JP5278587B1 - 分散組成物、塗料組成物、塗膜、および着色物 - Google Patents
分散組成物、塗料組成物、塗膜、および着色物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5278587B1 JP5278587B1 JP2012253355A JP2012253355A JP5278587B1 JP 5278587 B1 JP5278587 B1 JP 5278587B1 JP 2012253355 A JP2012253355 A JP 2012253355A JP 2012253355 A JP2012253355 A JP 2012253355A JP 5278587 B1 JP5278587 B1 JP 5278587B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- parts
- dispersion composition
- ultramarine
- kaosela
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Abstract
【解決手段】群青(A)、鉄黒(B)、分散剤(C)、および分散媒(D)を含む分散組成物。
【選択図】なし
Description
漆黒性に関しては、カーボンブラックは一般に赤味がかった黒色であるため、フタロシアニン顔料などの青色顔料(ブルーイング剤)の添加によって漆黒性を高める方法が提案されている(特許文献1、2)。しかし、フタロシアニン顔料を用いた場合、貯蔵安定性が悪く、分散組成物として十分ではなかった。
塗料中に、近赤外域で高い太陽放射反射率を有する重金属を含有しない有機顔料2種類以上を加法混色により無彩色である黒にする塗料組成物が、カーボンからの塗料組成物や酸化チタンを混ぜて反射率を向上させた塗料組成物が提案されている(特許文献5参照)。
また、特許文献5の遮熱塗料では、漆黒性がカーボンブラックより劣り、さらに使用される有機顔料の耐候性が悪いため退色の問題があった。
また、特許文献7の遮熱塗料では、耐候性が悪く漆黒性もカーボンブラックより劣る問題があった。
すなわち、本発明は、群青(A)、鉄黒(B)、分散剤(C)、および分散媒(D)を含む分散組成物であって、群青(A)/鉄黒(B)の重量比が、70/30〜4.5/95.5である分散組成物に関する。
更に、本発明は、群青(A)のD50平均粒子径が0.1〜1μmであり、鉄黒(B)のD50平均粒子径が0.1〜1μmである上記分散組成物に関する。
更に、本発明は、群青(A)のD99平均粒子径が1〜10μmであることを特徴とする上記分散組成物に関する。
更に、本発明は、鉄黒(B)のD99平均粒子径が1〜10μmであることを特徴とする上記分散組成物に関する。
更に、本発明は、群青(A)/鉄黒(B)の重量比が、51.5/48.5〜31.4/68.6であることを特徴とする上記分散組成物に関する。
更に、本発明は、前記分散剤(C)が、ノニオン性界面活性剤および/またはアニオン性界面活性剤である上記分散組成物に関する。
更に、本発明は、上記分散組成物に、さらに、バインダー樹脂(E)を含む塗料組成物に関する。
更に、本発明は、上記塗料組成物から形成されてなる塗膜に関する。
更に、本発明は、前記塗膜の表面抵抗率が、1010Ω/□以上であることを特徴とする上記塗膜に関する。
更に、本発明は、前記塗膜の明度が、22.0以下であることを特徴とする上記塗膜に関する。
更に、本発明は、基材と、上記塗膜とを備えた着色物に関する。
<群青(A)>
本発明で使用される群青(A)とは、C.I.Pigment BLUE 29で表わされる顔料であり、この範囲において特に限定されるものではない。具体的には、グンジョウ8600P(第一化成工業社製)、ED−05S(第一化成工業社製)、ED−10S(第一化成工業社製)、Nubix G58(Nubiola社製)、Nubix EP62(Nubiola社製)、Nubcoat HWR(Nubiola社製)などが挙げられる。赤外線透過性と耐候性の観点からは、グンジョウ8600P(第一化成工業社製)が好ましい。
本発明で使用される鉄黒(B)とは、C.I.Pigment BLACK 11で表わされる顔料であり、この範囲において特に限定されるものではない。具体的には、BAYFEROX 303T(LANXESS社製)、BAYFEROX 360(LANXESS社製)、TAROX BL−100(チタン工業社製)、TAROX BL−50(チタン工業株式会社製)、TAROX ABL−205(チタン工業社製)などが挙げられる。漆黒性と耐候性の観点からは、BAYFERROX 303T(LANXESS社製)が好ましい。
上記範囲より、鉄黒(B)が多く群青(A)が少ないと、鉄黒(B)自体の色である赤味の黒が強くなるため漆黒性が低下するので好ましくない場合がある。上記範囲より、群青(A)が多くなると、赤味の黒から青味の黒になるために、明度及び漆黒性が低下するので好ましくない場合がある。
群青(A)および鉄黒(B)等の顔料は、分散剤を使用して分散組成物としてから使用することが好ましい。
本発明に用いられる分散剤(C)として、界面活性剤または樹脂型分散剤を使用することができる。界面活性剤は主にアニオン性、カチオン性、ノニオン性に分類され、要求特性に応じて適宜好適な種類、配合量を選択して使用することができる。好ましくは、ノニオン性界面活性剤またはアニオン性界面活性剤である。
分散剤(C)の分散組成物中での配合量は、群青(A)および鉄黒(B)の種類や界面活性剤の種類にもよるので特に限定はないが、群青(A)および鉄黒(B)の配合量に対して1〜50重量%が好ましく、特に5〜40重量%がより好ましく、10〜30重量%が更に好ましい。また、樹脂型分散剤の場合は特に、群青(A)および鉄黒(B)の配合量に対して1〜50重量%が好ましく、5〜30重量%の配合がより好ましい。
