JP5272067B2 - スイッチング電源装置 - Google Patents

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本発明は、出力電圧を目標電圧に保つスイッチング電源装置に関する。
バッテリ等の直流電圧を目標とする電圧に昇圧する昇圧チョッパ回路が知られている。特許文献1には、昇圧回路を有するパワーステアリング装置において、昇圧用コイルを地絡または開放する第1のスイッチング素子と、昇圧用コイルの他端側に接続されてオンオフする第2のスイッチング素子とを設け、回生時に、第2のスイッチング素子をオンオフさせる制御を行うことで回路の保護を図ることが記載されている。
特許文献2には、DC/DCコンバータの出力電圧と目標電圧の差に応じてPI制御することが記載されている。
特許文献3には、直流電圧制御装置が、定常状態か、負荷変動等による電圧変動のある過渡状態であるか否かを判定し、過渡状態と判定したときには、リミッタに過渡状態のリミット定数をセットすることで直流電圧変動を抑制することが記載されている。
図5は、昇圧チョッパ回路21の回路図である。昇圧チョッパ回路21は、図4に示すように、入力側のキャパシタCinと、インダクタL1と、MOSトランジスタQ1、Q2と、出力側のキャパシタCoutからなる。
入力端子間にキャパシタCinが接続され、入力端子にインダクタL1の一端が接続され、他端はMOSトランジスタQ1、Q2の接続点に接続されている。MOSトランジスタQ1、Q2は直列に接続され、MOSトランジスタQ1のドレインはキャパシタCoutの一端に接続され、MOSトランジスタQ2のソースとキャパシタCoutの他端は接地されている。
昇圧チョッパ回路21の動作を簡単に説明する。最初に、MOSトランジスタQ1をオフ、MOSトランジスタQ2をオン状態にすると、キャパシタCinの両端に接続される直流電源からインダクタL1とMOSトランジスタQ2を通るループで電流が流れる。次に、MOSトランジスタQ2をオフ、MOSトランジスタQ1をオン状態にすると、インダクタL1に蓄積されたエネルギーが、MOSトランジスタQ1とキャパシタCoutとを通るループで放出され、キャパシタCoutが充電される。MOSトランジスタQ1、Q2のオン時間、オフ時間を制御することでキャパシタCoutの両端の電圧Voutが目標電圧となるように制御することができる。
一般に上記の昇圧チョッパ21の出力電圧の制御はPI制御などが行われるが、昇圧チョッパ21の負荷が急激に変動すると、出力電圧Voutが目標電圧を大幅に超え、あるいは目標電圧を大幅に下回るという問題点があった。
特許第3805657号公報 特開2006−425336号公報 特開平11−150955号公報
本発明の課題は、スイッチング電源装置の出力電圧の変動に対する応答性を高めることである。
本発明は、目標電圧と出力電圧の差電圧に応じて出力電圧を制御するスイッチング電源装置において、所定のサンプリング間隔でサンプリングして得られる前記出力電圧と目標電圧の差電圧を算出し、前記差電圧の絶対値が基準電圧以上か否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記差電圧の絶対値が前記基準電圧未満と判定されたときには、通常のサンプリング数で前記出力電圧の平均値を算出し、算出した前記平均値に基づいて前記出力電圧の制御量を算出し、前記判定手段により前記差電圧の絶対値が前記基準電圧以上と判定されたときには、通常のサンプリング数より少ないサンプリング数で前記出力電圧の平均値を算出し、算出した前記平均値に基づいて前記出力電圧の制御量を算出する制御量算出手段と、前記制御量算出手段で算出された制御量に基づいてスイッチング素子をオン、オフ制御する制御信号を出力する制御信号出力手段とを備える。
この発明によれば、出力電圧と目標電圧の差電圧の絶対値が基準値より大きいときには、通常のサンプリング数より少ないサンプリング数で出力電圧の平均値を算出することで、出力電圧が大きくなり過ぎないように制御の応答性を高めることができる。
