JP5270656B2 - 電解液循環型電池のセルスタック - Google Patents

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Description

本発明は、電池に関する。特に、本発明は、これに限定されるものではないが、キャピラリー管を含むセルスタックを有する電解液循環型電池に関する。
スタンドアロン型の電源システムで用いられる電池としては、一般的に、鉛蓄電池がある。しかし、鉛蓄電池は性能および環境の安全性の面で限界がある。典型的な鉛蓄電池は、高温気候下では、寿命が非常に短いものとなることが度々あり、とりわけ完全に放電されることが時々あると寿命が非常に短くなる。また、鉛蓄電池は、鉛が主要なコンポーネントであり、製造時と廃棄時に深刻な環境問題を引き起こすことがあるため、環境面で有害である。
電解液循環型電池である、亜鉛・臭素電池(zinc−bromine batteries)、亜鉛・塩素電池(zinc−chlorine batteries)、バナジウム循環電池(vanadium flow batteries)などには、前述の鉛蓄電池の限界を克服できる潜在的な可能性がある。特に、電解液循環型電池の有効寿命は、重放電(deep discharge)による影響を受けず、電解液循環型電池の重量に対するエネルギーの比は、鉛蓄電池の6倍も高い。
しかし、電解液循環型電池の製造は、鉛蓄電池の製造よりも困難なものとなることがある。電解液循環型電池は、鉛蓄電池と同様に、個々のセルよりも特定の高い電圧を生成するためにセルのスタックから構成される。しかし、鉛蓄電池とは異なり、電解液循環型電池のセルは電解液の循環の経路を介して水圧接続(hydraulically connect)される。これは、分流が、一連の連結されたセルから他のセルへ電解液の循環の経路を通じて流れ、エネルギーの損失と個々のセルの充電状態の不均衡という問題が発生し得る。このような分流を減らし、または防ぐために、電解液循環型電池は、セル間に十分な長さの、セル間の電気抵抗を増加させる電解液循環経路を含む。
電解液循環型電池のもう一つの問題は、セル内部に均等に化学物質を供給するため、各セルに均一な電解液の流量を必要とすることである。複数のセルを通じての均一な電解液の流量を得るため、電解液循環型電池は、複雑な流量供給ゾーンから構成される。しかし、電解液は油と気体の混相的な性質を有していることがあり、またセルの構造的な制約により、均一な流量が達成されないことが多い。
図1を参照すると、先行技術により既に知られている基本的な亜鉛・臭素電解液循環型電池100を示すフローダイヤグラムが表わされている。亜鉛・臭素電池100は、負極の循環の経路105と独立した正極の循環の経路110を含む。負極の循環経路105は、活性化学物質として亜鉛イオンを含み、正極の循環経路110は、活性化学物質として臭素イオンを含む。また、亜鉛・臭素電池100は、負極の電解液ポンプ115、正極の電解液ポンプ120、負極の電解液タンク125、及び正極の電解液タンク130を含む。亜鉛・臭素電池100は、高い電圧を得るために、さらにバイポーラ配置にて接続されたセルのスタックから構成される。たとえば、セル135は、バイポーラ電極プレート155及びマイクロ多孔質セパレータプレート165を含むハーフセル140、145から構成される。亜鉛・臭素電池100は、集電極プレート160に正極性の端部を有し、集電極プレート150に負極性の端部を有する。
ハーフセル145のような正極のハーフセル内の充電時の化学反応は、以下の式1で表すことができる:
2Br → 2Br+2e (式1)
臭素は、正極の循環経路110に水圧接続されている(in hydraulic communication)ハーフセルにおいてこのように形成され、その後、正極の電解液タンク130に蓄えられる。ハーフセル140などの負極のハーフセル内の充電時の化学反応は、以下の式2で表すことができる。
Zn2++2e → Zn (式2)
亜鉛金属層170は、負極の循環の経路105に連結された集電極プレート150の上にこのように形成される。放電時のハーフセル140、145の化学反応は、式1及び式2の逆である。
