JP5271446B1 - 餌カゴ - Google Patents

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Abstract

【課題】狙ったタナに到達するまでコマセ等を放出しないように維持し且つ狙ったタナ到達後にはコマセ等を確実に放出できるようにし、構造の簡潔化、故障や破損の防止、高コスト化の抑制が可能で、釣果への悪影響も払拭できるようにする。
【解決手段】コマセ入れ用のカゴ本体2が上下に分離可能で且つ分離後の上部体3と下部体4との間に離間保持材7が設けられており、上部体3及び下部体4の互いの分離部分には上、下部体3,4の相対回転で接合しこの接合時とは逆回転で分離する連結機構12が設けられており、上、下部体3,4の外面には、下部体4が先行する飛翔時及び/又は水中沈下時に受ける流体抵抗で上、下部体3,4に接合方向の回転力を生じさせると共に上部体3が先行する水中浮上時に受ける水抵抗で上、下部体3,4に分離方向の回転力を生じさせる整流部材31〜33が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、投釣や船釣、波止釣などで撒餌をする際にコマセ入れとして好適に使用することができる餌カゴに関する。
投釣や船釣、波止釣などにおいては、アミエビやオキアミなどのコマセを入れるために、餌カゴが用いられる。この餌カゴは、上下両端部を閉じられたカゴ本体の内部にコマセを収納するものであり、カゴ本体の上部体(例えば、下部が開口したカゴ部分)と下部体(カゴ部分の開口を閉鎖する底体)とは分離可能になっている。これらの上部体と下部体とはヒンジで開閉自在に連結され、フック等を用いて閉鎖状態と開放状態とに切り替えできるようにされている。
この種の餌カゴを用いて撒餌をする際には、コマセが入れられた餌カゴを水中へ沈下させ、餌カゴを狙った水深(タナ)に到達させる。その後、竿を煽るように上下に動かしたり、手やリールを利用して道糸を上下に動かしたりして、餌カゴを水中で複数回に亘って上方に動かす(以下、この餌カゴを上下させる動きを「餌カゴをしゃくる」という)。このように餌カゴをしゃくったとき、餌カゴに水圧が作用してフックが外れ、上部体と下部体とが開放状態となり、コマセを狙ったタナに効かせる(放出する)ことが可能となる。このような餌カゴとしては、例えば、特許文献1に示すようなものが知られている。
また、別種の餌カゴとしては、フックを2重に備えたものがある(特許文献2参照)。この餌カゴは、遠投などして仕掛けが着水したときの衝撃を利用して1つ目のフックが外れ、水中で餌カゴをしゃくったときに水圧の作用で2つ目のフックが外れて、コマセを放出することができるようになっている。
特許第3823958号公報 特許第4318178号公報
餌カゴを用いる場合、狙ったタナまでは上部体と下部体との閉鎖状態をしっかり維持させ、狙ったタナへ到達後には確実に上部体と下部体とを開放させて、コマセ等を放出させるのが好ましい。しかしながら、特許文献1や特許文献2の餌カゴでは、上述した動作が十分に行えなくなる場合があった。
つまり、特許文献1の餌カゴは、フックが1重しか設けられていないので、比較的容易にフックを外すことができる。しかし、その反面で、狙ったタナに到達する前に、誤ってフックが外れ、上部体と下部体とが開放してコマセを狙ったタナに効かすことができなく
なる場合がある。
例えば、堤防や磯などから遠投して餌カゴを投入する場合には、餌カゴが着水時に受ける衝撃によってフックが外れ、水面近くでコマセがすべて放出されてしまい良好な釣果が得られなくなる可能性がある。また、船釣りのような場合であっても、潮流の影響で余計な力が餌カゴに加わって、フックが外れてしまう可能性もある。
一方、特許文献2の餌カゴは、フックが2重となっているので、誤って1つ目のフックが外れても、2つ目のフックが効いていれば、狙ったタナに達する前に誤って餌カゴからコマセが放出されてしまうことはない。
しかし、小さな甲殻類や魚のミンチを主体とするコマセは非常に細かく、餌カゴの細部などに詰まりやすい。つまり、特許文献2の餌カゴでは、上部体と下部体との開閉機構にコマセが詰まったり挟まったりすると、狙ったタナでしゃくっても餌カゴが開かずに、コマセが確実に放出されないという問題を起こしやすい。
