JP5274801B2 - 携帯端末 - Google Patents
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Description
本発明に係る携帯端末は、アンテナを備える携帯端末であって、
前記アンテナのアンテナ導体は、筐体とともに前記携帯端末の外装面を形成する第1のアンテナ導体と、当該第1のアンテナ導体から前記筺体の内部側に延設される第2のアンテナ導体とを有し、前記第2のアンテナ導体は、前記筐体の内面と略同一平面上に配置される部分で給電を受けることを特徴とする。
このような構成を採用することによって、アンテナ導体を外装面に露出させることで、集積回路や接地導体からアンテナ導体をより離間させることができる。また、アンテナ導体がアンテナの外面に形成されるので、例えば、アンテナ導体を誘電体チップ等の内部にインサートする製造工程を経る必要は無い。さらに、例えば、光沢のあるアンテナ導体が携帯端末の外装面の一部を形成することで、携帯端末に、高級感やメタリック感を保有させることもできる。
このような構成を採用することによって、アンテナ導体の表面積を増やし、また、電波を2方向に放射する事等ができるため、アンテナ導体の放射特性の向上を図ることができる。
このような構成を採用することによって、携帯端末の使用者の手でアンテナ導体が覆われることでアンテナ特性が低下することを抑制することができる。
このような構成を採用することによって、離間する2本のアンテナ導体を使って電波を受信し、最も良好な電波を選択、または合成するダイバーシティを実現することができる。
このような構成を採用することによって、アンテナ導体を外部から受ける損傷等から保護することができる。また、保護層は透明特性を有することで、アンテナ導体が視認できるため、携帯端末の高級感やメタリック感等の意匠性を損なうことも無い。
このような構成を採用することによって、アンテナの外面に容易にアンテナ導体を形成させることができる。
このような構成を採用することによって、ダイポールアンテナまたはモノポールアンテナであるアンテナを有する携帯端末が得られる。
このような構成を採用することによって、モノポールアンテナが逆Fアンテナまたは逆Lアンテナであるアンテナを有する携帯端末が得られる。
つまり、本発明では、アンテナ導体を集積回路や接地導体等からより離間させることができるためアンテナ特性が向上し、また、例えば、アンテナ導体を誘電体チップの表面に形成することで、アンテナを容易に形成できる効果がある。さらに、携帯端末に意匠性向上などの付帯効果を付与することもできる。
したがって、本発明では、アンテナ特性をより向上させると共に、当該アンテナを容易に製造することが可能な携帯端末を提供することができる。
図1(a)は、本実施形態におけるPHS端末Aの背面の外観を示す斜視図である。
図1(b)は、本実施形態におけるPHS端末Aの正面の外観を示す斜視図である。
図1(a)及び(b)に示すように、PHS端末Aは、表示側本体1と操作側本体2とがヒンジ構造3によって連結された折りたたみ形式(2つ折り構造)のものである。
表示部5は、例えば、液晶ディスプレイや、有機EL(electroluminescence)ディスプレイ等から形成されて所望の画像や文字等を表示するものであり、表示側筐体4の略中央部に設けられる。
受話口6は、表示部5の上方に形成され、表示側筐体4内に設けられたスピーカ6aと外部とを連通する構成となっている(図2参照)。
図2は、図1(a)に示すPHS端末Aの線視X−X断面図の表示側本体1の先端部位を示す。
図2に示すように、アンテナ20は、誘電体チップ21及びアンテナ導体22から成り、アンテナ導体22は、保護層23によって被覆される構成となっている。また、アンテナ20は、断面視で略L字形状に形成されており、表示側筐体4の先端面4a及び表示側筐体4の背面4bに跨って設けられている。
なお、アンテナ導体22は、表示側筐体4の内側の一端で、基板30に設けられた基板接続コネクタ(給電ピン)31に接続されて給電を受ける構成となっている。
操作部8は、電源キー、テンキーや各種の機能キーから構成されており、ユーザーによる各種の操作指示を受け付ける構成となっている。
送話口9は、操作部8の下方に形成され、操作側筐体7内に設けられた不図示のマイクと連通する構成となっている。
図3は、PHS端末Aの要部機能構成を示す機能ブロック図である。
PHS端末Aは、内部に、アンテナ20が接続された通信部10と、制御部11とを有しており、通信部10、操作部8及び表示部5が制御部11に接続される構成となっている。
データを送受信する際、図2に示すように、アンテナ20は、アンテナ導体22が表示側筐体4の外装面に形成されているため、基板30や不図示の接地導体等から十分な距離で離間している。したがって、アンテナ20は、基板30等から影響を受けることは少なく、アンテナ特性の向上を図ることができる。
つまり、本実施形態では、アンテナ導体22を基板30や不図示の接地導体等からより離間させることができるためアンテナ特性が向上し、また、アンテナ導体22を誘電体チップ21の表面に形成することで、アンテナ20を容易に形成できる効果がある。さらに、PHS端末Aに意匠性向上などの付帯効果を付与することもできる。
したがって、本実施形態では、アンテナ特性をより向上させると共に、アンテナ20を容易に製造することが可能にすることができる効果がある。
また、本発明は、必ずしも保護層23でアンテナ導体22を被覆する構成に限定されない。
アンテナ20の一方は、表示側筐体4の長手方向に延在して背面4bと側面4cに跨って形成され、対称的に他方は、表示側筐体4の長手方向に延在して背面4bと側面4dに跨って形成される。つまり、アンテナ20は、互いに表示側筐体4の幅と略同一の離間距離を有して設けられることとなる。
このような構成を採用することによって、離間する2本のアンテナ20を使って電波を受信し、最も良好な電波を選択、または合成するダイバーシティを実現することができる。したがって、アンテナ特性を向上させることができ、また、表示側筐体4の外装面にアンテナ導体22が左右対称となって形成されるため意匠的にも良好である。
また他に、図6に示すように、アンテナ20は、本実施形態で上述した構成に加えて短絡線(短絡ピン)32を有する逆Fアンテナであっても適用可能である。
Claims (7)
- アンテナを備える携帯端末であって、
前記アンテナのアンテナ導体は、筐体とともに前記携帯端末の外装面を形成する第1のアンテナ導体と、当該第1のアンテナ導体から前記筺体の内部側に延設される第2のアンテナ導体とを有し、
前記第2のアンテナ導体は、前記筐体の内面と略同一平面上に配置される部分で給電を受けることを特徴とする携帯端末。 - 前記アンテナ導体は、前記筐体の交差する2面に跨って設けられることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
- 前記アンテナ導体は、前記筐体の対向する2辺に沿って設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯端末。
- 前記アンテナ導体は、透明特性を有する保護層で被覆されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の携帯端末。
- 前記アンテナ導体は、金属またはメッキによって形成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の携帯端末。
- 前記アンテナは、ダイポールアンテナまたはモノポールアンテナであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の携帯端末。
- 前記モノポールアンテナは、逆Fアンテナまたは逆Lアンテナであることを特徴とする請求項6に記載の携帯端末。
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