JP5275252B2 - Memsキャパシタ回路及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、特に、限定的ではなく、例えば、インピーダンス整合のためのRF信号を制御するためのマイクロエレクトロメカニカルシステムズ(MEMS)装置回路及びその作動方法に関する。
特許文献1は、ステージを整合させるための、制御されたマッチングステージ、例えば、携帯電話のアプリケーションにおけるアンテナステージに適合可能である電力増幅器ステージを有する回路を開示する。制御されたマッチングステージは、スイッチト高周波MEMS装置を含む。
国際公開第2006/054246号明細書
MEMS装置は、比較的高電圧で駆動される必要がある。以上のように、MEMS装置を駆動する必要性がある。
本発明によれば、クレーム1に記載の回路が提供される。
発明者らは、特許文献1等に開示された回路には、MEMSキャパシタの切り替えがバイアス過渡電流を引き起こさないことを保証するために、留意が必要であることを認識した。かかるバイアス過渡電流は、したがって、当該回路の他の構成における切り替えまたは望まないパフォーマンスを引き起こす可能性がある。
過渡電流の間のみ、MEMS装置を切り替えることにより、高切り替え電圧は、残りの回路へのより低減された効果を有する。
幾つかの配列においては、ドライバ回路は、クロック回路、充電ポンプ回路、を含み、該クロック回路は、前記充電ポンプ回路を駆動するために配列されており、ここで、駆動制御ユニットは、過渡電流の間のみクロックを駆動するように配列されている。このような方法で、クロック回路から生ずるリップルはいずれも、過渡電流の間にのみ存在し、よって、いかなる伝送RF信号にも混合されない。
本発明をより良く理解するため、下記の添付図面を参照して実施形態がここに説明される。また図は概略図であって正確な縮尺を表すものではない。
本発明の実施態様を用いた回路の概略図を示す。 本実施態様で用いられるキャパシタアレイを示す。 本実施態様におけるキャパシタアレイを駆動するためのドライバを示す。 過渡期間を示すタイミングダイアグラムである。 本発明の実施態様において、MEMS装置を駆動するために用いられる駆動電圧を示す。 本発明の実施態様において、MEMS装置を駆動するために用いられる駆動電圧を示す。 ドライバ回路を制御するため、本実施態様において用いられる信号のタイミングを示す。 本発明の実施態様のパッケージングを示す。 本発明の実施態様において用いられる容量補正を示す。 本発明の代替の実施態様において用いられる容量補正を示す。 本発明の更なる実施態様において用いられる、追加の概略図を示す。 本発明の更なる実施態様を示す。
図1を参照すると、モバイル装置の一部の高レベルブロックダイアグラムが示されている。
モバイル装置は、複数の出力ステージ10を含み、そこでは、各出力ステージ10が、異なるモバイル電話スタンダードに従って、送信及び受信するために適用される。特に、第1の出力ステージ12は、UMTSスタンダードに従って、送信及び受信のために配列されており、また第2の出力ステージ14は、GSMスタンダードに従って、送信及び受信のために配列されている。
アンテナスイッチユニット16は、出力ステージ間で切り替えるための、複数のFETスイッチ18を含む。FETスイッチ18はまた、出力ステージが必要とする場合、例えばGSM出力ステージにおいて、送信及び受信の間で切り替えるために用いられてもよい。
アンテナスイッチユニット16は、以下により詳細に説明される切り替え可能な可変のインピーダンスを提供する、制御されたインピーダンスステージ21を通してアンテナ20に接続される。
よって、多種の出力ステージ10は、制御されたインピーダンスステージ21及びアンテナスイッチユニット16を通して、アンテナ20に接続されている。
コントローラ24は、制御されたインピーダンスステージ21を制御するために提供される。
制御されたインピーダンスステージ21は、図2に示された、複数のRFMEMSスイッチセルを組み込んだスイッチトキャパシタアレイ22を含む。開示された実施形態においては、スイッチトキャパシタアレイ22は、入力ノード30、出力ノード32、及び、入力及び出力ノードの間に、平行して接続された複数のキャパシタセル34を含む。各キャパシタセル34は、キャパシタセルが所定の容量を有する”オン”モードへと切り替え可能な、RFMEMSスイッチユニット36を含む。
共通バイアス入力68はまた、以下により詳細に説明されるように、共通のdcバイアスを提供するために提供される。帯域スイッチ入力69は、異なる周波数帯域間、例えば、900MHz、1800MHz及び1900MHz又は他の帯域間で、必要に応じての切り替えを許容すべく、平行にある追加の容量を切り替えるために用いられる。