また、特許文献2の餌カゴは、ヒンジやフック機構が必要であるために、多部品を要して構造が複雑となる問題があった。このような構造の複雑化は、故障や破損の原因となるばかりでなく、餌カゴを沈めたり引き上げたりする際に余計な水の抵抗を受ける原因となり、ひいては釣果への悪影響などに繋がるという問題もある。また、言うまでもなく高コストを招来する問題もあった。
つまり、特許文献1や2の餌カゴは、狙ったタナまでは上部体と下部体とを閉鎖状態に維持できるという点と、狙ったタナに到達してから上部体と下部体とを確実に解放させるという点とのいずれも満足することができるものではない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、狙ったタナに到達するまでコマセ等を放出しないように維持し且つ狙ったタナ到達後にはコマセ等を確実に放出できるようにし、そのうえで構造の簡潔化を図り、もって故障や破損の防止や高コスト化の抑制が可能で、釣果への悪影響も払拭できる餌カゴを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は次の手段を講じた。
即ち、本発明に係る餌カゴは、上下両端部を閉じられたコマセ入れ用のカゴ本体が上下に分離可能とされ且つ分離後の上部体と下部体との間に離間状態を保持する離間保持材が設けられた餌カゴにおいて、前記上部体及び下部体の互いの分離部分には上部体と下部体との相対回転で接合しこの接合時とは逆回転で分離する連結機構が設けられており、前記上部体及び前記下部体の外面には、下部体が先行する飛翔時及び/又は水中沈下時に受ける流体抵抗で上部体及び下部体に接合方向の回転力を生じさせると共に上部体が先行する水中浮上時に受ける水抵抗で上部体及び下部体に分離方向の回転力を生じさせる整流部材が設けられ、前記連結機構は、前記上部体の分離部分において周方向に離れて設けられた複数の上フック部材と、前記下部体の分離部分において前記上部体の各上フック部材に対応する配置で設けられた複数の下フック部材と、を有したものであって、前記上フック部材及び下フック部材は、上部体と下部体との接合時に上下方向で係合する周方向に長い抜止部を有していることを特徴とする。
前記整流部材は、前記カゴ本体の外面から突出させた旋回羽根、又は前記カゴ本体の外面を窪ませることで形成した旋回凹部とすることができる。
記上フック部材における抜止部の上面及び下フック部材における抜止部の下面には、互いの係合時に回転方向で噛合する回り止め突起が設けられたものとすることができる。
本発明に係る餌カゴでは、狙ったタナに到達するまでコマセ等を放出しないように維持し且つ狙ったタナ到達後にはコマセ等を確実に放出できるものであり、しかも構造の簡潔化が図れ、もって故障や破損の防止や高コスト化の抑制が可能で、釣果への悪影響も払拭できるものとなっている。
本発明に係る餌カゴを示した斜視図である。 本発明に係る餌カゴを示した側面図である。 (a)は図2のA−A線矢視図であり(b)は図2のB−B線矢視図であり(c)は図2のC−C線矢視図である。 (a)は水中を沈下時の餌カゴを示した斜視図であり(b)は水中を浮上することでコマセ等の放出状態となった餌カゴを示した斜視図である。 (a)は上部体と下部体との接合状態を示した上下フック部材の係合状態を示した模式図であり(b)は上部体が下部体による突き上げ力を受けたことにより上下フック部材が離反した状態を示した模式図であり(c)は上部体と下部体とが相対逆方向へ回転されることにより上下フック部材の噛合状態が外れた状態を示した模式図である。 (a)は第2実施形態における下部体を示した斜視図であり(b)は同側面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
図1乃至図5は、本発明に係る餌カゴ1の第1実施形態を示している。この餌カゴ1は、上下両端部を閉じられたコマセ(アミエビ、オキアミ、鰯のミンチなどの寄餌をいう)入れ用のカゴ本体2を主体として構成されている。
まず、カゴ本体2について説明する。本第1実施形態において、カゴ本体2の上端部には上方へゆくほど径小となる中空円錐形の蓋部分2aが形成されたものとしてあり、カゴ本体2の下端部には中空の下半球形をした底部分2bが形成されたものとしてある。そして、これら蓋部分2aと底部分2bとの間に、コマセ等を入れておくことのできるストレートの円筒形を呈するカゴ部分2cが設けられたものとしてある。言い換えれば、カゴ部分2cの上端部が蓋部分2aで閉ざされた構造であり、カゴ部分2cの下端部が底部分2bで閉ざされた構造である。
