JP5271017B2 - ブロー成形装置 - Google Patents

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Description

本発明は、熱可塑性合成樹脂製のブロー成形品を成形するブロー成形装置に関するものであり、特に、熱可塑性合成樹脂部材をブロー成形することにより外壁が形成され、内部に内蔵部品を有するブロー成形装置に関するものである。
従来、中空状のブロー成形品、例えば、自動車用等の燃料タンクの構造としては、金属製のものが用いられていたが、近年、車両の軽量化や、錆が発生しないこと、所望の形状に成形しやすいことなどによって中空状の熱可塑性合成樹脂製のものが用いられるようになってきた。
熱可塑性合成樹脂製の中空状の製品の製造は、中空体を成形することの容易性からブロー成形方法が多く用いられてきた。ブロー成形方法では、溶融した熱可塑性合成樹脂部材のパリソンを円筒状にして上から押出して、そのパリソンを金型で挟みパリソン中に空気を吹き込み、中空体を製造していた。
一方、ブロー成形方法においても、ブロー成形品、例えば、燃料タンクの内部にバルブ類や燃料の流動音を抑制するためのバッフルプレート等の内蔵部品を設けることが求められている。
そこで、燃料タンクの内部に内蔵部品を設けるには、図12〜図15に示すような製造装置を使用している(例えば、特許文献1参照。)。
その製造装置は、まず、図12に示すように、パリソン208がブロー成形金型240内に入る前に内蔵部品220を内蔵部品保持装置の保持棒241に載せて、ブロー成形金型240を開いて、その内部に位置させる。その後、ブロー成形金型240を開いたままで、パリソン208を下降させて、パリソン208の内部に内蔵部品220が位置するようにする。
その後、図13に示すように、ブロー成形金型240を閉じる前に、ブロー成形金型240の両側からスライドコア242を出し、パリソン208を押圧して、パリソン208を内蔵部品220の側端に押付ける。このとき、パリソン208の内面はまだ固化していないので、パリソン208と内蔵部品220の側端は、融着することができる。
さらに、図14に示すように、内蔵部品保持装置の保持棒241を下降させて、ブロー成形金型240を閉じて、スライドコア242でパリソン208を押えて、内蔵部品220を保持して、ブローピン244をパリソン208に突き刺して、吹き込み手段243から空気を吹き込み、ブロー成形を行う。
そして、図15に示すように、パリソン208をブロー成形金型240のキャビティーの内面に押圧して、中空体を形成する。
このとき、図13に示すように、ブロー成形金型240を開いた状態でスライドコア242により内蔵部品220を保持して、図14に示すように、ブロー成形金型240を閉じた状態まで、内蔵部品220を保持し続けるために、ブロー成形金型240が閉じられるのに合わせて、スライドコア駆動手段245により、スライドコア242を徐々にキャビティー内から後退させる必要があった。そのため、ブロー成形金型240に別に、スライドコア駆動手段245を設ける必要があり、設備のコストと維持費用が多く必要であった。
特開平6−143396号公報
そのため、本発明は、内蔵部品を有するブロー成形品の製造において、簡単な設備でブロー成形品の内部の所定位置に確実に内蔵部品を保持することができるブロー成形装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1の本発明は、内部に内蔵部品を取付けられたブロー成形品を成形するブロー成形装置において、
ブロー成形装置は、ブロー成形品の外壁を成形するブロー成形金型と、ブロー成形品内に内蔵部品を取付けるために、ブロー成形金型の開閉部に内蔵部品を保持する内蔵部品保持装置を有し、
ブロー成形金型は、パーティングラインで2つに分割して形成された型を有し、開閉面にブロー成形品を形成するキャビティーが形成され、パリソンを挟持してキャビティーでブロー成形品の外壁を成形し、
内蔵部品保持装置は、内蔵部品を保持する保持棒を設け、保持棒はブロー成形金型が開いたときに、ブロー成形金型が開いたキャビティーに対向する位置に内蔵部品を保持し、ブロー成形金型が閉じたときにパリソンの内部に内蔵部品が位置し、パリソンが挟持された後に、ブロー成形金型から抜け出るように進退自在に構成され、