記載された実施形態においては、RFMEMSスイッチユニット36は、2端子MEMSスイッチ38及び減結合キャパシタ40を伴う、2端子MEMS容量タイプである。ここで、“RF”は、ラジオ周波数を表し、装置がRF信号を通すという事実に関係し、切り替えスピードがラジオ周波数であることには関係しない。MEMSキャパシタ38は、各コントロール入力42によって駆動されるスイッチである;高電圧が、スイッチ38を、RFMEMSユニットが、大幅に低減された電気容量を含むポジションからの指示された電気容量を含むポジションに切り替えるために適用される。コントロール入力42におけるより高い電圧が、より低い電圧によって置き換えられる際、このより低い電圧は、MEMSスイッチをその最初のポジションに切り替える。
2端子MEMSキャパシタ38に代えて、代替の実施形態は、3端子MEMSキャパシタ38、例えば、国際公開第2006/117709号明細書に開示されたタイプのRFMEMSキャパシタスイッチを代わりに用いる。この場合、減結合キャパシタ40は必要とされないこともあるが、もし必要でないならばそれは除外される。
キャパシタセルは、各々異なる電気容量を有し、最も低い電気容量のセルは0.5pFに始まり、1pFライン、2pFライン、4pFライン、及び8pFラインにある。これらは、比で1:2:4:8:16(2:2:2:2:2又は1:2:…2m−1m=5までのラインの間)であり、したがって、最も重要でないビットに対応する0.5pFセルおよび最も重要なビットに対応する8pFセルと共に、電気容量値の各ビットを表す。したがって、11000のデジタル入力は12pFに対応し、00001のデジタル入力は0.5pFに対応する。このようにして、0.5pFのユニットにおける制御されたインピーダンスステージの電気容量を、最大の15.5pF(11111)にまで制御するために、セルは、デジタル信号によって容易に駆動される。
ここで留意すべきは、b0、b1、b2、b3及びb4と表示され、最も重要でないビットから最も重要であるビットまで順に並べられている5つのビットに対応している5つのコントロール入力42がある点である。バイアスレジスタ43は、各コントロール入力42と直列に提供される。
バンドスイッチ入力69は、出力ノード32と地面との間で接続された、MEMSスイッチ38及びキャパシタ40の更なる対を制御するために用いられる。これは、出力ノード32及び地面の間で、選択された周波数帯域に依拠して、追加の電気容量を切り替える。
図3は、制御されたインピーダンスステージ21におけるドライバ44を更に詳細に示す。ドライバは、シリコン基板上に実装され、設計は、多くの配慮がなされており、特に、設計上、シリコン領域を低減させることが要求されている。
特に、以下で説明されるように、本実施形態は、双方の極性において誘電性の充電を低減させる複数のMEMS装置を駆動するドライバを、疑似放出が低減されるよう、MEMS装置が急速にオンおよびオフで切り替え可能とする必要性を踏まえて、1または2以上の特別の駆動信号とともに、提供する。
ドライバは、スイッチトキャパシタアレイ22のコントロール入力42を駆動するために用いられる。ドライバ44は、信号入力46、48、つまり移行期間信号TPを受信する第1の信号入力46及びアクチュエーション/ホールド信号を受信する第2の信号入力48を有する。ここで留意すべき点は、移行期間信号TPは、移行期間の全ての事例を示し、アクチュエーション/ホールド信号は、ハイの時にはより高い電圧(60V)出力、及び、ローの時にはより低い電圧(30V)を選択するように用いられる。
ドライバはまた、更なる信号入力、すなわち、電圧選択入力49及びブリッジ入力47を含み、その重要性は以下で説明される。
ドライバ44は、キャパシタ52と連動して60Vの出力を提供するため、キャパシタ52と連動する充電ポンプ50を含む。
コントロールスイッチ54は、このキャパシタをノード56に選択的に接続するために用いられ、それは、順に、複数のHVドライブ回路の高い側に接続され、並列に配列され、各々はプッシュプル回路58を含んでいる。各プッシュプル回路の低い側は地面に接続されている。
複数のHVドライブ回路70は、複数のMEMSスイッチを駆動するため、平行に提供されている。各HVドライブ回路70は、プッシュプル回路58を駆動するために用いられるスイッチコントロール60を含む。各回路は、ノード56及び地面の間で平行に接続されている。第1HVドライブ回路70(図示)は、第1ビットのキャパシタを駆動するため、第1(b0)のコントロール入力42に接続されている。スイッチコントロール60及びプッシュプル回路58を平行に含む4つの他のHVドライブ回路70が、他のコントロール入力(b1−b4)を駆動するために提供される。更なるHVドライブ回路70が、以下に説明されるようにマルチブリッジ使用のための共通バイアス入力68を駆動するために使用される。更なるHVドライブ回路70が、以下に説明されるようにバンドスイッチ入力69(図8)を駆動するために用いられる。よって、1つのシングルドライバ回路44が全てのスイッチトMEMSを駆動するために用いられる。
