JP5268314B2 - 金属汚染と熱処理を利用した単結晶シリコンの結晶欠陥領域の区分方法 - Google Patents

金属汚染と熱処理を利用した単結晶シリコンの結晶欠陥領域の区分方法 Download PDF

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Description

本発明は、半導体素子に使われるウェーハ製造方法に係り、より詳細には、単結晶シリコンインゴットまたはシリコンウェーハに内在する色々な欠陥の領域を区分して評価するための方法に関する。
一般的に、シリコンウェーハを製造する方法として、フローティングゾーン(Floating Zone:以下、FZ)方法またはチョクラルスキー(CZochralski:以下、CZ)方法を多く利用しており、このうち最も一般化されている方法がCZ方法である。CZ方法では、石英るつぼに多結晶シリコンを装入し、これを黒鉛発熱体により加熱して溶融させた後、溶融結果で形成されたシリコン溶融液にシード結晶を浸漬して界面で結晶化を起こして、シード結晶を回転しつつ引き上げることによって単結晶のシリコンインゴットを成長させる。次いで、シリコンインゴットをスライシング、エッチング及びポリシングしてウェーハ形態に作る。
このような方法で製造された単結晶シリコンインゴットまたはシリコンウェーハには、COP(Crystal Originated Particles)、FPD(Flow Pattern Defect)、OiSF(Oxygen induced Stacking Fault)、BMD(Bulk Micro Defect)などの結晶欠陥が現れており、このような成長中に導入される欠陥(grown−in defect)の密度とサイズの低減が要求されつつある。前記結晶欠陥は、素子の収率及び品質に影響を及ぼすと確認されている。したがって、結晶欠陥を完全に除去させると同時に、このような欠陥を容易かつ迅速に評価する技術は非常に重要である。
また、単結晶シリコンインゴットまたはシリコンウェーハは、その結晶の成長条件によって、ベイカンシー型点欠陥が優勢であって過飽和されたベイカンシーが凝集した欠陥を持つV−rich領域、ベイカンシー型点欠陥が優勢であるが、凝集した欠陥のないPv領域、ベイカンシー/格子間境界(V/I boundary)、格子間点欠陥が優勢であるが、凝集した欠陥のないPi領域、格子間点欠陥が優勢であって過飽和された格子間シリコンが凝集した欠陥を持つI−rich領域などが存在する。そして、このような領域が発生する位置及び単結晶シリコンインゴットの結晶長さ別にこのような領域がどのように変化していくかを確認することは、結晶の品質レベルを評価するに当たって最も基礎的なものである。
このような単結晶シリコンの欠陥領域を確認するための従来の方法としては、第1に 、ポリシング処理を行ったウェーハ洗浄後のCOPの分布を粒子計数器を利用して評価する方法、第2に、セッコエッチング(Secco etching)などのウェット腐食液を利用したFPD評価する方法、第3に、高温/長時間の熱処理を通じて酸素析出物を形成させた後、それぞれ異なる欠陥領域の析出挙動の差を利用した評価する方法、第4に、遷移金属を低濃度で汚染させて拡散熱処理を行った後に再結合ライフタイムを測定する方法などがある。
しかし、第1の評価方法は、評価のためには必ずウェーハの状態がポリシング及び洗浄によりきれいになった状態でなければならない。したがって、評価のためには単結晶を成長させた後にいろいろな後続工程を経ねばならず、これによる所要時間が長くなり、評価のために粒子計数器という高価の装備が必要である。
第2の方法であるウェット腐食液を利用したFPD評価では、適当な腐食速度を持ってあらゆる結晶面に適用でき、環境有害物質を含まない結晶欠陥評価用の選択的腐食剤を用意することが問題である。
第3の方法は、評価にかかる時間や高温熱処理にかかるコスト、その他の高価の装備面で色々な短所を持っている。また、サンプル内の酸素濃度が10ppma(new ASTM基準)以下のサンプルでは、結晶欠陥領域の区分が不可能であるという限界がある。
第4の方法としては、特許文献1があるが、単結晶インゴットの点欠陥分布を測定するための方法であり、インゴット状態についてのみ評価法の適用を言及している。具体的に説明すれば、インゴットを軸方向に切断して加工した後、低い汚染範囲で2つ以上の金属元素(Cu、Ni、Fe、Co)を2個の試料に分けて汚染させた後、熱処理を行ってシリコン内部に再結合中心を形成して、再結合ライフタイムを測定して点欠陥分布を測定する方法である。この方法は、2種の金属の汚染結果を重合して結晶欠陥を解釈せねばならず、表面に金属の析出物やヘイズが発生する場合には測定されないために、金属汚染量及び熱処理時間の制約があって汚染の濃度が1×1012〜1×1014atoms/cm2に低く、析出物が発生した場合には追加的なエッチング作業及び追加分析装備が必要であるという問題がある。
また、選択的なエッチングや金属汚染を利用した方法は、一般的に1、2つの結晶欠陥領域を確認できる方法であって、あらゆる領域の結晶欠陥領域を確認し難い。
韓国公開特許第2005−0067417号明細書
本発明が解決しようとする技術的課題は、単結晶シリコンの結晶欠陥領域を正確かつ簡便に短時間内に評価できる結晶欠陥領域の区分方法を提供することである。
本発明が解決しようとする他の技術的課題は、酸素濃度に依存せずに単結晶シリコンの全結晶欠陥領域を評価できる結晶欠陥領域の区分方法を提供することである。
前記技術的課題を達成するための、本発明による結晶欠陥領域の区分方法の一構成では、単結晶シリコンインゴットの片またはシリコンウェーハで形成されたサンプルを備えた後、前記サンプルの少なくとも一面に金属を1×1014〜5×1016atoms/cm2濃度で汚染させ、前記汚染されたサンプルを熱処理し、前記熱処理されたサンプルで汚染された面または汚染された面の反対面を観察して結晶欠陥領域を区分する。
