JP2006267144A - 画像表示装置及び画像表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】プロジェクタを用いて、プレゼンテーションを行う場合、忠実に色を再現しようとすると、周辺環境の色成分を減算した上で補正カーブを作り、これにより映像出力するため、画面全体の明るさが暗くなり、結果として表示映像の視認性は落ちるという課題があった。
【解決手段】映像信号を入力するステップと、照度センサを設置面に対向する反対面に具備し、周辺環境の照度を計測するステップと、前記設置面に対して前記照度センサが上置きされる時または前記設置面に対して下置きされる時とを認識するステップと、前記照度センサの閾値に基づき、前記入力する映像信号の輝度成分または/及び色成分を変化させるステップと、前記入力した映像信号を投写するステップと、からなる画像表示方法であり、表示すべき色をより最適に表示させ、照明環境下でも画像の視認性を向上させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、パソコン入力画像を照明下でも見えやすく表示させるための画像表示装置及び画像表示方法に関する。
プロジェクタを用いて、プレゼンテーションなどを行う場合、部屋の照明やスクリーンなどの影響により、プレゼンテーターが作成したチャートをパソコン画面のように再現することが困難な場合が多い。そこでこの課題に対してデバイスの入出力特性や周辺の照明環境を考慮に入れたカラーマネジメントを行ない、より忠実な色再現を目指す取り組みがなされている。さらに、この周辺の照明環境や投写面の変化を認識させるため、光センサで測色し、補正データをテーブルに格納して入力映像信号をテーブルにて変換し、出力することで、忠実色再現の向上を図ることが開示されている。(特許文献1参照)
また忠実色再現を行うための色補正テーブルと明るさ優先の色補正を行うテーブルの2つを準備し、PC入力の時は明るさ優先のテーブルで色補正することが開示されている。(特許文献2参照)
特開2002−94822号公報 特開2002−95021号公報
しかしながら、特許文献1では公報6図でも明らかなように忠実に色を再現しようとすると、周辺環境の色成分を減算した上で補正カーブを作り、これにより映像出力するため、画面全体の明るさが暗くなり、結果として表示映像の視認性は落ちている。
また、特許文献2では光センサをスクリーン面に向けて外部照明を測定し、その色変化分を解消することが開示されているが、人間が観察するプロジェクタ周辺が測定されず、スクリーン面を測定しただけでは人間が見る視環境に伴う色順応に十分対応しきれていない。更にプロジェクタを設置する時、設置面に対して照度センサを上向きにする場合(床やテーブルの上にプロジェクタを置く場合)または、設置面に対して照度センサを下向きにする場合(天井から吊り下げてプロジェクタを置く場合)で照度センサの測定値が異なる。
本発明は、上記のこのような課題を考慮し、パソコン入力信号をプロジェクタで画像表示する際、天吊りでも床置きでも照明下で視認性を向上させるための画像表示方法及び画像表示装置を提供することを目的とするものである。
第1の本発明は、映像信号を入力するステップと、照度センサを設置面に対向する反対面に具備し、周辺環境の照度を計測するステップと、前記設置面に対して前記照度センサが上置きされる時または前記設置面に対して下置きされる時とを認識するステップと、前記照度センサの閾値を選択するステップと、前記照度センサの閾値に基づき、前記入力する映像信号の輝度成分または/及び色成分を変化させるステップと、前記入力した映像信号を投写するステップと、からなる画像表示方法であり、天吊り、床置きどちらの場合にも最適な輝度補正または色補正ができるという作用を持つ。
第2の本発明は、前記映像信号からなるRGBの最小値を検出するステップと、前記映像信号からの所定の割合で減算するステップと、を有し、色成分を変化させる請求項1記載の画像表示方法であり、映像信号の白成分を正確に認識でき、これにより色成分を周辺光に応じて補正できるという作用を持つ。
第3の本発明は、前記映像信号の内、輝度信号に対し所定の割合で乗算するステップを有し、輝度成分を変化させることを特徴とする請求項1記載の画像表示方法であり、映像信号の白成分を正確に認識でき、これにより輝度成分を周辺光に応じて補正できるという作用を持つ。
