエリア内の各PCFカバレッジエリアはパケットゾーン識別(PZID)値によって識別される。cdma2000ネットワーク内の各ネットワークゾーンはこのようにSID/NID/PZIDの3重項によって識別されることができる。1xEV−DOについては、システムおよびより小さいネットワークはサブネットIDを使用して識別され、それは128ビット長まであり、そして1998年12月、“インターネットプロトコル、第6版(IPv6)仕様書”と題された、RFC2460内に記述されたIPv6表示フォーマットに従ってもよい。1xEV−DOネットワーク内の各ネットワークゾーンはこのようにサブネットIDによって識別されることができる。同様のネットワーク識別子は、GSM、GSM/GPRS、UMTS、および802.11ネットワークのような他の無線ネットワークのために使用されることができる。呼履歴を各ネットワークゾーンについて別々に保存している理由は1つのネットワークゾーン内の呼失敗が他のネットワークゾーン内のデータ呼生起の成功の可能性を表示しない可能性があるからである。
1実施形態では、呼履歴は興味のある各データ呼タイプについて別々に保持される。cdma2000に関しては、呼履歴は下記のデータ呼タイプについて保持されることができる:(1)高速パケットデータサービス用のサービスオプション33(SO33)、(2)低速データ回線交換パケットデータサービス用のサービスオプション12(SO12)、(3)IS−95A内の中速パケットデータサービス用のサービスオプション15(SO15)、および(4)IS−95B内の中速パケットデータサービス用のサービスオプション25(SO25)。あるいは、cdma2000内のすべてのサービスオプションは1つのデータ呼タイプに属するとして考えられてもよく、そして呼履歴はこの1つのデータ呼タイプについて保持されてもよい。1xEV−DOに関しては、呼履歴はパケットデータである、1つのデータ呼タイプについて保持されることができる。一般に、呼履歴は任意数のデータ呼タイプおよび任意の与えられた呼タイプについて保持されることができる。呼履歴を各データ呼タイプについて別々に保存している理由は1つのデータ呼タイプについての呼失敗が他のデータ呼タイプに関するデータ呼生起のための成功の可能性と関係付けられない可能性があるからである。
呼履歴はそれについて呼スロットリングが当てはまるあるタイプの呼失敗のみを追跡し続けることができる。呼履歴はまた失敗データ呼について遭遇した失敗のタイプの追跡を続けることもできる。例えば、呼履歴は呼失敗がラジオネットワーク廃棄、認証失敗、PPPネゴシエーション失敗、移動体IPセットアップ失敗、等に起因したかどうかの追跡を続けることができる。同じまたは異なるセットのタイマ値が異なる呼失敗タイプのために使用されることができる。例えば、第1のセットのより小さいタイマ値はラジオネットワーク廃棄に起因する呼失敗について使用されることができ、第2のセットのより大きいタイマ値はPPPネゴシエーション失敗について使用されることができ、そして第3のセットのさらに大きいタイマ値は移動体IPセットアップ失敗について使用されることができる。一般に、タイマ値はその中では呼失敗の原因が改善されるであろう予測の時間量に合わせられることができる。タイマ値はフィールド測定値、コンピュータシミュレーションに基づいて、または何か他の手段によって決定されることができる。1実施形態では、呼履歴は呼失敗がラジオネットワーク、PDSN、または移動体IPのいずれによるかの追跡を続ける。もう1つの実施形態では、すべての呼失敗が同じタイプのものであるとして扱われ、そしてこの呼履歴は各呼失敗について失敗タイプの追跡を続けない。一般に、呼履歴は任意数の呼失敗タイプおよび任意の与えられた呼失敗タイプの追跡を続けることができる。
図4は典型的な呼履歴テーブル400を示す。図4に示された実施形態について、テーブル400はネットワークタイプ、ネットワークゾーン、データ呼タイプ、呼失敗タイプ、スロットルイネーブル、現在のタイマ値、および最後の生起の試みの時間に関する7列を含む。ネットワークタイプはcdma2000または1xEV−DOにセットされることができる。ネットワークゾーンはcdma2000についてはSID/NID/PZID3重項にまたは1xEV−DOについてはサブネットIDにセットされることができる。データ呼タイプはcdma2000についてはSO−33、SO−12、SO−15、またはSO−25に、あるいは1xEV−DOについてはパケットデータにセットされることができる。失敗タイプはラジオネットワーク関連の失敗については“ラジオネットワーク”に、PPP関連の失敗については“PPP”に、または移動体IP関連の失敗については“移動体IP”にセットされることができる。
