JP5269220B1 - 接続部材および接続部材を用いた接続方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】圧着工具およびスリーブ並びに絶縁カバーを使用することなく、被覆が剥離されて露出する一対の電線の芯線の端部を互いに突き合わせて直線状に接続できるようにする。
【解決手段】導電性の内層2と、該内層2に固着される絶縁性の外層3とを有し、かつ、螺旋状に曲成されるとともに、内径が電線5,5の芯線端部7,7の外径と同一径の一対の接続部材1,1を用いて、被覆6が剥離されて露出する一対の電線5,5の芯線端部7,7を互いに突き合わせて直線状にして接続する接続方法であって、前記直線状の芯線端部7,7の外周面に対して、内層2および外層3が長手方向において互いに密接し合うように巻き付ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、電柱に架設されている高圧および低圧の架空配電線において、被覆が剥離されて露出する一対の芯線端部を互いに突き合わせて直線状にして接続する接続部材および接続部材を用いた接続方法に関する。
従来のこの種の接続部材としては、例えば、アルミ製のスリーブが知られている(特許文献1参照)。このスリーブは、その両端部に、被覆が剥離されて露出する一対の芯線端部が挿通され、スリーブの内部において、一対の芯線端部が略直線状に配置される。そして、スリーブは、圧着工具によって圧着されることで、一対の芯線端部を電気的に接続するものである。また、スリーブがアルミ製であることから、スリーブを圧着した後、絶縁カバーを取り付ける必要がある。
スリーブおよび絶縁カバーを用いた接続作業の手順について説明する。まず、一方の電線に筒状の絶縁カバーを予め挿通した状態にしておいて、一対の電線の被覆を剥離して芯線端部を露出させる。そして、上述したように、スリーブの両端部に一対の芯線端部をそれぞれ挿通し、スリーブを圧着工具によって圧着した後、圧着したスリーブの位置に絶縁カバーを移動させて、絶縁カバーの両端部をバンドで固定し、スリーブの外側を保護している。
特開平8−280128号公報
前記特許文献1の接続部材は、アルミ製のスリーブと、スリーブを圧着する圧着工具と、圧着されたスリーブを保護する絶縁カバーとが必要になる。したがって、接続作業に必要とされる部品点数が多く、それぞれの部品において作業が必要になり、全体としての作業に時間がかかるという問題がある。
そこで、本発明は、圧着工具およびスリーブ並びに絶縁カバーを使用することなく、被覆が剥離されて露出する一対の電線の芯線の端部を互いに突き合わせて直線状に接続することができる接続部材および接続部材を用いた接続方法を提供することを課題とする。
本発明に係る接続部材は、被覆が剥離されて露出する一対の電線の芯線端部を互いに突き合わせて直線状にして接続する接続部材であって、前記芯線端部の外周面に接触する導電性の内層と、該内層に固着される絶縁性の外層とを有し、かつ、内径が前記芯線端部の外径と同一径となるように、螺旋状に曲成されることを特徴とする。
かかる構成によれば、互いに突き合わせて直線状にした一対の電線の芯線端部の外周面に、螺旋状に曲成される接続部材を、内層および外層が長手方向において互いに密接し合うように巻き付けることで、一対の芯線端部を強固に接続することができる。この場合、芯線の外径と接続部材の内径とが同一径であることから、接続部材の内層が前記芯線端部の外周面に密着するようになり、突き合わせた芯線端部を直線状に維持することができる。また、内層が前記芯線端部の外周面に密着することで、一対の電線が電気的に接続される。したがって、前記芯線端部を接続する際に、従来使用されていた圧着工具およびスリーブが不要になる。また、接続部材の外層が長手方向において密接するので、接続部材の表面をカバーで覆う必要もない。また、接続作業をやり直す場合であっても、巻き付けた接続部材を前記芯線端部の外周面から取り外せばよく、従来のように、圧着による接続ではないので、前記芯線端部を切断して被覆を新たに剥離する必要がない。
また、本発明によれば、その長手方向において所定の間隔をもって螺旋状に曲成される接続部材が、前記芯線端部の外周面に複数巻き付けられるような構成を採用することもできる。
かかる構成によれば、複数の接続部材が、前記芯線端部の外周面に巻き付けられるので、前記芯線端部を直線状に接続できる十分な強度を確保できる。
また、本発明によれば、接続部材の外層の幅寸法を内層の幅寸法よりもやや大きくし、外層の両端部を柔らかい性状にするような構成を採用することもできる。
かかる構成によれば、芯線端部に巻き付けた接続部材の外層が密接するようになる。この際、密接する外層の端部が柔らかい性状であることから、密接する互いの外層の端部同士が押圧しあうようになり、外層の両端部が内層の両端部を覆うようになり、電線端部の外周面に対する密閉性がよくなる。