底部分2bには、可及的に下方位置(中心寄り)となる部分に第1貫通孔21が設けられ、上周部寄りとなる部分に第2貫通孔22が設けられている。第1貫通孔21は、主として、餌カゴ1の着水後に(水中で)注水孔の作用をする。また第2貫通孔22は、主として、餌カゴ1の着水後に(水中で)空気抜き孔や排水孔の作用をする。
これに対してカゴ部分2cには、下端寄りとなる位置に第3貫通孔23が設けられ、蓋部分2a寄りとなる位置に第4貫通孔24が設けられている。これら第3貫通孔23や第4貫通孔24は、主として、餌カゴ1の着水後に(水中で)空気抜き孔や排水孔の作用をする。
なお、本第1実施形態では、図3(a)(b)に示すように第1貫通孔21は円形孔で、底部分2bの周方向に均等間隔をおいて複数(図例では4コ)設けられ、第2貫通孔22は上下方向に長い角孔で、カゴ部分2cの周方向に均等間隔をおいて複数(図例では4コ)設けられている。また、図1及び図2に示すように第3貫通孔23は上下方向に長い長円孔で、カゴ部分2cの周方向に均等間隔をおいて複数設けられ、第4貫通孔24は丸孔で、カゴ部分2cの周方向にわたって上下複数列(図例では2列)で多数設けられたものとしている。ただ、これら各孔の開口形状や配置、形成数などは何ら限定されるものではない。
このカゴ本体2は、上下に分離可能な構造を有している。図4(a)は分離前の状態(連結状態)を示しており、図4(b)は分離後の状態(カゴ部分2cの開放状態)を示している。以下では、分離後において上側となる方を「上部体3」と呼び、下部側となる方を「下部体4」と呼ぶものとする。
カゴ本体2の分離位置は特に限定されるものではない。例えば、蓋部分2aとカゴ部分2cとの間に分離位置を設定してもよい(蓋部分2aが上部体3でありカゴ部分2c及び底部分2bが下部体4である場合)し、カゴ部分2cと底部分2bとの間に分離位置を設定してもよい(蓋部分2a及びカゴ部分2cが上部体3であり底部分2bが下部体4である場合)。場合によっては、カゴ部分2cの上下中間に分離位置を設定してもよい。
本第1実施形態は、蓋部分2a及びカゴ部分2cが上部体3であり底部分2bが下部体4である場合を示している。そのため、上部体3の下部には、カゴ部分2cが円筒形であることに伴って円形の開口部5が形成されている。
これに対し、下部体4の上部には、上部体3の開口部5内に嵌め込み可能な円環状の壁リブ6が設けられており、この壁リブ6を開口部5内へ嵌め込むことで、上部体3と下部体4とをガタツキなく組み合わせることができる。
上部体3と下部体4との間には、これら両者が分離したときに離ればなれになってしまうのを防止して、離間距離を所定に保持するための離間保持材7が設けられている。この離間保持材7により上部体3と下部体4とを離間保持させる距離は、カゴ部分2cへコマセ等を入れやすく、且つ水中での放出を容易にさせることを目安として設定してある。
本第1実施形態において離間保持材7は、ストレートの金属製丸棒(ステンレス軸など)によって形成され、上部体3と下部体4との各中心部を串刺し状に貫通して設けられたものとしてある。離間保持材7の上端部には、釣糸(道糸8a)を結び止めるための上連結部7aが設けられ、離間保持材7の下端部には、釣糸(幹糸8b)を結び止める下連結部7bが設けられている。これら上連結部7aや下連結部7bは、離間保持材7を形成している金属製丸棒の端部を扁平に潰し、この扁平部分に貫通孔を形成しただけの非回転構造にしてある。ただ、釣糸(道糸8aや幹糸8b)を接続するときには、「ヨリモドシ(サルカン又はスイベル)」「スナップ付きサルカン」等と呼称される、釣糸の撚りを解消する回転器具を使用することが推奨される。場合によっては、上連結部7aや下連結部7b自体に、このような回転構造を採用してもよい。
前記したように離間保持材7が金属製丸棒によって形成されているので、上部体3と下部体4とが分離する際には、この離間保持材7はガイドとして、分離の容易さ及び離間のスムーズさを補助する作用を奏する。
なお、本第1実施形態では、離間保持材7の下部側に下部体4を移動不能に留まらせるためのストッパ部7cを設けて、上部体3のみが移動自在となるように構成してある。また、図2に示すように、このストッパ部7cと下連結部7bとの間(下部体4の内部)となる部分でウエイト10を串刺し状に貫通させ、固定してある。これにより、下部体4がウエイトとしての作用(上部体3よりも先行して沈下する・・即ち、下部体4が下になって沈下する姿勢が固定化される作用)を奏するものとなっている。
