JP5270457B2 - 基板切断装置 - Google Patents
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前記集合基板の第1面における直線状の基板境界線上に設けられた溝である第1面境界溝に対して自らの刃先を係合させるように延在する第1係合刃と、該第1係合刃の刃先に対して所定の間隙を介して対向させている自らの刃先を、前記集合基板の第2面における直線状の基板境界線上に設けられた溝である第2面境界溝に係合させるように延在する第2係合刃とを設け、前記回転刃の回転軸線に直交する面方向を、前記第1係合刃及び第2係合刃の延在方向に対して平行にしつつ、前記回転刃の刃先をそれら係合刃の延在方向の延長線上に位置させる姿勢で、前記回転刃を配設し、且つ、前記第1面境界溝に対して前記第1係合刃を係合させつつ、前記第2面境界溝に対して前記第2係合刃を係合させるように、前記集合基板を前記間隙に内に挿入した後、前記集合基板を前記間隙内で前記延在方向に沿ってスライド移動させて前記回転刃の刃先との接触位置に導いて切断するようにしたことを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の基板切断装置において、前記第1係合刃及び第2係合刃をそれぞれ水平方向に延在させた姿勢で、前記第2係合刃を前記第1係合刃の鉛直方向の真上に位置させ、且つ、それら係合刃の延在方向の一端側にて前記第1係合刃を前記第2係合刃の端部よりも外側に延出させたことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項2の基板切断装置において、前記集合基板の一端側を前記間隙に挿入した状態で、前記集合基板における前記間隙に挿入していない他端部を重力方向下方から支える支持部材を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項3の基板切断装置において、前記集合基板の前記他端部を重力方向下方から支えながら、駆動源の発する動力により、前記集合基板を前記延在方向に沿って前記接触位置に向けて押してスライド移動させる支持移動部材として、前記支持部材を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項4の基板切断装置において、前記延在方向に沿ってスライド移動せしめられる前記集合基板が前記接触位置で前記回転刃を境に二分されることによって得られる2つの基板分割箇所のうち、少なくとも一方を受ける基板受け台を設けるとともに、該基板受け台を、前記支持移動部材と連動させて前記延在方向に移動させるようにしたことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れかの基板切断装置において、前記回転刃の刃先の近傍で、前記集合基板から生ずる切削屑を吸引口内に吸引する第1吸引部と、該第1吸引部よりも大きな吸引口により空中に舞った切削屑を吸引する第2吸引部と、それら吸引部に対して吸引ダクトを介して接続された吸引力発生手段と、前記吸引ダクト内の所定箇所を開閉するのに伴って前記吸引力発生手段による吸引力を前記第2吸引部に対して繋いだり遮断したりする流路開閉手段と、前記回転刃の回転駆動中には、前記所定箇所を閉じる一方で、前記回転刃の回転停止後には、前記所定箇所を開くように、前記流路開閉手段の動作を制御する制御手段とを設けたことを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れかの基板切断装置において、前記回転刃に対して回転軸線方向の両脇にそれぞれ存在するスペースである第1スペースと第2スペースとのうち、前記第1スペースに配設され、前記回転刃の回転軸線方向における一方の側面に向けてエアーを発射する第1エアー発射手段と、前記第1スペースに配設され、前記回転刃の刃先よりも法線方向の外側の領域に向けてエアーを発射する第2エアー発射手段と、前記第2スペースに配設され、前記第2エアー発射手段から発射されたエアーを受けながらその進行方向を前記回転刃における他方の側面に向かう方向に転換するエアー受け部材とを設けたことを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項2乃至5の何れかの基板切断装置において、前記接触位置の前記回転刃の刃先に対して回転軸線方向の両脇でそれぞれ隣り合う位置に配設され、それぞれ前記集合基板の前記第2面に接触しながら前記集合基板を前記回転刃の回転中心に向けて押さえる2つの押さえ部材を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項8の基板切断装置において、前記延在方向に沿ってスライド移動せしめられる前記集合基板が前記接触位置で前記回転刃を境に二分されることによって得られる2つの基板分割箇所を、それぞれ接触位置通過後にも押さえるように2つの前記押さえ部材を構成するとともに、2つの基板分割箇所をそれぞれ押さえ部材との間に挟み込んで保持する2つの挟み込み部材を設けたことを特徴とするものである。
