JP5270627B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置および半導体装置にデータを書き込む方法に関する。より特定すれば、本発明は多値メモリセルを有する半導体装置および多値メモリセルにデータを書き込む方法に関する。
近年、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置において、記憶容量の増大が広く求められている。それに応えるものとして、多値の半導体記憶装置が提案されている。このような多値の半導体記憶装置として特開平8−235886号公報や特開2002−216485号公報が提案されている。これらの公報には、メモリセルに2ビット以上の記憶情報が記憶できることが記載されている。
このような多値メモリセルを有する半導体装置では、例えばメモリセルに2ビットの情報を記憶させる場合、メモリセルのレベルが1、2、3、4と4つ存在し、この4つのレベルが二つの出力または入力データを構成する。このレベル1、2、3、4をそれぞれ(1,1)、(0,1)、(1,0)、(0,0)と二つの入出力データとして定義してメモリセルに多値を記憶できるようにしている。ここでは、データ“0”を書き込み状態、データ“1”を消去状態と定義し、メモリセルへの書き込み動作とは、メモリセルのデータ“1”をデータ“0”に変化させること、消去動作とは、データ“0”をデータ“1”に変化させることを言う。よって、一般にフラッシュメモリでは、書き込みコマンドにより、メモリセルのデータ“1”をデータ“0”にすることは禁止されている。
しかしながら、レベル2の状態を有するメモリセルに対し、レベル3へしきい値電圧Vthを変化させる書き込みコマンドが入力されると、実際の書き込み動作により、メモリセルのデータが(0,1)から(1,0)へと変化してしまう。すなわち、2ビットのうちの一方のビットが、データ“”からデータ“”に変化してしまい、書き込み動作でメモリセルの消去動作が起こってしまうという問題がある。
本発明は、前述した従来における課題を解決し、プログラム動作で消去動作が起こってしまう現象を避けることができる半導体装置を提供する。
本発明は、複数の異なるしきい値を有するメモリセルを含むメモリ部と、入力された書き込みデータを書き込もうとするメモリセルから既存データを読み出す読出回路と、前記書き込みデータと前記メモリセルの既存データを比較し、書き込み動作で消去動作が起こるパターンを検出する検出回路とを有する半導体装置である。書き込み動作で消去動作が起こるパターンを検出する構成を利用するため、上記課題を解決することができる。
前記検出回路は前記パターンを検出すると、前記書き込みデータの書き込み動作を禁止する信号を生成する構成とすることができる。
また、前記半導体装置は更にベリファイ用センスアンプを有し、前記読出回路は前記ベリファイ用センスアンプを利用して前記メモリセルから既存データを読み出す構成とすることができる。この場合、前記読出回路は、前記ベリファイ用センスアンプを用いて、前記メモリセルの既存データの読出しを二回実行することが好ましい。
また、前記半導体装置は更にベリファイ用センスアンプを有し、前記読出回路は前記ベリファイ用センスアンプを利用し、かつベリファイ用のリファレンスセルとは異なるリファレンスセルを用いて、前記メモリセルから既存データを読み出す構成とすることができる。
また、前記半導体装置は更にベリファイ用センスアンプを有し、前記読出回路は前記ベリファイ用センスアンプを利用し、かつベリファイ用のリファレンスセルを用いて、前記メモリセルから既存データを読み出す構成とすることができる。この場合、前記ベリファイ用センスアンプは、前記メモリセルの既存データの読み出しレベルをシフトさせるトランジスタを含むことが好ましい。
また、前記半導体装置は更にベリファイ用センスアンプを有し、前記読出回路は前記ベリファイ用センスアンプを利用し、かつベリファイ時のセンスレシオとは異なるセンスレシオを用いて、前記メモリセルから既存データを読み出す構成とすることができる。
また、前記メモリ部は、同時に動作可能な複数のバンクを有する構成とすることができる。この場合、前記読出回路および前記検出回路は前記複数のバンクに共通に設けられていることが好ましい。
また、前記読出し回路は、前記メモリ部からデータを読み出すためのリード用センスアンプを含む構成とすることができる。
また、前記半導体装置は更に、前記検出結果を外部に出力する回路を有する構成とすることができる。
上記半導体装置において、前記複数のことなるしきい値は3値以上とすることができる。
第1実施例に係る半導体装置のブロック図である。 第1実施例に係る半導体装置の詳細ブロック図である。 リード用のリファレンスセルのしきい値Vtを説明するための図である。 ワード線WLに印加する電圧を説明するための図である。 プログラムおよびプリリード用のリファレンスセルのしきい値Vtについて説明する図である。 データ入力バッファの構成例を示す図である。 ベリファイ用センスアンプの回路構成例を示す図である。 ベリファイ用センスアンプの電流検出を説明する図である。 アボートチェック回路の構成例を示す図である。 第1実施例におけるプログラム動作のタイミング図である。 第2実施例に係る半導体装置の詳細ブロック図である。 プログラム用およびプリリード用のリファレンスセルのしきい値Vtについて説明するための図である。 第2実施例に係るベリファイ用センスアンプの回路構成例を示す図である。 第2実施例におけるプログラム動作のタイミング図である。 第3実施例に係る半導体装置の詳細ブロック図である。 第3実施例におけるプログラム動作のタイミング図である。