本発明における分散媒(D)としては、水、水溶性有機溶媒、更にはこれらを併用して使用することができる。水溶性有機溶媒の例としては、メチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、n−ブチルアルコール、s−ブチルアルコール、t−ブチルアルコールなどの炭素数1〜4のアルキルアルコール類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミドなどのアミド類、アセトン、ジアセトンアルコールなどのケトンまたはケトアルコール類、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、N−メチル−2−ピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダジノン等の含窒素複素環式ケトン類、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等のポリアルキレングリコール類、エチレングリコール、プロピレングリコールブチレングリコール、トリエチレングリコール、1,2,6,−ヘキサントリオール、チオジグリコール、ヘキシレングリコール、ジエチレングリコール等のアルキレン基が2〜6個の炭素を含むアルキレングリコール類、グリセリン、エチレングリコールメチルエーテル、ジエチレングリコール(エチル)メチルエーテル、トリエチレングリコール(エチル)メチルエーテル類の多価アルコールの低級アルコールエーテル等が挙げられる。
本発明で使用できるバインダー樹脂(E)は、大別すると、天然高分子樹脂と合成高分子樹脂に分類され、特に限定されるものではない。具体的には、天然高分子樹脂としては、にかわ、ゼラチン、ガゼイン、アルブミンなどのたんぱく質類、アラビアゴム、トラガントゴム、キサンタンガムなどの天然ゴム類、サポニンなどのグルコシド類、アルギン酸およびアルギン酸プロピレングルコールエステル、アルギン酸トリエタノールアミン、アルギン酸アンモニウムなどのアルギン酸誘導体、メチルセルロース、ニトロセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、エチルヒドロキシセルロースなどのセルロース誘導体やシェラック樹脂などが挙げられる。
・群青A:グンジョウ8600P(C.I.Pigment Blue29/第一化成工業社製)
・群青B:Nubix G58(C.I.Pigment Blue29/Nubiola社製)
・群青C:Nubix EP62(C.I.Pigment Blue29/Nubiola社製)
・鉄黒A:BAYFERROX 303T(C.I.Pigment Black11/LANXESS社製)
・鉄黒B:BAYFERROX 360(C.I.Pigment Black11/LANXESS社製)
・鉄黒C:TAROX BL−100(C.I.Pigment Black11/チタン工業社製)
・フタロシアニンブルーA:LIONOL BLUE NCB TONER(C.I.Pigment Blue15)
・カーボンブラックA:Raven420(C.I.Pigment Black7/Columbian Carbon社製)
・ペリレンブラックA:PALIOGENBLACK S0084(C.I.Pigment Black31/BASFジャパン社製)
・黄A:イルガライトイエロー3RLM(C.I.Pigment Yellow184/ドミオン・カラー・コーポレーション社製)
・赤A:パシフィックレッド2020(C.I.Pigment Violet19/BASFジャパン社製)
・青A:LIONOL BLUE NCB TONER(C.I.Pigment Blue15:3/トーヨーケム社製)
・カオーセラ8200(ノニオン性界面活性剤、花王社製)
・カオーセラ8000(アニオン性界面活性剤、花王社製)
・水
・WATERSOL S−695(バインダー樹脂(E)、アクリル系樹脂、DICコーポレーション社製)
・サンライトSL−1000(体質顔料、白石工業株式会社製)
・レバナックスMIT−50(防腐剤、昌栄化学株式会社製)
(実施例1)
群青A 24.6重量部
鉄黒A 6.0重量部
カオーセラ8200 7.5重量部
カオーセラ8000 0.5重量部
サンライトSL−1000 1.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 59.9重量部
上記成分を、ユニビーズUB2022Sと共に、ビーズミル分散機(ダイノミルKDL型)に仕込み、充填率80%、周速10m/秒、吐出量300〜500g/分、滞留時間
15分間分散して分散組成物1を得た。
群青A 21.8重量部
鉄黒A 12.0重量部
カオーセラ8200 6.6重量部
カオーセラ8000 1.0重量部
サンライトSL−1000 2.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 56.1重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物2を得た。
群青A 19.1重量部
鉄黒A 18.0重量部
カオーセラ8200 5.8重量部
カオーセラ8000 1.5重量部
サンライトSL−1000 3.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 52.1重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物3を得た。
群青B 19.1重量部
鉄黒A 18.0重量部
カオーセラ8200 5.8重量部
カオーセラ8000 1.5重量部
サンライトSL−1000 3.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 52.1重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物4を得た。
群青C 19.1重量部
鉄黒A 18.0重量部
カオーセラ8200 5.8重量部
カオーセラ8000 1.5重量部
サンライトSL−1000 3.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 52.1重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物5を得た。
群青A 13.7重量部
鉄黒A 30.0重量部
カオーセラ8200 4.2重量部
カオーセラ8000 2.5重量部
サンライトSL−1000 5.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 44.1重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物6を得た。
群青B 13.7重量部
鉄黒A 30.0重量部
カオーセラ8200 4.2重量部
カオーセラ8000 2.5重量部
