JP5272921B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表示装置に関する。
近年、液晶ディスプレイ等の表示画面を有する表示装置において、高い省電力(省エネルギ)効果が要求されている。表示装置の消費電力を低減する方法としては、例えば、ユーザが手動で表示画面の輝度を暗めに設定することによって、省電力効果を得る方法が知られている。表示画面の輝度と消費電力とは比例するからである。あるいは、表示装置に接続されたパーソナルコンピュータ(以後、PCと略記する)等の外部装置から映像信号が入力されない時間が一定時間継続した場合に、表示装置を節電状態に移行させる方法がある。
しかし、ユーザが表示画面の輝度を手動で設定する方法は、輝度の切り替えに手間がかかる。また、外部装置からの入力信号に基づいて表示装置を節電状態に移行させる方法では、ユーザが外部装置を操作している間は省電力効果を得ることができない。ユーザが外部装置を操作している間は表示装置に信号が入力されるため、表示装置は節電状態に移行しないからである。
そこで、表示画面に表示される対象の画像データから抽出した任意の画像領域のデータの特徴量(例えば、明るさ)等に基づいて、表示画面の輝度を補正する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。また、専用アプリケーションを用いて、PCで使用するアプリケーションと表示画面の輝度とを関連付けることによって、アプリケーション単位でモニタの輝度を変更する技術も提案されている。
特開2004−198512号公報
しかしながら、専用アプリケーションを用いる方法では、ソフトウェアのインストールが必要になるばかりでなく、表示装置及び外部装置のそれぞれにハードウェアを追加する必要があるため、導入コストが高くなってしまう。また、特許文献1に開示の方法は、特徴量を取得する画像領域が任意の画像領域に限定され、かつ、特徴量(数値)に基づいて輝度を判断するため、ユーザにとって望ましい輝度になるとは限らないし、期待する省電力効果が得られない恐れもある。
本件は、上記の事情に鑑みて成されたものであり、輝度調整にかかるユーザの利便性を向上させるとともに、省電力効果が高い表示装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、明細書開示の表示装置は、バックライトを備える表示部と、画像データと、前記画像データと前記バックライトの輝度との関連付けと、を記憶する記憶部と、外部装置から入力された画像データに、前記記憶部に記憶された前記画像データが含まれるか否かに基づいて画像データが表示装置に表示されるか否かを判断し該判断に基づき、前記バックライトの輝度を、前記画像データに関連付けられた輝度に制御するバックライト制御部と、を備え、前記画像データは、前記外部装置において所定のアプリケーションが起動すると前記表示部に表示される画像データを含む。
明細書開示の表示装置によれば、輝度調整にかかるユーザの利便性が向上するとともに、省電力効果が高まる。
第1の実施形態に係る表示装置のシステム構成の一例を示す図である 表示装置に表示される画像例を示した図である。 輝度設定テーブルの一例を示した図である。 制御用画像データの一例を示している。 制御部が有する機能を実現する手段の一例を示す機能ブロック図である。 登録部が実行する処理の一例を示すフローチャートである。 登録部が受付けたユーザの入力によってLCDに表示される画面の一例を示す図である。 バックライト制御部が実行する処理の一例を示したフローチャートである。 第2の実施形態に係る表示装置のシステム構成の一例を示す図である。 第2の実施形態に制御部が有する機能を実現する手段の一例を示す機能ブロック図である。 バックライト制御部が実行する処理の一例を示したフローチャートである。 輝度設定テーブルの一例を示した図である。
以下、本件の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
本件の第1の実施形態について説明する。図1は、本件の第1の実施形態に係る表示装置のシステム構成の一例を示す図である。図1に示すように表示装置100は、表示部10、制御部20、記憶部30、スイッチ40、センサ(検出部)50、インバータ60、及び電源回路70を備える。
