JPH0629896Y2 - 液循環型亜鉛一臭素積層二次電池 - Google Patents
液循環型亜鉛一臭素積層二次電池Info
- Publication number
- JPH0629896Y2 JPH0629896Y2 JP1983109075U JP10907583U JPH0629896Y2 JP H0629896 Y2 JPH0629896 Y2 JP H0629896Y2 JP 1983109075 U JP1983109075 U JP 1983109075U JP 10907583 U JP10907583 U JP 10907583U JP H0629896 Y2 JPH0629896 Y2 JP H0629896Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- supporter
- bromine
- secondary battery
- electrode
- zinc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Filling, Topping-Up Batteries (AREA)
- Hybrid Cells (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 本考案は、電極部周辺に一定形状のサポータとパツキン
を設けた液循環型亜鉛−臭素積層二次電池に関する。
を設けた液循環型亜鉛−臭素積層二次電池に関する。
第1図は、液循環型亜鉛−臭素積層二次電池の一例を示
す分解斜視図である。図において、1はアルミニウム製
の締付端板、2は樹脂製の締付端板、3はパツキング、
4は電極端板、5は金網等で構成された端子である。各
電極6及びセパレータ7は図示するように積層され、ア
ルミニウム製の締付端板、2は樹脂製の締付端板、3は
パツキング、4は電極端板、5は金網等で構成された端
子である。各電極6及びセパレータ7は図示するように
積層され、アルミニウム製締付端板1によつて両側から
挾まれ、締付ボルト8、締付ナツト9で固定し、全体が
一体に構成されている。電解液はマニホールド10a
(第1図で上側)から、上側のチヤンネル11a及び上
側のマイクロチヤンネル12aで整流されて電極部表面
に供給され、電極面の上側から下側に流れ、下側のマイ
クロチヤンネル12a及びチヤンネル11aから下側の
マニホールド10aに流れる。他方の電解液は上側マニ
ホールド10bから第1図の電極裏面の電極表面に上記
と同様にして供給され下側マニホールド10bに流れ
る。電極の構造は、上下は斜め対称でかつ180°回転
させると表裏が逆になるような構成となつている。従つ
てこれから後述の電極構成はマニホールド10、チヤン
ネル11及びマイクロチヤンネル12で説明し、電解液
の種類によつて区別しない。電解液はマニホールドを通
つて電池の外側に流出し図示してない循環装置によつて
循環するようになつている。13は、電極6とセパレー
タ7の間隔を保つために設けたサポータである。このサ
ポータ13は従来ネツト状あるいは格子状に形成され、
電極全表面を覆うように設けられている。
す分解斜視図である。図において、1はアルミニウム製
の締付端板、2は樹脂製の締付端板、3はパツキング、
4は電極端板、5は金網等で構成された端子である。各
電極6及びセパレータ7は図示するように積層され、ア
ルミニウム製の締付端板、2は樹脂製の締付端板、3は
パツキング、4は電極端板、5は金網等で構成された端
子である。各電極6及びセパレータ7は図示するように
積層され、アルミニウム製締付端板1によつて両側から
挾まれ、締付ボルト8、締付ナツト9で固定し、全体が
一体に構成されている。電解液はマニホールド10a
(第1図で上側)から、上側のチヤンネル11a及び上
側のマイクロチヤンネル12aで整流されて電極部表面
に供給され、電極面の上側から下側に流れ、下側のマイ
クロチヤンネル12a及びチヤンネル11aから下側の
マニホールド10aに流れる。他方の電解液は上側マニ
ホールド10bから第1図の電極裏面の電極表面に上記
と同様にして供給され下側マニホールド10bに流れ
る。電極の構造は、上下は斜め対称でかつ180°回転
させると表裏が逆になるような構成となつている。従つ
てこれから後述の電極構成はマニホールド10、チヤン
ネル11及びマイクロチヤンネル12で説明し、電解液
の種類によつて区別しない。電解液はマニホールドを通
つて電池の外側に流出し図示してない循環装置によつて
循環するようになつている。13は、電極6とセパレー
タ7の間隔を保つために設けたサポータである。このサ
ポータ13は従来ネツト状あるいは格子状に形成され、
電極全表面を覆うように設けられている。
第2図に従来のサポータ13をもちいたときの電極6を
流れる電解液の流速分布を示す。図に示すように、電解
液の流通方向における電極6の両端部イは、流通抵抗が
大きいので電極6の内部では完全な均一流速分布が得ら
れず、電極6の電解液の流通方向に沿つた両端部ロの方
が中央部ロより流速はおそくなる。このため、両端部イ
で亜鉛濃度過電圧上昇がおこり、デンドライトが成長し
やすくなるという欠点があつた。
流れる電解液の流速分布を示す。図に示すように、電解
液の流通方向における電極6の両端部イは、流通抵抗が