また、本発明によれば、接続部材の長さが電線の対向する被覆端面間の距離と同一になるように設定され、かつ、両端部の断面が円形または円弧に形成されるような構成を採用することもできる。
かかる構成によれば、接続部材の両端部の端面と、一対の電線の被覆の端面とが密着するようになり、一対の電線の被覆の端面に対する密閉性もよくなる。
また、本発明によれば、接続部材の内層は、一列配置される複数の線材、または、帯板で構成されるような構成を採用することもできる。
かかる構成によれば、複数の線材の場合、一列配置される線材が捻れた状態で芯線端部の外周面に接触するので、接触面積を確保できる。また、帯板の場合、その表面が芯線端部の外周面に密着するようになるので、接触面積を確保できる。
また、本発明によれば、接続部材の外層は、前記内層に固着される、該内層と同一幅の第1外層と、該第1外層に固着される、第1外層よりも幅広の第2外層とで構成されるようにしてもよい。
かかる構成によれば、前記芯線端部に接続部材を巻き付けた場合に、内層および外層が、長手方向において互いに密接し合うようになるが、この密接し合う内層および外層のうち、外層は、内層と同一幅の第1外層と、該第1外層に固着される、第1外層よりも幅広の第2外層とで構成されるので、密接し合う第1外層に第2外層が跨るようになり、より一層密閉性を向上することができる。
また、本発明によれば、一対の電線の被覆端面側に位置する芯線端部に対して絶縁処理できるように、接続部材の両端部が外層のみで構成されるようにしてもよい。
かかる構成によれば、接続部材の両端部が一層構造となるので、一対の芯線端部の被覆端面側まで巻き付けやすくなり、一対の芯線端部の被覆端面側まで、より確実に絶縁処理することができる。
本発明に係る接続部材を用いた接続方法は、導電性の内層と、該内層に固着される絶縁性の外層とを有し、かつ、螺旋状に曲成されるとともに、内径が、被覆を剥離して露出される電線の芯線端部の外径と同一径の一対の接続部材を用いて、一対の前記芯線端部を互いに突き合わせて直線状にして接続する接続方法であって、直線状の前記芯線端部の外周面に対して、内層および外層を長手方向において互いに密接し合うように巻き付けることを特徴とする。
かかる構成によれば、圧着工具を使用していないので、持ち運ぶ際および圧着する際の労力を要しない。また、圧着工具が不要になる分、スリーブおよびカバーも不要になり、部品数を削減できる。また、接続作業としては、接続部材の巻き付け作業だけなので、短時間で行われて、作業効率が向上する。
本発明によれば、圧着工具およびスリーブ並びに絶縁カバーを使用することなく、被覆が剥離されて露出する一対の電線の芯線の端部を、互いに突き合わせて直線状にして電気的に接続することができる。
本発明に係る一実施形態の接続部材を示す平面図。 (a)は、接続部材の一部の拡大図、(b)は、接続部材の内層を示す拡大図、(c)は、接続部材の外層を示す拡大図。 (a)は、複数の線材が一列配置される内層と、帯板状の外層とを有する接続部材の断面図、(b)は、複数の線材が一列配置される内層と、一列配置される線材の間に入り込むように密着した外層とを有する接続部材の断面図。 (a)は、接続部材の離間部に、電線の芯線端部を嵌入しようとする図、(b)は、接続部材の離間部に、電線の芯線端部を嵌入した状態を示す図。 直線状の芯線端部に一方の接続部材を巻き付けた状態の一部を示す図。 直線状の芯線端部に他方の接続部材を巻き付けた状態の全体を示す図。 (a)〜(d)は、本発明に係る接続部材の変形例を示す概略図。 接続部材の変形例を示す一部の拡大図。
本発明に係る接続部材の一実施形態について図1〜図8を参照しながら説明する。なお、本実施形態に係る接続部材(図1参照)について、被覆6が剥離されて露出する、互いに突き合わされた直線状の一対の電線5,5の芯線端部(以下、直線状の芯線端部または単に芯線端部という場合もある。)7,7を接続する場合を例にとって説明する。また、図1〜図8の外挿は、透明または不透明のいずれであってもよいが、本実施形態では、不透明とする。
接続部材1は、図1および図2(a)〜(c)に示すように、導電性の内層2と、絶縁性の外層3とを有している。内層2は、一列に配置されるアルミ製の線材20で構成され、外形が所定の幅寸法を有する帯状体になっている。この帯状体が、互いに突き合わされた直線状の芯線端部7,7の外周面に接触する。外層3は、内層2と同一の幅寸法および長さを有し、内層2に重ね合わされるように固着される。この場合、図3(a)に示すように、複数の線材20が一列配置される内層2に対して、帯板状の外層3が複数の線材20,…の周面の頂部に固着されてもよく、図3(b)に示すように、複数の線材20,…が一列配置される内層に対して、複数の線材20,…の間に外層3が入り込むように密着されてもよい。