表示部10は、バックライト101と液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)102とを備える。LCD102は、制御部20からの制御に基づいて、PC等の外部装置200から出力された映像信号や画像データに基づく映像、画像等を表示する。バックライト101は、インバータ60から供給される交流電流によって、LCD102を裏面から照明する。バックライト101の光源としては、電球、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)、EL(エレクトロルミネッセンス)パネル、冷陰極管、熱陰極蛍光灯等を用いることができる。
制御部20は、電源回路70から電源の供給を受けて動作する。制御部20は、記憶部30、及びスイッチ40から受付けた信号に基づいて、表示装置100全体の動作を制御する。制御部20は、外部装置200から受付けた映像信号・画像データに基づいた映像・画像を表示部10に表示させる。また、制御部20は、インバータ60がバックライト101に供給する交流電流を制御する制御信号をインバータ60に出力する。
また、制御部20は、入出力部201、スケーラIC(Integrated Circuit)202、ROM(Read Only Memory)203、中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)204、及びRAM(Random Access Memory)205を備える。
入出力部201は、スイッチ40、インバータ60、及び外部装置200等との間でデータおよび信号の入出力を行う。スケーラIC202は、外部装置200から入力された映像信号を、LCD102に表示するのに適当なサイズに拡大又は縮小する。ROM203は、バックライト101の輝度を制御するためのプログラム(詳細は後述する)等を格納する。CPU204は、ROM203に格納されたプログラムを読み込んで実行する。RAM205は、プログラムを実行する際に使用される一時的なデータを保存する。また、ROM203に格納されたプログラムのCPU204による演算によって、図5に示す登録部206、バックライト制御部207、及び補正部208が有する機能が実行される。
スイッチ40は、ユーザの各種操作を受付け、制御部20に操作内容を出力する。
インバータ60は、制御部20からの制御信号に基づき、バックライト101に所定の交流電流を供給する。
電源回路70は、電源コンセント300から取得した電力を、制御部20及びインバータ60へ供給する。
記憶部30は、制御部20からの制御に基づき、制御用画像データに関連付けられたバックライト101の輝度を記憶する。ここで、記憶部30に記憶されるデータの一例について説明する。記憶部30に記憶されるデータは、制御用画像データと輝度設定テーブルとを含む。
まず、図2を用いて、制御用画像データについて説明する。制御用画像データとは、制御部20がバックライト101の輝度を変更するか否かを判定する際に使用する画像データをいう。また、以後、制御用画像データと区別すべく、外部装置200から表示装置100に入力される画像データを入力画像データと記載する。
図2は、制御用画像データの例を示した模式図である。制御用画像データは、外部装置200で所定のアプリケーションソフトを起動すると表示される画像データと、外部装置200がユーザから操作入力を受付けている場合に表示される画像データと、ユーザ固有の画像データを含む。
図2(A)を用いて、外部装置200で所定のアプリケーションソフトを起動すると表示される画像データについて説明する。図2(A)は、外部装置200でDVD再生ソフトを起動した場合に、表示装置100に表示される画像の一例である。図2(A)に示すように、外部装置200でDVD再生ソフトを起動すると、点線で囲まれた画像データ80が表示される。図2(A)の場合、DVD再生ソフトを起動すると表示される画像データ80が、制御用画像データとなる。
図2(B1)及び図2(B2)を用いて、外部装置200がユーザから操作入力を受付けている場合に、表示部10に表示される画像データについて説明する。図2(B1)は、ユーザが外部装置200を操作している場合に表示装置100に表示される画面の一例を示している。また、図2(B2)は、表示装置100にスクリーンセーバーが表示されている画面の一例を示している。
図2(B1)に示すように、ユーザが外部装置200を操作している間は、点線で囲まれた画像データ81が表示部10に表示される。しかし、図2(B2)に示すように、外部装置200がユーザから操作入力を一定時間受付けなかったためにスクリーンセーバーが表示されると、画像データ81は表示部10に表示されなくなる。この場合、ユーザが外部装置200を操作している間は表示される画像データ81が、制御用画像データとなる。