第4の本発明は、映像信号を入力する手段と、照度センサを設置面に対向する反対面に具備し、周辺環境の照度を計測する手段と、前記設置面に対して前記照度センサが上置きされる時または前記設置面に対して下置きされる時とを認識する手段と、前記照度センサの閾値を選択する手段と、前記照度センサの閾値に基づき、前記入力する映像信号の輝度成分または/及び色成分を変化させる手段、前記入力した映像信号を投写する手段、とからなる画像表示装置であり、照度センサを天吊り用、床置き用2つ設けなくとも1つのセンサで閾値をそれぞれ設定し、最適な輝度補正/色補正できる作用を持つ。
第5の本発明は、前記照度センサはフォトICと導光板にて構成することを特徴とする請求項1記載の画像表示装置であり、測定値にバラツキのない正確な値を検出することができる。
以上のように、パソコンRGB入力信号に対して、照度センサでスクリーン面に対する照度ではなく、周辺環境の照度を測定し、また1つのセンサで天吊り用、床置き用とで閾値をそれぞれ設定することで、それぞれの設置状態に応じた輝度補正/色補正ができるため、表示すべき色をより最適に表示させ、照明環境下でも画像の視認性を向上させることができる。
以下では、本発明にかかる実施の形態について、図面を参照しつつ説明を行う。
(実施の形態1)
はじめに、本発明の実施形態1の画像表示装置を説明する。
図2はプロジェクタ100の概観図を示すものである。プロジェクタ100は入力された映像信号を処理し、POWERボタン250を押すことで、図示されていない内部の光源及びライドバルブを用いて、投写レンズ290より拡大投写映像を出力する。入力としては、RGB入力260とVideo入力270を持ち、それぞれ外部の機器を接続する。またUSBなどのマウスポートを備え、マウス230を接続してプロジェクタ100のセッティング状態や、画面上を移動できるポインタとして動作させる。これは操作ボタン240でも同一の機能を実現させることが出来る。さらにプロジェクタ100の上部には照度センサ194を備え、外部の周辺光を計測する。
図3はプロジェクタ100の断面を示すものであり、照度センサ194は信号処理基板200の上に半田付けされている。照度センサ194のセンサ部の上部には、プロジェクタの天面101に設置された導光板280が近接されており、導光板280を通じて外部の周辺光を計測することが出来る。
次に、プロジェクタ100のブロック図を図4で説明する。
VIDEO端子111は、NTSC方式のコンポジットビデオ信号を入力するための端子である。
S−VIDEO端子112は、Sビデオ信号を入力するための端子である。
RGB/YPbPr端子113は、RGB信号またはYPbPr信号を入力するための端子である。
入力セレクタ121は、VIDEO端子111から入力されたコンポジットビデオ信号、S−VIDEO端子112から入力されたSビデオ信号の内から何れかの信号を選択するためのセレクタである。
Y/C分離回路123は、カラーデコーダ122によって入力されたコンポジットビデオ信号を、Y信号とC信号とに分離するための回路である。
カラーデコーダ122は、Y/C分離された信号または入力されたY/C信号をYPbPr信号にカラーデコードするためのデコーダである。
マトリクス回路124は、RGB/YPbPr端子113から入力されたYPbPr信号をRGB信号へ変換する際にマトリクス処理を行うための回路である。
入力セレクタ125は、RGB/YPbPr端子113から入力されたRGB信号、マトリクス回路124によって生成されたRGB信号の内から何れかの信号を選択するためのセレクタである。
入力セレクタ126は、カラーデコーダ122によって生成されたYPbPr信号、入力セレクタ125によって入力されたRGB信号の内から何れかのアナログ信号を選択するためのセレクタである。
A/Dコンバータ130は、入力セレクタ126によって選択されたアナログ信号を、8bitのデジタル信号へA/Dコンバートするためのコンバータである。
リサイズ・フリーズ・オンスクリーン発生回路140は、A/Dコンバータ130によってA/Dコンバートされたデジタル信号を、LCD(Liquid Crystal Panel)パネル191〜193の画素数に応じてリサイズし、オンスクリーンを重畳させるための回路である。
色変換回路150は、リサイズ・フリーズ・オンスクリーン発生回路140が出力したRGBデータを所定の色へ変換する回路である。
メインマイコン170は、電源(図示省略)制御、ファン(図示省略)制御、温度制御、入力切替制御など装置全体のあらゆる制御を行うとともに、外部インタフェース171からのデータを色変換回路150へ色座標データを転送したり、リサイズ・フリーズ・オンスクリーン発生回路140に対してフリーズ制御を行う。