先行技術においては、均一な流量を得る流量供給ゾーンを形成するため、また、電解液循環型電池のセルスタック内のセルの間に十分に長い循環の経路を形成するため、さまざまなアプローチを開示している。その一つのアプローチとして、セルスタックに電解液を供給する外部のマニホールド(external manifolds)の内部に、コイル状のキャピラリー管を形成する。コイル状のキャピラリー管は、エラストマー接続管の配列を介してセルの流量供給ゾーンに接続される。各セルは複数の入口および出口を有し、それぞれの外部のマニホールドが、エラストマー接続管の配列を含む繊細な接続装置を用いてセルスタックに接続される。典型的な54個のセルスタックは、216本のエラストマー接続管を必要とする。このような繊細な接続装置は、製造が難しいだけでなく、組立、使用時にも損傷を受けやすい。
別のアプローチとしては、長い循環の経路と、セル内に形成された流量供給ゾーンを用いる。これにより、多くの外部との接続ポイントが削減される。ただし、セルスタックの各セルは、循環の経路から電解液が漏れないように確保するため、内部で溶接される必要がある。そのため、典型的な60個のセルスタックは、8つの入口/出口のみを有してもよいが、121の外部および内部のクリティカルな溶接継目を有することとなる。
図2を参照すると、図は、先行技術により既に知られている電解液循環型電池100のためのセルスタック200を示す斜視図を表わしている。セルスタック200のセルは、外部のマニホールド205に、エラストマー接続管210の配列を介して接続される。セルスタック200は、上部の溶接継目215、下部の溶接継目216、4つの入口部/出口部を密封する溶接継目225、及び4つのマニホールド管溶接継目230を、10のクリティカルな溶接継目として有する。
図3を参照すると、図は、先行技術により既に知られているセルスタック200のセルへの電解質の供給を表している。コイル状のキャピラリー管305は、外部マニホールド205に配置され、エラストマー接続管210を介して電極プレート315に形成される流量供給ゾーン310に接続される。
図4を参照すると、図は、先行技術により既に知られているセルスタック200の電極プレート315に沿った不均一な電解液流量分布を表わしている。長い矢印400は、電極プレート315の両端部にわたる電解液の流量を図示する一方、短い矢印405は、電極プレート315の中間セクションにわたる電解液の流量低下を図示している。電極の任意のセクションへの電解液の過度な供給は、電池効率の低下を引き起こす。電極の任意のセクションへの電解液の供給不足は、セル間に短絡(shorting)やセパレータに永久的な損傷を引き起こす可能性のある樹状突起(dendrite formation)を形成する。
それゆえ、先行技術に係るフロー電解液電池に関する上述の多くの問題を克服し、軽減する必要がある。
したがって、本発明の目的は、電池のサイズを増加させることなく、電解液循環型電池のセルスタックの構造的な堅牢性を向上し、製造コストを減らし、電池セル内の電解液を循環させる構造を改善することにより、先行技術の1つ又は2つ以上の限界を克服し、解決することにある。
本発明のさらなる目的は、製造コストを削減し、電解液循環型電池のセルスタックの構造的な堅牢性を向上するために、改善された電極プレートを提供することである。
一側面においては、本発明は、電解液循環型電池用のセルスタックである。セルスタックは、正極性の端部及び負極性の端部を有するケーシングと、ケーシング内に複数のハーフセルを有する。各ハーフセルは、電極プレートと、隣接するセパレータプレートと、電極プレートと隣接するセパレータプレーとの間に配置される少なくとも1つのキャピラリー管とを有する。キャピラリー管は、ハーフセルの外部に延びた第1端部とハーフセルの内部に配置される第2端部とを有する。少なくとも1つのマニホールドは、各ハーフセル内のキャピラリー管の第1端部を含む複数のキャピラリー管の端部と水圧接続され、各ハーフセルのキャピラリー管により、少なくとも一つのマニホールドを介して複数のハーフセルを通して電解液を循環することができる。
必要に応じて、ケーシングは、正極性の端部に隣接する正極端部プレートと、負極性の端部に隣接する負極端部プレートと、複数のサイドプレートとを有する。
必要に応じて、複数のサイドプレートのうち少なくとも一つのサイドプレートは、各ハーフセルのキャピラリー管の第1端部を含む複数のキャピラリー管の端部を密封するキャピラリー管バスプレート(capillary tube bus plate)を有する。
必要に応じて、各ハーフセルのキャピラリー管は、第1端部の電解液と第2端部の電解液との間に、高い電気抵抗を提供する。