本発明の他の態様は、目標電圧と出力電圧の差電圧に応じて出力電圧を制御するスイッチング電源装置において、所定のサンプリング間隔でサンプリングして得られる前記出力電圧と目標電圧の差電圧を算出し、前記差電圧の絶対値が基準電圧以上か否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記差電圧の絶対値が前記基準電圧未満と判定されたときには、前記目標電圧と通常のサンプリング数で算出した前記出力電圧の平均値の差電圧に比例項の第1の比例係数を乗算した値と、前記差電圧の累積値に積分項の第1の積分係数を乗算した値に基づいて前記出力電圧の制御量を算出し、前記判定手段により前記差電圧が前記基準値以上と判定されたときには、前記目標電圧と通常のサンプリング数より少ないサンプリング数で算出した前記出力電圧の平均値の差電圧に前記第1の比例係数より大きい第2の比例係数を乗算した値、または前記差電圧の累積値に前記第1の積分係数より大きい第2の積分係数を乗算した値に基づいて前記出力電圧の制御量を算出する制御量算出手段と、前記制御量算出手段で算出された制御量に基づいてスイッチング素子をオン、オフ制御する制御信号を出力する制御信号出力手段とを備える。
この発明によれば、出力電圧と目標電圧の差電圧の絶対値が基準値より大きいときには、通常のサンプリング数より少ないサンプリング数で出力電圧の平均値を算出し、さらに通常より大きい比例係数または積分係数を用いることで、出力電圧が大きくなり過ぎないように制御の応答性を高めることができる。
本発明の他の態様は、目標電圧と出力電圧の差電圧に応じて出力電圧を制御するスイッチング電源装置において、所定のサンプリング間隔で前記出力電圧をサンプリングし、前記出力電圧が所定範囲内にあるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記出力電圧が前記所定範囲内にあると判定されたときには、前記目標電圧と前記出力電圧の差電圧を算出し、算出した前記差電圧に比例項の第1の比例係数を乗算した値に基づいて前記出力電圧の制御量を算出し、前記判定手段により前記出力電圧が前記所定範囲内にないと判定されたときには、前記目標電圧と前記出力電圧の差電圧に前記第1の比例係数より大きい第2の比例係数を乗算した値に基づいて前記出力電圧の制御量を算出する制御量算出手段と、前記制御量算出手段で算出された制御量に基づいてスイッチング素子をオン、オフ制御する制御信号を出力する制御信号出力手段とを備える。
この発明によれば、出力電圧の変動が大きいときに、通常より大きい第2の比例係数を用いて制御量を算出することで、出力電圧を目標電圧に短時間で収束させることができる。
本発明の他のスイッチング電源装置は、目標電圧と出力電圧の差電圧に応じて出力電圧を制御するスイッチング電源装置において、所定のサンプリング間隔で前記出力電圧をサンプリングし、前記出力電圧が所定範囲内にあるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記出力電圧が前記所定範囲内にあると判定されたときには、前記目標電圧と前記出力電圧の差電圧に比例項の第1の比例係数を乗算した値と、前記差電圧の累積値に積分項の第1の積分係数を乗算した値に基づいて前記出力電圧の制御量を算出し、前記判定手段により前記出力電圧が前記所定範囲内にないと判定されたときには、前記第1の比例係数より大きい第2の比例係数、または前記第1の積分係数より大きい第2の積分係数を用いて前記出力電圧の制御量を算出する制御量算出手段と、前記制御量算出手段で算出された制御量に基づいてスイッチング素子をオン、オフ制御する制御信号を出力する制御信号出力手段とを備える。
この発明によれば、出力電圧の変動が大きいときには、通常より大きい第2の比例係数または第2の積分係数を用いて制御量を算出することができる。これにより、出力電圧の変動が大きいときに、出力電圧を目標電圧に短時間で収束させることができる。
上記の発明のスイッチング電源装置において、前記制御量算出手段は、前記判定手段により前記出力電圧が前記所定範囲内にないと判定されたときには、前記第1の比例係数より大きい前記第2の比例係数と、前記第1の積分係数より大きい前記第2の積分係数を用いて前記出力電圧の制御量を算出する。