電圧制御は、ノード56を、30Vと60Vとの間で選択するTP信号を受信する第1信号入力46に接続された高電圧センスユニット62に接続することによって行われる。高電圧センスユニット62のロー及びハイの出力は、双方とも、TP信号がハイの時にのみ、ポンプを駆動させる第1信号入力46とANDゲート67を介して接続されたポンプ50を駆動させるために用いられるオシレータ66と同様に、ノード56に接続された出力を有する低電圧コントロールユニット64に接続される。低電圧コントロールユニット64は、充電ポンプ対を有するキャパシタを駆動するウインドーコンパレータで実行され、充電ポンプの1つは、電圧が低ウインドウ値(例えば、29V)を下回って落ちた際に積極的にキャパシタを充電するために配置され、1つは、電圧が高ウインドウ値(例えば、31V)を超えた際にキャパシタを放電するものである。フリップフロップは電圧を制御するために用いられてもよい。
充電ポンプ50、キャパシタ52、高電圧センスユニット62及びオシレータ66は、60Vを生成するための高電圧(60V)コントロールループを一体に形成し、また、高電圧センスユニット62及び30Vコントロールユニット64は、30Vを生成するための低電圧(30V)コントロールループをともに形成する。
キャパシタ52は、高電圧ループのために提供されているのであって、低電圧のために提供されているのではないことに留意すべきである。この理由は、高電圧は、MEMSキャパシタスイッチを作動(スイッチングオン)させるために用いられ、低電圧は、MEMSキャパシタスイッチを”オン”状態に保つために用いられるからである。よって、キャパシタ52は、過度にサイズ化された充電ポンプ50を使うことなく、スイッチを急激に切り替えるための適切な充電がなされる必要がある。
図4は、レベル間における50μsの移行期間を示す、UMTSステージ12上のW−CDMA信号を示す。移行期間信号TPは、これらの50μsの移行期間においてハイである。GSM/EDGE信号が用いられている場合、移行期間信号TPは、アイドルスロットの間、ハイである。
ドライバ44によって達成される駆動パターンは、図5に示されている。これは、個々のスイッチの切り替えを示している。
図5の駆動パターンは、移行期間にのみ、MEMSスイッチを切り替えるために配置されている。スイッチは、第1の所定期間、より高電圧(たとえば、60Vで)で移行期間の開始時に駆動され、それは随意に移行期間より長いこともあり、その後、駆動電圧が30Vに低減され、それは切り替えることなくMEMSスイッチを維持する。この所定の期間は、例えば、50μsから500μsであってよい。
所定期間後、電圧は第2の所定期間に亘ってより低電圧へと低減され、それは、例えば、150μsから500μsである。第1及び第2の期間は同じである必要はない。確かに、第2の期間は制御される必要はないが、しかし単純に、低電圧コントロールユニット64が、より高い電圧からより低い電圧へと電圧の低減を実行する時間であってよい。過渡効果を避けるため、より高い電圧からより低い電圧への変化は、なだらかであるべきである。この理由により、電流源の放電が好ましい。
本配列における更なる特徴は、MEMS装置の設定時間は、50μs付近でよいことである。これは移行期間の長さであるため、MEMS装置は、好ましくは、最初の50μsの間など、すなわち、期間の開始時に切り替えられるべきである。
バッファキャパシタ52無しにこれを行うため、半導体基板上に必要とされる充電ポンプの領域は非常に大きくなるであろう。むしろ、1から2nFのバッファキャパシタ52を用いることにより、移行期間の終了時までに、合理的にオン状態を達成し、200pFMEMS装置を5μsで充電することが可能となる。
図3から、高電圧ループとは対照的に、より低電圧の30Vでノード56を保持するための類似のバッファキャパシタは提供されない。電圧を急激にこの値に変化させる必要性はない。これにより、ドライバ回路44によって取り込まれているシリコン領域を低減させる。その代り、低電圧コントロールループは、単純に電圧を凡そ正確な値に保つ。これは、電圧が低すぎる場合に電流源を切り替え、電圧が高すぎる場合に電流シンクを切り替える、ウインドーコンパレータによって達成されることがある。漏れ電流は、5nA(典型的には、10nA以下)程度のみの可能性もあり、電流源は大電流を生成可能である必要はない。
電流シンクより放電される電流の量は、効果的に、高電圧が低減されて低電圧となる時間を決める点につき、留意すべきである。この時間が短すぎる場合には、別途選択される放電が提供されることになる。