必要に応じて、各電極プレートは、キャピラリー管の一部を受けるための第1キャピラリー管チャネルを有する。
必要に応じて、各電極プレートは、共通のセパレータプレートを共有する隣接するハーフセルにおいて、キャピラリー管の一部を受けるための第2キャピラリー管チャネルを有する。
必要に応じて、第2キャピラリー管チャネルと第1キャピラリー管チャネルとが重なっていない。
必要に応じて、少なくとも1つのキャピラリー管は、U形状のセクションを有し、キャピラリー管が長くなっている。
必要に応じて、電解液循環型電池はさらに、4つのマニホールドを有し、ケーシングは中空構造であり、1つのマニホールドがケーシングの4つのコーナーの各々に配置され、複数のキャピラリー管の端部を覆うマニホールドを有する。
必要に応じて、セルスタックは、複数のハーフセル及びマニホールドを通って電解液を循環させるポンプに接続される。
必要に応じて、キャピラリー管の第2端部は、隣接するセパレータプレートと電極プレートとの間に形成されたハーフセルの電極キャビティであって、電解液がハーフセルの電極キャビティを通って均一に分布されるためのハーフセルの電極キャビティに接続された流量供給ゾーンに連結される。
必要に応じて、キャピラリー管の第2端部は、隣接するセパレータプレートと電極プレートとの間に形成されたハーフセルの電極キャビティであって、ハーフセルの電極キャビティから電解液を均一に集めるためのハーフセルの電極キャビティに接続された流量回収ゾーンに連結される。
必要に応じて、電解液循環型電池は、亜鉛・臭素電池、亜鉛・塩素電池、バナジウム・バナジウム電池、バナジウム・臭素電池、またはその他の電気エネルギーの蓄積手段として適する化学的構造である。
必要に応じて、電極プレートは、導電性電極、導電性電極を囲む非導電性フレーム、および導電性電極の上のスペーサ板を有する。
必要に応じて、ケーシングは、上部溶接継目と、下部溶接継目と、4つのマニホールド溶接継目との6つの溶接継目を有する。
必要に応じて、電解液循環型電池はさらに、充電器を有する。
必要に応じて、電解液循環型電池はさらに、インバータを有する。
必要に応じて、ハーフセル内の電解液の流動方向は、ハーフセルの長い側に揃えられる。
本発明の理解を助けるために、また当業者が発明を実際的な効果を得て実施することができるように、以下、本発明の好ましい実施形態を、添付図面を参照して例示する方法で説明する。
先行技術により知られている基本的な電解液循環型電池である亜鉛・臭素電池を表す図である。 先行技術により知られている電解液循環型電池が、長方形のケーシングに入れられていることを表す斜視図である。 先行技術により知られている電解液循環型電池におけるセルへの電解液の供給を表す図である。 先行技術により知られている電解液循環型電池の電極プレートに沿った電解液の不均一な流量分布を表す図である。 本発明の実施形態に係る、エラストマー接続管を除いて、先行技術よりも大幅に少ない数のクリティカルな溶接継目を有する電解液循環型電池のセルスタックを表す斜視図である。 本発明の実施形態に係る、セルスタックにマニホールドを接続する溶接継目を表す斜視図である。 本発明の実施形態に係る、交互に配置された電極プレートとセパレータプレートとを有する部分的セルスタック(a partial cell stack)を表す斜視図である。 本発明の実施形態に係るハーフセルのキャピラリー管の配列を表す分解図である。 本発明の実施形態に係る、流量供給ゾーンの平面的構造を有し、キャピラリー管及びキャピラリー管チャネルの平面配置を有する電極プレートを表す図である。 本発明の実施形態に係る、複数の相互接続した分岐点(bifurcations)を含む電極プレートの流量供給ゾーンを表す詳細図である。
当業者は、図面に図示された構成要素が対称的な配置から少し外れていても、本発明の開示された実施形態の適切な機能を損なわないことを十分に理解するだろう。
本発明の実施形態は、電解液循環型電池のセルスタックを有する。本発明の構成要素は、図面において簡潔な輪郭が図示されており、過度な詳細の開示により不明瞭とならないように、本発明の実施形態を理解するために必要な特定の詳細のみを示しており、詳細な説明を考慮することで当業者に明確となるであろう。