デジタル相展開回路181〜183は、LCDパネル191〜193の駆動ドライバ(図示省略)の動作速度を考慮して、色変換回路150によって色補正されたデジタル信号を相展開するための回路である。
パネル駆動IC(Integrated Circuit)190は、LCDパネル191〜193を駆動するための回路である。
LCDパネル191〜193は、色変換回路150によって色補正され、デジタル相展開回路181〜183によって相展開されたデジタル信号をカラー表示するためのパネルである。
さらにプ照度センサ194を備え、外部の周辺光を計測し、その照度をA/D変換しメインマイコン170が判断する。
更に、このプロジェクタ100における本発明の実施の形態1の画像表示装置について図5で説明する。本発明の画像表示装置は、次の6つの手段(1.映像信号を入力する手段、2.周辺環境の照度を計測する手段、3.天吊り/床置きを認識する手段、4.天吊り/床置きの閾値を選択する手段、5.輝度/色成分を変換する手段、6.映像信号を投写表示する手段)より構成される。
1.映像信号を入力する手段では、図4に示した入力RGB/YPbPr端子113から入力された、パソコンのRGB信号をA/D変換、リサイズ処理した後、色変換回路150に入力する。
2.周辺環境の照度を計測する手段では、図3で示したプロジェクタの天面101に取り付けられた照度センサ194が、太陽(図示省略)または部屋の照明220光からの照度を計測する。ここで、計測された照度値は、A/D変換されてメインマイコン170が受ける。また、プロジェクタ100が床置きされた時の計測照度に対して、天吊りされた時の計測照度は1/10程度に照度が低下することを実験より得ている。
3.天吊り/床置きを認識する手段では、図4で示したリサイズ・フリーズ・オンスクリーン発生回路140にて、ユーザがプロジェクタ100の設置状態を手動で選択する。また、本手段はプロジェクタ100の設置状態の他にも、蛍光灯/白熱灯の照明環境も認識できるように手動で選択可能である。
4.天吊り/床置きの閾値を選択する手段では、上記選択に基づき、メインマイコン170は天吊り/床置き及び、蛍光灯/白熱灯の設定パラメータを色変換回路150に送る。
5.輝度/色成分を変換する手段では、上記4での設定パラメータを基に、色変換回路150で以下説明する白成分の減算する量をコントロールする。通常、蛍光灯下のテーブルの場合、上述のように天吊り設置は床置き設置に比べて1/10程度照度が低下するため、メインマイコン170からの設定パラメータに対して同じ効果が得られるように白成分の減算する量をコントロールする。まず、この色変換回路150について説明する。
図6は色変換回路150のブロック図であり、色変換回路150に入力されたRGB信号は、画面の1フレーム内にわたり最大値を検出する画面MAX検出部154と加算部157を持ち、画面MAX検出部154の信号レベルから、加算量算出部158にて加算する量を算出し、映像信号の信号レベルを上げる。次いで、その加算部157の出力に対して、6軸検出部156で色のRGBYCMの検出とMIN検出部151にて白成分を検出し、6軸検出結果とMIN検出値をさらに乗算器159で乗算した値により減算部152の減算量を変化させて、色変換を行う。
図7は上記加算部157,MAX検出部154、加算量算出部158を示したものであり、RGB信号をMTX(マトリクス)541にて変換しY、Pb,Pr信号のY信号をメモリ543に格納した後、1フレーム内にそれ以上のY信号が存在するときのみ比較器542の結果が成立し、メモリ543内の信号レベルが更新される。この結果を加算量算出部158内の減算部582で差分を求めた後、その数値を入力とするルックアップテーブル(LUT)581でRGB所定値を出力させ、加算部157で入力信号と加算する。
図8はRGBYCMの6軸検出部156を示すものであり、乗算されたRGB信号からそれぞれR−G、R−B、G−R、G−B、B−R、B−Gの差分を加算器561にて求め、Ys(Yellow成分)はR−B、G−Bの差分量の小さい値の方を選択することで得られる。同様にそれぞれの差分量から小さい値を比較器562より選択することで、RGBYCMそれぞれの成分を得る。
図9はMIN検出部151を示す図であり、乗算されたRGB信号のうち、2回の比較器511,512で比較を行うことで、最も小さい信号レベルを得る。