サンライトSL−1000 5.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 44.1重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物7を得た。
群青C 13.7重量部
鉄黒A 30.0重量部
カオーセラ8200 4.2重量部
カオーセラ8000 2.5重量部
サンライトSL−1000 5.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 44.1重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物8を得た。
群青A 8.2重量部
鉄黒A 42.0重量部
カオーセラ8200 2.5重量部
カオーセラ8000 3.5重量部
サンライトSL−1000 7.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 36.3重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物9を得た。
群青B 8.2重量部
鉄黒A 42.0重量部
カオーセラ8200 2.5重量部
カオーセラ8000 3.5重量部
サンライトSL−1000 7.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 36.3重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物10を得た。
群青C 8.2重量部
鉄黒A 42.0重量部
カオーセラ8200 2.5重量部
カオーセラ8000 3.5重量部
サンライトSL−1000 7.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 36.3重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物11を得た。
群青A 2.7重量部
鉄黒A 54.0重量部
カオーセラ8200 0.8重量部
カオーセラ8000 4.5重量部
サンライトSL−1000 9.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 28.5重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物12を得た。
群青B 2.7重量部
鉄黒A 54.0重量部
カオーセラ8200 0.8重量部
カオーセラ8000 4.5重量部
サンライトSL−1000 9.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 28.5重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物13を得た。
群青C 2.7重量部
鉄黒A 54.0重量部
カオーセラ8200 0.8重量部
カオーセラ8000 4.5重量部
サンライトSL−1000 9.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 28.5重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物14を得た。
群青A 24.6重量部
鉄黒B 6.0重量部
カオーセラ8200 7.5重量部
カオーセラ8000 0.5重量部
サンライトSL−1000 1.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 59.9重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物15を得た。
群青A 21.8重量部
鉄黒B 12.0重量部
カオーセラ8200 6.6重量部
カオーセラ8000 1.0重量部
サンライトSL−1000 2.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 56.1重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物16を得た。
群青A 19.1重量部
鉄黒B 18.0重量部
カオーセラ8200 5.8重量部
カオーセラ8000 1.5重量部
サンライトSL−1000 3.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 52.1重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物17を得た。
群青B 19.1重量部
鉄黒B 18.0重量部
カオーセラ8200 5.8重量部
カオーセラ8000 1.5重量部
サンライトSL−1000 3.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 52.1重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物18を得た。
群青C 19.1重量部
鉄黒A 18.0重量部
カオーセラ8200 5.8重量部
カオーセラ8000 1.5重量部
サンライトSL−1000 3.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 52.1重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物19を得た。
群青A 13.7重量部
鉄黒B 30.0重量部
カオーセラ8200 4.2重量部
カオーセラ8000 2.5重量部
サンライトSL−1000 5.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 44.1重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物20を得た。
群青B 13.7重量部
鉄黒B 30.0重量部
カオーセラ8200 4.2重量部
カオーセラ8000 2.5重量部
サンライトSL−1000 5.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 44.1重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物21を得た。
群青C 13.7重量部
鉄黒B 30.0重量部
カオーセラ8200 4.2重量部
カオーセラ8000 2.5重量部