大きいので電極6の内部では完全な均一流速分布が得ら
れず、電極6の電解液の流通方向に沿つた両端部ロの方
が中央部ロより流速はおそくなる。このため、両端部イ
で亜鉛濃度過電圧上昇がおこり、デンドライトが成長し
やすくなるという欠点があつた。
本考案は上記のような欠点を解決するためになされたも
ので、電解液の流速分布が均一で亜鉛濃度の過電圧上昇
を抑えた液循環型亜鉛−臭素積層二次電池を得ることを
目的とする。
ので、電解液の流速分布が均一で亜鉛濃度の過電圧上昇
を抑えた液循環型亜鉛−臭素積層二次電池を得ることを
目的とする。
本考案は上記の目的を達成するため電極の電解液流通方
向に沿つた両端部に先端が半球状のサポータ群を設ける
とともに該サポータ群間にメツシユ状あるいは格子状の
サポータを設け、さらに場合により臭素側のパツキング
枠を亜鉛側のパツキン枠よりも大きくした液循環型亜鉛
−臭素積層二次電池を提供するものである。以下図面を
もちいて本考案の一実施例を説明する。
向に沿つた両端部に先端が半球状のサポータ群を設ける
とともに該サポータ群間にメツシユ状あるいは格子状の
サポータを設け、さらに場合により臭素側のパツキング
枠を亜鉛側のパツキン枠よりも大きくした液循環型亜鉛
−臭素積層二次電池を提供するものである。以下図面を
もちいて本考案の一実施例を説明する。
第3図は本考案の実施例を示す要部断面図、第4図は第
3図のA−A断面図である。図に示すように、電極6の
間にはセパレータ7を介在させ、セパレータ7の両側に
は先端がたとえば半球状のサポータ13aが電解液の流
通方向(第3図では紙面の上方向、第4図では矢印ハ方
向)に沿つて複数個一体に設けられている。さらに、サ
ポータ13a群の間には、第5図(a),(b)に示すように
例えばメツシユ状あるいは格子状のサポータ13bが設
けてあり、このサポータ13bは、電解液の流れ方向ハ
に沿つて断面が三角形状のサポータ部材13cが電極6
に対向して複数個形成されている。この場合メツシユ状
のサポータ13bと、先端が半球状のサポータ13a群
が占める面積の割合はほぼ2対1とする。またメツシユ
状のサポータ13bと半球状のサポータ13a群の電解
液の流れに対するその抵抗はメツシユ状のサポータ13
bは大きく、半球状のサポータ13a群は小さく形成さ
れている。このようにすることによつて、セパレータ7
と電極6が接触せず、さらに第6図に示す如く電解液の
流れに対する抵抗値を各部分において変え、電解液の流
速分布を均等にする。なおセパレータ7を多孔質の基材
で形成し、半球状サポータ13a及びメツシユ状サポー
タ13bをセパレータ7と同一の基材を用いて、プレス
成形によりセパレータ7に一体に形成して使用すること
ができる。
3図のA−A断面図である。図に示すように、電極6の
間にはセパレータ7を介在させ、セパレータ7の両側に
は先端がたとえば半球状のサポータ13aが電解液の流
通方向(第3図では紙面の上方向、第4図では矢印ハ方
向)に沿つて複数個一体に設けられている。さらに、サ
ポータ13a群の間には、第5図(a),(b)に示すように
例えばメツシユ状あるいは格子状のサポータ13bが設
けてあり、このサポータ13bは、電解液の流れ方向ハ
に沿つて断面が三角形状のサポータ部材13cが電極6
に対向して複数個形成されている。この場合メツシユ状
のサポータ13bと、先端が半球状のサポータ13a群
が占める面積の割合はほぼ2対1とする。またメツシユ
状のサポータ13bと半球状のサポータ13a群の電解
液の流れに対するその抵抗はメツシユ状のサポータ13
bは大きく、半球状のサポータ13a群は小さく形成さ
れている。このようにすることによつて、セパレータ7
と電極6が接触せず、さらに第6図に示す如く電解液の
流れに対する抵抗値を各部分において変え、電解液の流
速分布を均等にする。なおセパレータ7を多孔質の基材
で形成し、半球状サポータ13a及びメツシユ状サポー
タ13bをセパレータ7と同一の基材を用いて、プレス
成形によりセパレータ7に一体に形成して使用すること
ができる。
本考案においては、さらに電極6の電極枠6aとセパレ
ータ7のセパレータ枠7aとの間に、パツキング14
a,14bを介在させてある。この場合、陽極室側(臭
素極室側)のパツキング14aは、陰極室側(亜鉛極
室側)のパツキング14bよりも電解液の流通方向ハ
に沿つた部分が臭素極室側に突出するように構成して
ある。すなわち臭素室側のパツキング14aは、亜鉛
室側のパツキング14bよりも枠を大きめに形成した
ので、電極外周端部の電界の集中、すなわちエツジ効果
を緩和し、端部での電流集中を防ぐことができ、デント
ライトなどの異常電着を防止できる。
ータ7のセパレータ枠7aとの間に、パツキング14
a,14bを介在させてある。この場合、陽極室側(臭
素極室側)のパツキング14aは、陰極室側(亜鉛極
室側)のパツキング14bよりも電解液の流通方向ハ
に沿つた部分が臭素極室側に突出するように構成して
ある。すなわち臭素室側のパツキング14aは、亜鉛
室側のパツキング14bよりも枠を大きめに形成した
ので、電極外周端部の電界の集中、すなわちエツジ効果
を緩和し、端部での電流集中を防ぐことができ、デント
ライトなどの異常電着を防止できる。
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、電極