電圧がより高電圧で維持される時間、及び、より低い電圧へと変化する時間は、双方とも、移行期間より大幅に長いことがある点につき、留意すべきである。例えば、MEMS装置は、50μs後に安定する可能性があるが、50μs後に低電圧を提供するためAHを切り替える特別の必要性はない。切り替えは、およそ200μs後に生ずる可能性がある。高電圧の終了時ではなく、開始時のタイミングが重要である。
この30Vという、より低保持電圧の使用は、このパターンを使用しないスイッチと比べて、MEMSスイッチの寿命を増加させる。
留意すべきは、記述のタイプのMEMSスイッチは、言い換えれば、図2の配列で同じ電圧(接地でもよく、高圧/低圧電圧でもよい)が共通バイアス端子68及び各々のコントロール入力42に適用されるように、同じ電圧を装置の双方側に適用することによって、切られることがある点である。同様にして、MEMSスイッチを入れるためには、より高電圧が、共通のバイアス端末68の1つ及び地面に、また他の共通バイアス端末及び各々のコントロール入力42に適用される必要がある。
図6は、図5の結果を達成するために、図3のドライバに適用される信号を示す。入力45に適用されるTP信号は、過渡期間を示し、また入力48に適用されるAH信号は、ドライバ44は、AHがハイである場合には高電圧を、AHがローである場合には低電圧を生成することを効果的に示す。
まず第1に、AH、TP、及びVS信号が、より高い又は低い電圧をどのようにして供給するかにつき検討する。
入力49に適用されるVS信号は、単純に、高電圧(例えば、60V)の値を決定し、従ってまた、本実施形態における低電圧は、前記高電圧の半分である。
AH信号との組み合わせにおいて、図6における第1TPパルスは、選択されたプッシュプル回路58及び選択されたコントロール入力42のドライブ及び、図5Bに示されたような、スイッチトキャパシタアレイ22の共通のバイアス入力68の切り替えを引き起こす。
ここで留意すべきは、信号TPがローとなった後(過渡期間が終了した後)で、しかしAHが依然ハイの間、低電圧制御ループ機能はより高い60V電圧で保持される点である。AHがローになる場合にのみ、本実施形態では移行期間の開始から200μs後に、HVセンス回路62が、より低い電圧を感知する働きをし、また低電圧コントロールユニット64が、ノード56の電圧をより低電圧にコントロールするために切り替えられる。
更に、回路は、HV回路70をTPがハイとなる毎に切り替えることはない点に留意すべきである。もし、図6の第2のTPパルスで示されたように、TPはハイとなるがAHはローのままの場合、ノード56と回路70との間におけるスイッチ71は開放され、キャパシタ52はより高い電圧制御ループを使って再充電される。この状態で、スイッチ71の開放は、この高電圧が回路70には到達しないことを確実にする。
これは、切り替えが全く生じていない期間中、キャパシタ52を再充電するために用いられる。例えば、TPは、キャパシタ52を再チャージするために0.005秒毎(すなわち、200Hzの周波数)にハイとなり得、高電圧に充電された状態を保つ。AHは、MEMS装置を0.1秒毎に切り替えるためにのみハイとなり得る。
TPが再度ローとなる場合、スイッチ71は閉ざされ、そして、HVセンス回路62の低電圧制御ループ及び低電圧コントローラ64は再度、より低電圧でノード56を駆動する。このループにおけるキャパシタがこのループで30Vを維持することを避けることにより、キャパシタ52の充電運転の間、かかるキャパシタを減結合するための追加のスイッチは必要としない点につき、留意すべきである。
第2に、ブリッジ信号BRの効果を検討する。図5における駆動パターンを実行するため、ブリッジ信号BRは、ブリッジ入力47に適用され、移行期間の開始時点で、例えば、AH及びTP信号と実質的に同時に、切り替えられる。図6に示すように、この切り替えは、ローからハイへ又はハイからローへと行うことができる。
オン状態のMEMS装置のコントロール入力42が接地状態で保持され、共通バイアス68がドライバ44によって生成される駆動電圧にあり、この時点におけるサイクル中のより低い電圧が30Vである状態を開始時点と考える。オフ状態のMEMS装置は、サイクルにおけるより低電圧の30Vの時、コントロール及びバイアス入力の双方を同じく有する。
BR信号が切り替えられた後、共通バイアス68は接地状態で維持され、オン状態の装置の制御入力が、AH信号における同時変化によるドライバ44によって生成された駆動電圧に接続される。その理由は、今やより高電圧の60VのAH信号における同時変化によるものである。このより高電圧は、200μ秒後に減少し始め、本実施形態に示したように、更に200μ秒後に、より低電圧の30Vに到達する。