このように構成することで、出力電圧が所定範囲内にないときには、第2の比例係数と第2の積分係数を用いて制御量を算出することで、出力電圧を目標電圧に短時間で収束させることができる。
上記の発明のスイッチング電源装置において、前記制御量算出手段は、前記判定手段により前記出力電圧が前記所定範囲内にないと判定されたときには、前記差電圧に前記第1の比例係数より大きい第2の比例係数を乗算した値と前記差電圧の累積値に前記第1の積分係数より大きい第2の積分係数を乗算した値の一方と、前記比例項と前記積分項の他方であって、前記差電圧の累積値に前記第1の積分係数を乗算した値と前記差電圧に前記第1の比例係数を乗算した値の一方に基づいて前記出力電圧の制御量を算出する。
このように構成することで、出力電圧が所定範囲内にないと判定されたときに、比例係数または積分係数を通常より大きい第2の比例係数または第2の積分係数に変更して制御量を算出することで、出力電圧を目標電圧に短時間で収束させることができる。
上記の発明のスイッチング電源装置において、前記制御量算出手段は、前記判定手段により前記出力電圧が前記所定範囲内にないと判定されたときには、最新のサンプリングタイミングの前記出力電圧を含む所定数の出力電圧の平均値を算出し、前記目標電圧と前記平均値の差電圧を算出し、前記平均値の差電圧及び前記差電圧の累積値と、前記第2の比例係数または前記第2の積分係数に基づいて前記出力電圧の制御量を算出する。
このように構成することで、出力電圧の平均値を用いて制御量を算出する場合に、最新のサンプリングタイミングにおける出力電圧が大幅に変化したときには、比例係数または積分係数を切り換えることで、出力電圧を目標電圧に短時間で収束させることができる。
本発明の他のスイッチング電源装置は、目標電圧と出力電圧の差電圧に応じて出力電圧を制御するスイッチング電源装置において、所定のサンプリング間隔で前記出力電圧をサンプリングし、前記出力電圧が所定範囲内にあるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記出力電圧が前記所定範囲内にあると判定されたときには、最新のサンプリングタイミングの前記出力電圧を含むm(≧2)個の前記出力電圧の平均値を算出し、前記判定手段により前記出力電圧が前記所定範囲内にないと判定されたときには、前記m個のデータ数より少ないn個の前記出力電圧の平均値を算出し、前記目標電圧と前記平均値の差電圧に比例項の比例係数を乗算した値と前記差電圧の累積値に積分項の積分係数を乗算した値に基づいて前記出力電圧の制御量を算出する制御量算出手段と、前記制御量算出手段で算出された制御量に基づいてスイッチング素子をオン、オフ制御する制御信号を出力する制御信号出力手段とを備える。
この発明によれば、出力電圧の変動が大きいときには、出力電圧の平均値を算出するデータ数を少なくすることで出力電圧の変化を短時間で制御量の変化に反映させることができる。これにより出力電圧の変動が小さいときには、出力電圧の瞬時的な変化で制御量があまり変化しないようにし、出力電圧が大幅に変動した場合には制御量を大きく変化させて出力電圧を目標電圧に短時間で収束させることができる。
上記の発明のスイッチング電源装置において、前記判定手段は、前記出力電圧が前記目標電圧より大きい第1の基準電圧を上限とする前記所定範囲内にあるか否かを判定する。
このように構成することで、出力電圧が第1の基準電圧以上のとき、あるいは第1の基準電圧を超えたときには、制御量を大きく変化させて出力電圧を目標電圧に短時間で収束させることができる。
上記の発明のスイッチング電源装置において、前記判定手段は、前記出力電圧が前記目標電圧より小さい第2の基準電圧を下限とする前記所定範囲内にあるか否かを判定する。
このように構成することで、出力電圧が第2の基準電圧以下のとき、あるいは第2の基準電圧未満のときには、制御量を大きく変化させて出力電圧を目標電圧に短時間で収束させることができる。
