JP5279568B2 - フィルター構造 - Google Patents
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Description
この特許文献1に開示されている構造では、ストレーナに保持具を嵌め込み、この保持具により、ストレーナに溜まったゴミが剥離した時や、掃除の時に、ゴミが流路中に残るのを防ぐことができるものとしている。
本発明は、水中の異物を除去するために流路内に設けられるフィルターであって、
該フィルターは、
金属製網体が樹脂製枠体に接合一体化されているとともに、
前記金属製網体は、前記樹脂製枠体に接合された粗いメッシュの流出側網体と、該流出側網体の流入側に重合された細かいメッシュの流入側網体で構成されてなり、
前記金属製網体の前記樹脂製枠体との接合部には、前記流出側網体のみが露出する網ズレ部が形成され、該網ズレ部に樹脂製枠体となる樹脂が流し込まれて接合されていることを要旨とする。
図1は、止水栓の配置例の斜視構成図であり、止水栓1は、例えば、洗面器Aに設けた水栓Bへ湯水を供給する電気温水器C側へ水を流す流出管Dと給水管Eの間に配置されるものである。
図2は、止水栓1の内部構造を示す断面構成図であり、開放時の状態を示している。また図3は、止水時の止水栓1の断面構造を示す。また図4は、止水栓内部の構造を拡大して示す断面拡大斜視図であり、図5は、止水栓本体2の断面図であり、図6は、止水栓本体2の右側面図である。また図7は、止水栓内部に配置されているフィルター6の拡大斜視図である。
止水栓本体2の内部は、図5の断面図で示すように、給水管接続部2aの図示右側に小径の止水孔2bが形成され、止水孔2bの右側に、内周に雌ネジを形成した雌ネジ部2jが形成され、さらにその右側にフィルター室2cが形成され、さらにその右側に、内周に雌ネジを形成した大径の端面ネジ部2dが形成され、さらにその右側に更に大径のキャップ嵌め込み部2eが形成され、さらに右端側に更に大径の大径部2hが形成されており、この大径部2hの1個所に外側へ貫通して水圧逃がし溝2iが形成されている。
この止水栓本体2のフィルター室2c内には、図7に示すフィルター6が配置され、フィルター6の内側の止水栓本体2の中心部に、左右方向に移動可能にスピンドル3が配置され、スピンドル3の図示左端側の大径部3cに、ビス5を締め付けて駒弁4が固定されている。
このスピンドルの大径部3cの外周の雄ネジを、止水栓本体2の雌ネジ部2jに螺合させて、スピンドル3を取り付けることができる。
また、スピンドル3の図示右端側には小径の止水栓操作部3aが形成されており、この止水栓操作部3aの右端面には工具を差し込み可能に工具溝3bが形成されている。
この工具溝3bに工具を差し込んでスピンドル3を回転させることで、駒弁4を左右方向に移動させることができ、駒弁4を止水栓本体2の止水孔2bに当接させて止水することができる。
このキャップ10は、その中心部に、スピンドル3の止水栓操作部3aが嵌まり込む中心孔部10aが形成されており、キャップ10の外周側には、外周に雄ネジを形成した雄ネジ部10bが一体形成されており、この雄ネジ部10bを止水栓本体2の端面ネジ部2dに螺合させて、キャップ10を止水栓本体2に取り付けることができる。
また、このキャップ10を止水栓本体2から取り外すことで、ビス11を介して一体化されているフィルター6を止水栓本体2から抜き取ることができる。
なお、フィルター6の図示左端面には、内径側へ突出したリング状の落下防止リング9が取り付けられている。
樹脂製枠体7は、図示左から右へ向かって所定間隔でリング状の外縦リブ7a,7a,7aが設けられ、この複数の外縦リブ7a,7a,7aは横方向に延びる複数の外横リブ7b,7bで連結されており、樹脂製枠体7の内側には、金属製網体8を内側から挟み込むように複数の内リブ7c,7cが横方向に設けられている。