図2(C)を用いて、ユーザ固有の画像データについて説明する。図2(C)は、ユーザ固有の画像データを埋め込まれた画像が、表示装置100に表示された状態を示している。図2(C)に示すように、表示装置100には点線で囲まれたユーザ固有の画像データ82を含む画像が表示されている。この場合、ユーザ固有の画像データ82が、制御用画像データとなる。
次に、図3を用いて、輝度設定テーブルについて説明する。本実施例において、輝度設定テーブルとは、記憶部30に記憶される、上述した制御用画像データとバックライト101の輝度とを関連付けるテーブルのことをいう。図3は、輝度設定テーブルの一例を示している。また、図4は、制御用画像データの一例を示している。
図3に示すように、輝度設定テーブルは、項目として、アプリケーション名、制御用画像データ、表示有無、及び輝度を有する。
アプリケーション名の項目には、バックライト101の輝度を変更する対象となるアプリケーションソフト名が登録される。アプリケーション名の項目には、アプリケーションソフト名だけでなく、制御用画像データそのものの名称を登録しても良い。図3に示す輝度設定テーブルでは、バックライト101の輝度を変更する対象となるアプリケーションソフトとして、「表計算ソフト」及び「DVD再生ソフト」が登録されている。また、アプリケーションソフトではないが、制御用画像データそのものの名称として、ユーザが外部装置200を使用している状態で表示される「メニューボタン」が登録されている。
制御用画像データの項目には、制御用画像データを格納している記憶部30上のアドレス値が設定される。
ここで、制御用画像データの項目で指定された記憶部30のアドレスに格納される制御用画像データの具体的な例を説明する。図4は、制御用画像データの一例を示している。例えば、表計算ソフトを起動すると、図4(A1)の画像が表示されるとする。また、DVD再生ソフトを起動すると、図4(B1)の画像が表示されるとする。そこで、記憶部30は、図4(A1)及び図4(B1)の画像を制御用画像データとして、それぞれ、図4(A2)及び図4(B2)に示すドットデータの形で記憶する。記憶部30は、制御用画像データを、例えば縦20列、横20行のドットデータとし、各ドットの色を記号(Wh:白、Bl:青、Gy:灰色)に変換して記憶する。また、記憶部30は、各記号に対する色、赤階調、緑階調、および青階調を記憶する。具体的には、記憶部30は、図4(C)に示すテーブルを記憶する。
図4(C)は、各記号の階調を管理するテーブルの一例を示している。図4(C)に示すテーブルは、記号「Gy」は、「灰色」であり、赤階調「128」、緑階調「128」、青階調「128」によって構成されることを示している。また、記号「Bl」は、「青」であり、赤階調及び緑階調は「0」で、青階調「128」によって構成されることを示している。また、記号「Wh」は、「白」であり、赤階調「255」、緑階調「255」、青階調「255」によって構成されることを示している。
図3に戻り、輝度設定テーブルの残りの項目について説明する。表示有無の項目には、制御用画像データが表示される場合に、輝度を変更するのか、制御用画像データの表示が無い場合に、輝度を変更するのかが設定される。図3に示す輝度設定テーブルでは、「表計算ソフト」及び「DVD再生ソフト」については、制御用画像データが表示される場合に輝度を変更するため、表示有無の項目には「有」が設定される。また、「メニューボタン」については、メニューボタンが表示されていない場合(図2(B2)の場合)に輝度を変更するため、表示有無の項目には「無」が設定されている。
輝度の項目には、制御部20が調整するバックライト101の輝度が設定される。例えば、文章作成時には表示部10のバックライト101の輝度は低くても問題ないが、動画視聴時にはバックライト101の輝度を高くする必要があるとする。そこで、図3では、「表計算ソフト」に対する輝度を「50%」、「DVD再生ソフト」に対する輝度を「100%」に設定している。また、「メニューボタン」が表示されていない場合には、輝度を「0%」にするように設定している。なお、制御用画像データと輝度との関連付けの記憶方法は、本実施例に示すテーブルを用いる方法に限られない。
次に、図5を参照して、制御部20が有する機能の一例について説明する。図5は、制御部が有する機能を実現する手段の一例を示す機能ブロック図である。
登録部206は、スイッチ40を介して、ユーザから制御用画像データと、制御用画像データに関連付けられる輝度とを設定する操作入力を受付け、図3及び図4で示したテーブルの内容や制御用画像データを記憶部30に登録する。
ここで、図6及び図7を用いて、制御用画像データの指定及び制御用画像データにバックライト101の輝度を関連付ける方法の一例について説明する。