中央部にはメツシユ状のサポータ、端部には先端が半球
状のサポータを設けたので、電界液の流れの抵抗が端部
で低減されて均一な流速分布となり、このため亜鉛濃度
過電圧の影響を抑えることができるという顕著な効果を
挙げることができる。
中央部にはメツシユ状のサポータ、端部には先端が半球
状のサポータを設けたので、電界液の流れの抵抗が端部
で低減されて均一な流速分布となり、このため亜鉛濃度
過電圧の影響を抑えることができるという顕著な効果を
挙げることができる。
第1図は液循環型亜鉛−臭素積層二次電池の一例を示す
分解斜視図、第2図は従来の流速分布図、第3図は本考
案の実施例を示す要部断面図、第4図は第3図のA−A
断面図、第5図(a),(b)は本考案の実施例を示す正面図
及びB−B断面図、第6図は本考案の流速分布図であ
る。 6……電極板、7……セパレータ、13a……先端が半
球状のサポータ、13b……メツシユ状のサポータ、1
4a,14b……パツキン枠。
分解斜視図、第2図は従来の流速分布図、第3図は本考
案の実施例を示す要部断面図、第4図は第3図のA−A
断面図、第5図(a),(b)は本考案の実施例を示す正面図
及びB−B断面図、第6図は本考案の流速分布図であ
る。 6……電極板、7……セパレータ、13a……先端が半
球状のサポータ、13b……メツシユ状のサポータ、1
4a,14b……パツキン枠。
Claims (2)
- 【請求項1】電極板とセパレータの間にサポータを介在
させて成る液循環型亜鉛−臭素二次電池において、 前記サポータが、電極板の電解液流通方向に沿って両側
端部に設けられた先端半球状のサポータ群と、前記先端
半球状のサポータ群の間に設けられたメッシュ状あるい
は格子状のサポータとからなり、前記両側端部の電解液
の流れ抵抗を中央部より小さくして電解液の流れを均一
にしたことを特徴とする液循環型亜鉛−臭素積層二次電
池。 - 【請求項2】前記メッシュ状あるいは格子状のサポータ
と前記先端半球状サポータ群との面積比がほぼ2対1で
あることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に
記載の液循環型亜鉛−臭素積層二次電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983109075U JPH0629896Y2 (ja) | 1983-07-15 | 1983-07-15 | 液循環型亜鉛一臭素積層二次電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983109075U JPH0629896Y2 (ja) | 1983-07-15 | 1983-07-15 | 液循環型亜鉛一臭素積層二次電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6017568U JPS6017568U (ja) | 1985-02-06 |
JPH0629896Y2 true JPH0629896Y2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=30254232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1983109075U Expired - Lifetime JPH0629896Y2 (ja) | 1983-07-15 | 1983-07-15 | 液循環型亜鉛一臭素積層二次電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0629896Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101647138B (zh) * | 2007-03-28 | 2012-11-14 | 红流私人有限公司 | 用于流动电解质电池的电池组 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH025481Y2 (ja) * | 1980-12-19 | 1990-02-09 | ||
JPS6226917Y2 (ja) * | 1980-12-19 | 1987-07-10 | ||
JPS57115774A (en) * | 1981-01-08 | 1982-07-19 | Meidensha Electric Mfg Co Ltd | Diaphragm supporter of layer-built cell |
US4396689A (en) * | 1981-06-01 | 1983-08-02 | Exxon Research And Engineering Co. | Separator-spacer for electrochemical systems |
-
1983
- 1983-07-15 JP JP1983109075U patent/JPH0629896Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6017568U (ja) | 1985-02-06 |
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