サンライトSL−1000 5.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 44.1重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物22を得た。
群青A 8.2重量部
鉄黒B 42.0重量部
カオーセラ8200 2.5重量部
カオーセラ8000 3.5重量部
サンライトSL−1000 7.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 36.3重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物23を得た。
群青B 8.2重量部
鉄黒B 42.0重量部
カオーセラ8200 2.5重量部
カオーセラ8000 3.5重量部
サンライトSL−1000 7.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 36.3重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物24を得た。
群青C 8.2重量部
鉄黒B 42.0重量部
カオーセラ8200 2.5重量部
カオーセラ8000 3.5重量部
サンライトSL−1000 7.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 36.3重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物25を得た。
群青A 2.7重量部
鉄黒B 54.0重量部
カオーセラ8200 0.8重量部
カオーセラ8000 4.5重量部
サンライトSL−1000 9.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 28.5重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物26を得た。
群青B 2.7重量部
鉄黒B 54.0重量部
カオーセラ8200 0.8重量部
カオーセラ8000 4.5重量部
サンライトSL−1000 9.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 28.5重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物27を得た。
群青C 2.7重量部
鉄黒B 54.0重量部
カオーセラ8200 0.8重量部
カオーセラ8000 4.5重量部
サンライトSL−1000 9.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 28.5重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物28を得た。
群青A 24.6重量部
鉄黒C 6.0重量部
カオーセラ8200 7.5重量部
カオーセラ8000 0.5重量部
サンライトSL−1000 1.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 59.9重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物29を得た。
群青A 21.8重量部
鉄黒C 12.0重量部
カオーセラ8200 6.6重量部
カオーセラ8000 1.0重量部
サンライトSL−1000 2.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 56.1重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物30を得た。
群青A 19.1重量部
鉄黒C 18.0重量部
カオーセラ8200 5.8重量部
カオーセラ8000 1.5重量部
サンライトSL−1000 3.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 52.1重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物31を得た。
群青B 19.1重量部
鉄黒C 18.0重量部
カオーセラ8200 5.8重量部
カオーセラ8000 1.5重量部
サンライトSL−1000 3.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 52.1重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物32を得た。
群青C 19.1重量部
鉄黒C 18.0重量部
カオーセラ8200 5.8重量部
カオーセラ8000 1.5重量部
サンライトSL−1000 3.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 52.1重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物33を得た。
群青A 13.7重量部
鉄黒C 30.0重量部
カオーセラ8200 4.2重量部
カオーセラ8000 2.5重量部
サンライトSL−1000 5.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 44.1重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物34を得た。
群青B 13.7重量部
鉄黒C 30.0重量部
カオーセラ8200 4.2重量部
カオーセラ8000 2.5重量部
サンライトSL−1000 5.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 44.1重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物35を得た。
群青C 13.7重量部
鉄黒C 30.0重量部
カオーセラ8200 4.2重量部
カオーセラ8000 2.5重量部
サンライトSL−1000 5.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 44.1重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物36を得た。
群青A 8.2重量部
鉄黒C 42.0重量部
カオーセラ8200 2.5重量部
カオーセラ8000 3.5重量部