図6は、登録部206が実行する処理の一例を示すフローチャートである。また、図7は登録部206が受付けたユーザの入力によってLCD102に表示される画面の一例を示す図である。
登録部206は、制御用画像データと輝度とを関連付けるための操作(関連付け操作)を受付けた否かを判定する(ステップS11)。関連付け操作とは、例えばスイッチ40を所定の回数押すことである。あるいは、スイッチ40を用いて、所定の画面を表示部10に表示させることである。
登録部206は、関連付け操作を受付けていない場合(ステップS11/NO)、処理を終了する。一方、登録部206は、関連付け操作を受付けた場合(ステップS11/YES)、例えば、図7(A)に示す操作メニューをLCD102に表示させる(ステップS12)。
次に、登録部206は、制御用画像データの記憶範囲を受付ける(ステップS13)。例えば、ユーザは、スイッチ40を用いて、表示部10に表示されるカーソルを操作して、表示部10に表示されている画像を制御用画像データとして指定し、記憶部30に記憶させる。例えば、ユーザが図2(B1)で示した画像データ81を、制御用画像データとして指定したとする。この場合、登録部206は、ユーザが指定した画像が表示されている範囲を座標データに変換し、例えば座標(0,0)と座標(16,16)を対角線の頂点とする長方形内の画像を、制御用画像データとして記憶部30に記憶させる。本実施例において、座標(X,Y)は、表示装置100の左端を座標0とした水平方向の位置Xと、表示装置100の上端を座標0とした垂直方向の位置Yとを表す。なお、制御用画像データの指定方法は、本実施例に限定されるものではない。例えば、画面左上や画面左下等に予め記憶範囲を設定しておき、ユーザが記憶範囲に制御用画像データとして記憶させたい画像を表示させることにより、制御用画像データを設定できるようにしても良い。
次に、登録部206は、例えば図7(B)に示す画面をLCD102に表示させ、指定された制御用画像データに関連付ける輝度の入力を受付ける(ステップS14)。
次に、登録部206は、例えば、図7(C)に示す画面をLCD102に表示させ、関連付け番号を決定させる(ステップS15)。本実施例において、関連付け番号とは、制御用画像データと制御用画像データに関連付けられた輝度とを管理するための番号である。このステップS15は、図3で例示したテーブルの管理を容易にするためのステップであり、なくても構わない。
次に、登録部206は、関連付けを実行する操作を受付けたか否か判定する(ステップS16)。ユーザは、図7(D)に示す画面を利用して、関連付けを実行する操作を入力できる。
登録部206は、関連付けが実行された場合(ステップS16/YES)、指定された画像データを制御用画像データとし、制御用画像データ及びステップS14で受付けた輝度を記憶部30に記憶された輝度設定テーブルに登録する(ステップS17)。そして、登録部206は、処理を終了する。一方、登録部206は、関連付けが実行されない場合(ステップS16/NO)、処理を終了する。
以上の処理により、制御用画像データと制御用画像データに関連付けられた輝度とが図3に示す輝度設定テーブルに登録される。
図5に戻り説明を続ける。バックライト制御部207は、記憶部30に記憶された制御用画像データが表示部10に表示されるか否かに基づいて、バックライト101の輝度を調整する。バックライト制御部207が表示部10に表示される入力画像データに基づいて実行する、バックライト101の輝度を調整する処理の詳細は、後述する。
バックライト制御部207は、補正部208にバックライト101の輝度情報を出力する。
補正部208は、バックライト制御部207から、バックライト101の輝度情報を受付ける。そして、補正部208は、バックライト101の輝度が変更されても画質が劣化しないように、入力画像データの画像信号をバックライト101の輝度に連動して補正し、補正した入力画像データをLCD102に表示させる。例えば、補正部208は、バックライト101の輝度に基づいて、画像信号を補正することにより、入力画像データの輝度やコントラスト比を補正する。例えば、補正部208は、バックライト101の輝度が低い(例えば、50%)場合には、入力画像データの輝度を高くする(例えば、100%)よう、画像信号を補正する。また、補正部208は、バックライト101の輝度が高い(例えば、100%)場合には、入力画像データの輝度を低く(例えば、50%)するよう、画像信号を補正する。なお、バックライト101の輝度に対応して画像信号を補正することにより補正される項目は、入力画像データの輝度に限られるものではなく、表示装置100の特性等に応じて、適宜決定されるものである。例えば、補正部208は、画像信号の補正を行うことにより、入力画像データの輝度及びコントラスト比に加えて、あるいは、これらに替えて、色温度(ホワイトバランス)、色合い、色の濃さ、階調特性(ガンマ)等を補正できる。