オフ状態のMEMS装置は、サイクルにおける接地電圧が0Vの時、コントロール及びバイアス入力の双方を同じく有する。
次の切り替えにおいて、次の移行期間の開始時には、AH、BR及びTPは再度、同時に切り替えられる。共通バイアス68が、今や、より高電圧(60V)に維持され、オン状態の装置のコントロール入力が接地されている。
オフ状態のMEMS装置は、サイクルにおけるより高い電圧が60Vの時、コントロール及びバイアス入力の双方を同じく有する。
このより高い電圧は、200μ秒後に減少し始め、本実施形態に示したように、更に200μ秒後に、より低い電圧30Vに到達する。これは、開始点に戻る。
よって、前述された回路の使用は、装置の寿命を増加させる電圧の極性をサイクル毎に戻す。
更に、図6から、コントロール入力は、AH、BR及びTPの切り替えと同時に、切り替えられ、これによって、各移行期間の開始時点で固定されたMEMS装置の変化を可能とする点に留意すべきである。
コントロール入力42及び共通バイアス入力68の性質は、MEMS装置の種類によって異なる2端子素子に関しては、これら2つの入力は、単純に2端子であり、3端子素子に関しては、中央の入力はコントロール入力であり、双方の端子は、共通のバイアス入力68として使われる点に留意すべきである。
前述の記述は、MEMSスイッチのオンへの切り替えを示している。それらは、好適な電圧において駆動されることによって、移行期間(例えば、この期間のうちの最初の5μ秒以内に)の開始時に、サイクル中の同時点でスイッチを切られる。オフ状態においては、誘電性の充電がないため、なされるべき全事項は、装置全体に亘って電圧を0Vに切り替え、それから電圧をその状態のままとすることである。
移行期間においてのみ、スイッチトキャパシタアレイをオフ及びオンに切り替えることにより、いずれの高電圧過渡電流の効果も、大幅に減少される。MEMSスイッチが切り替えられる際に生ずる過渡電流は、それ以外には疑似放出を容易に引き起こすことがある。
疑似放出を引き起こす可能性のある別の効果は、疑似放出を引き起こすために、RFキャリアと混合する可能性のあるリップルを作るために通ることが可能なオシレータ66の高電圧クロック出力の効果である。
前述の本実施形態においては、充電ポンプ50を駆動しているオシレータ66は、移行期間にのみ切り替えられる。充電ポンプを移行期間にのみ作動させることにより、充電ポンプからの疑似放出は最小化される。特に、ポンプを駆動しているオシレータ66は、信号TPがハイの場合にのみ作動している。キャパシタ52は、クロックが移行期間の間以外は作動しないように、前記期間の残存期間には充分に一定の60Vを保つ。クロック信号は、キャパシタ52が60Vで駆動する全時間、例えば、過渡電流を引き起こす電圧の突然の変化を避けるため、60Vから30Vへと電圧が落ちる間の追加の200μsを伴う、200μsより短い間、作動されることに留意すべきである。
本実施形態における、更に有益な効果は、伝達関数の変化は、それ以外には、スイッチトキャパシタアレイ22を切り替えることによる適合の間、放出された信号の歪曲を引き起こし得ることである。
よって本実施形態は、クロック信号からの疑似放出を低減させるために、移行期間にのみのクロックの作動の組み合わせを、バイアス電圧の作動時のリップル、及び、これによるRFキャリアと混合するリップルからの疑似放出を減少させるために、より高電圧でMEMS装置を駆動するよりも長い時間、提供する。
さらには、MEMS装置をその作動ポジションのままに維持するために、より低い(30V)の駆動電圧を提供することによって、MEMS装置の寿命は増加する。
上記本実施形態は、60Vのより高電圧及び30Vのより低電圧で記述されている。しかしながら、この選択は、特定のMEMS装置の使用におけるものであって、異なり得る。
MEMS装置は、一般的に、スイッチを作動させるために要する引込電圧、及び、スイッチの作動を停止させるための引出電圧と共に、幾つかのヒステリシスを有している。ドライバは、引き込み電圧を充分に超える高電圧、及び、引き込み電圧と引出電圧との間のより低い電圧を生成しなければならない。
ここで留意すべきは、ドライバ回路44は、より高電圧を特定するため、電圧入力を提供するための電圧選択入力49を有していることである。好都合なことに、この電圧は、測定された電圧であって、例えば、2.8Vの電圧は、60V出力の電圧選択入力49に提供され、1.4Vは30V出力の入力である。このようにして、ドライバ回路は、この電圧を調整することにより異なる電圧を単純に生成することができる。しかし、この入力は、任意のものであり、製造装置において、この電圧選択入力49は省略され得る点に留意すべきである。
スイッチトキャパシタアレイ22のRFMEMSスイッチ38は、密閉してパッケージ化されている。これは通常、図7に示されたように、シーリングリングとして機能しているリングハンダ86によってシールされた、共通基板84上のキャップ82によって達成される。