ブロー成形金型のパーティングラインで2つに分割して形成された型は、型締め時に内蔵部品とパリソンを挟持することができる位置にそれぞれスライドコアをキャビティーに対して進退自在に設けるとともに、型締め時にブロー成形金型のパーティングラインで2つに分割して形成された型が互いに当接する当接面にそれぞれ駆動制御ピンを設け、駆動制御ピンとスライドコアを連結部で連結し、駆動制御ピンによりそれぞれスライドコアを駆動させ、
ブロー成形金型を締めるときに、ブロー成形金型の型締め速度と、スライドコアがキャビティー内部から後退してキャビティー面に戻る速度を同じにしたことを特徴とするブロー成形装置である。
請求項1の本発明では、ブロー成形装置は、ブロー成形品の外壁を成形するブロー成形金型と、ブロー成形品内に内蔵部品を取付けるために、ブロー成形金型の開閉部に内蔵部品を保持する内蔵部品保持装置を有している。このため、ブロー成形において、ブロー成形金型の内部で、ブロー成形品の外壁を形成するパリソン内部の所定位置に内蔵部品を取付けることができる。
ブロー成形金型は、パーティングラインで2つに分割して形成された型を有し、開閉面にブロー成形品を形成するキャビティーが形成され、パリソンを挟持してキャビティーでブロー成形品の外壁を成形している。このため、パリソンをブロー成形金型のキャビティー部分で挟持して、パリソンを膨らませて所望の形状のブロー成形品を成形することができる。
内蔵部品保持装置は、内蔵部品を保持する保持棒を設け、保持棒はブロー成形金型が開いたときに、ブロー成形金型が開いたキャビティーに対向する位置に内蔵部品を保持し、ブロー成形金型が閉じたときにパリソンの内部に内蔵部品が位置し、パリソンが挟持された後に、ブロー成形金型から抜け出るように進退自在に構成されている。このため、ブロー成形金型の開いたときに、ブロー成形金型のキャビティーの位置に内蔵部品を保持し、ブロー成形金型に挟持されたパリソンの内部に内蔵部品を取り付けた後に、パリソンの開口部を確実に塞ぐことができる。
ブロー成形金型のパーティングラインで2つに分割して形成された型は、型締め時に内蔵部品とパリソンを挟持することができる位置にそれぞれスライドコアをキャビティーに対して進退自在に設けた。このため、内蔵部品をパリソン内の所定の位置に保持して、型締め時にパリソンを内蔵部品に溶着することができる。
パーティングラインで2つに分割して形成されたブロー成形金型の型のそれぞれに駆動制御ピンを設けたため、型締め時にブロー成形金型の移動に合わせてそれぞれの2つの型に設けられた駆動制御ピンを同様に移動させることができる。
駆動制御ピンとスライドコアを連結部で連結し、駆動制御ピンによりそれぞれスライドコアを駆動させたため、駆動制御ピンの動きを連結部でスライドコアに伝えて、スライドコアを駆動させることができ、スライドコアの駆動装置を簡単にすることができ、ブロー成形金型の型締めに合わせて駆動制御も容易である。
ブロー成形金型を締めるときに、ブロー成形金型の型締め速度と、スライドコアがキャビティー内部から後退してキャビティー面に戻る速度を同じにしたため、型締め時に、ブロー成形金型が移動しても、両側のスライドコアが内蔵部品を一定の間隔で保持し続けることができ、パリソン内に内蔵部品を安定して保持することができる。
請求項2の本発明は、パーティングラインで2つに分割して形成された上記ブロー成形金型の型のそれぞれに取付けられた上記駆動制御ピンは、ブロー成形金型の当接面から突出して設けられ、ブロー成形金型を締めるときに、スライドコアが内蔵部品とパリソンを挟持すると同時に、駆動制御ピンの先端が互いに当接して、ブロー成形金型の片側の型締め速度と同じ速度で記駆動制御ピンとスライドコアが連動して、同じ速度でキャビティー内から後退するブロー成形装置である。
請求項2の本発明では、パーティングラインで2つに分割して形成されたブロー成形金型の型のそれぞれに取付けられた上記駆動制御ピンは、ブロー成形金型の当接面から突出して設けられ、ブロー成形金型を締めるときに、スライドコアが内蔵部品とパリソンを挟持すると同時に、駆動制御ピンの先端が互いに当接している。このため、スライドコアが内蔵部品とパリソンを挟持すると同時に駆動制御ピンにより後退することができる。
内蔵部品とパリソンを挟持して、ブロー成形金型の片側の型締め速度と同じ速度で駆動制御ピンとスライドコアが連動して、同じ速度でキャビティー内から後退するため、スライドコアの後退をブロー成形金型の移動と同期させることができ、両側のスライドコアが内蔵部品を一定の間隔で保持し続けることができるとともに、スライドコアの駆動装置を簡単にすることができる。