前記熱処理ステップは、ヘリウム、窒素、アルゴン、酸素、水素及びアンモニアのうち選択された少なくともいずれか一つの雰囲気下で実施する。望ましくは、前記熱処理ステップは、ベイカンシー型点欠陥が優勢であるが、凝集した欠陥のないPv領域では、前記金属の析出物を前記サンプル内部に主に発生させ、格子間点欠陥が優勢であるが、凝集した欠陥のないPi領域では、前記金属の析出物を前記サンプル表面にヘイズ形態で発生させる。
このために、前記熱処理ステップは、600〜950℃で0.01〜10時間行う1次熱処理ステップと、1,000〜1,150℃で0.01〜10時間行う2次熱処理ステップとを含むことができる。前記熱処理ステップ後、降温速度は200℃/min以下とすることが望ましい。一方、前記サンプル中の酸素濃度が11ppma以下の場合に、前記熱処理ステップは、600〜950℃で0.01〜10時間行う1次熱処理ステップと、1,000〜1,150℃で0.01〜10時間行う2次熱処理ステップとを含み、前記サンプル中の酸素濃度が11ppma以上の場合に前記熱処理ステップは、1,000〜1,150℃で0.01〜10時間行うことが最も望ましい。
望ましい実施形態で、前記サンプルの一面に金属を汚染させるステップは、前記サンプルの両面をHF洗浄するステップと、前記サンプルを試料台に載置するステップと、前記サンプルの一面にBOE溶液とCuとの混合溶液であるCu汚染溶液を塗布するステップと、前記サンプルの一面がCu汚染されるように一定時間放置するステップと、前記サンプル上のCu汚染溶液を廃棄して洗浄するステップと、前記サンプルを乾燥させるステップと、を含み、前記Cu汚染溶液は、Cu濃度が1〜15ppmであることが望ましい。前記Cu汚染溶液が前記サンプルにとどまる時間は1分〜10分である。
前記サンプルの両面に金属を汚染させることもできるが、このときには、前記サンプルの両面をHF洗浄した後、カセットに装着してBOE溶液とCuとの混合溶液であるCu汚染溶液に浸漬する。前記サンプルの両面がCu汚染されるように一定時間放置した後、前記Cu汚染溶液から前記サンプルを取り出して洗浄して乾燥させる。
前記技術的課題を達成するための、本発明による結晶欠陥領域の区分方法の他の構成では、単結晶シリコンインゴットの片またはシリコンウェーハで形成されたサンプルを備えた後、前記サンプルの少なくとも一面にBOE溶液とCuとの混合溶液であるCu汚染溶液を塗布して、前記サンプルの少なくとも一面にCuを汚染させた後に乾燥させる。前記乾燥されたサンプルを熱処理した後、前記熱処理されたサンプルでCu汚染された面または汚染された面の反対面を観察して結晶欠陥領域を区分する。
前記他の技術的課題を達成するための、本発明による結晶欠陥領域の区分方法の一構成は、単結晶シリコンインゴットの片またはシリコンウェーハで形成されたサンプルの一面を選択的エッチングして顕微鏡で観察することによって、結晶欠陥領域を1次的に区分するステップと、前記サンプルの一面で選択的エッチングされた部分を除去するステップと、前記サンプルの少なくとも一面に金属を汚染させるステップと、前記汚染されたサンプルを熱処理するステップと、前記熱処理されたサンプルで汚染された面または汚染された面の反対面を肉眼で観察することによって、結晶欠陥領域を2次的に区分するステップと、を含む。
前記サンプルを汚染させる金属の種類及び濃度に特別な制限はない。しかし、前記金属は、1×1012〜1×1017atoms/cm2濃度で汚染させることができる。前記熱処理ステップは、ヘリウム、窒素、アルゴン、酸素、水素及びアンモニアのうち選択された少なくともいずれか一つの雰囲気下で実施できる。特に、前記熱処理ステップは、ベイカンシー型点欠陥が優勢であるが、凝集した欠陥のないPv領域では前記金属の析出物を前記サンプル内部に発生させ、格子間点欠陥が優勢であるが、凝集した欠陥のないPi領域では、前記金属の析出物を前記サンプル表面にヘイズ形態で発生させることが望ましい。
前記他の技術的課題を達成するための、本発明による他の結晶欠陥領域の区分方法の他の構成は、単結晶シリコンインゴット中の隣接位置で採取した2個の片または2枚のシリコンウェーハで形成された第1及び第2サンプルを備えるステップと、前記第1サンプルの一面を選択的エッチングして顕微鏡で観察するステップと、前記第2サンプルの少なくとも一面に金属を汚染させるステップと、前記汚染された第2サンプルを熱処理するステップと、前記熱処理された第2サンプルで汚染された面または汚染された面の反対面を肉眼で観察するステップと、記熱処理された第2サンプルを発光分析法で測定するステップとを含む。
本発明は、シリコン内の酸素析出を利用した結晶欠陥領域の区分方法とは関係なくPvとPiとの点欠陥特性を利用して、Pv領域では、金属析出物をシリコン内部に主に発生させ、Pi領域では、金属析出物をシリコン表面にヘイズ形態で発生させて追加的な分析なしに肉眼で結晶欠陥領域を区分させる。
また、シリコン酸素の濃度が10ppma以下である場合、既存の酸素析出物による方法で結晶欠陥領域の区分ができないが、本発明の場合に酸素析出を排除するので、酸素濃度が低いほど結晶欠陥領域の区分に役に立つ。
したがって、本発明によれば、単結晶シリコンの酸素濃度に依存せずに結晶欠陥領域を正確かつ簡便に短時間に分析できる。
そして、本発明は、Cu汚染量を従来技術に比べて顕著に増大させて高濃度の均一なCu汚染を施した後、簡単な熱処理でシリコン表面に発生するCuヘイズ現象を利用して、追加の検査装備なしに簡単に結晶欠陥領域を区分できる。また、欠陥領域の区分にかかる手間を大きく低減できる。
それだけでなく本発明は、金属汚染を施すが、金属の種類とは関係なく、またサンプルの形態に関係なくあらゆる単結晶シリコンサンプルのあらゆる結晶欠陥領域が確認できる分析方法を提供する。一つのサンプルまたは隣接位置で採取した2つのサンプルに対して選択的エッチング、金属汚染及び発光分析法を適用することによって、あらゆる結晶欠陥領域が確認できる。