補正部208は、補正した入力画像データをLCD102に表示させる。
次に、図8を参照しつつ、バックライト制御部207が実行する処理を説明する。図8は、バックライト制御部207が実行する処理の一例を示したフローチャートである。
バックライト制御部207は、外部装置200が出力した画像データを入力画像データとして受付ける(ステップS21)。そして、バックライト制御部207は、入力画像データに制御用画像データが含まれるか否か判定する(ステップS22)。具体的には、例えば、制御部20は、図4(A2)及び図4(B2)に示す制御用画像データを記号で表したドットデータと、図4(C)に示すテーブルから各記号に対する各階調とを取得する。そして、制御部20は、ドットデータと階調データとを組み合わせ、図4(A1)及び図(B1)に示す画像データが入力画像データに含まれるか否かを判定する。
バックライト制御部207は、入力画像データが制御用画像データを含まない場合(ステップS22/NO)、バックライト101の輝度を通常通りの輝度に調整する(ステップS23)。ここで、通常通りの輝度とは、例えば、表示装置100の出荷時に初期設定されている輝度、あるいは、ユーザが初期値として設定した輝度である。一方、入力画像データが制御用画像データを含む場合(ステップS22/YES)、記憶部30から制御用画像データに関連付けられている輝度を読み込む(ステップS23)。
バックライト制御部207は、制御用画像データに関連付けられた輝度になるように、バックライト101の輝度を調整し(ステップS24)、処理を終了する。
本実施形態によれば、表示装置100のバックライト制御部207は、入力画像データに制御用画像データが含まれるか否かに基づいて、バックライト101の輝度を変更する。つまり、ユーザの外部装置200及び表示装置100の使用状態(所定のアプリケーションソフトを使用している、あるいは、表示装置100を利用していない等)に応じて、バックライト101の輝度が変更される。これにより、表示装置100は、ユーザが外部装置200を使用している間でも、消費電力を低下させることができる。なお、バックライト101の輝度が0%の場合の消費電力は、100%の場合の消費電力の約40%である。従って、制御用画像データに基づいてバックライト制御部207がバックライト101の輝度を変更することで、従来技術よりも高い省電力効果を得ることができる。
また、本実施形態によれば、外部装置200に専用のアプリケーションをインストールしたり、外部装置200や表示装置100に新たなハードウェアを追加したりすることなく、省電力効果を得ることができる。さらに、本実施形態によれば、ユーザは、自身が使用しているアプリケーションソフトが変わる度に、手動でバックライト101の輝度の設定を変更する必要がないため、輝度調整にかかるユーザの利便性が向上する。
また、本実施形態によれば、表示装置100の補正部208は、バックライト制御部207がバックライトの輝度を制御する際に、バックライト101の輝度に連動して、入力画像データの輝度を変更する。これにより、表示部10に表示される画像の画質が劣化するのを低減できる。また、ユーザはバックライト101の輝度が変更されても、画像のコントラスト比等を手動で設定する必要が無いため、輝度調整にかかるユーザの利便性が向上する。
また、本実施形態によれば、制御用画像データは、外部装置200において所定のアプリケーションが動作する場合に表示される画像データを含む。これにより、専用アプリケーションを用いなくとも、表示装置100は、外部装置200で使用するアプリケーションソフトと関連付けられた輝度に、バックライト101の輝度を調整できる。
また、本実施形態によれば、制御用画像データは、外部装置200がユーザから操作入力を受付けている場合に、表示部10に表示される画像データを含む。表示装置100は、制御用画像データが表示部10に表示されていない場合には、ユーザが外部装置200を利用していない状態、すなわち、ユーザが表示装置100を利用していない(見ていない)状態と判定できる。これにより、表示装置100は、制御用画像データが表示部10に表示されていない場合に、バックライト101の輝度を下げることで、ユーザが表示装置100を利用していない(見ていない)間の消費電力を低減することができる。なお、本実施形態では、ユーザが表示装置100を利用していない状態を判定できる画面は、スクリーンセーバーに限られるものではなく、ログイン画面やロック画面(ユーザ以外の使用を禁止するために離席時等に設定する画面)であっても良い。