そして、接続部材1は、内径が前記芯線端部7,7の外径と同一径となるように、長手方向に所定の間隔をおいて螺旋状に捻られて曲成されている。また、接続部材1は、前記芯線端部7,7の外周面に巻き付けられる際、一対の接続部材1,1が使用される。この際、一対の接続部材1,1が交互に位置し、かつ、交互に位置する接続部材1,1同士が密接することになる(図6参照)。
また、接続部材1は、図1に示すように、その長さが電線5,5の対向する被覆端面6a,6a間の距離Lと同一になるように設定され、かつ、両端部の開口断面が円形に形成される。このようにすることで、一対の電線5,5の被覆端面6a,6a間に接続部材1,1がきれいに収まるようになり、接続部材1,1の両端部が前記芯線端部7,7を覆うことになる。すなわち、導電部が外部に露出することがなくなるので、接続部材1,1を覆う絶縁カバーが不要になる。
つぎに使用態様について図1および図4〜図6を参照して説明する。まず、図1に示すように、一対の電線5,5の被覆6,6を剥離して芯線7,7を露出させ、この一対の芯線端部7,7を互いに突き合わせて直線状にする。
そして、一対の接続部材1,1を用意して、一対の芯線端部7,7を直線状に維持しつつ、一方の接続部材1の一端部を、一方の電線5の被覆端面6a側における芯線端部7の外周面に矢印の方向からあてがう(図4(a)参照)。そして、一方の接続部材1の内層2が、前記被覆端面6a側の芯線端部7の外周面に当接するように、螺旋状に形成される接続部材1の離間部1aに、前記被覆端面6a側の芯線端部7を嵌入する(図4(b)参照)。つぎに、前記被覆端面6a側の芯線端部7の嵌入した状態を維持しつつ、一方の接続部材1の他端部を、他方の電線5の被覆端面6a側に向かって巻き付けていく。この際、図5に示すように、一方の接続部材1の巻き付けによって、前記芯線端部7,7が長手方向に所定の間隔をおいて螺旋状に被覆される部分と露出される部分とが交互に位置するようになる。
つぎに、螺旋状に露出した芯線端部7,7に沿って他方の接続部材1を、前記一方の接続部材1と同様にして巻き付ける。これによって、直線状の芯線端部7,7が、その両端部に至るまできれいに一対の接続部材1,1で覆われるようになる(図6参照)。この際、一対の接続部材1,1が交互に位置し、かつ、交互に位置する接続部材1,1同士が密接するようになる。
このように、本発明によれば、一対の接続部材1,1と、前記芯線端部7,7との密着性がよく、構造的に安定し、直線状に突き合わされた一対の芯線端部7,7を強固に把持することができる。また、電線5の被覆6を剥離する作業、スリーブの圧着作業、圧着工具の持ち運び作業、絶縁カバーの取付作業が不要なので、作業性が大幅に改善される。さらに、やり直す場合も、前記芯線端部7,7の外周面に巻き付けた接続部材1,1を取り外すだけなので、電線5の被覆6を新たに剥離する作業が不要になる。また、前記芯線端部7,7の対向する被覆端面6a,6a間に、一対の接続部材1,1がきれいに収まるので、前記芯線端部(導電部)が外部に露出することがなく、腐食することがない。したがって、長期にわたって前記芯線端部7,7の接続状態を維持でき、美観も向上する。また、接続部材1の内層2は、一列配置された複数の線材20,…で構成されているので、内層2の表面は、波形状になっており、表面積が大きくなっている。したがって、電線5が通電によって温度上昇したとしても、熱放散性がよく、電線5の被覆6の軟化を防止できる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、種々変更することができる。
例えば、前記実施形態の場合、内層2および外層3を有する接続部材1としたが、図7(a)に示すように、外層3において、内層2に固着される、該内層2と同一幅の第1外層30と、該第1外層30に固着される、第1外層30よりも幅広の第2外層31とで構成されるようにしてもよい。この場合、前記芯線端部7,7に一対の接続部材1,1を巻き付けた場合に、内層2および外層3が、長手方向において互いに密接し合うようになるが、この密接し合う内層2および外層3のうち、外層3は、内層2と同一幅の第1外層30と、該第1外層30に固着される、第1外層30よりも幅広の第2外層31とで構成されるので、密接し合う第1外層30に第2外層31が跨るようになるので、より一層密閉性を向上することができる。
また、前記実施形態の場合、接続部材1の内層2および外層3の幅寸法を同じにしたが、接続部材1の外層3の幅寸法を内層2の幅寸法よりもやや大きくし、外層3の両端部を柔らかい性状にするようにしてもよい。この場合、芯線端部7,7に巻き付けた一対の接続部材1,1の外層3,3が密接するようになる。また、密接する外層3,3の端部が柔らかい性状であることから、密接する互いの外層3,3の端部同士が押圧しあうようになり、外層3の両端部が内層2の両端部を覆うようになり、芯線端部7,7の外周面に対する密閉性がより一層よくなる。