図4内に示された実施形態に関しては、1つのエントリはネットワークタイプ、ネットワークゾーン、およびデータ呼タイプの各異なる組合わせについてテーブル400内で発生されることができる。各エントリについて、スロットルイネーブルは(1)スロットリングがこのエントリ(例えば、同じデータ呼タイプのデータ呼、ネットワークゾーン、およびこのエントリと同じラジオネットワーク)によってカバーされたデータ呼の生起のために実行されるべきであることを示すために、‘イエス’または(2)スロットリングが実行されるべきでないことを示すために‘ノー’のいずれかにセットされることができる。あるいは、ゼロのタイマ値(W0=0)はスロットリングが実行されるべきでないことを示すために使用されることができる。
テーブル400内のエントリはいろいろな手法で発生または削除されることができる。1実施形態では、このテーブルは初めはひとつのエントリも含まない。呼失敗が発生する時はいつでも、呼失敗タイプ、データ呼タイプ、ネットワークゾーン、および呼失敗に関する無線ネットワークが確かめられる。もしもデータ呼タイプ、ネットワークゾーン、および無線ネットワークのこの組合わせについて既にエントリがテーブル内に存在しなければ、その時は新エントリがこの呼失敗に関するテーブル内で発生される。もしもこの組合わせについてエントリが既にテーブル内に存在すれば、その時このエントリはこの呼失敗で更新される。呼成功が遭遇される時はいつでも、データ呼タイプ、ネットワークゾーン、およびこのデータ呼に関する無線ネットワークが確かめられる。データ呼タイプ、ネットワークゾーン、および無線ネットワークのこの組合わせに関するテーブル内のエントリは識別され、そしてこの呼成功で更新される。上の実施形態に関しては、エントリは呼失敗が起こると発生され、そして呼成功が遭遇されると削除されることができる。もう1つの実施形態では、エントリはデータ呼タイプ、ネットワークゾーン、および無線ネットワークの可能性のある組合わせの全部または大部分について発生され、そして呼失敗および成功に基づいて更新される。
1実施形態では、テーブル400は各エントリに関する以下の情報を蓄積する:(1)このエントリに関する最も最近のデータ呼生起の試みの状態(例えば、成功または失敗)および(2)このエントリに関する最後の成功した生起の試み以来の失敗した生起の試みの数。これらの2つの情報は(もしあるなら)このエントリに関する最も最近の呼失敗についてバックオフタイマとして使用されたタイマ値によって好都合に表現されることがで
きる。1エントリに関するタイマ値はゼロに初期化されることができ、そしてまたもしも呼成功がこのエントリについて遭遇されればゼロにリセットされることができる。このエントリに関するタイマ値は、もしも呼失敗が遭遇されればセットW内の次の値に(例えば、ゼロからW1に、W1からW2に、W2からW3に、またはW3からW4に)増加されることができる。従って、ゼロのタイマ値は最も最近の生起の試みは成功であったことを示し、W1のタイマ値は最後の成功した生起の試み以来の1つの失敗した生起の試みを示し、W2のタイマ値は最後の成功した生起の試み以来の2つの失敗した生起の試みを示し、W3のタイマ値は最後の成功した生起の試み以来の3つの失敗した生起の試みを示し、そしてW4のタイマ値は最後の成功した生起の試み以来の少なくとも4つの失敗した生起の試みを示す。
1実施形態では、テーブル400はまた各エントリに関する最後の生起の試みの時間も蓄積する。この最後の試みの時間はこのエントリ用のタイマを実施するために使用されることができ、例えば、もしも現在の時間マイナス最後の試みの時間が現在のタイマ値と等しいか以上であれば、このタイマは終了されるべきと考える。最後の試みの時間はまたテーブル内の古いエントリを除くためにも使用される。例えば、もしもテーブルがサイズの点で制限されるならば、その時はデータ呼タイプ、ネットワークゾーン、および無線ネットワークの新しい組合わせに関するエントリはこのテーブル内の最も古い最後の試みの時間でそのエントリをオーバライトしてもよい。