この特許明細書において、一番目と二番目、左と右、前面と背面、上部と下部などの形容詞は、必ずしも、それらの形容詞により表された特定の相対的な位置や順序が要求されるものではなく、単に、一つの要素または方法のステップと、別の要素または方法のステップとを明確にするために用いられる。「有する(comprises)」または「含む(includes)」などの単語は、要素や方法のステップの排他的な組み合わせ(set)を定義するために使用されない。むしろ、そのような単語は、単に、本発明の特定の実施形態に含まれる要素や方法のステップの最小の組み合わせを示す。
図5を参照すると、図は、本発明の実施形態に係る、電解液循環型電池のセルスタック500の斜視図である。セルスタック500のセルは、負極端部プレート505、正極端部プレート(図示せず)、及び4つのサイドプレートを含む長方形のケーシングの内部に格納されている。負極端部プレート505は、セルスタック500の負極性の端部に隣接し、正極端部プレートは、セルスタック500の正極性の端部に隣接する。したがって、セルスタック500は、上部溶接継目515、下部溶接継目520、及び4つのマニホールド530の各々に対して1つの溶接継目525を含む、合計6つだけのクリティカルな溶接継目を有する。他の利点として、セルスタック500は、先行技術に関しての前述のエラストマー接続管210を不要とし、先行技術に関しての前述のクリティカルな溶接継目の数を減らし、改善された電解液の流量分布を提供する。
図6を参照すると、図は、本発明の実施形態に係る、1つのマニホールド530を取り除いた状態を示すセルスタック500の斜視図である。取り除かれたマニホールド530の下には、セルスタック500の個々のセルに接続されたポート605を含むキャピラリー管バスプレート600がある。よって、マニホールド530は、エラストマー接続管の配列を用いなくとも、キャピラリー管バスプレート600を介して、セルスタックに容易に接続させることができる。
図7を参照すると、図は、本発明の実施形態に係る、セルスタック500の部分的セルスタック700を拡大した斜視図である。部分的セルスタック700は、交互に構成された電極プレート705、710とセパレータプレート715とを有する。千鳥足状に配置されたキャピラリー管726、727の複数の第1端部720、725は、部分的セルスタック700の外に延びている。第1端部720、725は、キャピラリー管バスプレート600のポート605に水圧接続される。
各電極プレート705、710は、電極プレート705、710の上に形成された第1キャピラリー管チャネル735を含み、キャピラリー管726、727の一部を受ける。各電極プレート705、710はまた、電極プレート705、710の上に形成された第2キャピラリー管チャネル730を含み、キャピラリー管726、727の一部を受ける。セパレータプレート715は、柔軟な素材で作られ、第2キャピラリー管チャネル730に沿って、凹み(indentation)740が形成される。図示するように、第1及び第2キャピラリー管チャネル730、735、および千鳥足状に配置されたキャピラリー管726、727の配列は、キャピラリー管726、727の直径を、電極プレート705、710の厚さに対して大きくすることができる。よって、電極プレート705、710の厚さを減少させることができ、セルスタック500のサイズ及び重量を減少させることができる。
図8を参照すると、図は、本発明の実施形態に係る、セルスタック500の部分的セルスタック700の3つのハーフセル800、805、810の分解図である。第1端部720、725を有するキャピラリー管726、727は、それぞれ、第1及び第2キャピラリー管チャネル730、735から分離されて図示されている。キャピラリー管726、727は、それぞれU形状の部分825、826有する。U形状の部分825、826の目的は、キャピラリー管726、727の長さを増やし、ハーフセル間に大きな電気抵抗を提供することである。
図8に示す通り、隣接する2つの電極プレート705、710は、セパレータプレート715を共有して、2つのハーフセル805、810を形成する。各ハーフセル805、810は、2つのキャピラリー管726、727を有し、1つは電解液を供給するためであり、もう1つは電解液を回収するためである。2つのキャピラリー管726、727は、電極プレート705、710のコーナーに対角線上向かい合って配置される。