請求項3の本発明は、ブロー成形金型のパーティングラインで2つに分割して形成された型のそれぞれに取付けられた駆動制御ピンは、ブロー成形金型の当接面から突出して設けられ、ブロー成形金型を締めるときに、スライドコアが上記内蔵部品とパリソンを挟持すると同時に、一方の型に取付けられた駆動制御ピンの先端がブロー成形金型のパーティングラインで2つに分割して形成された他方の型の当接面に当接して、他方の型に取付けられた駆動制御ピンの先端がブロー成形金型のパーティングラインで2つに分割して形成された一方の型の当接面に当接して、
それぞれの型に取付けられた駆動制御ピンの後退速度に対するスライドコアの後退速度を半分に減少させる減速機構を有する連結部によりブロー成形金型の片方の型締め速度と同じ速度でスライドコアをキャビティー内部から後退してキャビティー面に戻すブロー成形装置である。
請求項3の本発明では、ブロー成形金型のパーティングラインで2つに分割して形成された型のそれぞれに取付けられた駆動制御ピンは、ブロー成形金型の当接面から突出して設けられ、ブロー成形金型を締めるときに、スライドコアが内蔵部品とパリソンを挟持すると同時に、一方の型に取付けられた駆動制御ピンの先端がブロー成形金型のパーティングラインで2つに分割して形成された他方の型の当接面に当接して、他方の型に取付けられた駆動制御ピンの先端がブロー成形金型のパーティングラインで2つに分割して形成された一方の型の当接面に当接する。このため、駆動制御ピンの先端が確実に他方の型の当接面に当接するとともに、両側のスライドコアが内蔵部品とパリソンを挟持すると同時に駆動制御ピンにより後退することができる。
それぞれの型に取付けられた駆動制御ピンの後退速度に対するスライドコアの後退速度を半分に減少させる減速機構を有する連結部によりブロー成形金型の片方の型締め速度と同じ速度でスライドコアをキャビティー内部から後退してキャビティー面に戻す。このため、駆動制御ピンの後退速度と移動量がブロー成形金型の片側の動きより2倍であっても、スライドコアの後退速度と移動量をブロー成形金型の速度と同じにすることができる。
請求項4の本発明は、駆動制御ピンは、駆動制御バネにより、常に駆動制御バネが取付けられたブロー成形金型の当接面から突出する方向に付勢されているブロー成形装置である。
請求項4の本発明では、駆動制御ピンは、駆動制御バネにより、常に駆動制御バネが取付けられたブロー成形金型の当接面から突出する方向に付勢されているため、型締め時に駆動制御ピンの先端が、相互に当接するか、又は、ブロー成形金型のパーティングラインで2つに分割して形成された他方の型の当接面に互いに当接すると同時に、スライドコアがパリソンに当接することができ、ブロー成形金型の移動につれて、駆動制御ピンが移動することができる。
本件発明は、型締め時にブロー成形金型の開閉可能な2つの型が互いに当接する当接面にそれぞれ駆動制御ピンを設けたため、型締め時にブロー成形金型の移動につれて駆動制御ピンを移動させることができる。
駆動制御ピンとスライドコアを連結部で連結し、駆動制御ピンによりそれぞれスライドコアを駆動させたため、スライドコアの駆動装置を簡単にすることができ、駆動制御も容易である。
ブロー成形金型を締めるときに、ブロー成形金型の型締め速度と、スライドコアがキャビティーから後退する速度を同じにしたため、型締め時に、ブロー成形金型が移動しても、スライドコアが内蔵部品を一定の間隔で保持し続けることができる。
本発明の実施の形態のブロー成形装置について、ブロー成形品である自動車用の燃料タンク1を製造するブロー成形装置を例にとり、図1〜図11に基づき説明する。
図1は、本発明の実施の形態のブロー成形装置により製造された燃料タンク1の斜視図である。
図2は、本発明の実施の形態のブロー成形装置の断面図である。図3〜図6は、本発明の実施の形態のブロー成形装置のスライドコアと駆動制御ピンがブロー成形品を製造する工程での動きを示す、ブロー成形金型の部分断面図である。図7〜図11は、本発明の実施の形態のブロー成形装置のスライドコアと駆動制御ピンがブロー成形品を製造する工程での動きを示す、他の実施の形態のブロー成形金型の部分断面図である。
本発明の実施の形態において、ブロー成形装置で製造される燃料タンク1は、図1に示すように、その燃料タンク1に燃料ポンプ(図示せず)等を出し入れするためにポンプユニット取付孔4が上面に形成されている。また、燃料タンク1の側面又は上面には、インレットパイプ(図示せず)から燃料を注入する燃料注入孔5が形成されている。