サンライトSL−1000 7.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 36.3重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物37を得た。
群青B 8.2重量部
鉄黒C 42.0重量部
カオーセラ8200 2.5重量部
カオーセラ8000 3.5重量部
サンライトSL−1000 7.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 36.3重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物38を得た。
群青C 8.2重量部
鉄黒C 42.0重量部
カオーセラ8200 2.5重量部
カオーセラ8000 3.5重量部
サンライトSL−1000 7.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 36.3重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物39を得た。
群青A 2.7重量部
鉄黒C 54.0重量部
カオーセラ8200 0.8重量部
カオーセラ8000 4.5重量部
サンライトSL−1000 9.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 28.5重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物40を得た。
群青B 2.7重量部
鉄黒C 54.0重量部
カオーセラ8200 0.8重量部
カオーセラ8000 4.5重量部
サンライトSL−1000 9.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 28.5重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物41を得た。
群青C 2.7重量部
鉄黒C 54.0重量部
カオーセラ8200 0.8重量部
カオーセラ8000 4.5重量部
サンライトSL−1000 9.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 28.5重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物42を得た。
群青A 37.1重量部
カオーセラ8200 5.8重量部
カオーセラ8000 1.5重量部
サンライトSL−1000 3.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 52.1重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物43を得た。
鉄黒A 37.1重量部
カオーセラ8200 5.8重量部
カオーセラ8000 1.5重量部
サンライトSL−1000 3.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 52.1重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物44を得た。
鉄黒B 37.1重量部
カオーセラ8200 5.8重量部
カオーセラ8000 1.5重量部
サンライトSL−1000 3.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 52.1重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物45を得た。
鉄黒C 37.1重量部
カオーセラ8200 5.8重量部
カオーセラ8000 1.5重量部
サンライトSL−1000 3.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 52.1重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物46を得た。
フタロシアニンブルーA 19.1重量部
鉄黒B 18.0重量部
カオーセラ8200 5.8重量部
カオーセラ8000 1.5重量部
サンライトSL−1000 3.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 52.1重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物47を得た。
カーボンブラックA 37.1重量部
カオーセラ8200 5.8重量部
サンライトSL−1000 3.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 52.1重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物48を得た。
ペリレンブラックA 37.1重量部
カオーセラ8200 5.8重量部
サンライトSL−1000 3.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 52.1重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物49を得た。
黄A 18.6重量部
赤A 12.9重量部
青A 5.6重量部
カオーセラ8200 5.8重量部
サンライトSL−1000 3.0重量部
レバナックスMIT−50 0.5重量部
水 52.1重量部
上記成分を、実施例1と同様に分散し、分散組成物50を得た。
(実施例43)
実施例1記載の分散組成物1に、さらにバインダー樹脂(WATERSOL S−695)を20PHRになるよう配合し、塗料組成物1を得た。
実施例43と同様に、分散組成物1の代わりに、分散組成物2〜42を用いて、塗料組成物2〜42を得た。
比較例1で得た分散組成物43に、さらにバインダー樹脂を20PHRになるよう配合し塗料組成物43を得た。
比較例9と同様に、分散組成物43の代わりに、分散組成物44〜50を用いて、塗料組成物44〜50を得た。
(実施例85)
実施例43で得た塗料組成物1を、厚さ100μmのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムに、7ミルのアプリケーター(塗工時の膜厚が180〜200μm)を用いて塗布した後、乾燥して塗膜1を得た。その際の乾燥条件は、25℃にて10分間、次いで60℃で5分間、さらに140℃で20分間の順で乾燥した。