上記の発明のスイッチング電源装置において、前記判定手段は、前記出力電圧が前記目標電圧より大きい第1の基準電圧と、前記目標電圧より小さい第2の基準電圧とにより定まる前記所定範囲内にあるか否かを判定する。
このように構成することで、出力電圧が、第1の基準電圧以上または超えているとき、あるいは出力電圧が第2の基準電圧以下または未満のときには、制御量を大きく変化させて出力電圧を目標電圧に短時間で収束させることができる。
本発明によれば、出力電圧の変動が大きいときにも、出力電圧を目標電圧に短時間で収束させることができるので、スイッチング電源装置の制御の応答性を高めることができる。
実施の形態のスイッチング電源装置の回路図である。 スイッチング電源装置の制御動作を示すフローチャートである。 出力電圧の変動と制御信号を示す図である。 第3の実施の形態の制御動作を示すフローチャートである。 昇圧チョッパ回路の回路図である。
以下、本発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、実施の形態のスイッチング電源装置11の回路図である。このスイッチング電源装置11は、例えば、自動車のパワーステアリング用モータ等を駆動するインバータ等に電圧を供給するものである。
スイッチング電源装置11は、入力側のキャパシタCinと、インダクタL1と、2個のMOSトランジスタQ1、Q2と、出力側のキャパシタCoutと、MOSトランジスタQ1、Q2をオン、オフ制御する制御信号を出力する制御部12とを有する。
キャパシタCinとインダクタL1と2個のMOSトランジスタQ1、Q2とキャパシタCoutとからなる昇圧チョッパ回路は、図4の昇圧チョッパ回路21と同じである。
制御部12は、キャパシタCoutの出力電圧Voutを所定のサンプリング間隔でサンプリングし、サンプリングにより得られた複数の出力電圧Voutの平均値と目標電圧Vrefとの差電圧ΔVを算出する。そして、差電圧ΔVに比例項の比例係数Kpを乗算した値と、差電圧ΔVの累積値に積分項の積分係数Kiを乗算した値を加算した値を出力電圧Voutを制御するための制御量Δdとして算出する。出力電圧の平均値をVoutav、差電圧ΔV=Vref−Voutavとすると、制御量Δdは以下の式で表せる。
Δd=Kp×ΔV+Ki×ΣΔV
上記の制御量Δdに基づいてMOSトランジスタQ1、Q2のオン時間、オフ時間を可変制御するパルス幅制御信号をMOSトランジスタQ1、Q2のゲートに出力する。
次に、上記のスイッチング電源装置11の制御動作を、図2のフローチャートを参照して説明する。以下の処理は、スイッチング電源装置11の制御部(CPU)12により実行される。
制御部12は、最新のサンプリングタイミングの出力電圧Voutをメモリ、例えばレジスタVoutに格納する(図2、S11)。このとき、レジスタVoutには1つ前のサンプリングタイミングにおける出力電圧Voutが格納され、レジスタVoutには2つ前のサンプリングタイミングにおける出力電圧Voutが格納されている。以下同様に、j番目のレジスタVoutには、j−1前のサンプリングタイミングにおける出力電圧Voutが格納されている。これらのレジスタVout、Vout・・・Voutに格納されている電圧を、それぞれ出力電圧Vout、Vout・・・Voutと呼ぶ。
次に、出力電圧Voutが所定範囲内にあるか否かを判定するために、出力電圧Voutが目標電圧Vrefより大きい基準電圧Vth以上か否かを判別する(S12)。なお、基準電圧Vthと比較する出力電圧は、最新の出力電圧Voutに限らず、最新のサンプリングタイミングより所定時間前までの1または複数の出力電圧と基準電圧Vthを比較しても良い。
ステップS12において、出力電圧Voutが基準電圧Vth未満と判別された場合には(S12、NO)、ステップS13に進み、各サンプリングタイミングにおける出力電圧Vout〜Voutの平均値Voutavを算出する。この場合、出力電圧のデータ数(サンプリング数)をm(m≧2)として平均値を算出している。ステップS13の処理では、出力電圧Voutが基準値Vth未満のときには、制御量Δdを算出するための比例項の比例係数KpとしてKp−1(第1の比例係数)を採用し、積分項の積分係数KiとしてKi−1(第1の積分係数)を採用する。