なお、離間保持材7には必ずしも剛性が必要なわけではない。例えば、この離間保持材7はクッションゴムをはじめ、可撓性のある細い針金やワイヤロープなどによって形成することもできる。
次に、カゴ本体2において上部体3と下部体4との分離部分に採用される構造について説明する。
上部体3及び下部体4の互いの分離部分(上部体3における開口部5の内周面及び下部体4における壁リブ6の外周面)には、上部体3と下部体4とを一方向へ相対回転させたときに接合し、この接合時とは逆方向へ相対回転をさせることで分離する連結機構12が設けられている。
この連結機構12は、上部体3の分離部分において周方向に離れて設けられた複数の上フック部材15と、下部体4の分離部分において周方向に離れて設けられた複数の下フック部材16とを有して成る。
上部体3の各上フック部材15と下部体4の各下フック部材16とは、互いに対応する配置(周方向の相互間隔が同じで、上部体3と下部体4とを対向させたときに一致する配置)で設けられている。本第1実施形態において、上フック部材15及び下フック部材16は、それぞれ周方向に均等間隔(120°)をおいて3つずつ設けてある。なお、上フック部材15及び下フック部材16の形成数は限定されるものではないが、後述する嵌め合わせの容易性や分離時の抵抗などを考慮すると、3つ程度とするのが丁度よい。
図5(a)に示すように、下フック部材16は、下部体4における壁リブ6の外周面に張り付いて、径方向外方へ浮き出るように設けられたもので、側面視すればL字を倒立させたような形状に形成されている。この下フック部材16において、倒立L字形の横棒部分、即ち、周方向に長く伸びた部分は抜止部16aとされ、この抜止部16aの一端部から下方へ伸びた縦棒部分は回転制限部16bとされている。
抜止部16aの下面には、周方向に沿ってノコギリ刃状(直角三角形を複数並べたよう
な形状)を呈する回り止め突起16cが、下方へ突出して設けられている。ノコギリ刃の向きは、直角三角形の垂直辺が回転制限部16b寄りとなる向きである。
回転制限部16bは、抜止部16aの下方に、後述する上フック部材15の抜止部15cを嵌め入れるスペースが形成させるべく、この抜止部15cの上下寸法に対応させた高さ寸法で形成されている。この回転制限部16bが設けられていることで、上フック部材15の抜止部15cと下フック部材16の抜止部16aとが上下方向で係合する際の周方向移動を距離的に制限できると共に、移動方向についても一方向的に規制できる作用が得られる。
このような下フック部材16に対し、上フック部材15は、上部体3における開口部5の内周面を長方形状に凹ませると共に、この凹ませ部分15aの下端側約半分を、その片隅から周方向に長く伸ばした抜止部15cで塞ぎ、残り約半分に下方へ向けて解放した嵌合口15bを設けることで形成してある。
抜止部15cが伸びる方向は、下フック部材16の抜止部16aが回転制限部16bから伸びる方向(図5(a)では右から左方向)とは逆向き(すなわち、図5(a)では左から右方向)にしてある。
凹ませ部分15aにおける周方向の内幅Dは、下フック部材16における抜止部16aの周方向長さLに対して2倍以上としてあり、嵌合口15bの開口幅Wは、下フック部材16における抜止部16aの周方向長さLよりも大きくしてある。また、これらのことから、上フック15の抜止部15cは、凹ませ部分15aの内幅Dに対する半分程度かそれ以下としてある。
上フック部材15の抜止部15cには、周方向に沿ってノコギリ刃状(直角三角形を複数並べたような形状)を呈する回り止め突起15dが、上方へ突出して設けられている。ノコギリ刃の大きさやピッチは、下フック部材16の抜止部16aに設けられた回り止め突起16cと同じであるが、ノコギリ刃の向きは逆となる関係としてある(即ち、回り止め突起15d,16cの間で噛合関係が得られるようにしてある)。
このようなことから、下フック部材16の抜止部16aを、上フック部材15の嵌合口15bへ通過させ、凹ませ部分15a内へ嵌め入れることができる。また、上フック部材15の抜止部15cが下側で、下フック部材16の抜止部16aが上側となるように平行させつつ、これら抜止部15c,16aが上下に並ぶように周方向移動させることができる。これにより、抜止部15c,16aを上下方向で係合させ、上部体3と下部体4とを分離不能な連結状態に保持できることになる。
しかも、このような抜止部15c,16aの係合状態下では、回り止め突起15d,16cが互いに噛み合うようになっているため、上部体3と下部体4との間では、互いの回り止め作用が得られるようになっている。