実施例85と同様に、塗料組成物1の代わりに、塗料組成物2〜42を用いて、塗膜2〜42を得た。
比較例9で得た塗料組成物43を、実施例85と同様に塗布し、塗膜43を得た。
比較例17と同様に、塗料組成物43の代わりに、塗料組成物44〜50を用いて、塗膜44〜50を得た。
(実施例127)
実施例43で得た塗料組成物1を、ステンレス製の金属鋼板にスプレーガン(ANEST IWATA製)を使用し塗装した後、自然乾燥して、着色物1を得た。
実施例127と同様に、塗料組成物1の代わりに、塗料組成物2〜42を用いて、着色物2〜42を得た。
比較例17と同様に、塗料組成物43の代わりに、塗料組成物44〜50を用いて、着色物44〜50を得た。
<貯蔵安定性の測定と評価方法>
貯蔵安定性は室温及び、50℃加温にて1週間放置したものを目視にて観察し、下記の4段階で評価した。
◎:分離及び、沈降物なし
○:やや分離及び、沈降物が見られるが僅かな攪拌で元に戻る
△:若干分離及び、沈降物がある
×:多量に分離及び、沈降物がある
塗膜及び着色物の表面抵抗率は、デジタル・エレクトロメーターTR8652(ADC社製)および円環式の電極を有するチャンバーTR42(ADC社製)を用いて行った。塗膜上に円環式電極をセットし、印加電圧1.0V、測定時間60秒で測定を行った。得られた抵抗値Rxに対して、下記式1で算出した表面抵抗率をもって評価した。
表面抵抗率は下記の4段階で評価した。
◎:1010Ω/□以上 (極めて優れている)
○:107〜109Ω/□(優れている)
△:105〜106Ω/□(やや劣る)
×:104Ω/□以下 (極めて劣る)
塗膜及び着色物の耐候性は、キセノンロングライフウェザーメーター(スガ試験機社製、WEL75X−HC・B・EC・S型)を用い、塗膜の面を2000時間照射した。照射前と2000時間照射後の塗膜について、塗膜面の色相をカラーメーター(日本電色社製、SE2000)を用いて測定し、下記式2で算出した色相差をもって評価した。
耐候性は下記の4段階の色相差で評価した。
◎:1.0未満 (塗膜に劣化が観察されない)
○:1.0以上3.0未満 (塗膜にやや劣化が観察されるが実用上支障ない)
△:3.0以上5.0未満 (塗膜に劣化が若干観察される)
×:5.0以上 (塗膜に大きな劣化が観察される)
L2 :照射後の塗膜面の明度
a1 :照射前の塗膜面の赤味/緑味指標
a2 :照射後の塗膜面の赤味/緑味指標
b1 :照射前の塗膜面の黄味/青味指標
b2 :照射後の塗膜面の黄味/青味指標
塗膜及び着色物の明度は、スペクトロカラーメーター(日本電色工業社製、SQ−2000)を用いて、塗膜の面から明度(L値)測定した。測定は、D65光源を用い、測定波長範囲を380nm〜780nmとした。
明度は下記の4段階で評価した。明度が低いもの程、反射率が低く、漆黒性に優れる事を示す。
◎:22.0以下 (漆黒性に極めて優れている)
○:22.1〜24.0 (漆黒性に優れている)
△:24.1〜26.0 (漆黒性にやや劣る)
×:26.1以上 (漆黒性に極めて劣る)
目視試験は塗膜を目視にて観察し、下記の4段階で評価した。
◎:漆黒性に極めて優れている
○:漆黒性に優れている
△:漆黒性にやや劣る
×:漆黒性に極めて劣る
<顔料>
・群青A:グンジョウ8600P(C.I.Pigment Blue29/第一化成工業社製/D50平均粒子径:0.6μm、D99平均粒子径:1.6μm)
・群青B:Nubix G58(C.I.Pigment Blue29/Nubiola社製/D50平均粒子径:0.7μm、D99平均粒子径:1.8μm)
・群青C:Nubix EP62(C.I.Pigment Blue29/Nubiola社製/D50平均粒子径:0.5μm、D99平均粒子径:1.6μm)
・鉄黒A:BAYFERROX 303T(C.I.Pigment Black11/LANXESS社製/D50平均粒子径:0.6μm、D99平均粒子径:1.6μm)
・鉄黒B:BAYFERROX 360(C.I.Pigment Black11/LANXESS社製/D50平均粒子径:0.7μm、D99平均粒子径:1.7μm)
・ペリレンブラックA:PALIOGENBLACK S0084(C.I.Pigment Black31/BASF社製/D50平均粒子径:0.1μm、D99平均粒子径:0.3μm)
・カーボンブラックB:#45(三菱化学社製/D50平均粒子径:0.02μm、D99平均粒子径:0.07μm)
・黄B:Novoperm Yellow F2G(C.I.Pigment Yellow194/Clariant社製/D50平均粒子径:0.3μm、D99平均粒子径:0.9μm)
・赤B:Novoperm Scarlet 4RF(C.I.Pigment Red242/Clariant社製/D50平均粒子径:0.2μm、D99平均粒子径:0.7μm)
・青B:Lionol Blue FG−7351(C.I.Pigment Blue15:3/トーヨーケム社製/D50平均粒子径:0.2μm、D99平均粒子径:0.8μm)
アクリル系バインダー樹脂A:WEM−031U(大成ファインケミカル社製、不揮発分39%)
アクリル系バインダー樹脂B:スーパークロンE−480T(日本製紙ケミカル社製、不揮発分30%)
アクリル系バインダー樹脂C:アウローレンAE−301(日本製紙ケミカル社製、不揮発分30%)
アクリル系バインダー樹脂D:SB−1230N(ユニチカ社製、不揮発分20%)
アクリル系バインダー樹脂E:PDX−7158(BASF社製、不揮発分41%)
アクリル系バインダー樹脂F:JONCRYL 690(BASF社製、不揮発分98%)
エポキシ系バインダー樹脂G:ニュートラック 2010(花王社製、不揮発分20%)
ウレタン系バインダー樹脂H:コロネートCORONATEL−45E(日本ポリウレタン工業社製、不揮発分45%)
分散剤A:エマルゲンA60(花王社製、不揮発分100%)
分散剤B:カオーセラ2110(花王社製、不揮発分20%)
消泡剤A:SNデフォーマー777(サンノプコ社製)
消泡剤B:サーフィノール104E(日信化学工業社製)
レオロジーコントロール剤A:BYK425(ビックケミー社製、不揮発分50%)
レオロジーコントロール剤B:BYK428(ビックケミー社製、不揮発分25%)
防腐剤:レバナックスBX−50(昌栄化学社製)
増粘剤:AGガム(第一工業製薬社製)
[基材A(基材の製造例1)]