以上、本発明によれば、単結晶シリコンの酸素濃度に依存せずに結晶欠陥領域を正確かつ簡便に短時間に分析することができる。これにより、今後半導体業界で要求し続ける酸素濃度のPvとPi領域を持つ単結晶シリコンサンプルの結晶欠陥領域の確認及び欠陥のない単結晶シリコン開発の核心道具として活用できる。
以下、添付した図面を参照して本発明に関する望ましい実施例を説明する。しかし、本発明は以下で開示される実施例に限定されるものではなく、相異なる多様な形態で具現されるものであり、単に本実施例は本発明の開示を完全にし、当業者に発明の範ちゅうを完全に知らせるために提供されるものであり、本発明は請求項の範ちゅうにより定義されるだけである。
(第1実施例)
図1は、本発明の第1実施例による結晶欠陥領域の区分方法を例示したフローチャートであり、図2は、本発明の第1実施例による結晶欠陥領域の区分方法に含まれた熱サイクルのグラフである。
本発明の主要特徴は、単結晶シリコンインゴットの片またはシリコンウェーハで形成されたサンプルの少なくとも一面に金属汚染させた後、特定熱処理を通じて金属がシリコン結晶欠陥領域によって選択的に析出される位置を異ならせて、汚染された面または汚染された面の反対面を集光灯下で肉眼で観察して結晶欠陥領域を区分できるということである。単結晶シリコンの欠陥のない領域のうち、格子間シリコンが優勢であるが、凝集した欠陥のない領域であるPi領域と、ベイカンシーが優勢であるが、凝集した欠陥のない領域であるPv領域とを、金属元素、例えば銅を使用してPvとPiとでの銅析出物生成の挙動位置を異ならせる熱処理を行って、表面に発生するヘイズパターンで結晶欠陥領域を区分できる。特に、本発明では、Pv領域では、前記金属の析出物をサンプル内部に主に発生させ、Pi領域では、前記金属の析出物をサンプル表面にヘイズ形態で発生させて、肉眼で結晶欠陥領域を区分する。
本発明のさらに他の主要特徴は、肉眼でヘイズパターンを区分するために、適正レベルの表面粗度を持つサンプルならばよいため、単結晶シリコンインゴットを軸方向に垂直に切断したバーチカルサンプルと、表面ポリシングを施さないエッチング面のサンプルとを含んで、シリコンウェーハなどのあらゆる形態の単結晶シリコンサンプルに適用できるという点である。
まず図1を参照するに、本発明による結晶欠陥領域の区分方法では、単結晶シリコンインゴットの片またはシリコンウェーハで形成されたサンプルを備える(ステップS1)。
実験例では、単結晶シリコンインゴットをスライシングし、スライシングにより形成された表面欠陥を除去するために、グラインディングを行ったウェーハをサンプルとして利用する。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、スライシング工程のみ行われたウェーハ、グラインディング工程やラッピング工程が行われたウェーハにも適用でき、ポリシングを施したウェーハに対しても適用できる。それだけでなく、シリコンインゴットの中心を過ぎて軸方向に方形に切断した単結晶シリコンインゴットの片に対しても適用できる。このように、本発明は、シリコンインゴットを軸方向に切断した試料及び完成品であるウェーハの結晶欠陥領域評価にいずれも適用できる。
サンプルを備えた後、サンプルの少なくとも一面に金属を汚染させる(ステップS2)。この時、汚染させる金属としてはCuを選定することが望ましく、金属のヘイズパターンを見ようとする面を前面にした時、サンプルの背面に均一に金属を汚染させる。また、金属はヘイズを発生させるのに十分な濃度で汚染させねばならず、望ましくは、サンプルの少なくとも一面に金属を1×1014〜5×1016atoms/cm2濃度で汚染させる。1×1014atoms/cm2より低く汚染させれば、ヘイズが発生しない。5×1016atoms/cm2より高く汚染させれば、ウェーハ全面にヘイズが発生して結晶欠陥領域間の区分が容易にならない。
金属を汚染させる方法は、金属汚染溶液をサンプルの少なくとも一面に塗布して一定時間放置した後に乾燥させることができる。このように金属汚染されたサンプルは、本発明で提案する方法によって熱処理する(ステップS3)。
この時、熱処理ステップは、Pv領域では、金属の析出物をサンプル内部に主に発生させ、Pi領域では、金属の析出物をサンプル表面にヘイズ形態で発生させる。詳細な熱処理方法は、図2を参照する。
図2を参照するに、炉内にヘリウム、窒素、アルゴン、酸素、水素、アンモニアまたはこれらの混合ガス雰囲気を組成する。生産的な面において、通常熱処理炉の温度は、熱処理ステップを除いては所定温度に維持され、普通400〜800℃に維持される。このような炉内にサンプルが積載されたボートを装入する(図2のステップI)。
次いで、1〜50℃/minの速度で炉内の温度を昇温させて、600〜950℃で0.01〜10時間1次熱処理を進める(図2のII)。ここで、昇温速度を1℃/min以上としたのは、検査にかかる時間を考慮せねばならないためであり、50℃/min以下としたのは、急激な温度変化による応力発生などを防止するためである。
このような1次熱処理は、Pv領域でベイカンシーの凝集空間を作る役割を行ってベイカンシーの凝集空間に金属の析出物、望ましくは、銅析出物を生成させる。
さらに詳細に説明すれば、このような熱処理を通じて、サンプルの内部を通過して金属汚染溶液が塗布されていない他面に金属を拡散させることである。この時、サンプルの少なくとも一面にのみ塗布された金属汚染溶液中の金属は、サンプル内部の単結晶シリコンまたは単結晶シリコンの内部に形成されている各種欠陥領域、すなわち、Pv領域、Pi領域に広がり、各種欠陥領域でその様相を異ならせて広がる。そしてこの過程で金属の化合物が析出される。すなわち、Si内の金属イオンは欠陥領域で還元されて析出物が形成される。
1次熱処理後には再び1〜50℃/minの速度で炉内の温度を昇温させて、1,000〜1,150℃で0.01〜10時間2次熱処理を進める(図2のIII)。ここでも、昇温速度を1℃/min以上にしたのは、検査にかかる時間を考慮せねばならないためであり、50℃/min以下にしたのは、急激な温度変化による応力の発生などを防止するためである。