また、燃料タンク1の周囲には外周リブ2が全周に亘り形成されており、外周リブ2のコーナー部等の所定箇所には、数箇所に亘り取付用孔3が形成され、取付用孔3と車体をボルト締めすることにより、燃料タンク1を車体に取付けている。
さらに、燃料タンク1の上面には、内部の燃料蒸気を回収するホース等を接続する各所の取付孔6が形成されている。
本実施の形態において製造される燃料タンク1は、後述するブロー成形の製造装置で製造されるが、燃料タンク1の外壁は、ブロー成形で形成され、その外壁は、1層又は多層で形成され、多層の場合は、例えば、外側から順に表皮層、外部本体層、外部接着剤層、バリヤ層、内部接着剤層及び内部本体層から形成されている。
燃料タンク1の内部には、例えば、燃料タンク1の補強のための柱や、燃料の波うちを防止して、波うち音の発生を防止することができるための仕切り板や、燃料ポンプ、キャニスター等を取付ける箱状物等が内蔵部品10として取付けられている。
内蔵部品10は、ポリアセタール、高密度ポリエチレン(HDPE)等の耐燃料油性の熱可塑性合成樹脂で形成することができる。これにより燃料タンク1の強度を向上させることができるとともに、燃料タンク1の内部に取付けられても、燃料油による膨潤等で剛性が低下することがない。
本発明の第1の実施の形態であるブロー成形装置と、その装置を使用したブロー成形による燃料タンク1の製造方法を、図2〜図6に基づき説明する。
まず、図2に基づきブロー成形装置の説明をする。ブロー成形装置は、ブロー成形金型20と内蔵部品保持装置40から構成されている。
ブロー成形金型20は、パーティングラインで2つに分割して形成され、ブロー成形金型移動装置(図示せず)で左右に開くことが可能なようにスライドされる。ブロー成形金型20は、内部に燃料タンク1を形成するキャビティー22が形成されている。更に、左右のブロー成形金型20のキャビティー22に対応する部分にはそれぞれスライド可能なスライドコア26が設けられている。
スライドコア26は、スライドコア26が後退したときにキャビティー22の内面の一部を形成し、キャビティー22内に進出したときに後述する内蔵部品10とパリソン8を保持可能なスライドコア頭部26aと、スライドコア頭部26aから一体に延設されブロー成形金型20の金型中央部25を貫通して、ブロー成形金型20を摺動可能に形成されたスライドコア脚部26bから構成されている。金型中央部25以外の場所にもスライドコア26を設けることができる。
パーティングラインで2つに分割して形成されたブロー成形金型20は、型締め時に、キャビティー22の周囲で互いに当接する。図2においては、ブロー成形金型20の金型上部23の上部当接面23aと、下部金型24の下部当接面24aで当接している。パーティングラインで2つに分割して形成されたブロー成形金型20それぞれの上部当接面23aに、それぞれ駆動制御ピン28が設けられている。
駆動制御ピン28は、金型上部23を貫通して取付けられて、駆動制御バネ29により常にブロー成形金型20の上部当接面23aから突出する方向に付勢されている。このため、型締め時にそれぞれの金型上部23に設けられた駆動制御ピン28の先端が、相互に当接することができる。そして、駆動制御ピン28の先端が互いに当接すると同時に、スライドコア26がパリソンに当接する。
駆動制御ピン28の後端とスライドコア26のスライドコア脚部26bは、ブロー成形金型20の裏面において、連結部27により連結されている。連結部27により駆動制御ピン28の前進と後退の動きとスライドコア26の前進と後退の動きとが一致することができる。
内蔵部品保持装置40には、内蔵部品10を保持する内蔵部品保持棒41が設けられ、この内蔵部品保持棒41を上下にスライドさせる保持棒スライド機構42が設けられている。内蔵部品保持棒41により、内蔵部品10をキャビティー22内に保持して、ブロー成形金型20のキャビティー22の位置に内蔵部品10を位置させ、パリソン8がブロー成形金型20のキャビティー22内に下降したときに、パリソン8内に内蔵部品10を挿入し、ブロー成形品である燃料タンク1内に取付けることができる。内蔵部品保持棒41は、複数本設けることができる。