また、これらの発明においては、集合基板を切断するのに先立って、その集合基板を第1係合刃と第2係合刃との間に挿入する。この際、集合基板の第1面境界溝に対して第1係合刃を係合させつつ、集合基板の第2面境界溝に対して第2係合刃を係合させる。この係合により、第1係合刃及び第2係合刃の延在方向の延長線上にある回転刃に対して、基板境界線箇所である第1面境界溝及びその裏側の第2面境界溝が真っ直ぐに位置合わせされる。かかる位置合わせの後、集合基板を第1係合刃や第2係合刃の延在方向に沿って回転刃に向けて真っ直ぐにスライド移動させていくと、回転刃に対して第1面境界溝及びその裏側の第2面境界溝を真っ直ぐに位置合わせしたままの状態で集合基板をそれら境界溝に沿って真っ直ぐに切削又は研削することが可能である。よって、境界溝を回転刃に対して傾けてしまうことによる切断位置ズレの発生を回避することができる。
図6は、実施形態に係る基板切断装置を示す要部構成図である。同図において、基板切断装置は、ベース板1、支柱板2、庇状架台3、フード4、テーブル支持側板5、スライドテーブル6、板状の第1係合刃7、板状の第2係合刃8、研磨用砥石からなる円盤状の回転刃9、スライド支柱10、スライドレール11などを備えている。
1a:ベース吸引口(第1吸引部)
4:フード(第2吸引部)
6:スライドテーブル(基板受け台)
7:第1係合刃
8:第2係合刃
9:回転刃
10:スライド支柱(支持移動部材)
15:エアー受け部材
16:第1エアーブローノズル(第1エアー発射手段)
17:第2エアーブローノズル(第2エアー発射手段)
20a:第1押さえ部材
20b:第2押さえ部材
21a:第1挟み込み部材
21b:第2挟み込み部材
51:吸引管(吸引ダクト)
53:第2分岐管(吸引ダクトの所定箇所)
54:ダンパー(流路開閉手段)
100:集合基板
100a:第1面V溝(第1面境界溝)
100b:第2面V溝(第2面境界溝)
Claims (9)
- 電子部品実装済みの複数の電子回路基板が未分割の状態で1枚に繋がっている集合基板を、回転する円盤状の回転刃によって切削又は研削して複数の電子回路基板に切断する基板切断装置において、
前記集合基板の第1面における直線状の基板境界線上に設けられた溝である第1面境界溝に対して自らの刃先を係合させるように延在する第1係合刃と、該第1係合刃の刃先に対して所定の間隙を介して対向させている自らの刃先を、前記集合基板の第2面における直線状の基板境界線上に設けられた溝である第2面境界溝に係合させるように延在する第2係合刃とを設け、
前記回転刃の回転軸線に直交する面方向を、前記第1係合刃及び第2係合刃の延在方向に対して平行にしつつ、前記回転刃の刃先をそれら係合刃の延在方向の延長線上に位置させる姿勢で、前記回転刃を配設し、
且つ、前記第1面境界溝に対して前記第1係合刃を係合させつつ、前記第2面境界溝に対して前記第2係合刃を係合させるように、前記集合基板を前記間隙に内に挿入した後、前記集合基板を前記間隙内で前記延在方向に沿ってスライド移動させて前記回転刃の刃先との接触位置に導いて切断するようにしたことを特徴とする基板切断装置。 - 請求項1の基板切断装置において、
前記第1係合刃及び第2係合刃をそれぞれ水平方向に延在させた姿勢で、前記第2係合刃を前記第1係合刃の鉛直方向の真上に位置させ、
且つ、それら係合刃の延在方向の一端側にて前記第1係合刃を前記第2係合刃の端部よりも外側に延出させたことを特徴とする基板切断装置。 - 請求項2の基板切断装置において、
前記集合基板の一端側を前記間隙に挿入した状態で、前記集合基板における前記間隙に挿入していない他端部を重力方向下方から支える支持部材を設けたことを特徴とする基板切断装置。 - 請求項3の基板切断装置において、
前記集合基板の前記他端部を重力方向下方から支えながら、駆動源の発する動力により、前記集合基板を前記延在方向に沿って前記接触位置に向けて押してスライド移動させる支持移動部材として、前記支持部材を構成したことを特徴とする基板切断装置。 - 請求項4の基板切断装置において、