2次熱処理は、1次熱処理を通じて析出された金属析出物が成長して金属をサンプル全体に拡散させる役割を行う。しかし、後述するように、サンプル中の酸素濃度によって1次熱処理を省略して2次熱処理に直ちに進めることもある。
2次熱処理ステップ以後には、200℃/min以下の降温速度で炉の温度を降温させる(図2のIV)。このように徐冷させることによってPvとPi領域での析出物が発生した領域の差をさらに明確にする。
最後に、このような熱処理過程を経たサンプルを取り出して、汚染された面または汚染された面の反対面を観察して結晶欠陥領域を区分する(図1のステップS4)。汚染された面より汚染された面の反対面でヘイズパターンをさらに明確に区分できる。この時、別途のエッチング作業や別途の検査装備が特別に必要なものではない。熱処理されたサンプルを集光灯下で肉眼で金属汚染された面の反対面を検査すれば、金属析出されたヘイズを観察できて単結晶シリコンの結晶欠陥領域Pv、Piが区分できる。すなわち、前記のような熱処理を利用して熱処理されたサンプル表面でヘイズが発生した領域はPi領域と解釈し、表面でヘイズの発生していない領域はPi領域と解釈する。
既存に結晶欠陥を区分するためには、高温/長時間の酸素析出熱処理を通じて再結合ライフタイムを測定するか、X線トポグラフィーイメージ分析を通じて欠陥領域を区分したが、本発明は単結晶シリコンの酸素濃度に依存せず、金属がシリコン結晶欠陥領域での他の析出挙動を起こす熱処理を通じて表面に現れた金属ヘイズ現象を利用して、追加検査なしに簡単に結晶欠陥領域を区分できる。
また本発明は、一つ金属元素のみを使用して結晶欠陥を区分できる。それだけでなく、従来技術は、金属の析出物やヘイズが発生する場合に再結合ライフタイムを測定できないため、金属汚染の量及び熱処理時間の制約があった。しかし、本発明はヘイズを発生させて結晶欠陥領域を区分する。
一方、金属、特にCu汚染過程は、図3及び図4を参照して説明する次のような方法を利用すれば、さらに高濃度で汚染させることができて熱処理時間が短縮される。図3は、本発明によるCu汚染過程のフローチャートであり、図4は、このようなCu汚染過程のうち一部を例示した作業状態図である。
既知のスピンコーティング方法による銅汚染方法では、銅ヘイズを発生させうるほどの汚染を単結晶シリコンに施せないために、新たな汚染方式が必要である。したがって、銅のヘイズ現象を利用して単結晶シリコンの結晶欠陥を区別するために、シリコンの一面のみを選択的に高濃度かつ均一な汚染が必要であるので、本発明者は図3のような断面汚染方法を提案する。
図3に示したように、まずサンプルの両面をHF洗浄する(ステップS21)。
次いで、図4のようにサンプル10を試料台20に装着する(ステップS22)。
試料台20の水平を調節した後、サンプル10の一面にCu汚染溶液30を塗布する(ステップS23)。この時、本発明で提案するBOE溶液とCuとの混合溶液であるCu汚染溶液を使用する。BOE溶液は、HFとNHFとの混合溶液である。BOE溶液の濃度は、欠陥評価の可能性、処理時間及び効率性を考慮して好適に決定できる。過度に低い濃度のBOE溶液を使用する場合には、反応時間が長くなって生産性が低くなり、濃度が過度に高い場合には反応が急激で結晶欠陥を区分し難い。
実験例でCu汚染溶液は、銅溶液を0.67%BOE溶液(0.24%HF+19。5%NHF)に混合して、その溶液中にCuの濃度を1ppm〜15ppmにした。このようなCu汚染溶液を利用すれば、弱塩基中でCu2+イオン状態に存在するCuがイオン状態でサンプル上に均一に塗布されて、単結晶シリコンに汚染されるCu量を1×1014〜5×1016atoms/cm2とすることができる。前述したように、その下の濃度範囲になる場合には銅ヘイズ現象が発生せず、それ以上の濃度になる場合には銅ヘイズが過度に発生して、単結晶シリコンの結晶欠陥領域を集光灯下で肉眼検査で区分できなくなる。望ましくは、8.83×1015〜1.33×1016atoms/cm2範囲で汚染させる。
このように製造されたCu汚染溶液は、サンプル10の一面、特に背面にピペット40などを利用して投滴して塗布されるが、これは、半導体素子で製造される前面に投滴する場合には、その前面をCuイオンが汚染させて欠陥測定に誤りがありうるためである。
Cu汚染溶液を塗布した後には、図4のような状態で一定時間放置して前記サンプル10の一面をCu汚染させる(ステップS24)。処理温度は常温であり、処理圧力は常圧(1atm)とすることができる。
一定時間後、前記サンプル上のCu汚染溶液を廃棄して洗浄する(ステップS25)。洗浄は、例えば、超純水でサンプルをリンスする工程を利用できる。このようなステップを通じてCu汚染溶液がサンプルにとどまる時間は1分〜10分程度にすることができる。実験例では4分程度とした。
次いで、サンプルを乾燥させる(ステップS26)。例えば、サンプルをホットプレートに載置して100℃前後、例えば80ないし120℃の熱を加えて乾燥させるか、常温でスピンドライヤーで乾燥させるか、窒素で吹いて乾燥させる。
前記の方式は、汚染量を従来技術に比べて顕著に増加させて高濃度の均一なCu汚染を施した後、簡単な熱処理でシリコン表面に発生するCuヘイズ現象を利用して追加の検査装備なしに簡単に結晶欠陥領域を区分するのに有効である。また、従来技術は、金属の析出物やヘイズが発生する場合に再結合ライフタイムを測定できないために金属汚染の量及び熱処理時間の制約があり、特に、汚染濃度の場合には1×1012〜1×1014 atoms/cm2間の範囲の低濃度とした。本発明は、これより高濃度の汚染を施すことができ、銅ヘイズを発生させて結晶欠陥領域を区分させる。
一方、次の式は、図3のような汚染方式をもって実際に単結晶シリコンを汚染させうる銅汚染量を予測できる回帰式についての説明である。
Cu on wafer=−4.23×1012+8.87×1011 Cu in BOE
BOE溶液中に銅溶液を一定量入れてCu濃度(Cu in BOE)を変化させつつ、図3と同じ方法で単結晶シリコンを汚染させれば、回帰式と同じ汚染量(Cu on wafer)を得ることができる。