以下、添付の図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は、第1実施例に係る半導体装置のブロック図である。図1に示すように、半導体装置1は、制御回路2、書き込み回路3、データ入力バッファ4、ベリファイ用センスブロック5、メモリコア6、アボートチェック回路7、およびデータ出力回路8を備える。
この半導体装置1は、Simultaneous Operation(SO)機能を備えた多値フラッシュメモリである。尚、簡略のため、消去に関係する回路ブロックは省略する。
制御回路2は、書き込み動作で消去動作が起こるパターンを検出するために、プログラム動作を開始する直前に、書き込みをしようとしているメモリセルのデータ読み出し期間(プリリード:pre−read)を設定する。書き込み回路3は、書き込み電圧Vppをメモリセルに印加して実際にプログラムする回路である。上記構成の半導体装置1は単独でパッケージされたフラッシュメモリ等の半導体記憶装置であってもよいし、システムLSIのように半導体装置の一部として組み込まれたものであってもよい。
データ入力バッファ4は、入力された書き込みデータINPUT I/O DATAをINPUTDATA(A)およびINPUTDATA(B)に変換し、アボートチェック回路7に供給する。このINPUTDATA(A)およびINPUTDATA(B)で一つのセルに書き込まれるデータのレベルを表している。メモリコア6はメモリ部を構成し、複数の異なるしきい値を設定することで多値を記憶できるメモリセルを有する。このようなメモリセルはいくつかのタイプが存在するが、任意のタイプの多値メモリセルを用いることができる。
ベリファイ用センスブロック5は、メモリコア6からメモリセルの既存データを読出して、このメモリセルの既存データCELLDATA(01)をアボートチェック回路7に供給する。SO機能のために、プログラム中に他のBANKからリードする場合もあるので、リード用センスアンプは使えないため、読出回路に後述するベリファイ用センスアンプ53を使用する。通常のプログラム動作に入った後は、プログラムベリファイ動作によってメモリセルのデータを読み出し、そのデータPGMV dataを制御回路2に供給する。制御回路2は、正しくプログラムされたと判断すると、PROGRAM_OK信号をデータ出力回路8に出力し、データ出力回路8は外部にパス信号を出力する。
アボートチェック回路7は、入力された書き込みデータINPUTDATAとメモリセルの既存データCELLDATA(01)を比較し、書き込み動作で消去動作が起こるパターンを検出することで、書き込み動作で消去動作が起こるパターンがある場合はabort信号を生成し、書き込み動作で消去動作が起こるパターンがない場合はNo abort信号を生成する。これらの信号はデータ出力回路8及び制御回路2に供給される。制御回路2は、abort信号に応じて書き込み動作をストップさせる。データ出力回路8は、abort信号に応じてフェイル信号を外部に出力する。これにより、書き込み動作で消去動作が起こるパターンが有る場合、書き込みコマンドによる書き込み動作を開始せずに強制終了させることができるので、プログラム動作で消去が起こってしまうという現象を避けることができる。
次に、第1実施例に係る半導体装置の詳細ブロック図について説明する。図2は、第1実施例に係る半導体装置の詳細ブロック図である。図2に示すように、半導体装置1は、制御回路2、データ入力バッファ4、ベリファイ用センスブロック5、メモリコア6、アボートチェック回路7、データ出力回路8、アドレスバッファ9、10、リード用リファレンスセル11A〜11C、リード用センスアンプ12、13A〜13C、比較回路14A〜14Cを含む。
SO機能を有する半導体装置では、独立なアドレス系統をそれぞれもつ複数のバンクを有し、一のバンクをプログラムまたはイレーズ中に、他のバンクからリード可能なように構成されている。そしてチップ面積の増大を避けるために、各バンクは、プログラムあるいはイレーズのベリファイのために用いられるベリファイ用センスアンプを共用し、リード時に用いられるリード用センスアンプも共用する。
制御回路2は、外部から供給される制御信号(チップイネーブル信号、書き込みイネーブル信号など)、および所定のコマンドレジスタから供給される制御信号を受け、これら制御信号に応じて読み出し動作、書き込み動作、消去動作等を実行する。データ入力バッファ4は、制御回路2からPGM_SET信号とDATALOAD信号の供給を受け、外部からの書き込みデータであるInput I/O DATAをINPUTDATA(A)およびINPUTDATA(B)に変換し、アボートチェック回路7に供給する。アドレスバッファ9、10は、外部から供給されるアドレス信号を取り込むものである。