また、本実施形態によれば、制御用画像データは、ユーザ固有の画像データを含む。ユーザが外部装置200を使用して作業を行う場合、いつも所定のアプリケーションソフト使用するとは限らない。しかし、ユーザ固有の画像データを予めファイルに埋め込んでおけば、そのファイルを開いた場合にはユーザ固有の画像データが表示される。これにより、表示装置100は、表示部10に表示されるユーザ固有の画像データを検知して、バックライト101の輝度を変更できる。あるいは、ユーザ固有の画像データをファイルに埋め込んでおかなくとも、ユーザがユーザ固有の画像データを表示部10に表示させれば、表示装置100はバックライト101の輝度を変更することができる。
また、本実施形態によれば、表示装置100は、制御用画像データに関連付けられる輝度を登録する登録部206を備える。これにより、ユーザはスイッチ40を介して、制御用画像データと輝度とを登録することができ、ユーザの希望に適合した輝度を実現できる。
次に、本件の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態の説明においては、第1の実施形態と異なる点についてのみ説明を行う。
図9は、第2の実施形態に係る表示装置のシステム構成の一例を示している。第2の実施形態において、図9に示すように、表示装置100はセンサ50を備える。センサ50は、本表示装置100の周囲の明るさ(照度)を検出するセンサであり、例えば、表示装置100の正面や裏面、側面等に備えられる。
図10は、第2の実施形態に係る制御部20が有する機能を実現する手段の一例を示す機能ブロック図である。
バックライト制御部207は、センサ50から表示装置100の周囲の照度を取得して、取得した照度に基づいてバックライト101の輝度を補正する。本処理について、図11を用いて説明する。
図11は、バックライト制御部207が実行する処理の一例を示すフローチャートである。図11のステップS31〜ステップS33は図8のステップS21〜ステップS22と、図11のステップS37は図8のステップS25とそれぞれ対応するため、説明を省略する。
バックライト制御部207は、ステップS33で輝度の設定情報を読み込んだ後、センサ50から照度を取得する(ステップS34)。なお、センサ50から照度を取得するタイミングは、輝度の設定情報を読み込んだ後に限られるわけではなく、本処理をスタートしてからステップS35の前までであれば良い。
次に、バックライト制御部207は、取得した輝度に基づいて、ステップS33で読み込んだ輝度を補正する。例えば、バックライト制御部207は、センサ50から取得した照度が所定のしきい値(例えば、500ルクス)を超えた場合(表示装置100の周囲が明るい場合)、輝度設定テーブルから取得した輝度の値を上げる。具体的には、輝度設定テーブルから取得した輝度が50%であれば、輝度を70%にする。また、バックライト制御部207は、センサ50から取得した照度が所定のしきい値以下の場合(表示装置100の周囲が暗い場合)、輝度設定テーブルから取得した輝度の値を下げる。具体的には、輝度設定テーブルから取得した輝度が50%であれば、輝度を30%にする。なお、本実施例で示した周囲が明るい場合、暗い場合だけでなく、周囲の明るさを複数のレベルに分割し、レベル毎に照度の範囲及び輝度の補正値を定めておいても良い。照度の範囲とは、例えば、50ルクス以上、100ルクス未満等である。
そして、バックライト制御部207は、バックライト101の輝度を補正した輝度に制御し(ステップS36)、処理を終了する。
本実施形態によれば、バックライト制御部207は、センサ50から取得した照度に基づいて、バックライト101の輝度を補正する。これにより、表示装置100は、周囲の環境に適合した輝度を実現することができると共に、省電力効果を高めることができる。