フィルター6の左端および右端側には、オーリングOを嵌め込むオーリング溝7d,7dが形成されており、図示左側のオーリング溝7dの内周側には前記落下防止リング9を嵌め込む落下防止リング嵌め込み部7eが形成されている。また、反対側の図示右端側のオーリング溝7dの図示左側の部分は固定部7fとなっており、この固定部7fにビス11をねじ込んで、キャップ10を固定することができる。
即ち、図8に示す金型は、上側の上金型13aと、下側の下金型13bと、横方向へ開閉できる可動金型13cで構成されており、上金型13aには樹脂注入口13dが形成されている。
金型13a,13b,13cを型締めする前に、可動金型13cに金属製網体8をセットしておき、その状態で金型13a,13b,13cを型締めすると、内部にキャビティCが形成されることとなり、このキャビティC内に樹脂注入口13dから例えばポリアセタール樹脂、またはポリプロピレン樹脂等を注入することにより、注入された樹脂が金属製網体8に接合されて、図7のような樹脂製枠体7に金属製網体8が一体化されたフィルター6が成形される。
即ち、この金属製網体8は、100メッシュ以下で、好ましくは50メッシュの流出側網体8aと、200メッシュ以上で、好ましくは400メッシュの流入側網体8bを重合させたものである。
この金属製網体8は、図9に概略図で示すように、熱板12a上に流出側網体8aと流入側網体8bを重ね合わせ、その上から重し板12bを密着させて、例えば1100℃位に加熱して、流出側網体8aと流入側網体8bを焼結により重合一体化したものである。
従って、水圧が作用しても金属製網体8は樹脂製枠体7から剥がれることはなく、破損しにくい強固なフィルター6となる。
なお、参考例として、図12〜図15に示す構造では、金属製網体8が2積層構造のものではなく1枚の細かいメッシュの網体で構成されている場合にも、有効に樹脂製枠体7と接合一体化させることができるものである。
なお、誤って、止水栓本体2のフィルター室2c内等にゴミが落下しても、止水栓本体2の端面ネジ部2dにはネジ無し部2gが形成されているため、このネジ無し部2gの部分からゴミを良好に止水栓本体2の外側へ流出させることができる。
なお、この水圧逃がし溝2iは、組み立て時に水圧逃がし溝2iにオーリングOが噛み込んで傷付くのを防ぐために、オーリングOよりも大径の大径部2hに形成したものである。
2 止水栓本体
2a 給水管接続部
2b 止水孔
2c フィルター室
2d 端面ネジ部
2f 流出管接続部
2g ネジ無し部
2h 大径部
2i 水圧逃がし溝
2j 雌ネジ部
3 スピンドル
3a 止水栓操作部
3b 工具溝
3c 大径部
4 駒弁
5,11 ビス
6 フィルター
7 樹脂製枠体
7a 外縦リブ
7b 外横リブ
7c 内リブ
7d オーリング溝
7e 落下防止リング嵌め込み部
8 金属製網体
8a 流出側網体
8b 流入側網体
8c 網ズレ部
8d,8e,8f 凹凸形状部
8g 孔開け加工部の孔
9 落下防止リング
10 キャップ
10a 中心孔部
10b 雄ネジ部
12a 熱板
12b 重し板
13a,13b,13c 金型
R 流路
Claims (1)
- 水中の異物を除去するために流路内に設けられるフィルターであって、
該フィルターは、
金属製網体が樹脂製枠体に接合一体化されているとともに、
前記金属製網体は、前記樹脂製枠体に接合された粗いメッシュの流出側網体と、該流出側網体の流入側に重合された細かいメッシュの流入側網体で構成されてなり、
前記金属製網体の前記樹脂製枠体との接合部には、前記流出側網体のみが露出する網ズレ部が形成され、該網ズレ部に樹脂製枠体となる樹脂が流し込まれて接合されている
ことを特徴とするフィルター構造。
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