また、前記実施形態の場合、接続部材1の外層3および内層2の幅寸法が同じ(面一)になるようにしたが、図7(b)に示すように、長手方向における外層3の両端部のシール機能を高めるべく、両端部に位置する内層2の線材20,20の外周面の半分を覆うように、外層3の両端部に円弧状の膨出部300,300を形成してもよい。
また、前記実施形態の場合、接続部材1の内層2および外層3の両端部の端面が面一になる(同一幅寸法になる)ようにしたが、図7(c)に示すように、接続部材1の内層2および外層3の両端部の端面が外方に向かうにしたがって傾斜するようにしてもよい。この場合、接続部材1を芯線端部7,7の外周面に巻き付ける際、内層2および外層3の両端部の端面同士が嵌合しやすくなる。
また、前記実施形態の場合、複数の線材20,…を一列配置(帯状体を形成)して内層2を構成するようにしたが、図7(d)に示すように、導電性の帯板200で内層2を構成するようにしてもよい。
また、前記実施形態の場合、接続部材1の内層2および外層3の長さを同一にしているが、図8に示すように、一対の電線5,5の被覆端面6a,6a側に位置する芯線端部7,7に対して絶縁処理できるように、その両端部を外層3のみで構成するようにしてもよい。この場合、接続部材1,1の両端部が一層構造となり、一対の芯線端部7,7の被覆端面6a,6a側まで巻き付けやすくなる。これによって、一対の芯線端部7,7の被覆端面6a,6a側まで絶縁処理することができる。
また、前記実施形態の場合、一対の接続部材1,1を前記芯線端部7,7に巻き付けるようにしたが、接続部材1の内層2にコンパウンドを塗布して、前記芯線端部7,7と接続部材1,1との密着性を向上するようにしてもよい。
また、前記実施形態の場合、断面が円形の線材20を一列に配置して内層2を形成するようにしたが、断面が非円形の線材を一列に配置して内層2を構成するようにしてもよく、前記芯線端部7,7の外周面に当接する部分だけを円弧面にするようにしてもよい。
また、前記実施形態の場合、長手方向に所定の間隔をおいて螺旋状に曲成される一対の接続部材1を使用したが、所定の間隔をあけずに密接した螺旋状に曲成される1本の接続部材を使用するようにしてもよい。
1…接続部材、1a…離間部、2…内層、3…外層、30…第1外層、31…第2外層、20…線材、5…電線、6…被覆、6a…被覆端面、7…芯線端部、200…帯板、300…膨出部、L…電線の被覆端面間の距離

Claims (8)

  1. 被覆が剥離されて露出する一対の電線の芯線端部を互いに突き合わせて直線状にして接続する接続部材であって、
    前記芯線端部の外周面に接触する導電性の内層と、該内層に固着される絶縁性の外層とを有し、かつ、内径が前記芯線端部の外径と同一径となるように、螺旋状に曲成されることを特徴とする接続部材。
  2. その長手方向において所定の間隔をもって螺旋状に曲成され、前記芯線端部の外周面に、複数巻き付けられることを特徴とする請求項1に記載の接続部材。
  3. 前記外層の幅寸法を前記内層の幅寸法よりもやや大きくし、外層の両端部を柔らかい性状にすることを特徴とする請求項1または2に記載の接続部材。
  4. その長さが電線の対向する被覆端面間の距離と同一になるように設定され、かつ、両端部の開口断面が円形または円弧に形成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の接続部材。
  5. 前記内層は、一列配置される複数の線材、または、帯板で構成されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の接続部材。
  6. 前記外層は、前記内層に固着される、該内層と同一幅の第1外層と、該第1外層に固着される、第1外層よりも幅広の第2外層とで構成されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の接続部材。
  7. 一対の電線の被覆端面側に位置する芯線端部に対して絶縁処理できるように、その両端部が外層のみで構成されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の接続部材。
  8. 導電性の内層と、該内層に固着される絶縁性の外層とを有し、かつ、螺旋状に曲成されるとともに、内径が、被覆を剥離して露出される電線の芯線端部の外径と同一径の一対の接続部材を用いて、一対の前記芯線端部を互いに突き合わせて直線状にして接続する接続方法であって、
    直線状の前記芯線端部の外周面に対して、内層および外層を長手方向において互いに密接し合うように巻き付けることを特徴とする接続部材を用いた接続方法。
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