ステップS12において、出力電圧Voutが基準電圧Vth以上であると判別された場合には(S12、YES)、ステップS14に進み、出力電圧Vout〜Voutの平均値Voutavを算出する。
上記のステップS14では、出力電圧Voutが基準電圧Vth以上のときには、制御量Δdを算出するための比例項の比例係数Kpとして、係数Kp−1より大きい値であるKp−2(>Kp−1)(第2の比例係数)を採用し、積分項の積分係数KiとしてKi−1より大きい値であるKi−2(>Ki−1)(第2の積分係数)を採用する。なお、比例係数Kp−2と積分係数Ki−2の両方の値を、比例係数Kp−1と積分係数Ki−1の値より大きくするのではなく、片方の係数のみを比例係数Kp−1または積分係数Ki−1より大きな値に設定しても良い。
上記のステップS14の処理において、平均値Voutavを算出するためのデータ数を、ステップS13のデータ数「m」と異なる「n」で表しているのは、出力電圧Voutが基準電圧Vth以上の場合、比例項の係数Kpまたは積分項の係数Kiの値を変更する方法の他に、平均値Voutavを算出するためのデータ数nをデータ数mより小さい値に設定することで、上述した比例係数Kp、積分係数Kiの値を大きくする方法と同様の効果を得ることができるからである。具体的には、出力電圧Voutが基準電圧Vth以上のときには、データ数nをm(m≧2)より小さい値に設定することで、出力電圧Voutの変化を平均値Voutavの値に短時間で反映させることができる。この場合、比例項の係数Kp−2と積分項の係数Ki−2は、Kp−1とKi−1と同じ値としても良い。
なお、ステップS14において、比例係数Kp−2をKp−1より大きな値に設定する場合、あるいは積分係数Ki−2を積分係数Ki−1より大きな値に設定する場合には、データ数はm=nとしても良い。
次に、ステップS13またはS14で算出した出力電圧の平均値Voutavと、比例項の比例係数Kp、積分項の積分係数Kiに基づいて制御量Δdを算出する。制御量Δdは、以下の式で表せる。
Δd=Kp・(Vref−Voutav)+Ki・Σ(Vref−Voutav)
Kp、Kiの値は、ステップS13で設定されるKp=Kp−1、Ki=Ki−1、あるいはステップS14で設定されるKp=Kp−2、Ki=Ki−2を使用する。
次に、制御量Δdが算出されたなら、その制御量Δdに基づいてパルス幅制御信号を出力する(S16)。
ここで、スイッチング電源装置11の出力電圧Voutが基準電圧Vth以上となったときの制御動作を図3の波形図を参照して説明する。
図3(A)に示すように、スイッチング電源装置11の出力に接続される負荷が大きく変動すると、出力電圧Voutが基準電圧Vth以上となる。出力電圧Voutが基準電圧Vth以上になると、上述したように比例項の比例係数Kpが通常のKp−1より大ききいKp−2に変更され、あるいは積分項の積分係数Kiが通常のKi−1より大きいKi−2に変更される。そして、それらの比例係数Kp−2または積分係数Ki−2を用いて制御量Δdが算出され、MOSトランジスタQ1、Q2のオン時間が制御される。その結果、出力電圧Voutを大幅に減少させ、目標電圧Vth付近に短時間で収束させることができる。
図3(B)は、電力の回生量が急激に増加し、出力電圧Voutが基準電圧Vth以上となったときの出力電圧波形と、昇圧チョッパ回路の上側のMOSトランジスタ(これを上アームと呼ぶ)Q1のゲートに印加されるパルス幅制御信号(duty)と、実施の形態のパルス幅制御を行ったときの出力電圧波形と上アームのパルス幅制御信号を示す図である。
図3(B)に示すように、回生時に出力電圧Voutが基準電圧Vth以上となると、比例係数Kpまたは積分係数Kiが通常より大きな値に変更され、出力電圧Voutの値を小さくする方向の制御が行われる。この場合、出力電圧Voutを下げる方向の制御であるので、上側のMOSトランジスタQ1のオン時間を長くする制御信号がゲートに印加される。つまり、図3(B)の下段に示すようにパルスのオン幅が次第に広くなるパルス幅制御信号がMOSトランジスタQ1のゲートに供給される。これにより、上側のMOSトランジスタQ1のオン時間が長くなるので、インダクタL1に流れ込む回生電流が増加し、出力電圧Voutが減少する。