したがって、実際に既存の汚染方法であるスピンコーティング方法に比べて非常に少ない銅汚染溶液でさらに多量を単結晶シリコンに汚染させうることを確認した。確認結果、既存のスピンコーティング方法に比べて10〜100倍以上汚染させることができた。単結晶シリコンの結晶欠陥領域を銅ヘイズで区分するためには、全体的に高濃度かつ均一な汚染が必要であるが、既存の汚染方法では到達できないので、新たに考案された汚染方法で単結晶シリコンに汚染させうる最大量を超えたといえる。
しかし、本発明でサンプルをCu汚染させるのに前記の方法を必ずしも適用せねばならないものではない。ヘイズを引き起こすのに十分な濃度で金属を汚染させることさえできるならば、汚染方法に制限はない。
一方、本発明では、サンプルの両面にCuのような金属を汚染させることもできるが、この時には、前記サンプルの両面をHF洗浄した後、カセットに装着して本発明によるCu汚染溶液に浸漬する。前記サンプルの両面がCu汚染されるように一定時間放置した後、前記Cu汚染溶液から前記サンプルを取り出して洗浄した後に乾燥させればよい。
他方、図5は、サンプル内の酸素濃度による熱処理領域を区分できない事例を示す。
まず、酸素濃度[Oi]が11ppma以下のサンプルにCuを汚染させた後、1次熱処理を除いて2次熱処理のみ適用した結果、全面にヘイズパターンが発生して結晶欠陥領域を区分できなくなったことを示す。一方、酸素濃度11ppma以上のサンプルにCuを汚染させた後、1次熱処理と2次熱処理とを全部適用した場合にはヘイズパターンが全く発生せず、結晶欠陥領域を区分できなくなったことを示す。
酸素濃度が11ppma以下で低い場合、1次熱処理を除外すれば、銅析出物がPv領域内で析出されうるベイカンシー凝集空間を提供できなくて、全面ヘイズパターンが発生することである。また、酸素濃度が11ppma以上で高い場合、1次熱処理と2次熱処理とを全部適用すれば、シリコン内部に酸素析出が発生して銅をゲッターリングして銅析出物が内部に発生し、サンプル表面にはヘイズパターンが発生しなくて結晶欠陥領域を区分できない。
したがって、本発明は、サンプル内の酸素濃度を基準に熱処理を2つに分ける。
次の表1に整理した通りに、[Oi]が11ppma以上の場合、1次熱処理ステップは除いて2次熱処理ステップを直ちに適用する。[Oi]が11ppma以下の場合、1次熱処理ステップと2次熱処理ステップとをいずれも進める。
図6は、Cuを汚染させた後、本発明による特定熱処理によってサンプル内の酸素濃度による熱処理後の銅ヘイズパターンを示す。本発明のように、銅イオンの拡散による欠陥領域の区分は、図6に示した写真でのように、Pv領域、Pi領域など各領域別に異なる色を表しつつ肉眼で直接確認できる。
図7は、本発明によってシリコンウェーハの欠陥領域を区分した結果写真と、従来の欠陥領域の区分方法でシリコンウェーハの欠陥領域を測定した結果写真とを共に示す。図7には、サンプルの[Oi]が11.5ppmaと8.5ppmaであるサンプルの銅汚染後、熱処理したサンプルの銅ヘイズパターンによるPvとPiとの結晶欠陥領域の区分と、金属汚染なしに伝統的な酸素析出熱処理(800℃で4時間+1,000℃で16時間)を行って、酸素析出による再結合ライフタイムによるPvとPiとの結晶欠陥領域の区分とを示す。酸素の濃度が高い場合(11.5ppma)、既存の伝統的な方法でも結晶欠陥領域が区分できるが、低い酸素濃度の場合(8.5ppma)、既存の方法では不可能であり、本発明のような金属汚染による熱処理を進めて始めて結晶欠陥領域の区分が可能であるということを確認した。
(第2実施例)
図8は、本発明による結晶欠陥領域の区分方法を例示したフローチャートである。
本発明の主要特徴は、他の分析方法を利用せずに単結晶シリコンのあらゆる結晶欠陥領域を確認できるという点である。すなわち、ベイカンシー欠陥が優勢であるPv領域、微小な板状析出物が存在し、酸化性雰囲気下での熱処理でOiSFが形成されるP−band領域の区分と、格子間欠陥が優勢であるPi領域、格子間シリコンの凝集体が核になって熱処理により酸素析出が高濃度で発生するB−band、格子間シリコンが優勢であるi−richなどのあらゆる単結晶シリコン結晶欠陥領域についての評価を、本発明による方法を通じて一回で行えるという点である。
本発明のさらに他の主要特徴は、サンプルの厚さが0.4〜3mm程度のあらゆる形態のサンプルに適用できるという点である。すなわち、単結晶シリコンインゴットを軸方向に垂直に切断したバーチカルサンプルと、表面ポリシングを施さないエッチング面のサンプルとを含んで、シリコンウェーハなどあらゆる形態の単結晶シリコンサンプルに適用できるという点である。
まず図8を参照するに、本発明による結晶欠陥領域の区分方法では、単結晶シリコンインゴットの片またはシリコンウェーハで形成されたサンプルを備える(ステップS101)。
実験例では単結晶シリコンインゴットをスライシングし、スライシングにより形成された表面欠陥を除去するためにグラインディングを行ったウェーハをサンプルとして利用する。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、スライシング工程のみ行われたウェーハ、グラインディング工程やラッピング工程が行われたウェーハにも適用でき、ポリシングを施したウェーハに対しても適用できる。それだけでなく、シリコンインゴットの中心を過ぎて軸方向に方形に切断した単結晶シリコンインゴットの片に対しても適用できる。このように、本発明はシリコンインゴットを軸方向に切断した試料及び完成品であるウェーハの結晶欠陥領域評価にいずれも適用できる。
サンプルを備えた後、サンプルの一面を選択的エッチングする(ステップS102)。この時、腐食液の種類には特に制限がない。例えば、HF:HNO:CHCHOOHが1:3:12であるdash腐食液、HF:Cr:HOが1:0.4:0.2であるSirtle腐食液、HF:KCr水溶液(0.15mol%)が2:1であるSecco腐食液、HF、HNO、CrO水溶液(5mol%)。Cu(NO、CHCOOH及びHOの混合液であるWright腐食液などを利用できる。