図4は呼履歴テーブルの特定の実施形態を示す。一般に、テーブルは任意のフォーマットを持つことができ、そしてデータ呼の生起を制御するために適切である任意のタイプの情報を含むことができる。テーブルについての他の構成も実施されることができ、そしてこれはこの発明の範囲内にある。
図5はスロットリング付きのデータ呼生起を実行するための手順500を示す。無線装置はデータ呼を生起するための要求を(例えば、ユーザまたは上位レイヤアプリケーションから)受信する(ブロック510)。無線装置はその後スロットリングがデータ呼に当てはまるかどうかを決定する(ブロック512)。これは(1)このデータ呼(例えば、同じ無線ネットワーク、ネットワークゾーン、およびデータ呼タイプに関する)に適用できる呼履歴テーブル内の1エントリを識別することおよび(2)スロットルイネーブルがこのエントリについて、‘イエス’にセットされるかどうかを決定することによって達成されることができる。無線装置はあるタイプのデータ呼にスロットリングを適用でき、そして他のタイプのデータ呼にはひとつのスロットリングも適用できない。ブロック514において決定されたように、もしもスロットリングがそのデータ呼に適用されるべきでないならば、その時無線装置はデータ呼を直ちに生起する(ブロック516)。
もしもスロットリングがこのデータ呼に適用されるべきであるならば、その時無線装置はそのデータ呼に適用できるタイマが終了したかどうかを決定する(ブロック518)。もしも最も最近の生起の試みが成功であったならば、その時タイマは走行中ではなく、そして終了したとみなされないであろう。もしも最も最近の生起の試みが不成功であったならば、その時タイマはこの失敗した生起の試みによって起動されていたであろうし、そして終了してもよいかまたはしてはいけない。もしもタイマが終了しなかったならば、その時無線装置は終了するまでタイマを待つ(ステップ520)。タイマが終了する後で、無線装置はデータ呼を生起する(ブロック522)。
その後呼失敗がデータ呼について遭遇されるかどうかの決定がなされる(ブロック524)。もしも答えが‘イエス’ならば、もしWxが既にセットW内の最大値でなければ、その時無線装置はタイマ値をWxからWx+1に増加する(ブロック526)。無線装置はその後現在のタイマ値でタイマを起動する(ブロック528)。そうではなく、もしもデータ呼が成功であり、そしてブロック524について答えが‘ノー’ならば、その時無線装置は呼履歴をクリアし、そしてタイマ値をゼロにリセットする(ブロック530)。
図6は以前のデータ呼生起の試みの履歴に基づいてデータ呼生起を制御するための手順600を示す。初めに、例えば、ユーザまたは上位レイヤアプリケーションから、データ呼を生起するための要求が受信される(ブロック610)。その後データ呼の生起を制御すべきかどうかの決定がなされる(ブロック612)。これは(1)データ呼をカバーするテーブルエントリを識別することおよび(2)生起制御がこのエントリによってカバーされたデータ呼に適用されるべきかどうかを決定することによって達成されることができる。ブロック614において決定されたように、もしも生起制御がこのデータ呼に適用されるべきでないならば、その時無線装置はデータ呼を直ちに生起する(ブロック626)。
もしも生起制御がデータ呼に適用されるべきであれば、その時データ呼の生起はこのデータ呼に適用できる以前のデータ呼生起の試みに基づいて制御される(ブロック620)。これらの以前の生起の試みはこのデータ呼をカバーするテーブルエントリ内に蓄積されることができる。ブロック620で、まずこのデータ呼に関する最も最近の生起の試みが成功であったかどうかの決定がなされる(ブロック622)。もしも答えが‘イエス’ならば、その時無線装置はデータ呼を直ちに生起する(ブロック626)。そうではなく、もしも最も最近の生起の試みが不成功であったならば、その時無線装置はデータ呼を最後の不成功の生起の試みから所定の時間周期が経過した後に生起する(ブロック624)。この所定の時間周期は固定の持続時間または可変の持続時間であってもよい。可変の持続時間は最後の成功した生起の試み(例えば、より多く失敗した生起の試みについてはより長い持続時間)以来の不成功の生起の試みの数、データ呼タイプ、呼失敗のタイプ、等のようないろいろなファクタに依存してもよい。あるいは、ブロック624の代わりに、もしも所定の時間周期が経過しなかったならば、このデータ呼は捨てられてもよい。