上述した第1の実施の形態によれば、負荷の変動、回生量の変動等により出力電圧が大幅に変動した場合に、通常より大きい比例係数Kpまたは積分係数Kiに切り換えて制御量を算出することでスイッチング電源装置11の制御の応答性を高めることができる。これは、出力電圧が基準電圧Vth以上となったとき、比例項の比例係数Kpと積分項の積分係数Kiの一方または双方を通常より大きな値に変更することで実現できる。
また、サンプリングタイミングの異なる複数の出力電圧の平均値を算出し、その平均値と目標電圧の差電圧から制御量Δdを算出する場合には、平均値が急に増減しないために制御量の変化もなだらかになる。そのような制御を行う場合でも、出力電圧の変動が大きいときには、平均値を算出するためのデータ数を少なくすることで、平均値の変化量を大きくできる。これにより出力電圧が大きく上昇した場合の制御量の変化量を大きくし、出力電圧を目標電圧に短時間で収束させることができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。この第2の実施の形態は、図2のステップS12の処理で、出力電圧Voutが、所定範囲内にあるか否かを判定するために、目標電圧Vrefより大きい第1の基準電圧Vth1と目標電圧より小さい第2の基準電圧Vth2とにより定まる所定範囲内にあるか否かを判定している。具体的には、出力電圧Voutが、第1の基準電圧Vth1以上か否か、第2の基準電圧Vth2未満か否かを判定している。そして、出力電圧が第1の基準電圧Vth1以上のとき、あるいは出力電圧が第2の基準電圧Vth2未満のときには、ステップS14の処理で、制御量Δdを算出するための比例項の比例係数Kpとして、係数Kp−1より大きい値であるKp−2(>Kp−1)(第2の比例係数)を採用し、積分項の積分係数KiとしてKi−1より大きい値であるKi−2(>Ki−1)(第2の積分係数)を採用する。なお、比例係数Kp−2と積分係数Ki−2の両方の値を、比例係数Kp−1と積分係数Ki−1の値より大きくするのではなく、片方の係数のみを比例係数Kp−1または積分係数Ki−1より大きな値に設定しても良い。また、比例係数Kp、積分係数Kiの値を変更するのではなく、出力電圧の平均値Voutavを算出するためのサンプリングデータ数を通常時より少なくしても良い。
上述した第2の実施の形態によれば、出力電圧が変動して第1の基準電圧Vth1以上となったとき(または第1の基準電圧Vth1を超えたとき)、あるいは第2の基準電圧Vth2未満(または第2の基準電圧以下)となったとき、通常より大きい比例係数Kpまたは積分係数Kiに切り換えて制御量を算出することでスイッチング電源装置11の制御の応答性を高めることができる。これにより出力電圧が高くなり過ぎたとき、あるいは出力電圧が大幅に落ち込んだときに、短時間で目標電圧に近づけることができる。
上記第1の実施の形態では、出力電圧Voutが所定範囲内にあるか否かの判定として基準電圧Vth以上か否かを判別したが、基準電圧Vthを超えるか否かを判別するようにしても良い。この場合でも第1の実施の形態と同様の効果が得られる。また、出力電圧Voutが基準電圧Vth以下か否か、あるいは基準電圧Vth未満か否かを判別しても良い。この場合、出力電圧Voutが大きく下降したときに、出力電圧を目標電圧Vrefに短時間で収束させることができる。
上記第2の実施の形態では、出力電圧Voutが目標電圧Vrefより大きい第1の基準電圧Vth1以上か否か、目標電圧Vrefより小さい第2の基準電圧Vth2未満か否かを判定したが、第1の基準電圧Vth1を超えるか否か、あるいは第2の基準電圧Vth2以下か否かを判定するようにしても良い。何れの場合も第2の実施の形態と同様の効果が得られる。