なお、上フック部材15における凹み部分15a内の高さ寸法Hは、抜止部15c,16aが係合し且つ回り止め突起15d,16cが噛合した状態から、下フック部材16の抜止部16aを上方へ逃がして回り止め突起15d,16cの噛合を外すことができるように、逃がしスペースS(高さh)を確保した寸法とされている。
但し、着水時の衝撃で、回り止め突起15d,16cの噛合が簡単に解除されてしまうのを防止する(下フック部材16の抜止部16aが上方へ逃げる動きを制限する)ために、この逃がしスペースSが過大とならないようにするのが好適である。また、下フック部材16の抜止部16aが上方へ逃げたときに、抜止部16aとの当接面積を十分に確保すると共に、回転抑制作用が得られるようにするため、逃がしスペースSの幅mを設定するのが好適である。
具体的には、hは5mm程度とするのが好適であり、より好ましくは5mm以上とすればよい。また、mは4〜10mm程度とするのが好適である。なお、図5(a)に示すように、抜止部15c,16aが係合し且つ回り止め突起15d,16cが噛合した状態において、下フック部材16の抜止部16aが上フック部材15の凹み部分15a内で左壁に突き当たる(隙間を生じさせない)と仮定すると、mは5mm以上とするのが好ましいと言える。ただ実際には突き当たらないようにする(隙間を生じさせる)のが好適である
ため、mは、5mmよりもある程度大きくするとよい。
一方で、逃がしスペースSの幅mを大きくしすぎると、水中にて上部体3と下部体4とを分離させるときに、抜止部16aが逃がしスペースSの天井部分との間で大きな接触抵抗を生じて、上部体3と下部体4との相対回転を邪魔するおそれが出てくる。そこで、逃がしスペースSの天井部分が過大とならないように、逃がしスペースS以外の部分(隣)に高天井部15eを形成させるのが好適となる。
この場合、逃がしスペースSの天井部分と、高天井部15eとの繋ぎ部分には傾斜部15fを設けて、下フック部材16の抜止部16aを高天井部15e側へ脱出させやすくすることが推奨される。
次に、カゴ本体2において上部体3と下部体4とを分離させる際などに、これら上部体3と下部体4との間に相対回転力を発生させる構造について説明する。この相対回転力は、餌カゴ1の飛翔時や水中沈下時と、餌カゴ1の水中浮上時との間で、逆の回転方向となるように発生させるものである。
すなわち、餌カゴ1の飛翔時や水中沈下時には、下フック部材16の抜止部16aと上フック部材15の抜止部15cとの上下係合状態が、決して解除されないような(係合量を増やす向きに)回転を発生させる。これに対して餌カゴ1の水中浮上時には、下フック部材16の抜止部16aと上フック部材15の抜止部15cとの上下係合状態が確実に解除されるような(係合量を減らす向きに)回転を発生させる。
具体的には、図1及び図2に示すように、上部体3の外面には第1整流部材32と第2整流部材33とが設けられ、下部体4の外面には第3整流部材31が設けられたものとしてある。
第1整流部材32及び第2整流部材33は、上部体3に対して同一方向に回転力を生起させるものである。このうち、第1整流部材32は、カゴ部分2cの外周から波板状に突出する旋回羽根として形成されている。本第1実施形態では、カゴ部分2cの周方向に均等間隔をおいて複数(図3(c)に示すように60°間隔で6つ)設けてある。
また、第2整流部材33は、蓋部分2aの円錐外面から三角板状に突出する旋回羽根として形成されている。本第1実施形態では、蓋部分2aの周方向に均等間隔をおいて複数(図1、図2に示すように90°間隔で4つ)設けてある。
これに対し、第3整流部材31は、下部体4に対して、上部体3とは逆方向の回転力を生起させるものである。この第3整流部材31は、底部分2bの外面を蛇行溝状に窪ませた旋回凹部として形成されている。本第1実施形態では、底部分2bの周方向に均等間隔をおいて複数(図3(a)(b)に示すように90°間隔で4つ)設けてある。
第1整流部材32及び第2整流部材33は、下部体4が先行する飛翔時に受ける風圧や水中沈下時に受ける水圧などの流体抵抗を作用源として、上フック部材15の抜止部15cが下フック部材16の抜止部16aと上下係合する場合の係合量を増やす方向で回転力(図5(a)の右方向)を生じさせる。