データ呼を生起した後に、以前のデータ呼生起の試みの履歴は現在の生起の試みに関する結果に基づいて更新される(ブロック630)。もしも現在の生起の試みが成功であれば、その時この生起の試みは最後の成功した生起の試みになる。反対に、もしも現在の生起の試みが不成功であれば、その時不成功の生起の試みの数は増加される。
手順500および600はこの中に記述された技術の2つの実施形態のためのものである。これらの技術はまた他の手法で実施されてもよく、そしてこれはこの発明の範囲内である。
ある環境では、無線装置は、たとえスロットリングがイネーブルであっても、失敗したデータ呼の後にデータ呼を直ちに生起することができる。例えば、MIP−to−SIPフォールバックが認められることができ、それはもしも移動体IPデータ呼が失敗すればこの無線装置は単純IPデータ呼を生起できることを意味する。無線装置は、単純IPデータ呼にスロットリングを適用すること無しに、移動体IP呼の失敗の後に単純IPデータ呼を直ちに生起することができる。もしも単純IPデータ呼も失敗すれば、その時無線装置はスロットリングを次のデータ呼生起に適用できる。あるいは、無線装置は移動体IP呼の失敗による単純IPデータ呼にスロットリングを適用できる。
無線装置はマルチモデル/ハイブリッドであってもよく、そしてcdma2000および1xEV−DOネットワークの両者と通信することができてもよい。無線装置は1xEV−DOネットワーク上にデータ呼を生起することができ、そして呼失敗に遭遇するかもしれない。無線装置はその時スロットリング付きまたは無しでcdma2000ネットワーク上にデータ呼を生起できる。1つのネットワーク上の呼失敗は他のネットワーク上の呼成功の可能性にどれも情報を提供しないので、cdma2000および1xEV−DOネットワークは独立のネットワークと考えられることができる。この場合には、無線装置は1xEV−DOネットワーク上の呼失敗に遭遇した後直ちにcdma2000ネットワーク上にデータ呼を生起することができる。あるいは、1つのネットワーク上の呼失敗は他のネットワーク上の呼失敗のより大きい可能性を示すので、cdma2000および1xEV−DOネットワークは相関していると考えられることができる。この相関関係は両ネットワークが同種のローディングプロファイルを有すること、あるネットワークエンティティを共有すること、等によるかもしれない。この場合には、無線装置は1xEV−DOネットワーク上の呼失敗によって正規のまたは縮小されたバックオフ期間を待った後にcdma2000ネットワーク上にデータ呼を生起できる。
図7は無線ネットワーク100との通信用の無線モデム、コントローラ740、メモリ742、およびタイマ744を含む、無線装置110の1実施形態を示す。送信パスでは、無線装置110によって送られるべきデータおよびシグナリングはエンコーダ722によって処理(例えば、フォーマット、エンコード、およびインターリーブ)され、そしてデータチップのストリームを発生するために変調器(Mod)724によってさらに処理(例えば、変調、拡散、チャネル化、およびスクランブル)される。送信器ユニット(TMTR)732はその後、アンテナ736を介して送信される、逆方向リンク信号を発生するためにデータチップストリームを調節(例えば、アナログに変換、フィルタ、増幅、および周波数アップコンバート)する。受信パスでは、無線ネットワーク100内の基地局によって送信された順方向リンク信号がアンテナ736によって受信され、そして受信器ユニット(RCVR)738に供給される。受信器ユニット738はデータサンプルを発生するために受信信号を調節(例えば、フィルタ、増幅、周波数ダウンコンバート、およびディジタル化)する。復調器(Demod)726は記号推定値を得るためにサンプルを処理(例えば、デスクランブル、逆拡散、チャネル化、および復調)する。デコーダ728は復号データを得るために記号推定値をさらに処理(例えば、デインターリーブおよび復号)する。エンコーダ722、変調器724、復調器726、およびデコーダ728はモデムプロセッサ720によって実施されることができる。これらのユニットは無線ネットワーク100によって使用された無線技術(例えば、cdma2000またはixEV−DO)に従って処理を実行する。