メモリコア6は、二つのメモリバンクBANKA、BANKBを有する。各メモリバンクBANKA、BANKBは、Xデコーダ61、62と、Yデコーダ63、64と、メモリセルアレイ65、66を有する。メモリセルアレイ65、66は、マトリックス状に配置された電気的に書き換え可能な不揮発性のメモリセル、ワード線、ビット線等を含み、各メモリセルは、複数の異なるしきい値を設定することで多値を記憶できる。
Xデコーダ61、62は、アドレスバッファ9、10が取り込んだアドレス信号のうち
、Xアドレス信号をデコードして、デコード結果に基づいて、メモリセルアレイ65、66の指定Xアドレスのメモリセルを選択する。Yデコーダ63、64は、アドレスバッファ9、10が取り込んだアドレス信号のうち、Yアドレス信号をデコードして、デコード結果に基づいて、メモリセルアレイ65、66の指定Yアドレスのメモリセルを選択する。
リード用センスアンプ12は、データ読出し時、メモリセルアレイ65、66の選択されたメモリセルを流れる電流を検出し、このセル電流を電圧に変換する。リファレンスセル11A〜11Cは、選択セルがどのレベルにあるのかを検出するためのセルであり、リード動作時、高速に検出するため、3つのリファレンスセル11A〜11Cが同時に選択される。リード用センスアンプ13A〜13Cは、リファレンスセル11A〜11Cを流れる電流を検出して電圧に変換するものであり、3つのリファレンスセル11A〜11Cに対応して設けられている。
比較回路14A〜14Cはそれぞれ、リード用センスアンプ12で検出したメモリセルのデータと、リード用センスアンプ13A〜13Cで検出したリファレンスセル11A〜11Cのレベルを比較してメモリセルのデータのレベルを判定し、セルデータをデータ出力回路8に出力する。この比較回路14A〜14Cは、リード動作時に、高速に処理するため、リード用センスアンプ13A〜13Cに対応して3つ設けられている。
ベリファイ用センスアンプブロック5は、5つのリファレンスセル51A〜51E、ベリファイ用センスアンプ52、53、比較回路54を含む。上の3つのリファレンスセル51A〜51Cは、通常のプログラムベリファイに使用されるリファレンスセルである。下の2つのリファレンスセル51D、51Eはプリリードで使用されるリファレンスセルである。リファレンスセル51Dは1回目のプリリード用のリファレンスセルであり、リファレンスセル51Eは2回目のプリリード用のリファレンスセルである。
ベリファイ用センスアンプ52は、リファレンスセル51A〜51Eを流れる電流を検出し、この電流を電圧に変換する。ベリファイ用センスアンプ53は、メモリセルを流れる電流を検出し、メモリセルの既存データを読み出す。プリリード時、ベリファイ用センスアンプ53は、メモリセルの既存データの読出しを2回実行する。比較回路54は、ベリファイ用センスアンプ53で検出したメモリセルの既存データと、ベリファイ用センスアンプ52で検出したリファレンスセルのレベルを比較してメモリセルの既存データCELLDATAのレベルを判定する。
アボートチェック回路7は、データ入力バッファ4から入力された書き込みデータINPUTDATAを、比較回路54から入力されたメモリセルの既存データCELLDATAと比較し、書き込み動作で消去動作が起こるパターンを検出し、書き込み動作で消去動作が起こるパターンがある場合、abort信号を制御回路2及びデータ出力回路8に供給し、実際のプログラムを開始せずに終了させる。アボートチェック回路7は、書き込み動作で消去動作が起こるパターンが検出されない場合、No abort信号を制御回路2に供給し、実際のプログラムを開始する。データ出力回路8は、アボートチェック回路7からのabort信号またはNo abort信号に基づき、プログラムの完了を示すパス信号、書き込み禁止データが入力されたことを示すフェイル信号を外部に出力し、通常リード時にはセルデータを出力する。
なお、ベリファイ用センスアンプ53、アボートチェック回路7が特許請求の範囲における読出回路、検出回路にそれぞれ相当する。
次に、メモリコア6からデータを読み出して半導体装置1の外部に出力するリード動作について説明する。図3は、リード用リファレンスセル11のしきい値Vtを説明するための図である。図4は、ワード線WLに印加する電圧を説明するための図である。図3において、横軸はメモリセルのしきい値Vtを示し、縦軸はセル数を示す。各メモリセルのしきい値は、プログラムされたデータに応じて、レベル1、レベル2、レベル3およびレベル4のいずれかに分布する。レベル1、レベル2、レベル3、レベル4は、2ビットのデータの“11”、“01”、“10”、“00”にそれぞれ対応する。
図3に示すように、各レベルの中間にそれぞれしきい値Vtを持つようにする。ここで、リードレベル1−2のしきい値Vtは、メモリセルのレベル1または2なのかを検出するためのリファレンスセル11Aのしきい値である。リードレベル1,2−3,4のしきい値Vtは、メモリセルのレベル1、2またはレベル3、4なのかを検出するためのリファレンスセル11Bのしきい値Vtである。リードレベル3−4のしきい値Vtは、レベル3または4なのかを検出するためのリファレンスセル11Cのしきい値である。