図10は最終の色演算を示すブロック図であり、前述のRGBYCMのそれぞれの信号成分にMIN検出部151のレベルを乗算器159a〜fにて乗算し、最終的にRGB信号から減算部152にて減算するする量を決定する。
6.表示投射手段では、図4に示した色変換回路150によって輝度/色補正され、パネル駆動IC190、デジタル相展開回路181〜183及びLCDパネル191〜193によってデジタル信号からアナログ信号にD/Aコンバートされ、照明下においても最適なカラー表示をする。
以上のように、このプロジェクタ100における本発明の実施の形態1の画像表示装置の動作を説明する。
RGB/YPbPr端子113から入力された、パソコンのRGB信号をA/D変換、リサイズ処理した後、色変換回路150に入力する。(1.映像信号を入力する手段)太陽(図示省略)または部屋の照明220光からの照度を計測し、プロジェクタ100が床置きの設置状態で部屋が蛍光灯の環境下の場合、400ルクス(lx)照明下で、A/D変換値はA0hとメインマイコン170が判断する。(2.周辺環境の照度を計測する手段)リサイズ・フリーズ・オンスクリーン発生回路140にて、ユーザがプロジェクタ100の設置状態を床置き、そして照明環境を蛍光灯と手動で選択する。(3.天吊り/床置きを認識する手段)
上記、選択されたテーブルで、メインマイコン170は、その設定パラメータを色変換回路150に送る。(4.天吊り/床置きの閾値を選択する手段)
リサイズ・フリーズ・オンスクリーン発生回路140の出力信号を色変換回路150に入力すると、入力されたRGB信号は画面MAX検出154のMTX541にて輝度(Y)信号レベルを算出する。次に1フレームでリセットをかけるメモリ543にそのY信号レベルを記憶させて画面内の最も大きな値のみが更新されるよう、比較器542にて決定する。例えば画面サイズが1024×768画素で構成される画面の場合、このすべての画素に対してMTX処理し、メモリ543内の値と比較して最大値を更新する。その時最大値が8bit入力レベル(最大255レベル)において200レベルの時、減算器582では255−200=55のレベルがLUT581に入力される。LUT581では入力される値に応じて、入力値が大きいほど、加算量を大きく、かつRGBそれぞれに違うレベルもしくは同じレベルの加算量を算出して加算部157にて加算する。本実施の形態においては、減算部582の結果が30〜60の時はRGB入力信号にそれぞれ、15レベル加算する。
したがって、R:200レベル/256階調、G:150レベル/256階調、B:50レベル/256階調、という入力信号の場合は、R:215レベル/256階調、G:165レベル/256階調、B:65レベル/256階調となり、後段の6軸検出、MIN検出部へ入力される。以降の処理は本実施の形態での前述の記載同様に処理がなされ、MIN検出部151では65レベルを検出し、6軸検出部156では、Rs成分50、Ys成分100の値を得る。減算部152では6軸検出結果とMIN検出結果により求められるので、それぞれ65×100の256分の1である25レベルがBより減算されるとともに、65×50の256分の1である13がB,Gより減算される。したがって、出力信号としてはR:215レベル、G:152レベル、B:27となり、R成分は50が63,Y成分100が125となるため、それぞれ色のゲインが上がり、結果として色の視認性が上がる効果が発揮される。
また本実施例ではR及びYのみが色視認性向上できているが、6軸検出を行って、色演算しているので、原色成分、補色成分すべての色の視認性を上げることができる。さらに色演算を行うに際し、最小値すなわち、白レベルの量に応じた処理を行っているので、白レベルが多いRGB入力信号ほど、かつ周辺照度が高いほど、効果を発揮させることができる。
更に、照度センサ194を用いて、プロジェクタ100の図示していない光源ランプが点灯する前に周辺環境の照度を測定しこの照度測定結果を基にLUTの加算量を大きくしたり、256分の1を最終的に減算しているが、これを128分の1とすることで、より大きな効果を得ることが出来る。(5.輝度/色成分を変換する手段)
このように、それぞれの設置状態に応じた輝度補正/色補正ができるため、表示すべき色をより最適に表示させ、照明環境下でも画像の視認性を向上させることができる。(6.映像信号を投写表示する手段)
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2の画像表示装置を、図11を参照しながら説明する