コントローラ740は無線装置110内のいろいろなユニットの動作を指示する。コントローラ740はデータ呼の生起を制御するために図5における処理500および/または図6における処理600を実施できる。メモリユニット742はコントローラ740および他のユニットによって使用されたプログラム符号およびデータを蓄積する。タイマ744は呼スロットリング用のバックオフタイマを実施するために使用されたタイミング情報を供給する。
図8は無線装置110内のコントローラ740の1実施形態を示す。コントローラ740内では、上位レイヤアプリケーション812は、例えば、データサービス、ユーザブラウザ、eメールクライアント、等のようないろいろなエンドユーザアプリケーションを含む。データアプリケーションはデータ呼を生起するために要求を発生することができる。共通データプロトコルモジュール814は、例えば、IP、PPP、送信制御プロトコル(TCP)、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)、等のようないろいろなプロトコルをサポートする。呼制御モジュール816はデータ呼の確立および解体を制御し、データ呼の生起を要求し、そして無線装置に関する無線ネットワークおよびネットワークゾーンの追跡を続ける。呼マネージャ818は呼を管理し、データおよび他のタイプの呼の生起を制御し、そしてこれらの呼の状態の追跡を続ける。呼処理モジュール820はラジオネットワークで交換されたシグナリングに関する処理を実行する。送信(TX)モジュール822は無線モデムの送信部分の動作を制御する。受信(RX)モジュール824は無線モデムの受信部分の動作を制御する。上位レイヤアプリケーション812は共通データプロトコルモジュール814と通信し、これはさらに呼制御モジュール816と通信し、これはさらに呼マネージャ818と通信し、これはさらに呼処理モジュール820と通信し、これはさらにTXモジュール822およびRXモジュール824と通信する。メモリユニット742はデータ呼の生起を制御するために使用された呼履歴テーブル830を蓄積できる。呼履歴テーブル830は図4におけるテーブル400と同じフォーマットを持つことができるかまたは他の手法で実施されることができる。
呼マネージャ818はデータ呼の生起を制御するためにいろいろな機能を実行できる。例えば、呼マネージャ818は他のエンティティにデータ呼のスロットリングをイネーブルおよびディスエーブルにさせるためにおよびバックオフタイマをリセットさせるためにアプリケーションプログラミングインターフェイス(API)を提供できる。呼マネージャ818は呼制御モジュール816からデータ呼に関する成功または失敗の表示および各失敗したデータ呼に関する失敗のタイプを受信する。呼マネージャ818または何か他のエンティティは呼履歴テーブル830を保存することができる。
この中に記述された技術は、例えば、ソケットおよびテザード(tethered)データ呼、単純IPおよび移動体IPデータ呼、等のようないろいろなタイプのデータ呼のために使用されることができる。テザードデータ呼は無線装置に連結され、そしてデータサービスを得るために無線装置を使用している端末装置(例えば、ラップトップコンピュータ)によって作られたデータ呼である。一般に、これらの技術はその中で無線装置は呼失敗の知識および多分これらの呼失敗の原因を有する任意のタイプのデータ呼のために使用されることができる。
この中に記述された技術はいろいろな手段によって実施されることができる。例えば、これらの技術はハードウェア、ソフトウェア、またはそれの組合わせで実施されることができる。ハードウェア実施形態について、データ呼の生起を制御するために使用された処理ユニット(例えば、コントローラ740または呼マネージャ818)は1つまたはそれ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、ディジタル信号処理装置(DSPD)、プログラマブル論理装置(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、電子装置、この中に記述された機能を実行するように構成された他の電子ユニット、またはそれの組合わせ内で実施されることができる。
