JP5278051B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、運転者の操舵トルクに応じてモータにより操舵補助力を生じさせる電動パワーステアリング装置に関する。
自動車の燃費向上や大気中の二酸化炭素削減のため、自動車が信号待ち等で停止しているときエンジンを停止し、発進時に再始動するアイドリングストップシステムが既に実用化されている。このようなアイドリングストップ中であっても、快適性や安全性を確保するためには、例えばエアコンを停止してはならず、夜間であればライトの点灯を維持しなければならない。但し、オルタネータが停止しているため、それ以外の特に大電流負荷の使用は避けたい状況である。ところが、このような状況下でも、大電流を使用する電動パワーステアリング装置を使用したい場合がある。
例えば、次の発車と同時に素早く車線変更したいので予めハンドルを切っておきたいと考える場合や、対向車の通過を待ちながら素早くUターンしたいと考える場合等は、現在アイドリングストップ中であっても、運転者は操舵を行おうとする。ここで、アイドリングストップ中には電動パワーステアリング装置による操舵補助を行わないとすると、ステアリング操作が重たくなり、運転者には不便である。他方、操舵補助を行うと、大電流が流れることによってバッテリの電圧が下がり、操舵応答性が悪化して操舵中の引っ掛かり感を生じたり、最悪の場合はエンジン再始動が困難になる。
そこで、アイドリングストップ中の操舵に対して操舵補助を行う場合には、バッテリの電力消費が過大になることを防止すべく、発進の動作(アクセル踏み込みやブレーキ解除)を待たずにエンジンを再始動させるという装置が提案されている(例えば、特許文献1,2参照。)。
特開2005−271640号公報 特開2005−351202号公報
しかしながら、上記のような従来の装置では、結果的にエンジンの停止時間が短くなり、アイドリングストップシステムの本来の効果(燃費向上、二酸化炭素削減)が損なわれる。
かかる従来の問題点に鑑み、本発明は、エンジンを再始動させることなく、アイドリングストップ中の操舵補助を無難に実現する電動パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
本発明は、エンジンのアイドリングストップ機能を有する車両に搭載され、操舵トルクに応じてモータにより操舵補助力を生じさせる電動パワーステアリング装置であって、前記モータに電力を供給する主電源としてのバッテリと、前記モータに電力を供給することが可能な補助電源としてのキャパシタと、前記モータに供給すべき電力が、所定の閾値より小さいときは前記バッテリのみを電源として、当該閾値より大きいときは前記バッテリ及びキャパシタを電源として、前記モータへ、操舵トルクに応じて必要な操舵補助力を生じさせるための電力を供給する制御手段とを備え、アイドリングストップの状態であるとき、前記制御手段は、前記閾値をエンジン回転中より相対的に低く設定することを特徴とするものである。
上記のように構成された電動パワーステアリング装置では、アイドリングストップの状態であるとき、制御手段によって、閾値が、エンジン回転中より相対的に低く設定される。この結果、キャパシタのエネルギーが、より積極的に活用され、バッテリの電力消費が過大となることを防止できる。
また、上記電動パワーステアリング装置において、キャパシタの残エネルギーを検出する検出手段を設け、当該検出手段によって検出された残エネルギーが減少して所定値を下回ったとき、制御手段は、閾値を上昇させる、という構成にしてもよい。
この場合、キャパシタの残エネルギーが少なくなると、閾値を上昇させてキャパシタの負担を軽減することで、放電限界を超えてキャパシタが放電することを防止できる。
また、上記電動パワーステアリング装置において、残エネルギーが所定値を下回って0に近づくほど、閾値を漸次増大させることが好ましい。
この場合、閾値が急変せず徐々に変化するので、操舵応答性の変化を抑制することができる。従って、操舵中に、操舵の引っ掛かり感が生じることを防止できる。
本発明の電動パワーステアリング装置によれば、アイドリングストップ中にキャパシタのエネルギーが、より積極的に活用され、バッテリの電力消費が過大となることを防止できる。従って、エンジンを再始動させることなく、アイドリングストップ中の操舵補助を無難に実現する電動パワーステアリング装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る電動パワーステアリング装置の、電気回路を主体とした概略構成を示す回路図である。 操舵が行われた場合に、モータに供給されるべき電力P[W]が時間的に変化する様子の一例を示すグラフである。 図2と同一の電力Pの変化に対して充放電閾値Pthを、より高く設定した例(Pth=90[%])を示すグラフである。 図2と同一の電力Pの変化に対して充放電閾値Pthを、より低く設定した例(Pth=20[%])を示すグラフである。 制御回路の制御動作を示すフローチャートである。 図5のステップS1のサブルーチンである。 図6のサブルーチンによって実現しようとする充放電閾値の変化特性を表すグラフである。