図11は画像表示装置、すなわちプロジェクタ100を用いた表示システムを示すものである。入力端子に接続されたパソコン161の画像をプロジェクタ100を用いてスクリーン210に投写する。この時、プロジェクタ100に対してリモコン160は各機能の制御を行う。照度センサ194は、プロジェクタ100の天面に取り付けられており、周辺環境の照度を計測する。床置きの場合の計測照度に対して、天吊りの場合の計測照度は1/10程度に減少することを検証済みである。
本実施形態における画像表示装置は実施の形態1とほぼ同様であるが、異なる点は、輝度/色成分を変換しないテーブル(以下、モード0)と輝度/色成分を変換するテーブルが3種類(以下、モード1、モード2、モード3)ある。そして照度センサ194にて周辺環境の照度に応じて自動的に、モード0からモード3まで切り替えることができる。
以下、このプロジェクタ100における本発明の実施の形態2の画像表示装置について図5を用いて説明する。
本発明の画像表示装置は、次の実施の形態1と同様6つの手段(1.映像信号を入力する手段、2.周辺環境の照度を計測する手段、3.天吊り/床置きを認識する手段、4.天吊り/床置きの閾値を選択する手段、5.輝度/色成分を変換する手段、6.映像信号を投写表示する手段)より構成される。
上記1.映像信号を入力する手段から3.天吊り/床置きを認識する手段、5.輝度/色成分を変換する手段及び、6.映像信号を投写表示する手段は実施の形態1と同様である。4.天吊り/床置きの閾値を選択する手段では、メインマイコン170は天吊り/床置き及び、蛍光灯/白熱灯の4種類のテーブルに各テーブルの設定パラメータ4種類、合計16個のパラメータがあり、周辺環境の照度に応じてこの16種類の中から1つを色変換回路150に送る。例えば、設置状態が床置きでかつ照明環境が蛍光灯の時、モード0を0ルクス(lx)から100ルクス(lx)、モード1を100ルクス(lx)から200ルクス(lx)、モード2を200ルクス(lx)から400ルクス(lx)、モード3を400ルクス(lx)以上とすると、周辺環境が500ルクス(lx)の場合は、図12のA−モード3の設定パラメータを色変換回路150に送る。色変換回路150はメインマイコン170からの設定パラメータを基に明るい照明下に応じた映像出力をする。
以上のように、このプロジェクタ100における本発明の実施の形態2の画像表示装置の動作を説明する。
RGB/YPbPr端子から入力された、パソコンのRGB信号をA/D変換、リサイズ処理した後、色変換回路150に入力する。(1.映像信号を入力する手段)太陽(図示省略)または部屋の照明220光からの照度を計測し、プロジェクタ100が床置きの設置状態で部屋が蛍光灯の環境下の場合、100ルクス(lx)、200ルクス(lx)及び400ルクス(lx)照明下で、A/D変換値は40h、80h、A0hとメインマイコン170が判断する。(2.周辺環境の照度を計測する手段)
リサイズ・フリーズ・オンスクリーン発生回路140にて、ユーザがプロジェクタ100の設置状態を床置き、そして照明環境を蛍光灯と手動で選択する。(3.天吊り/床置きを認識する手段)
上記、選択されたテーブルで、メインマイコン170は、その設定パラメータを色変換回路150に送る。周辺環境が500ルクス(lx)の場合は、図12のA−モード3の設定パラメータを色変換回路150に送る。ここでは、周辺環境が変化した場合、安定した映像モードが切り替わるために閾値に幅(ヒステリシス)±30ルクス(lx)を持たせる。例えば、500ルクス(lx)の照明下から部屋の明かりを暗くして300ルクス(lx)にした場合、モード2の設定パラメータを色変換回路150に送ることになる。(4.天吊り/床置きの閾値を選択する手段)
次に、各モードのゲインをモード0では1倍、モード1では1.1倍、モード2では1.3倍、モード3では1.5倍の効果があるとすると、上記、4.天吊り/床置きの閾値を選択する手段にて、モード3における設定パラメータからモード2における設定パラメータを色変換回路150に送ることになる。
このようにあらゆる設置状態及び、照明下にて最適な輝度/色変換表示を最適に表示できるため、照明環境下でも画像の視認性を向上させることができる。
さらに、以上説明した本発明の表示装置は、プロジェクタで述べているが、プロジェクタに限定されるものではなく、プラズマディスプレイ、液晶ディスプレイなどの一般的なディスプレイで実現できるものである。