ソフトウェア実施形態について、技術はこの中に記述された機能を実行するモジュール(例えば、手順、機能、等)で実施されることができる。ソフトウェア符号はメモリユニット(例えば、図7におけるメモリユニット742)内に蓄積され、そしてプロセッサ(例えば、コントローラ740)によって実行されることができる。メモリユニットはプロセッサ内でまたはプロセッサ外で実施されることができる。
開示された実施形態の前の説明はこの分野の任意の技術者が本発明を製作または使用することを可能とするように提供される。これらの実施形態へのいろいろな変更はこの分野の技術者にはたやすく明白であるだろうし、そしてこの中に定義された包括的な原理はこの発明の精神または範囲から逸脱すること無しに他の実施形態に適用されてもよい。従って、本発明はこの中に示された実施形態に制限されるつもりはなく、しかしむしろこの中に開示された原理および新規な特徴と矛盾しない最も広い範囲が許容されるべきである。
110…無線装置、120…無線ネットワーク、122…基地局、124…パケット制御機能(PCF)、130…パケットデータサービングノード(PDSN)、132…RADIUSサーバ(AAA)、134…ホームエージェント(HA)、140…IPネットワーク、150…リモートホスト

Claims (32)

  1. データ呼を生起するための装置であって、
    以前のデータ呼生起の試みの履歴を蓄積するように動作するメモリユニットと、
    無線通信ネットワークでデータ呼を生起するための要求を受信し、不成功であった以前のデータ呼生起の試みを含む該以前のデータ呼生起の試みの履歴に基づいて該データ呼の生起の禁止を制御し、最後の成功の生起の試み以来の失敗した生起の試みの数に基づいて変化する時間周期を決定し、もしも該最も最近の生起の試みが不成功であったならば該最も最近の生起の試みの後の該時間周期の間該データ呼の生起を禁止するように動作するコントローラと、
    を具備し、
    ここにおいて、該履歴は、呼失敗タイプがデータ呼のタイプと関連付けられるフォーマットである、装置。
  2. 該コントローラは該データ呼に関する呼のタイプ、該データ呼に関するネットワークゾーン、該データ呼に関する該無線通信ネットワーク、またはそれの組合わせに基づいて該データ呼の該生起の該禁止を制御するかどうかを決定するように動作する、請求項1記載の装置。
  3. 該コントローラは以前のデータ呼に関する最も最近の生起の試みが成功であったか不成功であったかどうかを決定するように動作する、請求項1記載の装置。
  4. 該時間周期は1レンジの値以内にあってより多く失敗した生起の試みについて次第に長くなる、請求項記載の装置。
  5. 該時間周期は1レンジの値以内にあってより多く失敗した生起の試みについて指数関数的に長くなる、請求項記載の装置。
  6. 該コントローラは、もしも該最も最近の生起の試みが成功であったならば該データ呼を直ちに生起し、もしも該最も最近の生起の試みが不成功であったならば該データ呼を該時間周期が経過した後に生起するように動作する、請求項3記載の装置。
  7. 該コントローラは該データ呼に関する結果に基づいて該以前のデータ呼生起の試みの履歴を更新するように動作する、請求項記載の装置。
  8. 該コントローラは、もしも該最も最近の生起の試みが成功であったならばまたはもしも該最も最近の生起の試みが不成功であって該時間周期が経過していたならば該データ呼を直ちに生起し、もしも該最も最近の生起の試みが不成功であって該時間周期が経過していなかったならば該データ呼を生起するための該要求を捨てるように動作する、請求項3記載の装置。
  9. 該コントローラは、もしも以前のデータ呼に関する最も最近の生起の試みが不成功であったならば現在のタイマ値でタイマを起動し、該タイマが終了する後で該データ呼を生起するように動作する、請求項1記載の装置。