以上、本件の複数の実施形態について詳述したが、本件は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、表示部10に制御用画像データが複数表示された場合には、バックライト制御部207は、制御用画像データに予め設定された優先度に基づいてバックライト101の輝度を決定できる。制御用画像データに対する優先度は、例えば、輝度設定テーブルに対して図12のように「優先度」の項目を設けて、登録することができる。図12では、DVD再生ソフトの方が表計算ソフトよりも優先度が高い。従って、バックライト制御部207は、表計算ソフトとDVD再生ソフトとが起動されている場合、DVD再生ソフトに対して設定された輝度100%となるように、バックライト101の輝度を制御する。これにより、バックライト制御部207は、外部装置200で複数のアプリケーションが起動されている場合でも、バックライト101の輝度をユーザの要求を満たす輝度に変更できる。なお、優先度の登録は、ユーザがスイッチ40を介して登録できるようにしても良いし、あるいは、登録部206が自動的に輝度の高さ順に優先度を登録するようにしても良い。
上述の実施例では、表示装置100は、デスクトップ型パソコンに接続されるディスプレイとしたが、ノート型パソコンのディスプレイでも良い。あるいは、表示装置100は、テレビでも良い。表示装置100がテレビの場合、例えば、番組表を表示部10に表示すると表示される画像データを制御用画像データとして登録する。そして、番組表が表示されている場合には輝度を下げ、番組表が表示されていない場合には輝度を上げるように設定できる。また、テレビにビデオ・DVD等の録画再生装置が接続されている場合、録画予約画面では輝度を下げ、再生時には輝度を上げるように設定できる。
表示装置100には外部装置200として、PC以外にも、前述のビデオ・DVD等の録画再生装置、ゲーム機等を接続できる。また、表示装置100と外部装置200とは同一の場所に設置される必要は無く、外部装置200は放送局に設置される映像送信装置であっても良い。また、スイッチ40は、リモートコントローラでも良い。
また、実施例では、ユーザが制御用画像データと輝度とを設定するとしたが、頻繁に使用されるアプリケーションソフトについては、出荷時に制御用画像データ及び輝度を初期値として設定しておいても良い。また、出荷時に初期値として設定しておいた輝度設定テーブルを、ユーザが変更するようにしても良い。
10…表示部
20…制御部
30…記憶部
50…センサ
80、81、82…画像データ
100…表示装置
101…バックライト
206…登録部
207…バックライト制御部
208…補正部
200…外部装置

Claims (7)

  1. バックライトを備える表示部と、
    画像データと、前記画像データと前記バックライトの輝度との関連付けと、を記憶する記憶部と、
    外部装置から入力された画像データに、前記記憶部に記憶された前記画像データが含まれるか否かに基づいて画像データが表示装置に表示されるか否かを判断し該判断に基づき、前記バックライトの輝度を、前記画像データに関連付けられた輝度に制御するバックライト制御部と、を備え、
    前記画像データは、前記外部装置において所定のアプリケーションが起動すると前記表示部に表示される画像データを含むことを特徴とする表示装置。
  2. 前記バックライト制御部が前記バックライトの輝度を制御する際に、前記表示部に表示されている画像の画像信号を補正する補正部を備えることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記画像データは、外部装置がユーザから操作入力を受付けている場合に前記表示部に表示される画像データを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記画像データは、ユーザによって予め登録された画像データを含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の表示装置。
  5. 前記画像データに関連付けられる前記バックライトの輝度を前記記憶部に登録する登録部を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載の表示装置。
  6. 前記表示装置の周囲の照度を検知する検出部を備え、
    前記バックライト制御部は、前記検出部が検出した照度に基づいて前記バックライトの輝度を補正することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項記載の表示装置。
  7. 前記バックライト制御部は、複数の画像データが前記表示部に表示される場合、前記画像データに対して予め定められた優先順位に基づき、前記優先順位の高い画像データに関連付けられた輝度に、前記バックライトの輝度を調整することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項記載の表示装置。
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