二酸化チタン(テイカ社製、JR−1000)2重量部と熱可塑性ポリプロピレン樹脂(三菱エンジニアリングプラスチック社製、ユーピンロンS3000)98重量部を、予備混合した上で、2軸押出機に投入した。次いで230℃で溶融混練し、さらぬい押し出すことで予備分散体を得た。この予備分散体を金型へ投入し、熱プレス機にて230〜250℃で加熱溶融した後、冷却することで幅100mm、長さ100mm、厚さ2mmの赤外線を反射できる白色基材Aを得た。
幅100mm、長さ100mm、厚み1mmの銅板を基材Bとして用いた。
[基材C]
幅100mm、長さ100mm、厚み1mmのアルミ板を基材Cとして用いた。
(実施例201)
下記成分をビーズミル分散機(ダイノミルKDL型/田島化学機械社製)に仕込み、分散を行うことで分散組成物201を製造した。分散条件は、温度40℃、直径1.25mmジルコニアビーズ(ニッカトー社製)を使用し、充填率80%として周速10m/秒、吐出量300〜500g/分で滞留時間15分間とした。
群青A 36.0部
鉄黒B 4.0部
分散剤A 5.8部
分散剤B 1.5部
消泡剤A 0.1部
防腐剤 0.5部
イオン交換水 52.0部
(上記組成は、不揮発分47%である)
顔料を表9に示す通りに変更した以外は、実施例201と同様に行うことで分散組成物202〜215を得た。
(実施例301)
次いで、得られた分散組成物201を用いて、下記成分を混合し、30分シェーカーで攪拌することで塗料組成物301を製造した。
分散組成物201(不揮発分として) 10.0部
バインダー樹脂A(不揮発分として) 20.0部
レオロジーコントロール剤A 1.5部
レオロジーコントロール剤B 1.0部
防腐剤 0.1部
消泡剤B 0.5部
エタノール 6.7部
イオン交換水 60.2部
(上記組成は、不揮発分32%である)
分散組成物またはバインダー樹脂を表10に示す通りに変更した以外は実施例301と同様に行うことで塗料組成物302〜327を得た。
(実施例401)
基材Aに、塗料組成物301をスプレーガン(W-100、ANEST IWATA社製)を用いてスプレー塗装し、水平を保ったまま、室温で30分間自然乾燥した後、80℃のオーブンで30分焼成し、厚さ15μmの塗膜(着色層ともいう)を有する積層体(評価試料)を作製した。作製した積層体は、以下に示す方法で、明度、耐候性、日射反射率を測定した。
塗料組成物、および基材を表12に示すとおりに変更した以外は実施例401と同様にしてそれぞれ実施例402〜424および比較例401〜405の評価試料を作製した。そして、上記同様に明度、耐候性、日射反射率を測定した。
<明度の測定と評価方法>
評価試料の着色層を測色機(X-Rite536、SDG社製)を用いて着色層明度(
L値)を測定した。尚、測定用光源はD50光源を使用した。明度は色のもつ明るさ暗さの度合いであり、明度が低くければ漆黒性が高くなる。
明度は、下記の4段階によって評価した。
◎:15.0未満 (漆黒性に極めて優れている)
○:15.0以上、20.0未満 (漆黒性に優れている)
△:20.0以上、25.0未満 (実用上問題ない)
×:25.0以上 (不良)
評価試料を着色層側にスーパーキセノンウエザーメーター(SX-75、スガ試験機社製)を用いて、600時間照射した。照射前の試料と600時間照射後の積層体について、着色層を含む面の色度を測色機(X-Rite536、SDG社製)により測定し、実施例85と同様に式2を用いて色相差を算出した。尚、測定用光源はD50光源を使用した。色度の差が少ないと耐候性が良好になる。
○:5.0未満 (優れている)
△:5.0以上、8.0未満 (実用上問題ない)
×:8.0以上 (不良)
評価試料を着色層側に、分光光度計UV−3600(島津社製)と積分球付属装置ISR−240A(島津社製)を用いて、拡散反射法にて300〜2500nmの分光反射率を測定した。得られた分光反射率のデータより、JIS R3106で規定される300〜2500nmの領域における表11に示す重価係数を用いて、式3より日射反射率を算出した。日射反射率が高いと赤外線反射が良好であり、試料が過熱しにくい。
ρ(λ):分光反射率
Eλ: 日射の相対分光分布
△λ: 波長間隔
◎:20%以上 (きわめて優れている)
○:15%以上、20%未満 (優れている)
△:10%以上、15%未満 (実用上問題ない)
×:10%未満 (不良)
Claims (11)
- 群青(A)、鉄黒(B)、分散剤(C)、および分散媒(D)を含む分散組成物であって、群青(A)/鉄黒(B)の重量比が、70/30〜4.5/95.5である分散組成物。
- 群青(A)のD50平均粒子径が0.1〜1μmであり、鉄黒(B)のD50平均粒子径が0.1〜1μmであることを特徴とする請求項1記載の分散組成物。
- 群青(A)のD99平均粒子径が1〜10μmであることを特徴とする請求項1または2に記載の分散組成物。
- 鉄黒(B)のD99平均粒子径が1〜10μmであることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の分散組成物。
- 群青(A)/鉄黒(B)の重量比が、51.5/48.5〜31.4/68.6である請求項1〜4いずれか記載の分散組成物。
- 前記分散剤(C)が、ノニオン性界面活性剤および/またはアニオン性界面活性剤である請求項1〜5記載いずれか記載の分散組成物。
- 請求項1〜6記載いずれか記載の分散組成物に、さらに、バインダー樹脂(E)を含む塗料組成物。
- 請求項7記載の塗料組成物から形成されてなる塗膜。
- 前記塗膜の表面抵抗率が、1010Ω/□以上であることを特徴とする請求項8記載の塗膜。
- 前記塗膜の明度が、22.0以下であることを特徴とする請求項8または9記載の塗膜。
- 基材と、請求項8〜10いずれか記載の塗膜とを備えた着色物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012253355A JP5278587B1 (ja) | 2011-11-21 | 2012-11-19 | 分散組成物、塗料組成物、塗膜、および着色物 |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011253386 | 2011-11-21 | ||
JP2011253386 | 2011-11-21 | ||
JP2012030396 | 2012-02-15 | ||
JP2012030396 | 2012-02-15 | ||