上述した第1及び第2の実施の形態は、比例係数Kpと積分係数Kiを用いて制御量を算出する場合について説明したが、比例係数Kpのみを用いて制御量を算出しても良い。
次に、図4は、本発明の第3の実施の形態のスイッチング電源装置11の動作を示すフローチャートである。この第3の実施の形態は、目標電圧Vrefと出力電圧Voutの差電圧ΔVの絶対値が基準値Vth3以上のとき、出力電圧のサンプル数を少なくして制御の応答性を高めるものである。以下の処理は、スイッチング電源装置11の制御部12により実行される。
制御部12は、最新のサンプリングタイミングの出力電圧Voutをメモリ、例えばレジスタVoutに格納する(図4、S21)。このとき、レジスタVoutには1つ前のサンプリングタイミングにおける出力電圧Voutが格納され、レジスタVoutには2つ前のサンプリングタイミングにおける出力電圧Voutが格納されている。以下同様に、j番目のレジスタVoutには、j−1前のサンプリングタイミングにおける出力電圧Voutが格納されている。これらのレジスタVout、Vout・・・Voutに格納されている電圧を、それぞれ出力電圧Vout、Vout・・・Voutと呼ぶ。
次に、出力電圧Voutと目標電圧Vrefの差電圧ΔVの絶対値が基準電圧Vth3以上か否かを判別する(S22)。なお、差電圧ΔVを算出するための出力電圧は、最新の出力電圧Voutに限らず、最新のサンプリングタイミングより所定時間前までの1または複数の出力電圧の平均値との差電圧を算出しても良い。
差電圧ΔVの絶対値が基準電圧Vth3未満と判別された場合には(S22、NO)、ステップS23に進み、通常のサンプル数mで出力電圧Vout〜Voutの平均値Voutavを算出する。
ステップS22において、差電圧ΔVの絶対値が基準電圧Vth3以上であると判別された場合には(S22、YES)、ステップS24に進み、通常のサンプル数mより小さいサンプル数n(n<m)で出力電圧Vout〜Voutの平均値Voutavを算出する。
上記のステップS24の処理において、平均値Voutavを算出するためのデータ数を、通常のサンプル数mより小さい値に設定することで、出力電圧Voutの変化を平均値Voutavの値に短時間で反映させることができる。
次に、ステップS23またS24で算出した出力電圧の平均値Voutavと、比例項の比例係数Kp、積分項の積分係数Kiに基づいて制御量Δdを算出する。なお、差電圧ΔVの絶対値が基準電圧Vth3以上のとき、通常の比例係数Kpまたは積分係数Kiより大きな比例係数または積分係数を用いて制御量Δdを算出しても良い。
次に、制御量Δdが算出されたなら、その制御量Δdに基づいてパルス幅制御信号を出力する(S26)。
上述した第3の実施の形態によれば、出力電圧と目標電圧Vrefの差電圧ΔVを算出し、差電圧ΔVの絶対値が基準値Vth3以上のときには、出力電圧の平均値を算出するためのサンプル数を少なくして制御量Δdを算出することで、出力電圧の制御の応答性を高めることができる。これにより、例えば、出力電圧Voutが目標電圧Vrefを大幅に超えているときには、制御の応答性を高めて出力電圧Voutが上限値を超えないように制御することができる。
本発明は上述した実施の形態に限らず、例えば、以下のように構成しても良い。
(1)上述した実施の形態は、複数の出力電圧の平均値を求め、目標電圧とその平均値の差電圧を算出しているが、最新のサンプリングタイミングにおける出力電圧と目標電圧の差電圧に比例係数Kpを乗算した値と、目標電圧と各サンプリングタイミングにおける出力電圧の差電圧の累積値に積分係数Kiを乗算した値から制御量を算出しても良い。
(2)本発明は、昇圧チョッパ回路に限らず、出力電圧を目標電圧になるように制御する電源装置であればどのようなものにも適用できる。
(3)パルス幅制御PWMに限らず、周波数制御、パルス幅が一定でデューティ比を変化させる制御等の他の制御方法にも適用できる。
11 スイッチング電源装置
12 制御部
Q1、Q2 MOSトランジスタ
L1 インダクタ
Cin キャパシタ
Cout キャパシタ

Claims (7)

