JP5275823B2 - 排出弁装置 - Google Patents
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Description
請求項3に記載の発明は、前記中空管の内部の対向する両側面のうち上面近傍に前記逆流防止弁の回動軸が回動自在に支持されている。
図1は排出弁装置を備えた流体排出管1の斜視図であり、図2はその縦断面図である。流体排出管1は、上面2aと上面2aの両側に連続する側面2b及び両側面2bの下端同士を連結する底面2cとからなる矩形筒状に形成された金属製の管体である中空管2を備えている。中空管2の両端は開口されて内部は流体の流路となっており中空管2内部が排出流路を構成する。また、両端の開口のうち一方(図中右側)が流体が中空管2内に流入される流入口3であり、他方の開口(図中左側)が中空管2に流入した流体が排出される排出口4となっている。この流入口3と排出口4との間の長さは流体排出管1が埋設される基礎梁と同じ厚さに形成されており、基礎部を打設し型枠を取り外した状態では、基礎部の両表面に流入口3と排出口4とが開口することとなる。
流体排出管1を埋設する基礎部として布基礎10を想定する。布基礎10用の型枠11を設置するに際して、予め布基礎10の形成箇所に沿って地面を掘り下げた上で、この箇所に布基礎10用の型枠11を設置する。
(1)上記実施形態では、排出弁装置1を布基礎10の貫通部14の地表G近くに配置している。したがって、布基礎10の内側の水等を排出することができる。
(4)蓋体7は、排出流路8である中空管2内部の高さよりも長い長さを有している。このため、蓋体7の回動時には蓋体7の下端部7aが中空管2の底面に当接してそれ以上回転しなくなるため、逆方向に向けて蓋体が開くことはない。
(6)排出流路8内は直線状に形成されており、また網等が形成されていないため、排出流路8の内部で土砂等が目詰まりを起こすことが少ない。
○ 中空管2内における蓋体7の位置は、上記の排出口4側のみならず流入口3側やその中央付近でもよく、また、蓋体7を中空管2内の複数箇所に設けてもよい。
○ 排出流路8の底面は流入口3と排出口4とが同じか排出口4が低い位置にあればよい。特に、排出流路8の底面を流入口3から排出口4に向けて下るように傾斜を設けると、布基礎10内側の水等を積極的に外側へ排出することができる。
布基礎10用の型枠11を設置するに際して、予め布基礎10の形成箇所に沿って地面を掘り下げた上で、この箇所に布基礎10用の型枠11を設置する点は第一実施形態と同様である。この布基礎10用の型枠11を設置する際に、第一実施形態にて使用した流体排出管1に変えて、布基礎10に排出流路となる貫通部28を形成するための貫通部用筒体(図示略)を地面或いは布基礎10の内側に打設される土間コンクリート13の高さに合わせ、かつ貫通部用筒体が水平となるように型枠11間に配置する。なお、この貫通部用筒体はその断面が前記挿入筒体25と略同一に形成された部材であり、布基礎10のコンクリート12が硬化した後に除去するものである。
(1)上記実施形態では、布基礎10に直接貫通部28を形成した後、すなわち布基礎10の打設・硬化後に排出弁装置21を設置することができる。このため、後付けすることができる。また、取り付け後の取り外しも容易となる。
(3)また、排出弁装置21の大きさもコンパクトになるため、運搬や保管の取り扱いが容易となり、製造コスト等が低廉となる。
○ 貫通部28に挿入する部分を挿入筒体25としたが、筒体形状に限られず、例えば対向する側面部だけでもよい。貫通孔26を形成し、回動軸27を回動自在に支持させることができる形状であればよい。
次に、排出弁装置の第三実施形態について、上記各実施形態と同様に布基礎部に適用する例を第二実施形態との相違点を中心として説明する。図11は第三実施形態の排出弁装置の斜視図、図12はその側面図である。
但し、第三実施形態では、蓋体33が排出流路の外側に取り付けられる構成となるため、挿入筒体35の形状も容易に変更することができ、また挿入筒体35それ自体を省略することもでできる。このようにすれば、排出流路の形状に影響されず、例えば排出流路が円形の場合でも使用することができる。また、錘38により蓋体33の閉止が確実となる。
○ 蓋体33の形状は、排出流路の排出口を覆うことができればよいため、形状は上記矩形状に限られない。例えば排出流路が円形であれば蓋体33も円形とすることができる。
Claims (4)
- 建築物の基礎の地表近くにおいて基礎の内外を貫通する基礎貫通部に形成された排出流路に設けられ、同排出流路の内側から外側への流体の移動を許容するとともに、前記排出流路の外側から内側への流体の移動を阻止する逆流防止弁を備えた排出弁装置であって、
前記排出弁装置は、基礎に埋設される矩形筒状でかつ内部に排出流路を設けた中空管と、幅が排出流路の幅と略同幅でありかつ長さが排出流路の高さよりも長く形成された逆流防止弁とを備えている排出弁装置。 - 前記逆流防止弁は、排出流路の内側から外側へ向けて圧力が作用した場合にのみ開放するものである請求項1に記載の排出弁装置。
- 前記中空管の内部の対向する両側面のうち上面近傍に前記逆流防止弁の回動軸が回動自在に支持されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の排出弁装置。
- 前記逆流防止弁は、前記排出流路の排出口側に配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の排出弁装置。
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JP2009002525A JP5275823B2 (ja) | 2009-01-08 | 2009-01-08 | 排出弁装置 |
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JP2009002525A JP5275823B2 (ja) | 2009-01-08 | 2009-01-08 | 排出弁装置 |
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JP2010159583A JP2010159583A (ja) | 2010-07-22 |
JP5275823B2 true JP5275823B2 (ja) | 2013-08-28 |
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2009
- 2009-01-08 JP JP2009002525A patent/JP5275823B2/ja active Active
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