図1は、本発明の一実施形態に係る電動パワーステアリング装置1の、電気回路を主体とした概略構成を示す回路図である。この装置1は、エンジンのアイドリングストップ機能を有する車両に搭載される。図において、ステアリング装置2は、ステアリングホイール(ハンドル)3に付与される運転者の操舵トルクと、モータ4が発生する操舵補助力とによって駆動される。モータ4は、3相ブラシレスモータであり、モータ駆動回路5により駆動される。モータ駆動回路5には、主電源としてのバッテリ6から、又は、バッテリ6に直列に補助電源としてのキャパシタ7を接続した電源から、電圧が付与される。キャパシタ7は、例えば、電気二重層コンデンサで構成されている。
バッテリ6の電圧は、電源リレー8の接点8a及びMOS−FET9が介挿された電路L1を経て、モータ駆動回路5及びモータ4に導かれる。このMOS−FET9はNチャネルであり、ソースがバッテリ6側、ドレインがモータ駆動回路5側になるように、接続されている。また、寄生ダイオード9dは、バッテリ6からモータ4に電力を供給するときに電流が流れる方向が順方向となるように構成されている。
キャパシタ7は、電路L1と、他の電路L2との間に設けられている。キャパシタ7の高電位側の電路L2は、MOS−FET10を介してモータ駆動回路5に接続されている。MOS−FET10はNチャネルであり、ソースがモータ駆動回路5側、ドレインがキャパシタ7側になるように、接続されている。また、寄生ダイオード10dは、キャパシタ7からモータ4に電力を供給するときに電流が流れる方向とは逆向きになっている。
上記2つのMOS−FET9及び10は、ゲート駆動回路(FETドライバ)11により、交互にオン状態となるように駆動される。これら2つのMOS−FET9,10及びゲート駆動回路11によって構成される放電回路12は、MOS−FET9がオンのときは、バッテリ6からモータ駆動回路5及びモータ4に電力を供給し、MOS−FET10がオンのときは、バッテリ6及びキャパシタ7の直列体からモータ駆動回路5及びモータ4に電力を供給する。
上記ゲート駆動回路11やモータ駆動回路5は、CPU、メモリ、インターフェース等を含む制御回路13によって制御される。
また、上記制御回路13、モータ駆動回路5及び放電回路12は、バッテリ6のみ又はバッテリ6及びキャパシタ7を電源として、モータ4へ、操舵トルクに応じて必要な操舵補助力を生じさせるための電力を供給する制御手段を構成するものである。
一方、電路L1と電路L2との間には充電回路14が設けられている。充電回路14は、バッテリ6の電圧を昇圧した電圧をキャパシタ7の端子間に印加するものであり、充電の時期は制御回路13によって制御される。
キャパシタ7の端子間に接続された電圧検出器15は、キャパシタ7の端子間電圧VCを検出してその検出信号を制御回路13に送る。これにより、電圧検出器15は、制御回路13と共に、キャパシタ7のエネルギーを検出する検出手段となり得る。
また、制御回路13には、ステアリングホイール3に付与された操舵トルクを検出するトルクセンサ16の出力信号、イグニッションキー17のオン・オフ信号、変速機のシフト位置(例えば通常運転時のドライブレンジ等)を検出するシフト位置センサ18の出力信号、ブレーキペダルの踏み込みや解除を検出するブレーキセンサ19の出力信号、エンジン回転数を検出する回転数センサ20の出力信号、及び、車速を検出する車速センサ21の出力信号が、それぞれ入力される。
上記のように構成された電動パワーステアリング装置1では、イグニッションキー17がオン操作されると、電源リレー8が、制御回路13からの指令信号により、オン(接点閉)の状態となる。また、制御回路13からの指令信号により、充電回路14はキャパシタ7を充電する。なお、充電は起動直後の他、その後もキャパシタ7の使用に応じて随時行われる。
また、電源リレー8がオンの状態となることで、操舵補助力を発生させることが可能となり、制御回路13は、操舵トルク及び車速に基づいて、必要とされる操舵補助力を得るための所要電力がモータ4に供給されるようにモータ駆動回路5を駆動する。この所要電力が所定の閾値以下であるときは、制御回路13の指令信号により、MOS−FET9がオン状態、MOS−FET10がオフ状態となり、バッテリ6の電圧がモータ駆動回路5に導かれる。