ブロー成形金型20が閉じてパリソン8の内部に内蔵部品10が位置し、パリソン8がブロー成形金型20に挟持された後に、内蔵部品保持棒41は、ブロー成形金型20から抜け出るように進退自在に構成されている。ブロー成形金型20に挟持されたパリソン8に内蔵部品10をパリソン8の内部に取り付けた後に、後述するように、ブロー成形金型20を閉じて、パリソン8の開口部を確実に塞ぐことができる。
次に図3〜図6に基づき、本発明のブロー成形装置を使用したブロー成形品である燃料タンク1の製造方法を説明する。
まず、図3に示すように、ブロー成形金型20を開き、上記のように内蔵部品10を内蔵部品保持棒41に保持して、保持棒スライド機構42により内蔵部品10をブロー成形金型20が開いた内部のキャビティー22の部分に位置させる。そして、パリソン8を下降させて、内蔵部品10をパリソン8の内部に位置させる。
パーティングラインで2つに分割して形成されたブロー成形金型20のそれぞれに取付けられた駆動制御ピン28は、ブロー成形金型20の上部当接面23aから突出して設けられている。また、スライドコア26もキャビティー22の面からキャビティー22内に突出して設けられている。
そして、図4に示すように、ブロー成形金型20を若干閉じるとともに、スライドコア26がパリソン8と内蔵部品10を挟持すると同時に、駆動制御ピン28の先端が互いに当接する。スライドコア26は、内蔵部品10と対応する位置に設けられているので、パリソン8と内蔵部品10とを2本のスライドコア26で挟むように押圧することができる。そして、2本のスライドコア26で、パリソン8を内蔵部品10に押圧することができる。スライドコア26は、パーティングラインで2つに分割して形成されたブロー成形金型20のそれぞれに少なくとも1本は設けられているが、内蔵部品10の形状に合わせて2本以上設けてもよい。
そして、駆動制御ピン28とスライドコア26が連結部27で連結され、駆動制御ピン28の動きとスライドコア26の動きが連動するように取付けられている。このため、ブロー成形金型20が閉る方向に移動すると、スライドコア26がパリソン8に当接したまま同時に駆動制御ピン28により後退することができる。
両方のブロー成形金型20から突出するように設けられた2本のスライドコア26は、内蔵部品10とパリソンを挟持して、ブロー成形金型20の型締め速度と同じ速度と移動量で駆動制御ピン28とスライドコア26が連動して、同じ速度と移動量でキャビティー22内から後退する。このため、スライドコア26の後退をブロー成形金型20の型締め方向への移動と同期させることができ、スライドコア26が内蔵部品10を一定の間隔で保持し続けることができる。このため、内蔵部品10とパリソン8を密着させたまま、型締めすることができる。このようにして、型締めに同期したスライドコア26の駆動装置を簡単にすることができる。
そうすると、パリソン8の内面はまだ溶融状態にあるため、パリソン8は、内蔵部品10に押圧されて、内蔵部品10とパリソン8が融着することができる。このとき、内蔵部品10は、内蔵部品保持棒41およびスライドコア26により保持されているので、内蔵部品10は、燃料タンク1の外壁の内面の所定の位置に確実に取付けられることができる。
その後、図5に示すように、内蔵部品10を2本のスライドコア26により保持したままで、内蔵部品保持棒41を保持棒スライド機構42により下降させて、ブロー成形金型20から抜き、ブロー成形金型20を閉じて、パリソン8を閉じる。これにより、内蔵部品保持棒41により生じたパリソン8の先端部の孔を塞ぐことができる。なお、このときブロー成形金型20を閉じ代わりに、ブロー成形金型20の外部に設けたピンチ板を閉じることにより、パリソン8の先端部の孔を塞ぐこともできる。
さらに、ブロー成形金型20をさらに閉じて、スライドカッター(図示せず)でパリソン8を切断する。このとき、ブロー成形金型20は完全に閉じてなく、若干開いたままでもよい。ブロー成形金型20を閉じるときには、スライドコア26は、そのままパリソン8と内蔵部品10を押圧続ける。これにより、内蔵部品10を所定位置に保持し続けることができる。
その後さらに、図6に示すように、ブロー成形金型20を完全に閉じる。これによりパリソン8の先端と後端は、ブロー成形金型20により完全に閉じられることができる。このとき、スライドコア26の先端面とブロー成形金型20のキャビティー22内面とは同一平面になることができる。そして、さらにエアノズル(図示せず)からパリソン8の内部に空気を吹き込み、パリソン8の外面をブロー成形金型20に完全に押圧して、ブロー成形品である燃料タンク1の形状を完全に形成する。そして、エアノズルから空気を吹き込み、エア抜きから空気を取出して、パリソン8の内部に空気を循環させてブロー成形を完了する。その後、ブロー成形金型20を開き、燃料タンク1を取出す。
第1の実施態様に使用するブロー成形金型20は、図7に示すように、パーティングラインで2つに分割して形成された金型の金型上部23のそれぞれの面に駆動制御ピン28が設けられ、駆動制御ピン28同士が互いに当接するため、ブロー成形金型20の移動速度と、駆動制御ピン28の移動速度は同じである。そのため、駆動制御ピン28とスライドコア26は、連結部27で固定されているので、ブロー成形金型20の移動速度とスライドコア26の後退速度を同じにすることができる。
次に、第2の実施態様について、図8に基づき説明する。
第2の実施の形態に使用するブロー成形金型20は、パーティングラインで2つに分割して形成された2金型の金型上部23のそれぞれの面に駆動制御ピン28が設けられ、駆動制御ピン28同士は互いに当接せずに、ブロー成形金型20を締めるときに、駆動制御ピン28の先端がブロー成形金型20の開閉可能な2つの他方の型の上部当接面23aに互いに当接するようにする。そして、スライドコア26がパリソン8と内蔵部品10を挟持すると同時に、駆動制御ピン28の先端が他方の型の上部当接面23aに当接する。このため、駆動制御ピン28の先端が確実に他方の型の上部当接面23aに当接するとともに、スライドコア26がパリソン8と内蔵部品10を挟持して、駆動制御ピン28により後退することができる。
この場合には、2つに分離して形成されたそれぞれのブロー成形金型20は、同じ速度で互いに接近するため、駆動制御ピン28の後退速度と移動量は、型締め速度と2倍の速度と移動量で後退する。そのため、スライドコア26が内蔵部品10を保持するためには、スライドコア26の移動速度と移動量を駆動制御ピン28のそれよりも半分にする必要がある。
そこで、連結部27は、その先端がブロー成形金型20に連結部取付ピン30で回動可能に取付けられ、連結部27の他方の先端に駆動制御ピン28の後端を取付けて、連結部27の中央部、即ち、連結部27の半分の長さのところに、スライドコア26のスライドコア脚部26bを取付ける。そうすると、連結部27は、駆動制御ピン28の速度と移動量を半減して、スライドコア26に伝えて、ブロー成形金型20の型締め速度と同じ速度と移動量でスライドコア26をキャビティー内から後退させる。このため、駆動制御ピン28の後退速度と移動量がブロー成形金型20の動きより2倍であっても、スライドコア26のスライドコア頭部26aが内蔵部品10とパリソン8を挟持して、保持し続けることができる。
次に、第3の実施態様について、図9に基づき説明する。
第3の実施態様では、パーティングラインで2つに分割して形成されたブロー成形金型20の金型上部23のそれぞれの面に駆動制御ピン28が設けられ、駆動制御ピン28同士は互いに当接せずに、ブロー成形金型20を締めるときに、駆動制御ピン28の先端が、ブロー成形金型20の開閉可能な2つの他方の型の上部当接面23aに互いに当接するようにすることは、第2の実施態様と同じである。
そのため、第3の実施態様は、スライドコア26の移動速度と移動量を、駆動制御ピン28の移動速度と移動量よりも半分にする必要があるが、その方法は、駆動制御ピン28の後端付近に連結部駆動ギヤ31を設けるものである。連結部駆動ギヤ31は、同軸上に大小2つのギヤが密着して設けられ、大きいほうのギヤの歯数は、小さいほうのギヤの歯数の2倍である。
駆動制御ピン28の後端付近に、大きいほうのギヤとかみ合うギヤを設け、連結部27の先端に、小さいほうのギヤとかみ合うギヤを設ける。そうすると、連結部駆動ギヤ31は、駆動制御ピン28の速度と移動量を半減して、連結部27に伝えて、スライドコア26は、ブロー成形金型20の型締め速度と同じ速度と移動量でキャビティー22内から後退する。このため、駆動制御ピン28の後退速度と移動量がブロー成形金型20の動きより2倍であっても、スライドコア26のスライドコア頭部26aが内蔵部品10とパリソン8を挟持して、保持し続けることができる。
次に、第4の実施態様について、図10に基づき説明する。
第4の実施態様では、第2の実施態様と第3の実施態様と同様に、駆動制御ピン28の先端が、ブロー成形金型20の開閉可能な2つの他方の型の上部当接面23aに互いに当接する。そのため、第4の実施態様は、スライドコア26の移動速度と移動量を、駆動制御ピン28の移動速度と移動量よりも半分にする必要があるが、その方法は、駆動制御ピン28の後端付近に連結部駆動ベルト32を設けるものである。
連結部駆動ベルト32は、一方の先端が駆動制御ピン28の後端に取付けられ、他方の先端がブロー成形金型20の一部に取付けられている。連結部27の先端には、回転体32bが取付けられ、回転体32bは、連結部駆動ベルト32により回転して、回転体32bの移動につれて、後方に後退する。なお、連結部27は、駆動制御バネ29により金型の方向に付勢されている。駆動制御ピン28が後退すると、連結部駆動ベルト32は、先端が駆動制御ピン28により後方に引っ張られるが、連結部27の速度と移動量は、駆動制御ピン28の後退よりも半分に減少している。
そうすると、連結部駆動ベルト32は、駆動制御ピン28の速度と移動量を半減して、連結部27に伝えて、スライドコア26は、ブロー成形金型20の型締め速度と同じ速度と移動量でキャビティー内から後退する。このため、駆動制御ピン28の後退速度と移動量がブロー成形金型20の動きより2倍であっても、スライドコア26のスライドコア頭部26aが内蔵部品10とパリソン8を挟持して、保持し続けることができる。
次に、第5の実施態様について、図11に基づき説明する。
第5の実施態様では、第2〜4の実施態様と同様に、駆動制御ピン28の先端が、ブロー成形金型20の開閉可能な2つの他方の型の上部当接面23aに互いに当接する。そのため、第5の実施態様は、スライドコア26の移動速度と移動量を、駆動制御ピン28の移動速度と移動量よりも半分にする必要があるが、その方法は、駆動制御ピン28の後端に駆動制御ピンシリンダー34を設け、連結部27に連結部駆動シリンダー33を設けるものである。
駆動制御ピンシリンダー34の断面積は、連結部駆動シリンダー33の断面積の半分である。駆動制御ピンシリンダー34と連結部駆動シリンダー33は、連結部ホース35で連結され、駆動制御ピンシリンダー34と連結部駆動シリンダー33の内部に封入された流体を相互に移動可能としている。駆動制御ピン28の後退により、駆動制御ピンシリンダー34から流体が連結部駆動シリンダー33に送られるが、連結部駆動シリンダー33の速度と移動量は、半分に減少している。
そうすると、駆動制御ピンシリンダー34と連結部駆動シリンダー33は、駆動制御ピン28の速度と移動量を半分に減少して、連結部27に伝えて、スライドコア26は、ブロー成形金型20の型締め速度と同じ速度と移動量でキャビティー内から後退する。このため、駆動制御ピン28の後退速度と移動量がブロー成形金型20の動きより2倍であっても、スライドコア26のスライドコア頭部26aが内蔵部品10とパリソン8を挟持して、保持し続けることができる。
本発明の実施の形態である燃料タンク斜視図である。 本発明の第1の実施の形態のブロー成形装置の断面図である。 本発明の第1の実施の形態のブロー成形装置のスライドコアと駆動制御ピンがブロー成形品を製造する工程の断面図であり、パリソンがブロー成形金型内に入った状態を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の図3と同様の工程の断面図であり、駆動制御ピン同士が当接し、スライドコアが内蔵部品を挟持した状態を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の図3と同様の工程の断面図であり、駆動制御ピン同士が当接し、内蔵部品保持棒がブロー成形金型から外れた状態を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の図3と同様の工程の断面図であり、ブロー成形金型が閉じて、パリソンが膨らんで金型に密着した状態を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態のブロー成形装置のスライドコアと駆動制御ピンがブロー成形品を製造する工程での動きを示すブロー成形金型の部分断面図である。 本発明の第2の実施の形態のブロー成形装置のスライドコアと駆動制御ピンがブロー成形品を製造する工程での動きを示すブロー成形金型の部分断面図である。 本発明の第3の実施の形態のブロー成形装置のスライドコアと駆動制御ピンがブロー成形品を製造する工程での動きを示すブロー成形金型の部分断面図である。 本発明の第4の実施の形態のブロー成形装置のスライドコアと駆動制御ピンがブロー成形品を製造する工程での動きを示すブロー成形金型の部分断面図である。 本発明の第5の実施の形態のブロー成形装置のスライドコアと駆動制御ピンがブロー成形品を製造する工程での動きを示すブロー成形金型の部分断面図である。 従来の燃料タンク製造装置を示すブロー成形金型を開いた状態の断面図である。 従来の燃料タンク製造装置を示すブロー成形金型の押圧ピンをスライドさせた状態の断面図である。 従来の燃料タンク製造装置を示すブロー成形金型のブロー成形金型を閉じた状態の断面図である。 従来の燃料タンク製造装置を示すブロー成形金型の内部のパリソンに空気を吹き込む状態の断面図である。
符号の説明
1 燃料タンク
8 パリソン
10 内蔵部品
20 ブロー成形金型
22 キャビティー
23 金型上部
23a 上部当接面
26 スライドコア
27 連結部
28 駆動制御ピン
29 駆動制御バネ

Claims (4)

  1. 内部に内蔵部品を取付けられたブロー成形品を成形するブロー成形装置において、
    該ブロー成形装置は、ブロー成形品の外壁を成形するブロー成形金型と、上記ブロー成形品内に上記内蔵部品を取付けるために、上記ブロー成形金型の開閉部に上記内蔵部品を保持する内蔵部品保持装置を有し、
    上記ブロー成形金型は、パーティングラインで2つに分割して形成された型を有し、開閉面に上記ブロー成形品を形成するキャビティーが形成され、パリソンを挟持して該キャビティーでブロー成形品の外壁を成形し、
    上記内蔵部品保持装置は、上記内蔵部品を保持する保持棒を設け、該保持棒は上記ブロー成形金型が開いたときに、上記ブロー成形金型が開いた上記キャビティーに対向する位置に上記内蔵部品を保持し、上記ブロー成形金型が閉じたときに上記パリソンの内部に上記内蔵部品が位置し、上記パリソンが挟持された後に、上記ブロー成形金型から抜け出るように進退自在に構成され、
    パーティングラインで2つに分割して形成された上記ブロー成形金型は、型締め時に上記内蔵部品と上記パリソンを挟持することができる位置にそれぞれスライドコアを上記キャビティーに対して進退自在に設けるとともに、型締め時に上記ブロー成形金型のパーティングラインで2つに分割して形成された2つの型が互いに当接する当接面にそれぞれ駆動制御ピンを設け、該駆動制御ピンと上記スライドコアを連結部で連結し、上記駆動制御ピンによりそれぞれ上記スライドコアを駆動させ、
    上記ブロー成形金型を締めるときに、上記ブロー成形金型の型締め速度と、上記スライドコアが上記キャビティー内部から後退してキャビティー面に戻る速度を同じにしたことを特徴とするブロー成形装置。
  2. パーティングラインで2つに分割して形成された上記ブロー成形金型の型のそれぞれに取付けられた上記駆動制御ピンは、上記ブロー成形金型の当接面から突出して設けられ、上記ブロー成形金型を締めるときに、上記スライドコアが上記内蔵部品とパリソンを挟持すると同時に、上記駆動制御ピンの先端が互いに当接して、上記ブロー成形金型の型締め速度と同じ速度で上記駆動制御ピンと上記スライドコアが連動して、同じ速度でキャビティー内から後退する請求項1に記載のブロー成形装置。
  3. 上記ブロー成形金型のパーティングラインで2つに分割して形成された型のそれぞれに取付けられた上記駆動制御ピンは、上記ブロー成形金型の当接面から突出して設けられ、上記ブロー成形金型を締めるときに、上記スライドコアが上記内蔵部品とパリソンを挟持すると同時に、一方の型に取付けられた上記駆動制御ピンの先端が上記ブロー成形金型のパーティングラインで2つに分割して形成された他方の型の当接面に当接して、他方の型に取付けられた上記駆動制御ピンの先端が上記ブロー成形金型のパーティングラインで2つに分割して形成された一方の型の当接面に当接して、
    それぞれの型に取付けられた上記駆動制御ピンの後退速度に対する上記スライドコアの後退速度を半分に減少させる減速機構を有する上記連結部により上記ブロー成形金型の片方の型締め速度と同じ速度で上記スライドコアをキャビティー内部から後退してキャビティー面に戻す請求項1に記載のブロー成形装置。
  4. 上記駆動制御ピンは、駆動制御バネにより、常に該駆動制御バネが取付けられた上記ブロー成形金型の当接面から突出する方向に付勢されている請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のブロー成形装置。
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