メモリセルアレイ65、66のワード線WLへの印加電位(Vgate)は、図4に示すIVカーブのように、レベル4のセル電流(Idrain)がゼロ程度になるレベルに設定する。また、リファレンスセル11のワード線WLにも、メモリセルアレイ65、66のワード線と同じ電圧を印加する。これにより、各レベルでリファレンスセル11A〜11Cの電流値は異なるから、この電流をベリファイ用センスアンプ52と同じリード用センスアンプ13A〜13Cで電圧に変換し、その3つの電圧をそれぞれ3つの比較回路14A〜14Cに供給することで、比較回路14A〜14Cでメモリコアセルのレベルと比較し、セルデータを判定する。その判定結果に基づいて、データ出力回路8は外部にセルデータを出力する。
図5は、ベリファイ用センスブロック5内に設けられたリファレンスセル51のしきい値Vtについて説明する図である。しきい値Vt_PGM2は、プログラムの過程において、当該メモリセルが、レベル2に正しくプログラムされたか否かを検出するプログラムベリファイ動作に用いられるリファレンスセル51Aのしきい値である。しきい値Vt_PGM3は、プログラムの過程において、当該メモリセルが、レベル3に正しくプログラムされたか否かを検出するプログラムベリファイ動作に用いられるリファレンスセル51Bのしきい値である。
しきい値Vt_PGM4は、プログラムの過程において、当該メモリセルが、レベル4に正しくプログラムされたか否かを検出するプログラムベリファイ動作に用いられるリファレンスセル51Cのしきい値である。Vt1は、1回目のプリリード時のリファレンスセル51Dのしきい値である。Vt2は、2回目のプリリード時のリファレンスセル51Eのしきい値である。
図5に示すように、プリリード用のしきい値Vt1、Vt2は各レベルの中間となるように設定する。つまり、図3に示すリード用センスアンプ側と同じしきい値Vtとなる。このように、第1実施例では、センスアンプのロードは変えない構成のままで、プリリード用のリファレンスセル51D、51Eを2つ設けることで、プリリードを実現できる。
次に、プログラム動作について説明する。ベリファイ用センスアンプ53は、プリリードを二回実行し、プログラム動作を開始する直前に、書き込みをしようとしているメモリセルに格納されている既存データを二回読み出す。1回目のプリリード時には、ベリファイ用センスアンプ53は、メモリセルを流れる電流を検出し、これを電圧に変換し、メモリセルの既存データCELLDATAとして比較回路54へ供給する。また、制御回路2は、しきい値Vt1を有するリファレンスセル51Dのワード線に電圧を印加する。ベリファイ用センスアンプ52は、リファレンスセル51Dを流れる電流を検出し、これを電圧に変換し、リファレンスセル51Dのデータを比較回路54へ供給する。比較回路54は、リファレンスセル51Dのデータを用いてメモリセルの既存データがレベル1、2であるかレベル3、4であるかを判定する。
二回目のプリリード時には、ベリファイ用センスアンプ53は、メモリセルを流れる電流を検出し、これを電圧に変換し、メモリセルの既存データCELLDATAとして比較回路54へ供給する。また、制御回路2は、しきい値Vt2を有するリファレンスセル51Eのワード線に電圧を印加する。ベリファイ用センスアンプ52は、メモリセルの既存データがレベル1かレベル2である場合、2回目のプリリード用のリファレンスセル51Eを流れる電流を検出し、これを電圧に変換し、2回目のプリリード時のリファレンスセル51Eのデータを比較回路54へ供給する。比較回路54は、リファレンスセル51Eのデータを用いてメモリセルの既存データがレベル1かレベル2かを判定する。
アボートチェック回路7は、メモリセルがレベル2であると判定され、かつ、データ入力バッファ4からのINPUTDETAを参照してそのメモリセルに対してレベル3への書き込みコマンドが入力されている場合には、abort信号を発生させ、そのメモリセルへの書き込みのみを禁止する、あるいは、書き込み動作そのものをエラーとする。このようにして、プログラム動作で消去が起こってしまうという現象を避けることができる。
また、上記以外の場合は、アボートチェック回路7はNo abort信号を発生させ、制御回路2はプログラム動作を実行させるPGM_START信号を出力する。これに応じて、書き込み回路3は実際にメモリセルにプログラムする。
次に、データ入力バッファ4について説明する。図6は、データ入力バッファ4の構成例を示す図である。図6に示すように、データ入力バッファ4は、INPUTDATA(A)を出力する回路と、INPUTDATA(B)を出力する回路で構成され、各回路は、インバータ41a〜41e、PMOSトランジスタ42a〜42c、NMOSトランジスタ43a〜43eを含んでいる。VCC電源線は、電源電圧Vccを供給するものである。INPUT I/O dataは、外部から入力される書き込み信号である。INPUTDATAは、書き込みデータを表す。
