JP5278236B2 - 散布図におけるデータ点の分布領域描画方法及び散布図におけるデータ点の分布領域描画プログラム - Google Patents
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Description
また、散布図において、各データ点を層別する情報がある場合などは、データ点を表す印の色や形を変えて表現することで、1つの散布図に複数の層のデータ点の分布を表現することもできる。
しかし、1つの散布図に表示する層の数が多く、データ点も多い場合、データ点を表す印は重なり合い、各層における分布の特徴の認識が困難であった。
また、複数の層を表示した散布図ではなくても、図自体が小さくなるとデータ点を表す印も小さくなり、分布の特徴の認識が困難になる。
このような不具合を克服するために層ごとに確率楕円を描画する方法もあるが、確率楕円は実際の分布を精度よく表現するものではない。
ここで、散布図とは、対になった2つの変数をもつデータを用い、2つの変数の値を平面上の座標の縦軸と横軸にとり、2つ以上のデータを点として表したものを言う。散布図は相関図とも呼ばれる。
また、上記分布代表点選定ステップは、2つの上記任意の点を用いて上記代表点を2つ選定した後、その2つの代表点を通る直線で分割される領域ごとに、上記直線から最も遠いデータ点を代表点として追加するようにしてもよい。
分布領域内の任意の位置に基準点(+印で示す)を設定する。Y軸に平行で基準点を始点とする線を線Aとし、基準点から各代表点を通過する線を線B1〜B4とする。線Aと線B1〜B4のなす角度θ1〜4を求め、代表点のうち対応する角度θ1〜4が小さいものから順に結線することで、分布領域表示線が交差しない代表点の通過順を求めることができる。ただし、分布領域表示線が交差しない代表点の通過順の求め方はこれに限定されるものではない。
このように本発明の分布領域描画方法はデータ点分布領域を線で囲んで表現することができる。
本発明を用いて、2つの任意の点(四角印)を設定して分布領域表示線を描画した結果を図6に示す。また、3つの任意の点(四角印)を設定して分布領域表示線を描画した結果を図7に示す。
また、図6、図7に示すように、任意の点はデータ点の分布領域内に設定することもできる。
図8は、複数のデータ点のX座標、Y座標の最大値、最小値を用いて散布図を9分割した図である。
任意の点の位置の決め方の一例として、領域11〜領域18の8つの領域内に各1つの任意の点を設定する方法を挙げることができる。
また、領域11、領域13、領域15、領域17の4つの領域内に各1つの任意の点を設定する方法でもよい。
図9は、データ点の分布領域内に分割中心点(×印)を設定し、その点から散布図を放射線状に6分割した図である。
任意の点の位置の決め方として、例えば領域21〜領域26の6つの領域内に各1つの任意の点を設定する方法を挙げることができる。ただし、任意の点を設定する領域は、領域21〜領域26のうち、いずれか2つ以上であればよい。
まず、乱数を用いて任意の点A1(黒塗りの四角印)を設定する。任意の点A1から最も遠いデータ点を代表点とするとともに、任意の点A2−T1(白抜きの四角印)とする(図10参照)。
データ点でもある任意の点A2−T1から最も遠いデータ点を代表点T2とする。求めた2つの代表点A2−T1,T2を通る直線により散布図を領域31と領域32に分割する(図11参照)。各領域31,32内にそれぞれ1つの任意の点を設定する。
例えば、乱数を用い、散布図内の座標を無作為に選択して最初の代表点を求める。さらに乱数を用い散布図内の座標を無作為に選択して次の代表点を求める。その代表点が既に求めた代表点と重複していないかを確認する。重複していれば、さらに乱数を用い散布図内の座標を無作為に選択し、代表点を求める。これをくり返して、あらかじめ必要とする数だけ代表点を求める方法もある。
このように本発明の分布領域描画方法はデータ点分布領域を線で囲んで表現することができる。
例えば、2つ目の任意の点が、その2つ目の任意の点に基づいて図10、図11、図13の代表点T2が選定される位置に配置されたらならば、任意の点A1に基づいて代表点A2−T1を選定し、その2つ目の任意の点に対して代表点T2を選定し、その後、ステップS13での領域分割、ステップS14での代表点T3,T4の選定、及びステップS15での分布領域表示線の描画を行なうことにより、図13と同じ結果が得られる。
例えば、図3に示した代表点に対して、図14に示すように、各代表点から他のすべての代表点に線を結んで分布領域表示線を描画してもよい。この場合でも、データ点の分布領域の輪郭を適切に表現することができる。図14では代表点と代表点を直線で結んでいるが、分布領域表示線の輪郭を現す線は図4と同様に曲線であってもよい。
図15に示すように、属性Z1,Z2のデータ点の分布領域が重なっている場合、属性Z1,Z2のデータ点の分布領域はわかりにくい。
図16を見ると分かるように、属性Z1,Z2ごとに分布領域表示線を求めることにより、属性Z1,Z2のデータ点の分布領域が分かりやすくなる。
図17において、数値データB,Cのデータ点の分布領域が重なっているので、数値データB,Cのデータ点の分布領域はわかりにくい。
図18を見ると分かるように、数値データB,Cごとに分布領域表示線を求めることにより、数値データB,Cのデータ点の分布領域が分かりやすくなる。
このように、本発明の分布領域描画方法は2つ以上の層のデータ点を重ねて1つの散布図に表現する際に特に有効である。
例えば、各実施例の説明において描画された散布図を用いたが、本発明の各ステップにおいて描画済みの散布図が必要なわけではない。すなわち、対になった2つの変数をもつ複数のデータがあれば各ステップの処理を行なえる。
また、各実施例の説明において、描画された散布図にデータ点分布の代表点を求めるために設定された任意の点を図示したが、本発明の各ステップにおいて、この任意の点の図示も必ずしも必要ではない。
A2−T1 代表点を兼ねる任意の点
T1,T2,T3,T4 代表点
Claims (5)
- 対になった2つの変数をもつ複数のデータに対して、その散布図上に少なくとも2点以上の任意の点を設定し、設定した任意の点ごとに、その任意の点から最大距離にあるデータ点を求め、それらのデータ点をデータ点分布の代表点として選定する分布代表点選定ステップと、
前記代表点を結線して分布領域表示線を描画する分布領域描画ステップと、を含んだ散布図におけるデータ点の分布領域描画方法。 - 前記分布代表点選定ステップは、3つ以上の前記任意の点を用いる請求項1に記載の分布領域描画方法。
- 前記分布代表点選定ステップは、2つの前記任意の点を用いて前記代表点を2つ選定した後、その2つの代表点を通る直線で分割される領域ごとに、前記直線から最も遠いデータ点を代表点として追加する請求項1に記載の分布領域描画方法。
- 前記分布領域描画ステップは、前記代表点を前記分布領域表示線が交差しない順番に結線して前記分布領域表示線を描画する請求項1から3のいずれか一項に記載の分布領域描画方法。
- 請求項1から4のいずれか一項に記載の各ステップをコンピュータに実行させるための、散布図におけるデータ点の分布領域描画プログラム。
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