一方、所要電力が閾値を超えるとき、すなわち、バッテリ6のみでは所要電力をまかないきれないときは、制御回路13はMOS−FET9をオフ状態とし、MOS−FET10をオン状態とする。この結果、バッテリ6とキャパシタ7とが互いに直列に接続された状態で、その出力電圧がモータ駆動回路5に供給される。これにより、バッテリ6のみの出力可能電力を超える大電力を、モータ4に供給することができる。なお、このとき、MOS−FET9の寄生ダイオード9dのカソードはアノードより高電位、すなわち、逆電圧であることにより、キャパシタ7からの電流が電路L1に流入することは、阻止される。
図2は、操舵が行われた場合に、モータ4に供給されるべき電力P[W]が時間的に変化する様子の一例を示すグラフである。グラフ中の横方向の直線のうち二点鎖線は、バッテリ6から定常的に引き出すことができる最大電力Pmax(電流で言えば最大電流Imax)を、実線は、前述の閾値に相当する充放電閾値Pth(電流で言えば充放電閾値Ith)を、それぞれ表している。この例では、充放電閾値Pthが、最大電力Pmaxの60%であるとする。電力Pが充放電閾値Pth以下の場合には、主電源であるバッテリ6が全電力を負担する。電力Pが充放電閾値Pthを超える場合には、超えた分だけを補助電源としてのキャパシタ7が負担し、それ以外はバッテリ6が負担する。放電によって失われたキャパシタ7のエネルギー(Pthより上の斜線部分)は、電力Pが充放電閾値Pthを下回ったときにバッテリ6からの充電によって随時補充される(Pthより下の斜線部分)。
図3は、図2と同一の電力Pの変化に対して充放電閾値Pthを、より高く設定した例(Pth=90[%])を示すグラフである。この場合には、バッテリ6のみで全電力が負担され、キャパシタ7は少なくともこの時間帯では使用されない、ということになる。逆に、図4は、図2と同一の電力Pの変化に対して充放電閾値Pthを、より低く設定した例(Pth=20[%])を示すグラフである。この場合には、キャパシタ7の負担が大きくなり、放電量が増大する。
次に、上記充放電閾値に関しての、上記電動パワーステアリング装置1における制御回路13の制御動作について詳細に説明する。
図5は、制御回路13の制御動作を示すフローチャートである。図において、制御回路13(図1)は、充放電閾値決定のステップS1と、アシスト制御のステップS2とを繰り返し実行する。ステップS1で決定された充放電閾値は、ステップS2において使用される。
図6は、図5のステップS1のサブルーチンである。また、図7は、このサブルーチンによって実現しようとする充放電閾値の変化特性を表すグラフであり、横軸はキャパシタ7の残エネルギー[%]を表し、縦軸は充放電閾値[%]を表している。この変化特性のデータテーブルは、制御回路13内のメモリに記憶されている。なお、データテーブルに代えて関数演算処理を行うことも可能である。グラフ中の細い実線はエンジン回転中の特性を示し、座標(0,100)及び(20,60)の2点を結ぶ特性Aの直線と、60[%]で一定の通常レベルとによって構成されている。他方、グラフ中の太い実線はアイドリングストップ中の特性を示し、座標(0,100)及び(20,20)の2点を結ぶ特性Bの直線と、20[%]で一定の低レベルとによって構成されている。
キャパシタ7の残エネルギーW[J]は、下記式(1)のように表される。
W=(1/2)・C・(VC 2−VL 2) ...(1)
上記のCはキャパシタ7のキャパシタンス[F]、VC[V]はキャパシタ7の端子間電圧(現在値)、VL[V]はキャパシタ7の放電限界となる下限電圧であり、C及びVLは定数である。ここで、満充電時の最大の電圧VCについての上記式(1)の残エネルギーWを基準値として、任意の電圧VCについての残エネルギーWを、%で表すものとする。すなわち、満充電時の残エネルギーWは100%であり、放電限界まで放電すれば残エネルギーは0%となる。この%表示の残エネルギーが、図7の横軸に表されている。一方、前述のように、バッテリ6から定常的に引き出すことができる最大電力Pmaxを基準値として任意の充放電閾値Pthを%表示したものが、図7の縦軸の数値となる。
図6において、制御回路13は、まず、車両がアイドリングストップ中か否かの判断を行う(ステップS11)。アイドリングストップ中か否かは、イグニッションキー17(図1)がオンのとき、各センサ(18〜21)の出力信号を参照して判断することができる。例えば、イグニッションキー17がオンであって、車速が0になり、エンジン回転が停止したことを検出することにより、アイドリングストップの状態と判断することができる。また、必要に応じて、シフト位置がドライブレンジにあることや、ブレーキペダルを踏んでいることを条件とすることもできる。なお、エンジンを制御する制御装置(図示せず。)からアイドリングストップの状態であることを示す信号を受け取るようにすることも可能である。