しかし、第1整流部材32及び第2整流部材33は、上部体3が先行する水中浮上時に受ける水圧による水抵抗を作用源とするときには、上フック部材15の抜止部15cが下フック部材16の抜止部16aと上下係合する場合の係合量を減らす方向で回転力(図5(c)の左方向)を生じさせる。
これに対し、第3整流部材31は、下部体4が先行する飛翔時に受ける風圧や水中沈下時に受ける水圧などの流体抵抗を作用源として、下フック部材16の抜止部16aが上フック部材15の抜止部15cと上下係合する場合の係合量を増やす方向で回転力(図5(a)の左方向)を生じさせる。
しかし、第3整流部材31は、上部体3が先行する水中浮上時に受ける水圧による水抵抗を作用源とするときには、下フック部材16の抜止部16aが上フック部材15の抜止部15cと上下係合する場合の係合量を減らす方向で回転力(図5(c)の右方向)を生じさせることになる。
従って、これら第1、第2整流部材32,33と第3整流部材31との共同作用として、下部体4が先行する飛翔時や水中沈下時には、上部体3及び下部体4に接合方向の回転
力を付与させ、両者が決して分離しないように保持できることになる。一方で、上部体3が先行する水中浮上時には、上部体3及び下部体4に分離方向の回転力を付与させ、両者が確実に分離させるようになる。
次に、本発明に係る餌カゴ1について、その使用状況を説明する。なお、以下で説明する使用状況は、餌カゴを用いた「遠投カゴ釣り」のものであるが、本発明の餌カゴの使用方法は「遠投カゴ釣り」以外の釣りにも適用できる。
図1及び図2に示すように、カゴ本体2を上部体3と下部体4とに分離させ、離間保持材7によって許容される離間距離で両者を離反させる。この状態で上部体3のカゴ部分2c内に所定量のコマセ等を入れ、その後、上部体3と下部体4とを相互接近させる。このとき、図5(c)に示すように、下部体4における下フック部材16の抜止部16aを、上部体3における上フック部材15の嵌合口15bへ通過させ、凹ませ部分15a内へ嵌め入れる。
そして、上部体3と下部体4とを相対逆となる方向へ回転させて、抜止部15c,16aが上下に平行しつつ並ぶようにさせ(図5(b)参照)、係合させる(図5(a)参照)。これにより、上部体3と下部体4とが分離不能な連結状態に保持されることになる。
この連結状態下において、抜止部15c,16aは、互いの回り止め突起15d,16cが噛み合うようになっているため、上部体3と下部体4は回り止めされ、その連結状態は維持される。加えて、回り止め突起15d,16cの噛合は、直角三角形の垂直辺同士による当接となっていることから、極めて安定且つ強固な噛合状態となっており、噛合が外れるようなことは殆ど無い。
かかる準備が完了した状態で、竿を振って狙ったポイントへ向けて仕掛けを送り込む。仕掛けが空中にあるとき、餌カゴ1は下部体4が先行する姿勢で飛翔するようになる(図4(a)参照)。このとき、第1、第2整流部材32,33と第3整流部材31との共同作用として、抜止部15c,16aが係合量を増す方向に付勢されるようになる。従って、上部体3及び下部体4に接合方向の回転力が作用することになるので、これら上部体3と下部体4とが分離することは決してない。
やがて、仕掛けがポイントの水面に着水する。この着水時に餌カゴ1に加わる衝撃で下部体4が上部体3を上方へ突き上げるような現象が生じたとしても、下フック部材16の抜止部16aが上方へ逃げる動きは、逃がしスペースSの天井部分で制限されるようになる。そのため、回り止め突起15d,16cの噛合は解除され難い状態が維持され、上部体3と下部体4との連結状態(分離不能とされる作用)が持続する。
なお、遠投の場合に竿を大振りしたときにも、竿の遠心力で上部体3が下部体4に押し付けられような現象が生ずることがあり、この現象は、着水時に下部体4が上部体3を上方へ突き上げるような現象と類似する。加えて、遠投時に餌カゴ1に大きな風圧が作用したり、深いタナを狙った際に餌カゴ1に水圧変化が生じたりした場合も、類似の現象が起こることがある。これらの現象に対し、下フック部材16の抜止部16aが逃がしスペースSの天井部分で制限されることになり、もって、上部体3と下部体4との連結状態(分離不能とされる作用)が持続する、という点は同じである。
餌カゴ1が着水後に水中沈下する際には、前記した飛翔時と同じであり、第1、第2整流部材32,33と第3整流部材31との共同作用として、上部体3及び下部体4に接合方向の回転力が作用する。従って、上部体3と下部体4とが分離することがないことも、前記した飛翔時と同様である。