  1. 目標電圧と出力電圧の差電圧に応じて出力電圧を制御するスイッチング電源装置において、
    所定のサンプリング間隔で前記出力電圧をサンプリングし、前記出力電圧が所定範囲内にあるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記出力電圧が前記所定範囲内にあると判定されたときには、前記目標電圧と前記出力電圧の差電圧に比例項の第1の比例係数を乗算した値と、前記差電圧の累積値に積分項の第1の積分係数を乗算した値に基づいて前記出力電圧の制御量を算出し、前記判定手段により前記出力電圧が前記所定範囲内にないと判定されたときには、前記第1の比例係数より大きい第2の比例係数、または前記第1の積分係数より大きい第2の積分係数を用いて前記出力電圧の制御量を算出する制御量算出手段と、
    前記制御量算出手段で算出された制御量に基づいてスイッチング素子をオン、オフ制御する制御信号を出力する制御信号出力手段とを備え
    前記制御量算出手段は、前記判定手段により前記出力電圧が前記所定範囲内にないと判定されたときには、最新のサンプリングタイミングの前記出力電圧を含む所定数の出力電圧の平均値を算出し、前記目標電圧と前記平均値の差電圧を算出し、前記平均値の差電圧及び前記差電圧の累積値と、前記第2の比例係数または前記第2の積分係数に基づいて前記出力電圧の制御量を算出する
    ことを特徴とするスイッチング電源装置。
  2. 前記制御量算出手段は、前記判定手段により前記出力電圧が前記所定範囲内にないと判定されたときには、前記第1の比例係数より大きい前記第2の比例係数と、前記第1の積分係数より大きい前記第2の積分係数を用いて前記出力電圧の制御量を算出する請求項記載のスイッチング電源装置。
  3. 前記制御量算出手段は、前記判定手段により前記出力電圧が前記所定範囲内にないと判定されたときには、前記差電圧に前記第1の比例係数より大きい第2の比例係数を乗算した値と前記差電圧の累積値に前記第1の積分係数より大きい第2の積分係数を乗算した値の一方と、前記比例項と前記積分項の他方であって、前記差電圧の累積値に前記第1の積分係数を乗算した値と前記差電圧に前記第1の比例係数を乗算した値の一方に基づいて前記出力電圧の制御量を算出する請求項記載のスイッチング電源装置。
  4. 目標電圧と出力電圧の差電圧に応じて出力電圧を制御するスイッチング電源装置において、
    所定のサンプリング間隔で前記出力電圧をサンプリングし、前記出力電圧が所定範囲内にあるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記出力電圧が前記所定範囲内にあると判定されたときには、最新のサンプリングタイミングの前記出力電圧を含むm(≧2)個の前記出力電圧の平均値を算出し、前記判定手段により前記出力電圧が前記所定範囲内にないと判定されたときには、前記m個のデータ数より少ないn個の前記出力電圧の平均値を算出し、前記目標電圧と前記平均値の差電圧に比例項の比例係数を乗算した値と前記差電圧の累積値に積分項の積分係数を乗算した値に基づいて前記出力電圧の制御量を算出する制御量算出手段と、
    前記制御量算出手段で算出された制御量に基づいてスイッチング素子をオン、オフ制御する制御信号を出力する制御信号出力手段とを備えるスイッチング電源装置。
  5. 前記判定手段は、前記出力電圧が前記目標電圧より大きい第1の基準電圧を上限とする前記所定範囲内にあるか否かを判定する請求項1乃至の何れか1項に記載のスイッチング電源装置。
  6. 前記判定手段は、前記出力電圧が前記目標電圧より小さい第2の基準電圧を下限とする前記所定範囲内にあるか否かを判定する請求項1乃至の何れか1項に記載のスイッチング電源装置。
  7. 前記判定手段は、前記出力電圧が前記目標電圧より大きい第1の基準電圧と、前記目標電圧より小さい第2の基準電圧とにより定まる前記所定範囲内にあるか否かを判定する請求項1乃至の何れか1項に記載のスイッチング電源装置。
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