ステップS11において、車両が走行中等の、アイドリングストップの状態でない場合には、制御回路13は、キャパシタ7の残エネルギーが所定値以下か否かを判断する(ステップS15)。そして、所定値を上回っていれば、制御回路13は、充放電閾値を通常レベルとする(ステップS17)。この所定値の一例が20[%]であり、図7において、エンジン回転中で、残エネルギーが20[%]より多ければ充放電閾値は通常レベル、すなわち、この例では60[%]である。このときのバッテリ6とキャパシタ7との電力負担は、前述の、図2に示すようになる。
また、ステップS15において残エネルギーが所定値(20[%])以下であれば、充放電閾値は、特性Aによって決まる値となる(ステップS16)。すなわち、図7において、20[%]以下の残エネルギーに対応する特性Aの直線上の縦軸値が、充放電閾値(60〜100[%])となる。残エネルギーが放電限界の0[%]になれば、充放電閾値は100[%]となる。
一方、ステップS11において、車両がアイドリングストップ中である場合には、制御回路13は、キャパシタ7の残エネルギーが所定値以下か否かを判断する(ステップS12)。そして、所定値を上回っていれば、制御回路13は、充放電閾値を低レベルとする(ステップS14)。この所定値の一例は同様に20[%]であり、図7において、アイドリングストップ中で、残エネルギーが20[%]より多ければ充放電閾値は低レベル、すなわち、この例では20[%]である。このときのバッテリ6とキャパシタ7との電力負担は、前述の、図4に示すようになる。
このような処理によって、アイドリングストップ中に操舵が行われたとき、キャパシタ7のエネルギーをエンジン回転中よりもさらに積極的に活用し、バッテリ7の電力消費を抑制しつつ所要電力をモータ4に供給することができる。従って、エンジンを再始動させることなく、アイドリングストップ中の操舵補助を無難に実現する電動パワーステアリング装置を提供することができる。
ステップS11,S12,S14の処理に基づくアシスト制御S2(図5)が繰り返し行われている間に操舵により大量のエネルギーがキャパシタ7から失われる。そして、ステップS12において残エネルギーが所定値(20[%])以下であれば、充放電閾値は、特性Bによって決まる値となる(ステップS13)。すなわち、図7において、20[%]以下の残エネルギーに対応する特性Bの直線上の縦軸値が、充放電閾値(20〜100[%])となる。残エネルギーが放電限界の0[%]になれば、充放電閾値は100[%]となる。
なお、アイドリングストップ中に残エネルギーが20[%]以下となったとき、特性Bではなく、特性Aを与えることもできるが、この場合には、充放電閾値が20[%]から60[%]へ一気に上昇することで、操舵応答性が変化し、操舵の引っ掛かり感を生じる可能性がある。しかし、特性Bを用いることで、充放電閾値は急変せず徐々に変化するので、操舵応答性の変化を抑制することができる。従って、操舵中に、操舵の引っ掛かり感が生じることを防止できる。
なお、上記実施形態の図7における特性の特徴点となる数値(残エネルギー20[%]、充放電閾値20,60[%])は例示であり、これらに限定される訳ではない。また、特性A,Bも、必ずしも直線でなくてもよい。例えば、残エネルギーが0に近づくほど閾値が100[%]に向かって滑らかに増加する曲線であってもよい。
1 電動パワーステアリング装置
4 モータ
5 モータ駆動回路
6 バッテリ
7 キャパシタ
12 放電回路
13 制御回路
15 電圧検出器

Claims (3)

  1. エンジンのアイドリングストップ機能を有する車両に搭載され、操舵トルクに応じてモータにより操舵補助力を生じさせる電動パワーステアリング装置であって、
    前記モータに電力を供給する主電源としてのバッテリと、
    前記モータに電力を供給することが可能な補助電源としてのキャパシタと、
    前記モータに供給すべき電力が、所定の閾値より小さいときは前記バッテリのみを電源として、当該閾値より大きいときは前記バッテリ及びキャパシタを電源として、前記モータへ、操舵トルクに応じて必要な操舵補助力を生じさせるための電力を供給する制御手段とを備え、
    アイドリングストップの状態であるとき、前記制御手段は、前記閾値をエンジン回転中より相対的に低く設定することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 前記キャパシタの残エネルギーを検出する検出手段を備え、当該検出手段によって検出された残エネルギーが減少して所定値を下回ったとき、前記制御手段は、前記閾値を上昇させる請求項1記載の電動パワーステアリング装置。
  3. 前記残エネルギーが前記所定値を下回って0に近づくほど、前記閾値を漸次増大させる請求項2に記載の電動パワーステアリング装置。
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