  10. 該コントローラは、もしも該データ呼が成功であれば該現在のタイマ値を最小値にリセットし、もしも該データ呼が不成功であれば該現在のタイマ値をもし最大値未満ならば増加させ、該タイマを該現在のタイマ値で起動するように動作する、請求項9記載の装置。
  11. 該以前のデータ呼生起の試みの履歴は最後の成功の生起の試み以来の該失敗した生起の試みの数を示す、請求項1記載の装置。
  12. 該メモリユニットは種々の無線通信ネットワーク、種々のネットワークゾーン、種々のタイプのデータ呼、またはそれの組合わせに関する該以前のデータ呼生起の試みの履歴を蓄積するように動作する、請求項1記載の装置。
  13. 該メモリユニットは該以前のデータ呼生起の試みの履歴を含むテーブルを蓄積するように動作する、ここにおいて該テーブル内の各エントリは無線通信ネットワーク、ネットワークゾーン、およびデータ呼タイプの種々の組合わせに関するものである、請求項1記載の装置。
  14. 該メモリユニットは、該テーブル内の各エントリについて、該最後の成功の生起の試み以来の失敗した生起の試みの数、該エントリによってカバーされたデータ呼の生起、最後の生起の試みの時間、またはそれの組合わせを制御するかどうかに関する表示を蓄積するように動作する、請求項13記載の装置。
  15. 該メモリユニットは失敗した生起の試みを有する該テーブル内の各エントリについて呼失敗タイプを蓄積するように動作し、各呼失敗タイプは1セットのタイマ値と関連し、各タイマ値は失敗した生起の試みの後もう1つのデータ呼の生起を試みる前に待つべき時間量を示す、請求項13記載の装置。
  16. モバイル装置においてデータ呼を生起する方法であって、
    受信する手段によって、無線通信ネットワークでデータ呼を生起するための要求を受信することと、
    制御する手段によって、不成功であった以前のデータ呼生起の試みを含む以前のデータ呼生起の試みの履歴に基づいて該データ呼の生起の禁止を制御することと、
    ここにおいて該履歴は、呼失敗タイプがデータ呼のタイプと関連付けられるフォーマットである
    み、
    該データ呼の該生起の該禁止を該制御することは、
    最後の成功の生起の試み以来の失敗した生起の試みの数に基づいて変化する時間周期を決定することと、
    もしも該最も最近の生起の試みが不成功であったならば、該最も最近の生起の試みの後の時間周期の間該データ呼の生起を禁止することと
    を含む、
    ここにおいて該履歴は、呼失敗のタイプがデータ呼のタイプに関連するフォーマットである、方法。
  17. 該データ呼の該生起の該禁止を該制御することは、
    判定する手段によって、以前のデータ呼に関する最も最近の生起の試みが成功であったか不成功であったかどうかを決定することを含む請求項16記載の方法。
  18. 該データ呼の該生起の該禁止を該制御することはさらに
    第1の生起する手段によって、もしも該最も最近の生起の試みが成功であったならば該データ呼を直ちに生起すること、および
    もしも該最も最近の生起の試みが不成功であったならば第2の生起する手段によって、該データ呼を該時間周期が経過した後に生起すること
    を含む請求項17記載の方法。
  19. さらに、更新する手段によって、該データ呼に関する結果に基づいて該以前のデータ呼生起の試みの履歴を更新することを含む請求項18記載の方法。
  20. 該データ呼の該生起の該禁止を該制御することはさらに
    もしも該最も最近の生起の試みが成功であったならばまたはもしも該最も最近の生起の試みが不成功であって該時間周期が経過していたならば、生起する手段によって該データ呼を直ちに生起すること、および
    もしも該最も最近の生起の試みが不成功であって該時間周期が経過していなかったならば、捨てる手段によって該データ呼を生起するための該要求を捨てること
    を含む請求項17記載の方法。
  21. さらに、保持する手段によって、種々の無線通信ネットワーク、種々のネットワークゾーン、種々のタイプのデータ呼、またはそれの組合わせに関する該以前のデータ呼生起の試みの履歴を保持することを
    含む請求項16記載の方法。
  22. 無線通信ネットワークでデータ呼を生起するための要求を受信するための手段と、