前記延在方向に沿ってスライド移動せしめられる前記集合基板が前記接触位置で前記回転刃を境に二分されることによって得られる2つの基板分割箇所のうち、少なくとも一方を受ける基板受け台を設けるとともに、
該基板受け台を、前記支持移動部材と連動させて前記延在方向に移動させるようにしたことを特徴とする基板切断装置。 - 請求項1乃至5の何れかの基板切断装置において、
前記回転刃の刃先の近傍で、前記集合基板から生ずる切削屑を吸引口内に吸引する第1吸引部と、該第1吸引部よりも大きな吸引口により空中に舞った切削屑を吸引する第2吸引部と、それら吸引部に対して吸引ダクトを介して接続された吸引力発生手段と、前記吸引ダクト内の所定箇所を開閉するのに伴って前記吸引力発生手段による吸引力を前記第2吸引部に対して繋いだり遮断したりする流路開閉手段と、前記回転刃の回転駆動中には、前記所定箇所を閉じる一方で、前記回転刃の回転停止後には、前記所定箇所を開くように、前記流路開閉手段の動作を制御する制御手段とを設けたことを特徴とする基板切断装置。 - 請求項1乃至6の何れかの基板切断装置において、
前記回転刃に対して回転軸線方向の両脇にそれぞれ存在するスペースである第1スペースと第2スペースとのうち、前記第1スペースに配設され、前記回転刃の回転軸線方向における一方の側面に向けてエアーを発射する第1エアー発射手段と、前記第1スペースに配設され、前記回転刃の刃先よりも法線方向の外側の領域に向けてエアーを発射する第2エアー発射手段と、前記第2スペースに配設され、前記第2エアー発射手段から発射されたエアーを受けながらその進行方向を前記回転刃における他方の側面に向かう方向に転換するエアー受け部材とを設けたことを特徴とする基板切断装置。 - 請求項2乃至5の何れかの基板切断装置において、
前記接触位置の前記回転刃の刃先に対して回転軸線方向の両脇でそれぞれ隣り合う位置に配設され、それぞれ前記集合基板の前記第2面に接触しながら前記集合基板を前記回転刃の回転中心に向けて押さえる2つの押さえ部材を設けたことを特徴とする基板切断装置。 - 請求項8の基板切断装置において、
前記延在方向に沿ってスライド移動せしめられる前記集合基板が前記接触位置で前記回転刃を境に二分されることによって得られる2つの基板分割箇所を、それぞれ接触位置通過後にも押さえるように2つの前記押さえ部材を構成するとともに、
2つの基板分割箇所をそれぞれ押さえ部材との間に挟み込んで保持する2つの挟み込み部材を設けたことを特徴とする基板切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009134910A JP5270457B2 (ja) | 2009-06-04 | 2009-06-04 | 基板切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009134910A JP5270457B2 (ja) | 2009-06-04 | 2009-06-04 | 基板切断装置 |
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JP2010283120A JP2010283120A (ja) | 2010-12-16 |
JP5270457B2 true JP5270457B2 (ja) | 2013-08-21 |
Family
ID=43539619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009134910A Active JP5270457B2 (ja) | 2009-06-04 | 2009-06-04 | 基板切断装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP5270457B2 (ja) |
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JP4487201B2 (ja) * | 2005-01-18 | 2010-06-23 | 株式会社サヤカ | 基板の切断方法およびその装置 |
-
2009
- 2009-06-04 JP JP2009134910A patent/JP5270457B2/ja active Active
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