電源VccとグランドVss間には、PMOSトランジスタ42a、42b、NMOSトランジスタ43aが直列に接続されている。PMOSトランジスタ42aとNMOSトランジスタ43bのゲートは、制御回路2が書き込みコマンドを認識したことで生成されるPGM_SET信号をインバータ41aで反転した信号により制御されている。PMOSトランジスタ42bとNMOSトランジスタ43aのゲートは、INPUT I/O dataにより制御されている。また、インバータ41c、41d、NMOSトランジスタ43d、43eでラッチ回路を構成する。
NMOSトランジスタ43c、43dのゲートは制御回路2からのDATALOAD信号により制御されている。PMOSトランジスタ42cのゲートは、リセット信号RESETBにより制御されている。ラッチ回路で保持されたデータは、インバータ41eを介してアボートチェック回路7に供給される。
次に、ベリファイ用センスアンプ53について説明する。図7は、ベリファイ用センスアンプ53の回路構成例を示す図である。図7に示すように、ベリファイ用センスアンプ53は、PMOSトランジスタ531a、531b、NMOSトランジスタ532a〜532d、NAND回路533、ロード部534を含む。NMOSトランジスタ532a、532c、532d、PMOSトランジスタ531bでバイアス制御部535を構成する。電源VccとグランドVss間には、PMOSトランジスタ531a、ロード部534、NMOSトランジスタ532a、532bが直列に接続されている。
また、電源VccとグランドVss間には、PMOSトランジスタ531b、NMOSトランジスタ532d、532cが直列に接続されている。NMOSトランジスタ532b、PMOSトランジスタ531a、531bのゲートは、PGM_SET信号とリセット信号RESETBがNAND回路533でNAND処理された信号で制御されている。NMOSトランジスタ532cのゲートは、メモリセルを流れる電流CORE DRAINにより制御される。NMOSトランジスタ532aのゲートは、NMOSトランジスタ532d、532c間のノードN1の電位により制御される。PMOSトランジスタ531aとNMOSトランジスタ532a間のノードN2の電位がCELLDATAとして比較回路54に供給される。なお、第1実施例では、プリリード用のリファレンスセル51D、51Eを2つ設けることで、ベリファイ用センスアンプ53のロードを変えない構成のままで、プリリードを実現している。
フラッシュメモリでは、リードアクセス時に電流を流すことから、誤ってセルに書き込まれることを避けるために、セルのドレイン電圧として、1[V]未満にクランプした電圧を与えるようにする。ここでは、ノードN2を0.8[V]程度にクランプしている。
図8はベリファイ用センスアンプ53の電流検出を説明する図である。図8に示す例では、NOR型のフラッシュメモリの例を示している。フラッシュメモリでは、フローティングゲートに電子が注入されておらず、消去状態でデータ1を保持している場合に、セルは電流を流す。また、フローティングゲートに電子が注入されており、プログラム状態でデータ0を保持している場合には、セルは電流を流さない。このように、ベリファイ用センスアンプ53は、メモリセルを流れるセル電流CORE DRAINを検出し、このセル電流を電圧に変換し、メモリセルの既存データCELLDATAとして比較回路54へ供給する。
次に、アボートチェック回路7について説明する。図9は、アボートチェック回路7の構成例を示す図である。図9に示すように、アボートチェック回路7は、インバータ71a、71b、NAND回路72、NOR回路73を含む。アボートチェック回路7は、ベリファイ用センスアンプ53にて発生させたデータとベリファイ用センスアンプ52からのデータとを比較して、メモリセルに書き込もうとしている入力データが(1,0)であり、かつ、メモリセルデータが(0,1)であると判断した時にHIGHとなるabort信号を生成する。具体的には、NAND回路72の出力は、INPUTDATA(A)がLOWで、INPUTDATA(B)がHIGHの時、LOWとなる。NOR回路73の出力は、NAND回路72の出力がLOWで、CELLDATAがHIGHの時、HIGHとなる。つまり、アボートチェック回路7は、メモリセルに対してレベル3(10)への書き込みコマンドが入力され、かつ、メモリセルがレベル2(01)の時にabort信号をHIGHにする。
図10はプログラム動作のタイミング図であり、同図(a)はNo abort時、同図(b)はabort時のタイミング図である。制御回路2は、書き込みコマンドが入力されると、コマンドを認識した信号PGM_SETをHIGHにする。このPGM_SET信号がプリリードを実行させるPREREAD信号をHIGHにし、1st READ信号のHIGHで、ベリファイ用センスアンプ53を利用した1回目のプリリードを実行し、2nd READ信号のHIGHで、ベリファイ用アンプ53を利用した2回目のプリリードを実施する。
DATALOAD信号がHIGHになる前にリセット信号RESETBがLOWになり、データ入力バッファ4のラッチ回路のデータがリセットされる。