ハーフセル800、805、810において、電解液を供給するための流量供給ゾーン830、及び電解液を回収するための流量回収ゾーン835は、それぞれ、各キャピラリー管726、727の第2端部841、840に各々接続される。したがって、ハーフセル800においては、キャピラリー管726は、流量回収ゾーン835に接続され、キャピラリー管727は、流量供給ゾーン830に接続される一方、隣接するハーフセル805においては、キャピラリー管726は、流量供給ゾーン830に接続され、キャピラリー管727は、流量回収ゾーン835に接続される。キャピラリー管726、727の第2端部840、841は、ハーフセル800、805、810の内部に配置される。
本発明の実施形態によると、セパレータプレート715を共有する隣接する2つのハーフセル805、810のキャピラリー管726、727は、セパレータプレート715が取り除かれた場合でも、互いに接触することはない。例えば、ハーフセル810のキャピラリー管727は、セパレータプレート715の右前部コーナーに配置される一方、隣接するハーフセル805のキャピラリー管727は、セパレータプレート715の左前部コーナーに配置される。同様に、ハーフセル810のキャピラリー管726は、セパレータプレート715の左後部コーナーに配置され、隣接するハーフセル805のキャピラリー管726は、セパレータプレート715の右後部コーナーに配置される。これにより、図7に示されるように、部分的セルスタック700において、キャピラリー管726、727が、入れ子状かつ千鳥足状の配置を形成することを可能とする。
本発明の実施形態によれば、電極プレート705は、電極プレート710と同一の形状であってもよく、部分的セルスタック700は、電極プレート705、710の向きを交互に変えて構成されてもよい。たとえば、図8に示すように電極プレート705が、垂直軸の周りを180度時計回りに(図8の上部から見るように)回転した場合、その向きは、隣接する電極プレート710の向きと同じになる。
図9を参照すると、図は、本発明の実施形態に係る、セルスタック500の電極プレート705の平面図を示している。矢印は、キャピラリー管727の第1端部725から、流量供給ゾーン830を通り、電極プレート705の表面をわたり、流量回収ゾーン835を通り、キャピラリー管726を通り、第1端部720までの、電解液の流れの経路を表している。本発明の実施形態によれば、流量供給ゾーン830及び流量回収ゾーン835は、電極プレート705の横軸の両端部よりはむしろ、電極プレート705の中央縦軸850の両端部に配置される。これは、流量供給ゾーン830及び流量回収ゾーン835のために必要な幅を減らし、より効率的な流量の供給を可能にする。
第1キャピラリー管チャネル735は、流量供給ゾーン830において、第1分岐点910の幹部(trunk)905に接続する。第1分岐点910の枝部(branches)915は、次に第2分岐点925の幹部920に接続する。同様に、第2分岐点925の枝部930は、第3分岐点936の幹部935に接続し、第3分岐点936の枝部940は、第4分岐点946の幹部945に接続し、第4分岐点の枝部947は、第5分岐点949の幹部948に接続する。最終的に、第5分岐点949の枝部950は、電極キャビティ(electrode cavity)845に接続する。第2分岐点925、第3分岐点936、第4分岐点946、及び第5分岐点949は、電極プレート705の中央縦軸850の周りに対称的に配置される。第5分岐点949の枝部950もまた、対称的に中央縦軸850の周りに配置される。これは、その枝部950が、均一に電極プレート705の側面にわたって分布し、電極プレート705の導電性電極921にわたって均一な電解液の流動を可能にすることを意味する。
同様に、流量回収ゾーン835もまた、第1、第2、第3、第4及び第5の分岐点を有する。したがって、図9に示す通り、流量回収ゾーン835の分岐点の配置は、流量供給ゾーン830と同じにすることができる。
第5分岐点949の枝部950から、第1分岐点910の幹部905までの、各々の電解液の流れの経路の長さはほぼ等しい。さらに、同じ数の直角の曲げ角(right angle bends)が、幹部905から第5分岐点949のそれぞれの枝部950までのそれぞれの経路に含まれる。これは、第5分岐点949の枝部950の各々と、第1分岐点910の幹部905との間に、ほぼ等しい水圧抵抗をもたらす。このようなほぼ等しい水圧抵抗は、第5分岐点949の枝部950の各々からほぼ等しい流量を供給し、電極プレート705の導電性電極921にわたって(同じ長さの矢印955によって示されるように)、電解液の均一な供給レートと均一な回収レートとをもたらす。