次いで、選択的エッチングされたサンプルの面を顕微鏡で観察することによって結晶欠陥領域を1次的に区分する(ステップS103)。このステップを通じてCOPが存在するv−rich、LDPが存在するi−richなどの結晶欠陥領域を1次的に確認できる。
このような領域の確認後、サンプルを再びエッチングしてサンプルの一面で選択的エッチングされた部分を除去する(ステップS104)。
次いで、サンプルの少なくとも一面に金属を汚染させる(ステップS105)。この時、汚染させる金属としては遷移金属を利用でき、金属の種類に制限があるものではない。従来には、2つの遷移金属を利用せねばならないが、本発明では一つの遷移金属のみで汚染させても十分である。金属を汚染させる理由は、次の熱処理を通じて金属がシリコン結晶欠陥領域によって選択的に析出される位置を異ならせて結晶欠陥領域を区分するためである。例えば、第1実施例で説明したようにCuを使用してサンプルを汚染させ、PvとPi領域での銅析出物の生成挙動位置を異ならせる熱処理を行って、表面に発生するヘイズパターンで結晶欠陥領域を肉眼で区分する。金属のヘイズパターンを見ようとする面を前面と基準した時、サンプルの背面に均一に金属を汚染させる。このようなヘイズパターンを引き起こすためには、望ましくは、サンプルの少なくとも一面に金属を1×1014〜5×1016 atoms/cm2濃度で汚染させる。このように高濃度で金属を汚染させる方法も、前記の第1実施例と同じ方法を利用することができる。しかし、本発明では肉眼検査以外に発光分析法検査ステップも進めるので、金属の種類及び濃度に関係なく汚染ステップを進めてもよく、したがって、1×1012〜1×1017 atoms/cm2濃度で汚染させてもよい。
次いで、金属汚染されたサンプルを熱処理する(ステップS106)。この時、熱処理ステップは、金属を拡散させうる程度ならばよいが、Pv領域では金属の析出物をサンプル内部に発生させ、Pi領域では金属の析出物をサンプル表面にヘイズ形態で発生させることが望ましく、詳細な熱処理方法は図2と同じものでありうる。
次いで、このような熱処理過程を経たサンプルを取り出して汚染された面または汚染された面の反対面を肉眼で観察することによって、結晶欠陥領域を2次的に区分する(S107)。この時、別途のエッチング作業や別途の検査装備が特別に必要ではない。熱処理されたサンプルを集光灯下で肉眼で金属汚染された面または汚染された面の反対面を検査すれば、金属汚染された面に発生したヘイズが観察できて単結晶シリコンの結晶欠陥領域Pv、Piを区分できる。すなわち、前記のような熱処理を利用して熱処理されたサンプル表面でヘイズが発生した領域はPi領域と解釈し、表面でヘイズの発生していない領域はPi領域と解釈する。このようにして1次的な区分ステップ(S103)の結果とまとめれば、v−rich、i−rich、Pi、Pv領域などの区分が可能になる。
既存に結晶欠陥を区分するためには、高温/長時間の酸素析出熱処理を通じて再結合ライフタイムを測定するか、X線トポグラフィーイメージ分析を通じて欠陥領域を区分したが、本発明は、単結晶シリコンの酸素濃度に依存せず、金属がシリコン結晶欠陥領域での他の析出挙動を引き起こす熱処理を通じて、表面に現れた金属ヘイズ現象を利用して追加検査なしに簡単に結晶欠陥領域を区分できる。
また本発明は、一つの金属元素のみを使用して結晶欠陥を区分できる。それだけでなく従来技術は、金属の析出物やヘイズが発生する場合に再結合ライフタイムを測定できないため、金属汚染の量と熱処理時間の制約があった。しかし、本発明は、ヘイズを発生させて結晶欠陥領域を区分する。
次いで、熱処理されたサンプルに対して追加で発光分析法を適用して結晶欠陥領域を3次的に区分する(図1のステップS108)。この3次区分結果は、前記の1次及び2次の区分結果に重合または補充されてv−rich、i−rich、Pi、Pv、P−band、B−bandなどを区分させることによって、単結晶シリコンの全欠陥領域に対する区分が行える。前述したように、このような発光分析ステップが実施されるので、金属汚染時に金属の種類及び濃度に関係なく適用できるという特徴がある。また、発光分析法を通じてサンプル内のゲッターリング効率を確認するステップをさらに含むことができる。
図9は、本発明による結晶欠陥領域の区分方法の他の例を示すフローチャートである。
図8を参照して説明した方法では一つのサンプルを利用し、図9に図示された方法では同一インゴットから採取した2個のサンプルを利用するのに特徴がある。図8を参照して説明した方法と重畳する内容は省略して以下で説明する。
図9を参照して、単結晶シリコンインゴット中の隣接位置で採取した2個の片または2枚のシリコンウェーハで形成された第1及び第2サンプルを備える(ステップS111)。
第1サンプルの一面を選択的エッチングして(ステップS112)顕微鏡で観察する(ステップS113)。このステップを通じてv−rich、i−richなどの結晶欠陥領域を1次的に確認できる。
そして、第2サンプルについては、その少なくとも一面に金属を汚染させる(ステップS114)。
汚染された第2サンプルを熱処理(ステップS115)した後、熱処理された第2サンプルで汚染された面または汚染された面の反対面を肉眼で観察する(ステップS116)。前述した方法を利用して金属を汚染させて特定熱処理を行って、熱処理された第2サンプル表面でヘイズが発生した領域はPi領域と解釈し、表面でヘイズの発生していない領域はPi領域と解釈する。このようにして、第1サンプルに対する観察ステップ(ステップS113)の結果とまとめれば、v−rich、i−rich、Pi、Pv領域などの区分が可能になる。
次いで、熱処理された第2サンプルを発光分析法で測定(ステップS117)、第1及び第2サンプルについての観察及び測定結果を総合して、単結晶シリコンインゴットの全結晶欠陥領域、いわゆるv−rich、i−rich、Pi、Pv、P−band、B−bandなどを区分できるようになる。