DATALOAD信号は、PREREAD信号がHIGHの時にHIGHとなり、データ入力バッファ4にデータがロードされる。アボートチェック回路7からのabort信号がLOWの場合、PGM_START信号がHIGHとなり、制御回路2によりPROGRAM_OK信号がHIGHとなれば実際のプログラムが開始され、データ出力回路8は、プログラムが完了するとPASSを外部に出力する。アボートチェック回路7は、メモリセルに対してレベル3(10)への書き込みコマンドが入力され、かつ、メモリセルがレベル2(01)の時にabort信号をHIGHにし、これを受けた制御回路2は書き込みコマンドによる書き込み動作を開始せずに強制終了させることで、プログラム動作で消去が起こってしまうという現象を避けることができる。さらに、このとき、abort信号を受けたデータ出力回路8はFailを外部に出力する。これにより、ホストシステム側は、禁止されている書き込み動作を指示したことを知ることができる。
第1実施例によれば、入力された書き込みデータをメモリセルの既存データと比較し、書き込み動作で消去動作が起こるパターンを検出するので、書き込み動作で消去動作が起こるパターンを禁止動作とし、この禁止動作が認識されると書き込みコマンドによる書き込み動作を開始せずに強制終了させることで、プログラム動作で消去が起こってしまうという現象を避けることができる。
また、メモリセルの既存データの読出しを二回実行してメモリセルの既存データを検出するようにしたので、読出し回路の数を減らすことができ、読出回路の増加によるチップ面積の増加を防ぐことができる。
次に、第2実施例について説明する。図11は、第2実施例に係る半導体装置の詳細ブロック図である。図11に示すように、半導体装置100は、制御回路2、データ入力バッファ4、ベリファイ用センスブロック105、メモリコア6、アボートチェック回路7、データ出力回路8、アドレスバッファ9、10、リード用リファレンスセル11、リード用センスアンプ12、13A〜13C、比較回路14A〜14Cを含む。ベリファイ用センスアンプブロック105は、リファレンスセル51A〜51C、ベリファイ用センスアンプ52、153、比較回路54を含む。第1実施例と同一部分については同一符号を付するものとしてその説明を省略する。
図12は、リファレンスセル51のしきい値Vtについて説明するための図である。しきい値Vt_PGM2は、プログラムの過程において、当該メモリセルが、レベル2に正しくプログラムされたか否かを検出するプログラムベリファイ動作に用いられるリファレンスセル51Aのしきい値である。しきい値Vt_PGM3は、プログラムの過程において、当該メモリセルが、レベル3に正しくプログラムされたか否かを検出するプログラムベリファイ動作に用いられるリファレンスセル51Bのしきい値である。しきい値Vt_PGM4は、プログラムの過程において、当該メモリセルが、レベル4に正しくプログラムされたか否かを検出するプログラムベリファイ動作に用いられるリファレンスセル51Cのしきい値である。
第2実施例では、第1実施例で説明したプリリード用のリファレンスセル51D、51Eは新たには用意せず、既存のプログラムベリファイ用のリファレンスセルである、PGM_LEVEL2用のリファレンスセル51AとPGM_LEVEL3用のリファレンスセル51Bをプリリードに利用する。1回目のプリリードに、PGM_LEVEL3用のリファレンスセル51Bを利用し、2回目のプリリードに、PGM_LEVEL2用のリファレンスセル51Aを利用する。この場合、ベリファイ用センスアンプを図7に示した構成のままでメモリセルのデータを読むと、レベル2またはレベル3のセルのリードマージンがない。このため、第2実施例では、リードマージンを確保するために、ベリファイ用センスアンプ153を図13に示すように構成する。
図13は、第2実施例に係るベリファイ用センスアンプの回路構成例を示す図である。図13に示すように、ベリファイ用センスアンプ153は、PMOSトランジスタ531a、531b、531c、NMOSトランジスタ532a〜532d、NAND回路533、ロード部534、インバータ536を含む。なお、図7で説明したベリファイ用センスアンプ53と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
第2実施例では、マージンを確保するために、図11に示すように、ベリファイ用センスアンプ153をPREREAD信号がHIGHの時にロードが小さくなるように、ロード部534の一部をバイパスするためのPMOSトランジスタ531cを付け加えている。このPMOSトランジスタ531cは、プリリード時、メモリセルの既存データのレベルをシフトさせる。これにより、PREREAD信号がHIGHのとき、ノードN2であるCELLDATAが高いほうにシフトする。すなわち、”0”データのセルを検出すると、そのセルは、通常の”0”に対応するしきい値Vtよりも高いしきい値Vtであるかのように検出できる。つまり、”0”データのセルのリードマージンを大きくできる。