餌カゴ1が狙ったタナへ到達した後は、竿をしゃくって餌カゴ1を水中で上下に動かし、コマセを放出する。具体的には、コマセは次のような動作によって放出される。
まず、餌カゴ1を浮上方向(上方)に引き上げているときは、離間保持材7を介して下部体4に上方への移動力が加えられ、この下部体4が上部体3を押し上げる状態となる。これにより、餌カゴ1は上部体3が先行する姿勢で浮上方向に移動する。そのため、下部体4の抜止部16aが上部体3の抜止部15cから離れて上昇を開始し(図5(b)参照)、やがては下部体4の抜止部16aが逃しスペースSの天井部に接触する状態に至り、結果として抜止部15c,16aの相互間では回り止め突起15d,16cの噛合状態が
一旦解除される。
また、このように餌カゴ1が浮上方向に移動しているとき、前記したように上部体3及び下部体4には第1、第2整流部材32,33と第3整流部材31との共同作用として分離方向の回転力(飛翔時や水中沈下時とは反対方向の回転力)が作用する。そのため、下部体4の抜止部16aが逃しスペースSの天井部分に接触した状態のままで、抜止部15c,16aに対して、互いの係合量を減らす方向へ回転力が作用することになる。
これにより、回り止め突起15d,16cの噛合刃数が1ピッチ以上、ズレを起こす(外れる)ことになり、場合によっては(例えば、回り止め突起15d,16cの噛合刃数が少ない場合等では)、回り止め突起15d,16cの噛合が完全に解除されることもある。
竿をしゃくり上げた量に匹敵して餌カゴ1が浮上を終えると(しゃくり終わった時点で)、下部体4は再び沈下方向(下方)への移動に転じる。従って、この下部体4の沈下に伴い、離間保持材7を介して上部材3も沈下方向へ引き下げられる。この段階で、既に回り止め突起15d,16cの噛合が完全に解除されていれば、上部体3と下部体4とは、図5(c)に示すように確実に係合状態を解除されるようになる。
しかし、回り止め突起15d,16cが、互いの噛合刃数をまだ残していた場合(1ピッチ以上のズレを起こしただけの場合)では、このズレ状態のまま再び噛み合うようになる。そこで、竿のしゃくりを2〜3回繰り返すようにすることで、回り止め突起15d,16cの噛合を完全に解除させることができ、結果として上部体3と下部体4との係合状態を確実に解除できることになる。
このようにして抜止部15c,16aの係合状態が解除されることで、上部体3と下部体4とは確実に分離することになり、図4(b)に示すように、狙ったタナの少し上方(浅い位置)となる最適な水深で、上部体3内(カゴ部分2c)からコマセ等が放出されるようになる。
以上、詳説したところから明らかなように、本発明に係る餌カゴ1は、狙ったタナに到達するまでは第1、第2整流部材32,33及び第3整流部材31を用いて得られる水流を上部体3と下部体4との係合に用い、狙ったタナに到達してからは水流を上部体3と下部体4との係合解除に用いるものとなっている。それゆえ、簡単な構造でありながら、狙ったタナに到達するまでコマセを放出しないように維持し、且つ狙ったタナ到達後にはコマセを確実に放出することができ、良好な釣果を得ることを可能としている。
また、本発明に係る餌カゴ1は、上述した第1、第2整流部材32,33及び第3整流部材31とを設けるだけで良いので、構造の簡潔化が図れ、もって故障や破損の防止や高コスト化の抑制が可能となっている。
図6は、本発明に係る餌カゴ1の第2実施形態で採用した下部体4を示している。この下部体4では、第3整流部材31が、底部分2bの外周から波板状に突出する旋回羽根として形成されている点で、第1実施形態と異なっている。
本第2実施形態では、底部分2bの周方向に均等間隔をおいて複数(90°間隔で4つ)設けてある。
ところで、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、発明の本質を変更しない範囲で各部材の形状、構造、材質、組み合わせなどを適宜変更可能である。また、今回開示された実施形態において、明示的に開示されていない事項、例えば、構造物の材種、各種パラメータ、構成物の寸法、重量、体積などは、当業者が通常実施する範囲を逸脱するものではなく、通常の当業者であれば、容易に想定することが可能な事項を採用している。
例えば、本発明に係る餌カゴ1は、上述した「遠投カゴ釣り」などの投げ釣りだけでなく、「天秤フカセ釣り」、「ビシ釣り」などの船釣りや磯釣りにも用いることができる。