図9に示すように、電解液を供給するための第1端部725は、キャピラリー管バスプレート600を介してマニホールド530に接続され、電解液を回収するための第1端部720は、他のマニホールド530に接続される。電解液の循環の経路は、2つのマニホールド530を電解液のタンク及びポンプに接続して形成される。このような電解液タンク及びポンプの適切な配置は、先行技術に関する図1に図示されている。
電極プレート705は、導電性電極921と、導電性電極921を囲む非導電性フレーム920と、導電性電極921の中央部に配置された複数のスペーサ板922とを含む。スペーサ板922は、電極キャビティを提供するハーフセル800において、導電性電極921の表面と隣接するセパレータプレート715との間に、空間を形成する。
図10を参照すると、図は、分岐矢印1000、1005により示される通り、対称的に流量分布を提供する第1分岐点910の詳細図を示している。第5分岐点949の枝部950においておおよそ等しい流量(同じ長さの矢印955で示されるように)は、電極プレート705の導電性電極921にわたって電解液の均一な流量を供給する。
必要に応じて、セルスタック500は、フィルタリングや太陽電池などの電源の制御のために内蔵される充電器と、安定化したAC(交流)を供給するために内蔵されるインバータを含んでもよい。さらに、亜鉛、鉄、バナジウム、セリウム、臭素、塩素等の組合せのような種々のバリエーションの化学物質は、本発明の様々な実施形態に応じて使用することができる。
要約すれば、本発明の実施形態の効果は、電解液循環型電池の改善された堅牢性及び効率性と小さなサイズ及び重量を含む。千鳥足状に形成された内部のキャピラリー管726、727により、電極プレート705、710を相対的に薄くすることができ、これにより、セルスタック500の全体的なサイズ及び重量を減少させる。また、分岐点を有する流量供給ゾーン830及び流量回収ゾーン835はセルにおける均一な電解液の分布を提供し、電池の効率及び有効性を向上させる。キャピラリー管の内部へ配置することにより、先行技術のエラストマー接続管210無しに、また、余分でクリティカルな溶接継目無しに、部分的セルスタック700が外部のマニホールド530と水圧接続することができ、製造コストを削減し、電解液循環型電池500の堅牢性を向上させることとなる。さらに、流量供給ゾーン830及び流量回収ゾーン835を、電極プレート705の縦軸850の両端部の各々の上に配置することにより、流量供給ゾーン830及び流量回収ゾーン835の幅を小さくして、さらにセルスタック500のサイズ及び重量が減少される。
本発明の様々な実施形態に関する上述の説明は、当業者の一に説明を行うために提供されている。本発明は、開示された実施形態により全てが羅列され、また限定されるものではない。上述の通り、本発明には、多数の代替とバリエーションとがあることは、上記の開示により当業者に明らかにされている。よって、いくつかの代替的な実施形態が具体的に論じられたが、その他の実施形態は当業者により明らかであるか比較的容易に想到される。したがって、本特許明細書は、ここで説明された本発明のすべての代替、変形、バリエーション、及び上述の発明の精神及び範囲に含まれるその他の実施形態を包含することが意図されている。
請求項における制限は、請求項で用いられる言葉に基づいて広く解釈されるべきであり、また、そのような制限はここで説明される具体的な例により限定すべきではない。この明細書において、「本発明」という用語は、本発明の開示の範囲内で、1または2以上の側面を参照するのに使用されている。「本発明」の用語を、重要な要素の証明として不適切に解釈するべきではなく、すべての特徴及び実施形態に適用するものと不適切に解釈するべきではなく、また、請求の範囲を制限するものと不適切に解釈するべきではない。

Claims (15)

  1. 電解液循環型電池のセルスタックであって、
    正極性の端部及び負極性の端部を有するケーシングと、
    前記ケーシングの内部の複数のハーフセルであって、各々のハーフセルが、
    第1の面にキャピラリー管の一部を受けるための第1キャピラリー管チャネルと、前記第1の面とスタック方向に対向する第2の面に前記第1キャピラリー管チャネルと重ならない位置に配置され、隣接するハーフセルに配置されるキャピラリー管の一部を受けるための第2キャピラリー管チャネルと、を備える電極プレートと、