図14は第2実施例におけるプログラム動作のタイミング図、同図(a)はNo abort時、同図(b)はabort時のタイミング図である。この例では、図10における1st read信号、2nd read信号が、それぞれPGMV_LEVEL3、PGMV_LEVEL2に置き換わる。制御回路2は、書き込みコマンドが入力されると、コマンドを認識した信号PGM_SETをHIGHにする。このPGM_SET信号がプリリードを実行させるPREREAD信号をHIGHにし、PGMV_LEVEL3信号がHIGHの時、ベリファイ用センスアンプ153を利用した1回目のプリリードを、PGMV_LEVEL2信号がHIGHの時、ベリファイ用センスアンプ153を利用した2回目のプリリードを実行する。
1回目のプリリードで、ベリファイ用センスアンプ153は、PREREAD信号がHIGHの時、インバータ536の出力がLOWとなり、PMOSトランジスタ531cがONとなり、ロード部534がプリリード用に切り替わり、ロードが小さくなる。これにより、ノードN2であるCELLDATAが高いほうにシフトする。
また、制御回路2は、しきい値Vt_PGM3を有するリファレンスセル51Bのワード線に電圧を印加する。ベリファイ用センスアンプ52は、リファレンスセル51Bに流れる電流を検出し、これを電圧に変換し、リファレンスセル51Bのデータを比較回路54へ供給する。比較回路54は、リファレンスセル51Bのデータを用いてメモリセルの既存データがレベル1、2であるかレベル3、4であるかを判定する。2回目のプリリードで、ベリファイ用センスアンプ153は、PREREAD信号がHIGHの時、インバータ536の出力がLOWとなり、PMOSトランジスタ531cがONとなるので、ロード部534のロードが小さくなる。これにより、ノードN2であるCELLDATAが高いほうにシフトする。
また、制御回路2は、しきい値Vt_PGM2を有するリファレンスセル5Aのワード線に電圧を印加する。ベリファイ用センスアンプ52は、リファレンスセル51Aを流れる電流を検出し、これを電圧に変換し、リファレンスセル51Aのデータを比較回路54へ供給する。比較回路54は、リファレンスセル51Aのデータを用いてメモリセルの既存データがレベル1かレベル2かを判定する。DATALOAD信号がHIGHになる前にリセット信号RESETBがLOWになり、データ入力バッファ4のラッチ回路のデータがリセットされる。DATALOAD信号は、PREREAD信号がHIGHの時にHIGHとなり、データ入力バッファ4にデータがロードされる。
アボートチェック回路7は、メモリセルがレベル2であると判定され、かつ、そのメモリセルに対してレベル3への書き込みコマンドが入力されている以外の場合には、abort信号をHIGHにしない。制御回路2は、abort信号がLOWの場合、PGM_START信号をHIGHにし、実際のプログラムが開始される。制御回路2は、プログラムが完了すると、PROGRAM_OK信号をHIGHにし、データ出力回路8は、PASSを外部に出力する。
アボートチェック回路7は、メモリセルに対してレベル3への書き込みコマンドが入力され、かつ、メモリセルがレベル2の時にabort信号をHIGHし、データ出力回路8はFailを外部に出力し、書き込みコマンドによる書き込み動作を開始せずに強制終了させることで、プログラム動作で消去が起こってしまうという現象を避けることができる。
第2実施例によれば、プリリードの時、ベリファイ用センスアンプ153のロードをプリリード用に切替えるようにしたので、センスレシオを使用してマージンを持った読み出しを可能にできる。また、プリリード用のリファレンスセルを別途設ける必要がない。
次に、第3実施例について説明する。実施例1、2では、SO動作のフラッシュメモリを例にとって説明したが、第3実施例は、SO動作機能を有しないコンベンショナルなフラッシュメモリの例である。図15は、第3実施例に係る半導体装置の詳細ブロック図である。図15に示すように、半導体装置200は、制御回路2、データ入力バッファ4、ベリファイ用センスブロック105、メモリコア206、アボートチェック回路7、データ出力回路8、アドレスバッファ9、リード用リファレンスセル11、リード用センスアンプ12、13A〜13C、比較回路14A〜14Cを含む。なお、第1および2実施例と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。実施例3では、プログラムを行う際は他Bankでリードを行うことがないため、リード用センスアンプ12でプリリードを実現する。
図16は第3実施例におけるプログラム動作のタイミング図、同図(a)はNo abort時、同図(b)はabort時のタイミング図である。制御回路2は、書き込みコマンドが入力されると、コマンドを認識した信号PGM_SETをHIGHにする。このPGM_SET信号がプリリードを実行させるPREREAD信号をHIGHにし、リード用センスアンプ12で、通常のリード動作と同様に、1回のプリリード動作により、既存データを読み出す。
具体的には、メモリセルアレイ263のワード線WLとリファレンスセル11のワード線WLに印加電圧(Vgate)が供給される。リード用センスアンプ12はメモリコアセルの電流値を電圧に変換する。リード用センスアンプ13A〜13Cは、各レベルでリファレンスセル11A〜11Cの電流を電圧に変換し、その3つの電圧をそれぞれ3つの比較回路14A〜14Cに供給する。比較回路14A〜14Cは、メモリコアセルのレベルとリード用センスアンプ13A〜13Cからのレベルを比較し、セルデータを判定し、アボートチェック回路7にセルデータCELLDATA(01)を出力する。