また、本発明の処理はソフトウェア的に実現しても良く、画像表示装置に限定されるものではなく、表示方法そのものも有効であることは言うまでもない。
本発明にかかる画像表示装置及び画像表示方法は、パソコンRGB入力信号に対して、表示すべき色をより強調して表示させるので、照明環境下でも画像の視認性を向上させることができるという効果を有し、パソコン入力画像を表示させるための画像表示の用途に適用出来る。
本発明の実施の形態1,形態2の画像表示ステップ示すブロック図 本発明の実施の形態1のプロジェクタを示す外観図 本発明の実施の形態1の照度センサを示す外観図 本発明の実施の形態1のプロジェクタを示すブロック図 本発明の実施の形態1、形態2の画像表示装置を示す概観図 本発明の実施の形態1の色変換回路を示すブロック図 本発明の実施の形態1の信号レベルの増幅を示すブロック図 本発明の実施の形態1の6軸検出を示すブロック図 本発明の実施の形態1の最小値検出を示すブロック図 本発明の実施の形態1の色演算を示すブロック図 本発明の実施の形態2のプロジェクタを示す概観図 本発明の実施2の天吊り/床置きの閾値を選択する手段の設定パラメータの概略図
符号の説明
10 入力ステップ
20 照度計測ステップ
30 天吊り・床置きを認識するステップ
40 天吊り・床置きに基づき、閾値を選択するステップ
50 色成分を変化させ、表示するステップ
100 プロジェクタ
101 プロジェクタの天面
111 VIDEO端子
112 S−VIDEO端子
113 RGB/YPbPr端子
121 入力セレクタ
122 カラーデコーダ
123 Y/C分離回路
124 マトリクス回路
125 入力セレクタ
126 入力セレクタ
130 A/Dコンバータ
140 リサイズ・フリーズ・オンスクリーン発生回路
150 色変換回路
151 MIN(白)検出回路
152 減算部
153 乗算部
154 画面MAX検出回路
155 除算部
156 6軸検出部
157 加算部
158 加算量算出部
160 リモコン
161 パソコン
170 メインマイコン
171 外部インタフェース
181〜183 デジタル相展開回路
190 パネル駆動IC
191〜193 LCDパネル
200 信号処理基板
210 スクリーン
220 照明
230 マウス
240 操作ボタン
250 POWERボタン
260 RGB入力端子
270 Video入力端子
280 導光板
290 投写レンズ
511、512 比較器
541 MTX(マトリクス)
542 比較器
543 メモリ
561 加算器
562 比較器
581 ルックアップテーブル(LUT)
582 比較器

Claims (5)

  1. 映像信号を入力するステップと、
    照度センサを設置面に対向する反対面に具備し、周辺環境の照度を計測するステップと、
    前記設置面に対して前記照度センサが上置きされる時または前記設置面に対して下置きされる時とを認識するステップと、
    前記照度センサの閾値を選択するステップと、
    前記照度センサに基づき、前記入力する映像信号の輝度成分または/及び色成分を変化させるステップと、
    前記入力した映像信号を投写するステップと、
    からなる画像表示方法。
  2. 前記映像信号からなるRGBの最小値を検出するステップと、
    前記映像信号からの所定の割合で減算するステップと、
    を有し、
    色成分を変化させる請求項1記載の画像表示方法。
  3. 前記映像信号のうち、輝度信号に対し所定の割合で乗算するステップを有し、
    輝度成分を変化させることを特徴とする請求項1記載の画像表示方法。
  4. 映像信号を入力する手段と、
    照度センサを設置面に対向する反対面に具備し、周辺環境の照度を計測する手段と、
    前記設置面に対して前記照度センサが上置きされる時または前記設置面に対して下置きされる時とを認識する手段と、
    前記照度センサの閾値を選択する手段と、
    前記照度センサに基づき、前記入力する映像信号の輝度成分または/及び色成分を変化させる手段と、
    前記入力した映像信号を投写する手段と、
    からなる画像表示装置。
  5. 前記照度センサはフォトICと導光板にて構成することを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。

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