JP2012253355A JP5278587B1 (ja) | 2011-11-21 | 2012-11-19 | 分散組成物、塗料組成物、塗膜、および着色物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP5278587B1 true JP5278587B1 (ja) | 2013-09-04 |
JP2013189621A JP2013189621A (ja) | 2013-09-26 |
Family
ID=49273915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012253355A Active JP5278587B1 (ja) | 2011-11-21 | 2012-11-19 | 分散組成物、塗料組成物、塗膜、および着色物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5278587B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107033679A (zh) * | 2017-03-13 | 2017-08-11 | 河北晨阳工贸集团有限公司 | 一种通用无树脂水性群青色浆及其制备方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016022411A (ja) * | 2014-07-17 | 2016-02-08 | しげる工業株式会社 | 合成樹脂製の被塗装材上に塗装する製造方法及び合成樹脂製の被塗装材上に塗装が施された加飾品 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2005028568A1 (ja) * | 2003-09-22 | 2007-11-15 | 日本板硝子株式会社 | 黒色光輝性薄片およびそれを配合した化粧料、塗料組成物、樹脂組成物およびインキ組成物 |
JP4877569B2 (ja) * | 2005-04-15 | 2012-02-15 | 宇部興産株式会社 | 粒状有彩色樹脂組成物 |
-
2012
- 2012-11-19 JP JP2012253355A patent/JP5278587B1/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107033679A (zh) * | 2017-03-13 | 2017-08-11 | 河北晨阳工贸集团有限公司 | 一种通用无树脂水性群青色浆及其制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013189621A (ja) | 2013-09-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6275041B2 (ja) | コーティング系 | |
US5962143A (en) | Coating composition for producing heat radiation-reflecting coatings | |
AU2016382454B2 (en) | Infrared fluorescent coating compositions | |
JP6102469B2 (ja) | 分散組成物、塗料組成物、塗膜、および着色物 | |
US9732237B2 (en) | Coating composition, and method for forming coating film | |
JP5632296B2 (ja) | フッ化ビニリデン系樹脂フィルム | |
JP2012232236A (ja) | 複層塗膜形成方法 | |
JP5251809B2 (ja) | 太陽熱遮蔽効果を有する水性分散体および水性塗料組成物 | |
AU2014283435B2 (en) | A composition of high temperature resistent powder coating, a preparation method therefore, and use thereof | |
EP1720940B1 (en) | Pvc plastisols comprising effect pigments, their preparation and use in coil coating | |
JP5278587B1 (ja) | 分散組成物、塗料組成物、塗膜、および着色物 | |
JP2014169432A (ja) | 分散組成物、塗料組成物、塗膜、および着色物 | |
CA3100452C (en) | Method for forming multilayer coating film | |
EP3551706A1 (en) | Composite product | |
CN105295624A (zh) | 一种深色反射隔热水漆及其制备方法 | |
JP6612128B2 (ja) | 塗料組成物及び塗膜形成方法 | |
JP2010150374A (ja) | 塗装金属板用塗料、塗装金属板及び塗装金属板の製造方法 | |
EP3134480B1 (en) | Black pigment composition for heat-shielding coating, use of same, heat-shielding coating using same and use of same for shading and coating | |
JP5906226B2 (ja) | 塗装金属板用塗料、塗装金属板及び塗装金属板の製造方法 | |
JPH06316683A (ja) | 発泡金属酸化物を含有する乳光塗料 | |
JP6473657B2 (ja) | 複層塗膜形成方法 | |
JP5611629B2 (ja) | 塗膜形成方法 | |
EP3257903B1 (en) | Ir reflective surface treatment | |
JP2016059900A (ja) | 塗膜形成方法 | |
KR20210113392A (ko) | 양극산화 처리된 외관을 제공하는 코팅 조성물 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5278587 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313114 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |