JP5271001B2 - 床支持具及び床構造 - Google Patents

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Description

本発明は、支持部材を介して二重床とされた床構造、及び二重床の床材を支持する床支持具に関する。
床構造においては、床衝撃音の遮断性能を向上させるために、支持部材を介して床基盤上から所定の高さに床を設ける二重床構造とする場合がある。このような二重床構造では、例えば、特許文献1に記載のように、弾性体と質量体を用いて床からの振動を減衰させる技術が開示されている。
特許文献1に記載の床支持具に、床からの振動を減衰させることができるが、特許文献1に記載された床支持具では、支持ボルトと中間受け部材との係合は、中間受け部材の挿入穴に支持ボルトの底部を中間受け部材の上側から差し込むことにより行っている。しかしながら、支持ボルトが既に第1弾性部材上に立設されていて、この状態の支持ボルトへ第2弾性体、質量体を後から取り付ける場合には、取付け用の部材を支持ボルトの先端側から基端側まで移動させなければならない。このとき、支持ボルトの先端部から基端部まで雄ネジが構成されていると、取付け用の部材を螺合させつつ長距離移動させなければならず、取付けに手間がかかる。
特開2007−040093号公報
本発明は、上記事実を考慮してなされたものであり、既に第1弾性部材上に設置されている支持ボルトへ、簡単に第2弾性体を取付けることの可能な床支持具及び床構造を提供することを課題とする。
請求項1に記載する本発明の床支持具は、床スラブ上に配置され、弾性変形可能であって振動を減衰させる第1弾性部材と、前記第1弾性部材上に支持され、前記第1弾性部材と反対側へ延びて床材を支持し、先端側に前記床材側と係合される先端係合部が構成されると共に、前記第1弾性部材側に前記先端係合部よりも大径の大径係合部の構成された支持ボルトと、前記第1弾性部材又は前記支持ボルトに支持され、弾性変形可能であって振動を減衰させる第2弾性部材と、前記支持ボルトの前記先端係合部よりも大径で、かつ、前記大径係合部を挿通可能な貫通穴が構成され、前記大径係合部に固定されると共に前記第2弾性部材に固着された取付部材と、前記第2弾性部材に支持され、前記前記第2弾性部材の弾性変形によって変位して振動を減衰させる質量体と、を備えている。
請求項1に記載する床支持具では、取付部材と第2弾性部材とは固着されている。そして、取付部材には、支持ボルトの先端係合部よりも大径で、かつ、大径係合部を挿通可能な貫通穴が構成されている。取付部材を支持ボルトに固定させる際には、支持ボルトの先端側から取付部材を外挿して、大径係合部側へ移動させる。このとき、貫通穴の径は、支持ボルトの先端係合部よりも大径なので、取付部材を大径係合部まで、容易に移動させることができる。また、大径係合部の径は先端係合部よりも大径とされているので、大径係合部の外周と貫通穴とを容易に固定することができる。
請求項2に記載する本発明の床支持具は、前記大径係合部の外周に雄ネジが構成されると共に、前記貫通穴の内壁に前記雄ネジに螺合可能な雌ネジが構成されていること、を特徴とする。
このように、雄ネジと雌ネジとを構成することによって、大径係合部の外周と取付部材とを容易に係合させることができる。
請求項3に記載する本発明の床支持具は、前記支持ボルトに螺合され、前記取付部材を前記床材側から前記第1弾性部材との間に固定するナット部材を備え、前記支持ボルトの外周の、前記取付部材を固定する時に前記ナット部材が配置される位置には、前記ナット部材が螺合される雄ネジが構成されていること、を特徴とする。
このように、支持ボルトの外周にナット部材と螺合可能な雌ネジを構成することにより、ナット部材を用いて取付部材を第1弾性部材との間に確実に固定することができる。
なお、ナット部材の内径は、先端係合部の外径に対応するサイズであっても、大径係合部の雄ネジに対応するサイズであってもよい。
請求項4に記載する床構造は、床スラブと、前記床スラブ上に配置された請求項1〜3のいずれか1項に記載の床支持具と、を備えている。
請求項4の床構造によれば、第1弾性部材上に支持された状態の支持ボルトに、取付部材を用いて容易に第2弾性部材を固定することができる。
以上説明したように、本発明の床支持具及び床構造によれば、取付部材を大径係合部まで容易に移動させることができ、大径係合部の外周と貫通係合穴とを容易に係合させることができる。
[第1実施形態]
本発明における床支持具、及び、この床支持具が適用される床構造の実施形態を図面に基づき説明する。なお、図中の矢印UPは床構造における上方向を示す。
図1に示される床構造10は、主に集合住宅に用いられる二重床(乾式遮音二重床)の構造であり、上階で発せられて階下に伝播する床衝撃音(歩行音、物の落下音、子供の飛び跳ね等)を低減させるための構造である。
(床構造及び床支持具の構成)
図1に示されるように、床構造10は、躯体床となるコンクリート製の床スラブ12と上床材14との間に、所定の間隔で複数本並べられた床支持具16を介在させており、床支持具16の介在によって床スラブ12と上床材14との間に空間を形成して遮音効果を得る状態としている。
なお、本実施形態の上床材14は、下地パネル14Aを備えると共に、下地パネル14A上に捨張材14Bを設け、その上にさらに仕上げ材14Cを設けた積層構造となっている。ここで、仕上げ材14Cを除いた上床材14(下地パネル14A及び捨張材14B)、及び、床支持具16が床下地材である。
なお、捨張材14Bは、必ずしも必要ではなく、捨張材14Bを除いた構成とすることもできる。
図2に示されるように、床支持具16は、第1弾性部材としてのクッションゴム18、支持部材としての支持ボルト20、第2弾性部材としてのクッション台座26、及び質量体40を備えている。
クッションゴム18は、床スラブ12上に配置されている。クッションゴム18は、円筒状とされており、上床材14からの振動を減衰させるために、床スラブ12上に支持されるものであり、弾性変形可能とされる。
クッションゴム18上には、支持ボルト20が直立状態で支持されている。支持ボルト20は、挿入部20A、フランジ部20B、大径係合部21、小径部22、及び先端係合部23、を備え、これらは一体的に構成されている。
挿入部20Aは、支持ボルト20の下端部に形成されており、クッションゴム18の筒内側に挿入されて筒穴の中間部に係合されている。フランジ部20Bは、挿入部20Aの上側に形成されており、クッションゴム18の上面と略同径の円板状とされている。フランジ部20Bは、クッションゴム18の上面(床スラブ12側の面と反対側の面)に固着されている。
フランジ部20Bの上面には、大径係合部21が形成されている。大径係合部21は、支持ボルト20と同軸の円柱状とされ、外周に雄ネジが形成されている。大径係合部21の外径をD1とする。先端係合部23は、支持ボルト20の先端側(挿入部20Aと逆側端部)に形成されている。先端係合部23は、大径係合部21よりも小径とされ、外周に雄ネジが形成されている。先端係合部23の外径をD2とする。小径部22は、先端係合部23と大径係合部21の間に配置され、先端係合部23と同径とされている。なお、本願では、小径部22に雄ネジは形成されていないが、小径部22には、雄ネジが形成されていてもよい。
下地パネル14Aの下側には、下地パネル14Aを支持するように、支持パネル15が配置されている。支持パネル15は正方形板状とされ、中央部に調整孔15Aが構成されている。この調整孔15Aに支持ボルト20の先端係合部23が配置される。
支持ボルト20は、クッションゴム18と反対側、すなわち、床スラブ12と反対方向へ延びて、パネル受け部材24及び支持パネル15を介して上床材14を支持するようになっている。パネル受け部材24は、円筒状の円筒部24Bと、円筒部24Bの一方の開口部から外側へ向けて突き出した鍔部24Aを備える。パネル受け部材24の円筒部24Bは、支持パネル15の調整孔15A内に挿入されて固着され、鍔部24Aの上面(上床材14側へ向けられた面)が支持パネル15の下面(床スラブ12と対向する側の面)に固着される。パネル受け部材24の円筒部内周面には、雌ネジ部24Cが形成され、この雌ネジ部24Cには、支持ボルト20の軸部に形成された雄ネジ部22Bが螺合される。クッションゴム18、支持ボルト20、及び、支持パネル15により、上床材14は、床スラブ12との間に間隔をもって配置される。
支持ボルト20の先端部には、マイナスドライバを差し込むための凹部20Mが形成されており、上床材14の下地パネル14Aに捨張材14B、仕上げ材14Cが載せられる前の状態において、マイナスドライバを支持ボルト20の凹部20Mに差し込んで支持ボルト20を回転させることによって、床スラブ12からの下地パネル14Aの高さを調節することができるようになっている。
支持ボルト20のフランジ部20Bの上面には、取付部材25が配置されている。取付部材25は、図3にも示すように、円筒部25A及び底面部25Bにより一体的に構成されている。円筒部25Aは、円筒状とされ、筒中央に貫通係合孔25Hが構成されている。貫通係合孔25Hの内径は大径係合部21と同径とされて筒内壁に大径係合部21の雄ネジと螺合可能な雌ネジが形成されている。底面部25Bは、円筒部25Aの一端側に筒外周から径方向外側に張り出されたフランジ形状とされている。取付部材25は、底面部25B側が支持ボルト20のフランジ部20B上面に配置される。
取付部材25の、底面部25B上には、クッション台座26が接着されている。クッション台座26と取付部材25との接着は、加硫接着によって行うことができる。クッション台座26は、円筒状とされて中央に挿入孔26Aが構成されている。挿入孔26Aは、小径部22よりも大径とされている。クッション台座26の設置状態での上部中央には、薄肉筒状で上方へ突出した突出部26Cとされている。突出部26Cの内径は、挿入孔26Aの内径と同様となっている。クッション台座26は、上床材14からの振動を減衰させるために、取付部材25を介して支持ボルト20に支持されるものであり、軟質ゴムで構成されて弾性変形可能とされる。
クッション台座26の上面には、第2取付部材38が接着されている。第2取付部材38は、円筒状の筒部38B、及び、クッション台座26側に配置され、径方向外側へ延びるフランジ部38Aを備えている。フランジ部38Aは、クッション台座26の上向き面26Dの上に配置され、クッション台座26の上向き面26D及び突出部26Cの外側は、第2取付部材38と加硫接着されている。筒部38Bの外周部には、雄ネジ38Cが形成されている。
質量体40は円柱形状で、設置状態での下面40Aの中央部に凹部42が構成されている。凹部42は、質量体40の中心軸と同軸の円柱状として構成されている。凹部42の径は、クッション台座26及びクッションゴム18の上側よりも大径とされており、凹部42の深さは、クッション台座26の突出部26Cを除いた高さよりも長く構成されている。
質量体40には、凹部42の中央部から質量体40の上面40A側にかけて、支持孔42Aが構成されている。支持孔42Aの内側には、雌ネジが構成されており、第2取付部材38の雄ネジ38Cと螺合される。これにより、第2取付部材38を介して質量体40がクッション台座26上に支持される。質量体40によって、クッション台座26には、圧縮方向の荷重が作用している。
上記の設置状態において、クッション台座26は、凹部42内に収納されており、質量体40の下面40Aは、凹部42がクッションゴム18の側面の一部を覆う位置に配置されている。
質量体40は、クッション台座26の弾性変形によって変位して上床材14からの振動を減衰させるようになっており、クッション台座26及び質量体40は、上床材14から床スラブ12への振動に対して動吸振器として機能する。
(本実施形態の施工手順)
次に、図2に示される床支持具16を用いて二重床の床構造10を構成する際の施工手順について説明する。
まず、図4に示すように、クッションゴム18の筒孔に支持ボルト20の挿入部20Aを挿入する。また、加硫により互いに接着して一体化された取付部材25、クッション台座26、及び、第2取付部材38に、質量体40を取り付ける。取り付けは、質量体40の支持孔42Aへ第2取付部材38の筒部38Bを螺合させることにより行う。また、パネル受け部材24の円筒部24Bを、支持パネル15の調整孔15Aへ圧入し、鍔部24A上に支持パネル15を配置して、パネル受け部材24に支持パネル15を固着する。
次に、クッションゴム18を下にして、支持ボルト20を床スラブ12上に設置する。そして、取付部材25、クッション台座26、第2取付部材38、及び、質量体40のセットを、支持ボルト20へ挿通して取り付ける。取り付けは、取付部材25の底面部25B側から支持ボルト20へ外挿して、大径係合部21まで移動させる(図5(A)参照)。このとき、クッション台座26の挿入孔26A及び取付部材25の貫通孔25Hの内径は、小径部22の外径よりも大きいので、容易に移動させることができる。その後、取付部材25を大径係合部21へ回し入れて両者を螺合させ、底面部25Bをフランジ部20Bの上面に接合させる(図5(B)参照)。
次に、支持ボルト20の先端係合部23の雄ネジをパネル受け部材24の雌ネジ部24Cに螺合させ、支持パネル15上に下地パネル14Aを敷設する。ここで、マイナスドライバを支持ボルト20の凹部20Mに差し込んで支持ボルト20を回転させることによって、床スラブ12からの下地パネル14Aの高さを調節する。
次に、下地パネル14A上に捨張材14Bが敷設され、捨張材14B上に仕上げ材14Cが敷設される。このようにして、二重床の床構造10が構成される。
本実施形態によれば、支持ボルト20の先端係合部23、小径部22の外径が、取付部材25の貫通係合孔25Hの内径、クッション台座26の挿入孔26Aの内径よりも小径とされているので、取付部材25、クッション台座26、第2取付部材38、及び、質量体40のセットを、容易に支持ボルト20の大径係合部21まで移動させることができる。
上記のように構成された床構造10の上床材14上で発せられた床衝撃音(例えば、歩行音等)の振動は、上床材14からパネル受け部材24、支持ボルト20、及び、取付部材25を介してクッション台座26へ伝わる。これによって、クッション台座26が弾性変形し、質量体40が振動を吸収するように上下動することで、振動を減衰させることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態では、第1実施形態と同一の部分については、同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
(床構造及び床支持具の構成)
図6に示すように、本実施形態の床支持具50は、支持ボルトの大径係合部の構成、取付部材の構成が第1実施形態と異なる。また、ナット68を備えている点が、第1実施形態と異なっている。
本実施形態の取付部材55は、円筒部55A及び底面部55Bで構成されている。底面部55Bは、第1実施形態の底面部25Aと同一構成であり、円筒部55Aは、第1実施形態の円筒部25Aよりも上方へ長尺とされ、上端面が第2取付部材38の上端面と略同じ位置にまで達する長さとされている。円筒部55Aの貫通孔55Hは、後述する支持ボルト60の大径挿入部61と略同径か、僅かに大径とされている。貫通孔55Hの径をD3とする。
支持ボルト60は、挿入部60A、フランジ部60B、大径挿入部61、係合ネジ部66、小径部62、及び先端係合部63、を備え、これらは一体的に構成されている。挿入部60A、小径部62、及び、先端係合部63の構成は、第1実施形態の挿入部20A、フランジ部60B、小径部22、及び、先端係合部23と同一である。大径挿入部61は、フランジ部60Bの上側に構成され、貫通孔55Hと略同径、略同一長とされている。係合ネジ部66及び小径部62の外径D4は、大径挿入部61の外径D3よりも小径とされている。大径挿入部61の外周には、雄ネジは構成されていない。大径挿入部61の上側には、係合ネジ部66が構成されている。係合ネジ部66は、大径挿入部61と同径とされ、外周に雄ネジが形成されている。
ナット68は、外径が取付部材55の円筒部55Aの外径よりも大径とされ、内径が支持ボルト60の小径部62よりも大径とされている。ナット68は、係合ネジ部66に螺合可能とされている。
(本実施形態の施工手順)
次に、図6に示される床支持具50を用いて二重床の床構造70を構成する際の施工手順について説明する。
まず、図7に示すように、クッションゴム18の筒孔に支持ボルト60の挿入部60Aを挿入する。また、加硫により互いに接着して一体化された取付部材55、クッション台座26、及び、第2取付部材38に、質量体40を取り付ける。取り付けは、第1実施形態と同様にして行う。また、パネル受け部材24の支持パネル15への取り付けも、第1実施形態と同様にして行う。
次に、クッションゴム18を下にして、支持ボルト60を床スラブ12上に設置する。そして、取付部材55、クッション台座26、第2取付部材38、及び、質量体40のセットを、支持ボルト60へ挿通して取り付ける。取り付けは、取付部材55の底面部55B側から支持ボルト60へ外挿して、取付部材55の底面部55Bをフランジ部60Bの上面に載せる。(図8(A)参照)。このとき、取付部材55の貫通孔55Hの内径は、小径部62の外径よりも大きいので、容易に移動させることができる。その後、ナット68を支持ボルト60の先端係合部63側から外挿して、係合ネジ部66に螺合させ、取付部材55上側から押圧して、取付部材55をフランジ部60Bとの間に挟み込んで固定する。(図8(B)参照)。