DATALOAD信号がHIGHになる前にリセット信号LOWになり、データ入力バッファ4のラッチ回路のデータがリセットされる。DATALOAD信号はPREREAD信号がHIGHの時にHIGHとなり、データ入力バッファ4にデータがロードされる。制御回路2は、アボードチェック回路7からのabort信号がLOWの場合、PGM_START信号をHIGHにし、実際のプログラムが開始される。プログラムが正常に完了すると、PROGRAM_OK信号はHIGHとなり、データ出力回路8はPASSを外部に出力する。
アボートチェック回路7は、メモリセルに書き込もうとする書き込みデータがレベル3(10)で、そのメモリセルがレベル2(01)の時にAbort信号をHIGHにし、これを受けた制御回路2は書き込みコマンドによる書き込み動作を開始せずに強制終了させることで、プログラム動作で消去が起こってしまうという現象を避けることができる。さらに、このとき、abort信号を受けたデータ出力回路8はFailを外部に出力する。これにより、ホストシステム側は、禁止されている書き込み動作を指示したことを知ることができる。
このように、SO動作機能を有しない半導体装置では、リード用センスアンプ12を使用できるため、実施例1、2のように2回のプリリードの必要がなく、通常のリード動作と同様に、1回のプリリード動作により、既存データを読み出すことができる。このため、第1実施例における図10に対して、1stRead、2ndReadの波形がいらなくなり、PREREAD信号に応じてプリリードを実行できる。
なお、実施例1、2で説明したように、プリリードをベリファイ用センスアンプ53を用いて行ってもよい。この場合、2回のプリリードが必要になる。
第3実施例によれば、SO機能を有しないコンベンショナルな半導体装置でも、入力された書き込みデータをメモリセルの既存データと比較し、書き込み動作で消去動作が起こるパターンを検出するので、プログラム動作で消去が起こってしまうという現象を避けることができる。
1 半導体装置、2 制御回路、3 書き込み回路、4 データ入力バッファ、5 ベリファイ用センスブロック、6 メモリコア、7 アボートチェック回路、8 データ出力回路、12,13A,13B リード用センスアンプ、52,53 ベリファイ用センスアンプ、54 比較回路、65,66 メモリセルアレイ、531c トランジスタ。

Claims (6)

  1. 複数の異なるしきい値を有するメモリセルを含むメモリ部と、
    入力された書き込みデータを書き込もうとするメモリセルから既存データを読み出す読出回路と、
    前記書き込みデータと前記メモリセルの既存データを比較し、書き込み動作で消去動作が起こるパターンを検出する検出回路と、
    ベリファイ用センスアンプとを備え
    前記読出回路は前記ベリファイ用センスアンプ、及びベリファイ用のリファレンスセルとは異なるリファレンスセルを用いて、前記メモリセルから既存データを読み出し、
    書き込み動作で消去動作が起こるパターンが検出されると、書き込み動作を禁止する、半導体装置。
  2. 複数の異なるしきい値を有するメモリセルを含むメモリ部と、
    入力された書き込みデータを書き込もうとするメモリセルから既存データを読み出す読出回路と、
    前記書き込みデータと前記メモリセルの既存データを比較し、書き込み動作で消去動作が起こるパターンを検出する検出回路と、
    ベリファイ用センスアンプとを備え
    前記読出回路は前記ベリファイ用センスアンプ、及びベリファイ用のリファレンスセルを用いて、前記メモリセルから既存データを読み出し、
    前記ベリファイ用センスアンプは、前記メモリセルの既存データの読み出しレベルをシフトさせるトランジスタを含み、
    書き込み動作で消去動作が起こるパターンが検出されると、書き込み動作を禁止する、半導体装置。
  3. 複数の異なるしきい値を有するメモリセルを含むメモリ部と、
    入力された書き込みデータを書き込もうとするメモリセルから既存データを読み出す読出回路と、
    前記書き込みデータと前記メモリセルの既存データを比較し、書き込み動作で消去動作が起こるパターンを検出する検出回路と、
    ベリファイ用センスアンプとを備え
    前記読出回路は前記ベリファイ用センスアンプ、及びベリファイ時のセンスレシオとは異なるセンスレシオを用いて、前記メモリセルから既存データを読み出し、
    書き込み動作で消去動作が起こるパターンが検出されると、書き込み動作を禁止する、半導体装置。
  4. 前記メモリ部は、同時に動作可能な複数のバンクを有する請求項1から3のいずれか一項記載の半導体装置。
  5. 前記読出回路および前記検出回路は前記複数のバンクに共通に設けられている請求項記載の半導体装置。
  6. 前記読出し回路は、前記メモリ部からデータを読み出すためのリード用センスアンプを含む請求項1から請求項のいずれか一項記載の半導体装置。
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