バイアスレジスタ43及びMEMSスイッチ38は、共通基板84上に積層される。任
意に、センシングインダクタは、同様にして積層される。
この全てが、装置パフォーマンスにおいて、リングハンダ86の影響を最小限にする、密閉のリングハンダ86と交差しているライン数を減少させる。
入力30及びアウトプット32は、自己インダクタンスを最小限とするために、共に隣接して配列される。更に、最大のキャパシタは、より重要なビットのため、自己インダクタンスを最小限とするために、入力30と出力32とに隣接して配列されている。
随意的に、回路は、リングハンダ86によって構成されたかなりの電気容量を扱うための追加の構成要素を接地して含む。これは、0.3pFから0.5pFの順と成り得、よって、最も重要でないビットに相当することに留意すべきである。一般的に、回路は、著しく異なる周波数で作動しなければならないこともあり、また、リングハンダの接地した電気容量を補正するための全ての調整は、多重の周波数帯域で稼働する必要があり、よって回路は、スイッチトキャパシタアレイ22の端末69における帯域信号入力に基づいて切り替えられる構成要素を使用してもよい(図1を参照)。
スイッチトキャパシタと直列にインダクタを使用することが、1つのアプローチとなる可能性があるが、これは、例えば1.5mm程度の、非常に広い面積を有する切り替えられるキャパシタとしての、大きなRFMEMSキャパシタスイッチを必要とする。更に、大きなRF−MEMSキャパシタスイッチは、作動の高帯域に奇妙な程近い自己共振周波数スイッチを有するであろう。
したがって、好適な実施形態では、切り替えられる平行のLC回路を、望まない寄生性から共振させるために使う。図8は、2つの切り替えられるLCの補償回路90を有する1つの配列を開示し、1つは出力ノード32と地面との間であり、1つは入力信号チェーンと地面との間である。
多数の周波数バンドにおけるインピーダンスの補償範囲を増加させるため、切り替えられる平行LC配列92は、切り替え可能なインピーダンスを提供するために、多数のスイッチを使って、入力信号回路に提供される。
図9は、代替の配列を示し、そこで、図6における切り替えられる平行LC配列92は、インダクタ及びキャパシタが平行となっている入力信号回路に、平行の切り替えられないLC配列84によって置き換えされる。この平行の切り替えられないLC配列84は、低帯域及び高帯域の使用の間で自己共振を有するように配列され、よって、平行のLC回路は、低帯域におけるインダクタ及び高帯域におけるキャパシタのようにふるまう。したがって、双方の低い及び高い帯域の作動は、図8のLC配列82で使われているような追加の多数のスイッチを要求することなく可能である。
更なる実施形態が、概略図10で示されている。明確化のため、完全な装置におけるいくつかの構成は省略されるが、これらは先の実施形態と同様である。
本実施形態においては、過渡電流の切り替えの効果を減少させるために、追加のフィルタが提供される。
第1の追加のフィルタが、キャパシタ52とプッシュプル回路58との間でレジスタ71によって提供される。これは、キャパシタ52と協働で、プッシュプル回路がオンに切り替えられる際、バイアスパルスの勾配を減少させる。
第2に、一連のローパスフィルタ72は、RCフィルタとして本実施形態に組み込まれており、プッシュプル回路58と切り替えられるキャパシタアレイ22との間に提供されている。
第3に、プッシュプルアレイのトランジスタは、そのサイズを低減させ、かつ、その抵抗を増加させるために適用され得る。これはまた、ローパスフィルタの効果を有する。
第4に、接地のシャントインダクタ74、76は、過渡電流を減少させるために、RF回路に沿って適用され得る。これはまた、アンテナ20インピーダンスを駆動回路に調整するために提供されたインピーダンス調整の集積回路である。さらに、アンテナ20及びスイッチトキャパシタアレイ22の間のシャントインダクタ74は、アンテナ20からスイッチトキャパシタアレイ22及びドライバ回路に戻って、静電放電事象の伝送を低減し、それにより、これらの回路構成に関する条件を弛緩する。
第5に、ハイパスフィルタは、アンテナスイッチ16とスイッチトキャパシタアレイ22との間で、DCブロッキングキャパシタ80と連結した接地のシャントレジスタ78により形成されている。
いくつか又はこれ全ての追加のフィルタリング技術を用いることにより、ネットワークを通して過渡電流の拡大を引き起こす高電圧切り替え効果は、減少され得る。
これは、およそ2.5Vの電圧で切り替え可能な、p型高誘電体材料(HEMTs)として好都合に実装されるアンテナスイッチ16のスイッチに関する特別な問題である。スイッチトキャパシタアレイ22のMEMSキャパシタを切り替える60Vの切り替え信号の存在は、これらのHEMTを容易に妨害し、疑似的な効果を引き起こし得る。