例えば、カゴ本体2において、カゴ部分2cは円筒形である必要はなく、楕円筒形や角筒形などとしてもよい。また、蓋部分2aや底部分2bについても、第1実施形態で示した形状よりもそれぞれ、上下方向に延ばした形状にするなど、適宜変更可能である。
上部体3の上フック部材15は、上部体3の下端部(開口部5の開口周部)からL形に
下方突出するものとして形成してもよい。また、下部体4において、下フック部材15のバックアップとして設けた壁リブ6は省略することも可能である。すなわち、下部体4の上端部から下フック部15が倒立したL形に上方突出するように形成することができる。
但し、上フック部材15の下方突出や、下フック部材16の上方突出を採用すると、上フック部材15や下フック部材16の破損や、釣糸(道糸8aや幹糸8b)の絡まりが発生するおそれも生じるので、この点で、第1実施形態で示した構造が推奨される。
上フック部材15の回り止め突起15dや、下フック部材16の回り止め突起16cは、直角三角形とする他、二等辺三角形や台形、正方形、長方形、半円形、波形など、種々の形状としてもよい。また、上フック部材15における抜止部15cの上面や、下フック部材16における抜止部16aの下面に、互いの接触抵抗を高めるような粗面を形成するだけとしてもよいし、そもそも回り止め突起15d,16cを省略することも可能である。
第1、第2整流部材32,33や第3整流部材31を旋回羽根とする場合、直線的に傾斜した板やスクリュウ翼などとして形成することが可能である。旋回凹部とする場合も、直線的に傾斜した溝として形成することが可能である。
なお、第1、第2整流部材32,33や第3整流部材31において、それらによって発生される回転力が全て逆となるように設定することが可能である(旋回羽根や旋回凹部の傾斜方向を第1実施形態とは逆にすればよい)。この場合は、上部体3の上フック部材15や下部体4の下フック部材16についても、周方向で逆向きに形成すればよいものである。
下部体4に対してウエイト10を設けることは限定されるものではなく、ウエイト10を省略し、代わりに幹糸8bへウエイト10を別付けしてもよい。
1 餌カゴ
2 カゴ本体
2a 蓋部分
2b 底部分
2c カゴ部分
3 上部体
4 下部体
5 開口部
6 壁リブ
7 離間保持材
7a 上連結部
7b 下連結部
7c ストッパ部
8a 道糸
8b 幹糸
10 ウエイト
12 連結機構
15 上フック部材
15a 凹ませ部分
15b 嵌合口
15c 抜止部
15d 回り止め突起
15e 高天井部
15f 傾斜部
16 下フック部材
16a 抜止部
16b 回転制限部
16c 回り止め突起
21 第1貫通孔
22 第2貫通孔
23 第3貫通孔
24 第4貫通孔
31 第3整流部材
32 第1整流部材
33 第2整流部材

Claims (3)

  1. 上下両端部を閉じられたコマセ入れ用のカゴ本体が上下に分離可能とされ且つ分離後の上部体と下部体との間に離間状態を保持する離間保持材が設けられた餌カゴにおいて、
    前記上部体及び下部体の互いの分離部分には上部体と下部体との相対回転で接合しこの接合時とは逆回転で分離する連結機構が設けられており、
    前記上部体及び前記下部体の外面には、下部体が先行する飛翔時及び/又は水中沈下時に受ける流体抵抗で上部体及び下部体に接合方向の回転力を生じさせると共に上部体が先行する水中浮上時に受ける水抵抗で上部体及び下部体に分離方向の回転力を生じさせる整流部材が設けられ
    前記連結機構は、
    前記上部体の分離部分において周方向に離れて設けられた複数の上フック部材と、
    前記下部体の分離部分において前記上部体の各上フック部材に対応する配置で設けられた複数の下フック部材と、を有したものであって、
    前記上フック部材及び下フック部材は、上部体と下部体との接合時に上下方向で係合する周方向に長い抜止部を有している
    ことを特徴とする餌カゴ。
  2. 前記整流部材は、前記カゴ本体の外面から突出させた旋回羽根又は前記カゴ本体の外面を窪ませることで形成した旋回凹部であることを特徴とする請求項1記載の餌カゴ。
  3. 前記上フック部材における抜止部の上面及び下フック部材における抜止部の下面には、互いの係合時に回転方向で噛合する回り止め突起が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の餌カゴ。
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