次に、支持ボルト60の先端係合部63の雄ネジをパネル受け部材24の雌ネジ部24Cに螺合させ、支持パネル15上に下地パネル14Aを敷設する。ここで、マイナスドライバを支持ボルト20の凹部20Mに差し込んで支持ボルト20を回転させることによって、床スラブ12からの下地パネル14Aの高さを調節する。
次に、下地パネル14A上に捨張材14Bが敷設され、捨張材14B上に仕上げ材14Cが敷設される。このようにして、二重床の床構造10が構成される。
本実施形態によれば、支持ボルト60の先端係合部63、小径部62の外径が、取付部材55の貫通係合孔55Hの内径よりも小径とされているので、取付部材55、クッション台座26、第2取付部材38、及び、質量体40のセットを、容易に支持ボルト60のフランジ部60Bまで移動させることができる。
なお、本実施形態では、大径挿入部61と係合ネジ部66の外径を同一としたが、係合ネジ部66の外径は、大径挿入部61の外径よりも小径であってもよい。係合ネジ部66の外径を、大径挿入部61の外径よりも小径とすることにより、取付部材55の係合ネジ部66の通過を容易にすることができる。
また、上記第1、第2実施形態では、質量体の形状を凹部の構成された円筒形状とした例について説明したが、質量体の形状は、この形状に限定されるものではない。例えば、支持ボルトを中心に、複数に分割された円形状、板形状、棒状などの他の形状であってもよい。
第1実施形態に係る床構造及び床支持具の縦断面を示す断面図である。 第1実施形態の床支持具を拡大した拡大断面図である。 第1実施形態に係る床支持具の、質量体取付前の斜視図である。 第1実施形態に係る床支持具の、質量体取付前の側断面図である。 第1実施形態に係る床支持具の取付部材、クッション台座、質量体が大径係合部に係合される前の側断面図である。 第1実施形態に係る床支持具の取付部材、クッション台座、質量体が大径係合部に係合された状態の側断面図である。 第2実施形態の床支持具を拡大した拡大断面図である。 第2本実施形態に係る床支持具の、質量体取付前の側断面図である。 第2実施形態に係る床支持具の取付部材、クッション台座、質量体が大径係合部に係合される前の側断面図である。 第2実施形態に係る床支持具の取付部材、クッション台座、質量体が大径係合部に係合された状態の側断面図である。
符号の説明
10 床構造
14 上床材
15 支持パネル
16 床支持具
18 クッションゴム
20B フランジ部
20 支持ボルト
20A 挿入部
21 大径係合部
22 小径部
22B 雄ネジ部
23 先端係合部
25 取付部材
26 クッション台座
38 取付部材
40 質量体
50 床支持具
55 取付部材
60 支持ボルト
61 大径挿入部
62 小径部
63 先端係合部
66 係合ネジ部
68 ナット
70 床構造

Claims (4)

  1. 床スラブ上に配置され、弾性変形可能であって振動を減衰させる第1弾性部材と、
    前記第1弾性部材上に支持され、前記第1弾性部材と反対側へ延びて床材を支持し、先端側に前記床材側と係合される先端係合部が構成されると共に、前記第1弾性部材側に前記先端係合部よりも大径の大径係合部の構成された支持ボルトと、
    前記第1弾性部材又は前記支持ボルトに支持され、弾性変形可能であって振動を減衰させる第2弾性部材と、
    前記支持ボルトの前記先端係合部よりも大径で、かつ、前記大径係合部を挿入可能な貫通穴が構成され、前記大径係合部に固定されると共に前記第2弾性部材に固着された取付部材と、
    前記第2弾性部材に支持され、前記前記第2弾性部材の弾性変形によって変位して振動を減衰させる質量体と、
    を備えた床支持具。
  2. 前記大径係合部の外周には雄ネジが構成されると共に、前記貫通穴の内壁には前記雄ネジに螺合可能な雌ネジが構成されていること、を特徴とする請求項1に記載の床支持具。
  3. 前記支持ボルトに螺合され、前記取付部材を前記床材側から前記第1弾性部材との間に固定するナット部材を備え、
    前記支持ボルトの外周の、前記取付部材を固定する時に前記ナット部材が配置される位置には、前記ナット部材が螺合される雄ネジが構成されていること、を特徴とする請求項1または請求項2に記載の床支持具。
  4. 床スラブと、
    前記床スラブ上に配置された請求項1〜3のいずれか1項に記載の床支持具と、
    を備えた床構造。
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