図10の実施形態においては、バイアスパルスの勾配は、レジスタ71のローパスフィルタ、ローパスフィルタ72及びプッシュプル回路58のトランジスタのより高い抵抗によって低減されている。更なる改良が、RF信号ラインにおけるハイパスフィルタによって提供される。
MEMS装置を駆動するために、使用された固定の高い及び低い電圧、例えば、30Vや60V等は必要ではないが、その代り、平行にある装置に対して、または、各装置に対する異なる電圧の使用のいずれかにおいては、特に明確に決められた電圧が使われ得る。
上記の実施形態においては、高電圧(60V)は電圧選択入力49の入力であり、これは正しい電圧を選択する。
更なる実施形態においては、ドライバは、図11に示されたスイッチの電気容量の測定の間、MEMSスイッチに適用される電圧を増加させる、特別なキャリブレーションモードを有するように配列される。これは、コントローラ24及びキャパシタンス測定ユニット80によって駆動される電圧選択入力49を使う。スイッチを切り替え、そして電気容量が増加するときの電圧が測定される。電圧は、それからスイッチがスイッチオフするまで下降する。スイッチが切り替えを行う際の電圧は、よって、より高電圧として使用され、スイッチがスイッチオフを行う際の電圧より少し高い電圧がより低電圧として使用される。
特別なキャリブレーションモードが、開始時に、または代替的にまたは追加で、特定の時間毎に、または、所定量の使用の後に、入力され得る。
上述された実施形態は完全に網羅されているものではなく、当業者は他の構成及び配列が必要に応じて使用され得ることを認識するであろう。本 実施形態の記述又は回路のダイヤグラムが、所定の機能のための所定の構成の使用を教示している場合、当業者は代替の構成が使用可能であることを認識するであろう。

Claims (18)

  1. 歪曲及び/又は疑似放出のための条件が弛緩される移行期間を有する、少なくとも1の所定のコミュニケーションスタンダードにおいて信号を処理するためのコミュニケーション回路であって、
    少なくとも、1の所定のコミュニケーションスタンダード又は複数のスタンダードの信号を提供するための少なくとも1の入力ステージ(10)、
    前記入力ステージから受信した信号を出力するための少なくとも1の出力ステージ(20)、
    前記入力ステージ、及び、制御されたインピーダンスステージのインピーダンスを変化させるためのスイッチトキャパシタアレイ(22)を含む、前記出力ステージの間に接続された制御されたインピーダンスステージ(21)、
    前記スイッチトキャパシタアレイ(22)を駆動するためのドライバ(44)、及び
    前記スイッチトキャパシタアレイ(22)の選択されたキャパシタを切り替えるための前記ドライバ(44)を制御するために配置されたドライバコントロールユニット(24)、を有し、
    前記ドライバコントロールユニット(24)は、前記移行期間の間、前記スイッチトキャパシタアレイ(22)の選択されたキャパシタを切り替えるための前記ドライバ(44)を制御するために配置され
    前記コミュニケーション回路は、さらに、少なくとも1のキャパシタをローパスフィルタとして作動させるために、充電ポンプと前記制御されたインピーダンスステージとの間に直列抵抗を含むことを特徴とする、コミュニケーション回路。
  2. 前記少なくとも1の所定のコミュニケーションスタンダードが少なくともUMTSコミュニケーションスタンダードまたはW−CDMAコミュニケーションスタンダードであることを特徴とする、請求項1に記載のコミュニケーション回路。
  3. 前記ドライバは、クロック回路(66)及び充電ポンプ回路(50)を有し、前記クロック回路は前記充電ポンプ回路を駆動するために配列されており、
    前記ドライバコントロールユニットは、前記移行期間中にのみクロックを駆動するように配置されていることを特徴とする、請求項1または2に記載のコミュニケーション回路。
  4. 前記ドライバは、前記移行期間中の全ての事例を示す移行期間信号(TP)を受信する信号入力をさらに有することを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載のコミュニケーション回路。
  5. 前記ドライバは、クロック回路(66)及び充電ポンプ回路(50)を有し、前記クロック回路は前記充電ポンプ回路を駆動するために配列されており、
    前記ドライバコントロールユニットは、前記移行期間中にのみクロックを駆動するように配置されていることを特徴とする、請求項1から4のいずれか1項に記載のコミュニケーション回路。