図10は、インゴットを垂直方向に切断して製作したサンプルの図であり、図8を参照して説明したような本発明を利用して結晶欠陥領域を確認して、発光分析法で測定された図に各領域を区分して表示したものである。LDP領域、B−band、Pi、Pv領域などが区分される。
図11は、単結晶シリコンのスラグ状態のサンプルの図であり、図8を参照して説明したような本発明を利用して結晶欠陥領域を確認して、発光分析法で測定された図に各領域を区分して表示したものである。スラグサンプルとは、ウェーハで加工される前のエッチングされたサンプルを称する。図11に示したように、Pi、Pv領域などが区分される。
図12は、単結晶シリコンのサンプルの図であり、図9を参照して説明したような本発明を利用して結晶欠陥領域を確認して、発光分析法で測定された図に各領域を区分しておいたものである。Pi、Pv領域などが区分される。
図13は、従来の欠陥領域の区分方法でシリコンウェーハの欠陥領域を測定した結果と、本発明によってシリコンウェーハの欠陥領域を区分した結果とを共に示す。
サンプルは、シリコンインゴットを垂直方向に切断して2つのバーチカルサンプルを製作して進めた。測定結果、各サンプル内の酸素濃度は9ppma(New ASTM基準)であった。一つのサンプルに対しては、金属汚染なしに伝統的な酸素析出熱処理(800℃で4時間+1,000℃で16時間)を行って酸素析出による再結合ライフタイムを調べた。他の一つのサンプルに対しては、本発明による方法、特にCuで汚染をさせて図2を参照して2ステップ熱処理を適用した。
図13に示したように、サンプル内の酸素濃度が9ppmaで低い場合には、既存の方法では結晶欠陥領域の区別が全く確認されないということが分かる。しかし、本発明の方法として選択的エッチング方法でv−rich領域とi−rich領域とを確認した後、Pi、Pv領域などの各細部領域は、金属汚染及び発光分析法を利用して区別すれば各領域の確認が明確に行われることが分かる。また、各領域別検査の必要性なしにバーチカル断面に対して、1回の検査だけで全結晶欠陥領域が区分されるということが分かる。
図14は、前記のような実施例を通じて発光分析法と推定される各結晶欠陥領域のゲッターリングサイトについての情報を示す表である。発光分析法を利用するためにゲッターリング効率に関する情報も得ることができる。
以上、本発明を望ましい実施例を挙げて詳細に説明したが、本発明は前記実施例に限定されず、本発明の技術的思想内で当業者によって色々な多くの変形が可能であるということは明らかである。
本発明は、半導体素子に使われるウェーハに好適に用いられる。
本発明の第1実施例による結晶欠陥領域の区分方法を例示したフローチャートである。 本発明の第1実施例による結晶欠陥領域の区分方法に含まれた熱サイクルグラフである。 本発明の第1実施例による結晶欠陥領域の区分方法に含まれたCu汚染過程を例示したフローチャートである。 このようなCu汚染過程のうち一部を例示した作業状態図である。 酸素濃度による熱処理領域の区分不可事例を示す写真である。 本発明によってシリコン酸素濃度による熱処理後の銅ヘイズパターンを示す写真である。 本発明によってシリコンウェーハの欠陥領域を区分した結果と、従来の欠陥領域の区分方法でシリコンウェーハの欠陥領域を測定した結果とを共に示す写真である。 本発明の第2実施例による結晶欠陥領域の区分方法を例示したフローチャートである。 本発明の第2実施例による結晶欠陥領域の区分方法の他の例を示すフローチャートである。 インゴットを垂直方向に切断して製作したサンプルの写真であり、図8を参照して説明したような本発明を利用し結晶欠陥領域を確認した図である。 単結晶シリコンのスラグ状態のサンプルの写真であり、図8を参照して説明したような本発明を利用して結晶欠陥領域を確認した図である。 単結晶シリコンのサンプルの写真であり、図9を参照して説明したような本発明を利用して結晶欠陥領域を確認した図である。 従来の欠陥領域の区分方法でシリコンウェーハの欠陥領域を測定した結果と、本発明によってシリコンウェーハの欠陥領域を区分した結果とを共に示す写真である。 本発明の実施例を通じて推定される各結晶欠陥領域のゲッターリングサイトについての情報を示す表である。
符号の説明
10 サンプル
20 試料台
30 Cu汚染溶液
40 ピペット

Claims (17)

  1. 単結晶シリコンインゴットの片またはシリコンウェーハで形成されたサンプルを備えるステップと、
    前記サンプルの少なくとも一面に金属を1×1014〜5×1016atoms/cm濃度で汚染させるステップと、
    前記汚染されたサンプルを熱処理するステップと、
    前記熱処理されたサンプルで汚染された面または汚染された面の反対面を観察して結晶欠陥領域を区分するステップと、を含み、
    前記熱処理ステップは、ベイカンシー型点欠陷が優勢であるが、凝集した欠陷のないPv領域では、前記金属の析出物を前記サンプル内部に主に発生させ、格子間点欠陷が優勢であるが、凝集した欠陷のないPi領域では、前記金属の析出物を前記サンプル表面にヘイズ形態で発生させることを特徴とする結晶欠陥領域の区分方法。
  2. 前記熱処理ステップは、ヘリウム、窒素、アルゴン、酸素、水素及びアンモニアのうち選択された少なくともいずれか一つの雰囲気下で実施することを特徴とする請求項1に記載の結晶欠陥領域の区分方法。
  3. 前記熱処理ステップは、600〜950℃で0.01〜10時間行う1次熱処理ステップと、1,000〜1,150℃で0.01〜10時間行う2次熱処理ステップとを含むことを特徴とする請求項1に記載の結晶欠陥領域の区分方法。
  4. 前記熱処理ステップ後、降温速度は200℃/min以下とすることを特徴とする請求項1に記載の結晶欠陥領域の区分方法。
  5. 前記サンプル中の酸素濃度が11ppma以下の場合に、前記熱処理ステップは、600〜950℃で0.01〜10時間行う1次熱処理ステップと、1,000〜1,150℃で0.01〜10時間行う2次熱処理ステップとを含み、前記サンプル中の酸素濃度が11ppma以上の場合に前記熱処理ステップは、1,000〜1,150℃で0.01〜10時間行うことを特徴とする請求項1に記載の結晶欠陥領域の区分方法。