    隣接するハーフセルと共有して前記電極プレートに隣接して配置されるセパレータプレートと、
    前記電極プレートと前記隣接して配置されるセパレータプレートとの間の前記第1キャピラリー管チャネルに配置され前記ハーフセルの外部に延びた第1端部および前記ハーフセルの内部に配置された第2端部を備える前記キャピラリー管と、
    を有する複数のハーフセルと、
    前記各ハーフセル内の前記キャピラリー管の第1端部を含む複数のキャピラリー管の端部に水圧接続される少なくとも1つのマニホールドと、を有し、
    前記各ハーフセルの前記キャピラリー管により、前記少なくとも1つのマニホールドを介して、前記複数のハーフセルを通って電解液が循環可能となることを特徴とするセルスタック。
  2. 前記ケーシングは、正極性の端部に隣接する正極端部プレートと、負極性の端部に隣接する負極端部プレートと、複数のサイドプレートとを有することを特徴とする請求項1に記載のセルスタック。
  3. 複数のサイドプレートのうち少なくとも1つのサイドプレートは、前記各ハーフセル内のキャピラリー管の第1端部を含む複数のキャピラリー管の端部を密封するキャピラリー管バスプレートを有することを特徴とする請求項1に記載のセルスタック。
  4. 前記各ハーフセルのキャピラリー管は、高い電気抵抗を前記第1端部の電解液と前記第2端部の電解液との間に提供することを特徴とする請求項1に記載のセルスタック。
  5. 少なくとも1つの直線状でないキャピラリー管は、U形状のセクションを有し、前記キャピラリー管が長くなっていることを特徴とする請求項1に記載のセルスタック。
  6. 前記電解液循環型電池はさらに、4つのマニホールドを有し、前記ケーシングは中空構造であり、1つのマニホールドが前記ケーシングの4つのコーナーの各々に配置され、前記マニホールドは、前記複数のキャピラリー管の端部を覆うことを特徴とする請求項1に記載のセルスタック。
  7. 前記セルスタックは、前記複数のハーフセル及び前記マニホールドを通って電解液を循環させるポンプに接続されることを特徴とする請求項1に記載のセルスタック。
  8. 前記キャパラリー管の前記第2端部は、前記ハーフセルの電極キャビティを通って均一に電解液を分布するための前記ハーフセルの前記電極キャビティに接続された流量供給ゾーンに連結され、
    前記ハーフセルの電極キャビティは、前記電極プレートと前記隣接するセパレータプレートとの間に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のセルスタック。
  9. 前記キャパラリー管の前記第2端部は、前記ハーフセルの電極キャビティから均一に電解液を回収するための前記ハーフセルの前記電極キャビティに接続された流量回収ゾーンに連結され、
    前記ハーフセルの電極キャビティは、前記電極プレートと前記隣接するセパレータプレートとの間に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のセルスタック。
  10. 前記電解液循環型電池は、亜鉛・臭素電池、亜鉛・塩素電池、バナジウム・バナジウム電池、バナジウム・臭素電池、亜鉛・セリウム電池またはその他の電気エネルギーの蓄積手段として適する化学的構造であることを特徴とする請求項1に記載のセルスタック。
  11. 前記電極プレートは、導電性電極と、前記導電性電極を囲む非導電性フレームと、前記導電性電極の上にスペーサ板またはメッシュとを有することを特徴とする請求項1に記載のセルスタック。
  12. 前記ケーシングは、上部溶接継目と、下部溶接継目と、4つのマニホールド溶接継目との6つの溶接継目を有することを特徴とする請求項1に記載のセルスタック。
  13. 前記電解液循環型電池はさらに、充電器を有することを特徴とする請求項1に記載のセルスタック。
  14. 前記電解液循環型電池はさらに、インバータを有することを特徴とする請求項1に記載のセルスタック。
  15. 前記ハーフセル内の電解液の流動方向は、ハーフセルの長い側に揃えられることを特徴とする請求項1に記載のセルスタック。
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