  6. 前記ドライバ(44)は、より高電圧またはより低電圧を用いて選択されたキャパシタにおいて、前記スイッチトキャパシタンスアレイ(22)を駆動するために配置され、
    前記ドライバ(44)は、前記選択されたキャパシタをより高電圧を用いて切り替え、所定時間の間、より高電圧を維持し、そして所定期間の後には、前記選択されたキャパシタをより低い電圧へ調整開始するために配列されていることを特徴とする、請求項1から5のいずれか1項に記載のコミュニケーション回路。
  7. 前記所定期間が、前記移行期間より長いことを特徴とする、請求項6に記載のコミュニケーション回路。
  8. 前記移行期間が、20μsから1sの範囲内で続くものであり、前記ドライバがより低電圧へと前記電圧を調整開始した後の前記所定期間は、50μsから1sの範囲内にあることを特徴とする、請求項6または7に記載のコミュニケーション回路。
  9. 前記出力ステージ(20)は、アンテナステージであって、各入力ステージ(10)は、携帯電話通信の入力ステージであることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のコミュニケーション回路。
  10. 少なくとも1の前記入力ステージ(10)が、GSM(登録商標)及び/又はEDGE入力ステージ(14)を含み、
    前記移行期間は、GSM(登録商標)及び/又はEDGEプロトコルのアイドルスロットであることを特徴とする、請求項9に記載のコミュニケーション回路。
  11. 少なくとも1の前記入力ステージ(10)が、USTM入力ステージ(12)を含み、前記移行期間は、USTM仕様で定義される移行期間であることを特徴とする、請求項9または10に記載のコミュニケーション回路。
  12. 前記制御されたインピーダンスステージ(21)、及び前記アンテナを複数の入力ステージの間及び/又は単一ステージの送信及び受信モデルの間で切り替えるための、前記少なくとも1のステージ(10)の間に、アンテナスイッチ(16)を有することを特徴とする、請求項9、10または11に記載のコミュニケーション回路。
  13. 前記ドライバはさらに、前記制御されたインピーダンスステージを通過する前記信号が、移行期間にあるときに示す、移行期間信号を受信するための移行期間入力(46)、及び、
    前記スイッチトキャパシタアレイ(22)を駆動するための少なくとも1の高電圧ドライバ出力ステージ(70)、を有することを特徴とする、請求項1から12のいずれか1項に記載のコミュニケーション回路。
  14. さらに、前記入力ステージ(10)と前記制御されたインピーダンスステージ(21)との間に、直列の平行LC回路を有し、該平行LC回路は、所定の低及び高周波数帯域の間で共振周波数を有していることを特徴とする、所定の低及び高周波数バンドで作動させるための請求項1から13のいずれか1項に記載のコミュニケーション回路。
  15. 前記入力ステージ及び前記出力ステージの間に、少なくとも1のハイパスフィルタを有することを特徴とする、請求項1から14のいずれか1項に記載のコミュニケーション回路。
  16. コミュニケーション回路の作動方法であり、
    歪曲及び/又は疑似放出のための条件が弛緩される移行期間を有する、少なくとも1の所定のコミュニケーションスタンダードにおける信号を提供し、
    制御されたインピーダンスステージのインピーダンスの充電及び前記信号の出力のため、スイッチトキャパシタアレイ(22)を含む制御されたインピーダンスステージ(21)に、前記信号を通過させ、
    前記制御されたインピーダンスステージ(21)の前記インピーダンスをコントロールするため、前記スイッチトキャパシタアレイのキャパシタを選択的に作動及び作動停止すること、を含み、
    前記スイッチトキャパシタアレイ(22)のキャパシタの作動のステップは、前記移行期間に生じ、
    前記コミュニケーション回路は、少なくとも1のキャパシタをローパスフィルタとして作動させるために、充電ポンプと前記制御されたインピーダンスステージとの間に直列抵抗を含むことを特徴とする、コミュニケーション回路の作動方法。
  17. 前記コミュニケーション回路は、クロック回路(66)を有するドライバ(44)及び充電ポンプ回路(50)を含み、該方法は更に、前記移行期間にのみ、前記クロック回路(66)を有する前記充電ポンプ回路(50)を駆動させること、を含むことを特徴とする、請求項16に記載の方法。
  18. より高電圧を用い、所定期間中は前記高電圧を保持し、前記所定時間後は、前記選択されたスイッチトキャパシタを、より低い電圧に調整させて、前記スイッチトキャパシタを作動させることを含むことを特徴とする、請求項16または17に記載の方法。
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