    不成功であった以前のデータ呼生起の試みを含む以前のデータ呼生起の試みの履歴に基づいて該データ呼の生起の禁止を制御するための手段と、
    具備し、
    該データ呼の該生起の該禁止を制御するための該手段は、
    最後の成功の生起の試み以来の失敗した生起の試みの数に基づいて変化する時間周期を決定するための手段と、
    もしも該最も最近の生起の試みが不成功であったならば、該最も最近の生起の試みの後の該時間周期の間該データ呼の該生起を禁止するための手段と
    を備える、
    ここにおいて該履歴は、呼失敗のタイプがデータ呼のタイプに関連するフォーマットである、モバイル装置。
  23. 該データ呼の該生起の該禁止を制御するための該手段は、
    以前のデータ呼に関する最も最近の生起の試みが成功であったか不成功であったかどうかを決定するための手段
    を備える請求項22記載の装置。
  24. 該データ呼の該生起の該禁止を制御するための該手段はさらに
    もしも該最も最近の生起の試みが成功であったならば該データ呼を直ちに生起するための手段と、
    もしも該最も最近の生起の試みが不成功であったならば、該データ呼を該時間周期が経過した後に生起するための手段と
    を備える、請求項23記載の装置。
  25. さらに該データ呼に関する結果に基づいて該以前のデータ呼生起の試みの履歴を更新するための手段を具備する請求項24記載の装置。
  26. 該データ呼の該生起の該禁止を制御するための該手段は、
    もしも該最も最近の生起の試みが成功であったならばまたはもしも該最も最近の生起の試みが不成功であって該時間周期が経過していたならば該データ呼を直ちに生起するための手段と、
    もしも該最も最近の生起の試みが不成功であって該時間周期が経過していなかったならば該データ呼を生起するための該要求を捨てるための手段と
    をさらに備える請求項23記載の装置。
  27. さらに種々の無線通信ネットワーク、種々のネットワークゾーン、種々のタイプのデータ呼、またはそれの組合わせに関する該以前のデータ呼生起の試みの履歴を保持するための手段を備える、請求項22記載の装置。
  28. 無線通信ネットワークでデータ呼を生起するための要求を受信し、
    不成功であった以前のデータ呼生起の試みを含む以前のデータ呼生起の試みの履歴に基づいて該データ呼の生起の禁止を制御し、
    最後の成功の生起の試み以来の失敗した生起の試みの数に基づいて変化する時間周期を決定し、
    もしも該最も最近の生起の試みが不成功であったならば、該最も最近の生起の試みの後の該時間周期の間該データ呼の生起を禁止する
    ように無線装置において動作する命令を蓄積するためのもので、
    ここにおいて該履歴は、呼失敗のタイプがデータ呼のタイプに関連するフォーマットである、プロセッサ可読記憶媒体。
  29. 以前のデータ呼に関する最も最近の生起の試みが成功であったか不成功であったかどうかを決定するように動作する命令をさらに蓄積するための請求項28記載のプロセッサ可読記憶媒体。
  30. もしも該最も最近の生起の試みが成功であったならば該データ呼を直ちに生起し、
    もしも該最も最近の生起の試みが不成功であったならば該データ呼を該時間周期が経過した後に生起するように動作する命令をさらに蓄積するための請求項29記載のプロセッサ可読記憶媒体。
  31. もしも該最も最近の生起の試みが成功であったならばまたはもしも該最も最近の生起の試みが不成功であって該時間周期が経過していたならば該データ呼を直ちに生起し、
    もしも該最も最近の生起の試みが不成功であって該時間周期が経過していなかったならば該データ呼を生起するための該要求を捨てるように動作する命令をさらに蓄積するための請求項29記載のプロセッサ可読記憶媒体。
  32. 種々の無線通信ネットワーク、種々のネットワークゾーン、種々のタイプのデータ呼、またはそれの組合わせに関する該以前のデータ呼生起の試みの履歴を保持するように動作する命令をさらに蓄積するための請求項28記載のプロセッサ可読記憶媒体。
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