  6. 前記サンプルの一面に金属を汚染させるステップは、
    前記サンプルの両面をHF洗浄するステップと、
    前記サンプルを試料台に載置するステップと、
    前記サンプルの一面にBOE溶液とCuとの混合溶液であるCu汚染溶液を塗布するステップと、
    前記サンプルの一面がCu汚染されるように一定時間放置するステップと、
    前記サンプル上のCu汚染溶液を廃棄して洗浄するステップと、
    前記サンプルを乾燥させるステップと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の結晶欠陥領域の区分方法。
  7. 前記Cu汚染溶液は、Cu濃度が1〜15ppmであることを特徴とする請求項6に記載の結晶欠陥領域の区分方法。
  8. 前記Cu汚染溶液が前記サンプルにとどまる時間は1分〜10分であることを特徴とする請求項6に記載の結晶欠陥領域の区分方法。
  9. 前記サンプルの両面に金属を汚染させるステップは、
    前記サンプルの両面をHF洗浄するステップと、
    前記サンプルをカセットに装着するステップと、
    前記サンプルをBOE溶液とCuとの混合溶液であるCu汚染溶液に浸漬するステップと、
    前記サンプルの両面がCu汚染されるように一定時間放置するステップと、
    前記Cu汚染溶液から前記サンプルを取り出して洗浄するステップと、
    前記サンプルを乾燥させるステップと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の結晶欠陥領域の区分方法。
  10. 単結晶シリコンインゴットの片またはシリコンウェーハで形成されたサンプルを備えるステップと、
    前記サンプルの少なくとも一面にBOE溶液とCuとの混合溶液であるCu汚染溶液を塗布して、前記サンプルの少なくとも一面にCuを汚染させた後に乾燥させるステップと、
    前記乾燥されたサンプルを熱処理するステップと、
    前記熱処理されたサンプルでCu汚染された面または汚染された面の反対面を観察して結晶欠陥領域を区分するステップと、を含み、
    前記熱処理されたサンプルでCu汚染された面に発生したヘイズを観察して、前記熱処理されたサンプル表面でヘイズが発生した領域は、格子間点欠陥が優勢であるが、凝集した欠陥のないPi領域と解釈し、表面にヘイズが発生していない領域は、ベイカンシー型点欠陥が優勢であるが、凝集した欠陥のないPv領域と解釈することを特徴とする結晶欠陥領域の区分方法。
  11. 単結晶シリコンインゴットの片またはシリコンウェーハで形成されたサンプルの一面を選択的エッチングして顕微鏡で観察することによって、結晶欠陥領域を1次的に区分するステップと、
    前記サンプルの一面で選択的エッチングされた部分を除去するステップと、
    前記サンプルの少なくとも一面に金属を汚染させるステップと、
    前記汚染されたサンプルを熱処理するステップと、
    前記熱処理されたサンプルで汚染された面または汚染された面の反対面を肉眼で観察することによって、結晶欠陥領域を2次的に区分するステップと、を含み、
    前記熱処理ステップは、ベイカンシー型点欠陷が優勢であるが、凝集した欠陷のないPv領域では、前記金属の析出物を前記サンプル内部に主に発生させ、格子間点欠陷が優勢であるが、凝集した欠陷のないPi領域では、前記金属の析出物を前記サンプル表面にヘイズ形態で発生させることを特徴とする結晶欠陥領域の区分方法。
  12. 前記熱処理されたサンプルを発光分析法で測定して結晶欠陥領域を3次的に区分するステップをさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の結晶欠陥領域の区分方法。
  13. 前記サンプルは、1×1012〜1×1017atoms/cm濃度で金属を汚染させることを特徴とする請求項11に記載の結晶欠陥領域の区分方法。
  14. 前記サンプル中の酸素濃度が11ppma以下の場合に、前記熱処理ステップは、600〜950℃で0.01〜10時間行う1次熱処理ステップと、1,000〜1,150℃で0.01〜10時間行う2次熱処理ステップとを含み、前記サンプル中の酸素濃度が11ppma以上の場合に、前記熱処理ステップは、1,000〜1,150℃で0.01〜10時間行うことを特徴とする請求項11に記載の結晶欠陥領域の区分方法。
  15. 前記発光分析法で前記サンプルのゲッターリング効率を評価するステップをさらに含むことを特徴とする請求項12に記載の結晶欠陥領域の区分方法。
  16. 単結晶シリコンインゴット中の隣接位置で採取した2個の片または2枚のシリコンウェーハで形成された第1及び第2サンプルを備えるステップと、
    前記第1サンプルの一面を選択的エッチングして顕微鏡で観察するステップと、
    前記第2サンプルの少なくとも一面に金属を汚染させるステップと、
    前記汚染された第2サンプルを熱処理するステップと、
    前記熱処理された第2サンプルで汚染された面または汚染された面の反対面を肉眼で観察するステップと、を含み、
    前記第1及び第2サンプルに対する観察及び測定結果をまとめて前記単結晶シリコンインゴットの結晶欠陥領域を区分し、
    前記熱処理ステップは、ベイカンシー型点欠陷が優勢であるが、凝集した欠陷のないPv領域では、前記金属の析出物を前記サンプル内部に主に発生させ、格子間点欠陷が優勢であるが、凝集した欠陷のないPi領域では、前記金属の析出物を前記サンプル表面にヘイズ形態で発生させることを特徴とする結晶欠陥領域の区分方法。
  17. 前記熱処理された第2サンプルを発光分析法で測定するステップをさらに含むことを特徴とする請求項16に記載の結晶欠陥領域の区分方法。
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